2021.10.16

私が影響を受けた左利き研究家・活動家(5)第三期・ネットの時代―その2(創刊600号突破記念)-週刊ヒッキイ第605号

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第605号 別冊編集後記

第605号(No.605) 2021/10/16
「創刊600号突破記念― 私が影響を受けた左利き研究家・活動家(5)
 第三期・ネットの時代―その2―浦上裕生・渡瀬謙両氏」

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 ※『週刊ヒッキイ』は、
・ 2014年7月より
  月二回(第一・第三土曜日)の発行に変更しました。
・ 2019年10月より
  第一・第三土曜日の発行は、新規配信
  第二・第四土曜日の発行は、バックナンバーからの再配信
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  右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして
  左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
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第605号(No.605) 2021/10/16
「創刊600号突破記念― 私が影響を受けた左利き研究家・活動家(5)
 第三期・ネットの時代―その2―浦上裕生・渡瀬謙両氏」
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 創刊600号突破記念― 私が影響を受けた左利き研究家・活動家(5)
 第三期・ネットの時代―その2―浦上裕生・渡瀬謙両氏
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 「創刊600号突破記念」として書き始めた
 「私が影響を受けた左利き研究家・活動家」の3回目です。

 1954-1989(0-35)
  第一期「左利きライフ研究家以前」では、箱崎総一先生。
 1990-2000(36-46)
  第二期「左利きライフ研究家・紙の時代」では、○○さんか?
 2001-(47-)
  第三期「左利きライフ研究家・ネットの時代」では、××さんら?
 (2001-08頃)
  第三期「左利きライフ研究家・ネットの時代―初期」

 さて今回は、「第三期・ネットの時代」編の2回目―
 「中期」(2009-頃)です。

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<私が影響を受けた左利き研究家・活動家> (5)
第三期・ネットの時代から―その2―
 ◆ 浦上裕生・渡瀬謙両氏 ◆
  第三期・ネットの時代―中期(2005-09年頃)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

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(画像:『左利きの人々―悲しくも笑える―』渡瀬けん 中経文庫/『モノ・マガジン』2009年2月2日号「特集・左利きグッズ大図鑑」ワールドフォトプレス/『左利きの子 右手社会で暮らしやすくするために』ローレン・ミルソム/著 笹山裕子/訳 東京書籍)

 ●第三期・ネットの時代――中期(2005-09年頃)から

「第三期・ネットの時代」に「中期」に入ります。

前回の「初期」は、2001年から08年ぐらいまで」としました。
今回の「中期」は、本来ならそれ以後の期間というべきですが、
一応話の流れで2005年ぐらいから09年頃までとしておきます。

 

このころは、前回も少し触れました神奈川県組のお二人――
一人目は、「左利きグッズの店」として有名な「菊屋浦上商事」の
「浦上裕生」さん、
二人目は、神奈川県の山の中?に移住した、ビジネス書のライターで、
営業コンサルタントで、
左利きのためのメールマガジン「Lefty serveレフティサーブ」の
「渡瀬謙」さん、
このお二人が中心に活動されていた時期にあたる、
といえるかと思います。

 

正確にいいますと、その前の時期
2005、6年頃から始まっていたのかもしれませんが、
「ミクシィmixi」や「グリーGREE」といったSNSが始まっていました。
私も裕生さんに誘われて参加したものでした。

そこでは色々なコミュニティがあり、
そのなかに「左利き」のコミュニティも色々とありました。

「左利きだけど、鉛筆やお箸は右使い」といった
左右両使いの人たちのコミュニティでは、
私のホームページの<左利きプチアンケート>の
「利き手テスト」のページの閲覧が多数あり、
アンケート結果にも大きな変動が出たものでした。

*参照:
<左利きプチ・アンケート>
第24回 利き手調査第4回chapman利き手テスト
*『お茶でっせ』
2005.11.22 GREEとmixiを始める
(お茶でっせ版) (新生活版)

2006.1.24 GREEやmixi―あるいは左利きのコミュニティのこと
(お茶でっせ版) (新生活版)

2006.3.22 mixi「左利きの子の子育て」コミュニティに書いたこと
(お茶でっせ版) (新生活版)

 

 ●『左利きの人々』をきっかけに渡瀨さんと裕生さんの活躍

2008(平成20)年の末に、先に紹介しました「渡瀬謙」さんが、
「渡瀬けん」名義で、一項目一ページで綴る、
「Lefty serveレフティサーブ」のバックナンバーから選んだ、
右利き社会のなかで生きる左利きの人々の不便の数々を語る
短文エッセイ集を出版されました。

*『左利きの人々―悲しくも笑える―』渡瀬けん 中経文庫 2009/1/1

Kindle版

 

(画像:『左利きの人々―悲しくも笑える―』渡瀬けん 中経文庫 書影)

*『お茶でっせ』2008.12.29
左利き本の新刊『左利きの人々』渡瀬けん著
(お茶でっせ版) (新生活版)

 

この本の出版を機に、翌年、
渡瀨さんと裕生さんらが組んで(「神奈川組」?)
左利きのイベントなどの活動を催行されます。

その一つが、2009年1月16日発売の『モノ・マガジン』での、
18年ぶりの左利き特集の企画がありました。

*『モノ・マガジン』2009年2月2日号「特集・左利きグッズ大図鑑」
(ワールドフォトプレス)

Monomagazine090202no598

(画像:18年ぶりの左利き特集号――『モノ・マガジン』2009年2月2日号「特集・左利きグッズ大図鑑」(ワールドフォトプレス)特集ページの扉)

文具を中心に左手・左利き用品が色々紹介され、
『左利きの人々』の著者・渡瀬けん氏の記事、
「左利きの世界が広がっている」というコーナーで、
私のブログ『レフティやすおのお茶でっせ』が紹介されました。

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(画像:18年ぶりの左利き特集号――『モノ・マガジン』2009年2月2日号の「左利きの世界が広がっている」というコーナーで紹介された、私のブログ『レフティやすおのお茶でっせ』)

※『お茶でっせ』09.1.15
速報!『モノ・マガジン』2009年2月2日号左利きグッズ大図鑑
(お茶でっせ版) (新生活版)

 

もう一つは、
2月10日「左利きグッズの日」の制定記念として開催されました、
2月8日、東京・秋葉原で行われたイベント。

(「左利きグッズの日」=2月10日、旧・日本版「左利きの日
 -レ(0)・フ(2)・ト(10)の日)」を改称)

記念日申請者である左利きグッズ常設展示販売店
「菊屋浦上商事」さんの手で開催され、『左利きの人々』渡瀬けん氏、
左利きのニフティ「デイリーポータルZ」ライターの乙幡啓子氏らが参加。

*『お茶でっせ』
2009.2.2
速報! 2月8日秋葉原で左利きグッズの日記念イベント開催
(お茶でっせ版) (新生活版)

2009.2.7
左利き用グッズ体感イベント 東京・秋葉原で
(お茶でっせ版) (新生活版)

2009.2.10
今日2月10日は“左利きグッズの日”
(お茶でっせ版) (新生活版)

 

 ●私の場合

3月6日、日経BPnet SAFETY JAPANの元小学校教師の教育評論家・
親野智可等氏のコラム『父親のための親力養成塾』の
「第45回 左利きを直す必要はない」で、
左利きの子の右手使いへの指導(「矯正」)反対論の終わりに、
参考として、「菊屋浦上商事」とともに、
私のブログ『お茶でっせ』がリンクされました。

*『お茶でっせ』2009.3.9
左利きを直す必要はない-親野智可等『父親のための親力養成塾』第45回
(お茶でっせ版) (新生活版)

 

4月28日、左利きの子供のための教育・保育のガイドブック、助言本
『左利きの子 右手社会で暮らしやすくするために』
ローレン・ミルソム/著 笹山裕子/訳 東京書籍 

が発売されました。

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(画像:『左利きの子 右手社会で暮らしやすくするために』ローレン・ミルソム/著 笹山裕子/訳 東京書籍 2009/4/28 書影)

イギリスの世界的に有名な左利き用品専門店ANYTHING LEFT-HANDEDの
自身左利きで左利きの子を持つ母でもあるオーナーの経験に基づく、
左利きの子供のための教育保育ガイド。
左利き用品の紹介、学校への要望など、
いかにしてまわりのものが左利きの子供たちに
配慮し支援して、右利き仕様偏重の社会に順応させていくか、
その方法を様々な場面に応じて解説しています。
左利きの子を持つ親だけでなく、教育・保育関係者も役に立つ内容で、
もちろん広く一般の人にも読んでいただきたい一冊でした。
巻末の資料編の作成には私も協力させていただきました。

(資料編には、弊誌「週刊ヒッキイ」および
 『レフティやすおの左組通信』の「左手で字を書くために-私論4-」
 がリストアップされています。)

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(画像:『左利きの子 右手社会で暮らしやすくするために』ローレン・ミルソム/著 笹山裕子/訳 東京書籍 2009/4/28 巻末資料からレフティやすお関連)

*『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』
第175号(No.175) 2009/4/11
「親御さんへ速報!『左利きの子』教育・保育ガイド本」
*『レフティやすおのお茶でっせ』
2009.4.23
『左利きの子』(のための)教育・保育ガイド本
(お茶でっせ版) (新生活版)

2009.5.1
『左利きの子』教育保育ガイド本発売される
(お茶でっせ版) (新生活版)

 

 ●左利きのミニ・ブーム?

この時期は、左利きの本も色々と出版されるなど、
ちょっとした左利きのブームといった観がありました。

有名な話題としては、4月からTBS系テレビで放映された
4人の女子高生が軽音楽部で活躍するという、
アニメ『けいおん』のメンバーの一人が左で弾くベースが、
人気となり、品切れになったというものがありました。

*『レフティやすおのお茶でっせ』2009.5.21
アニメ「けいおん」による左利き用ベース人気から思ったこと
(お茶でっせ版) (新生活版)

*原作:かきふらい(芳文社「まんがタイムきらら」連載)全4巻
・『けいおん! (1)』まんがタイムKRコミックス 芳文社 (2008/4/26)

・『けいおん! (2)』同 (2009/2/26)

Kon2-mio (画像:『けいおん! (2)』左利きでベースを弾く澪 書影)

・左利き用ベースFender フェンダー「JB62 LH 3TS」

 

★(2006年前後に刊行された左利きの本)★

――この時期は、左利きの人自身が書いたエッセイ集や、
  左利きに関する科学的アプローチの本だけでなく、
  世にある「左と右」のあれこれを考える
  「左右学」系の本も出版されていました。

2005/8/1『手の五〇〇万年史 手と脳と言語はいかに結びついたか』
フランク・ウィルソン/著 藤野邦夫・古賀祥子/訳 新評論
―第8章「右手には左手がしたばかりのことがわかる」に左利きの老人の
 エピソードとして、左利きを右使いに変えさせられたり戻したりした
 結果、学業成績が上下した少年の例が示されている

2005/12/1『左ききのたみやさん。 哀愁ただよう左きき爆笑エッセイ』
 たみやともか 宝島社 
―左利きのイラストレーターたみやともかさんのよる
 左利きの不便を語るイラストエッセイ。

2005/12/6『左右学への招待 世界は「左と右」であふれている』
西山賢一 光文社文庫
―1995年風濤社刊『左右学への招待―自然・生命・文化』の文庫化・新版)

2006/1/1『自然界は謎だらけ!「右と左」の不思議がわかる絵事典
―鏡のしくみから宇宙の誕生まで』富永 裕久 PHP研究所
―左右の違いだけでなく、右利き用と左利き用の道具の違い、
 多くの人が鉛筆やお箸を右手で持つのはどうしてなの? など、
 子供向けの「左右学」の図鑑。

*『レフティやすおのお茶でっせ』2006.1.31 
PHP研究所「右と左」の不思議がわかる絵事典

2006/3/1『左右/みぎひだり―あらゆるものは左右に通ず!』
國文學編集部編 學燈社
―「視覚と左右」「食と右左について」「宗教に見る右左」等の
「左右」をテーマとした論考集。

*『レフティやすおのお茶でっせ』2006.4.2
アサガオの蔓と左利き―『左右/みぎひだり』から

2006/7/1『「左利き」は天才?―利き手をめぐる脳と進化の謎―』
デイヴィッド・ウォルマン 梶山あゆみ訳 日本経済新聞社1
―日本在住経験を持つ、左利きのジャーナリストによる、左利きの謎を
 解くべく世界を巡る科学読み物。「日本の左利き、大集合」では
 日本のレフティゴルファーの大会にも参加!

2006/10/21『非対称の起源 偶然か、必然か』クリス・マクマナス 大貫昌子訳 講談社ブルーバックス1
―左利き研究20年のイギリス人科学者による、左利き・利き手の研究を
 中心に、左右に関する話題を含めた科学研究書。「利き手と社会」
「左利きの苦悩」といった章を含み、左利きには興味深い本。

*『レフティやすおのお茶でっせ』2006.11.3
利き手と左利きの科学の本『非対称の起源』 
(お茶でっせ版) (新生活版)

2008/7/20『左対右 きき手大研究』 八田武志/著 化学同人 DOJIN選書18 発行。
―1996年の前著『左ききの神経心理学』以降の左利き・利き手研究の文献
 を基に一般向けの読み物としてまとめたもの。
 左利き短命説や利き手の決め方、利き手の成因、
 左利きの変更の是非など、左利き・利き手に関心のある方の必読書!

2008/12/6『左ききのトリセツ』貫吉達郎 グラフ社
“もと左きき”という動物学者の手になる左利き本、實吉達郎(さねよしたつお)/著『左ききのトリセツ』(グラフ社)が発売される。
[もと左きき動物学者が考える、まったく新しい左きき論。左ききの知りたかったこと、全部お答えします!本当の利き手がわかる、利き手診断テスト付き。]
(グラフ社ホームページの紹介文)

2009/1/1『左利きの人々―悲しくも笑える―』渡瀬けん 中経文庫

2009/4/28『左利きの子 右手社会で暮らしやすくするために』
ローレン・ミルソム/著 笹山裕子/訳 東京書籍 2009/4/28

2009/6/1『神々の左手―世界を変えた左利きたちの歴史』エド・ライト著
 スタジオタッククリエイティブ 
―B5版横書き、写真や絵画の図版中心の「左利きの著名人/偉人」本。
 彼らの成功の一因として左利きの特徴(性格的・器質的な)を挙げ、
 ラムセス大王からホワイトハウスの4人
 (原書発刊当時直近の米歴代大統領)まで、
 世界を動かしてきた左利きの偉人たちの歴史を描く。

2009/8/29『左利きギターコード1008 -これは便利!左利きギタリスト御用達-』(中央アート)発売
 アニメ『けいおん』の影響もあってか、ありそうでなかった!? という左利き/左手弾き用のギター・コード・ブックが出版されました。左利きでもやっぱり楽器は利き手で弾きたい!という人にオススメ。

 

 

 ●2005-2009年前後、私が影響を受けた活動家・研究家

ということで、この時期からは、
いろんな活動において私にもお声をかけてくださったお二人、

浦上裕生・渡瀬謙 両氏を

影響を受けた活動家・研究家としてあげておこうと思います。

 

 

 ●『親力で決まる子供の将来』の「親野智可等」先生のこと

そして、もうお一人、追加しておくならば、
教育評論家となられた「親野智可等」先生を上げておきましょう。

小学校教師時代から、

『親力で決まる子供の将来』

というメルマガを発行されていました。

これが人気メルマガとしてメルマガ大賞を受賞するなど、有名になり、
教育評論家として再出発されることになり現在にいたります。

私は渡瀨さんのメルマガ『レフティサーブ』で、
この親野先生が『親力で決まる子供の将来』で、
「左利きを右利きにする必要は、一切ない」という記事を書いている
と知り、ブログで取り上げ、連絡してみました。

*『レフティやすおのお茶でっせ』2004.5.11
現役小学校教師がメルマガで取り組む左利き問題

 

その後、「百マス計算」が「右利き用」であり、
左手書き左利きの児童に不利なものになっているので、
左利きの子にも不利にならない、
改良版の「UD(ユニバーサルデザイン)百マス計算」というものを
ある現場の先生が工夫した、という話を当時存在したサイト
(「左利きっず」という左利きの子を持つ親御さん等のためのサイト)
で知り、これはいいと思い、
左利きの子への配慮を訴えていた親野先生にお尋ねしてみようと、
お便りしてみました。
その結果、先生のメルマガ誌上で紹介されることになりました。

*『レフティやすおのお茶でっせ』2004.6.16
改良版「UD百マス計算」が紹介されました

 

そんなこんなで、当時は一般の素人メルマガ発行人だった先生から、
私のメルマガも紹介していただくことになり、
一気に購読者を増やすことができました。

*『レフティやすおのお茶でっせ』2006.8.23
「親力で―」668号で「左利きで生きるには 週刊ヒッキイ」紹介される

 

以来の御縁で、先ほども書きましたように、
その後も、先生の左利きのサイト記事で、裕生さんともども、
私のブログも紹介していただくことになったのでした。

(先生は静岡在住で、
 何かのイベントで裕生さんとも一緒に仕事をされた事があったそうで、
 その時共通の知人として私の名が上がった、と聞いたことがあります。)

先生は、左利きの活動家・研究家というわけではございませんが、
私にとっては、今の私につながる「恩人」ということになります。

 

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 ★600号までの道のり(5)第101号~第120号

101.
第101号(No.101) 2007/9/29秋季臨時増刊「<LYG2008>候補募集」
第二回<LYグランプリ2008>読者大賞候補募集
102.
第102号(No.102) 2007/10/6「創刊二周年100号突破記念放談」
メルマガ『週刊ヒッキイ』/過去・現在・未来
103.
第103号(No.103) 2007/10/13「創刊二周年100号突破記念放談
―その2―左利きの子供たちの過去・現在・未来」
104.
第104号(No.104) 2007/10/20「創刊二周年100号突破記念放談
―その3―<見かけの利き手>」
105.
第105号(No.105) 2007/10/27「<左利きプチ・アンケート>
第46回 利き手テストと意識の一致度は?」
106.
第106号(No.106) 2007/11/3「<左利きQ&A>(12)
左利きと鉛筆削り・ナイフで鉛筆を削ろう」
107.
第107号(No.107) 2007/11/10「左利き子育て相談の疑問(6)
最近見かけた新聞の相談欄における回答をめぐって」
108.
第108号(No.108) 2007/11/17「私にとっての左利き活動(18)
『R25』からのコメント依頼」
・号外
2007/11/21「『R25』掲載延期のお知らせ&お詫び」
109.
第109号(No.109) 2007/11/24「<左利きプチ・アンケート>第47回
左利き(利き手)研究会は必要?参加協力する?」
110.
第110号(No.110) 2007/12/1「<左利きQ&A>(13)
研究会やコーチはなぜ必要?」
・号外
2007/12/5「『R25』コメント掲載のお知らせ」
111.
第111号(No.111) 2007/12/8「左利き子育て相談の疑問(7)
左利きって悪いことなの?」
112.
第112号(No.112) 2007/12/15「私にとっての左利き活動(19)
―最終回―『R25』コメント掲載のことなど」
113.
第113号(No.113) 2007/12/22「<左利きプチ・アンケート>第48回
「ぎっちょ」は差別的な言葉だと思いますか?」
114.
第114号(No.114) 2007/12/29冬季臨時増刊「既刊号一覧2007年後期」
115.
第115号(No.115) 2008/1/5「<左利きQ&A>(14)
2007年の左利き事情」
116.
第116号(No.116) 2008/1/19「2007年の左利き事情―後編―&
第2回<LYグランプリ>2008」
・号外
2008/1/12「一週お休みのお詫びとお知らせ」
117.
第117号(No.117) 2008/1/26「<左利きプチ・アンケート>第49回
新版・利き目は右左どちらですか?」
118.
第118号(No.118) 2008/2/2「<左利きQ&A>(15)
左利き用品って?《1》」
119.
第119号(No.119) 2008/2/9「左利き子育て相談の疑問(8)/
第2回<LYグランプリ>2008発表」
120.
第120号(No.120) 2008/2/16「左手書字の研究―実技編(1)はじめに」

