2023.06.17

『左組通信』復活計画<左利きプチ・アンケート>(23)利き手テストとの一致度は?-週刊ヒッキイ第644号

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第644号 【別冊 編集後記】

第644号(No.644) 2023/6/17
「ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [23]
<左利きプチ・アンケート> 全公開(23)「利き手調査」番外
第46回 利き手テストと意識の一致度は?」

 

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【左利きを考えるレフティやすおの左組通信】メールマガジン

  右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして
  左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
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第644号(No.644) 2023/6/17
「ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [23]
<左利きプチ・アンケート> 全公開(23)「利き手調査」番外
第46回 利き手テストと意識の一致度は?」
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 今回は、<利き手調査アンケート>の番外として、
 利き手テストの結果とご自身の思っている利き手とのあいだに、
 違いがあったかどうかを調べるアンケートで、
 「自己申告版」にあたります。

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ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [23]
  <左利きプチ・アンケート> 全公開(23)
  「利き手調査」アンケート編・番外
 第46回 利き手テストと意識の一致度は?
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 ●第46回 利き手テストと意識の一致度は?

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

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左利きを考える レフティやすおの左組通信
 Lefty Yasuo's HIDARIGUMI Announcement
 
  <左利きプチ・アンケート>
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<左利きプチ・アンケート>
第46回 利き手テストと意識の一致度は?
(自己申告による利き手別の投票による )

(初出)2007.11.25 (最終)
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<左利きプチ・アンケート>第46回
利き手テストと意識の一致度は?

http://personal-dictionary.com/enq/view/enq.asp?EID=54255
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230614enq46

<左利きプチ・アンケート>第46回 利き手テストと意識の一致度は?

左利きメルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイ』誌上でも
ふれましたように、

第104号(No.104) 2007/10/20「<見かけの利き手>」
「週刊ヒッキイ」創刊二周年100号突破記念放談―その3―
<見かけの利き手>

利き手について研究している科学者の作成した
各種利き手テストの判定結果と、
自分自身が認識している利き手とが一致しない人も、
結構多数いらっしゃるように思います。

 

当アンケートでも何度か利き手テストを紹介しています。

06.9.24 第33回 新版・利き手調査第1回
         ―利き手テスト側性係数を調べる
(前原勝矢/著『右利き・左利きの科学』講談社ブルーバックス
 1989/6/1刊 で紹介されているテスト)

220219migikikihidarikikinokagaku

06.11.26 第35回 新版・利き手調査第2回
         ―エディンバラ利き手調査
(八田武志/著『左ききの神経心理学』医歯薬出版1996刊 による)

220412hidarikiki-no-sinkeisinrigaku

07.1.28 第37回 新版・利き手調査第3回
         ―H.N.きき手テスト
(八田武志/著『左ききの神経心理学』医歯薬出版1996刊 による)

07.3.25 第39回 新版・利き手調査第4回
         ―chapman利き手テスト
(八田武志/著『左ききの神経心理学』医歯薬出版1996刊 による)

07.5.27 第41回 新版・利き手調査第5回
         ―マクマナスの利き手テスト
(クリス・マクマナス/著『非対称の起源―偶然か、必然か』
 大貫昌子/訳 講談社ブルーバックス 2006・原著2002刊 による)

200215kagamino-2

各テストは、十項目程度の主に片手で行う作業において、
どちらの手を使うかということを問うもので、
それぞれの項目で実際に自分が使う手はどちらであるかを答えて、
その項目数(もしくは点数)で、
「右(手)利き」なり「左(手)利き」なりを判定するものです。

中間的な「両(手)利き」の判定を下すテストもあります。

 

各アンケートの結果をご覧いただいてもわかりますように、
テストの判定結果と、
自分の意識している「利き手」とが一致する人もいます。

しかし、テストの結果による数値的に見た「利き手」の判定と、
自分の考えている―自称している「利き手」とは異なる、
という場合もあります。

あなたの場合はどうでしょうか。

利き手テストの判定結果と自分の意識との一致度は?

 

*投票者の利き手別で選択肢を用意しています。
ご自身でご自分の利き手を右もしくは左と、
どちらか判断した上で投票してください。

*一言言わせて、という方は投票後に表示されます一番下の
「ご意見ボード」をご利用ください。
もっと言わせて、という方は掲示板もご利用ください。
貴方のご意見ご感想をお聞かせください。

 

1 (右利きの投票者)ほぼ一致する
2 (   〃   )まあまあ一致する
3 (   〃   )さほど一致しない
4 (   〃   )全く一致しない
5 (左利きの投票者)ほぼ一致する
6 (   〃   )まあまあ一致する
7 (   〃   )さほど一致しない
8 (   〃   )全く一致しない

 

現在の結果を見る(ご意見ボードはこちら)
________________________________________
●利き手調査テスト関連アンケート
第14回 貴方の利き目は右左どちらですか
第20回 利き手調査1回目―側性係数を調べてみよう
第22回 エディンバラ利き手調査
第23回 利き手調査3回目―H.N.きき手テスト
第24回 利き手調査第4回chapman利き手テスト
第28回 利き足を調べてみよう・チャップマン利き足テスト

(自己申告による利き手別の投票アンケート)
第33回 新版・利き手調査第1回―利き手テスト側性係数を調べる
第35回 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査
第37回 新版・利き手調査第3回―H.N.きき手テスト
第39回 新版・利き手調査第4回-chapman利き手テスト
第41回 新版・利き手調査第5回 マクマナスの利き手テスト
第49回 新版・利き目は右左どちらですか?

 

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投票結果
実施期間2007.10.28-11.24(4週間・総数=17/R=5:L=13)
------------------------------------------------------------------

1(右利きの投票者)ほぼ一致する 2
2(   〃   )まあまあ一致す 0
3(   〃   )さほど一致しない 2
4(   〃   )全く一致しない 1
5(左利きの投票者)ほぼ一致する 6
6(   〃   )まあまあ一致す 1
7(   〃   )さほど一致しない 5
8(   〃   )全く一致しない 1

ご意見ボードへの書き込み
 ご意見はありません

 

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投票結果 12:02 2007/12/15
(総数=17/R=5:L=13)

1 (右利きの投票者)ほぼ一致する    7
2 (   〃   )まあまあ一致する  2
3 (   〃   )さほど一致しない  3
4 (   〃   )全く一致しない   2
5 (左利きの投票者)ほぼ一致する    7
6 (   〃   )まあまあ一致する  2
7 (   〃   )さほど一致しない  6
8 (   〃   )全く一致しない   1

 

≫何を持って左利き右利きというかは人によって違うんだろう、
 字を書くとか箸を持つとかで決める人も多い、そういう場合は
 右手を使うように指導された人は自分を右利きというんだろう。
 それでテストすると違ってくるというわけだ。
 本当の利き手はそういうもんじゃないってこと。
 覚えたことじゃなくて無意識に出す手だったりするんだなあ。
【右田左太郎│07/12/15 0:02:04】――(転載了解済み 2023.6.13-ly)

 

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投票結果 23:42 2008/09/24
(総数=134/R=66:L=68

1 (右利きの投票者)ほぼ一致する 22
2 (   〃   )まあまあ一致する 12
3 (   〃   )さほど一致しない 16
4 (   〃   )全く一致しない 16
5 (左利きの投票者)ほぼ一致する 20
6 (   〃   )まあまあ一致する 16
7 (   〃   )さほど一致しない 17
8 (   〃   )全く一致しない 15

 

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<左利きプチ・アンケート>第46回 利き手テストと意識の一致度は?
投票結果 17:01 2009/01/22
(総数=162/R=79:L=83

1 (右利きの投票者)ほぼ一致する    24
2 (   〃   )まあまあ一致する  16
3 (   〃   )さほど一致しない  19
4 (   〃   )全く一致しない   20
5 (左利きの投票者)ほぼ一致する    24
6 (   〃   )まあまあ一致する  17
7 (   〃   )さほど一致しない  22
8 (   〃   )全く一致しない   20

 

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投票結果 15:46 2011/12/01
(総数=454/R=235:L=219

1 (右利きの投票者)ほぼ一致する    68
2 (   〃   )まあまあ一致する  49
3 (   〃   )さほど一致しない  53
4 (   〃   )全く一致しない   65
5 (左利きの投票者)ほぼ一致する    59
6 (   〃   )まあまあ一致する  48
7 (   〃   )さほど一致しない  62
8 (   〃   )全く一致しない   50

 

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投票結果 2016.9.19
(総数=488/R=254:L=234

1 (右利きの投票者)ほぼ一致する 73
2 (   〃   )まあまあ一致する 53
3 (   〃   )さほど一致しない 59
4 (   〃   )全く一致しない 69
5 (左利きの投票者)ほぼ一致する 63
6 (   〃   )まあまあ一致する 51
7 (   〃   )さほど一致しない 67
8 (   〃   )全く一致しない 53

 

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<左利きプチ・アンケート>第46回 利き手テストと意識の一致度は?

