2021.02.20

『左組通信』復活計画[4]<左利きプチ・アンケート>全公開(4)-週刊ヒッキイ第589号

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第589号 別冊編集後記


第589号(No.589) 2021/2/20
「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その13)
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [4]
 <左利きプチ・アンケート> 全公開(4)」


 


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右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして
左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
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第589号(No.589) 2021/2/20
「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その13)
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [4]
 <左利きプチ・アンケート> 全公開(4)」
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ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [4]
 <左利きプチ・アンケート> 全公開(4)第5回・第6回
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 「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年」
 の13回目です。


 2004年年頭から2009年年末までの更新し続けたホームページ
 『レフティやすおの左組通信』復活計画として、
 メイン・コンテンツを順に全面的に
 このメルマガで再生・復活させる、の4回目です。


 


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2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その13)


ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [4]


 <左利きプチ・アンケート> 全公開(4)
 
  第5回 左利き?と思うのはどんな仕草ですか
  第6回 生まれ変わってくる時は右利きor左利き?


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 ●<左利きプチ・アンケート> 全公開(4)


今回も、
アンケート作成サイト<プチ・アンケート>のサイトから
削除され、現在見ることのできない初期のアンケートのうち、
まずは第5回と第6回を紹介します。


 



アンケート投票者による「ご意見ボードへの書き込み」の転載は、
著作権等の観点から今回は割愛しました。
ご了承ください。


 


Hgenq000_20201217235401


(画像:今は亡きホームページ『レフティやすおの左組通信』の<左利きプチ・アンケート>ページのトップページ)

 ●第5回 左利き?と思うのはどんな仕草ですか


これもよくある質問でしょう。
それだけにある意味で根が深い、とも言えそうです。


 


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Penq5-600


(画像:今は亡きホームページ『レフティやすおの左組通信』の<左利きプチ・アンケート>の第5回のページのヘッド部分)

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左利きを考える レフティやすおの左組通信
 Lefty Yasuo's HIDARIGUMI Announcement
 
  <左利きプチ・アンケート>
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(初出)2004.8.9(最終)2005.11.1/2007.11.16
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<左利きプチ・アンケート>


第5回 左利き?と思うのはどんな仕草ですか


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 左利き?と思うのはどんな仕草ですか


日常生活のなかでいろんな出会いがあります。
左利きの人との出会いも少なくありません。
街でお店で、あるいは学校で職場で、ある人の仕草や動き、
身ごなしなどを目にして「あれ、この人左利き?」
と思う瞬間ってありますよね。
たとえばお昼の時間に偶然席がいっしょになった人が
左手でお箸を使いだしたとか、
お店の店員さんが左手で字を書いていたとか、
キャッチボールを始めたら相手が左投げだったとか、
ハサミを貸してといったら、
左手用だから…と言われてエッと思ったとか、
雑巾の絞り方が違っていたりとか、etc…。


貴方はどんな仕草や動作、
身ごなしで「この人は左利き?」と思いますか。
次のなかからこれが一番目に付く、わかりやすい、確かだ、
と思うものを選んでください。


今回は利き手には関係なくご投票をお願いいたします。


*一言言わせて、
というお方は投票後に表示されます一番下の
「ご意見ボード」をご利用ください。
もっと言わせて、というお方は掲示板もご利用ください。
貴方のご意見ご感想をお聞かせください。


 


1 字を書く
2 箸を使う
3 ハサミ、ナイフや包丁などの刃物類を使う
4 (ものを)手渡す、差し出す、(ボールなどを)投げる
5 (ものを)取る、受け取る、拾う
6 (ラケット・棒などを)振る、(かなづちなどを)打つ、叩く
7 (タオルや雑巾などを)絞る、(紐などを)よる、
 (針金などを)ひねる、ねじる
8 その他(具体的にお書きください)


 


結果/ご意見ボードを見る


 


*このアンケートは、
(2004.6.20-7.17)まで(4週間)に渡って実施されました。


当アンケートの受付は終了しました。
あしからずご了承ください。


 


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結果発表(2004.8.9)
実施期間2004.6.20-7.17(28日間)
投票総数:31 
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1 字を書く                      16
2 箸を使う                    8
3 ハサミ、ナイフや包丁などの刃物類を使う     1
4 (ものを)手渡す、差し出す、(ボールなどを)投げる 1
5 (ものを)取る、受け取る、拾う          2
6 (ラケット・棒などを)振る、(かなづちなどを)打つ、叩く 0
7 (タオルや雑巾などを)絞る、(紐などを)よる、
 (針金などを)ひねる、ねじる           0
8 その他(具体的にお書きください)        3


------------------------------------------------------------
 
結果を見ると圧倒的に「字を書く」が選ばれました。
ほぼ過半数を占めています。
これは日常の生活で比較的多く目にする行為で、
しかも目立ちやすい行動でもあるから当然だったかもしれません。
箸を持つことは食事の機会に限られるわけで、
どんな場面でも目にする行為というわけではありませんし、
その他の行動も、
一瞬に終わってしまうと気がつく暇がないということになります。


なんとなく身のこなしで、
という答えが「その他」としてありました。
利き手の判定、判別という観点から見れば、
この辺が案外一番確かかもしれません。
箸使いにしろ、字を書くという行為にしろ、
左利きの人は右手を使うように教えられる場合があります。


(昔はこれを左利きの「矯正」と呼び、
 左手を使いことを悪いこと、いけない行為、無作法な、
 あるいは見苦しい行為と考え、
 改めさせることが正しいこととされていました。)


そこで私は、人から教えてもらって身に付ける行為に関しては、
利き手の判定からははずして考える方が良いという意見です。
あくまでも自然に振舞う行為の中から利き手を見定める方が良い
と思います。


私の予想としては、上から順番に減った行くかな、
という感じを持っていました。
一応は利き手判定テストの類を参考に、選択肢を考えました。
そのときに利き手判定の要素として、
重要度の高いとされている行為を順に取り込んで見ました。


意外に「刃物類」の票数が少なく感じました。
左手・左利き用の刃物類の普及率がまだまだ低く、
仕方なく右手を使用する人もいるということでしょうか。
もちろん、
人前で包丁等を使う機会が少ないということもありましょう。
また、日本料理では右手で包丁を使う用に指導されるそうです。


昔、左利きのなのに右手で包丁を使う練習をしている板前さんを
見ました。よく手を切ってしまうのだと嘆いていました。
私個人としては、向きが一定にそろっていれば
お造りがどっち向きでもかまわないように思うのですが…。
左利きのお寿司の職人さんとお話したときも、いわれなければ、
握りの並べる向きなどもまったく気がつきませんでした。
右利きの職人さんのものといっしょに並べるとすぐに気がつくよ、
というお話でした。


 


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


2021.2.16(追記)


(略)


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 ●第6回 生まれ変わってくる時は右利きor左利き?


これも面白い要素のある質問だと思います。
左利きの人は左利きをどう思っているのか、窺えそうで。


 


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Penq6-600


(画像:今は亡きホームページ『レフティやすおの左組通信』の<左利きプチ・アンケート>の第6回のページのヘッド部分)

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左利きを考える レフティやすおの左組通信
 Lefty Yasuo's HIDARIGUMI Announcement
 
  <左利きプチ・アンケート>
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(初出)2004.8.14(最終)2004.10.16/2007.11.16
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<左利きプチ・アンケート>


第6回 生まれ変わってくる時は右利きor左利き?


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生まれ変わってくる時は右利きor左利き?


この次生まれ変わってくるとしたら、


貴方は「右利き」それとも「左利き」のどちらが良いと思いますか。
右利きの人はやはり「右利き」でしょうか。


それとも左利きにあこがれていたから「左利き」の人生を、と望まれますか。
一方、左利きの方はどうでしょう。


不便な思いをすることのない「右利き」でしょうか。


それともやはり「左利き」が良いと思いますか。
いずれかひとつを選んでお答えください。


*投票者の利き手別で選択肢を用意しています。
ご自身でご自分の利き手を右もしくは左と、
どちらか判断した上で投票してください。


*一言言わせて、
というお方は投票後に表示されます一番下の
「ご意見ボード」をご利用ください。
もっと言わせて、というお方は掲示板もご利用ください。
貴方のご意見ご感想をお聞かせください。


 


1(右利きの人)「やはり右利き」
2( 〃 )  「今度は左利き」
3( 〃 )  「どちらともいえない」
4(左利きの人)「やはり左利き」
5( 〃 )  「今度は右利き」
6( 〃 )  「どちらともいえない」


 


結果/ご意見ボードを見る


*このアンケートは、
(2004.7.18-8.14)まで(4週間)に渡って実施されました。


 


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投票結果(初出締切時)
実施期間2004.7.18-8.14(4週間)総数25
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1 (右利きの人) 「やはり右利き」    1
2 ( 〃 )   「今度は左利き」    1
3 ( 〃 )   「どちらともいえない」 1
4 (左利きの人) 「やはり左利き」    14
5 ( 〃 )   「今度は右利き」    2
6 ( 〃 )   「どちらともいえない」 6


------------------------------------------------------------
結果発表(2004.10.16)
実施期間2004.7.18-8.14(4週間)
投票総数:25(右利きの人:3/左利きの人:22)
------------------------------------------------------------


 


投票総数が多くないので、
右利きの人に関してはなんとも言いかねますが、
少なくとも左利きの人においては、
圧倒的に「左利き」を選ぶ人が多かったといえます。
およそ三分の二の人が「左利き」を選んでいます。


大なり小なりそれぞれの人が今まで歩んできた
自分の左利きの人生に不便さや不満を持っていながらも、
来世でも「左利き」を選ぶという事実は
何を意味しているのでしょうか。


もちろん人それぞれの考えに裏打ちされたものがあるのでしょう。
一概にどうこういうことはできません。
しかし、何か重いものを感じます。
自分の人生を肯定的に捉えている、
あるいは捉えたい結果ではないでしょうか。
少なくとも否定的に捉えたくないという現れでしょう。


一方で、「どちらともいえない」という意見も
無視できない数字になっています。
やはり現実の生活の中での左利きの不便さや
左利きに対する過去の偏見や差別というものが尾を引いて、
できるものならそれらと無縁な人生を望む
という気持ちもないわけではない、
という迷う気持ちが出ているのでしょうか。


特に、かつては左利きの子に対して、
箸使いや字を書くことを中心に左手使いをやめさせて
右手を使わせる行為が「矯正」*と呼ばれて、
「当然のこと、正しいこと、躾の一環」として行われてきました。
子供が本来もつ固有の自然な性質を無視して、
人為的な変更を強要して来ました。
その結果多くの子供が泣かされてきたことは事実でありながら、
子供の将来のため、という言葉で擁護されて
今日まで、その影響は連綿と続いています。


この行為に対する反発も左利きの人の中には少なくありません。
それが左利きに対するマイナスの評価になり、
来世における利き手の選択にも
迷いを与えることにつながっているのではないかと考えられます。


私自身も、「左利き」に投票しましたが、
これは左利きである自分自身に対する一種の「エリート意識」
「選民―神に選ばれた人―意識」といったものを刺激する
という側面もあります。また、単純に
今まで左利きとして生きてきた自分の人生を否定したくない
という気持ちの表れでもあります。


誰だって自分の人生を無意味なものと考えたくはないでしょう。
だからこそ来世においても有意義な価値ある人生、
楽しい素敵な人生を望んでいるのではないでしょうか。


そこでは、
もうひとつの可能性も追いかけたい気持ちもあるけれど、
もう一度この人生を立派に生き抜いてみたい
という気概もあるのではないでしょうか。


 


*注 
「左利きの矯正」については、「私論2」を参照してください。


私は「矯正」という言葉を使わないようにするべきだ、
と考えています。用語として明らかに誤りであるからです。
もっと簡単に「右手を使う」「右手使いする」といった表現で十分です。
「右手を使わせてみよう」という試行の場合は、
そのまま使うか「右手使いを試みる」で良いのではないでしょうか。
「正しい」「直す」といった意味を持つ「矯正」という言葉を
「左利き」に適用することは不適切なことです。
「左利き」に対する正しい理解を持たない人に、
誤った印象を与えかねません。
「矯正」の言葉の意味を十分理解せずに、単に「変更」の意味で
「“左利き”に対する熟語」として使っている人もみかけますが、
これも問題です。
誤解を与えぬよう、言葉は正しく使いましょう。