 

――このころは、毎週異なるテーマで書いていました。
 第一土曜は、<左利きQ&A>
 第二土曜は、<左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ>
左利き子育て相談の疑問
 第三土曜は、私にとっての左利き活動
 第四土曜は、<左利きプチ・アンケート>
 第五土曜があるときは、臨時増刊で、バックナンバーの紹介

2007年の終わりに、東京周辺で配布されているフリーマガジンの
『R25』で、ホームページ<左利きプチアンケート>のデータの引用と
私のコメントを掲載していただきました。
私がメディアに登場すること自体が奇跡的なことなので、
これは大きな里程標となりました。
2008年の年頭からインフルエンザ罹患のため、一週お休みしていました。

*各号のタイトルを見て、「これ気になるなあ、読んでみたいなあ」
 というものがございましたら、リクエストをお願いいたします。
 再配信なり、現時点での加筆・修正を行っての配信など、
 改めてお届けすることも考えています。
 リクエストは、本誌に返信してください。

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本誌では、「創刊600号突破記念― 私が影響を受けた左利き研究家・活動家(5) 第三期・ネットの時代―その2―浦上裕生・渡瀬謙両氏」と題して、今回も全紹介です。

今回も「創刊600号突破記念」エッセイということで「私が影響を受けた左利き研究家・活動家」についての5回目です。

資料編をあれこれと追加したことで長いメルマガになってしましました。
毎度のことよ、といわれるかもしれませんけれど、これでも結構気にしているのです。

私のメルマガ師匠である渡瀬謙さんから初めの頃からいわれている言葉です。
「長い!」

 

第三期「左利きライフ研究家・ネットの時代」の2005年~09年頃のお話です。

このころほんのちょっとではありますが、いってみれば「左利きのミニブーム」的な事象が起きていたような印象が残っています。
私および私のまわりだけのことかもしれませんけれど。

 

では次回は、最終回、今度こそ現在につながる時代となります。
お楽しみに!

 ・・・

これを機会に、本誌をご購読の上でお楽しみいただけると幸いです。
(ご登録・ご購読は無料です。ご登録をいただくと毎号メールで送られてきます。読み落としを避けることができます。読む読まないは自由ですし、いつでも好きなときにお読みいただけるので便利だと思います。不要の折には解除も自由です。)

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』

『レフティやすおのお茶でっせ』〈左利きメルマガ〉カテゴリ

 

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2021.10.02

私が影響を受けた左利き研究家・活動家(4)第三期・ネットの時代―その1(創刊600号突破記念)-週刊ヒッキイ第604号

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第604号 別冊編集後記

 

第604号(No.604) 2021/10/2
「創刊600号突破記念― 私が影響を受けた左利き研究家・活動家(4)
 第三期・ネットの時代―その1」

 

 

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・ 2014年7月より
  月二回(第一・第三土曜日)の発行に変更しました。
・ 2019年10月より
  第一・第三土曜日の発行は、新規配信
  第二・第四土曜日の発行は、バックナンバーからの再配信
  に変更しました。
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引き続き、再配信はしばらくお休みとします。

 

 

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第604号(No.604) 2021/10/2
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 第三期・ネットの時代―その1」
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 創刊600号突破記念― 私が影響を受けた左利き研究家・活動家(4)
 第三期・ネットの時代―その1― 大路直哉・ひでゆき両氏 他
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 「私が影響を受けた左利き研究家・活動家」の3回目です。

 

 1954-1989(0-35)
  第一期「左利きライフ研究家以前」では、箱崎総一先生。
 1990-2000(36-46)
  第二期「左利きライフ研究家・紙の時代」では、○○さんか?
 2001-(47-)
  第三期「左利きライフ研究家・ネットの時代」では、××さんら?

 

 さて今回は、「第三期・ネットの時代」編の1回目。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
<私が影響を受けた左利き研究家・活動家> (4)
第三期・ネットの時代から―その1―
 ◆ 大路直哉・ひでゆき両氏 他 ◆
  第三期・ネットの時代―初期(2001-08頃)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 ●第三期・ネットの時代――JSCメーリングリストから

 

 

さて、いよいよ「第三期・ネットの時代」に入ります。

 

まずは、その初期、パソコンを始めた当初の、
2001年から08年ぐらいまでを「初期」としましょう。

 

 ・・・

 

2001年(47歳)の暮れあたりでしたか、
初めてパソコンを購入、ネットというものを経験しました。
当時は電話回線を利用したもので、今のように
自由にサイトをのぞいてまわるということはできませんでした。

 

以前から知っていたネットの左利きの会
「ジャパン・サウスポー・クラブ(Japan Southpaw Club JSC)」は、
当時すでには末期で、メーリングリストのみ稼働している状態でした。

 

ここで知り合いになれた人が、
今や「左利きグッズの店」として有名な「菊屋浦上商事」の
「浦上裕生」さん。

 

2月10日日本版「左利きの日」をのちに「左利きグッズの日」として、
改めて記念日とした認定をもらった人でもあります。

 

*きくやねっと
http://www.kikuya-net.co.jp/
―《左利き用グッズ 事務用品販売から修理まで文房具店》
 菊屋浦上商事株式会社・浦上裕生さん

 

 

JSCのメーリングリストからもうお一人、
「kame(だっぺ族支部長)」さんが、
私の考え方に合う印象の人物でした。

 

*左利きなんだな~(kame's Southpaw Page)
http://www.ne.jp/asahi/home/kame/ja/southpaw/index.htm#1
―JSCのMLでよく発言されていた、
 kame(だっぺ族支部長)さんの左利きのサイト

 

 

 

 ●左利きのサイト――『お茶でっせ』サイドバーから

 

左利きのサイトと呼ばれるものがいくつもありました。

 

もうずいぶん昔のことになり、特にお付き合いがあった人以外は、
ほとんど記憶が飛んでしまっています。

 

今もブログ「レフティやすおのお茶でっせ」のサイドバーに
記録を残しているものをのぞきますと、
今これという記録が見つからず、ここに明記できません。

 

サイドバーから転載しておきますと、

 

*MARI’S ROOM
 左利きの まり が考えたこと
https://blog.goo.ne.jp/marisroom
―左利きの矯正に関する文章に共感できるまりさんのサイト。
 (ブログにお引越し05.3.26)

 

*Lefty serveレフティサーブ
左利きのための左利きメールマガジンを週1回発行
(現在は休刊(廃刊?)、サイトは消滅)
―左利きの不便を描いた著書『左利きの人』の著者・
 渡瀬謙さんが発信していた左利きメルマガ。

 

*左利きの小ネタ
「ひでゆきの小ネタ部屋」にある「ひでゆき」さんの左利きサイト。
―左利きのサイトの代表格で、左利きの有名人リスト、
 左利き用品などのサイトのリストが充実していて、
 左利きの人、左利きに興味のある人には大いに役立つ。
 2009.2.10頃(?)消滅。
 私の『左組通信』サイトの左利き年表より――

 

 《関連サイトやブログもすべて閉鎖された模様。
  つい数日前までまったくその兆候もなく更新されていただけに、
  あまりに突然のことで驚くばかり。
  わが『左組通信』サイトを始める時にお世話になった方だけに残念。
  個人サイトゆえの左利きに対する考え方や情報収集の偏向性、
  古くなりつつある左利き情報といった問題はあったものの、
  貴重な左利き情報サイトであり、重要なサイトだった。(09.9.11)》

 

 「個人サイトゆえの偏向性」という問題は、新聞社の問題と同じで、
 私も含めて誰にでもあることで、それ自体は一つの個性であり、
 一つのカラーで、いいとか悪いとかというものではないと考えます。
 多くのサイトの情報は、日時の記載がないものがあり、
 情報としての価値という点で「怪しく」なります。
 その点、この人のサイトは、
 そこがしっかり記載されていたように記憶しています。
 私もそれを見習って、初出と更新の日付を入れていました。

 

*クラブレフティ
―『見えざる左手』『左ききでいこう』(共著)の著者によるサイト。
 著書『見えざる左手』以降の左利き情報を扱う。
 今回検索しても「ホーム」が出てきません。
 個別のページは見つかるのですけれど。
 (例)Mail&Links
http://lefty.life.coocan.jp/links.htm

 

※参照:

Dsc040928-049
『見えざる左手―ものいわぬ社会制度への提言』
大路直哉/著 三五館 (1998/10)
―左利きの著者による社会学的アプローチの本。
明治以降の日本の社会での左利き受容、および現状と未来の考察。
巻末に「左利き筆法」。

 

『左ききでいこう!!―愛すべき21世紀の個性のために』
大路直哉・フェリシモ左きき友の会/編著 フェリシモ出版
―左利きの常識を身に付ける入門書。
巻末に、実用的な左利き用品カタログや「左利き筆法」、
ギター、編み物のページを収録。

 

 

 ●左利きのサイト――記憶から

 

ネット検索で昔見た覚えのあるものを探してみました。

 

*左利きの小部屋
http://www.nurs.or.jp/~southpaw/user/kby/hidari.html
―「左利き体験ページ!(For Mac User)」等左利きの話と、
 左利きの人からの体験話を集めた「全国のサウスポーからの報告」。

 

*左右の理屈
http://www5a.biglobe.ne.jp/~outfocus/reft-right.htm
―ピンぼけさんによる左利きと左右の概念についてのサイト。

 

 ・・・

 

記憶から――

 

通販の会社の左利き用品を扱う部門で、
「フェリシモ・左利きカタログ」というものがありました。

 

カタログ通販からのちにネットに移行しましたが、
いつの間にやら消滅しました。
そこで左利きの商品開発などされていた(と記憶している)
「カトさん」というかたがいらっしゃいました。
一度商品開発に関して連絡をしたことがありました。

 

その後どうされているのか、サイト消滅は残念ですが、
企業活動の一環なので、どうしても限界があったのでしょう。
左利き用品という行ってみればニッチな商品の宿命なのかも……。

 

 ・・・

 

以上、こういったところでしょうか。

 

他にも当時色々とお世話になったり、
影響を受けたりした人々が何人かいらっしゃいます。

 

今はちょっと調べ直す時間がありません。
ご勘弁を!

 

 

 ●2004年よりネットでの左利き活動開始

 

正確には、2003年末にブログ『レフティやすおのお茶でっせ』を開始、
2004年年頭からホームページ『レフティやすおの左組通信』を開設。

 

ネットでの左利き活動を始めました。

 

それまでは、紙の時代からのブランク期間にあたります。

 

パソコンを始めてすぐ、簡単なホームページを開設しました。
全く個人的なもので、数少ない友人にのみ知らせて。
そのコンテンツの一つとして、左利きに関するページも作っていました。
やはり「三つ子の魂」というべきなのか、
ここに辿り着いてしまうのですね。

 

そして、ネットの左利きサイトを見ているうちに、
自分もまた本格的な左利きサイトをやってみたい、
と思うようになりました。

 

「私にも一言いわせて!」という気持ちになったのです。

 

ブランク期間に、「左利きの本を出してみたい」という思いがあり、
ポツポツと原稿を書いていたのです。
紙の時代の季刊誌の原稿も一部取り込んで、
『驚き桃の木左利き』という仮題の本でした。

 

その原稿を流用すれば、かなりの量のホームページができる、
という考えもありました。

 

ちょうどホームページ・ビルダーというソフトのライト版?が、
私のパソコンにはおまけとして付いていたのです。
それを利用して作ることになりました。

 

今は消滅させてしましたが、
それなりに面白いものになっていたと思います。

 

 

 ●「クラブレフティ」の「大路直哉」さん

 

ネット時代の初期において、影響を受けた人物としては、
まず初めにこの人。

 

「クラブレフティ」の「大路直哉」さんは、ネット以前から、
その著書を通して、お名前は存じ上げていました。

 

著書に関していいますと、
ご自身の左利きとしての体験談などは、書かれていないことが多く、
その辺が私には物足りないところがありました。

 

サイトに関しては、リニューアルされるたびに情報が少なくなり、
もったいないと感じました。
また一部の情報以外は、日付表示がないので、いつの情報かが不明で、
その辺も気に入らない点でした。

 

情報は日夜変化するものです。人の心も、物理的な環境も。
左利き用品に関しても、どんどん進化、更新されていきますし、
人の考え方、感じ方も変わりますから。
古い情報をつかまされたといったクレームにもつながります。

 

 

それはさておき、
「大路直哉」さんはその著書の執筆までに何年も準備されたそうです。
内容も社会的な見方で書かれたもので、濃いものになっていました。
巻末の参考文献も、さらなる研究に役立つものでした。

 

その後の左利き情報を伝えるサイトは、
私のネット時代と重なる部分もあり、競争心を高める役にも立ちました。

 

左利きについて色々考える機会を与えてもらったという意味で、
大きな影響を受けたお一人です。

 

 

 ●初期<七人のサムライ>(!?)

 

私のネット初期において、大げさに言えば、
<七人のサムライ>(!?)的な存在だったのが、以下の人々でしょう。

 

 

◎第三期・ネットの時代――初期<七人のサムライ>(!?)

 

1.「きくやねっと/菊屋浦上商事株式会社」の「浦上裕生」さん
2.「左利きなんだな~」の「kame(だっぺ族支部長)」さん
3.「MARI’S ROOM」の「まり」さん
4.「Lefty serveレフティサーブ」『左利きの人』の「渡瀬謙」さん
5.「左利きの小ネタ」の「ひでゆき」さん
6.『見えざる左手「クラブレフティ」の「大路直哉」さん
7.「フェリシモ・左利きカタログ」ネット版の「カトさん」

 

 

この中であえて一人を選ぶなら、やはりこの人。
現在も「日本左利き協会」を設立し、活躍中の人。

 

「大路直哉」さんです。

 

先ほどもいいましたが、(1)著書に教えられた
(2)その後もサイトやメディアで活躍されている という2点。

 

菊屋の「浦上裕生」さんや『左利きの人』の「渡瀬謙」さんに関しては、
また次の機会にでも触れる予定です。

 

 

二人目としてはサイトの巨人だった、
「左利きの小ネタ」の「ひでゆき」さんを上げておきましょう。

 

きいたところでは私同様、
『モノ・マガジン』の左利き特集号で触発され、その後、
左利きのサイトを構築、約10年にわたって更新し続けてこられました。

 

一番人気のコンテンツだった「左利きの有名人」リスト、
「左利き用品」の新製品の紹介など、多くの有益な情報がありました。

 

私が今でも感心したことで記憶にあるのは、ボールペンの仕組みと
左手書きによる「押し書き」との関係の図解でした。

 

このような貴重なサイトに関しましては、本における図書館のような、
公的なアーカイブがあればいいのですけれど。

 

 ・・・

 

ということで今回はこの辺で。

 

次回は、「後期」といいますか、今につながる2009年頃から
その後10年代前半ぐらいについて、回想してみましょう。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 ★600号までの道のり(5)第81号~第100号

 

81.
第81号(No.81) 2007/5/12「左利き子育て相談の疑問(3)
 右利きの常識にとらわれない」
82.
第82号(No.82) 2007/5/19「私にとっての左利き活動(13)」
 左手・左利き用品を探す
83.
第83号(No.83) 2007/5/26「<左利きプチ・アンケート>第41回」
 新版・利き手調査第5回 マクマナスの利き手テスト
84.
第84号(No.84) 2007/6/2「<左利きQ&A>(8)左利きと音楽」
 ―序の口
85.
第85号(No.85) 2007/6/9「左利き子育て相談の疑問(4)」
 「弱い左利きなら直してしまいましょう」の疑問
86.
第86号(No.86) 2007/6/16「私にとっての左利き活動(14)」
 「左組通信」の始まり
87.
第87号(No.87) 2007/6/23「<左利きプチ・アンケート>第42回」
 左利きの日はどっちがいい?
88.
第88号(No.88) 2007/6/30夏季臨時増刊「既刊号一覧2007年前期」
 バックナンバーの案内 2007年前期発行分(No.63-87)
89.
第89号(No.89) 2007/7/7「<左利きQ&A>(9)
 左利きと音楽・序二段―鍵盤ハーモニカ」
90.
第90号(No.90) 2007/7/14「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ
 <特別篇>横澤氏「太一くん...」発言から考える」
91.
第91号(No.91) 2007/7/21「私にとっての左利き活動(15)
 左利き専門店Anything Left-Handed」
92.
第92号(No.92) 2007/7/28「<左利きプチ・アンケート>第43回
 タレントさんの左手使いは気になりますか」
93.
第93号(No.93) 2007/8/4「<左利きQ&A>(10)子供用左利き庖丁」
94.
第94号(No.94) 2007/8/11「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ
 <特別篇>左利き子育てへの要望」
95.
第95号(No.95) 2007/8/18「私にとっての左利き活動(16)」
 The Left-handers Club(イギリスの左利きの会の思い出)
96.
第96号(No.96) 2007/8/25「<左利きプチ・アンケート>第44回
 じゃんけん、ポン!はどっち?」
97.
第97号(No.97) 2007/9/1「<左利きQ&A>(11)
 左利きと音楽・三段目―左利きに有利な楽器」
98.
第98号(No.98) 2007/9/8「左利き子育て相談の疑問(5)
 一般論と個別事例を混同していないか」
99.
第99号(No.99) 2007/9/15「私にとっての左利き活動(17)
 Lefthanders International『Lefthander Magazine』」
 (アメリカの左利きの会)
100.
第100号(No.100) 2007/9/22「<左利きプチ・アンケート>第45回
 左利きのための生活技術指導者・コーチは必要か?&読者アンケート」

 

 

――このころは、毎週異なるテーマで書いていました。
 第一土曜は、<左利きQ&A>
 第二土曜は、<左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ>
左利き子育て相談の疑問
 第三土曜は、私にとっての左利き活動
 第四土曜は、<左利きプチ・アンケート>
 第五土曜があるときは、臨時増刊で、バックナンバーの紹介

 

第二土曜の発行分で、
<左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ>の<特別篇>として、
当時左利きの人たちの間で「左利き差別では?」と話題になっていた、
横澤彪氏のコラム「国分太一くん、箸は右手で持とうよ」発言を
取り上げています。

 

*参照:『お茶でっせ』
・2007.06.30
横澤彪氏「国分太一くん、箸は右手で…」発言に思うこと
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2007/06/post_dade.html
・2007.07.05
横澤氏「太一くん…」発言に見る左手、利き手差別の構造
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2007/07/post_48b4.html

 

*各号のタイトルを見て、「これ気になるなあ、読んでみたいなあ」
 というものがございましたら、リクエストをお願いいたします。
 再配信なり、現時点での加筆・修正を行っての配信など、
 改めてお届けすることも考えています。
 リクエストは、本誌に返信してください。

 

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本誌では、「創刊600号突破記念― 私が影響を受けた左利き研究家・活動家(4) 第三期・ネットの時代―その1」と題して、今回も全紹介です。

 

今回も「創刊600号突破記念」エッセイということで「私が影響を受けた左利き研究家・活動家」についての4回目です。

 

第三期「左利きライフ研究家・ネットの時代」は、2001年~現在(47歳以降)です。

 

 

今回からは、いよいよ今に続くネットの時代に入ってからの私の活動をカバーしています。

 

その中から、今思い出せる範囲内で、私が何らかの影響を受けた人たちについてふれています。
実は、申し訳ないことにお名前など失念していますが、ネット初心者として色々とお世話になった人たちが、他にも多数いらっしゃいました。
そういうお一人お一人についても書いておければよかったのですが、残念なことにそれはできませんでした。

 

古い情報もいくらかは残っているのですが、まだ確認できていません。
また機会があれば、何かしら掘り出せれば、報告したいと思います。

 

では、次回はようやく現在につながる時代となります。
お楽しみに!