【最終投票結果】
(総数=530/R=272:L=258
http://personal-dictionary.com/enq/view/view.asp?EID=54255

1 (右利きの投票者)ほぼ一致する 78 ------◎
2 (   〃   )まあまあ一致する 57 --×
3 (   〃   )さほど一致しない 68 ----□
4 (   〃   )全く一致しない 69 -----○

5 (左利きの投票者)ほぼ一致する 74 ------◎
6 (   〃   )まあまあ一致する 52 --×
7 (   〃   )さほど一致しない 73 -----○
8 (   〃   )全く一致しない 59 ---□

≫何を持って左利き右利きというかは人によって違うんだろう、
 字を書くとか箸を持つとかで決める人も多い、そういう場合は
 右手を使うように指導された人は自分を右利きというんだろう。
 それでテストすると違ってくるというわけだ。
 本当の利き手はそういうもんじゃないってこと。
 覚えたことじゃなくて無意識に出す手だったりするんだなあ。
【右田左太郎│07/12/15 0:02:04】――(転載了解済み 2023.6.13-ly)

230614enq46-kekka

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↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ 

 

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2023.6.13(追記)

最終的な結果を見ますと、
最多は「ほぼ一致する」ですが、「一致」「不一致」に大別しますと、
ほぼ同数といってもいい状況です。

で、「右利きの投票者」では、
「ほぼ一致」と「全く一致しない」の両極が多いパターンです。

「左利きの投票者」では、両極というよりは、
「まあ一致する」と「さほど一致しない」と、
不一致度のレベルが少し弱くなっている感じです。

この辺がちょっと違うようで、
何かしら左利きの人の特徴になっているのかもしれません。

このアンケートとは別に、あくまでも私個人の一般的な印象ですが、
「左利きの人」に分類される人たちというのは、
様々なパターンがあるように感じます。

その点、「右利きの人」は比較的一様な標準形のようなものがある、
と感じます。

その辺の違いについて考慮すべき点があると思われます。

 

 ●一般的な利き手に対する認識と研究者のそれとの違い

世間一般では「利き手」といいますと、
「右利きか左利きか」の二者択一のように考えがちです。

「利き手」というのは、字を書くとか箸を使うとか刃物を使うとか、
主に片手で行う動作についてどちらの手を使うか、で決めるものです。

実際に右手使いの人が多数なので、「右利き」が標準とされています。
で、「右利き」以外の人はみな「左利き」と考えられがちです。
せいぜい「私は両利きです」と一部の人が発言する程度。

しかし実際に利き手について研究されている方々の考えでは、
利き手というものは、
各種の利き手テストの結果を、グラフにしますとわかりますように、
右利きから左利きまでその程度の差はあるものの、一続きの連続体で、
スイッチをオン・オフするように、右だ左だと分かれるものではない、
といいます。

利き手テストの結果を、
左端に「強い左利き」を、右端に「強い右利き」をおいて、
その分布をみますと、「J」の字のような曲線を描くといいます。

「J」の字の右端のお玉の柄のような縦棒の部分が
「強い右利き」の人で(私の思うに約半数の人)、
「J」の字の左端の小さな盛り上がりの部分が「強い左利き」
(一割程度か?)、
「J」の字の真ん中のへこんだ底の部分が、
弱い右利きや弱い左利きの人(私のいう中間の人で、四割程度か?)。

「片手利き」ともいうべき、「強い右利き」「強い左利き」の人は
合わせても60%程度ではないか、と思われます。

残りの三分の一以上を占めるであろう、
右利き左利きどちらの要素も幾分かずつ持っている、
中間の人たちの存在が、「左利き」に対する一般の人たちの認識を
複雑なものにしている、といえるのではないでしょうか。

ゆえに、それぞれの個人の意識としての「利き手」と
「利き手テスト」で測られる「利き手」の傾向とは、必ずしも一致せず、
こういう今回のアンケートのような結果が生まれるのではないか、
というのが、このたびの私の見解です。

 ・・・

今回のアンケートでも、結局「右利きの人」と「左利きの人」で、
あまり明確な違いというものは見られなかったように思います。

どのような調べ方をすればいいのか、
もう少し研究する余地があるようです。

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本誌では、「ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [23] <左利きプチ・アンケート> 全公開(23)「利き手調査」番外 第46回 利き手テストと意識の一致度は?」と題して、今回も全紹介です。

これで一連の「利き手テスト」に関するアンケートは終了です。

今見返してみますと、初期のものは購読者数も少なく、
結果投票者も少なく、これといった成果もありませんでした。
その後、mixiからの投票者が増えた回もあり、
数値だけはかなりに上ったケースもありました。
きちんと分析できる人間なら、それぞれに意味のあるものにできたかも、
という思いもあります。

またいずれ、改めて「利き手テスト」を扱ったアンケートに
チャレンジする機会があれば、と考えています。

 ・・・

次回からは、<左利きプチ・アンケート>全64本の中から、私が気になったものを紹介してゆく予定です。
読者・閲覧者の皆様も「これを紹介して欲しい」というものがあれば、ぜひご連絡ください。

*参照:『レフティやすおのお茶でっせ』2016.09.21
『左利きを考える-レフティやすおの左組通信』目次―『左組通信』から 「新生活」版

 ・・・

弊誌の内容に興味をお持ちになられた方は、ぜひ、ご購読のうえ、お楽しみいただけると幸いです。

*本誌のお申し込み等は、下↓から
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2023.02.18

『左組通信』復活計画<左利きプチ・アンケート>(20)第51回新版・利き足は右左どちらですか―チャップマン利き足テスト-週刊ヒッキイ第636号

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第636号 【別冊 編集後記】

第636号(No.636) 2023/2/18
「ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [20]
<左利きプチ・アンケート> 全公開(20)「利き手調査」番外
第51回 新版・利き足は右左どちらですか―チャップマン利き足テスト」

 

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第636号(No.636) 2023/2/18
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<左利きプチ・アンケート> 全公開(20)「利き手調査」番外
第51回 新版・利き足は右左どちらですか―チャップマン利き足テスト」
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 今回は、前回に引き続き、<利き手調査アンケート>の番外として、
 利き手ではなく、利き足を調べるアンケートの二回目です。

 今回は、その新版で、
 自己申告による利き手別の投票による利き足テスト です。
 
┏ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┓

2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その25)
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [20]
  <左利きプチ・アンケート> 全公開(20)
  「利き手調査」アンケート編・番外
 第51回 新版・利き足は右左どちらですか―チャップマン利き足テスト
 (自己申告による利き手別の投票による利き足テスト)

┗ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┛      

 ●第51回 新版・利き足は右左どちらですか―
  チャップマン利き足テスト」
  (自己申告による利き手別の投票による利き足テスト)

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

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左利きを考える レフティやすおの左組通信
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  <左利きプチ・アンケート>
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<左利きプチ・アンケート>
第51回 新版・利き足は右左どちらですか―チャップマン利き足テスト
(自己申告による利き手別の投票による利き足テスト)

(初出)2008.4.27(最終)
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<左利きプチ・アンケート>第51回
新版・利き足は右左どちらですか―チャップマン利き足テスト

230216enq51

 

 今回は利き足の調査を実施します。

利き足とは作用足、
器用に何か作業ができる、動作をする足のことをいいます。

これに対し、軸足というものがあります。
こちらは、無意識に体重を支える支持足です。

簡単にいうと、
ボールを蹴るときに体重を支えるのが軸足、
蹴るほうが利き足です。

では、八田武志著『左ききの神経心理学』から、
「チャップマンきき足テスト」を紹介しましょう。

 

 Chapman,Chapman,and Allen(1987)

・調査項目:

 1.サッカーボールを蹴る
 2.缶を踏みつける
 3.ゴルフボールを迷路に沿って転がす
 4.砂に足で文字を書く
 5.砂地をならす
 6.小石を足で並べる
 7.足先に棒を立てる
 8.ゴルフボールを円に沿って転がす
 9.片足跳びをできるだけ速くする
10.できるだけ高く足を蹴上げる
11.足先でこつこつリズムをとる

 

・採点:
  左足を用いる場合:3点
  右足の場合:1点
  両方の場合:2点

 

すなわち、全部左足を使う場合は、33点になります。
逆に、全部右足の場合は、11点です。

 

このテストの結果と利き手の関係は、

  利き手が右の人では右足利きが多く、
  強い左利きの人では左足利きが多い、

という結果が出たそうです。

 

また、28点以上を左足利き、と分類した場合

  左手利きの人:左足利き 41パーセント
  右手利きの人:右足利き 94パーセント

と、全く傾向が異なる、といいます。

 

※参照:八田武志『左ききの神経心理学』(医歯薬出版 1996)
 「第2章 10.きき手ときき足」より

220412hidarikiki-no-sinkeisinrigaku

 

では、あなたの利き足は、どちらでしょう。
それぞれの項目において、あなたはどちらの足を使いますか。
テストの結果は何点になりましたか。

下の選択肢のなかからひとつを選んで投票してください。

*投票者の利き手別で選択肢を用意しています。
 ご自身でご自分の利き手を右もしくは左と、
 どちらか判断した上で投票してください。

*一言言わせて、という方は投票後に表示されます
 一番下の「ご意見ボード」をご利用ください。
 貴方のご意見ご感想をお聞かせください。

 

1 (右利きの投票者)11-16点
2 (   〃   )17-22点
3 (   〃   )23-27点
4 (   〃   )28-33点
5 (左利きの投票者)11-16点
6 (   〃   )17-22点
7 (   〃   )23-27点
8 (   〃   )28-33点

現在の結果を見る(ご意見ボードはこちら)

 

------------------------------------------------------------------
投票結果
実施期間2008.3.23-4.26(5週間・総数55 /R28:L27)
------------------------------------------------------------------