 


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2021.2.16(追記)


(略)


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本誌では、「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その13)
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [4]
 <左利きプチ・アンケート> 全公開(4)」
と題して、
アンケートの第5回と第6回を紹介しています。


今回も、全公開です。
ただし、今年(2021年)の追記だけは省略しています。


本誌購読者の皆様向けの特典となるものとして、非公開としておきます。


全公開では、こっちだけ読んでればいいや、ということになりかねません。
これではいけないので……。


 ・・・


詳細は、本誌で。


*本誌のお申し込み等は、下↓から
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2021.02.06

1970年代は左利き観の転換期「わたしの彼は左きき」の時代-週刊ヒッキイ第588号

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第588号 別冊編集後記

第588号(No.588) 2021/2/6
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24―
 左利き本のために――左利きの人生を考える(4)
 「わたしの彼は左きき」の時代:1970年代(3)」
 ――1970年代は日本における左利き観の転換期だった

 

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左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
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第588号(No.588) 2021/2/6
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24―
 左利き本のために――左利きの人生を考える(4)
 「わたしの彼は左きき」の時代:1970年代(3)」
 ――1970年代は日本における左利き観の転換期だった
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 「左利き本のために――左利きの人生を考える」
 の第4回目です。

 ここ二回は、昨年10月7日に逝去されました作曲家、
 筒美京平さんの作曲された「わたしの彼は左きき」について、
 発表当時の左利き事情を、私の経験と照らし合わせながら、
 書いて来ました。

 

第580号(No.580) 2020/10/3
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24―
 左利き本のために――左利きの人生を考える(1)」

2020.10.3
左利きの人生を考える(1)「左利きライフ」ってなんだ?
-週刊ヒッキイ第580号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2020/10/post-74d0ad.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/9fd4faf107df28e356f39f62a2c1c2b2

 

第582号(No.582) 2020/11/7
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24―
 左利き本のために――左利きの人生を考える(2)
 「わたしの彼は左きき」の時代:1970年代(1)」

2020.11.7
左利きの人生を考える(2)「わたしの彼は左きき」の時代:
1970年代(1)-週刊ヒッキイ第582号

 

第584号(No.584) 2020/12/5
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24―
 左利き本のために――左利きの人生を考える(3)
 「わたしの彼は左きき」の時代:1970年代(2)」

2020.12.5
左利きの人生を考える(3)「わたしの彼は左きき」の時代:
1970年代(2)-週刊ヒッキイ第584号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2020/12/post-353947.html

 

 今回は、1970年代が日本における
 左利きに関する考え方、左利き観の転換期であった
 という事実を様々な事実を集めて、
 改めてチェックしておこうと思います。

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 左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24―
  (左利き本のために)――左利きの人生を考える(4)
  ◆ 1970年代は日本における左利き観の転換期だった ◆
   ~ 「わたしの彼は左きき」の時代(3) ~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

というわけで、今回はちょっとした左利き年表の発表です。

210205hidarikiki-no-hon

(画像:(書影)手持ち本『左利きの秘密』『右きき世界と左きき人間』『左ききの本』『左利きの本』『左と右の心理学』『鏡の国のアリス』『赤毛のサウスポー』)

 ●1970年代は日本における左利き観の転換期だった

日本における左利き(解放)の歴史について考えるとき、
1970年代が一つの大きな転換期であったように感じます。

大きくいえば、やはり戦後のアメリカ民主主義の導入が
一つの契機になっているように見受けられます。

しかし、これは世の中全般の変容の中の一端でもあったので、
社会全体の大きな変化の枠の中の一端で、
左利きに特化したものとは言えません。

左利き解放の面からいえば、
意義的には二次的な収穫という見方もできるように思います。

その点、明らかに左利きに関する変化という面での変容の時代は、
1970年代であった、と思うのです。

では、1970年代、左利きには、
どのような変化があったのでしょうか。

左利きに関する出来事を年代順にまとめてみましょう。

 ・・・

◆(70年代を迎えるにあたって)
1968(昭和53)年

アメリカ留学から帰国後クリニックを開業された
精神科医・箱崎総一先生が、アメリカ時代には見られなかった
左利きの悩みで苦しむ患者さんが多いのに気付き、
左利きについて啓蒙する最初の左利きに関する本

『左利きの世界』箱崎総一 読売新聞社

 

―後の〈左利き友の会〉主宰者で精神科医による、
日本初の左利き応援本? <“左利き”の旗手>として、
戦後『太陽の季節』により文壇の寵児となり、
政治家に転身した石原慎太郎さんと
芸能界の左利きとして《わが国の映画界で活躍している一家》
高田浩吉さんとその娘・高田美和さんを紹介し、
高田美和さんの「手記」を掲載。

を出版されました。

この本については、
メルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』でも
「左利き者の証言」の中で紹介させていただきました。

 

201106hakozakisouiti

(画像:『左利きの秘密』カバー裏の箱崎総一先生の略歴と写真)
Hakozaki_souiti

(画像:(書影)『左利きの世界』『左利きの秘密』)

 

◆1971(昭和56)年

箱崎総一先生は、このような患者さんたちを救うために
「左利き友の会」を組織します。

 

(「左利き友の会」のできたころ)

大正10年の生まれ、生まれつきの左利きの書家・鈴木金造さんは、
左手の書道教室を開き、左利きの子供たちに教えた。
近所の小学校を回って
左利きの子供たちに左手で書かせる運動を起こそうとしたが、

 《「左利きの子どもに、左で書かせることが、
  ほんとうにいいことなのかどうか、
  責任がもてないような気がしたからです」》p.176

という悩みで、中断した。

相談した書道家たちの一致した意見は、

 《「書を左手で書くなんて考えられない。
  そんなばかなことを考えるな」
  「君は左利きなのに、右手で立派に書いているんだろう。
  君がいい手本じゃないか」》p.176

当時はまだ世間的に左手使いを忌避する傾向にあるだけでなく、
特に書道界においては「字は右手で書くものだ」というのが、
鉄板の常識で、「左手で書く」という発想自体がなかったのです。

鈴木さんは、書に関しては左右利きで、
どちらで書いても見る人には区別がつかない。
楷書は右利きむきに作られ、ひらがなも右利き向き。
だが、草書、行書になると、
左手で書いた方がよい味が出るときがある。
書道展に出した作品にも左手で書いたものがあるそうで、
それを明言しないのは、

 《左手で書くことが一種のむほん行為とみなされ、
 書道界で孤立してしまうからにちがいない。》p.177

と、著者の草壁さんは書いています。

『左利きの本――右利き社会への挑戦状』ジェームス・ブリス、
ジョセフ・モレラ 草壁焔太訳(講談社 1980(昭和55).12)より

これもhikkiiで書きました。 

 

◆1972(昭和47)年

(6/1)広瀬正さんの左利きテーマのSF小説
『鏡の国のアリス』(河出書房新社)

 

(『広瀬正・小説全集・4 鏡の国のアリス』集英社文庫)

 

―反転世界に迷い込んだ男性を主人公にしたもので、
 箱崎先生と左利き友の会をモデルにした会が登場する。

が出版されました。

またこの年(1/1)
イギリスの左利き研究家、マイケル・バーズリーさんの

『右きき世界と左きき人間』マイケル・バーズリー
 西山浅次郎訳 TBS出版会(発売・産学社)

 

(原著 Left-handed Man in a Right-handed World, 1970)
―左利きのイギリス人左利き研究家の著者が代表を務める
 左利きクラブのこと、
 ロンドンに開店した左利き専門店のことなど。

これもhikkiiで紹介しました。

 

◆1973(昭和48)年

(1/1)『左ききの本』マイケル・バーズリー 西山浅次郎訳
 TBS出版会(発売・産学社)

(原著 The Left-handed Book―An Investigation
into The Sinister History of Left-Handedness,初出1966)
が出版。

この年の夏(7/5)、麻丘めぐみさんの歌う
「わたしの彼は左きき」(作詞・千家和也 作編曲・筒美京平)

 

が登場します。

左利きのイメージ・アップと偏見打破に大きな力となりました。

この年は、
左打ちのプロ野球選手、世界のホームラン王と呼ばれることになる、
王貞治さんが日本で二人目、自身初の三冠王に輝きました
(翌年も)。

 

◆1975(昭和50)年

(1月)左利き友の会『左利きニュース』42号をもって活動停止、
という悲しいニュースがありました。

(1975(昭和50)年ごろか?)
左利きのすし職人【油井隆一】30代はじめ?
―結婚し子供ができた後、鮨職人の修業を始める
 《洋食への未練もあったし、
  一八〇度切り換えて鮨に進むには左利きも気になった。
  しかし、それとなく調べたところ、
  左利きの包丁がないわけではない。
  少ないことは事実だが、世の中、左利きの鮨職人もいる。
  親父の後を継ぎたい、
  口に出したとたんそれが現実となったような気がした。》

 《諸々のハンディを克服して、油井が一人前の職人となり、
  つけ場に立つのは、昭和五十年代の後半である。
  三〇代半ばに達していた。》
  『鮨に生きる男たち』早瀬圭一 新潮文庫より

これもhikkiiで紹介しました。

 

◆1976(昭和51)年

プロ野球・読売ジャイアンツに、
安打製造機と呼ばれた張本勲選手が入団。

ON砲に変わるOH砲が誕生し、
〈左利きの時代〉を現す代名詞のようにいわれたものでした。

(少なくとも私のまわりではそういう風にいわれたものでした。
 当時、中学のクラス同窓会があり、
 先生宅での二次会で食事をいただいたとき、
 左手で箸を持つ私にたいして。)

 

◆1977(昭和52)年(8/1)

大リーグ初の女性(左腕)投手の活躍を描いた
『赤毛のサウスポー』ポール・R・ロスワイラー 稲葉明雄訳 集英社

 

(『赤毛のサウスポー』集英社文庫 1979/4/1)

 

が出版されました。

(9/5)には、
王貞治選手が、ホームラン世界新記録通算756号を達成し、
国民栄誉賞受賞の第1号に。

さらに、1977年には、
日清食品のインスタントうどん「どん兵衛」が発売され、
左利きの山城新吾さんと川谷拓三さんのお二人が
それぞれ左手箸で食べる、
かけ合い漫才のようなCMがヒットしました。

(これをみて、左手箸ゆえに外食が嫌だった私も、
 勇気を持って
 人前でもご飯が食べられるようになったものでした。)

 

◆1978(昭和53)年(3/25)

王選手モデルにした強打者と対戦する左腕投手を描く、
ピンクレディー「サウスポー」(作詞・阿久悠 作曲・都倉俊一)

 

が発売されヒットしました。

(3.31)
『左と右の心理学 からだの左右と心理』
マイケル・C・コーバリス、イヴァン・l・ビール
 白井常、鹿取廣人、河内十郎共訳 紀伊國屋書店 
(The Psychology of Left and Right, 1976)

 

◆1979(昭和54)年

(6/1)箱崎総一先生の
『左利きの秘密』箱崎総一 立風書房 マンボウブックス

 

が出版され、「左利き友の会」のことなどが語られました。

(12/20)には、♪左ききのあなたの手紙~で知られる、
アリスの「秋止符」(作詞・谷村新司 作曲・堀内孝雄)

も発売されました。

 

◆1980(昭和55)年

(4/5)映画『ミスターどん兵衛』
山城新吾企画・製作・脚本・監督・主演、共演川谷拓三、他
(山城新吾と川谷拓三の日清どん兵衛のCMがヒットし、映画に。)

同年には、
『右手の優越』R・エルツ 吉田禎吾、内藤莞爾訳 垣内出版 

(『右手の優越―宗教的両極性の研究』ロベール エルツ
吉田禎吾,板橋作美,内藤莞爾 訳 ちくま学芸文庫 2001/6/1 )