 

 ・・・

 

これを機会に、本誌をご購読の上でお楽しみいただけると幸いです。
(ご登録・ご購読は無料です。ご登録をいただくと毎号メールで送られてきます。読み落としを避けることができます。読む読まないは自由ですし、いつでも好きなときにお読みいただけるので便利だと思います。不要の折には解除も自由です。)

 

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』

 

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2021.09.18

私が影響を受けた左利き研究家・活動家(3)第二期・紙の時代2(創刊600号突破記念)-週刊ヒッキイ第603号

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第603号 別冊編集後記

第603号(No.603) 2021/9/18
「創刊600号突破記念―
  私が影響を受けた左利き研究家・活動家(3)第二期・紙の時代―その2」

 

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
 ※『週刊ヒッキイ』は、
・ 2014年7月より
  月二回(第一・第三土曜日)の発行に変更しました。
・ 2019年10月より
  第一・第三土曜日の発行は、新規配信
  第二・第四土曜日の発行は、バックナンバーからの再配信
  に変更しました。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

引き続き、再配信はしばらくお休みとします。

 

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◇◆◇◆◇◆ 左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii ◆◇◆◇◆◇
【左利きを考えるレフティやすおの左組通信】メールマガジン

  右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして
  左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 第603号(No.603) 2021/9/18
「創刊600号突破記念─ 私が影響を受けた左利き研究家・活動家(3)
 第二期・紙の時代─その2」
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 創刊600号突破記念―
  私が影響を受けた左利き研究家・活動家(3)
 第二期・紙の時代─その2─斎藤茂太先生他
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 「創刊600号突破記念」として書き始めた
 「私が影響を受けた左利き研究家・活動家」の3回目です。

 1954-1989(0-35)
  第一期「左利きライフ研究家以前」では、箱崎総一先生。
 1990-2000(36-46)
  第二期「左利きライフ研究家・紙の時代」では、○○さんか?
 2001-(47-)
  第三期「左利きライフ研究家・ネットの時代」では、××さんら?

 さて今回は、「第二期・紙の時代」編の2回目。

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<私が影響を受けた左利き研究家・活動家> (3)
第二期・紙の時代から―その2―
 ◆ 斎藤茂太先生他 ◆
  第二期・紙の時代―当時読んだ左利き関連本について
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 ●第二期・紙の時代―当時読んだ左利き関連本について

前回も、当時読んだ左利きの本のことを書きました。

私が本格的に左利きの活動を始めることになったきっかけは、
やはり1991年の『モノ・マガジン』の左利き特集号でした。

こういう雑誌以外で、いわゆる書籍には、
主に、「左利きの人への応援歌」的な本と、「左利きの科学」的な本、
左利きの人が登場する小説と、
大きく分けると3つのジャンルの本がありました。

ここまでは前回に書いたかと思います。
では、もう少し詳しく書いてみましょう。

 ●本屋さんで見つけた本から

30代で仕事に追われる日々の中、
次に私が手にした左利きの本といいますと、1991年6月、
1989年刊の前原勝矢著『右利き・左利きの科学』でした。

・前原勝矢著『右利き・左利きの科学』講談社 ブルーバックス

これは文字通り「左利きの科学」本で、
左利きを学問的に知ることができました。

一部この著者の考えに賛同できない部分はありましたが、
新書という廉価で手に入れやすい叢書での出版で、
利き手・利き側について手軽に学べる貴重な著作でした。

 

その次に手にしたのが、1993年4月、
文庫本で再刊された、斎藤茂太さんの1987年の著作『左ききの本』――

・『左ききの人はなぜ才能があるのか―左ききの性格分析』斎藤茂太
 KKベストセラーズ/ワニ文庫 1993/3/1 

*(元の本)
『左ききの人の本 右にでるモノがない!』斎藤茂太 エムジー‎ 1987/9/1

『左腕の誇り―江夏豊自伝』 新潮文庫 2010/2/26

左利きの人への応援本です。
のちに、「元々は右利きだった」と自伝の記述で判明した
左腕投手・江夏豊さんを左利きの代表の一人にあげて解説している点は、
今となっては複雑ですけれど。

 

5月に新刊の文庫本『右脳革命』は、大前研一の翻訳で巻末には、
新たに対談が収録されていました。
脳科学的な説明で左利きにもふれています。

・『右脳革命―創造力活性化の決め手―』T・R・ブレークスリー
 新潮文庫 1993/4/1 

 

1994年2月に、今も「左利きは短命」説で有名になった
スタンレー・コレン著『左利きは危険がいっぱい』を見つけ購入。
のちに、偶然のぞいた本屋さんで『かくれた左利きと右脳』を見つける。

・『左利きは危険がいっぱい』スタンレー・コレン
 石山鈴子訳 文藝春秋 1994/1/1

・『かくれた左利きと右脳』坂野登 青木書店 1982/12/1
――利き脳と言う言葉を知る。腕組みや指組みで左右どちらが上に来るか
 で、その人の脳にある潜在的な「利き」がわかるという。

 

自分の方に流れが来ているな、と感じたものでした。

当時はネットもない(か、私には使えないか)という状況で、
左利きの本を探すといっても、自分の足で本屋さんをめぐるか、
出版社の出している解説目録を当たるか、
先に読んだ本の引用・参考文献等の巻末資料や出版社の広告で探すか、
図書館で棚をさがすか、蔵書カードを当たるか、
司書さんに調べてもらうか、といったところでした。

それだけに偶然入った本屋さんで見つけたりするのは、
「これぞ、運命!」と感じたものでした。

 

翌1995年は、左利きの画家が登場する、推理小説『左ききの名画』。
1996年には、左利きの主人公が左右が反転した世界に迷い込むSF
『鏡の国のアリス』を発見。

・『左ききの名画』ロジャー・オームロッド 野中千恵子訳 社会思想社
 現代教養文庫〈ミステリ・ボックス〉‎ 1993/3/1(原著1988)

・『鏡の国のアリス』広瀬正 集英社文庫 広瀬正小説全集4
改訂新版 2008/10/17

 

1993年に見つけていたのが、アメリカ大リーグ初の女性左腕投手の物語。
1995年に古本屋で見つけたのが、日本プロ野球初の女性左腕投手の物語。

・『赤毛のサウスポー』ロスワイラー 集英社文庫‎ 1979/4/20

・『勝利投手』梅田香子 河出文庫 1989/4/1

左利きに関連する本として、
左右のあれこれを考えるという雑学的な本も見つけました。

・『左右学への招待―自然・生命・文化―』西山賢一 風濤社 ‎ 1995/10/1

 

 ●図書館で見つけた本から

そして、図書館でも左利きの本を探してみました。
当時見つけたものを上げてみますと――

書名通りの自然界に見られる左右の科学の本で、左利きの章を含む
『新版・自然界における左と右』。
大脳半球の左右の違いを解説した『左の脳と右の脳』という専門書など。

・マイケル・ガードナー著『新版・自然界における左と右』
坪井忠二、児島弘訳 紀伊国屋書店 1992

この本は、今年の初めにちくま学芸文庫から再刊されました。

 

・『新版 自然界における左と右 上』マーティン・ガードナー/著 坪井 忠二, 藤井 昭彦, 小島 弘/訳 ちくま学芸文庫 2021/1/9
――上巻では「9 人のからだ」「10 少数派の左利き」という
 人体における非対称(左利き)に関する章があり、
 「9 人のからだ」p.162 に、日本の左利き事情として、
 「左利き友の会」を主宰された箱崎総一先生のことや
 麻丘めぐみさんのヒット曲「わたしの彼は左きき」のことなどが
 記載されています。

 

 

・『新版 自然界における左と右 下』
 

 

・『左の脳と右の脳』サリー P.スプリンガー ゲオルク・ドイチュ
 Springer Deutsch
監訳福井圀彦、河内十郎 宮森孝史 松嵜英士 医学書院 1985
(第2版 1997/10/1)

左利きのイラストレーターでデザイナーの秋山孝さんのイラスト集
『左手のことば』には、日本語英語の対訳でご自身の書名の由来とか、
子供時代の左利きの「矯正」を拒否した話などのエッセイがありました。

・『左手のことば』秋山孝 日貿出版社 1990

左利きの少年の絵物語を発見したのもそのころでしょうか。

1995
・『左手のパズル(絵物語永遠の一瞬)』萩尾望都・文 東逸子・絵
 新書館 1995/7/13

 

 ●季刊誌『LL(レフティーズ・ライフ)』で紹介した本から

私の手作り左利き通信である、
季刊誌『LL(レフティーズ・ライフ)』の連載コラム
「左利きの本だなぁ」で紹介した本を上げてみます。

・『左利きは危険がいっぱい』スタンレー・コレン
・『左ききの人はなぜ才能があるのか―左ききの性格分析』斎藤茂太
・『左ききの名画』ロジャー・オームロッド
・『勝利投手』梅田香子≪日米プロ野球女性サウスポー対決その一≫
・『赤毛のサウスポー』ロスワイラー
 ≪日米プロ野球女性サウスポー対決その二≫

掲載した本のそれぞれの出版社に『LL』を入れて送ったところ、
斎藤茂太先生からお礼のおハガキをいただいたものでした。

 

★「レフティやすおの左利き自分史年表」から――
--
1995(平成7)4/3、『LL』No.5で
『左ききの人はなぜ才能があるのか―左ききの性格分析』を
取り上げることを報告したところ、斎藤茂太さんからお葉書をいただく。

6/28、Left-handers Clubの会報「The Left-hander」No.20が届く。
1面で「A warm welcome to the LHC of JAPAN」として
私の手紙と小冊子『LL』が紹介される。

7/31、斎藤茂太さんに『LL』No.5を送るとまたお葉書をいただく。
--

左利きを応援してくださった斎藤茂太さんからいただいたお葉書は
私の宝物の1つです。

 

 ●第二期・紙の時代後期において影響を受けた人物

さて、この時代、
私が影響を受けた左利き研究家・活動家と呼べる人物は、
これといえる適当な人がいらっしゃいません。

強いて上げるならば――

1.励ましのお葉書をいただいた、「斎藤茂太」先生
2.「左利きの人は左利き用の道具を!」という私の考えが
 間違いではなかったと確信できた、「スタンレー・コレン」
3.右利きと左利きの恋人たちが同じパレットをはさんで一つの風景を描く
 という素敵な情景を描いた小説を書いた、「ロジャー・オームロッド」

という三人でしょうか。

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(画像 :『LL(レフティーズ・ライフ)』での著書紹介の報告および送付のお礼に斎藤茂太先生からいただいたお葉書裏面)

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(画像:『LL(レフティーズ・ライフ)』での著書紹介の報告および送付のお礼に斎藤茂太先生からいただいたお葉書表面(差出人名)) 

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(画像:斎藤茂太先生の著書『左ききの人はなぜ才能があるのか―左ききの性格分析』――1987年の著作『左ききの本』が1993年に文庫版で再刊された) 

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(画像:「左利きは左利き用の道具や機械を使うべきだ」という私の持論を裏付けてくれた著書、スタンレー・コレン著『左利きは危険がいっぱい』の書影)
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(画像:右利きと左利きの恋人たちが一つのパレットをはさんで風景を描くという“理想的”なあり方を示した小説、ロジャー・オームロッド著『左ききの名画』の書影)

 

 ・・・

――次回は、いよいよネットの時代に入ります。

  今も活躍中のこの人や、
  今では知らない人も多くなってしまったかもしれない
  あの人も登場!?

 

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 ★600号までの道のり(3)第61号~第80号

第61号(No.61) 2006/12/23「<左利きプチ・アンケート>第36回」
第36回 利き手は変えられると思いますか
第62号(No.62) 2006/12/30
冬季臨時増刊「既刊号一覧・2006年後期」
第63号(No.63) 2007/1/6「<左利きQ&A>(4)」
左利きの人はズボンの左側のポケットが傷みやすいの?
第64号(No.64) 2007/1/13「左手で字を―&<LYグランプリ>」
第65号(No.65) 2007/1/20「私にとっての左利き活動(9)」自分の物差し
第66号(No.66) 2007/1/27「<左利きプチ・アンケート>第37回」
新版・利き手調査第3回―H.N.きき手テスト
第67号(No.67) 2007/2/3「<左利きQ&A>(5)
利き手の変更は可能か?」
第68号(No.68) 2007/2/10「左手で字を書くために(11)&LYG2007」
第69号(No.69) 2007/2/17「私にとっての左利き活動(10)」
私の左利き活動の歴史
第70号(No.70) 2007/2/24「<左利きプチ・アンケート>第38回」
LYグランプリ2006 があったら…
第71号(No.71) 2007/3/3「<左利きQ&A>(6)新小一の準備は?」
第72号(No.72) 2007/3/10 「左利き子育て相談の疑問(1)」
「両手が使えるようになるといいね」について
第73号(No.73) 2007/3/17「私にとっての左利き活動(11)」
頭と心・身体の戦い
第74号(No.74) 2007/3/24「<左利きプチ・アンケート>第39回」
新版・利き手調査第4回chapman利き手テスト
第75号(No.75) 2007/3/31「テーマ別BN1/左利き実用講座」
第76号(No.76) 2007/4/7「<左利きQ&A>(7)左利きと家族」
第77号(No.77) 2007/4/14「左利き子育て相談の疑問(2)」
「左手使いに違和感を持つ人もいるから」の不思議
第78号(No.78) 2007/4/21「私にとっての左利き活動(12)」
『モノ・マガジン』左利きの商品学
第79号(No.79) 2007/4/28「<左利きプチ・アンケート>第40回」
スポーツで左利きは有利だと思いますか
第80号(No.80) 2007/5/5「こどもの日特集:紙工作で遊ぼ!」
1・ゴム動力紙パック外輪船 /2・風力帆掛け段ボールカー

――このころは、毎週異なるテーマで書いていました。
 第一土曜は、<左利きQ&A>、
 第二土曜は、左手で字を書くために → 左利き子育て相談の疑問
 第三土曜は、私にとっての左利き活動
 第四土曜は、<左利きプチ・アンケート>
 第五土曜があるときは、臨時増刊で、バックナンバーの紹介

*各号のタイトルを見て、「これ気になるなあ、読んでみたいなあ」
 というものがございましたら、リクエストをお願いいたします。
 再配信なり、現時点での加筆・修正を行っての配信など、
 改めてお届けすることも考えています。
 リクエストは、本誌に返信してください。

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本誌では、「創刊600号突破記念―私が影響を受けた左利き研究家・活動家(3)第二期・紙の時代―その2」と題して、今回も全紹介です。

今回も「創刊600号突破記念」エッセイということで「私が影響を受けた左利き研究家・活動家」について三回目です。

第二期「左利きライフ研究家・紙の時代」は、1990-2000年(36-46歳)です。

 

今回は、お読みいただいたように、当時読んだ左利き関連本について書いています。
その中から、私が何らかの影響を受けた人たちについて簡単にふれています。

次回はいよいよネットの時代に入ります。
お楽しみに!

 ・・・

これを機会に、本誌をご購読の上でお楽しみいただけると幸いです。
(ご登録・ご購読は無料です。ご登録をいただくと毎号メールで送られてきます。読み落としを避けることができます。読む読まないは自由ですし、いつでも好きなときにお読みいただけるので便利だと思います。不要の折には解除も自由です。)

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』

『レフティやすおのお茶でっせ』〈左利きメルマガ〉カテゴリ

 

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2021.09.04

私が影響を受けた左利き研究家・活動家(2)第二期・紙の時代1(創刊600号突破記念)-週刊ヒッキイ第602号

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第602号 別冊編集後記

第602号(No.602) 2021/9/4
「創刊600号突破記念―
 私が影響を受けた左利き研究家・活動家(2)第二期・紙の時代―その1」

 

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 ※『週刊ヒッキイ』は、
・ 2014年7月より
  月二回(第一・第三土曜日)の発行に変更しました。
・ 2019年10月より
  第一・第三土曜日の発行は、新規配信
  第二・第四土曜日の発行は、バックナンバーからの再配信
  に変更しました。

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引き続き、再配信はしばらくお休みとします。

 

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◇◆◇◆◇◆ 左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii ◆◇◆◇◆◇
【左利きを考えるレフティやすおの左組通信】メールマガジン

  右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして
  左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
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第602号(No.602) 2021/9/4
「創刊600号突破記念―
 私が影響を受けた左利き研究家・活動家(2)第二期・紙の時代―その1」
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 創刊600号突破記念―
  私が影響を受けた左利き研究家・活動家(2)第二期・紙の時代から
 ―その1―『モノマガジン』編集部A・K氏
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 「創刊600号突破記念」として書き始めた
 「私が影響を受けた左利き研究家・活動家」の二回目です。

 1954-1989(0-35)
  第一期「左利きライフ研究家以前」では、箱崎総一先生。
 1990-2000(36-46)
  第二期「左利きライフ研究家・紙の時代」では、○○さんか?
 2001-(47-)
  第三期「左利きライフ研究家・ネットの時代」では、××さんら?