1 (右利きの投票者)11-16点 10
2 (   〃   )17-22点  4
3 (   〃   )23-27点 10
4 (   〃   )28-33点  4
5 (左利きの投票者)11-16点  6
6 (   〃   )17-22点  4
7 (   〃   )23-27点  9
8 (   〃   )28-33点  8

ご意見ボードへの書き込み
(ご意見はありません)

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23:27 2008/09/24 (総数544 /R267:L277)

1 (右利きの投票者)11-16点  72
2 (   〃   )17-22点  61
3 (   〃   )23-27点  74
4 (   〃   )28-33点  60
5 (左利きの投票者)11-16点  60
6 (   〃   )17-22点  70
7 (   〃   )23-27点  80
8 (   〃   )28-33点  67

------------------------------------------------------------------
15:09 2009/06/26(総数897 /R459:L438)

1 (右利きの投票者)11-16点 119
2 (   〃   )17-22点 106
3 (   〃   )23-27点 115
4 (   〃   )28-33点 119
5 (左利きの投票者)11-16点 104
6 (   〃   )17-22点 100
7 (   〃   )23-27点 129
8 (   〃   )28-33点 105

------------------------------------------------------------------
15:40 2011/12/01(総数1388 /R707:L681)

1 (右利きの投票者)11-16点 185
2 (   〃   )17-22点 173
3 (   〃   )23-27点 172
4 (   〃   )28-33点 177
5 (左利きの投票者)11-16点 167
6 (   〃   )17-22点 161
7 (   〃   )23-27点 177
8 (   〃   )28-33点 176

------------------------------------------------------------------
2016.9.19(総数1936 /R1022:L914)

1 (右利きの投票者)11-16点 249
2 (   〃   )17-22点 251
3 (   〃   )23-27点 258
4 (   〃   )28-33点 264
5 (左利きの投票者)11-16点 207
6 (   〃   )17-22点 211
7 (   〃   )23-27点 255
8 (   〃   )28-33点 241

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【最終結果】
<左利きプチ・アンケート>
第51回 新版・利き足は右左どちらですか―チャップマン利き足テスト
http://personal-dictionary.com/enq/view/enq.asp?EID=55327

(総数2378 /R1251:L1127)
------------------------------------------------------------------

1 (右利きの投票者)11-16点 290
2 (   〃   )17-22点 318
3 (   〃   )23-27点 332
4 (   〃   )28-33点 311
5 (左利きの投票者)11-16点 264
6 (   〃   )17-22点 253
7 (   〃   )23-27点 300
8 (   〃   )28-33点 310

Enq51kekka-l

------------------------------------------------------------------

↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ 

========================================================

2023.2.16(追記)

このアンケートでは、

全部右足を使う場合――11点(最強の右足利き)
全部左足を使う場合――33点(最強の左足利き) ですので、

11-16点(強い右足利き)
17-22点(弱い右足利き)
23-27点(弱い左足利き)
28-33点(強い左足利き) という設定になります。

 

最終結果を見ますと、

「右利きの投票者」では、「23-27点(弱い左足利き)332」が最多
「11-16点(強い右足利き)290」が最少

1と2を足した数と3と4を足した数は、差はありますが、
「左利きの投票者」と比べますと、それほど大きな差はありません。

「左利きの投票者」では、「28-33点(強い左足利き)310」が最多
「17-22点(弱い右足利き)253」が最少

5と6を足した「右足利き」より
7と8を足した「左足利き」の方が断然多くなっています。

 

「左利きの投票者」は、納得できる結果のように思います。
一方「右利きの投票者」は、ちょっと考えてしまう結果です。

 

これはやはり、

 このアンケートをやってみようと思う人のなかに
 自分の利き手や利き足に
 確とした答えを持っていない人がいるのではないか

という気がするのです。

ご自身の利き足に確固たる自信といいますか、確信を持っていれば、
あえてこういうアンケートを試してみよう、
という気持ちにはならないのではないか、と思うからです。

そういう人が結果的に、このアンケートで
少し「あれっ」と思わせる結果を現出させているのではないでしょうか。

まあ、そんなふうに感じました。

 ・・・

――次回は、
 「第14回 貴方の利き目は右左どちらですか」
 を紹介する予定です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 「★600号までの道のり」は、お休みです。

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本誌では、「ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [20] <左利きプチ・アンケート> 全公開(20)「利き手調査」番外 第51回 新版・利き足は右左どちらですか―チャップマン利き足テスト」と題して、今回も全紹介です。

前回の「第28回 利き足を調べてみよう・チャップマン利き足テスト」との違いは、
(自己申告による利き手別の投票による利き足テスト)
である点です。

左右の利き手別に投票していただくというもので、左右どの程度の人が投票しているのかがわかるという点と、それぞれの利き手別にどのような利き足傾向があるのかがわかる、という狙いがありました。

今までの利き手調査アンケートの時と同じで、本当のところ、その狙いが実現しているかどうかわかりません。
まあ、自己満足の地点からどこまでいけてるのか、というところでしょうか。

 ・・・

弊誌の内容に興味をお持ちになられた方は、ぜひ、ご購読のうえ、お楽しみいただけると幸いです。

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2022.12.17

『左組通信』復活計画<左利きプチ・アンケート>(18)利き手調査(5)第41回新版マクマナスの利き手テスト-週刊ヒッキイ第632号

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第632号 別冊編集後記

第632号(No.632) 2022/12/17
「ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [18]
<左利きプチ・アンケート> 全公開(18)「利き手調査」その5
 第41回 新版・利き手調査第5回 マクマナスの利き手テスト」

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  右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして
  左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
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第632号(No.632) 2022/12/17
「ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [18]
<左利きプチ・アンケート> 全公開(18)「利き手調査」その5
 第41回 新版・利き手調査第5回 マクマナスの利き手テスト」
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 今回は、<利き手調査アンケート>編の5種類目の利き手テスト
 新版の<マクマナスの利き手テスト>を取り上げます。

 <マクマナスの利き手テスト>とは、イギリスの利き手研究の権威
 クリス・マクマナスさんの著書『非対称の起源―偶然か、必然か』
 に紹介されていました利き手テストです。

 新版は、「自己申告による利き手別の投票アンケート」です。

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  <左利きプチ・アンケート> 全公開(18)
  「利き手調査」アンケート編・その5
  第41回 新版・利き手調査第5回 マクマナスの利き手テスト
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 ●第41回 新版・利き手調査第5回 マクマナスの利き手テスト

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

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左利きを考える レフティやすおの左組通信
 Lefty Yasuo's HIDARIGUMI Announcement
 
  <左利きプチ・アンケート>
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<左利きプチ・アンケート>
第41回 新版・利き手調査第5回 マクマナスの利き手テスト
(自己申告による利き手別の投票アンケート)

(初出)200 7.4.26 (最終)201 6.9.19
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Enq41

<左利きプチ・アンケート>
第41回 新版・利き手調査第5回 マクマナスの利き手テスト

 第33回新版・利き手調査第1回―利き手テスト側性係数を調べる
 第35回新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査
 第37回新版・利き手調査第3回―H.N.きき手テスト
 第39回新版・利き手調査第4回―chapman利き手テスト」 
 に続く、利き手別に投票する利き手調査アンケートの第五弾!

 過去四回は、以前に紹介した利き手テストの焼き直し版でした。

 今回は、利き手研究30年という、
 マクマナス教授の研究の成果をまとめた著書
 当メルマガの企画、
 「第一回LYグランプリ(2007)読者大賞」を受賞した、
 『非対称の起源』(講談社ブルーバックス刊) 
 で紹介されていた、利き手テストを紹介します。

 従来のテストで多用された、「マッチをする」という項目に替え、
 テレビのリモコンやプルトップという今風の項目を入れています。

・『非対称の起源―偶然か、必然か』クリス・マクマナス/著
大貫 昌子/訳 講談社 ブルーバックス 2006/10/21

200215kagamino-2

 ● 新版・利き手調査第5回 マクマナスの利き手テスト ●

次の動作をするのにいつも使う手はどちらですか。
右手・左手のどちらかを選んでください。

▼調査項目―
1 文字を書く
2 絵をかく
3 ボールを投げる
4 歯をみがく
5 はさみを使う
6 ナイフをもつ(フォークを使わないとき)
7 スプーンを持つ
8 コップを持つ
9 テレビのリモコンを使う
10 炭酸飲料のカン(取っ手リングつき)を開ける

▼判定方法―
「左手」と答えた項目の数を数える

▼解説―
読者は、
0(強い右利き)から10(強い左利き)まで
のどこかにいる。

右端に0をおき、順に1,2,3,…、左端に10をおくと、

「全体として右が高く(強い右利き)、それから徐々に下がり、
左端(強い左利き)で再び上昇する、「J型」曲線を描く。」

「強い右利きと強い左利きの間にいる人は中間的で、
上記の動作の6~9種を左手を使う人は、弱い左利き、
1~5種の場合には、弱い右利きと呼ばれる。」

では、5種に左手、残り5種に右手を使う人
(100人に1人ぐらい)は、両手利きなのか?