 

(12/20)には、
『左利きの本―右利き社会への挑戦状』
ジェームス・ブリス/ジョセフ・モレラ 草壁焔太訳 講談社
(原著 The Left-handers' Handbook)

が出版されました。

 ・・・

ザッとこんな感じでした。

 

 ●1980年代からの展開

70年代には、
箱崎総一先生の『左利きの世界』と『左利きの秘密』、
マイケル・バーズリーさんの『右きき世界と左きき人間』と
『左ききの本』という翻訳本、1980年にも、
ジェームス・ブリス/ジョセフ・モレラと
翻訳および日本の部の草壁焔太さんの
『左利きの本―右利き社会への挑戦状』といった
左利きをテーマにした1冊の本が出版されるようになりました。

これは、利き手の科学的な研究者・学者といった専門家ではない、
左利きに関心を持つアマチュアの研究家等の人たちによる、
左利きについての社会的文化的な研究書・啓蒙書でした。

 

しかし、1980年代に入りますと、

1987(昭和62)年(9/1)には、
精神科医の斎藤茂太さんの
『左ききの人の本 右にでるモノがない!』エムジー

 

といった左利き応援本だけでなく、
利き手や利き足等の利き側(ラテラリティ)研究の
専門家の手になる研究書も出版されるようになりました。

 

1983(昭和58)年(6/1)
『左利き学―その脳と心のメカニズム』J・ヘロン編
 近藤喜代太郎、杉下守弘訳 西村書店

 

1989(昭和64・平成元)年(6/1)
『右利き・左利きの科学』前原勝矢 講談社 ブルーバックス

といった専門家による一書が登場します。

 

こうして90年代になりますと、

 

1991(平成3)3月には

『モノ・マガジン』1991年4月2日号 No.188
「特集/左を制するものは時代を制す/左利きの商品学」
ワールド・フォトプレス

Mono-magazine199142_20200715230801

(画像:(書影)『モノ・マガジン』1991年4月2日号 No.188「特集/左を制するものは時代を制す/左利きの商品学」)

が出版され、この大いなる刺激により、
私のようなアマチュアの研究家が
本格的に活動を始めるようになるのでした。

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本誌では、「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24―
 左利き本のために――左利きの人生を考える(4)
 「わたしの彼は左きき」の時代:1970年代(3)」
 ――1970年代は日本における左利き観の転換期だった」
と題して、
1970年代の日本における左利きに関する出来事を本を中心に年表仕立てで紹介しています。

今回は、1970年代の年表ということで、全文を転載しています。
読者の皆様からも情報をいただけたら、という思いからです。

 

ほんとうは左手・左利き用品の類いなども年表に組み込んでいきたいのですが、思うように初出年代を究めることができません。

左手(左利き)用ハサミ一つとっても、一般向けに商品として流通し始めた時点を定めることができません。
現在左手用ハサミを製造販売しているメーカーさんでも、始発の時点が明らかになっていないのです。

社史などを調べてもその辺の細かい情報まではなかなか見つけられません。

 

私も紙で活動していた時代にいただいたいくつかのデータを持っています。

あるメーカーさんの担当者さんから開発のいきさつについて書かれた書き物をいただいたことがありました。
そのうち改めて整理しなければ、と思っています。

現時点で簡単に調べられるのは、本やレコードぐらいです。
ということで、こういう結果になっています。

いずれもう少し内容の整ったものにしてゆきたいと考えています。

さて、どうなりますことやら。

 ・・・

詳細は、本誌で。

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』

 

『レフティやすおのお茶でっせ』〈左利きメルマガ〉カテゴリ

 

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2021.01.16

『左組通信』復活計画[3]<左利きプチ・アンケート>全公開(3)-週刊ヒッキイ第587号

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◇◆◇◆ 左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii ◆◇◆◇◆ 
【左利きを考えるレフティやすおの左組通信】メールマガジン

 

右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして
左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
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第587号(No.587) 2021/1/16
「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その12)
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [3]
 <左利きプチ・アンケート> 全公開(3)」
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ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [3]
 <左利きプチ・アンケート> 全公開(3)
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 「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年」
 の12回目です。

 2004年年頭から2009年年末までの更新し続けたホームページ
 『レフティやすおの左組通信』復活計画として、
 メイン・コンテンツを順に全面的に
 このメルマガで再生・復活させる、の3回目です。

┏ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┓
 2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その12)
  ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [3]
 <左利きプチ・アンケート> 全公開(3)
  第3回 左利きの子に右手使いを試みるべきか否か
  第4回 貴方の好きな左利きの呼び名は何ですか?
┗ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┛

 ●<左利きプチ・アンケート> 全公開(3)

今回も、
アンケート作成サイト<プチ・アンケート>のサイトから
削除され、現在見ることのできない初期のアンケートのうち、
まずは第3回と第4回を紹介します。


アンケート投票者による「ご意見ボードへの書き込み」の転載は、
著作権等の観点から今回は割愛しました。
ご了承ください。

 ●第3回 左利きの子に右手使いを試みるべきか否か

これは、私にとっては一番重要な問題、
特にその初期の活動においては、最も気になる問題でした。

Hgenq000_20201217235401

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左利きを考える レフティやすおの左組通信
 Lefty Yasuo's HIDARIGUMI Announcement
 
  <左利きプチ・アンケート>
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Enq3

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(初出)2004.5.22(最終)2004.6.4/2007.11.16
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<左利きプチ・アンケート>
 第3回 左利きの子に右手使いを試みるべきか否か
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 かつて左手で箸を使ったり字を書くことを無作法なことと考え、
 右手使いに変えるように強要する事が「左利きの矯正」
 と呼ばれて行われてきました。

 現在では左利きが生来のもので
 ひとつの個性として考えられるようになり、
 自然に任せる教育が浸透してきました。

 しかし、現実は社会の多数が右利きで、
 道具その他生活上の不便さなどを思うと、
 字を書くことや箸を使うことなど
 特定の作業だけは右手でできた方がよいのでは、
 という考えを持つ方もいます。

 また実際に、
 私は右手使いに変えてよかったという経験談も聞かれます。
 右手使いを試みるべきか否かと
 悩む親御さんは少なくありません。

 このような左利きの子に箸を使うことや字を書くことなど
 特定の作業だけでも右手使いを試みるべきか否か、
 という相談に接したとき貴方はどのようにアドバイスしますか?
 次のなかからひとつを選んでください。

 投票者の利き手別で選択肢を用意しています。
 ご自身でご自分の利き手をどちらか判断した上で
 投票してください。

*一言言わせて、というお方は投票後に表示されます一番下の
 「ご意見ボード」をご利用ください。
 もっと言わせて、というお方は掲示板もご利用ください。
 貴方のご意見ご感想をお聞かせください。

1(右利きの人)絶対賛成―必ず成功する、やるべきだ
2(  〃  )積極的賛成―積極的に試みるべき、
         ダメでもともとできればプラスになる
3(  〃  )消極的賛成―基本的には反対だが、
         現状では試みるだけなら否定はしない
4(  〃  )絶対反対―プラスにならない、
         成功しても失敗しても問題が残る、
         自然に任せるべき
5(左利きの人)絶対賛成―必ず成功する、やるべきだ
6(  〃  )積極的賛成―積極的に試みるべき、
         ダメでもともとできればプラスになる
7(  〃  )消極的賛成―基本的には反対だが、
         現状では試みるだけなら否定はしない
8(  〃  )絶対反対―プラスにならない、
         もし万一成功しても問題が残る、
         自然に任せるべき

結果/ご意見ボードを見る

*このアンケートは、(2004.4.25-5.22)まで
(4週間)に渡って実施されました。

------------------------------------------------------------
投票結果(初出締切時) 実施期間2004.4.25-5.22(28日間)
------------------------------------------------------------

1(右利きの人) 絶対賛成―必ず成功する、やるべきだ 0
2(  〃  ) 積極的賛成―積極的に試みるべき、
         ダメでもともとできればプラスになる 1
3(  〃  ) 消極的賛成―基本的には反対だが、
         現状では試みるだけなら否定はしない 6
4(  〃  ) 絶対反対―プラスにならない、
         成功しても失敗しても問題が残る、
         自然に任せるべき        1
5(左利きの人) 絶対賛成―必ず成功する、やるべきだ 0
6(  〃  ) 積極的賛成―積極的に試みるべき、
         ダメでもともとできればプラスになる 4
7(  〃  ) 消極的賛成―基本的には反対だが、
         現状では試みるだけなら否定はしない 22
8(  〃  ) 絶対反対―プラスにならない、
         もし万一成功しても問題が残る、
         自然に任せるべき        20
------------------------------------------------------------

【投票結果について】

回答別では「消極的賛成」が最多です。

利き手別に見ると、
右利きの人では「消極的賛成」が多いのに対し、
左利きの人では「絶対反対」とほぼ同数になっています。

左利きの人の意見によると、右手使いに成功しても、
弊害を感じる人が少なくありません。
中途半端は両手使いになり、
新しいことを始めるときにどちらの手を使うべきか迷う、
とっさに右左の区別がつかないなど。
無理な「矯正」は心身ともに弊害があると訴える方もいました。

賛成意見は、両手が使えることは便利で、
挑戦してみる価値がある、というもの。

―まとめ―

・基本的には、右利きであれ左利きであれ、
 自然に任せてそれぞれの利き手を生かすべきだある。
・左利きといっても、両利き的な要素を持つ人もあり、
 利き手を判別する意味で
 右手使いを試してみても良いのではないか。
・現状の右利き偏重社会では
 もし右手が使えればそれに越したことはないし、
 両手が使えれば便利である。
・試す場合は訓練ではなく、
 遊びの一環としてみんなで楽しんでやるのが良い。
 もし、本人が嫌がる場合は即座に止める。
・右手使いができるようになっても、
 それなりに悩みの種がある。

【やっちゃんのアドバイス】―2004.5.5―

左利きの子への右手使いの指導については、

「私論2/(かつては「左利きの矯正」と呼ばれた)
 右手使いを試みる行為について:
「〈矯正〉すべきは〈右利き社会〉」」のなかで、

従来からの私の考えを書いています。

基本的には今もこの考えは変わりません。

しかし、その後多くの方からのご意見を伺い、
若干の修正を加え、
ひとつのアドバイスとしてここにまとめてみます。

 ・・・

左利きの子の右手使いを考えるとき大事な点:
 ことわざ「敵を知り己を知れば百戦危うからず」

1.「利き手」というものを正しく理解する―
 左利きの本なり科学解説書を2,3冊は読む。
 左利きについてのサイトで体験談や左利き情報を知る。

2.子供の利き手を見極める―利き手は成長の過程で、
 左右の成長のバランスの違いから一時的に右利きに見えたり、
 左利きに見えたりします。
 最終的に明らかになるのは8歳ぐらいといわれています。
 だいたいの目安がつくのは5,6歳。
 早い子は2,3歳で使う手が決まっている場合もあるようです。

3.その子にとってどうするのがよいか判断する

 

私の考えを述べますと、
昔は左利きの成因などわからず、左手使いは無作法だとか、
見苦しいといって右手使いにさせることを
「左利きの矯正」と呼んで躾として正しいことと考え、
実行されてきました。

その後、科学の進歩から左利きは脳神経系に関わるもので
生来の性質と判明し、自然に任せる方向になっています。

しかし実際にこの世の中は右利きの人が多数派で、
社会は右利きに有利にできているので、
右手使いができた方が良いのでは?、
と言う疑問が生まれるというわけですね。

 

●利き手は「才能」―左利きは左手がうまく使える「才能」

利き手を「才能」と考えてください。
「才能」があって「努力」する人(右利きで日常右手を使う人)
に、左利きの子が「努力」だけで追いつくのはむずかしい。
まったく「才能」がないのなら
無理をしても「努力」させるべきでしょう。
しかし、別の「才能」(左利き)があるのなら
その「才能」を活かす方法を考えてやる方が子供のためでしょう。

 

●「才能」にはレベルがある―「才能」のレベルを見極める

才能ですからレベルがあります。
ある人はどちらもそこそこあるかもしれません。
右手も使えるかもしれません。
そこで才能を見極めるため、
右手使いを試してみることは必要かもしれません。

左利きの子だけを特別扱いしない―
マイナスのイメージを与えない

しかしそのとき大切なのは、その子だけが特別で、
訓練が必要なのだというような意識を持たせないこと。
マイナスのイメージを与えないこと。
よく両手が使えると便利だから、という方がいます。
しかし両手が使えて便利になるのは、右利きの人でも同じです。
名人といわれる職人さんはみな両手をうまく使える人です。

左利きの子だけに右手使いを強要するのはよくないと思います。
親子で(兄弟がいればみんなで)楽しくチャレンジしてください。

 

●みんなで楽しくチャレンジ
 ―子供の身になって、苦労してみよう!