 

 さて今回は、「第二期・紙の時代」編、です。

 書き出したら意外にアレもコレもと思い出話が書きたくなり、
 次回に続けます。

 (年をとると昔話が多くなって難儀なことです。
  でも、言い訳かもしれませんが、昔のことを記録しておくのも、
  将来につながるのではないでしょうか。
  人間自分の知らないことはなかったことにしがちですから。)

 

 今年の8月13日、東京新聞にはー
https://www.tokyo-np.co.jp/article/123836
 
 きょうは何の日 8月13日
 2021年8月13日 07時13分

 ◆左利きの日
  1992年8月13日、
  イギリスの「Left−Handers Club」という団体が、
  左利きの人の生活環境を向上させる目的で制定。
  日付は提唱者の誕生日。

 と誤報が堂々と出ていました。

 日本語版Wikipediaの「左利きの日」を丸写ししたものでしょう。
 新聞社なんだから、きちんと裏をとってから記事にするべきです。

 少なくとも、出典ぐらいは明記すべきです。
 (最悪、責任転嫁できますからね。)

 こういう事があるので、知っている人が記録しておくべきなのです。

 といいつつ、毎年この8月13日について
 ブログ等で正しい情報を書いているのですが、
 なかなか浸透しませんね。

*参照:『レフティやすおのお茶でっせ』2021.8.12
8月13日「国際左利きの日」を前に、左利きメルマガ「週刊ヒッキイ」
創刊600号達成
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2021/08/post-bfd6a9.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/b613adabbcb89d8f00ef50b54f7126b6

2015.8.12
明日8月13日は1976年制定から40回目の国際左利きの日
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2015/08/813197640-3f94.html

他多数……

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<私が影響を受けた左利き研究家・活動家>
(2)第二期・紙の時代から―その1―
 ◆ 左利き用品の総カタログ的『モノ・マガジン』左利き特集号 ◆
  『モノ・マガジン』「左利き生活向上委員会」編集部A・K氏
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 ●第二期・紙の時代―左手用カメラとの出会いに始まる

この時期は、
36歳にして初めて手にした左利き用品である左手用カメラ
「京セラ サムライ SAMURAI Z2-L」によって、
「左利きの人は、自分の身体に合った道具や機械(左利き用品)を!」
それが「自分の能力を最大限に発揮できる方法である」
と実感したことで始まりました。

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(画像:36歳にして初めて手にした左利き用品である左手用カメラ「京セラ サムライ SAMURAI Z2-L」)

実際にこのカメラを持って色々な場所に出かけ、写真を撮ってみました。
しかし、この段階ではまだカメラだけのお話でした。

ここで、神風が吹きました。

 ●『モノ・マガジン』左利き特集号がスゴかった!

翌年の3月に、新製品情報誌で「左利き特集号」が出ました。

 『モノ・マガジン』1991年4月2日号(NO.188)
  <特集/左を制するモノは時代を制す!>

です。

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(画像:『モノ・マガジン』1991年4月2日号(NO.188)左利き特集号<特集/左を制するモノは時代を制す!>の表紙

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(画像:『モノ・マガジン』1991年4月2日号(NO.188)左利き特集号<特集/左を制するモノは時代を制す!>の目次「左利きの商品学」)

左手・左利き用品の総カタログ的な大特集号でした。

これで話にはきいていたけれど、実際にその存在を知らなかった
様々な左手・左利き用品が写真入りで紹介されていたのです。

さらに諸外国にある左利き用品店の紹介や、
アメリカの左利きの会の紹介、
さらに左手・左利き用品の開発に関わる話など、
実に豊富な情報が溢れた、
左利き生活上、非常に貴重な“左利きの教科書”的な雑誌でした。

 

これを手に私の左手・左利き用品探しが始まりました。
近所の総合スーパーやホームセンターの文具品コーナーや工具売り場など、
いろんなところで探してみると、思いのほか見つかるのでした。

ハサミ(子供用や一般用)始め、カッターナイフ(左右共用タイプ)や、
さらに、当時は大阪の北部にしかなかった東急ハンズにも出掛け、
缶切りや洋裁ハサミなど多くの戦利品を手に入れました。

 

その後、当時身近に何人かいた左利きの友人知人に、
この報を伝えるべく、紙媒体でお便りを出すことにしました。

1992(平成4)年1月1日付けで、「左組通信」創刊0号発行。
38歳のときでした。

直接会って話すにしても、口下手で思いを充分伝えられなかったので、
書いて伝える方法をとりました。

小学生時代からそういう性格で、
口では言えないことでも書いて表現することならできたのです。

そして、少しですが、書くことなら自信があったからでもあります。

当時もっていた年賀状印刷用の「プリントゴッコ」を利用して、
はがきに印刷して送ることにしました。

これが私にとっての最初の左利き活動でした。

タイトルは「左組通信」。
普通に考えれば、「左利き通信」でしょう。

でも、心の底に強烈な「左利き」コンプレックスがあったので、
タイトルに「左利き」と入れることはできませんでした。

 ●『Lefties' Lifeレフティーズ・ライフ』創刊

ただはがきサイズでは、多くを紹介しきれない、ということ、
また商品紹介だけでなく、語りたいことも増えてきました。

そこで、季刊誌としてもう少し分量のある小冊子を出すことにしました。

季刊誌なのは、
仕事が週6日、残業込みでかなりの時間働かざるを得ない状況で、
時間的に難しいという事情があったからでした。

1994(平成6)年、40歳の夏、『Lefties' Lifeレフティーズ・ライフ』創刊
(1996秋・第10号まで)。

 

その間に、
1993年にアメリカの左利きの会「Lefthanders International」に
問い合わせの手紙を出し、
隔月刊の機関誌『Lefthanders Magazine』の見本誌を手に入れ、
11・12月号から定期購読を始める(1996年3・4月号まで)。

さらに、1994年には、
イギリスの左手・左利き用品通販の店「Anything Left-Handed」を知り、
万年筆や文具セットなどを購入、
この店の顧客が参加できる左利きの会「Left-handers Club」に入会。
会誌「The Left-hander」No.16から定期購読(1997年10月No.27まで)。

 ●左利き関連本あれこれ

一方、1993年4月に、文庫本で、
斎藤茂太さんの1987年の著作『左ききの本』の再刊本
『左ききの人はなぜ才能があるのか―左ききの性格分析』
(KKベストセラーズ/ワニ文庫)を手に入れました。

他にも、左利きの画家が登場する、推理小説『左ききの名画』
(ロジャー・オームロッド著 野中千恵子訳 社会思想社 現代教養文庫
〈ミステリ・ボックス〉原著1988)を発見。

さらに1994年、今も「左利きは短命」説で有名になった
スタンレー・コレン著『左利きは危険がいっぱい』
(石山鈴子訳 文藝春秋)が出版され、早々に読みました。

左利きの本が大手の出版社から出ること自体がめずらしく、
センセーショナルな売り方も手伝って、結構売れ、話題にもなりました。

それ以前に、1989年刊の前原勝矢著『右利き・左利きの科学』
(講談社 ブルーバックス)という、
利き手・利き側の科学を紹介する本を見つけ、読んでいました。

この本は、一部この著者の考えに賛同できない部分はありましたが、
新書という廉価で手に入れやすい叢書での出版で、
手軽に左利きや利き手のことが学べる貴重な著作でした。

 

他にも、1992年発行のM・ガードナー著『新版・自然界における左と右』
(坪井忠二、児島弘訳 紀伊国屋書店)や
坂野登著『かくれた左利きと右脳』(青木書店 1982)
といった科学系の本、
左利きのイラスト集の秋山孝著『左手のことば』(日貿出版社 1990)
梅田香子著『勝利投手』(河出文庫 1989)や
ロスワイラー著『赤毛のサウスポー』(集英社文庫 1979 原著1976)
といった左腕投手の物語などを見つけ、読んでいました。

 ●「左利き生活向上委員会」のA・K氏

『モノ・マガジン』ではその後、反響が多かったのでしょう、
編集部A・K氏による
左利きコラム「左利き生活向上委員会」が始まりました。

文字通り、左利きの人の生活の質を向上させられるような
新たな左手・左利き用品を探し出そうという内容です。

ここに私の季刊誌『LL(レフティーズ・ライフ)』誌も送ってみました。
すると、なんとこの欄で紹介してくださったのです。

これが私の「国内」メディア・デビューということになります。

正直嬉しい反面、ちょっと恥ずかしい思いでした。
ワープロ原稿を切り貼りし、コピーしたものを
ホッチキスでとめた手作り感満載の小冊子でしたから。

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(画像:『モノ・マガジン』1994年11月2日号(NO.278)に掲載された編集部A・K氏の左利きコラム「左利き生活向上委員会」の記事)

 ・・・

この季刊誌『LL』は、アメリカの「Lefthanders International」や
イギリスの「Left-handers Club」にも
簡単な英文の説明を付して送ってみました。

すると、イギリス「Left-handers Club」の機関誌
「The Left-hander」no.20でフロント・ページでも紹介されました。

これが私の「海外」デビューですね。

1995628lefthannder-no20

(画像:今はなきホームページ『レフティやすおの左組通信』の「レフティーズ・ライフLL再録5」より、『LL5号 1995(平成7)年 夏号』に掲載した、イギリス左利きの会機関誌のフロントページでのLLと左組の紹介)

 ・・・

次回は、「その2」です。
当時読んだ左利き関連本について書いてみようと思います。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ★600号までの道のり(3)第41号~第60号

第41号(No.41) 2006/7/29「私にとっての左利き活動(2)」
第42号(No.42) 2006/8/5「左手で字を書くために(3)」
第43号(No.43) 2006/8/12<「国際左利きの日」記念号>
「私にとっての左利き活動(3)」
第44号(No.44) 2006/8/19「左手で字を書くために(4)」
第45号(No.45) 2006/8/26「私にとっての左利き活動(4)」
第46号(No.46) 2006/9/2「左手で字を書くために(5)」
第47号(No.47) 2006/9/9 「私にとっての左利き活動(5)」
第48号(No.48) 2006/9/16 「左手で字を書くために(6)」
第49号(No.49) 2006/9/23 「<左利きプチ・アンケート>第33回
新版・利き手調査第1回―利き手テスト側性係数を調べる」
第50号(No.50)2006/9/30「左利き講座<左利きQ&A>(1)」
第51号(No.51) 2006/10/14「左手で字を書くために(7)」
第52号(No.52) 2006/10/21「私にとっての左利き活動(7)」
第53号(No.53) 2006/10/28「<左利きプチ・アンケート>第34回
あなたの父母は右利きor左利き?」
第54号(No.54) 2006/11/4「<左利きQ&A>左利きは遺伝ですか?」
第55号(No.55) 2006/11/11「左手で字を書くために(8)」
第56号(No.56) 2006/11/18「私にとっての左利き活動(7)」
第57号(No.57) 2006/11/25「<左利きプチ・アンケート>第35回
新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査」
第58号(No.58) 2006/12/2「<左利きQ&A>(3) 左利きは器用?」
第59号(No.59) 2006/12/9「左手で字を書くために(9)」
第60号(No.60) 2006/12/16「私にとっての左利き活動(8)」

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本誌では、「創刊600号突破記念―私が影響を受けた左利き研究家・活動家(2)第二期・紙の時代―その1」と題して、今回も全紹介です。

今回も「創刊600号突破記念」エッセイということで「私が影響を受けた左利き研究家・活動家」について二回目です。
予定では三期を三回でお話するはずでしたが、昔話が伸びてしまいました。
また次回も引き続き続編をお送りします。

第二期「左利きライフ研究家・紙の時代」は、1990-2000年(36-46歳)です。

本文でもふれていますように、生まれて初めての左手・左利き用品となる左手用カメラ、京セラSAMURAIZ2-Lを手に入れて、「人間は自分の身体に合った道具を使うのが一番! 左利きは左利き用の道具を使うべきだ!」と実感し、左利き用品の重要性を当時私のまわりにいた数人の左利きの友人知人に伝えることを始めました。 

そんなときに出会ったのが、『モノ・マガジン』左利き特集号でした。
ここから私の左利きライフ研究家としての活動に拍車がかかりました。

そして、遂に紙の情報誌を出すことになり、現在につながっています。

 ・・・

年をとると昔話が増えてしまいます。
その点は反省ですが、今の時代の人に過去の出来事を伝えるのも年寄りの仕事だと思います。
要は、いかに正確に伝えるかだと思うのです。

きちんと根拠となる事実を列挙し、客観的に「歴史」を綴るように心掛けています。

 ・・・

これを機会に、本誌をご購読の上でお楽しみいただけると幸いです。
(ご登録・ご購読は無料です。ご登録をいただくと毎号メールで送られてきます。読み落としを避けることができます。読む読まないは自由ですし、いつでも好きなときにお読みいただけるので便利だと思います。不要の折には解除も自由です。)

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2021.08.21

私が影響を受けた左利き研究家・活動家(1)第一期・箱崎総一(創刊600号突破記念)-週刊ヒッキイ第601号

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第601号 別冊編集後記

第601号(No.601) 2021/8/21
「創刊600号突破記念―
  私が影響を受けた左利き研究家・活動家(1)第一期・箱崎総一」

 

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 ※『週刊ヒッキイ』は、
・ 2014年7月より
  月二回(第一・第三土曜日)の発行に変更しました。
・ 2019年10月より
  第一・第三土曜日の発行は、新規配信
  第二・第四土曜日の発行は、バックナンバーからの再配信
  に変更しました。

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引き続き、再配信はしばらくお休みとします。

 

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  左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
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第601号(No.601) 2021/8/21
「創刊600号突破記念―
  私が影響を受けた左利き研究家・活動家(1)第一期・箱崎総一」
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 創刊600号突破記念―
  私が影響を受けた左利き研究家・活動家(1)第一期から箱崎総一
------------------------------------------------------------------

 「創刊600号突破記念」として、
 「私が影響を受けた左利き研究家・活動家」について書いてみます。

 1954-1989(0-35)
  第一期「左利きライフ研究家以前」では、箱崎総一先生。
 1990-2000(36-46)
  第二期「左利きライフ研究家・紙の時代」では、○○さんか?
 2001-(47-)
  第三期「左利きライフ研究家・ネットの時代」では、××さんら?

 さて今回は、「第一期」編。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

<私が影響を受けた左利き研究家・活動家> (1)第一期から

 ◆ 日本の左利き解放運動の父 ◆

  「左利き友の会」主宰―精神科医・箱崎総一

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 ●私が影響を受けた左利き研究家・活動家

私の左利き自分史は、3つに分けられます。
第一期「左利きライフ研究家以前」は生まれてから36歳まで。

36歳の終わり頃、生まれて初めて左利き用品――
左手用カメラ「京セラSAMURAI Z2-L」(左手用の廉価版)を手に入れ、
左利きはやはり左利きの自分の身にあった道具を使うべきだと認識し、
左利きライフ研究を始め、
左利きの人のための小冊子を出すようになりました。
この「紙」の時代が、第二期「左利きライフ研究家・紙の時代」。

その後、紙の時代からブランクがあって、
ネットを始めるようになり、友人向け個人ホームページを開設、
コンテンツの一つに左利きのページを設ける。
それを元にさらに発展させ、2004年から本格的に一般公開。
これが現在までつつく、第三期「左利きライフ研究家・ネットの時代」。

 

まずは、第一期「左利きライフ研究家以前」から。

この時期は、私が左利きであることを意識させられた時期であり、
かつ左利きであることを容認され、
自覚するようになった時期でもあります。

いいことも悪いこともあった時代です。

そして、左利きであることに
少しずつ自信を持てるようになっていく過程の時期でもあります。

 

 

 ●最初の味方――小学校1、2年の担任の先生

まず最初に左利きの私にとって大きな味方となったのは、
小学校の1、2年の担任となった高井先生という女性教師でした。

小学校に上がる際に、母が左利きのことで先生に相談したそうです。
すると、「左利きの子は左利きのままで良い」
というアドバイスをもらったそうです。

それ以来、
家でも学校でも私は左利きで通すことができるようになりました。

 

それまでは、両親はなんとか私を右手使いにさせようと――
少なくとも字を書くことと箸を使うことだけは――
あれこれしたものでした。

しかし、幼稚園時代に左肘を骨折、しばらく三角巾で吊っていました。

正確にどれぐらいの期間かは記憶がありませんが、
少なくとも一週間ぐらいはそうしていたはずです。

何度か通院した記憶があります。
お医者さんに行った帰りには、
お菓子を買ってもらえたので覚えています。

それでも左利きが「なおる」ことはありませんでした。

 

高井先生に関して左利きにまつわる思い出というのは、特にありません。
といいますか、
小学校1、2年時代の思い出自体が私にはありません。

校舎が古くてぼろっちくて――
とにかく校長先生がいつも金槌を手に校舎を巡回されていたぐらいで、
雨漏りがしていたとか、そういう記憶しかありません。

 

 

 ●「左利きの友の会」を知る

小4ぐらいの時に非常に嫌~なことがありました。
それをのぞきますと、特になにごともなく、高校生時代へと飛びます。

1971(昭和46)年、17歳の時に、
箱崎総一先生による「左利きの友の会」が誕生した、
というニュースを新聞で見ました。
実際に見たのがいつだったのかは分かりません。

アメリカ留学から帰った精神科医の箱崎さんが、
アメリカでは見なかった左利きで悩む人が日本では非常に多いと知り、
「左利き友の会」を主宰することになったということです。

新聞には連絡先が掲載されていたのですが、
連絡する勇気は持てませんでした。

当時の私は、自分自身が左利きで悩んでいる、
少なくともコンプレックスを持っている、
という事実を人に知られること自体が、もういけませんでした。
人に打ち明けることはできなかったのです。

これがすでに、コンプレックスそのものでしょう。
そういう精神状態でした。

 

 

 ●麻丘めぐみ「わたしの彼は左きき」と左利きブーム

1973(昭和48)年、19歳のとき、
麻丘めぐみさんの歌う「わたしの彼は左きき」
(作詞・千家和也 作編曲・筒美京平)がヒットしました。

「左利き友の会」の活動と共に、このヒット曲の影響もあり、
またプロ野球・巨人軍の王貞治選手が三冠王に輝くといった活躍もあり、
各地の百貨店等で、左手・左利き用品を集めた「左利きコーナー」が
設けられるなど、「左利きブーム」が起こりました。

私は、このブームも横目に見るだけでした。
「わたしの彼は左きき」も何かしら気恥ずかしいばかりで、
心の底から歓迎できる感じではありませんでした。

やはり根底に「左利きコンプレックス」があり、
それが大きく作用していたように思います。

 

ちなみに、
左打ちの王選手の存在は、小学生時代から
私にとっては大きな勇気を与えてもらえる存在でした。
(しかし、「王選手は野球は左だけれど、字を書くのはちゃんと右だ」
 と“嫌み”を言う人もいました。)

その後も、1975(昭和50)年には、
左打ちの「安打製造機」といわれた張本勲選手が巨人軍入りし、
「ON」に変わる「OH」砲が誕生し、
「左利きの時代」の象徴のように言われたりしました。

また、1977年頃、「日清食品・どん兵衛」のテレビCMで、
左利きの山城新吾さん、川谷拓三さんが登場、
左手箸でうどんを食べる姿が、私には大いに心強く感じられました。

1978(昭和53)年には、ピンクレディーさんの歌う「サウスポー」
(作詞・阿久悠 作曲・都倉俊一)がヒットしました。

 