「もっとくわしい調査票では、
その人たちも必ずどちらかに偏る傾向があるのがわかった。」

※参照―
『非対称の起源―偶然か、必然か』クリス・マクマナス/著
  大貫昌子/訳 講談社ブルーバックス(2006年刊 原著2002)
 「第7章 右と左を決める遺伝子」
   <あなたは右利き、左利き?> 235-237p より

さて、あなたは右利き、それとも左利き、いずれに判定されましたか。
以下の中で当てはまる番号に投票してください。

*投票者の利き手別で選択肢を用意しています。
 ご自身でご自分の利き手を右もしくは左と、
 どちらか判断した上で投票してください。

*一言言わせて、という方は投票後に表示されます一番下の
 「ご意見ボード」をご利用ください。
 もっと言わせて、という方は掲示板もご利用ください。
 貴方のご意見ご感想をお聞かせください。

1 (右利きの投票者)0点
2 (   〃   )1-5点
3 (   〃   )6-9点
4 (   〃   )10点
5 (左利きの投票者)0点
6 (   〃   )1-5点
7 (   〃   )6-9点
8 (   〃   )10点


現在の結果を見る(ご意見ボードはこちらから)
________________________________________
●利き手調査テスト関連アンケート
第14回 貴方の利き目は右左どちらですか
第20回 利き手調査1回目―側性係数を調べてみよう
第22回 エディンバラ利き手調査
第23回 利き手調査3回目―H.N.きき手テスト
第24回 利き手調査第4回chapman利き手テスト
第28回 利き足を調べてみよう・チャップマン利き足テスト
(自己申告による利き手別の投票アンケート)
第33回 新版・利き手調査第1回―利き手テスト側性係数を調べる
第35回 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査
第37回 新版・利き手調査第3回―H.N.きき手テスト
第39回 新版・利き手調査第4回-chapman利き手テスト

第46回 利き手テストと意識の一致度は?

(最新版)「表紙」で受付中!

その他のアンケートを見る ↓
 <左利きプチ・アンケート>目次

------------------------------------------------------------------
投票結果
実施期間2007.5.27-6.23(4週間・総数24/R9:L15)
------------------------------------------------------------------

1 (右利きの投票者)0点   1
2 (   〃   )1-5点 8
3 (   〃   )6-9点 0
4 (   〃   )10点  0
5 (左利きの投票者)0点   1
6 (   〃   )1-5点 1
7 (   〃   )6-9点 7
8 (   〃   )10点  6

------------------------------------------------------------------

ご意見ボードへの書き込み から――

≫文字に関しては(お箸もそうですけど)子供のころ、
 無理やり右に変えられたという経緯を持つ人が
 (ある程度の年齢以上の人には)多いと思うので、
 それで左利き度合いが強いとか弱いとかを判断されるのは
 いかがなものかと思ったりします。

≫このお考えは決して間違いとはいえません。
 そういう事情を考慮した項目設定をしている学者さんもいます。
 H.N.利き手テストはそういうものです。
 しかし、左利きの度合の強い人の場合、
 右手を使うように指導されてもできないものです。
 右手が使えるにはそれなりの素質が必要、と考えれば、
 こういう判断が生まれてきます。
 【レフティやすお│07/09/13 23:30:10】

≫どちらかを選べというのは、
 人は大なり小なりどちらかに偏っているものだ、という前提なんだな。
 しかし右か左かの二分法だけでなく、現実に弱い傾向の人もいるので、
 偏りの強い人と偏りの弱い人という二分法もおもしろいと思うが、
 いかがか。


------------------------------------------------------------------
<左利きプチ・アンケート>
第41回新版・利き手調査第5回 マクマナスの利き手テスト

16:04 2007/12/22 (t=253,R=132,L=121
------------------------------------------------------------------
1 (右利きの投票者)0点    24
2 (   〃   )1-5点  42
3 (   〃   )6-9点  36
4 (   〃   )10点   30
5 (左利きの投票者)0点    26
6 (   〃   )1-5点  27
7 (   〃   )6-9点  38
8 (   〃   )10点   30
------------------------------------------------------------------

------------------------------------------------------------------
<左利きプチ・アンケート>
第41回新版・利き手調査第5回 マクマナスの利き手テスト

16:56 2009/01/22 (t=585, R=295, L=290 
------------------------------------------------------------------
1 (右利きの投票者)0点    60
2 (   〃   )1-5点  80
3 (   〃   )6-9点  77
4 (   〃   )10点   78
5 (左利きの投票者)0点    62
6 (   〃   )1-5点  73
7 (   〃   )6-9点  81
8 (   〃   )10点   74
------------------------------------------------------------------

------------------------------------------------------------------
<左利きプチ・アンケート>
第41回新版・利き手調査第5回 マクマナスの利き手テスト

15:53 2011/12/01 (t=1,433, R=619, L=814 
------------------------------------------------------------------
1 (右利きの投票者)0点    143
2 (   〃   )1-5点  154
3 (   〃   )6-9点  158
4 (   〃   )10点   164
5 (左利きの投票者)0点    324
6 (   〃   )1-5点  161
7 (   〃   )6-9点  177
8 (   〃   )10点   152
------------------------------------------------------------------

------------------------------------------------------------------
<左利きプチ・アンケート>
第41回新版・利き手調査第5回 マクマナスの利き手テスト
http://personal-dictionary.com/enq/view/enq.asp?EID=52676
http://personal-dictionary.com/enq/view/view.asp?EID=52676
------------------------------------------------------------------
(初出)2007.6.23(最終) (t=2,004, R=892, L=1,112 
------------------------------------------------------------------
1 (右利きの投票者)0点  216
2 (   〃   )1-5点  217
3 (   〃   )6-9点  228
4 (   〃   )10点  231
5 (左利きの投票者)0点  402
6 (   〃   )1-5点  239
7 (   〃   )6-9点  243
8 (   〃   )10点  228
------------------------------------------------------------------
Enq41-kekka

------------------------------------------------------------------
~過去に実施した主な<左利きプチ・アンケート>~

第1回 左利きイメージ調査
第2回 左利きで困ったこと(物理的バリア編)
第3回 左利きの子に右手使いを試みるか否か
第5回 左利き?と思うのはどんな仕草ですか
第7回 左利きでも字は右手で書くべきか
第11回 「利き手(左利き)の矯正」という言葉をどう思いますか
第17回 学校での配膳は左利きの子も伝統的ルールに従うべきか
第29回 左手での毛筆(習字/書道)は是か非か?
第32回 非利き手使い指導を受けたことがありますか

●利き手調査テスト関連アンケート
第14回 貴方の利き目は右左どちらですか
第20回 利き手調査1回目―側性係数を調べてみよう
第22回 エディンバラ利き手調査
第23回 利き手調査3回目―H.N.きき手テスト
第24回 利き手調査第4回chapman利き手テスト
第28回 利き足を調べてみよう・チャップマン利き足テスト

(自己申告による利き手別の投票アンケート)
第33回 新版・利き手調査第1回―利き手テスト側性係数を調べる
第35回 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査
第37回 新版・利き手調査第3回―H.N.きき手テスト
第39回 新版・利き手調査第4回-chapman利き手テスト
第41回 新版・利き手調査第5回 マクマナスの利き手テスト
第46回 利き手テストと意識の一致度は?
第49回 新版・利き目は右左どちらですか?
第51回 新版・利き足は右左どちらですか―利き足テスト

○最近のアンケート
第34回 あなたの父母は右利きor左利き?
第36回 利き手は変えられると思いますか
第38回 LYグランプリ2006 があったら…
第40回 スポーツで左利きは有利だと思いますか
第42回 左利きの日はどっちがいい?
第43回 タレントさんの左手使いは気になりますか
第44回 じゃんけん、ポン!はどっち?
第45回 左利きのための生活技術指導者・コーチは必要か?
第47回 左利き(利き手)研究会は必要?参加協力する?
第48回 「ぎっちょ」は差別的な言葉だと思いますか?
第52回 利き手をケガしたとき不便を感じましたか?

------------------------------------------------------------------

↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

2022.12. (追記)

「解説」にもありましたように、人はみな、
「0(強い右利き)」から「10(強い左利き)」までのどこかにいる
わけです。

その分布を、右端に0をおき、順に1,2,3,…、
左端に10とおくグラフに描くと

「全体として右が高く(強い右利き)、それから徐々に下がり、
左端(強い左利き)で再び上昇する、「J型」曲線を描く。

というのが一般的な分布(右利きが多数派)になるそうです。

「強い右利きと強い左利きの間にいる人は中間的で、
上記の動作の6~9種を左手を使う人は、弱い左利き、
1~5種の場合には、弱い右利きと呼ばれる。」

これを最終投票に当てはめますと、

1 (右利きの投票者)0点 【強い右利き】 216 ・最少
2 (   〃   )1-5点 【弱い右利き】 217
3 (   〃   )6-9点 【弱い左利き】 228
4 (   〃   )10点 【強い左利き】 231 ◎最多

5 (左利きの投票者)0点 【強い右利き】 402 ◎最多
6 (   〃   )1-5点 【弱い右利き】 239
7 (   〃   )6-9点 【弱い左利き】 243
8 (   〃   )10点 【強い左利き】 228 ・最少


となり、
これは、かなり偏りのある結果になっています。

2009年1月22日までのアンケート結果は、
必ずしも「J」ではないものの、
先の平均的な「J字曲線」(右利き多数派)に近いものになっている
といってもよい結果になっていました。

このアンケート結果でいいますと、「て」の字に近いような形です。
イメージとしてはこんな感じでしょうか。


(右利き多数派)
【強い右利き】●●●●●
【弱い右利き】●●●

【弱い左利き】●
【強い左利き】●●
(左利き少数派)