しかし両利きといわれる人には、
またそれなりに苦労があるようです。
どちらか一本の方がよかったという体験を述べる方もいます。
逆に右手使いをできるようになってよかったという人もいます。

私のように幼稚園時代に左腕を骨折しても、
左使い一本のものもいます。
左利き度というものは人によりそれぞれです。
よく利き手を見極め、その子の反応も見て子供本位で考えて、
親子で楽しく苦労して欲しいものです。

 

●利き手に関わらず、差別や不便のない社会に!

最後に一言、
左利きで差別されたり
嫌な思いや不便を強いられたりする世の中というものは、
その社会の方に問題があるのです。
本来は子供に適応させるのでなく、
社会そのものを変えてゆくべきなのです。
男女の問題でも人種の問題でも障害者の問題でも同じように。
私は左右共存社会の実現を夢見ています。

 

※参照:右手使いへの変更(矯正)について
―レフティやすおの左利き私論 2―
:左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ
―レフティやすおの左利き私論 3―

「お茶でっせ」関連記事―2004.5.16
なぜ今アンケート
「左利きの子に右手使いを試みるべき否か」なのか
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2004/05/post_6.html

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左利きを考える レフティやすおの左組通信
 Lefty Yasuo's HIDARIGUMI Announcement
 
  <左利きプチ・アンケート>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Enq4

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(初出)2004.6.20(最終)2004.6.23/2007.11.16
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<左利きプチ・アンケート>
 第4回 貴方の好きな左利きの呼び名は何ですか?
------------------------------------------------------------

 左利きをあらわす呼び名といえば、
 日本語としては「左利き(の人)」「(左)ぎっちょ」、
 英語から来たものでは「サウスポー」「レフティ(ー)」などが
 あります。

 一言で左利きの呼び名といっても、
 人それぞれさまざまな思いをお持ちのようです。

 「××」と呼ばれて嫌な思いをした、「○○」の方がいい。
 カタカナ言葉より日本語の方がわかりやすい。
 いや、カタカナの方が差別くささがなくてすっきりする。
 なんかカッコイイ、などと。
 あるいは普通に「左利き」でよい、という人もいます。

 「(左)ぎっちょ」は「差別語」と考える人もいます。

 (私は最近「ぎっちょ」の語感も「結構かわいいじゃん!」
  と感じるようになっています。)

 「サウスポー」は本来は左腕投手を意味する言葉でしたが、
 あるアメリカ人はアメリカ発の非差別的用語として
 世界中に広まった言葉であると自慢しています。

 (ジェームス・ブリス/ジョセフ・モレラ
  『左利きの本―右利き社会への挑戦状』
  草壁焔太訳 講談社「われらの右利き社会」21p
  〈左利きにとっても不快でないアメリカのスラング
   「サウスポー」が急速に世界中に広まった。〉)

 日本でもピンクレディーの歌で、
 広く一般にも知られるようになりました。

 しかしこれも、「ポー」は動物の前足を指す言葉で、差別語だ、
 証拠に右利きを「ノースポー」とは言わないだろう、
 という意見もあります。
 (ジーニー・ヘロン編集『左きき学 その脳と心のメカニズム』
  近藤喜代太郎 杉下守弘監訳(西村書店)
  「第1章 左利き:初期の学説、事実、空想」
  ローレン・ユリウス・ハリス 4p(欄外注釈)
 〈“サウスポー”は侮辱用語ではないが、
  少数者を差別する用語には相違ない。
  右きき党首は決して“northpow”とよばれるわけではない。〉)

 「レフティ(ー)」は、長島元巨人軍監督が「レフティーズ云々」
 の発言により市民権を得たようです。

 さて、貴方がご自分で「こう呼ばれたい」と思う呼び名、
 あるいは「私はこう呼んでいる」という
 呼び名を教えてください。
 次のなかからひとつをお選びください。

 また、こういう呼び名もあるよ、
 というご意見もお待ちしています。

*投票者の利き手別で選択肢を用意しています。
ご自身でご自分の利き手をどちらか判断した上で投票してください。

*一言言わせて、というお方は投票後に表示されます
一番下の「ご意見ボード」をご利用ください。
もっと言わせて、というお方は掲示板もご利用ください。
貴方のご意見ご感想をお聞かせください。

1(右利きの人)「左利き(の人)」
2( 〃 )  「(左)ぎっちょ」
3( 〃 )  「サウスポー」
4( 〃 )  「レフティ(ー)」
5(左利きの人)「左利き(の人)」
6( 〃 )  「(左)ぎっちょ」
7( 〃 )  「サウスポー」
8( 〃 )  「レフティ(ー)」
9その他(具体的にお書きください―例:レフトハンダー)

結果/ご意見ボードを見る

*当アンケートでは、右利きと左利きの二通りに分類しています。
どちらとも分類しにくい
いわゆる両利きといわれる人に関しましては、
あくまで自主的判断でどちらかで投票していただきたいと存じます。

*このアンケートは、(2004.5.23-6.19)まで
(4週間)に渡って実施されました。

------------------------------------------------------------
投票結果(初出締切時)
実施期間2004.5.23-6.19(28日間)
------------------------------------------------------------

1 (右利きの人) 「左利き(の人)」 5
2 ( 〃 )  「(左)ぎっちょ」 0
3 ( 〃 )  「サウスポー」 0
4 ( 〃 )  「レフティ(ー)」 1
5 (左利きの人) 「左利き(の人)」 22
6 ( 〃 )   「(左)ぎっちょ」 2
7 ( 〃 )   「サウスポー」 2
8 ( 〃 )   「レフティ(ー)」 6
9 その他(具体的にお書きください―例:レフトハンダー) 2

------------------------------------------------------------

(略)

*「レフティやすおのお茶でっせ」6/9付記事
「「サウスポー」は人気薄―
 アンケート中間発表と意外に感じたこと」
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2004/06/post_1.html
―中間発表並びに感想を掲載しています。

 

------------------------------------------------------------
結果発表(2004.6.23)実施期間2004.5.23-6.19(28日間)
------------------------------------------------------------

投票総数:40 (右:6 左:34)
 左利き(の人):27 (左)ぎっちょ:2 サウスポー:2
 レフティ(ー):7 その他:2

1 右利きの人 左利き(の人) 5
2  〃  (左)ぎっちょ 0
3  〃  サウスポー 0
4  〃  レフティ(ー) 1
5 左利きの人 左利き(の人) 22
6  〃  (左)ぎっちょ 2
7  〃  サウスポー 2
8  〃  レフティ(ー) 6
9 その他(具体的にお書きください―例:レフトハンダー) 2

------------------------------------------------------------

圧倒的に「左利き(の人)」が多数を占めました。
当然の結果といえば、そうですが、
ご意見欄にもありましたように、
右利きと対になっている言葉であり、最もふつうの言い方である、
この言葉が支持されました。

私としては、もっと他の言い方が支持されるかもしれない、
という思いがありました。
平凡を嫌い、特別な存在としての
左利きをアピールする言葉を支持する人があるのではないか、
と考えたのですが…。

変に目立つよりは、平凡が一番。

異端視されるのは嫌、蔑視されるのはもっと嫌、
でも変に持ち上げられるのも困る、
ごくごくふつうの存在として見て欲しい、
という気持ちの表れか、という解釈は考えすぎでしょうか。

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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

本誌では、「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その12)ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [3]<左利きプチ・アンケート> 全公開(3)」と題して、今はなき私のホームページ『レフティやすおの左組通信』から<左利きプチ・アンケート>の第3回と第4回のアンケートを結果とともに紹介しています(第4回は一部を省略)。

「第3回 左利きの子に右手使いを試みるべきか否か」のアンケートは、本文にも書いていますように、《私にとっては一番重要な問題、特にその初期の活動においては、最も気になる問題でした。》
こちらは今ならもう少し違った結果になっているのかも、と言う気がします。

16、7年の変化というのはどうなのか、もう一度アンケートしてみたい気もします。

「第4回 貴方の好きな左利きの呼び名は何ですか?」も、ある意味では、左利きの人にとって非常に関心のあるものではないか、と思い取り上げました。
こちらはあまり大きな異論のない結果になっています。

左利きの呼び方一つで、その人の抱いている左利きに対する認識の違いが明らかになるのではないか、という予想だったのですけれど。

 ・・・

詳細は、本誌で。

 

*本誌のお申し込み等は、下↓から
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2021.01.02

2021(令和3)年 新春放談 自分の力の及ぶものと及ばないもの-週刊ヒッキイhikkii第586号

_○_
-- --
-- --

新年明けましておめでとうございます

新春を迎え読書の皆様のご多幸をお祈り申し上げます

旧年中はお世話になりました
本年もよろしくお願い申し上げます。

レフティやすお

 

2021nengalefty-yasuo

(画像:2021(令和三)年年賀状)

 

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

 ※『週刊ヒッキイ』は、
・ 2014年7月より
  月二回(第一・第三土曜日)の発行に変更しました。
・ 2019年10月より
  第一・第三土曜日の発行は、新規配信
  第二・第四土曜日の発行は、バックナンバーからの再配信
  に変更しました。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

引き続き、再配信はしばらくお休みとします。

 

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左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第586号(No.586) 2021/1/2
「2021(令和3)年 新春放談
自分の力の及ぶものと及ばないもの」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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○新春放談○ 自分の力の及ぶものと及ばないもの
------------------------------------------------------------

 今回は、久しぶり?に、新春放談です。

 (手抜きという見方もありますけれど……。)

┏ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┓
  ○新春放談○
   自分の力の及ぶものと及ばないもの
┗ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┛

年末に、
古代ローマの奴隷出身の後期ストア派の哲学者
エピクテトスの哲学書(弟子のアリアノスが筆記した)
『人生談義(上)』の新訳版が出版されました。

 

210101jinseidangi-1

・エピクテトス『人生談義(上)』國方栄二訳 岩波文庫
2020.12.15(2020/12/17)

彼の哲学は、人生哲学といった種類のもので、
その原点は奴隷時代の経験に立脚した哲学と言えるでしょう。

この『人生談義(上)』収録の『語録』の冒頭の
「第一巻第一章」の表題が今回の表題にした文の元ネタです。

 《「われわれの力の及ぶものとわれわれの力の及ばないもの」》

 《われわれの力の及ぶものは、
  最も善いように処理しなければならないが、
  力の及ばないものは
  自然のままに扱うようにしなければならないということだ。/
  「自然のままにとはどういうことだ」/
  神が望むままにということだ。》p.23

 《...何が自分の手元にあるのだろうか。
  何が自分のものであり、何が自分のものでないのか、
  何が自分に許されており、
  何が自分に許されていないのかを知ること、
  これ以外に何があるのだろうか。》p.24

 《...私を縛るのか。君は私の足を縛るだろう。
  だが、私の意志はゼウスだって支配することはできない。》
  p.25

 

この『語録』とは別に『要録』という著作があり、
こちらは、『語録』の抜粋版飛べもいうべき、
もっと端的にその思想を言い表したものです。

これは、この岩波文庫版では、下巻に収録されます。
(来月にでも出るのでしょう。)

 

その『要録』を翻訳紹介しているのが、
スイスの哲学者ヒルティの著作『幸福論 第一部』です。
この中の一章「エピクテトス」がそれ。

・ヒルティ『幸福論 第一部』草間平作訳 岩波文庫
「エピクテトス」
―エピクテトス「提要」を翻訳紹介している章

 