 ●箱崎総一『左利きの秘密』

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1979(昭和54)年、25歳のときに地元のまちの図書館で見つけた、
箱崎総一さんの著書『左利きの秘密』を読みました。

1975年に解散した「左利き友の会」のことや、
左利きの子供の教育について、左利き用品の紹介などなど、
左利き全般について書かれた、著者二冊目の左利きの本でした。

この本を読み、

 「左利きの私が間違っているのではなく、
  左利きを受け入れない社会の方が間違っているのだ」

と発想を転換することができ、
左利きである自分に自信を持てるようになり、
左利きコンプレックスが大いに緩和されました。

「私を変えた本」といっていいでしょう。

箱崎総一『左利きの秘密』立風書房マンボウブックス 1979

 

〔左利きの子供に対する接し方〕

 確かに、この右利き偏重社会で左利きの子どもたちが
立ち向かっていかなくてはいけない試練は多いだろう。
だが、子どもたちが左利きであることの誇りと、
そして勇気を持って進んでいくならば、
この社会はかならず変革できるはずである。/
 そうした誇りと勇気を子どもたちに与えるのが、
左利きの子どもを持った親のつとめではないだろうか。/
 もしあなたが愛情という言葉を口にするならば、
愛情とは子どもの手から武器を奪い、
犬のように尻尾を巻いて退散させることではない、と私はいいたい。
愛情とは、むしろ敵に立ち向かう力と知恵とを子どもに授けることだ
と思う。/
 そんな愛情を持って、子どもと接していただきたい。
そうすれば、子どもはきっと力強く生きていくにちがいない。
  (pp.135-136)

 子どもが成長していく過程で、まず最初に出会う他者――、
 それが父親であり、母親である。
 利き手に対する理解は、誰よりも子どもの親が持たなくてはいけない。
 それなくして、左手の解放はありえないのである。(p.134)
 
 親としては単に愛情だけで子どもに接するにとどまらず、
社会における左利きの立場に対する客観的な認識を
子どもに与えるように心がけるべきである。(p.119)
 
 確かに、
 親としては子どもの左利きをなんとか直したいと考えるだろう。
なぜなら、親が何十年か生きてきたこの日本の社会は
完全な右利き偏重の社会であったし、
 それはまだまだ続くだろうからだ。
左利きの子どもが立ち向かわなくてはいけない社会の壁、
あるいはさまざまな差別と迫害……、
そうしたものを考えたとき
 「右利きに直るものなら、なんとか直したい……」
 と思うのは当然の“親ごころ”であろう。/
 だが、そんな“親ごころ”を認めたとしても、
なお私は「左利きを矯正してはいけない」と叫びたい。
「子どものため……」と思う“親ごころ”が
 客観的な認識力を欠落したとき、
子どもに対していかに大きなストレスとなるか。
これは“教育ママ”の例をあげるまでもない。/
 「教育」という言葉を英語では education という。
これは“educe=引き出す”という動詞からきた言葉なのだ。/
 つまり、教育というのは無限にある子どもの能力や個性を
無理にねじ曲げることではけっしてないのだ。
 私が、左利きはひとつの“個性”であって“異常”なのではない
と強調してきたのも、
そういった教育の本来的な異議に即してのことであった。/
左利きの子どもを持つ親としては、子どもの健全な心の発達、
個性の開花といったことをじゅうぶんに考えて、
子どもに対応していただきたい。(p.114)

箱崎総一著『左利きの秘密』立風書房 1979年刊
「第五章 左利きの子を持つ親に」より

(紙時代の機関誌『LL(Lefties'Lifeレフティーズ・ライフ)』第4号
 1995(平成7)年春号 より一部加筆訂正)

*参照*
『レフティやすおのお茶でっせ』2004/4/4付記事
「左利きの本だなぁ『左利きの秘密』箱崎総一」
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2004/04/post_1.html

 

「第二章 理不尽な偏見と迫害」に、
箱崎さんの考える「左右同権」の物差しが示されています。

 《左利きに対する偏見と差別が真になくなるのは、左利きの人たちが
  何ら苦痛を強いられることなく生活していけるときである。
  それをはかる物差しは、結局、
  左利きのための道具・器具類の普及度である、と私は考える。/
  たとえ人々の頭の中から
  左利きに対するあやまった考えがなくなったとしても、
  それだけでは左右同権の社会とはいえない。左利きの人たちが
  右利きのための道具や器具に囲まれて暮らしているかぎり、
  真の解放はありえないのだ。/
  こうしたことを考えるとき、わが日本の左利きにとって
  まだまだけわしい前途が横たわっているといわねばならない。》
   (pp.61-62)

左利きに関するあやまった考えがなくなること(ソフト面)
だけではなく、
左利きのための道具や器具等(ハード面)の普及がポイントだ、
というのです。

分かるような気がします。
そして、この本が出てから40年以上たった今も、
まだその途上である、ということも。

 

 ●草壁焔太訳『左利きの本―右利き社会への挑戦状』

 

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次に上げておくべきは、
翌年の、私が26歳のときに出た左利き本、

 

『左利きの本―右利き社会への挑戦状』
ジェームス・ブリス/ジョセフ・モレラ
 草壁焔太訳 講談社(原書"The Left-Handers’Handbook")

 

この本の翻訳者で、第二部の「日本編」の著者でもある草壁焔太さん。
私が二冊目に読んだ左利き本。

「右利き社会への挑戦状」という言葉が心に刺さりました。

箱崎先生の本『左利きの秘密』の第四章の章題にも
「左利きよ、立ち上がれ!」というのがありました。

私にとってこのころは、
「左右同権」は、戦って勝ち取らなければならないものなのだ、
という刷り込みが行われた時期だったかもしれません。

 

 ●人生で最大の影響を受けた人物――箱崎総一先生

この時期、最初の恩人は、小学校1、2年の担任の高井先生。
その助言を素直に受け入れ、接してくれた両親ももちろんですけれど。

最も影響を受けたのは、箱崎総一先生でしょう。

もちろんこれは、私一人ではなかったはず。
当時の多くの左利きの人にとって貴重な存在だったでしょう。

私にとっては一冊の本でしか接していなかった人です。

にもかかわらず、当時の私にとって、
その本は左利きについて様々なことを教えてくれた唯一の本であり、
そういう意味では、箱崎先生は唯一の師であったということです。

私「左利きライフ研究家」の原点を作った人かもしれません。

その後、さらに補強したのが草壁焔太さんだったといえるでしょう。

 

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 ・・・

次回は、「第二期」紙の時代編です。

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 ★600号までの道のり(2)第21号~第40号

第21号(no.21)2006/2/25「字は右手で書くものか?」
第22号(no.22)2006/3/4「正しい利き手・利き側認識を(5)」
第23号(no.23)2006/3/25「字は右手で書くものか?(2)」
第24号(No.24)2006/4/1「左利きは個性か」
第25号(No.25)2006/4/8「字は右手で書くものか?(3)」
第26号(No.26)2006/4/15「違いを認識しよう」
第27号(No.27)2006/4/22「字は右手で書くものか?(4)」
第28号(No.28)2006/5/6「利き足を調べてみよう」
第29号(No.29)2006/5/13「GW明け手抜きアンケート特集号」
第30号(No.30)2006/5/20「サルの利き手とヒトの利き手」
第31号(No.31)2006/5/27「字は右手で書くものか?(5)」
第32号(No.32)2006/6/3「学習による右手使い」
第33号(No.33)2006/6/10「書字は万民の技術」
第34号(No.34)2006/6/17「読者アンケートの結果(1)」
第35号(No.35)2006/6/24「書字は万民の技術2」
第36号(No.36)2006/7/1「読者アンケートの結果(2)+」
第37号(No.37)2006/7/7 夏季臨時増刊「既刊号一覧」
第38号(No.38)2006/7/8「左手で字を書くために(1)」
第39号(No.39)2006/7/15「私にとっての左利き活動」
第40号(No.40)2006/7/22「左手で字を書くために(2)」

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本誌では、「創刊600号突破記念―私が影響を受けた左利き研究家・活動家(1)第一期・箱崎総一」と題して、今回も全紹介です。

今回は「創刊600号突破記念」エッセイということで「私が影響を受けた左利き研究家・活動家」について三回に分けてお届けします。

その一回目として、1954-1989(0-35)第一期「左利きライフ研究家以前」で、箱崎総一先生のことなど、全編転載公開しています。

小学校時代の先生の個人の名を出すのはどうかという逡巡がありましたが、もう半世紀ほど昔の話でもあり、上の名前ぐらいならといいだろうと、良しとしました。
自分にとっては非常に大きな恩義を感じている先生でもありますので。

 ・・・

これを機会に、本誌をご購読の上でお楽しみいただけると幸いです。
(ご登録・ご購読は無料です。ご登録をいただくと毎号メールで送られてきます。読み落としを避けることができます。読む読まないは自由ですし、いつでも好きなときにお読みいただけるので便利だと思います。不要の折には解除も自由です。)

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』

『レフティやすおのお茶でっせ』〈左利きメルマガ〉カテゴリ

 

 

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2021.08.12

8月13日「国際左利きの日」を前に、左利きメルマガ「週刊ヒッキイ」創刊600号達成

8月13日は「国際左利きの日」INTERNATIONAL LEFTHANDERS DAY です。
1976年に、アメリカ・カンサス州トピカにある「LEFTHANDERS INTERNATIONAL」Dean R. Campbellさんが、自身の左利き用品店の開店一周年を記念して、左利き用品の普及のために設けたのが始まり。
その後イギリスの左利き用品通販で有名な「ANYTHING LEFTHANDED」の顧客を中心にした左利きの会「THE LEFT-HANDERS CLUB」も参加、1991年からイベントなど行っています。(ちなみにこちらは、サイトによりますと、今年は30回目だそうです。)

 

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(画像:英語版ウィキペディアの「INTERNATIONAL LEFTHANDERS DAY」の項目冒頭――下線部分:「国際左利きの日」は「レフトハンダー・インターナショナル」の創設者ディーン・R・キャンベルによって1976年に最初の祝祭が行われた)

 

この記念すべき日を前に、8月7日に発行した私の“左利きの人のためのメルマガ”「左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii」が創刊600号に到達しました。
2005年の9月から16年かけて到達しました。

今では実際には当初のタイトルどおりの「週刊」ではなく、月二回発行となっています。
しかし、当初からのタイトルでもありますので、このままで行こうと考えています。

 

第600号(No.600) 2021/8/7
「創刊600号記念号(放談)
 ―「左利き差別」問題と「みにくいアヒルの子」」

2021.8.7
「左利き差別」問題と「みにくいアヒルの子」-週刊ヒッキイ創刊600号記念号

210807hikkii600

(画像:“左利きの人のためのメルマガ”「左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii」創刊600号)

 ・・・

さて、このメルマガについて少し書いておきましょう。

過去600号のメイン・コンテンツの一つに、<左利きプチ・アンケート>がありました。

「第1回 左利きイメージ調査」04.3.7-27(3週間) 2007.9.20受付停止

から

「第64回 「左利き?」と聞かれたことがありますか」09.11.29-10.1.30 (9週間)
(結果を見る)http://personal-dictionary.com/enq/view/enq.asp?EID=58046

まで。

なかでも多くの回答をいただいたアンケートに、各種「利き手テスト」がありました。
例えば、

「第20回 利き手調査1回目―側性係数を調べてみよう」05.9.4-10.2 2007.9.21受付停止
http://personal-dictionary.com/enq/view/enq.asp?EID=34988
「第22回 エディンバラ利き手調査(訂正版)」 05.10.30-11.26 受付中(近日,受付停止
http://personal-dictionary.com/enq/view/enq.asp?EID=37060
「第23回 利き手調査3回目―H.N.きき手テスト」 05.11.27-12.24 受付中(近日,受付停止)
http://personal-dictionary.com/enq/view/enq.asp?EID=38207
「第24回 利き手調査第4回chapman利き手テスト」 05.12.25-06.121 受付中(近日,受付停止)
http://personal-dictionary.com/enq/view/enq.asp?EID=39273

などなど。

その他様々な左利きにまつわるアンケートを実施しました。

*参照:
・『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』:
第583号(No.583) 2020/11/21 2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その10)
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [1] <左利きプチ・アンケート> 全公開(1)

・『レフティやすおのお茶でっせ』:2020.11.21
『左組通信』復活計画[1]<左利きプチ・アンケート>全公開(1)-週刊ヒッキイ第583号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2020/11/post-b8eaf8.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/8a7628195c573922e9ee6911e1a69c78

 

もう一つのメイン・コンテンツは、「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ」というシリーズです。
これは、タイトル通り左利きのお子さんをお持ちの親御さんたちへ向けた私の助言、提案、要望といったものを綴ったものです。

ブログ『レフティやすおのお茶でっせ』のサイドバーにある
「アピール:左利き」
で、「その1」から「その6」までそれぞれの記事を紹介しています。

―その1・左利きは自然のままで
利き手は変わるものではないので,そのままの自然の形で育ててやってほしい. もし左利きで苦労するような世の中であるとすれば,そちらの方を改善して,左右共存の社会を実現することに,親御さんは努力して欲しい.
―その2・左利きで困るのは…
左利きではなぜ困るのでしょうか. 社会が右利きに有利にできているから,左利きには不便なことが出てくるのです. 解決方法は,左利きにも優しい社会に変えてゆけば良いのです.
―その3・社会のあり方を変えてゆこう
社会には守らなければならないルールがあり,それを教えるのは親のつとめです.しかし時代により改めるべきルールもあります. 障害者に優しい世の中に変えて行こうというのと同じレベルで,左利きにも優しい世の中にしなければいけないと思います.
―その4・幼児期には利き手の確立を―
―その5・子供の良き味方、心の支えになろう―
―その6・左利きの子にやさしい環境を整えよう

「その7」からが、このメルマガのコンテンツとなっています。

第4号(No.4) 2005.10.22 「左利きの良いお手本を」
 ▲左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ▲ ―隔号掲載―
 ―その7― 左利きの良いお手本を

第6号(No.6) 2005/11/5 「左利き用品は子供を甘やかす?(1)」
▲左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ▲ ―隔号掲載―
  ―その8― 左利き用品は子供を甘やかす? 
    (1)一生右手用が使えなくなるのか

というように書き続いています。

現在は、

第598号(No.598) 2021/7/3
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24―
 左利き本のために――左利きの人生を考える(9)
 見えない差別―個別事例(2)書写教科書」

というように、「その24」が継続中です。

 

ほかのコンテンツとしましては、「左手書字」(左手で字を書くこと)に関するものがありました。
「左手書字」について、それなりにきれいな字を書く方法であるとか、学校教科書に左手で字を書くお手本の写真なりイラストなりの例となる画像(左手書字例)を掲載するように、というキャンペーン等を書き続けてきました。

 

また、「名作の中の左利き」というシリーズでは、左利きの人が登場する世界的な名作小説の例などを紹介しました。

それに引き続き、「名作の中の左利き」の推理小説編である「左利きミステリ」の紹介もありました。
左利きの人物が登場するミステリや、左利きがポイントとなるミステリなど。
例えば、ポーの「黄金虫」やコナン・ドイルの名探偵シャーロック・ホームズものの一編「黄色い顔」といった短編小説や、松本清張の『霧の旗』やクイーンの『シャム双子の謎』といった長編まで、27回掲載してきました。

 

また年間行事としましては、「LYグランプリ」Lefty Yasuo's/Lefty of the Year Grand prixを10年間実施しました。

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<LYグランプリ> とは、
 ―Lefty Yasuo's/Lefty of the Year Grand prix―

2月10日の日本版左利きの日―レ(0)フ(2)ト(10)の日―を記念し
て、前年、日本国内において、左利きもしくは身体性の<左>系に
関連して、最も話題になった、あるいは活躍が顕著だったと思われ
る、または左利きおよび利き手の問題を知る上で重要と考えられる
人物や事物をメルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイ』誌上
で表彰しよう、というレフティやすおによる個人的企画です。

(*2月10日の日本版左利きの日―レ(0)フ(2)ト(10)の日:2007年当時、現在は「左利きグッズの日」に変更。)
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▼第1回<LYグランプリ>2007▼
第69号(No.69) 2007/2/17「私にとっての左利き活動(10)」

【読者大賞】/【審査員大賞】左利きの本部門:『非対称の起源』クリス・マクマナス/著 大貫昌子/訳 講談社ブルーバックス 2006.10

【審査員・思い出しま賞】箱崎総一と左利き友の会『左利きの秘密』立風書房 マンボウ・ブックス 1979.6

【審査員・巨匠賞】大路直哉
 著書『見えざる左手』三五館 1998.10

 共著書『左ききでいこう!―愛すべき21世紀の個性のために』フェリシモ左きき友の会 2000.6 

 サイト『クラブレフティ』 【審査員・特別賞:斎藤茂太(11月逝去)『左ききの人の本』MG出版 1987(昭和52)年

 

▼第2回<LYグランプリ>2008▼
第119号(No.119) 2008/2/9「左利き子育て相談の疑問(8)/<LYGP2008>発表」

【読者大賞】該当なし
【審査員大賞】行事イヴェント部門:TOKYO LEFTEOUS PROJECT ON 13TH AUG. ~左利きの気持ちになってみる日~ (左箸の接客運動)
【審査員・思い出しま賞】山城新吾と川谷拓三による日清どん兵衛CM(昭和54年頃?)(左手箸で即席麺を食べるテレビCM)
【審査員・特別賞(反面教師賞)】横澤彪 J-CAST テレビウォッチ「横澤彪のチャンネルGメン69」
 「国分太一くん、箸は右手で持とうよ」記事、および続編「国分太一くん、オレも左利きなんだ」の両記事

▼第3回<LYグランプリ>2009▼
第166号(No.166) 2009/2/7「<LYPG>2009発表&<左利きQ&A>(24)」

【読者大賞2009】/【審査員大賞2009】左利きの本部門:八田武志/著『左対右 きき手大研究』化学同人 2008.7

【審査員 特別賞・思い出しま賞】王貞治(監督退任)

▼第4回<LYグランプリ>2010▼
第206号(No.206) 2010/3/20「第4回<LYグランプリ>2010発表」

【読者大賞2010】左利きの本部門:『左利きの人々』渡瀬けん/著 中経の文庫 2009.1

【審査員大賞2010】左利きの本部門:『左利きの子 右手社会で暮らしやすくするために』
  ローレン・ミルソム/著 笹山裕子/訳 東京書籍 2009.4

【審査員 がんばったで賞】「菊屋浦上商事」浦上裕生(左手・左利き用品販売店)
〒229-0031 神奈川県相模原市相模原6丁目26番7号
【審査員 特別賞】山城新吾(8月逝去)
【審査員 残念賞・思い出しま賞】ひでゆき「左利きの小ネタ」(有名左利きサイト、2月頃消滅)

▼第5回<LYグランプリ>2011▼
第252号(No.252) 2011/2/26「第5回<LYグランプリ>2011結果発表」

【読者大賞】「該当なし」【読者賞】5件
【審査員大賞】「左利きの事」部門:「DESIGN for LEFTY」展(デザインから左利きを考えるイベント)
【審査員・「継続は力」で賞】「左利きの事」部門:8.13 Enjoy lefteous Day
【審査員・残念で賞】元大相撲横綱・朝青竜(引退)

▼第6回<LYグランプリ>2012▼
第299号(No.299) 2012/2/11「第6回<LYグランプリ>2012発表」

【読者大賞】「該当なし」
【読者賞】(4件)
・卓球全日本選手権優勝:水谷隼選手・石川佳純選手
・女子サッカーW杯優勝<なでしこジャパン>澤穂希選手
・フェリシモ新・左きき友の会ウェブサイト
・理科ハウス「RIGHT&LEFTみぎとひだりをかがくする」展
【審査員大賞】「左利きの事」部門:大阪府/人権学習シリーズvol.7 みえない力 左利きの国?!