16:56 2009/01/22 (t=585, R=295, L=290 
------------------------------------------------------------------
1 (右利きの投票者)0点  【強い右利き】 60 ・最少
2 (   〃   )1-5点【弱い右利き】 80 ◎最多
3 (   〃   )6-9点【弱い左利き】 77
4 (   〃   )10点 【強い左利き】 78

5 (左利きの投票者)0点  【強い右利き】 62 ・最少
6 (   〃   )1-5点【弱い右利き】 73
7 (   〃   )6-9点【弱い左利き】 81 ◎最多
8 (   〃   )10点 【強い左利き】 74
------------------------------------------------------------------

ところがその後は全くこのパターンから外れる結果になっています。

最終結果はご覧のように、

(右利きの投票者)0点 【強い右利き】 216 ・最少
(   〃   )10点【強い左利き】 231 ◎最多

自称「右利き」の投票者では、「強い右利き」が最少で、
逆に「強い左利き」が最多になっています。

(左利きの投票者)0点  【強い右利き】 402 ◎最多
(   〃   )10点 【強い左利き】 228 ・最少

自称「左利き」の投票者では、その逆で、

利き手の認識に相当なずれがあるように思われます。
どういうことなのかよく分かりません。

何かアンケートの設定が間違っているのでしょうか。

 ・・・

次回は、
「第28回 利き足を調べてみよう・チャップマン利き足テスト」
を紹介する予定です。

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前回も書きましたように、自己申告制の利き手別投票という点が新版の工夫です。
結果だけ見ますと、疑問ばかりです。

アンケートの仕方に問題があるのか、利き手・利き側という要素には非常にむずかしい問題があり、私の考える以上に、「利き手」と実際の「使い手」とのあいだの相関関係は複雑だということでしょうか。

とにかく毎回上記の如く同じような感想を並べています。
なんとか解決したいとは思うのですけれど……。

 ・・・

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2022.11.19

『左組通信』復活計画<左利きプチ・アンケート>(17)利き手調査(4)第39回新版chapman利き手テスト-週刊ヒッキイ第630号

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第630号 別冊編集後記

第630号(No.630) 2022/11/19
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 今回は、<利き手調査アンケート>編の4種類目の利き手テスト
 <チャップマンchapman利き手テスト>の新版を紹介します。
 新版は、「自己申告による利き手別の投票アンケート」です。

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  第39回 新版・利き手調査第4回-chapman利き手テスト
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 ●第39回 新版・利き手調査第4回-chapman利き手テスト

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

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  <左利きプチ・アンケート>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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<左利きプチ・アンケート>
第39回 新版・利き手調査第4回-chapman利き手テスト
(自己申告による利き手別の投票アンケート)

(初出)2007.4.26 (最終)2016.9.19
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<左利きプチ・アンケート>
第39回 新版・利き手調査第4回-chapman利き手テスト

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「第35回新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査」
「第37回新版・利き手調査第3回―H.N.きき手テスト」に続く、
利き手別に投票する新版利き手調査アンケートの第四弾!
「第24回利き手調査第4回chapman利き手テスト」の新版です。

今回の「チャップマンchapman利き手テスト」は、
1987年に作成された比較的新しいタイプの
「利き手/利き側」テストです。

※参照―八田武志『左ききの神経心理学』医歯薬出版 1996年刊

220412hidarikiki-no-sinkeisinrigaku

 

以下の動作においてあなたはどちらの手を使いますか。

▼調査項目―

1 絵をかく
2 文字をかく
3 せん抜きを使う
4 雪玉を木をめがけて投げる
5 カナヅチを使う
6 歯ブラシを使う
7 ドライバーを使う
8 消しゴムを使う 
9 テニスラケットを使う
10 ハサミを使う
11 マッチをするとき軸をもつ
12 ペンキの缶をまぜる
13 バットを振る前にのせるほうの肩
 (野球やソフトボールなどでバットを振る前に肩にのせる時
  どちらにのせるか) 

▼判定方法―

右手/右側の場合は「1点」
両手/両側では「2点」
左手/左側なら「3点」
 その合計点数で判定する。

右利き:13-17点
両利き:18-32点
左利き:33-39点

さて、あなたは右利き、それとも左利き、あるいは両利き、
いずれに判定されましたか。
以下の中で当てはまる番号に投票してください。

*投票者の利き手別で選択肢を用意しています。
ご自身でご自分の利き手を右もしくは左と、
どちらか判断した上で投票してください。

*一言言わせて、という方は
投票後に表示されます一番下の「ご意見ボード」をご利用ください。
もっと言わせて、という方は掲示板もご利用ください。
貴方のご意見ご感想をお聞かせください。

1 (右利きの投票者)13-17点
2 ( 〃 )18-25点
3 ( 〃 )26-32点
4 ( 〃 )33-39点
5 (左利きの投票者)13-17点
6 ( 〃 )18-25点
7 ( 〃 )26-32点
8 ( 〃 )33-39点


現在の結果を見る(ご意見ボードはこちら)
________________________________________
●利き手調査テスト関連アンケート
第14回 貴方の利き目は右左どちらですか
第20回 利き手調査1回目―側性係数を調べてみよう
第22回 エディンバラ利き手調査
第23回 利き手調査3回目―H.N.きき手テスト
第24回 利き手調査第4回chapman利き手テスト
第28回 利き足を調べてみよう・チャップマン利き足テスト
(自己申告による利き手別の投票アンケート)
第33回 新版・利き手調査第1回―利き手テスト側性係数を調べる
第35回 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査
第37回 新版・利き手調査第3回―H.N.きき手テスト
第41回 新版・利き手調査第5回 マクマナスの利き手テスト

第46回 利き手テストと意識の一致度は?

(最新版)「表紙」で受付中!

その他のアンケートを見る ↓
 <左利きプチ・アンケート>目次

 

------------------------------------------------------------------
投票結果
実施期間2007.3.25-4.28(5週間・総数36/R14:L22)
------------------------------------------------------------------

1 (右利きの投票者) 13-17点 5
2 (   〃   ) 18-25点 4
3 (   〃   ) 26-32点 1
4 (   〃   ) 33-39点 4
5 (左利きの投票者) 13-17点 5
6 (   〃   ) 18-25点 3
7 (   〃   ) 26-32点 6
8 (   〃   ) 33-39点 9

 

ご意見ボードへの書き込み から――

≫たまにどっちの手で使ったら良いのか分からなくなるときがあります。

≫マッチすったことない人も増えてきてるかも?(以下、略)

≫マッチ...ですか、きっといらっしゃるでしょうね。
 次回の利き手テスト(41回)では、もう少し新しい項目
 (テレビのリモコン、缶のプルリング)を含む物を紹介する予定です。
 お楽しみに!【レフティやすお│07/03/24 17:30:28】

------------------------------------------------------------------

2007/12/22 (t=203,R=89,L=114

1 (右利きの投票者) 13-17点 25
2 (   〃   ) 18-25点 20
3 (   〃   ) 26-32点 17
4 (   〃   ) 33-39点 27
5 (左利きの投票者) 13-17点 27
6 (   〃   ) 18-25点 23
7 (   〃   ) 26-32点 28
8 (   〃   ) 33-39点 36

------------------------------------------------------------------

 

2009/01/22 (t=346,R=167,L=179

1 (右利きの投票者) 13-17点 46
2 (   〃   ) 18-25点 39
3 (   〃   ) 26-32点 38
4 (   〃   ) 33-39点 44
5 (左利きの投票者) 13-17点 44
6 (   〃   ) 18-25点 42
7 (   〃   ) 26-32点 41
8 (   〃   ) 33-39点 52

------------------------------------------------------------------

 

2011/12/01 (t=880,R=451,L=429

1 (右利きの投票者) 13-17点 127
2 (   〃   ) 18-25点 100
3 (   〃   ) 26-32点 114
4 (   〃   ) 33-39点 110
5 (左利きの投票者) 13-17点  99
6 (   〃   ) 18-25点 104
7 (   〃   ) 26-32点 110
8 (   〃   ) 33-39点 116

 

――――――――――――――――――――
<左利きプチ・アンケート>
第39回 新版・利き手調査第4回-chapman利き手テスト

(初出)2007.4.26(最終)2016.9.19 (t=974,R=489,L=485

1 (右利きの投票者)13-17点 134
2 (   〃   )18-25点 110
3 (   〃   )26-32点 126
4 (   〃   )33-39点 119
5 (左利きの投票者)13-17点 110
6 (   〃   )18-25点 119
7 (   〃   )26-32点 119
8 (   〃   )33-39点 137

221117enq39-kekka

 

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~過去に実施した主な<左利きプチ・アンケート>~

第1回 左利きイメージ調査
第2回 左利きで困ったこと(物理的バリア編)
第3回 左利きの子に右手使いを試みるか否か
第5回 左利き?と思うのはどんな仕草ですか
第7回 左利きでも字は右手で書くべきか
第11回 「利き手(左利き)の矯正」という言葉をどう思いますか
第17回 学校での配膳は左利きの子も伝統的ルールに従うべきか
第29回 左手での毛筆(習字/書道)は是か非か?
第32回 非利き手使い指導を受けたことがありますか

●利き手調査テスト関連アンケート
第14回 貴方の利き目は右左どちらですか
第20回 利き手調査1回目―側性係数を調べてみよう
第22回 エディンバラ利き手調査
第23回 利き手調査3回目―H.N.きき手テスト
第24回 利き手調査第4回chapman利き手テスト
第28回 利き足を調べてみよう・チャップマン利き足テスト

(自己申告による利き手別の投票アンケート)
第33回 新版・利き手調査第1回―利き手テスト側性係数を調べる
第35回 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査
第37回 新版・利き手調査第3回―H.N.きき手テスト
第39回 新版・利き手調査第4回-chapman利き手テスト
第41回 新版・利き手調査第5回 マクマナスの利き手テスト
第46回 利き手テストと意識の一致度は?
第49回 新版・利き目は右左どちらですか?
第51回 新版・利き足は右左どちらですか―利き足テスト

○最近のアンケート
第34回 あなたの父母は右利きor左利き?
第36回 利き手は変えられると思いますか
第38回 LYグランプリ2006 があったら…
第40回 スポーツで左利きは有利だと思いますか
第42回 左利きの日はどっちがいい?
第43回 タレントさんの左手使いは気になりますか
第44回 じゃんけん、ポン!はどっち?
第45回 左利きのための生活技術指導者・コーチは必要か?
第47回 左利き(利き手)研究会は必要?参加協力する?
第48回 「ぎっちょ」は差別的な言葉だと思いますか?
第52回 利き手をケガしたとき不便を感じましたか?