次に、その第一節を引用してみましょう。

 《世にはわれわれの力の及ぶものと、及ばないものとがある。/
  われわれの力の及ぶものは、判断、努力、欲望、嫌悪など、
  ひと言でいえば、われわれの意志の所産の一切である。
  われわれの力の及ばないものは、われわれの肉体、財産、
  名誉、官職など、われわれの所為(せい)でない
  一切のものである。われわれの力の及ぶものは、その性質上、
  自由であり、禁止されることもなく、妨害されることもない。
  が、われわれの力の及ばないものは、無力で、隷属的で、
  妨害されやすく、他人の力の中にあるものである。》pp.43-44

 

自分の力の及ぶ範囲と及ばない範囲、
及ぶものと及ばないもの、とをしかり把握せよ! といいます。

いかにも奴隷の身にあった人らしいと思いませんか。

奴隷は自分の意志で働くのをやめたり、休憩したりはできません。
しかし、どのように働き方を工夫するかは、
可能なのではないでしょうか。

自分の判断できることは自分が判断し、
自分の手の届かないものは「自然に任せる」。

奴隷の身であれ、自暴自棄になって、諦めてしまえば
おしまいです。

必ず自分の力にできることがあるはずです。
そこに専念し注力する、そうすれば何かしら変化が生まれる。

奴隷の子に生まれ、奴隷であったエピクテトスも
のちに解放され、
哲学者として生きて、弟子を育てました。

 

私たちも
コロナの感染状況そのものをどうこうすることはできません。

しかし、コロナ感染を避けるべく、
ある程度の手段を講じることはできるでしょう。

人の集まるところにはなるべく近づかないとか、
やむなくそういう場所に行くときは、マスクをするとか、
人との距離をとるように心掛ける、
消毒や手洗いなどなど……。

 

それと同じで、何事も自分でコントロールできることと、
できないことを分けて考える。

それは一つの知恵です。

 

210101sutoaha-tetugaku-hyousi

210101sutoaha-tetugaku

(画像:エピクテトス『人生談義(上)』國方栄二訳 岩波文庫他、ストア派哲学者哲学書・入門書

 ●「長いものには巻かれろ」ではない

(略)

 ●松井秀喜『不動心』にも

(略)

●今、私の力の及ぶもの――『左組通信』【復活版】

(略)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

本誌では、「2021(令和3)年 新春放談 自分の力の及ぶものと及ばないもの」と題して、昨年末出版されたエピクテトス『人生談義(上)』國方栄二訳 岩波文庫からの引用とともに私なりの今自分の力の及ぶものとしての今年の抱負的なものを語っています。

いつものことですが、詳しい内容は本誌でご覧いただきたいと思います。

もし、気になるという方がいらっしゃれば、ぜひご購読をお願い申し上げます。

 ・・・

詳細は、本誌で。

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『レフティやすおのお茶でっせ』〈左利きメルマガ〉カテゴリ

 

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2020.12.19

『左組通信』復活計画[2]<左利きプチ・アンケート>全公開(2)-週刊ヒッキイ第585号

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第585号 別冊編集後記

第583号(No.583) 2020/11/21
2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その10)
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [1]
 <左利きプチ・アンケート> 全公開(1)

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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【左利きを考えるレフティやすおの左組通信】メールマガジン

右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして
左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第585号(No.585) 2020/12/19
2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その11)
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [2]
 <左利きプチ・アンケート> 全公開(2)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
------------------------------------------------------------
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [2]
 <左利きプチ・アンケート> 全公開(2)
------------------------------------------------------------

 「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年」
 の11回目です。

 2004年年頭から2009年年末までの更新し続けたホームページ
 『レフティやすおの左組通信』復活計画として、
 メイン・コンテンツを順に全面的に
 このメルマガで再生・復活させる、の2回目です。

 

┏ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┓

 2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その11)

  ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [2]

 <左利きプチ・アンケート> 全公開(2)

  第1回 左利きイメージ調査
  第2回 左利きで困ったこと/物理的バリア編
 

┗ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┛

 

Hgenq000_20201217235401

(画像:今はなきホームページ『レフティやすおの左組通信』<左利きプチ・アンケート>「目次」ページのトップ部分の画像)

 

Hgenq000-1

(画像:今はなきホームページ『レフティやすおの左組通信』<左利きプチ・アンケート>「目次」1-13回までの画像)

 

 ●<左利きプチ・アンケート> 全公開(2)

今回からそれぞれのアンケートを結果とともに紹介してゆきます。

今回は、
アンケート作成サイト<プチ・アンケート>のサイトから
削除され、現在見ることのできない初期のアンケートのうち、
まずは第1回と第2回を紹介します。


アンケート投票者による「ご意見ボードへの書き込み」の転載は、
著作権等の観点から今回は割愛しました。
ご了承ください。

 

 ●第1回 左利きイメージ調査

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
左利きを考える レフティやすおの左組通信
 Lefty Yasuo's HIDARIGUMI Announcement
 
  <左利きプチ・アンケート>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
------------------------------------------------------------
(初出)2004.3.27(最終)2005.11.1/2007.11.16
------------------------------------------------------------

<左利きプチ・アンケート>

 第1回 左利きイメージ調査

------------------------------------------------------------

あなたは、次の○○○に「左利き」という言葉を当てはめたとき、
二番目の話し手の言わんとする意味をどう解釈しますか?

A 「どんな具合でした?」
B 「彼の振るまいは、まるで○○○のようでしたよ」

 例えば、「天才」とか「英雄」という言葉をあてはめると、
万事うまく行ったことになります―プラスのイメージ。
逆に、「大バカ者」とか「まぬけ」といった言葉を入れると、
ことがはかばかしくなかったことになります―マイナスのイメージ。
さて、あなたの場合は? 次の中からお選びください。

 

1(私は右利きですが)どちらかというと、プラスのイメージ
2(私は右利きですが)どちらかというと、マイナスのイメージ
3(私は右利きですが)特になし
4(私は左利きですが)どちらかというと、プラスのイメージ
5(私は左利きですが)どちらかというと、マイナスのイメージ
6(私は左利きですが)特になし

 

Hidarikiki-ha-kiken

―スタンレー・コレン著『左利きは危険がいっぱい』石山鈴子訳
 “THE LEFT-HANDER SYNDROME”(文藝春秋 1994年1月発行)

を参照の上、アンケートを作成しました。

...

 

------------------------------------------------------------
投票結果(初出締切時) 実施期間2004.3.7-27
------------------------------------------------------------

1(私は右利きですが)どちらかというと、プラスのイメージ 2
2( 〃 )  どちらかというと、マイナスのイメージ 5
3( 〃 )  特になし 3
4(私は左利きですが)どちらかというと、プラスのイメージ 13
5( 〃 )  どちらかというと、マイナスのイメージ 13
6( 〃 )  特になし 7

------------------------------------------------------------

 

 ●結果と「ご意見」について――(2020.12.16記)

*参照:『レフティやすおのお茶でっせ』
2004.3.7 
左利きイメージ調査

2004.3.12 
なんで「左利きイメージ調査」なん?

2004.3.29
第1回「左利きイメージ調査」結果報告

 

 ●第2回 左利きで困ったこと/物理的バリア編

この第2回のアンケートは、前回も紹介しましたが、

R25-2007127

画像(左)送られてきた掲載誌と記事
Image-r25-2007126

画像(右)サイト『R25』のトップページと当該ページを貼付したもの

 

『R25』07年12月6日号(no.170)に当アンケート掲載される
2007年12月6日東京近辺で配布されました
リクルートのフリーマガジン『R25』no.170に、
左利きの記事
「ランキンレビュー/右利きが左利きより多いのはなぜ?」
が掲載され
このアンケート結果の一部が紹介されました。

*参照:『レフティやすおのお茶でっせ』
2007.12.6
『R25』左利き記事にコメント掲載される 新生活版

 

------------------------------------------------------------
(初出)2004.4.24(最終)2007.11.16/2007.12.8
------------------------------------------------------------

<左利きプチ・アンケート> 

 第2回 左利きで困ったこと/物理的バリア編

------------------------------------------------------------

物理的バリアとは、
道具や機械、その配置といったシステム全体など、
物理的に改善できうる障壁を指しています。

左利きの人が日常「これは不便だ、これは困った」と思うものは
どんなものでしょうか? 
「これは使いづらい、これはイライラする」など
不満に思うものは何ですか?

右利きの人には
どれが一番に選ばれるかを予想していただきましょう。

大まかな分類をしています。
具体的な品名等ございましたら、投票後に表示されます
一番下の「ご意見ボードへの書き込み」欄へ
「●(選択肢番号)○○(具体的な品名など)/例:1裁縫バサミ」
というふうにご記入ください。
またその理由、あるいはご意見ご感想など
お気づきの点がございましたらなんなりとお書きください。)

今すぐ具体例など思い浮かばないという方は、
「レフティやすおのお茶でっせ」記事 
2004.2.21
「左利きのここが不便、ここが不満」 をご参照ください。

 

1 ハサミ    (一般事務用、工作用、裁縫用など)
2 包丁・ナイフ(調理用のもの、工作用の小刀・
         カッターナイフなど)
3 文具・筆記具(定規、万年筆、芯の硬い鉛筆、ボールペン、
         鉛筆削り、絵の具のパレットなど)
4 調理用具 (ビーター・へら、ピーラー・皮むき、缶切り、
        お玉、急須、片手鍋、ワインオープナーなど)
5 スポーツ用具(野球のグローブ、ヘルメット、ゴルフクラブ、
         手袋など)
6 服・小物 (上着やズボンのボタン・ジッパー・ポケットなど、
        財布、時計、バッグなど)
7 機械類 (パソコンのキーボード・マウス、電動工具、
       自動販売機のコイン投入口、駅の自動改札機など)
8 その他 (ドアの開き・ドアノブ、水道の栓、机、自転車など)
9 右利きの人へ:貴方が一番だと予想するものは何ですか?
  (ご意見書き込み欄に
   「9●(選択肢番号1~8)○○(具体的な品名)」
   のように記入してください)

 

*当アンケートでは、右利きと左利きの二通りに分類しています。

どちらとも分類しにくいいわゆる

両利きといわれる人に関しましては、

あくまで自主的判断でどちらかで投票していただきたいと存じます。

*「右利きだけど、これに関しては左手使いで困っている」
という方は、右利き項目で
その旨投票してくださってもかまいません。
*このアンケートは、
(2004.3.28-4.24)まで(4週間)に渡って実施されました。

 

------------------------------------------------------------
投票結果(初出締切時) 実施期間 2004年3月28日~4月24日
------------------------------------------------------------

1 ハサミ    (一般事務用、工作用、裁縫用など) 5
2 包丁・ナイフ
 (調理用のもの、工作用の小刀・カッターナイフなど) 1
3 文具・筆記具(定規、万年筆、芯の硬い鉛筆、
  ボールペン、鉛筆削り、絵の具のパレットなど) 0
4 調理用具 (ビーター・へら、ピーラー・皮むき、
  缶切り、お玉、急須、片手鍋、ワインオープナーなど) 11
5 スポーツ用具(野球のグローブ、
  ヘルメット、ゴルフクラブ、手袋など)     5
6 服・小物 (上着やズボンのボタン・ジッパー・ポケットなど、
  財布、時計、バッグなど) 2
7 機械類 (パソコンのキーボード・マウス、電動工具、
  自動販売機のコイン投入口、駅の自動改札機など) 10
8 その他 (ドアの開き・ドアノブ、
  水道の栓、机、自転車など)          7
9 右利きの人へ:貴方が一番だと予想するものは何ですか? 0

------------------------------------------------------------

*『レフティやすおのお茶でっせ』
2004.3.28
プチアンケート第2回「左利きで困ったこと(物理的バリア編)」のお知らせ

 

 ●結果と「ご意見」について――(2020.12.16記)

...