▼第7回<LYグランプリ>2013▼
第356号(No.356) 2013/3/23「<左利きプチ・アンケート> 第7回<LYグランプリ>2013 読者大賞発表」

【読者大賞】左利き用品開発:無印良品 プロジェクト ハートフル・左利き
【審査員大賞】左利きの悩み解消:ガスト スープ用お玉(レードル)の形状改善
【審査員敢闘賞】左利き・左使い:ロンドン五輪メダリストたち
【審査員特別賞】≪審査員の勝手で賞/期待しているで賞≫:左利き人気タレント:AKB48卒業 前田敦子

▼第8回<LYグランプリ>2014▼
第403号(No.403) 2014/2/22「第8回<LYグランプリ>2014 読者大賞 各賞発表」

【読者大賞】「左利きの人」部門:右利きからの“転向派左利き”【武井壮】さん
【読者大賞・敢闘賞】「左利きの事」部門:「左利きにも対応!」【阿久津直記『たった2時間読むだけで字がうまくなる本』】

【読者大賞・期待賞】「左利きの事」部門:左利き情報ポータルサイト【ヒダリキックマガジン】
【審査員大賞】「左利きの物」部門:左右共用中央シャッター・カメラ【キヤノンPowerShot N】

【審査員・特別賞】「左利きの人」部門:故・【川上哲治】氏
【審査員・敢闘賞】「左利きの事」部門:ガボちゃんブログ 左右平等作戦in小学校

▼第9回<LYグランプリ>2015▼
第438号(No.438) 2015/2/21「第9回<LYグランプリ>2015 読者大賞 各賞発表 」

【読者大賞】「左利きの事」部門:日本最大級左利き商品専門ECサイト『サウスポ』http://south-paw.jp
【審査員大賞】「左利きの人」部門:左利きの元教師・度会金孝さん
著書『ぼくは左きき 本当の自分であるために』日本機関紙出版センター

▼第10回<LYグランプリ>2016▼
第463号(No.463) 2016/2/20「第10回<LYグランプリ>2016 読者大賞 各賞発表」

【読者大賞】該当なし
【読者賞】「物」部門:左右対称形共用カメラ二代目「Canon PowerShot N2」
*参照:
『お茶でっせ』2015.03.18
左利きにも優しいシンメトリーデザイン・カメラCanon PowerShot N改良機PSN2 Canon デジタルカメラ PowerShot N2 自分撮りモード搭載 PSN2

 

【審査員大賞】「物」部門:左右共用スマホ組み合わせ一眼カメラ「OLYMPUS AIR A01」
*参照:
『お茶でっせ』2015.04.11
左手でも使えるシンメトリックデザイン一眼カメラOLYMPUS AIR A01 Olympus Air A01 White (Body Only) [並行輸入品]

 ・・・

他にも紹介し続ければ切りがないほどの記事を書いてきました。

これを機会に弊誌「左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii」のご購読をいただければ幸いです。

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』

 


参照:過去の「8月13日は<国際左利きの日>」の関連記事
・2021.8.7
「左利き差別」問題と「みにくいアヒルの子」-週刊ヒッキイ創刊600号記念号

goo「新生活」

・2020.8.12
2020年8月13日は1976年の制定から45回目の国際左利きの日

・2019.8.13
8月13日は国際左利きの日-1976年の制定より今年は44度目

・2018.8.13
8月13日国際左利きの日ILHDとAKB48Team8左利き選抜のことなど

・2017.8.13
8月13日はハッピーレフトハンダーズデー!

・2016.9.1
8月13日は〈国際左利きの日〉特別編-左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii第474,475,476号

・2016.8.14
昨日(8月13日)アメブロで「今日は左利きの日」をやってました

・2016.8.10
今年もやります!8月13日レフチャス(LEFTEOUS)の日―国際左利きの日

・2015.8.12
明日8月13日は1976年制定から40回目の国際左利きの日

・2014.8.12
8月13日は39回目の国際的な<左利きの日>&LEFTEOUS2014年

・2013.8.13
8月13日<国際左利きの日>企画「ヒダリキックマガジン」で始まる!

・2013.9.2
『グリグリくりぃむ』左利き選手権:<国際左利きの日>情報5

・2013.8.28
ブログネタ「両利きになる練習したことある?」:<国際左利きの日>情報4

・2013.8.19
雑学フェアにて~渡瀬けん著『左利きの人々』:<国際左利きの日>情報3

・2013.8.18
レフチャス(LEFTEOUS)day2013:<国際左利きの日>情報2

・2013.8.13
8月13日<国際左利きの日>企画「ヒダリキックマガジン」で始まる!

・2012.8.12
8月13日は37度目の“左利きの日”

・2011.8.13
国際“左利きの日”を迎えて&週刊ヒッキイ273号特別編「個人モデル」から「社会モデル」へ

・2010.8.21
今週の-週刊ヒッキイhikkii225名作の中の左利き(番外編)はさみ

・2010.8.14
今週の-週刊ヒッキイhikkii224《矯正/直す》表現に思う(5)前編

・2010.8.13
13日の金曜日はナント…左利きの日

・2009.8.22
今週の週刊ヒッキイ―第193号「<左利きプチ・アンケート>再版第33回」

・2008.8.13
33回目の8月13日国際左利きの日

・2007.8.14
少数派の気持ち伝える「左利きの日」企画開催される

・2006.8.13 
きょう8月13日は≪国際≫左利きの日です

・2005.8.13 
今年も今日8月13日はINTERNATIONAL LEFTHANDERS DAY

・2004.8.13 
きょう8月13日はINTERNATIONAL LEFTHANDERS DAY 「左利きの日」

・2004.8.12 
明日8月13日は「左利きの日」

 

 

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2021.08.07

「左利き差別」問題と「みにくいアヒルの子」-週刊ヒッキイ創刊600号記念号

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第600号 別冊編集後記

第600号(No.600) 2021/8/7
「創刊600号記念号(放談)
 ―「左利き差別」問題と「みにくいアヒルの子」」

 

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 ※『週刊ヒッキイ』は、
・ 2014年7月より
  月二回(第一・第三土曜日)の発行に変更しました。
・ 2019年10月より
  第一・第三土曜日の発行は、新規配信
  第二・第四土曜日の発行は、バックナンバーからの再配信
  に変更しました。

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引き続き、再配信はしばらくお休みとします。

 

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◇◆◇◆◇◆ 左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii ◆◇◆◇◆◇
【左利きを考えるレフティやすおの左組通信】メールマガジン

  右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして
  左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
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第600号(No.600) 2021/8/7
「創刊600号記念号(放談)
 ―「左利き差別」問題と「みにくいアヒルの子」」
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 創刊600号記念号(放談)
  ―「左利き差別」問題と「みにくいアヒルの子」
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 ●創刊600号

2005.9.28の創刊号以来、16年目で
数えそこないがなければ、600号です。

週刊で始め、その後月4回となり、さらに月2回へと変更してきました。
途中、パソコンの故障で買い換えまでの間に
三ヶ月程度お休みした以外は、
インフルエンザで一回お休みした程度だと思います。

とにかく「継続は力」の言葉を信じてやってきました。
右利きの人だけでなく、左利きの人にも優しい社会に
「社会を変える」という目標に向かって、
左利きについてあれやこれやと様々な情報を、
私なりに発信してきたつもりです。

いくつかのコンテンツはホームページに転載してきたのですが、
それも今はなくなり、バックナンバーの閲覧もなくなり、
まったくの記録無しになってしまっています。

実際には、ブログで一部お知らせを書いたものが残っていますけれど。

最近の企画『レフティやすおの左組通信』の復活計画で、
このメルマガも一部復活しています。

また、以前再配信を実施したこともありました。

自分で言うのは何ですが、
本の形にして残したい情報があります。

いずれなんとかしたいものです。
(狼少年を脱したい!)

 ・・・

では、今回の本題に――。

8月13日の国際的な「左利きの日」も近づいています。

ということで、左利きについて最近考えたことを書いておきましょう。

 

 

 ●「左利き差別」問題と「みにくいアヒルの子」

「みにくいアヒルの子」とは、もちろんアンデルセンの童話です。
↓参照

みにくいアヒルの子 アンデルセン童話 <福娘童話集 きょうの世界...
http://hukumusume.com/douwa/pc/world/08/16.htm

ひときわ大きな卵から一番最後に生まれたのが、主人公。
まわりの子供たちが黄色いかわいい雛なのに
ひときわみにくいこの雛は、みんなからいじめられます。
家出したものの、やはり世間?も同じで、いじめられる苦しいところ。
そんなとき白鳥の群れをみます。
あんな鳥に産まれていたら、と思うみにくいアヒルの子。
しかし彼らは冬の到来と共に去って行く。
冬を生き延びたみにくいアヒルの子。
そこに白鳥たちが戻ってきます。
そして、受け入れてもらえるのです。
一番美しいのが新入りの子だと。

 

「みにくいアヒルの子」と思われていたのは、
本当は「白鳥」の子だったというお話です。

「白鳥」は美しい鳥、みんなのあこがれる鳥の代表です。

 

「左利き」もいってみれば、
この「アヒルの中のみにくい子」と同じだということです。
「右利き」のなかの異端児。

この「みにくいアヒルの子」は、
「アヒル」という集団の中にあっては異端児だったのですが、
本当は全く異なる別種の「白鳥」という鳥だったという事実。

「左利き」の人は、「右利き」の人が「普通」とされる集団の中で、
実は「左利き」という別種の人間だった。

 

「みにくいアヒルの子」は、
「アヒル」の基準からみれば「みにくい」=「はずれ」です。

しかし「別の基準ではどうでしょうか」というのが、
この作品の勘所でしょう。

それともう一つの要素としましては、
ある集団のなかでは異端の存在であっても、
別集同士「同じ仲間となら生きやすい、暮らしやすい」という事実です。

 

 《「ぼくがみにくいアヒルの子だったときには、
   こんなに幸福になれようとは、夢にもおもわなかった!」》

   「みにくいアヒルの子」矢崎源九郎訳
   『マッチ売りの少女―アンデルセン童話集III―』新潮文庫

210807minikuiahirunoko

(画像:「みにくいアヒルの子」矢崎源九郎訳、新潮文庫版『マッチ売りの少女―アンデルセン童話集III―』より本文末尾)

 

私は何も「左利き」の自分が美しい優雅な「白鳥」で、
右利きの人たちがただのガーガーうるさい「アヒル」だ、
というつもりはありません。

でも、ついこういうお話には惹かれてしまうのですね。

 

 

 ●右利きの人には左利きは実感として理解できない

左利きも右利きのなかで生きているのは、
色々と辛いことがあるのです。

しかし、右利き世界の中にどっぷりつかっている右利きの人には、
当然ながら、その事実は理解できません。

差別している事実にも気がつかないものなのです。
「だって違うんだもん!
 しょうがないでしょう。
 分からなくたって。」

知識としては知っていても、想像することはできても、
その実態まで理解できるかどうかというのは、まったく別物です。

しかし、どのような人であっても、
それぞれの立場で別のグループに所属することはあります。

「右利き」という多数派で、
けれど「パソコンの入力はかな打ち」の知人の場合でもそうです。
お便りにありました。

 《このように世の中の少数派は、何かにつけてひがむのです。
  何でもかんでも、ローマ字打ちに合わせておる!》

私にいわせれば、

 《このように世の中の少数派は、何かにつけてひがむのです。
  何でもかんでも、「右利き」に合わせておる!》

です。

 

人は、立場によっては多数派にも少数派にもなり得るものです。

だから、そういう異なる立場という経験を通して、
世にある様々な多様性に関して、常に寛容であってほしいと思います。

 

 

――次回からは、しばらく「創刊600号記念」として、
  「私が影響を受けた左利き研究家・活動家」を。

  第一期「左利きライフ研究家以前」では、箱崎総一先生。
  第二期「左利きライフ研究家・紙の時代」では、○○さんか?
  第三期「左利きライフ研究家・ネットの時代」では、××さんら?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ★600号までの道のり(1)創刊号~第20号

創刊号 2005/9/28
第2号(No.2) 2005/10/8 「はじめの一歩」
第3号(No.3) 2005/10/15 「左利きってなに?」
第4号(No.4) 2005/10/22 「左利きの良いお手本を」 
第5号(No.5) 2005/10/29 「エディンバラ利き手調査」
訂正版 第5号(No.5) 2005/10/29 「エディンバラ利き手調査」
第6号(No.6) 2005/11/5 「左利き用品は子供を甘やかす?(1)」
第7号(No.7) 2005/11/12 「あなたは本当に左/右利き?(1)」
第8号(No.8) 2005/11/19 「左利き用品は子供を甘やかす?(2)」
第9号(No.9) 2005/11/26 「あなたは本当に左/右利き?(2)」
第10号(No.10) 2005/12/3 「新旧二世代の左利き」
第11号(No.11) 2005/12/10「正しい利き手・利き側認識を(1)」
第12号(No.12) 2005/12/17「右手使い指導と人格形成」
第13号(no.13) 2005/12/24「年末年始手抜き合併特小号/
アンケート特集」
第14号(No.14) 2006/1/1 「お正月臨時増刊号/かなちゃんのひだりて」
第15号(no.15) 2006/1/14「新春放談/私の理想社会」
第16号(no.16) 2006/1/21「正しい利き手・利き側認識を(2)」
第17号(no.17) 2006/1/28「左利きの敵は左利き? 」
第18号(no.18) 2006/2/4 「正しい利き手・利き側認識を(3)」
第19号(no.19) 2006/2/11「左利きにあこがれる人へ」
第20号(no.20) 2006/2/18「正しい利き手・利き側認識を(4)」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

本誌では、「創刊600号記念号(放談)―「左利き差別」問題と「みにくいアヒルの子」」と題して、今回も全紹介です。

今回は「創刊600号」ということで、全編転載公開しています。

 

来週の8月13日は、国際的な「左利きの日」“INTERNATIONAL LEFTHANDERS DAY”です。

日本語版『ウィキペディア(Wikipedia)』ではまだ《1992年8月13日、イギリスにある》云々と誤った記載が続いています。(最終更新 2020年10月7日 (水) 16:12)

しかし元々は、英語版のそれ等にある「1976年、アメリカのDean R. Campbellさんが自分の左利き用品の店の開店一周年を記念して左利きの人の会Lefthanders Internationalを設立し、その日を左利き用品の普及のための記念日にした」ということです。

 

それはさておき、今年もコロナ禍の真っ最中となり、特別なイベント等の実施は難しいのが現状でしょう。
それなりに、左利きについて考える日になれば、というところです。

で、今回は「創刊600号」記念として、左利きについてちょっと考えてみました。

本当は購読者のみにお楽しみ頂きたいところですけれど、多くの人に知ってほしい、という気持ちとのあいだで揺れながら、の公開です。

一時的な読者、特定の記事だけの閲覧者ではなく、弊紙の定期購読者が増えて欲しいというのが本当のところです。

 ・・・

本誌をご購読の上でお楽しみいただけると幸いです。

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参照:過去の「8月13日は<国際左利きの日>」の関連記事
・2020.8.12
2020年8月13日は1976年の制定から45回目の国際左利きの日 ・2019.8.13
8月13日は国際左利きの日-1976年の制定より今年は44度目 ・2018.8.13
8月13日国際左利きの日ILHDとAKB48Team8左利き選抜のことなど ・2017.8.13
8月13日はハッピーレフトハンダーズデー! ・2016.9.1
8月13日は〈国際左利きの日〉特別編-左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii第474,475,476号 ・2016.8.14
昨日(8月13日)アメブロで「今日は左利きの日」をやってました ・2016.8.10
今年もやります!8月13日レフチャス(LEFTEOUS)の日―国際左利きの日 ・2015.8.12
明日8月13日は1976年制定から40回目の国際左利きの日 ・2014.8.12
8月13日は39回目の国際的な<左利きの日>&LEFTEOUS2014年 ・2013.8.13
8月13日<国際左利きの日>企画「ヒダリキックマガジン」で始まる! ・2013.9.2
『グリグリくりぃむ』左利き選手権:<国際左利きの日>情報5 ・2013.8.28
ブログネタ「両利きになる練習したことある?」:<国際左利きの日>情報4 ・2013.8.19
雑学フェアにて~渡瀬けん著『左利きの人々』:<国際左利きの日>情報3 ・2013.8.18
レフチャス(LEFTEOUS)day2013:<国際左利きの日>情報2 ・2013.8.13
8月13日<国際左利きの日>企画「ヒダリキックマガジン」で始まる! ・2012.8.12
8月13日は37度目の“左利きの日” ・2011.8.13
国際“左利きの日”を迎えて&週刊ヒッキイ273号特別編「個人モデル」から「社会モデル」へ ・2010.8.21
今週の-週刊ヒッキイhikkii225名作の中の左利き(番外編)はさみ ・2010.8.14
今週の-週刊ヒッキイhikkii224《矯正/直す》表現に思う(5)前編 ・2010.8.13
13日の金曜日はナント…左利きの日 ・2009.8.22
今週の週刊ヒッキイ―第193号「<左利きプチ・アンケート>再版第33回」 ・2008.8.13
33回目の8月13日国際左利きの日 ・2007.8.14
少数派の気持ち伝える「左利きの日」企画開催される ・2006.8.13 
きょう8月13日は≪国際≫左利きの日です ・2005.8.13 
今年も今日8月13日はINTERNATIONAL LEFTHANDERS DAY ・2004.8.13 
きょう8月13日はINTERNATIONAL LEFTHANDERS DAY 「左利きの日」 ・2004.8.12 
明日8月13日は「左利きの日」

 

 

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2021.07.17

『左組通信』復活計画[8]<左利きプチ・アンケート>全公開(8)第10回-週刊ヒッキイ第599号

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第599号 別冊編集後記

第599号(No.599) 2021/7/17
「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その17)
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [8]
 <左利きプチ・アンケート> 全公開(8)第10回」

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一つお知らせ
といいますか、
報告し忘れていたことを。

以前、杖突き生活中と報告したかと思います。

6月にようやく、また自分の足だけで歩けるようになりました。
約一か月の杖突き生活でした。
(百円ショップの150円商品でしたが、非常に役に立ってくれました。)