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↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

2022.11.16(追記)

<左利きプチ・アンケート>
第39回 新版・利き手調査第4回-chapman利き手テスト
http://www.personal-dictionary.com/enq/view/view.asp?EID=51865

 

最終的な数字を挙げますと、
投票者は974人、右利きの人が489人、左利きの人が485人。

1 (右利きの投票者)13-17点 134 ◎最大値
2 (   〃   )18-25点 110 ▼最小値
3 (   〃   )26-32点 126
4 (   〃   )33-39点 119

5 (左利きの投票者)13-17点 110 ▼最小値
6 (   〃   )18-25点 119
7 (   〃   )26-32点 119
8 (   〃   )33-39点 137 ◎最大値

結果的には、若干の差しか出ていません。
右利きの人で右利き判定、左利きの人で左利き判定が一番多く。
逆判定の結果が出た人よりも多く、
その辺は当然なのですが、さほど差がないのが・・・?

判定を「右利き・両利き・左利き」の三分法に照らしてみますと、

右利き:13-17点 
両利き:18-32点
左利き:33-39点

1  (右投)134      |5  (左投)110
2,3(右投)110+126=236 |6,7(左投)119+119=238
4  (右投)119      |8  (左投)137

こういう風に見てゆきますと、
中間の人(両利き)の実数は、
右利き(236)でも左利き(238)でもほぼ変わらず、
右利きの投票者では、右利き(134)が左利き(119)より少し多く、
左利きの投票者では、逆に左利き(137)が右利き(110)より少し多い、
という結果になり、まずは順当な結果?ともいえそうです。

中間の人(両利き)が一番多いというのは、
左利きの人の一つの特長かもしれません。

右利きの人では多くの人が、
純粋に右利き(右使い)に偏っている右オンリーの人であるのに対し、
左利きの人では、純粋に左利き(左使い)に偏っている、
左オンリーという人は少なく、右利き(右使い)も入っている、
というケースが多い傾向があるようです。

そこで結果的に、純粋な右なり左なりの片手利きの人より、
中間の人が増えている、という傾向になっているのかもしれません。

このメルマガの読者がアンケート投票者の対象になっている
という状況から、
アンケートの投票者がどうしても左利きの人が多数になっている、
と考えられます。

そこで今回も含めて、一連の利き手調査アンケートの結果には、
「この手のアンケートに注目する人」というバイアスがかかっている、
というふうに考えるべきなのでしょうか。

まあ、よくわかりません。

 ・・・

次回は、
「第41回 新版・利き手調査第5回 マクマナスの利き手テスト」
を初回する予定です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 「★600号までの道のり」は、お休みです。

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本誌では、「ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [17] <左利きプチ・アンケート> 全公開(17)「利き手調査」その4-2 第39回 新版・利き手調査第4回-chapman利き手テスト」と題して、今回も全紹介です。

自己申告制の利き手別投票という点が新版の工夫です。
結果だけ見ますと、あまり有効に作用していないのかもしれません。

アンケートの仕方だけではなく、そもそも利き手・利き側という要素に様々なむずかしい問題があるのかもしれません。

あるいは、私の考える以上に、「利き手」と実際の「使い手」とのあいだの相関関係というものには、複雑だということでしょうか。

まだまだ利き手・利き側の科学的研究というものは進んでいません。
「氏より育ち」という言葉があります。
利き手の問題には、氏の面――人間の脳の可塑性等だけでなく、育ちの面――社会の文化・風俗的な面等の複雑な要素が存在するのでしょうか。

分からないことがいっぱいです。

 ・・・

弊誌の内容に興味をお持ちになられた方は、ぜひ、ご購読のうえ、お楽しみいただけると幸いです。

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』

 

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2022.09.17

『左組通信』復活計画<左利きプチ・アンケート>(16)利き手調査(4)第24回chapman利き手テスト-週刊ヒッキイ第626号

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第626号 別冊編集後記

第626号(No.626) 2022/9/17
「ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [16]
<左利きプチ・アンケート> 全公開(16)「利き手調査」その4-1
 第24回 利き手調査第4回chapman利き手テスト」

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◆◇◆◇◆ 左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii ◆◇◆◇◆◇
【左利きを考えるレフティやすおの左組通信】メールマガジン

  右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして
  左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
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第626号(No.626) 2022/9/17
「ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [16]
<左利きプチ・アンケート> 全公開(16)「利き手調査」その4-1
 第24回 利き手調査第4回chapman利き手テスト」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 7月以来のホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画です。
 今回は、<利き手調査アンケート>編の4種類目の利き手テスト
 <チャップマンchapman利き手テスト>を紹介します。

┏ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┓
2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その23)
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [16]
  <左利きプチ・アンケート> 全公開(16)
  「利き手調査」アンケート編・その4-1
  第24回 利き手調査第4回chapman利き手テスト
┗ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┛      

 ●第24回 利き手調査第4回chapman利き手テスト

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
左利きを考える レフティやすおの左組通信
 Lefty Yasuo's HIDARIGUMI Announcement
 
  <左利きプチ・アンケート>
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<左利きプチ・アンケート>
第24回 利き手調査第4回chapman利き手テスト

(初出)2006.1.21(最終)2007.5.3/07.12.21
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220916-24chapman

 

<左利きプチ・アンケート>
第24回利き手調査第4回chapman利き手テスト

利き手調査の第4回目、今回の「チャップマン利き手テスト」は、
1987年に作成された比較的新しいタイプの
「利き手/利き側」テストです。

※参照―八田武志『左ききの神経心理学』医歯薬出版 1996.11
220412hidarikiki-no-sinkeisinrigaku

 

以下の動作においてあなたはどちらの手を使いますか。

▼調査項目―

1 絵をかく
2 文字をかく
3 せん抜きを使う
4 雪玉を木をめがけて投げる
5 カナヅチを使う
6 歯ブラシを使う
7 ドライバーを使う
8 消しゴムを使う 
9 テニスラケットを使う
10 ハサミを使う
11 マッチをするとき軸をもつ
12 ペンキの缶をまぜる
13 バットを振る前にのせるほうの肩
 (野球やソフトボールなどで
  バットを振る前に肩にのせる時どちらにのせるか) 

▼判定方法―

右手/右側の場合は「1点」
両手/両側では「2点」
左手/左側なら「3点」
 その合計点数で判定する。

右利き:13-17点
両利き:18-32点
左利き:33-39点

さて、あなたは右利き、それとも左利き、あるいは両利き、
いずれに判定されましたか。
以下の中で当てはまる番号に投票してください。

*今回は利き手調査のため、利き手別投票ではありません。
(手の不自由な方は、それぞれの判断で考慮の上、
 投票に参加不参加を決定してください。)

*一言言わせて、という方は投票後に表示されます一番下の
「ご意見ボード」をご利用ください。
もっと言わせて、という方は掲示板もご利用ください。
貴方のご意見ご感想をお聞かせください。

1 13-14(右利き)
2 15 (右利き)
3 16-17(右利き)
4 18-22(両利き)
5 23-27(両利き)
6 28-32(両利き)
7 33-35(左利き)
8 36-37(左利き)
9 38-39(左利き)

現在の結果をみる (ご意見ボードはこちらから)
________________________________________

●利き手調査テスト関連アンケート
第14回 貴方の利き目は右左どちらですか
第20回 利き手調査1回目―側性係数を調べてみよう
第22回 エディンバラ利き手調査
第23回 利き手調査3回目―H.N.きき手テスト
第24回 利き手調査第4回chapman利き手テスト
第28回 利き足を調べてみよう・チャップマン利き足テスト

(自己申告による利き手別の投票アンケート)
第33回 新版・利き手調査第1回―利き手テスト側性係数を調べる
第35回 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査
第37回 新版・利き手調査第3回―H.N.きき手テスト
第39回 新版・利き手調査第4回-chapman利き手テスト
第41回 新版・利き手調査第5回 マクマナスの利き手テスト
第46回 利き手テストと意識の一致度は?
第49回 新版・利き目は右左どちらですか?
第51回 新版・利き足は右左どちらですか―利き足テスト

その他のアンケートを見る ↓
< 左利きプチ・アンケート>目次

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投票結果
実施期間2005.12.25-2006.1.21(総数:34)
------------------------------------------------------------------

1 13-14(右利き) 2
2 15 (右利き) 1
3 16-17(右利き) 1
4 18-22(両利き) 3
5 23-27(両利き) 6
6 28-32(両利き) 5
7 33-35(左利き) 4
8 36-37(左利き) 7
9 38-39(左利き) 5

------------------------------------------------------------------
「ご意見ボードへの書き込み」から――

≫9と13はその競技をやったことがない場合、
どう判定するのでしょうか?