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本誌では、「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その11)ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [2]<左利きプチ・アンケート> 全公開(2)」と題して、今はなき私のホームページ『レフティやすおの左組通信』から<左利きプチ・アンケート>の第1回と第2回のアンケートを結果とともに紹介しています。

ここでは省略していますが、当時のコメントだけでなく、2020年時点でのコメントを付けています。
気になる方は、ぜひ弊誌の定期購読をお願いいたします。

 

まだ始めたばかりのアンケートで、受付期間も短かったせいもあり、あまり多くの投票をいただけていないので、参考程度にしかなりません。
しかし、それなりに見えてくるものもあるかと思います。

またいずれ機会があれば改めてアンケートを作成してみたいものです。

あるいは、他の人が試みる事もあるかもしれません。
何かのきっかけになれば、幸いです。

 ・・・

詳細は、本誌で。

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2020.12.05

左利きの人生を考える(3)「わたしの彼は左きき」の時代:1970年代(2)-週刊ヒッキイ第584号

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第584号 別冊編集後記

第584号(No.582) 2020/12/5
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24―
 左利き本のために――左利きの人生を考える(3)
 「わたしの彼は左きき」の時代:1970年代(2)」

 

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・ 2014年7月より
  月二回(第一・第三土曜日)の発行に変更しました。
・ 2019年10月より
  第一・第三土曜日の発行は、新規配信
  第二・第四土曜日の発行は、バックナンバーからの再配信
  に変更しました。

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引き続き、再配信はしばらくお休みとします。

 

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第584号(No.582) 2020/12/5
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24―
 左利き本のために――左利きの人生を考える(3)
 「わたしの彼は左きき」の時代:1970年代(2)」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 「左利き本のために――左利きの人生を考える」
 の第3回目です。

 今回は、私の左利き体験を中心に、
 過去における左利きへの偏見について見ておこう、
 と思います。

 つきましては、10月7日に逝去されました作曲家、
 筒美京平さんの作曲された「わたしの彼は左きき」について、
 発表当時の左利き事情を、私の経験と照らし合わせながら、
 あれこれ書いてみます。

 1回目は↓

第580号(No.580) 2020/10/3
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24―
 左利き本のために――左利きの人生を考える(1)」

左利きの人生を考える(1)「左利きライフ」ってなんだ?
-週刊ヒッキイ第580号
『お茶でっせ』版 『新生活』版

 2回目は↓

第582号(No.582) 2020/11/7
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24―
 左利き本のために――左利きの人生を考える(2)
 「わたしの彼は左きき」の時代:1970年代(1)」

2020.11.7
左利きの人生を考える(2)「わたしの彼は左きき」の時代:
1970年代(1)-週刊ヒッキイ第582号
『お茶でっせ』版 『新生活』版

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24―
  (左利き本のために)――左利きの人生を考える(2)
  ◆ 1970年代は日本における左利きの転換点 ◆
   ~ 「わたしの彼は左きき」の時代(2) ~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「(左利き本のために)――左利きの人生を考える」では、
左利き人生をしあわせに生きるための方法を考えます。

右利き偏重の社会において、左利き人生とはどういうものか、
どういう意味があるのか、どのように展開すべきなのか、
それらを考えてみたいのです。

まずは、過去における「左利きの苦い思い出」を振り返り、
現状にいたるまでの左利き観の変化を見ておこうと思います。

 ・・・

前回は、10月に亡くなられた筒美京平さんの作曲された
麻丘めぐみのヒット曲「わたしの彼は左きき」に関連して、
左利きの人たちが置かれていた当時の状況を
麻丘さんの言葉など紹介しながら見てきました。

今回はその続きです。

 ●ヨネスケさんの左手箸のこと

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(画像:『突撃! 隣の晩ごはん』のしゃもじを持つヨネスケさん) 

「左利きがタブーだった時代、ヨネスケは箸を右手で持つように」 2017.08.26 07:00  女性セブン

(略)

 《「高齢の視聴者から
  “左手でお箸を持つのはいかがなものか!?”
  とクレームが数多く入り、
  途中からヨネスケさんは右手で箸を持つようになったんです」
  (当時を知る日テレ関係者)》

 ●前田敦子さんの場合
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(画像:2011年、前田敦子さんの丸美屋「家族のお茶漬け」シリーズCM)


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(画像:2012年、前田敦子さんの日清「カップヌードル」CM)


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(画像:2009年12月11日の前田敦子さんのブログより、右手で箸を使う練習をするところ)

 ●左手で箸を使うこと
 ●日清食品「どん兵衛 きつねうどん」CMの話
 ●左利きに関する「違和感」について

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

本誌では、<strong>「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24― 左利き本のために――左利きの人生を考える(3)「わたしの彼は左きき」の時代:1970年代(2)」と題し、前回に引き続き、ヨネスケ師匠の左手箸について、そして、タレントさんの左手箸CMについてなど、書いています。

右利きの人たちが感じるという、左利きの人たちの左手使いについての「違和感」に関しては、次回に改めて書いてみます。

日清食品「どん兵衛 きつねうどん」CMに関しては、私自身、左利きに関してコンプレックスを持っていただけに、山城新伍さんと川谷拓三さんのお二人が左手に箸を持って「どん兵衛」を食べるシーンに、大いに勇気づけられたものでした。
非常に嬉しいCMだったのですが、また世間的にも大いに人気を博したものだったのですが、一方で、左手で箸を使う姿をテレビで公にすることに批判的な意見もあったということです。

今はかなり世間の目も変化してきたという気がします。

 ・・・

詳細は、本誌で。

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2020.11.21

『左組通信』復活計画[1]<左利きプチ・アンケート>全公開(1)-週刊ヒッキイ第583号

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第583号 別冊編集後記

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 「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年」
 の10回目です。

 「その後の30年―左利きライフ研究の30年」の9回目です。

 今はなきホームページの紹介の6回目です――

 というところでした。
 ここで、方針を転換することにします。

 

 従来は、
 左利きライフ研究30年の歴史をたどるシリーズの一環としての
 2004年年頭から2009年年末までの更新し続けたホームページ
 『左組通信』の紹介でした。

 メイン・コンテンツの概要紹介を続けていたのですが、
 前々回、「ホームページ復活計画」として、
 コンテンツの一つ「左利き川柳」を全面的に紹介しました。

 

 そのながれで、改めて今回から、
 ホームページ『左組通信』復活計画として、
 メイン・コンテンツを順に全面的に
 このメルマガで再生・復活させることにしました。

 一部の方から、資料的な価値を認めていただき、
 自分でももったいないな、と思う部分もあり、
 こういう結論に至りました。

 実際、現時点でネット検索していましても、
 『左組通信』のコンテンツに相当するもので、
 見当たらないものが多くあります。

 また、ネットの情報には、
 発信されたのがいつ頃のものか明確でない情報も多く、
 歴史的観点からいいましても、問題があると考えます。
 そういう点からも、更新日時を明確に記録していた
 わが『左組通信』復活の意味があるのではないか、
 と思われます。

 

 いずれはまた異なった形で本格的な復活を決めたい、
 と考えています。
 その下書き、たたき台にしたい、というところですね。

 方針変更ですが、ご容赦ください。

 当面、復活計画として『左組通信』のメイン・コンテンツの
 紹介を続けます。
 よろしく!

┏ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┓
  2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年
(その10)その後の30年―左利きライフ研究の30年(9)
ホームページ「レフティやすおの左組通信」のこと(6)
  ★ 改め ――
  ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [1]
  <左利きプチ・アンケート> 全公開(1)
┗ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┛

 ●<左利きプチ・アンケート> 全公開(1)

今回は、その第一回目として、ホームページ更新期間中の
全アンケート64回分の紹介です。

「目次」の紹介と、「プチ・アンケート」さんで作成した
アンケート・ページ(内容と結果とご意見)のURLです。

*第1回から第11回までのアンケートは
 「プチ・アンケート」管理者さんにより削除されました。
(手持ちの資料で、いずれ公開しますので、お楽しみに。)

 

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左利きを考える レフティやすおの左組通信  Lefty Yasuo's HIDARIGUMI Announcement 

<左利きプチ・アンケート>目次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

『R25』07年12月6日号(no.170)に当アンケート掲載される
12月6日東京近辺で配布されました
リクルートのフリーマガジン『R25』no.170に、左利きの記事
「ランキンレビュー/右利きが左利きより多いのはなぜ?」
が掲載され
第2回「左利きで困ったこと」が紹介されました。
(2007.12.8)

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R25-2007127

 

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(初出)2005.10.30(前回)09.9.27(最終)09.11.29
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初出時実施期間 / 現在の受付状況
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第1回 左利きイメージ調査    
04.3.7-27(3週間) 2007.9.20受付停止

第2回 左利きで困ったこと(物理的バリア編)
04.3.28-4.24 2007.9.20受付停止

第3回 左利きの子に右手使いを試みるかべきか否か
04.5.23-6.19 2007.9.20受付停止

第4回 貴方の好きな左利きの呼び名は何ですか? 
04.5.23-6.19 2007.9.20受付停止

第5回 左利き?と思うのはどんな仕草ですか
04.6.20-7.17 2007.9.20受付停止

第6回 生まれ変わってくる時は右利きor左利き?
04.7.18-8.14 2007.9.20受付停止

第7回 左利きでも字は右手で書くべきか?
04.8.15-9.11 2007.9.20受付停止

第8回 左と右を間違うことがありますか
04.9.12-10.9 2007.9.20受付停止

第9回 左手(左利き)用ハサミを知っていますか
04.10.10-11.6 2007.9.20受付停止

第10回 過去のアンケートで最も興味深いのは何ですか
04.11.7-12.4 2007.9.20受付停止

第11回 「利き手(左利き)の矯正」という言葉をどう思いますか
04.12.5-05.1.1 2007.9.20受付停止

再版第11回
「利き手(左利き)の矯正・直す」という言葉をどう思いますか
09.6.28-8.22(8週間) 受付中
http://personal-dictionary.com/enq/view/enq.asp?EID=57612

第12回 左利きの人は器用だと思いますか
05.1.2-29 2007.9.20受付停止
http://personal-dictionary.com/enq/view/enq.asp?EID=23378

第13回
推理物のテレビ・ドラマの〈左利きが犯人〉をどう思いますか
05.1.30-2.26 2007.9.20受付停止
http://personal-dictionary.com/enq/view/enq.asp?EID=24583

第14回 貴方の利き目は右左どちらですか
05.2.27-3.26 2007.9.20受付停止
http://personal-dictionary.com/enq/view/enq.asp?EID=25810

第15回 あなたのまわりに左利きの人はいますか
05.3.27-5.11 2007.9.20受付停止
http://personal-dictionary.com/enq/view/enq.asp?EID=27201

 

(第16回~第59回、省略)

 

第60回 将来どんな社会になればよいと思いますか?
09.3.29-5.23 (8週間) 受付中
http://personal-dictionary.com/enq/view/enq.asp?EID=57293

第61回 左利きに関する本を読みますか?
09.5.24-7.24 (9週間) 受付中
http://personal-dictionary.com/enq/view/enq.asp?EID=57492

第62回 左利きにあこがれる人をどう思いますか
09.7.26-9.26 (9週間) 受付中
http://personal-dictionary.com/enq/view/enq.asp?EID=57691

第63回 左利き対応してもらったことがありますか
09.9.27-11.28 (9週間) 受付中
http://personal-dictionary.com/enq/view/enq.asp?EID=57879

第64回 「左利き?」と聞かれたことがありますか
09.11.29-10.1.30 (9週間)予定 表紙受付中
http://personal-dictionary.com/enq/view/enq.asp?EID=58046

 

最新アンケート-表紙で実施中!
(2009年より、隔月-通常8週間、以後各ページで実施)

このアンケートは[プチアンケート]を利用しています。

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このあと、ホームページ更新停止後も引き続き、
弊誌で何回かアンケートを実施しています。

それらはまたいずれ紹介しましょう。

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本誌では、「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その10)ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [1]<左利きプチ・アンケート> 全公開(1)」」と題して、今はなき私のホームページ『レフティやすおの左組通信』から<左利きプチ・アンケート>を紹介しています。

今回は、ホームページ復活計画ということで、<左利きプチ・アンケート>の題目と、内容と結果とご意見のページのURLを転載し紹介しました。

 

長くなりますので、ここでは第16回から第59回まで、省略しています。

全64回のアンケートの題目は、以下↓の記事で紹介していますので、ご確認ください。

2016.09.27
<左利きプチ・アンケート>全64回目次―『左組通信』から
『お茶でっせ』版

『新生活』版

ただし、URLの紹介はありませんので、あしからず。
いずれ、どこかの場で紹介しますので、その時までお待ちください。

今後の<左利きプチ・アンケート>紹介の予定としまして、ジャンル別に――例えば、各種の利き手調査のアンケートや左利きの子供の躾や学習などに関するものなど――分けて内容と結果も含めて紹介していきます。

 ・・・

詳細は、本誌で。

*本誌のお申し込み等は、下↓から
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2020.11.07

左利きの人生を考える(2)「わたしの彼は左きき」の時代:1970年代(1)-週刊ヒッキイ第582号

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第582号 別冊編集後記

第582号(No.582) 2020/11/7
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24―
 左利き本のために――左利きの人生を考える(2)
「わたしの彼は左きき」の時代:1970年代(1)」

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今年もまぐまぐ大賞というのをやっています。
最初っから諦めるのではなく、
機会のある限りチャレンジしたいと考えています。
投票にご協力を!