ご心配をお掛けしました。
まだまだ回復途上ではありますが、
ご報告まで。

 

 

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 ※『週刊ヒッキイ』は、
・ 2014年7月より
  月二回(第一・第三土曜日)の発行に変更しました。
・ 2019年10月より
  第一・第三土曜日の発行は、新規配信
  第二・第四土曜日の発行は、バックナンバーからの再配信
  に変更しました。

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引き続き、再配信はしばらくお休みとします。

 

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  左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
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第599号(No.599) 2021/7/17
「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その17)
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [8]
 <左利きプチ・アンケート> 全公開(8)第10回」
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ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [8]
 <左利きプチ・アンケート> 全公開(8)
第10回 過去のアンケートで最も興味深いのは何ですか
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 「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年」
 の17回目です。

 2004年年頭から2009年年末までの更新し続けたホームページ
 『レフティやすおの左組通信』復活計画として、
 メイン・コンテンツを順に全面的に
 このメルマガで再生・復活させる、の8回目です。

 

┏ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┓

2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その17)

ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [8]

  <左利きプチ・アンケート> 全公開(8)
 
  第10回 過去のアンケートで最も興味深いのは何ですか

┗ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┛

 

 ●<左利きプチ・アンケート> 全公開(8)

今回も、
アンケート作成サイト<プチ・アンケート>のサイトから
削除され、現在見ることのできない初期のアンケートのうち、
「第10回 過去のアンケートで最も興味深いのは何ですか」
を紹介します。


アンケート投票者による「ご意見ボードへの書き込み」の転載は、
著作権等の観点から今回は割愛しました。
ご了承ください。

 

 ●第10回 過去のアンケートで最も興味深いのは何ですか

210716lh-enq10

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

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左利きを考える レフティやすおの左組通信
 Lefty Yasuo's HIDARIGUMI Announcement
 
  <左利きプチ・アンケート>
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(初出)2004.12.4(最終)2005.8.30/2007.11.16
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<左利き・プチアンケート>
第10回
過去のアンケートで最も興味深いのは何ですか
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第10回 過去のアンケートで最も興味深いのは何ですか

今年3月から始めました左利きに関するアンケートですが、
早いもので10回目を迎えました。
そこで今回は、十回目を記念して今までのアンケートを振り返って、
過去のアンケートの中で一番興味深かった(あるいは興味深い)
と思われるものは何かをお伺いします。

以下にあげる9回のアンケートの中で最も興味深かったものは
どれでしょうか。
過去のアンケートの詳細をご存じでない方は、
題名を見てこれはと思うものをひとつ選んでください。
(今回は利き手別投票ではありません。)

*一言言わせて、というお方は投票後に表示されます一番下の
「ご意見ボード」をご利用ください。
もっと言わせて、というお方は掲示板もご利用ください。
貴方のご意見ご感想をお聞かせください。

1 左利きのイメージ調査  (左右利き手別投票)
2 左利きで困ったこと(物理的バリア編) (左右利き手別投票)
3 左利きの子に右手使いを試みるべきか否か  (左右利き手別投票)
4 貴方の好きな左利きの呼び名は何ですか? (左右利き手別投票)
5 左利き?と思うのはどんな仕草ですか
6 生まれ変わってくる時は右利きor左利き?  (左右利き手別投票)
7 左利きでも字は右手で書くべきか?  (左右利き手別投票)
8 左と右を間違うことがありますか  (左右利き手別投票)
9 左手(左利き)用ハサミを知っていますか (左右利き手別投票)

 

結果/ご意見ボードを見る

*このアンケートは、(2004.11.7-12.4)まで(4週間)に渡って
実施されました。

------------------------------------------------------------------
投票結果(初出締切時)
初出・実施期間2004.11.7-12.4(4週間)総数7
------------------------------------------------------------------

1 左利きのイメージ調査
                     左右利き手別投票 0
2 左利きで困ったこと(物理的バリア編)
                   左右利き手別投票 0
3 左利きの子に右手使いを試みるべきか否か
                     左右利き手別投票 4
4 貴方の好きな左利きの呼び名は何ですか?
                     左右利き手別投票 1
5 左利き?と思うのはどんな仕草ですか
                              1
6 生まれ変わってくる時は右利きor左利き?
                     左右利き手別投票 0
7 左利きでも字は右手で書くべきか?
                     左右利き手別投票 0
8 左と右を間違うことがありますか
                     左右利き手別投票 0
9 左手(左利き)用ハサミを知っていますか
                     左右利き手別投票 1

------------------------------------------------------------------

ご意見ボードへの書き込みに対するコメント

------------------------------------------------------------------

↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

2021.7.12(追記)

この回は、
過去のアンケートの総括という意味合いで実施したつもりでしたが、
思いのほか反響がなく、大失敗という回でした。

まあ、まだ「歴史」になっていなかったということでしょうか。
このメルマガ自身まだまだ読者数がなく、
アンケート企画自体が成立していない時代だった、とも言えます。

アンケートのラインアップをみますと、
それぞれ左利きの問題を考える上で重要なものが含まれている、
といえるでしょう。

今やればまた違った反響が得られるのかもしれません。

また時代の変化も当然そこには認められるでしょう。
もう一度やってみてもいいのかもしれませんね。

 ・・・

ご意見の書き込みがほとんどなく、
私の感想がほとんどになりました。

ご意見としては、「ぎっちょの語源は?」というものと、
「左利きで困ったことといえば食器の配膳でした」というものでした。

後者についての私のコメントは――

 家の食卓での亡き母の言葉
 ―自分の食べやすいように並べ替えたらええねんで、
 を思い出しました。 04/11/28 23:29:29

 ・・・

【レフティやすお】やっちゃんの感想
下の記事でも書いたのですが、
自分としては過去の9回を振り返る良い企画だと思ったのですが…。
個人的思い込みだったようで、残念です。

かろうじて
第3回の「左利きの子に右手使いを試みるべきか否か」4票でトップ
となりました。
これは、左利きの問題を考えるとき「永遠のテーマ」となります。

理由はやはり、
左利きというものが一様でないというところにあります。

右利きの大半はみな一様に似通っているといわれます。
利き手だけでなく、利き足にしろ利き目にしろ言語脳にしろ、
右利きは右なら右、左脳なら左脳と決まっている比率が高いそうです。
言語脳と利き手をつかさどる方の脳半球が一致する人が非常に多い
といわれます。

それに対し、左利きでは、利き手の運動をつかさどる脳半球と
言語脳が一致しない場合があったりします。一致する人もいます。
言語脳だけ見ても、右利き同様左脳にある人、
両方にまたがっている人、右脳にある人と3パターンあるそうです。

そういうわけで、比較的右手使いを受け入れやすい
という人もいる反面、受け付けにくい人もいるという結果になります。

左利きの成因が明らかになり、そのメカニズムが解明されない限り、
こうだという絶対的な答を出すことはできません。

私のように様々な利き手判定テストにおいて
左利き度が高いとされた人には、右手使いはかなりの負担になります。

反面、こんなことができるということもあり、
人間の能力の奥深さを感じます。

それだけに親御さんはしっかりとお子さんの利き手を見極め、
その子の能力を見極めてあげる必要があります。

そして、最も重要なことは利き手がどうであれ、
不自由することのない世の中を作ることです。
右利きでなくても、手が多少不自由であろうとも、
みんなが安心して暮らせるユニバーサルデザインを踏まえた社会に
作り変えるべきなのです!

―2004.12.3―

*関連する「レフティやすおのお茶でっせ」の記事
2004.11.30 すべってしまった第10回左利きアンケート
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2004/11/10.html

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

――次回からは、
  「利き手調査アンケート」を各種紹介してゆこうと考えています。

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本誌では、「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その17)
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [8]
 <左利きプチ・アンケート> 全公開(8)第10回」
と題して、今回も全紹介です。

今回の第10回アンケート「 過去のアンケートで最も興味深いのは何ですか」は、過去10回のアンケートのまとめ的な回でした。

でも、まだまだこの<左利きプチ・アンケート>自体が知られていない状況で、あまり意味のない回となっています。
残念なことですが、そういうわけで今回はスルーでいいかもしれませんね。

 ・・・

本誌をご購読の上でお楽しみいただけると幸いです。

*本誌のお申し込み等は、下↓から
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2021.07.03

左利きの人生を考える(9)見えない差別(2)書写教科書-週刊ヒッキイ第598号

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第598号 別冊編集後記


第598号(No.598) 2021/7/3
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24―
 左利き本のために――左利きの人生を考える(9)
 見えない差別―個別事例(2)書写教科書」


 


600号☆彡
 ☆彡
☆彡


弊誌もいよいよ600号に近づいています。


このままで行けば、8月7日に到達です。


(ちなみに、翌週の8月13日は「国際左利きの日」でもあります。)


記念に何かふさわしい企画を考えてみようと思います。


「こんなことをやってみたら」というリクエスト、
もしくはご提案がございましたらお寄せください。


レフティやすお


 


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 ※『週刊ヒッキイ』は、
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  月二回(第一・第三土曜日)の発行に変更しました。
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  に変更しました。


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引き続き、再配信はしばらくお休みとします。


 


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【左利きを考えるレフティやすおの左組通信】メールマガジン

  右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして
  左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
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第598号(No.598) 2021/7/3
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24―
 左利き本のために――左利きの人生を考える(9)
 見えない差別―個別事例(2)書写教科書」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 以前「ダイバーシティ」という言葉についての様々な文章において
 左利きの観点から見た時に感じた「左利き/利き手差別」とは、


 「見えない差別/隠れた差別/意識されない差別」ではないのか


 という疑問について考える二回目です。


 今回も、個々の事例を挙げて、
 「見えない差別/隠れた差別/意識されない差別」
 としての<左利き差別>について考えてみましょう。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24―
  (左利き本のために)――左利きの人生を考える(9)
  ◆ 「見えない差別/隠れた差別/意識されない差別」 ◆
   ~ 個別事例 書写教科書における左利き差別 ~  
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 ●「見えない差別/隠れた差別/意識されない差別」


「見えない差別/隠れた差別/意識されない差別」
について改めてふれておきます。


 <左利き差別>が
 「見えない差別/隠れた差別/意識されない差別」だ


というのはなぜか、といいますと、


それは、生まれたときから右利き仕様の<右利き社会>に
どっぷりとつかって生活してきた左利きの人にとっては、
その<右利き社会>が「普通」になってしまっていて、
それが実は「差別」なのだ、
という事実に気づいていないのではないか、という現実にあります。


 


前回は「はさみ(ハサミ/鋏)」について書きました。


ハサミは身近にあってよく使うものでありながら、
その実態が正確に理解されていない道具でもあるのです。


「ハサミ」は、刃のかみ合わせであったり、
指を入れる持ち手部分の形状であったり
使用するときに右手で持つか左手で持つかという、
持つ手の左右の違いにあわせて、
「右手用」と「左手用」の2種類のハサミがあるということです。


「右手用」ハサミは、右手で使うときに都合の良い刃のかみ合わせと
持ち手の形状を持っている。
「左手用」ハサミは、左手で使うときに都合のよい物になっている、
というのが実態です。


同様に、世の中の道具や機械の多くは、
それぞれ使用時の手にあわせた設計が為されているということです。


そしてそれらの多くは、常に右手を使う人を想定して作られている、
というのが現実です。


 


しかるに、私たち左利きは、
そういう現実の中にどっぷりつかっているので、
その実態に気づかないまますごしていることが多いのです。


 


 ●「(手で)字を書く」(書字)という行為


そんな<右利き社会>の典型の一つが
「字を書く」という行為でしょう。


昔は「字は右手で書くもの」といわれ、
「書」の先生はみな右手で書くように指導していました。


昔は、左利きの子は、その他の行為や動作でも
右手使いに変えさせられることが多くありました。


特に箸を使うことと字を書くことの二つは、
右使いに変更をさせられる二大行為でした。


 


「左利きは左利きのままで」
と考える親御さんが増えている現代ではありますが、
一部には、
「他のことは左利きのままでいいが字を書くことだけは右手で」
と考える親御さんがいます。


理由は、「字は右手で書くようにできていて、
右手の方が書きやすく、書き順(筆順)も正しく覚えられる」
といったところでしょうか。


私にいわせれば、右手と左手が同等の能力であれば、
右手用ならば右手が都合がいいでしょうけれど、
互いの手に能力差がある場合には、当然異なってきます。


能力の優る方の手を使う方が自然です。


いかに使いやすい道具といっても、能力の劣る方の手で、
字を書くというような複雑な作業をこなすのは難易度が増します。


 


また、利き手には、「能力」以外にも「好み」があります。


「好み」というのは、左右二つある器官の内
どちらを「好んで」用いるか、優先的に使うかというものです。


どちらを使ってもおかしくない状況で、
「つい左手を出してしまう、自然と左手を使ってしまう」
というものが、「好み」といわれる性質です。


この「好み」というものも影響してきます。
字を書くという目的を持った恣意的な行動においては、
そういう「好み」は制御できるかもしれません。


しかし、メモを走り書きするといった状況や、
何となくいたずら書きをするといった場合には、
きっと利き手の方が活躍することでしょう。


自然体であれば、人は利き手を使うものでしょう。


字も利き手で書く方が、
身体的には何かと都合がいいのではないかと考えます。


 


 ●字を書く左利き児童――学校の現場


字を書くと言う行為も、
少しずつ左利きは左手でいいと考える人が増えています。


学校でも左利きの子が
そのまま左手で字を書くことを容認するように変わっています。


ネットで検索しますと、現場の学校の先生方が
独自に左利きの児童のために工夫している例が報告されています。


ネットを検索しますと、
左利き児童のための字の書き方についての研究論文なども
いくつか散見できます。


また、
左手で鉛筆を持つイラストや写真を教室の掲示板に掲揚している、
といった報告も見られます。


 


 ●書写教科書における左利き差別


このように変化が著しい昨今ではありますが、
それでも変わらない差別があります。


<左利き差別>において、
今も生きている最大の差別が、「学校教科書」です。
学校の教科書で、
字を書くことを教える「書写」という科目の教科書があります。


この教科書の内容が非常に問題です。


書字における左利きの存在を無視している事態だ、
と考えています。


過去に弊誌でも再三書いてきました。


色覚障碍者のためにカラーユニバーサルデザインが導入されていたり、
男女差別につながらないように、
男児と女児の両方を姿勢のモデルに使い分けしたり、
それぞれの差別につながらないような工夫がなされていました。


ところが、書字における「利き手」に関しては、
全く無視されていました。


男女のモデルを分けるように、
字を書くときの「鉛筆の持ち方」や「手の位置」など、
「右手例」と「左手例」を併用することは
そんなに難しいことではないはずです。


ところが、まるで「字を書くのは右手」と決まっているかのように、
「右手例」のみ掲載されてきました。


 


これでは、左利きのお子さんをお持ちの親御さんは
不安に陥ることでしょう。


従来のように問答無用で
「左利きは(右使いに)直すもの」とされていた時代なら
それでよかったのでしょうけれど、今は違います。


ところが、肝心の学校の教科書の実態は、
完全に「左利きの存在を否定している」のですから。


 


 ●「受け入れる時代」へ


しかしこの状況にもようやく風穴があきました。


昨年初めて、令和二年度版の東京書籍の小学一年の書写教科書に
「左手書字例」が掲載されました。


また一つ
「見えない差別/隠れた差別/意識されない差別」解消に向けての
第一歩となりました。


まだまだ小さな一歩ですが、変革が始まりました。


参照:『お茶でっせ』2020.2.9
左利きへの配慮がなされた東京書籍・小学校教科書「新しい書写 2年度用」


 


200204-tousho-atarasiishosha-shosha_1


 


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(画像(1)表紙(2,3)鉛筆の持ち方例(4)毛筆の諸道具の置き位置例(5)左右に両側に配置された文字練習枠例:左手書事例のイラストを付して左利き児童への配慮がなされた東京書籍・小学校教科書「新しい書写 2年度用」)


こちらの最後に書いていますように、



『お茶でっせ』2020.2.24
左利き対応への要望は「理不尽なクレーム」か?


 


「●受け入れる時代――教科書採択についての議事録より」


令和2~5年度使用の小学校教科書
【家庭】「東京書籍」採択についての
「掛川市教育委員会定例会議事録」にこうあります。


委員:右利きの包丁の使い方、左利きの包丁の使い方それぞれが
  載っている。
 委員:一昔前なら修正しなければいけないとされたものが、
  現在では多様性、違うものを受け入れられる時代となった。
  今までは駄目と言われたことでも、
  今からは受け入れる時代になっていることがしっかりわかった。

 


信に微々たる足取りではありますが、
学校教科書にも確実に変化が始まっています。


 


 ●物事の「理解」について
 
ここでもう一度、物事の「理解」について考えてみましょう。


『お茶でっせ』2019.12.2
渡瀬謙の新刊『トップ営業を生み出す最強の教え方』を読む


の中で私はこんなことを書いています。


 ・・・


◆人間には三種類ある


人間には三種類あるといいます。


(上の人)初めからわかっている人
(中の人)教えられて気づく人
(下の人)教えられてもわからない人


『論語』やアリストテレス『ニコマコス倫理学』や
江國香織の小説『こうばしい日々』に登場します。


洋の東西を超えて、人間の評価として考えることは同じ、
ということでしょう。


 


◎:上の人
論) 生まれながらにして知る人
ニ) 自ら悟る人
こ) はじめから知っている人


○:中(次)の人
論) 学びて知るもの
ニ) 語る人に耳を傾け従う人
こ) 途中で気がつく人


×:下の人
論) 困(くる)しみて学ばざる民(たみ)
ニ) 自ら悟ることもなく、
   他人の言葉を聞いて心に刻むこともない人
こ) 最後までわからない人



◎ 初めから分かっている人
 ↓
○ 言われて気付く人
 ↓
× 最後まで学ばない人


まあ一応、これは倫理的な意味での評価ということになります。


 


*(注)人間の三種類について


・『論語』【季氏 第十六】(9)
――道徳(人の道)についての理解のしかたで4段階に振り分ける


《孔子曰く、生まれながらにして之を知る者は、上なり。(以下略)》


『論語 増補版』加地伸行/全訳注 講談社学術文庫 2009/9/10


 


・『ニコマコス倫理学』「第一巻 第四章」
――ヘシオドス『仕事と日々』からの引用


《あらゆることを自ら悟るような人は、もっともすぐれた人(以下略)》


『ニコマコス倫理学(上)』アリストテレス/著
渡辺邦夫・立花幸司/訳 光文社古典新訳文庫 2015/12/8


 


・『こうばしい日々』
――黒人の教師が、アメリカに移住してきた日本人少年に話した、
 人種差別に関しての言葉


《「一つのことを、はじめから知っている人もいるし、(以下略)》


『こうばしい日々』江國香織/著 新潮文庫 1995/5/30


 ・・・


◆技術と技能の違い


次に、私は工業高校の出身で、
今でも覚えていますが、最初に専門の授業で教えてもらったのは、
「技術と技能の違い」でした。


「技術」とは、言葉で教えることができるもの
「技能」とは、言葉だけでは教えられないもので、
 身をもって獲得するもの


そういう意味の説明でした。


例えば、野球で変化球の投げ方をこう握ってこう投げる、
と言葉で教えることはできますが、
実際に投げられるようになるためには、
自分のからだで投げてみて練習しなければ身につきません。