レフティやすお ≫でも、想像で、としか答えられませんね。
9のテニスはバドミントンとか卓球とか
他の類似性のある競技に置き換えられるとして、13はどうでしょうか。
季節柄サンタになったとき袋をどっちの肩に担ぐかとか、
杵を振り上げるときどっちの肩というのは?【05/12/27 0:00:31】
(初出)2006.1.21

------------------------------------------------------------------

1 13-14(右利き) 5
2 15 (右利き) 1
3 16-17(右利き) 2
4 18-22(両利き) 5
5 23-27(両利き) 10
6 28-32(両利き) 7
7 33-35(左利き) 5
8 36-37(左利き) 10
9 38-39(左利き) 11
2006.5.10

 

1 13-14(右利き) 42
2 15 (右利き) 21
3 16-17(右利き) 37
4 18-22(両利き) 116
5 23-27(両利き) 177
6 28-32(両利き) 180
7 33-35(左利き) 133
8 36-37(左利き) 71
9 38-39(左利き) 52
2007.4.29

 

1 13-14 (右利き) 78
2 15 (右利き) 36
3 16-17 (右利き) 52
4 18-22 (両利き) 205
5 23-27 (両利き) 284
6 28-32 (両利き) 279
7 33-35 (左利き) 242
8 36-37 (左利き) 139
9 38-39 (左利き) 203
2007.12.21

------------------------------------------------------------------

◆なぜ「両利き」が多いのかについて◆
________________________________________

06.8.27(↓参照)にも書いていますように、
mixiの特定の傾向を持ったグループの人たちの大量投票の反映が
一つの理由としてあります。
もう一つは、
自分の利き手がさだかでなく、確認したいという人が閲覧し、
結果として「両利き」判定となるケースが考えられます。
また右利きの人は、左利きのサイトを閲覧することが少なく、
利き手をわざわざ確認する必要を感じないので反映されない
と考えられます。

------------------------------------------------------------------
【管理人★レフティやすお】(2007.12.21)
mixiからお越しの皆様へ

多数のご訪問、並びにアンケートご協力、誠にありがとうございます。

―mixi[☆左利き☆]コミュニティのトピック
「利き手調査 利き手テスト」からお越しの皆様へ

2007.8.19よりかなりの方々に閲覧いただいています。
以下にも説明していますように、利き手の判定に関しましては、
研究される学者により、色々な考え方があるようです。

1 その偏りの傾向により、
 明確に「右利き」と「左利き」と二分するもの。
 (51:49でも、優位なほうをとり、右あるいは左利きとする。)
2 その間にどちらともつかない「両利き」を設定する場合。
 (実際にはどんな人でもどちらか一方が器用で、
  他方は不器用であるため、真の「両利き」はまず存在しない、
  といわれています。)
3 80パーセント以上の動作に右手を使う、典型的な「右利き」と、
 それ以外の弱い右利き、どちらとも言い切れない中間的な人、
 弱い左利き、80パーセント以上の動作に左手を使う
 典型的な左利きの傾向を示す人などを含めて、
 「非右利き」と二分する学者。
4 利き手には、強い偏りを示す「片手利き」と
 偏りの少ない弱い性質の人とに分ける学者もいます。
5 利き手以外に「利き目」「利き足」などの
 ほかの身体的な特徴も含めて、
 身体全体の偏り「利き」を判定する学者もいます。

―等々、それぞれに根拠のある学説です。

当ホームページの他のページ、
およびブログ「レフティやすおのお茶でっせ」、
左利きメルマガ「左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii」の
バックナンバーなどをご参照ください。(07.8.21)
________________________________________

―mixi[左右利きの人いますか?]コミュニティの
 トピック「こんなの見つけました」からお越しの皆様へ
2007.3.5よりかなりの方々に閲覧いただいています。(07.5.3)

________________________________________

―mixi[「利き手は?」と聞かれて悩む]コミュニティの
 トピック「利き手診断テスト」からお越しの皆様へ
2006.11.22よりかなりの方々に閲覧いただいています。

以下にも説明していますような理由から、
いくつかの利き手テストを紹介しています。
ぜひそちらでもご自分の利き手・利き側の傾向というものを
ご確認ください。
きっと新たな発見があるものと思います。(2006.11.26)

________________________________________

―mixi[左利きだけど鉛筆お箸は右]コミュニティの
 トピック「利き手テスト」からお越しの皆様へ
2006.8.26より大量の閲覧をいただいています。

このテストだけで利き手が判定できるというものではなく、
研究者によって設定項目も異なれば、
おのずからその導き出される判定結果にも微妙な差が出てきます。
いくつかのテストを重ねることで、ご自身のより実態に近いであろう、
利き手・利き側の傾向を見つけてもらう、
という趣旨でアンケートを実施しています。

残念ながら他のテストまで閲覧されている方は少ないようです。
ほかの利き手調査テストのアンケートへのリンクを用意していますので、
そちらでもご自分の利き手をチェックしてみてください。
他にも利き目、利き足のテストも用意しています。

よろしくご協力ください。
(レフティやすお)


特定グループに属すると想定される人々の集中的投票は、
全体のバランスを崩すことになるかもしれませんので、
改めてここに明記しておきます。(2006年8月27日 23:48:31)

------------------------------------------------------------------

1 13-14(右利き) 257
2 15 (右利き) 169
3 16-17(右利き) 162
4 18-22(両利き) 542
5 23-27(両利き) 688
6 28-32(両利き) 604
7 33-35(左利き) 517
8 36-37(左利き) 331
9 38-39(左利き) 514

<左利きプチ・アンケート>第24回利き手調査第4回chapman利き手テスト
http://personal-dictionary.com/enq/view/enq.asp?EID=39273

220916-enq24chapman

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「ご意見ボードへの書き込み」から――

≫ 28点両ききでしたw

≫自分は右利きだと思ってたんですが、
 矯正されたという話を親に聞いてからモノによっては左を使ってます。
 とはいっても、包丁とかハサミは初めから左しか使えませんがw
 (ちなみにこれって、両利きより、両手使い
  っていい方の方が正しいような気もします)

≫ほぼ半々の両利きでした。箸は左、字を書くのは右です。
 字はおそらく矯正されました。
 ただ左右優劣なく行える動作は一つもなく完全分業です。

≫39点でした。当然ハサミもマウスも左。
 書道すらも左の完全左利きですね。
≫30点で両利きでした♪実際も両利きです*

≫項目、全部左です。
≫歯ブラシのみ左 昔左利きで右利きに直されたんですが不思議です
≫33点で左利きでした。
 矯正されてはいませんが、ハサミと箸は昔から右です。
≫箸とペンは矯正されたけど、ドライバーとか両手で使えるな。
 結果は32点で左が強い両利きでした(笑)

≫力のいる作業は全般的に右で、細かい作業は左です。
 結果は25点でした。

≫39点で完全な左利きでした。右利き用ハサミを左で使うくらい、
 右で出来ることが無いんです・・・。
 ちなみに、マウスも左手で使っています。

≫29点で両利きでした。運動系は左中心、
 小さい頃矯正されて、その後右を使うものもあり、
 結局どちらの手で使えるものが増えて、
 今ではテニス・卓球・バドミントンラケットも両方でできます。

≫22点。完全な左利きの筈なんですが・・・
 お箸、字や絵を描く時は左手。
 道具を扱う場合右利き向けに出来ているので右手。
 スポ-ツに関しては学校で右利き前提の授業が行われているので
 右手になります。

 

≫何でこんなに両利きばっか?周りには右ばっかなのに・・・
 ウソはつくなよ★

≫◆なぜ「両利き」が多いのかについて◆ 06/08/27
 にも書いていますように、
 mixiの特定の傾向を持ったグループの人たちの大量投票の反映が
 一つの理由としてあります。
 もう一つは、自分の利き手がさだかでなく、
 確認したいという人が閲覧し、
 結果として「両利き」判定となるケースが考えられます。
 また右利きの人は、左利きのサイトを閲覧することが少なく、
 利き手をわざわざ確認する必要を感じないので反映されない
 と考えられます。決して嘘ばかりではないでしょう。
【管理人★レフティやすお│07/12/21 23:07:17】

 

≫両利きでした。以外に両利きが多いんですね。(ママ)

≫生まれは左で今は22点。
 もう少し左利きよりに見てもせいぜい27か28くらいでしょう。
 今日からは両利きとして誇りを持って生きて行きたいです!