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投票のURLがしめされています。

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左利きメルマガは、過去にいくつかあったそうですが、
15年続けているメルマガは唯一これだけ!

豊富な情報――現状と過去と――と、
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左利きを応援する人は必読!
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よろしくお願い申し上げます。(゚゚)(。。)ペコッ

 

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右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして
左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
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第582号(No.582) 2020/11/7
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24―
 左利き本のために――左利きの人生を考える(2)
「わたしの彼は左きき」の時代:1970年代(1)」
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 「左利き本のために――左利きの人生を考える」
 の第2回目です。

 今回は、私の左利き体験を中心に、
 過去における左利きへの偏見について見ておこう、
 と思います。

 つきましては、10月7日に逝去されました作曲家、
 筒美京平さんの作曲された「わたしの彼は左きき」について、
 発表当時の左利き事情を、私の経験と照らし合わせながら、
 あれこれ書いてみます。

 1回目は↓

第580号(No.580) 2020/10/3
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24―
 左利き本のために――左利きの人生を考える(1)」

左利きの人生を考える(1)「左利きライフ」ってなんだ?
-週刊ヒッキイ第580号
『お茶でっせ』版
『新生活』版

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24―
  (左利き本のために)――左利きの人生を考える(2)
  ◆ 1970年代は日本における左利きの転換点 ◆
   ~ 「わたしの彼は左きき」の時代(1) ~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「(左利き本のために)――左利きの人生を考える」では、
左利き人生をしあわせに生きるための方法を考えます。

右利き偏重の社会において、左利き人生とはどういうものか、
どういう意味があるのか、どのように展開すべきなのか、
それらを考えてみたいのです。

まずは、過去における「左利きの苦い思い出」を振り返り、
現状にいたるまでの左利き観の変化を見ておこうと思います。

 

Asaoka2

 ●筒美京平さん作曲「わたしの彼は左きき」

遅くなりましたが、左利きのイメージ・アップ、
左利きの認知に大いに貢献したヒット曲
「わたしの彼は左きき」の
作曲家・筒美京平さんが10月7日に亡くなられました。

(略)

筒美京平さんは、
歌謡曲からJポップへの架け橋となった名作曲家の一人だった
と思います。

ご冥福をお祈りいたします。

 ●「わたしの彼は左きき」当時の左利き事情――希望の光

さて、「わたしの彼は左きき」がヒットした当時――
1973(昭和48)年前後の左利き事情について書いてみましょう。

 ・・・

(略)

1971年に始まるこの「左利き友の会」の活動と相まって、
1973年の「わたしの彼は左きき」のヒットで、
左利きの認知が飛躍的に向上したものでした。

『新版・自然界における左と右』マーティン・ガードナー
 坪井忠二、児島弘訳 紀伊国屋書店 1992/05

 

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「第9章 人のからだ」で、
左利きへの偏見を打破しようと箱崎さんが本を出したが、
タイム誌(1974年1月7日号)は、
「永いきびしい戦い」になりそうだと報じていると書き、
ひとつの希望がみられるのは、
「わたしの彼は左きき」がヒットしたことだ、と紹介しています。

(略)

 ●「わたしの彼は左きき」当時の左利き事情――麻丘さんの言葉

「左利きがタブーだった時代、ヨネスケは箸を右手で持つように」
2017.08.26 07:00  女性セブン

によりますと、冒頭に

 《かつて左利きは“矯正すべき欠点”として疎まれ、
  幼い頃に厳しくしつけられた》

とあり、

《「小学校でからかわれるのが嫌で、必死に矯正しました」
 (50代男性)
 「“女の子の左利きはお嫁に行けない”と言われ、
  母から徹底的に直されました。
  お箸や鉛筆を左手で持とうとすると、
  すぐに物差しで手を叩かれたことを思い出します」
 (60代女性)》

という言葉が紹介されています。

そして、

 《日常生活でも、テレビの中でも、左利きは隠すものだった。
  だが、1973年に麻丘めぐみの『わたしの彼は左きき』が
  リリースされると、少しだが、風向きが変わる。
  50万枚を売り上げた大ヒットソングとなり、
  麻丘は紅白歌合戦出場も果たした。》

とあり、

麻丘めぐみさんの言葉が紹介されています。

 《「最初、曲名を見た時『タブーに触れて大丈夫かな』
  と思ったんです。心配をよそに、曲は大ヒット。
  これをきっかけに左利きにスポットライトが当たり、
  左利き用のはさみや包丁が売られるようになりました」
 (麻丘)》

 《「左利きのファンから“今まで恥ずかしいと思っていたけど、
  恥ずかしがらずに学校に行けるようになった”とか、
  “自慢になった”“自信になった”とお手紙が届いて、
  いまだにお礼を言われるんです。
  タブー視されていたものが魅力に変わって、
  みんなが喜んでくれた。
  貢献できてよかったなと嬉しかったです」(麻丘)》

 ・・・

「麻丘めぐみが29年ぶり新曲発表 アイドル絶頂期を語る」
2020.01.22 11:00  週刊ポスト2020年1月31日号

によりますと、

 《麻丘めぐみは
  16歳の時に『芽ばえ』(1972年)で歌手デビュー。
  可憐な歌声と抜群のプロポーションで
  たちまちトップアイドルとなった。
  1973年には『わたしの彼は左きき』の大ヒットで
  全国にブームを巻き起こす。

  「あの頃は左ききをネガティブに見る空気がありましたから、
  最初は『歌ってもいいのかしら』と不安でした。
  でもメロディがついたら繰り返しのフレーズが印象的で
  とても歌いやすかった。
  それほどよくできた曲だったんですね」》

Premium BEST【Limited Edition】(2CD+DVD+BOOK)
麻丘めぐみ 2020/1/29

 

 ●「矯正」――強制的「右手使いへの転換」

(略)

日本の左利き/利き手研究の第一人者・八田武志さんの著書
『左対右 きき手大研究』化学同人(DOJIN選書 18) 2008.7.20

 

「第八章 左ききの矯正はよいことなのか」
<きき手矯正の結末>には、
カナダ人を対象にした、
利き手の変更歴別の生活幸福度調査の結果が示されています。

1.現在左手書字で変更歴あり(元々左利きで変更失敗)
2.現在左手書字で変更歴なし(左利きのまま)
3.現在右手書字で変更履歴あり(元々左利き変更成功)
4.右手書字で変更履歴なし(右利きのまま)

の四群に分類した結果を見ますと、
「1」に該当する

 《元々左ききで、
  右手での書字に変更させられたが上手くいかずに
  現在は左ききであるという対象者の生活満足度は、
  それ以外の三群に比べて
  統計的にも差があるほど低いことを明らかに示している》

(略)

 ●文字を書くこと

特に、この字を書くことに関しては、右手使いに変えることに、
今でも根強い支持があるようです。

なぜなら、「日本の字は、右手で書くようにできているから」と。

 

確かに、両手がまったく同じ能力であれば、
右手用に作られたものは右手で使う方が、便利でしょう。

しかし、左利きというのは、右手よりも左手が得意だったり、
左手を好んで使う性質を持っていたりするものです。

そういう左右に能力差がある場合、
右手用の道具であっても、より優位な左手で使う方がよい、
といえるでしょう。

 

文字を書くという行為は、現代においても学問のスタートであり、
文字は学問の道具です。

オンラインの時代になっても、
手書きは最も単純で、かつ手っ取り早い表現手段です。

 

ただ、この書字における左手書きから右手書きへの変更も、
徐々にではありますが、崩れてきたと言えます。

今年、令和2年版の小学書写教科書で、
右手での鉛筆の持ち方例とともに、若干小さめですが、
左手で鉛筆を持つイラストが掲載されたものが登場しました。

東京書籍のものがそれです。

*参照:
新しい書写 | 2年度用 小学校教科書のご紹介 | 東京書籍
- 東書Eネット

・『お茶でっせ』2020.2.9
左利きへの配慮がなされた東京書籍・小学校教科書
「新しい書写 2年度用」
『お茶でっせ』版
『新生活』版

(略)

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201106hidarikiki

(画像:「わたしの彼は左きき」を収録した麻丘めぐみさんのベストCD、箱崎総一先生の2冊目の左利き本『左利きの秘密』、記事に引用した八田武志さんの『左対右 きき手大研究』)

201106hakozakisouiti

(画像:『左利きの秘密』カバー裏の箱崎総一先生の肖像付き略歴)
 

本誌では、「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24― 左利き本のために――左利きの人生を考える(2)「わたしの彼は左きき」の時代:1970年代(1)」と題し、筒美京平さんの逝去に記憶を触発され、「わたしの彼は左きき」の時代:1970年代における左利きの状況について描いてみました。

「わたしの彼は左きき」当時の左利き事情を麻丘さんの言葉を紹介しながら、私の経験なども交えながら書いてみました。

思えば、1970年代というのは、日本における左利き観の転換期だったのではないでしょうか。
その辺については稿を改めて書いてみたいと思います。

今回は、左利きの「矯正」と呼ばれていた左利きの子への右手使いへの転換指導について、特に書字に関して書いているうちに(いつものことながら)長くなってしまい、書いてみようと考えていたものを書き切れませんでした。
ヨネスケ師匠の『突撃! 隣の晩ごはん』でのお話などは、また次回ということになります。

お楽しみに。

 ・・・

1970年代は、日本において左利きが偏見から解放される方向に向かう大きな転換期であった、と言えそうです。

さて今回は、本誌の内容の一部、これはと思う箇所を公開しました。
省略した部分が気になる方は、ぜひ本誌のご購読をお願いいたします。

 ・・・

詳細は、本誌で。

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2020.10.03

左利きの人生を考える(1)「左利きライフ」ってなんだ?-週刊ヒッキイ第580号

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第580号 別冊編集後記

第580号(No.580) 2020/10/3
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24―
 左利き本のために――左利きの人生を考える(1)」

 

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☆彡 【15周年】 ☆彡 Happy Birthday!
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2005.9.28 の創刊から、15年が経過しました。

秋晴れの中、
“コロナ渦(うず)”にも巻き込まれることなく、
いよいよ【16年目】に向けて出発します。

これからも変わらぬ応援よろしくお願いいたします。
(゚゚)(。。)ペコッ

レフティやすお

 

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右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして
左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
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第580号(No.580) 2020/10/3
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24―
 左利き本のために――左利きの人生を考える(1)」
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 2005.9.28 の創刊から
 先月を持って、創刊15周年となりました。
 また新たなスタートを切ることになります。
 これからもよろしくお付き合いのほど、お願い申しあげます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24―
  (左利き本のために)――左利きの人生を考える(1)
  ◆ 原点に戻って ◆
   ~「左利きライフ」ってなんだ?~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 ●始まりは左利きの本のために
 ●「ライフ life」の意味
 ●三年前の原稿
 ●肝心要の「左利き人生」から書き始めてみよう
 ●第三部「左利き人生」――はじめにいいたいこと
 ●左利きは左利きらしく