頭で覚えるのが技術なら、身体で覚えるのが技能、
という説明もできるかもしれません。


 ・・・


先の左利きの人の<右利き社会>での
右利き仕様の道具・機械類についての現状理解に関しても、
この3種類を当てはめることができるのではないでしょうか。


「右手(右利き)用」だと、
 (上)最初から知っている(気付く)人
 (中)教えられて気付く人
 (下)教えられても気付かない(理解できない)人


 


ハサミの構造の違いは、教えることができることで、技術的な面。
ハサミを「つい利き手で使ってしまう」という事実は、技能的な面、
といえるでしょう。


 


前回、昔、私が左利き差別の問題として
道具類の右利き仕様一辺倒について問題提起するたびに、
右利きの人たちからいわれた言葉として
「右手を使えば済む問題」という話題を出しました。


この辺の理解の欠如を考えていますと、
ものごとの理解の問題としての上に述べました「人間の三種類」や、
「技術と技能の意味の違い」といったことを
思い浮かべてしまうのです。


 


一見単純に見えることでも実際に真の理解を得るためには、
相当な困難があるということです。


<左利き差別>が
「見えない差別/隠れた差別/意識されない差別」だ
という事実をしっかり肝に銘じた上で、
取り組んでいかなければならない、と改めて言い聞かせているのが、
昨今の私です。


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 ・・・


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2021.06.19

『左組通信』復活計画[7]<左利きプチ・アンケート>全公開(7)第9回-週刊ヒッキイ第597号

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第597号 別冊編集後記

第597号(No.597) 2021/6/19
「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その16)
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ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [7]
 <左利きプチ・アンケート> 全公開(7)
第9回 左手(左利き)用ハサミを知っていますか
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 「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年」
 の16回目です。

 2004年年頭から2009年年末までの更新し続けたホームページ
 『レフティやすおの左組通信』復活計画として、
 メイン・コンテンツを順に全面的に
 このメルマガで再生・復活させる、の7回目です。

┏ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┓
2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その16)
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [7]
  <左利きプチ・アンケート> 全公開(7) 
  第9回 左手(左利き)用ハサミを知っていますか
┗ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┛

 ●<左利きプチ・アンケート> 全公開(7)

今回も、
アンケート作成サイト<プチ・アンケート>のサイトから
削除され、現在見ることのできない初期のアンケートのうち、
「第9回 左手(左利き)用ハサミを知っていますか」を紹介します。


アンケート投票者による「ご意見ボードへの書き込み」の転載は、
著作権等の観点から今回は割愛しました。
ご了承ください。

 

 ●左手(左利き)用ハサミについて

5月の弊誌

第594号(No.594) 2021/5/1
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24―
 左利き本のために――左利きの人生を考える(7)
 ダイバーシティと左利き」

で、最近よく耳にする「ダイバーシティ」に関する記事のなかでも
無視されていることが多い左利きについて、
「忘れられていないか、左利き」と紹介しました。

その中で今回取り上げる「左手用ハサミ」を例に
左利き自身も気付いていないのではないかと思われる
左利き差別について書きました。

私の子供時代は、
ハサミ(はさみ/鋏)といえば、基本的に「右手用」オンリーでした。

その後、成長するとともに
「左手(左利き)用ハサミ」というものがあるらしい
とは知りましたが、あくまでもそれは、
一部の専門家の使う「特別なもの」という印象でした。

当然、私のまわりには「左手用ハサミ」などありませんでした。
「左手用ハサミ」など見たこともないというのが本当のところでした。

そういう背景があってこのアンケートとなった、というわけです。

 

 ●第9回 左手(左利き)用ハサミを知っていますか

210618enq9

(画像:今は亡きホームページ『レフティやすおの左組通信』の<左利きプチ・アンケート>の「第9回 左手(左利き)用ハサミを知っていますか」のページのヘッド部分)

 

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
左利きを考える レフティやすおの左組通信
 Lefty Yasuo's HIDARIGUMI Announcement
 
  <左利きプチ・アンケート>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
------------------------------------------------------------------
(初出)2004.11.6(最終)2005.8.30/2007.11.16
------------------------------------------------------------------

<左利きプチ・アンケート>

第9回 左手(左利き)用ハサミを知っていますか

------------------------------------------------------------------

左手(左利き)用ハサミを知っていますか

左利き用の道具として最初に手にするものはハサミではないでしょうか。
昨今では、保育園や幼稚園、あるいは小学校などでハサミの購入に際し、
右手用と左手用のどちらかを選択できるそうです。
「お茶でっせ」の記事や「左組通信」の
「左利きphoto gallery〈HPG3〉左手用(左利き/左きき用)
 はさみ・ハサミ・鋏 (SCISSORS FOR LEFTHADERS) コレクション」
でも紹介したように、
色々な「おけいこハサミ」なるものも発売されています。
私が左利きの人のためのハサミ、左手用のハサミの存在を
初めて知ったのは、箱崎総一氏の「左利き友の会」が
新聞などに取り上げられて話題になった、
1971年頃のことと記憶しています。
しかし、実際に手にしたのはさらに20年が過ぎた1991年のことでした。
思い出話はこれぐらいにして、本題に。

貴方は左手用/左利き用のハサミを知っていますか、
使ったことがありますか、持っていますか。

以下の中から最もふさわしいものをひとつ選んでお答えください。
(持っているが使っていない場合でも
「3持っている」に投票してください。
認知度についての調査ですので、使用状況を調べるものではありません。
買った時点では知らなかった―間違って買った―場合でも「持っている」
状況では、「知っている」より上の認知度と判断します。)

*投票者の利き手別で選択肢を用意しています。
ご自身でご自分の利き手をどちらか判断した上で投票してください。

*一言言わせて、というお方は投票後に表示されます
一番下の「ご意見ボード」をご利用ください。
もっと言わせて、というお方は掲示板もご利用ください。
貴方のご意見ご感想をお聞かせください。

 

1 (右利きの人)知っている
2 (  〃  )使ったことがある
3 (  〃  )持っている
4 (  〃  )知らない
5 (左利きの人)知っている
6 (  〃  )使ったことがある
7 (  〃  )持っている
8 (  〃  )知らない

 

結果/ご意見ボードを見る

------------------------------------------------------------------
投票結果(初出締切時)

実施期間2004.10.10-11.6(4週間) 総数23(右5:左18)
------------------------------------------------------------------

1 (右利きの人) 知っている   4
2 (  〃  ) 使ったことがある 0
3 (  〃  ) 持っている   0
4 (  〃  ) 知らない   1
5 (左利きの人) 知っている   3
6 (  〃  ) 使ったことがある 3
7 (  〃  ) 持っている   12
8 (  〃  ) 知らない    0

------------------------------------------------------------------

ご意見ボードへの書き込みに対するコメント

------------------------------------------------------------------
↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

2021.6.15(追記)

「第9回 左手(左利き)用ハサミを知っていますか」アンケートの
「ご意見ボードへの書き込み」とそれに対する「私のコメント」
を要約しておきます。

また、当時の私の左手ハサミに関する意見も転載しておきます。

 ・・・

【ご意見ボードへの書き込みと私のコメント要約】

・右手用を右手で使う左利きさん――
  左用を意識したことがない、成人してから知った
  農作業用の剪定ハサミを使う場合、左でも右でも使うことができる

――(私のコメント)
  左利きのひとでも右手で右手用のハサミを使う人がいることは
  頭では知っていましたが、実感として把握していませんでした。
  右利きの人でも左手で使えるから「左手用」のハサミと表記すべきだ
  と主張する私としては、
  左利きでも右手でつかえる「右手用」のハサミの存在を
  忘れていたのは、間抜けでした。
  こういう色々な方の意見を知ることができるので、
  このアンケートは非常に有用です。
  (変な自画自賛でごめんなさい。)ここにもひとつ、
  「一様でない左利き」という左利きの問題を考える際の
  難しい点が浮き彫りにされたような気がします。ly

 

・ハサミに関しては「両(手)使い」の左利きさん
  自分以外の家族が使う右用のハサミを
  取った方の手で使うことに慣れているので(ハサミは両手使い)
  改めて左用ハサミを買ったがかえって使いにくかった…

――本来「両利き」はありえない、というのが私の考えで、
  このようにどちらの手でも使えるという場合は「両使い」
  と私は呼んでいます。
  「利き」というのはどちらかがより「利く」という意味で、
  左右の体のどちらかに優越性があることを指す言葉
  と解釈しています。
  どうしてこのような体の偏側性=偏りが生まれたのかというと、
  いざというときに反射的にどちらか一方に避けることによって
  生存率が高まったから、という説があります。
  先にも申し上げたように、
  長年右手用のハサミを左手で使ってきた人の場合は、
  左手用を使うためには少し慣れることが必要です。
  これからは右手では右手用、左手では左手用を使うように
  されてはいかがでしょうか。
  これは右利きの人でも同様で、これが「正しい使い方」です。ly

 

・持っていたが使いこなせなかったという左利きさん――
  左利きだからとプレゼントされたが、
  それまで右利き用しか使ったことがなく、使いこなせなかった

――このような人向けに出ているのが、
  「握りの部分は左手用で刃の合わせは右手用」と同じという
  「右刃左足」等(*注1)と呼ばれるもので、代表的なのは
  「HPG3左手用・左利き用はさみコレクション」(*注2)にも
  掲載しているフィスカースのハサミです。
  これぞまさに「左利き用」と呼ぶべきものかもしれません。ly

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(画像:刃の合わせは右手用で持ち手(柄)部分が左手用のフィスカース・ハサミ
    刃も持ち手も左手用の裁ちばさみと刃は右手用で持ち手が左手用のフィスカース・ハサミの比較)

 

(*注1)参照:
左手用ハサミの解説「柄左手鋏」と「総左鋏」 - 美鈴ハサミ株式会社
http://www.misuzu-hasami.co.jp/catalog/hidarite/hidarite-erabu.html

・左手用のハサミには「柄左手鋏」と「総左鋏」があります。
柄左手鋏は柄(足)のみが左手用になっていますが、
刃は普通の右手用のハサミと同じです。
総左鋏は柄(足)が左手用で、刃も逆のものになっています。
(右手用を鏡で映したように)
・右手用ハサミを使ってみる
・柄左手ハサミを使ってみる
・総左手ハサミを使ってみる

――左手用ハサミの選び方を丁寧に解説していて、参考になります。

(*注1)参照:
庄三郎 裁ちばさみ 足左利 260mm 01-450
ブランド: 庄三郎
―柄だけが左手用になっている(刃は右手用)裁ちばさみ

 

(*注2)
 「HPG3左手用・左利き用はさみコレクション」は、
 今は亡き私の左利きホームページ『レフティやすおの左組通信』の
 一コンテンツ。私の持っていた左手用ハサミのコレクションです。

 

・左用を使っている左利きさん――
  右用より使いやすいです

――この使いやすさを、一人でも多くの人に知っていただきたい
  と私は熱望しています。まだまだ商品の存在は知っていても、
  手に入れにくい事もあり、使ったことがないまま、
  その良さを実感されていない方が少なくないと思います。

  先の方のように、慣れない為に良さを実感できない
  という方もいます。しかし使ってみて欲しい。
  最初戸惑いもあるかもしれませんが、
  使っているうちに必ず良さがわかっていただけるもの
  と確信しています。やはり自分の体にあったものが一番です。
  左手使いの左利きの人には左手用の道具が一番です。
  私はそう思っています。もしハサミで実感できなくとも、
  ハサミに限らず、色々な左手用にチャレンジしてみてください。
  必ず「これは」というものに出会えるはずです。
  そして左手用の道具の良さがわかってくると思います。ly

 

・メーカーの宣伝不足を指摘する声――
  サイトでも自社の左手用の製品を紹介していないケースがある。
  全般に宣伝不足な感じがする。

――左手用ハサミの宣伝の一環として、メーカーさんにお願いしたいこと
  クツワの「左手用学童ハサミ」には、「使用上の注意」に、
   ・このはさみは左利き用です。
   ・左利き用ですので右利きの方がご使用される際は
    切りにくい場合があります。
  という断り書きがあり、親切だという話は

  「お茶でっせ」10.25「クツワの左手用学童ハサミ」
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2004/10/post_8.html

  に書いたのですが、
  右手用にも同様の表記が欲しいと思います。
  そうすれば、左利きの人の場合、
  右手用を左手で使っているから切りにくいのだ
  ということがわかります。
  これは重要なポイントだと思うのですが…。
  メーカーさんにお願いしたいものです。ly―(2004.10.30)―

・小学生時代に左手用裁ちばさみを買ってもらった左利きさん
  初めて刃の合わせが反対なことを知った。が、使えなかった。
  右手用を左手で使って、
  持ち手の指の形状が右手用になっているため、
  左手で使うと指が痛くなる右手用をまた使うことになり、
  悲しかった。

――悲しいお話です。こういう方は少なくありません。
  左て用は、私も最初は使いにくさを感じました。
  でも、しばらく使うと慣れます。右手用に慣れたように。
  で、良さがわかりますよ、きっと。
  右利きの人はこんなに楽してたんだって実感すると思います。
  左利きはこんなふうに人の倍の努力を強いられます。
  それだけは右利きの人に知っておいて欲しいなと思います。
  本人が意識している、自覚しているかどうかは別にして、
  そういう目に見えないところで努力している―
  あるいは努力を強いられている?―
  人にはそれなりの敬意を持って接して欲しい。
  これは何事においてもそうで、自分もそうですが、
  なかなか他人にはわからない部分が多く、
  気付かないケースもあります。
  しかしできるだけ思いやる気持ちを持てるように
  努力したいものです。ly―(2004.11.13)―

・中学生のお子さんを持つ親御さん――
  長男(中学1年)のクラスは33人ですが、
  そのうち左利きの子は知っているだけで5人。
  ところが、文房具店に置いている左手(左利き)用ハサミは、
  子供用だけ、なんか変。
  もっと左利き用の道具が増えてもいいと思います。
   06/04/17 15:25:44

【投票結果について】

 

実施期間2004.10.10-11.6(4週間)
投票総数23(右利きの投票者:5/左利きの投票者:18)

最多投票:
1 (右利きの人)知っている ・・・・・4
7 (左利きの人)持っている ・・・・12

右利きの人は、左手/左利き用のハサミを持っていないが、
左利きの人では持っている人が多い

サンプル数の少なさからこれといった結論を出すことはできませんが、
ひとつの傾向としていえることは、やはり当然といえば当然ですが、
右利きの人で左手/左利き用のハサミを持っている、
という人は少ないようです。

知らない、という回答も一票ですがありました。

身近に左利きの人でもいない限り、
興味を持つことも少ないのは仕方ないことでしょう。

一方、左利きの人では、持っているという方が多数を占めています。

ある意味では当然ともいえますが、
これだけ普及が進んでいるということはうれしいことです。
それぞれのメーカーさんの努力の賜物といえるかもしれません。

特に子供用のハサミでは、右手用と同一価格で販売している製品も多く、
普及を促進する結果につながっていると思います。
小学校や幼稚園・保育園での斡旋もあり、
子供用のハサミの普及は目覚しいものがあると思われます。

左利きの人の中には、右手で右手/右利き用のハサミを使う人も
少なくないことがわかりました。
これは、やはり左手では使いにくかったことが原因のひとつのようです。

そして、左利きの人と一口に言っても、
一くくりにはできないという事の証でもあります。

 

【やっちゃんの感想:左利きの子供とハサミ】

●左利きの子に左手/左利き用ハサミを持たせるべきか

子供用に関しては、
目覚しい普及ぶりを見せる左手・左利き用ハサミですが、
反面、左利きの人が身近にいない、
左利きに対する知識の少ない人のあいだでは、
まだまだ左利きの子に
左手/左利き用ハサミを使わせることに迷いを感じる人もいるようです。

 

曰く、小さいときから左手用を使っていると、右手用が使えなくなり、
社会に出たときに、左手用がない場合に困るのではないか。
常にマイ左手用ハサミを持ち歩かなければならないのでは、
という不安です。

しかし、これも社会のあり方が変化しているわけですから、
次第に問題にならなくなってゆくものです。
現実に、学校でも左手用のハサミが常備されているところが増えている、
請求があれば左利きの社員用に経費で左手用ハサミを購入する事業所も
増えている、と聞いています。

また、確かに右手用を左手で使うと切りにくいことは事実ですが、
その時は右手で使ってみてもいいのです。
あるいは、かつての子供達のように、
ある程度は自然使えるようになるものでもあります。

さらに仕事で必要ということになれば、
当然自分専用の物を使うようになるでしょう。
その場合は、価格の問題だけが残ります。
これも、使用者が増えてくればある程度は改善されるもの
と期待しています。

 

●自分にあった道具を使うことは子供に自信を与え、生きる力を与える

小さい頃から自分の手にあった物を使う便利さ、心地よさを知ることは、
自分の能力を最大限に発揮することが可能になり、
自分自身に対する自信をつけ、
物事に積極的に取り組む子供を作ることにつながります。

右手用のハサミを左手で使うのが当たり前だった、私の子供の頃は、
ハサミが切れないのは自分の不器用のせいと思い込んでいました。
ハサミが右手用のもので、そのせいで切れなかったのだと気付いたのは、
三十も半ばを過ぎて、初めて左手用のハサミを使ってからでした。

左手用のハサミと右手用のハサミがどう違うのかさえ
知らなかったのです。

刃のかみ合わせが違うということ、
それは手の動きの違いによる
力の入れ方の違いに対応しているものなのだ、
ということもその時に知りました。

他にも、片刃の小刀や野球のグローブのことなど、
左利き用品を持たないことで行動が制約されることが
少なくありませんでした。
結果的に消極的な子供になった一因が、ここにあるような気がします。

―2005.2.3―

※左手・左利き用ハサミについては、
左利きphoto gallery〈HPG3〉左手用(左利き/左きき用)
 はさみ・ハサミ・鋏 (SCISSORS FOR LEFTHADERS) コレクションを
ご参照ください。
※左利きのお子さんへの対処については、
左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ
―レフティやすおの左利き私論 3―をご参照ください。

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――次回は、引き続きアンケートの消去分から、
  「第10回 過去のアンケートで最も興味深いのは何ですか」
の紹介を予定しています。

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本誌では、「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その16)
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [7]
 <左利きプチ・アンケート> 全公開(7)第9回」
と題して、
今は亡きホームページ『レフティやすおの左組通信』から、メインコンテンツの一つ<左利きプチ・アンケート>から「第9回 左手(左利き)用ハサミを知っていますか」の回を全転載。

今回は、2004年当時の結果とコメントを紹介しています。
現時点での新たな追記はありませんので、全紹介です。

 ・・・

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