〔人はみな↓の線上のどこかにいる〕

(左)――――――――――――――――(右)【優越性の方向】
●強い ← ▲弱い ← 中間 → ▽弱い → □強い【偏りの度合い】
(左利き)―――(中間の人)―――(右利き)【利き側】

 

〔偏りの度合いによる【自分が一番ラクな状態】とは?――〕

●強い左利きの人 ― 左利きの人 → 基本的に、左一本で
▲弱い左利きの人 \ (中間の人) → 左主体の両刀で
▽弱い右利きの人 / (中間の人) → 右主体の両刀で
□強い右利きの人 ― 右利きの人 → 基本的に、右一本で

 ・・・

┏                         ┓
 「左利き」という個性(特徴)を活かして、
《自分が一番ラクな状態で》毎日を生きていきましょう。
┗                         ┛

┏                             ┓
 (左利きの人であれ、中間の人であれ、)
 ありのままの自分の姿であれば、
 いずれはまわりの人も受け入れてくれるし、
 《自分自身が解放されてスッキリとした気分》で
 生きてゆくことができます。

 ぜひ「(いろいろな)左利き」のままで、
 《堂々とあなたらしい人生を歩んでいってほしいと思います。》
┗                             ┛

 ●左利きの人の置かれていた状況

 ――以下、次回。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

本誌では、「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24― 左利き本のために――左利きの人生を考える(1)」と題し、創刊16年目に向けて、創刊の原点に戻り、私の書きたいと考えている左利きライフの入門書『しあわせ左利きライフ入門』の中の肝心要の部分に当たる、左利きの生き方を考えていこう、という「左利きライフ」の生き方の基本方針について書いています。

今回は、まずは、その結論について書いています。

この結論に導いてくれたのは、左利き仲間で友人のビジネスライター、営業コンサルの渡瀬謙氏の新刊の跋文の〆の言葉でした。

『“内向型”のための「営業の教科書」 自分にムリせず売れる6つのステップ』 (大和出版 2020/8/19)

左利き仲間である渡瀬謙さんは、私と同じような内向型の性格の人でもあり、そういう面でも共通した要素があります。
しかし、私よりもずっと先を歩いている人でもあります。

実はこのメルマガという道具を使うようになったのも、彼のお陰でした。
『レフティ・サーブ』という左利きメルマガを出しておられたのです。
左利きメルマガの先輩でもあります。

色々と教えられることばかりです。
いつか恩返しができれば、と考えています。

それはやはり左利きの本を出すことではないか、と考えています。

そんな願望を持つ私への応援の意味からも、ぜひ、弊誌のご購読をお願いいたします。

 

*参照:渡瀬謙『“内向型”のための「営業の教科書」』については

『お茶でっせ』2020.9.10

渡瀬謙の新著『“内向型”のための「営業の教科書」 自分にムリせず売れる6つのステップ』を読む

 

201003hidarikiki-lif

(画像:25歳の時、私を変えた本――左利きに自信を持たせてくれた本:箱崎総一『左利きの秘密』と、今回、私の左利き人生の結論を導いてくれた本:渡瀬謙『“内向型”のための「営業の教科書」』と、渡瀬さんの左利きの不便のあるあるを描いた『左利きの人々』) 

 ・・・

詳細は、本誌で。

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2020.09.19

左利きライフ研究30年(8)「左組通信」4「左利き川柳」前-週刊ヒッキイ第579号

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第579号 別冊編集後記


第579号(No.579) 2020/9/19
2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年
(その8)その後の30年―左利きライフ研究の30年(7)


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☆彡 【15周年】 ☆彡 Happy Birthday!


2005.9.28 の創刊から、15年が経過しました。


ずっと15周年とは気がつきませんでした。
つい昨日、気付きました。


「15周年記念」なんて、
急に思いついても何もできません。


今回も、前回からの引き続きで、
今はなきホームページの紹介です。


これからもよろしく! (゚゚)(。。)ペコッ


レフティやすお


 


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左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
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第579号(No.579) 2020/9/19
2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年
(その8)その後の30年―左利きライフ研究の30年(7)
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2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年
(その8)その後の30年―左利きライフ研究の30年(7)
 ホームページ「レフティやすおの左組通信」のこと(4)
  コンテンツ・その5「左利き川柳」(前編)
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 「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年」
 の8回目です。


 「その後の30年―左利きライフ研究の30年」の7回目です。


 前回(7月)に引き続き、今回も、
 今はなきホームページの紹介の4回目です。


 


┏ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┓
  2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年
(その8)その後の30年―左利きライフ研究の30年(7)
ホームページ「レフティやすおの左組通信」のこと(4)
    コンテンツ・その5「左利き川柳」(前編)
┗ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┛


 ●コンテンツ・その5「左利き川柳」

これは比較的新しいコンテンツで、


「麗風亭康翁(れいふうてい・やすおう)」


という筆名を使っています。


左利きの特徴や、左利きで苦労することなどをネタに
川柳にしています。


これも自分でいうのもなんですが、結構面白いので、
左利きの人なら、共感していただけるものがいくつもある
と思います。


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★彡 新作追加(08.07.2)
【左利き川柳】 川柳で読む左利き
〈左利きへのエール 〉〈右利き社会〉〈左利きの生活〉
〈自動改札〉〈左手筆記〉〈幼き日〉〈左箸〉〈お花見〉
〈春・新人〉〈左利きの世界観〉
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(画像:ページ・トップから前半の作品紹介まで)


 


今回良い機会ですので、全作紹介しておきましょう。


初めに新作を紹介しています。


そのあと、前半では作品のみを紹介し、
後半は同じ作品を解説付きで紹介しています。


スペースの関係で、後半の解説付きの部分を紹介します。


今回は、その(前編)として、新作と前半の3題を紹介します。


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(初出)2002.10.10/04.3.31(最終)08.8.16


【左利き川柳】麗風亭 康翁(レフティやすお)


  左利きにまつわる人生の喜怒哀楽を川柳に綴ってみれば…
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〈新作〉


◆使えるね その一工夫で 左右なし


~ちょっとした工夫で、
 右手でも左手でも使えるものになってる製品がある、
 これはうれしい!


 


◆裏見ても 切り口マーク 右は右


~お菓子の袋、右側に切り口のマークが印刷されていたので、
 思わず裏返してみたが、やはり右側に切り口マークが…。


(2008.8.16)
※初出:『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』
第146号(No.146) 2008/8/16「左手書字の研究―実技編(7)」


 


◆きみは右ぼくは左で肘ゴッツン!


~あるあるーっ! せやけど、狭い日本が悪いんや!
 "譲り合う心一つで事故はゼロ"。


◆次は右今度は左と逆教え


~人間カーナビは難しい! 逆教えてるつもりやないんやけど…。


(2008.7.2)
※初出:『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』
第140号(No.140) 2008/7/5
「<左利きQ&A>(20)工夫で左右兼用」


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左利きを考えるメルマガ
『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』誌上で、
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解説


〈左利きへのエール〉
◆左手にペン持て箸持て自信持て


文字通り、ほかに言うことなし。
左利きであることを明らかにしてゆこう。
恥ずかしいことではないのだ、普通の事なのです。
自然な姿です。自信を持って胸を張って生きて行こう!


〈右利き社会〉
◆わが子より 右利き社会に 愛の鞭
◆親心 あるなら 社会を 変えてくれ


子を思う気持ちから、
右利き社会で生きていく上で不便なことも多いだろうから、
何とか右手使いができるようにならないか
と気をやむ親御さんがいます。


しかし、ホントにその子がかわいいなら、
左利きだから苦労するということのない世の中に変える方が
本筋でしょう。


〈左利きの生活〉
◆鏡見てわが振り直す左利き


鏡の中の自分の姿は右利きに変わっているので、
ふだん見慣れているほかの人の姿とイメージをダブらせて、
自分の動きをチェックするわけです。


◆左手の時計を右に変えたぼく


高校生になったお祝いに父から腕時計をもらったのですが、
時計は左手にするものと教えられたこともあり、
また左利きであることをかくしたい気持ちもあり、
ずっと左手にしていたのですが、
筆記の際に邪魔になるので気になっていました。


左利きであることを隠すのが嫌になったこともあり、
あるときから右に変えました。
それからはあまり邪魔になることもなく、
以来腕時計をするときは必ず右にしています。


◆恵方より持つ手が気になる左利き


2月3日は節分。関西ではこの日に、その年の恵方に向かって
巻き寿司を一本丸かぶりする慣わしがあります。
が、これは比較的最近のことで、海苔業者が拡販のため、
すし屋さんと組んで始めたことと言われています。


左利きの人は、自分のまわりで左手を使っている人がいると
目ざとく察知します。
ふだんからまわりの人の利き手が気になるものなのです。


◆現実をひも付きペンが突きつける


銀行や役所などの受付にボールペンが置いてありますが、
たいていは何処かへ行かぬように紐がつけてあります。
この紐が決まってテーブルの右端に固定されていて、
右利きの人には問題はないのかも知れませんが、
左手使いには非常に不便です。
ある程度長さに余裕があればいいのですが、
中には短すぎて困る場合があります。
私はこの右固定式のひも付きのペンを目にするたびに、
気が重くなり、何か嫌ーな感じがします。
右利き偏重社会という現実が顔を突きつけてくる感じです。


◆「矯正」に負けずにアサガオ左巻き


わが家では子供の頃から毎年裏庭にアサガオを植えていました。
種から育てていくのですが、
蔓が出てくると決まってやる遊びがありました。


前の晩にある程度伸びてきた蔓を
逆回りに支柱や横紐に巻きつけるのです。
そして翌朝見てみると、
また元通りに左巻きに巻きついているわけです。


◆手洗いの蛇口は左栓は右 03.4.23


こういう蛇口と水栓レバーとが
別々になっているタイプの水道の洗面所があります。
これは右利きの人には感じられないかもしれませんが
左利きの人ではちょっとだけ気になります。


◆痛い手をがまんしいしい裁ちばさみ 03.9.25


ボール紙を切るのに、
こそっと母の裁ちばさみを借りたもののしばらく使っていると
手や指が痛くなって来る。
右手に沿うような形状になっている持ち手を、
左手で使っているためなのだが、ホントに嫌になってしまいます。


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 ――以上、「左利き川柳」(前半)の紹介でした。


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本誌では、「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(8)その後の30年(7)「左組通信」4「左利き川柳」」と題して、今はなき私のホームページ『レフティやすおの左組通信』から「左利き川柳」を紹介しています。


今回は、ホームページ復活計画というところで、このブログでも、川柳で詠む左利きライフというコンテンツ「左利き川柳」の前半分にあたる新作と3題(前編)を転載し紹介しました。


さて、どのように感じられましたでしょうか。
ご共感いただければよいのですけれど……。


 ・・・


私の(前半)の推しは――


〈左利きへのエール〉
◆左手に ペン持て 箸持て 自信持て


〈右利き社会〉
◆わが子より 右利き社会に 愛の鞭
◆親心 あるなら 社会を 変えてくれ


これは、正味私の一番の思いを表したものです。


(右利き偏重の社会から左右平等の社会に)「社会をチェンジする」というのが、私の長年の願いです。


(この「チェンジ/Change(変革)」という言葉は、 前アメリカ大統領のオバマさんが出てきたときの、ちょっと古いフレーズですが。他に有名な言葉としては、「Yes We Can!(我々にはできる)」がありましたね。私も「できる」と思っています。)


 ・・・


次回の(後編)でラストに掲げている


〈左利きの世界観〉
◆少数派? それでも世界がまちごてる!


これも、非常に強い思いをこめた川柳なんですけれど。
「(左利きの)自分が間違っている」のではなく、「(左利きを無視する)世界」の方が間違っているのだ、という思いです。


次号もお楽しみに!


 ・・・


上記以外の詳細は、本誌で。


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