≫ボール投げるの右、ラケット左なので
バレーボールのアタックは感覚一緒で混乱しました。

≫スポーツ(ボクシングだけはサウスポー)やパソコン・アイロンは右。
食事や書くときは左。基本的に左利きですが分野によって違うので
両手利きかははっきりとはいえません。

≫子供のころ硬筆、習字と習いに行ってたので書くことだけは右。
 それ以外は左です。線を引くときは、
 子供のときからナゼか右から左に持ち替えます、
 右ではムリ!引けません。。。右で書いて左手で消します。

≫31の両利きでした。
 子供のころに左で字を書くのが書きにくかったので
 自分で右に直したのですが
 筆記と箸と鉛筆のような持ち方をするもの以外は直りませんでした。

≫27点で両利きでした。幼い頃矯正されたので両方使えます。
 右投げ左打ちです。
≫左利きだ左利きだと言われて育ちましたが、右利きなようです。

≫右利きかと思っていましたが、両利きでしたw

≫初めてテニスラケットを握った時どちらで使ったらいいか分からず、
 しばらくの間右方向にきたボールは右で、
 左に来たら左に持ち替えてプレーしてました。結局左でした。
 (右打ち右投げなのに)

≫39点の100%左利きです。が・・・習字も箸も右ですし、
 もともと右用に出来ているもの(一部のハサミやマウス等)も
 さすがに右ですね。
 個人的に自分は両利きだと思ってたので結果にショック(大げさ)。
 コップは右でスプーンは左

≫32点でほぼ左利きの両利きでした。
 右利きの人に習ったものは右になりませんか?習字とか包丁とか。

≫両利きでした。mixiでここのサイトを知ったのですが、
 結果で両利きが多いのは、アンケート回答者が偏っているからだ
 と思われます。普通なら右利きが多いはず。

≫mixi[左利きだけど鉛筆お箸は右]コミュのトピック
 「利き手テスト」から、2006.8.26,27と大量の閲覧があり、
 「両利き」の投票が増えているようです。
【レフティやすお│06/08/27 23:14:13】

 

≫両利きです。しかも元完全な右利きで、
 興味本位で左を使って訓練した上での両利きです。いろいろ便利だー!
2016.9.11

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~過去に実施した主な<左利きプチ・アンケート>~

第1回 左利きイメージ調査
第2回 左利きで困ったこと(物理的バリア編)
第3回 左利きの子に右手使いを試みるか否か
第5回 左利き?と思うのはどんな仕草ですか
第7回 左利きでも字は右手で書くべきか
第11回 「利き手(左利き)の矯正」という言葉をどう思いますか
第17回 学校での配膳は左利きの子も伝統的ルールに従うべきか
第29回 左手での毛筆(習字/書道)は是か非か?
第32回 非利き手使い指導を受けたことがありますか

●利き手調査テスト関連アンケート
第14回 貴方の利き目は右左どちらですか
第20回 利き手調査1回目―側性係数を調べてみよう
第22回 エディンバラ利き手調査
第23回 利き手調査3回目―H.N.きき手テスト
第24回 利き手調査第4回chapman利き手テスト
第28回 利き足を調べてみよう・チャップマン利き足テスト

(自己申告による利き手別の投票アンケート)
第33回 新版・利き手調査第1回―利き手テスト側性係数を調べる
第35回 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査
第37回 新版・利き手調査第3回―H.N.きき手テスト
第39回 新版・利き手調査第4回-chapman利き手テスト
第41回 新版・利き手調査第5回 マクマナスの利き手テスト
第46回 利き手テストと意識の一致度は?
第49回 新版・利き目は右左どちらですか?
第51回 新版・利き足は右左どちらですか―利き足テスト

○最近のアンケート
第34回 あなたの父母は右利きor左利き?
第36回 利き手は変えられると思いますか
第38回 LYグランプリ2006 があったら…
第40回 スポーツで左利きは有利だと思いますか
第42回 左利きの日はどっちがいい?
第43回 タレントさんの左手使いは気になりますか
第44回 じゃんけん、ポン!はどっち?
第45回 左利きのための生活技術指導者・コーチは必要か?
第47回 左利き(利き手)研究会は必要?参加協力する?
第48回 「ぎっちょ」は差別的な言葉だと思いますか?
第52回 利き手をケガしたとき不便を感じましたか?

------------------------------------------------------------------

↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

2022.9.7(追記)

長くなりましたが、ご意見ボードの書き込みかを多数紹介しています。

今回のアンケート投票者は、mixiからの閲覧者が多く、
あえてご意見ボードのご意見の中から、主だった傾向の見えるものを、
記入者のお名前は伏せた状態で紹介させていただきました。

このように、アンケート回答者によって結果が変わる、
という事実が明らかになっただけでもよかったかもしれません。

これからの<左利きプチ・アンケート>結果発表が楽しくなってきた
――かもしれませんね。

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<左利きプチ・アンケート>
●利き手調査テスト関連アンケート
------------------------------------------------------------------

第14回 貴方の利き目は右左どちらですか
第20回 利き手調査1回目―側性係数を調べてみよう
第22回 エディンバラ利き手調査
第23回 利き手調査3回目―H.N.きき手テスト
第24回 利き手調査第4回chapman利き手テスト
第28回 利き足を調べてみよう・チャップマン利き足テスト

(自己申告による利き手別の投票アンケート)
第33回 新版・利き手調査第1回―利き手テスト側性係数を調べる
第35回 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査
第37回 新版・利き手調査第3回―H.N.きき手テスト
第39回 新版・利き手調査第4回-chapman利き手テスト
第41回 新版・利き手調査第5回 マクマナスの利き手テスト
第46回 利き手テストと意識の一致度は?
第49回 新版・利き目は右左どちらですか?
第51回 新版・利き足は右左どちらですか―利き足テスト

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 「★600号までの道のり」は、お休みです。

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本誌では、「ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [16] <左利きプチ・アンケート> 全公開(16)「利き手調査」その4-1 第24回 利き手調査第4回chapman利き手テスト」と題して、今回も全紹介です。

SNSの「mixi」の左利きコミュニティで、このアンケートを紹介する人がいて、そちらからの閲覧者が多数投票されて、かなりの数の結果となりました。

ただ、「左利き」のグループといいましても、ある偏りのあるグループの人たちでしたので、その結果も偏りのあるものになっています。

その辺は、残念なことですが、まあ、多数の結果を集められたという事実は、少し嬉しいものがありました。

できれば、もっと広範囲の人々に参加いただき、特殊でない状況になれればよかったのですけれど。

 ・・・

弊誌の内容に興味をお持ちになられた方は、ぜひ、ご購読のうえ、お楽しみいただけると幸いです。

*本誌のお申し込み等は、下↓から
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2022.07.16

『左組通信』復活計画<左利きプチ・アンケート>(15)利き手調査(3-2)第37回H.N.きき手テスト-週刊ヒッキイ第623号

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第623号 別冊編集後記

第623号(No.623) 2022/7/16
「ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [15]
<左利きプチ・アンケート> 全公開(15)「利き手調査」その3-2
 第37回新版・利き手調査第3回―H.N.きき手テスト」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◆◇◆◇◆ 左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii ◆◇◆◇◆◇
【左利きを考えるレフティやすおの左組通信】メールマガジン

  右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして
  左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第623号(No.623) 2022/7/16
「ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [15]
<左利きプチ・アンケート> 全公開(15)「利き手調査」その3-2
 第37回新版・利き手調査第3回―H.N.きき手テスト」
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 <利き手調査アンケート>編の3種類目の利き手テストを紹介します。

 H.N.きき手テストのアンケートの新版の紹介です。

 このテストは、日本人の利き手を正しく判断する上で、
 「日本人による日本人のための利き手テスト」
 とでもいうべきものになっています。

 日本では、長年左利きが忌避され、
 右手使いが正しい作法という考えから、「矯正」と呼んで、
 特に箸使いと字を書くことに関して、
 無理矢理、左利きの子供を右手使いに転換させることが
 行われてきました。
 
 その影響から、
 エディンバラ利き手テストの項目の「字を書く」等の項目が
 真の「利き手」を判断する指標にはなりにくい
 という事実がありました。

 その欠点を補正するために調査項目の変更が為されたのです。

 前回の「第23回 利き手調査3回目―H.N.きき手テスト」アンケートは、
 テスト結果からご自身の利き手の傾向を判断する、
 という形になっていました。

 今回は、
 アンケート結果を「右利きの投票者」と「左利きの投票者」と、
 投票者ご自身の自己申告の利き手別に集計する形にしました。

 本人の意識と実態の間にギャップがあるのかどうかを確認する、
 といったところでしょうか。

┏ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┓
2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その22)
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [15]
  <左利きプチ・アンケート> 全公開(15)
  「利き手調査」アンケート編・その3-2
  第37回新版・利き手調査第3回―H.N.きき手テスト
┗ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┛      

 ●第37回 新版・利き手調査3回目―H.N.きき手テスト

220709-enq37

 

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

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左利きを考える レフティやすおの左組通信
 Lefty Yasuo's HIDARIGUMI Announcement
 
  <左利きプチ・アンケート>
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<左利きプチ・アンケート>
第37回新版・利き手調査第3回―H.N.きき手テスト 
 2007.1.28-2.24(4weeks)

(初出)2007.2.25(最終)
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<左利きプチ・アンケート>
第37回新版・利き手調査第3回―H.N.きき手テスト

「第33回新版・利き手調査第1回―利き手テスト側性係数を調べる」
「第35回新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査」に続く、
利き手別に投票する新版利き手調査アンケートの第三弾!
「第23回利き手調査3回目―H.N.きき手テスト」の新版です。

・・・

H.N. きき手テスト

これは、エディンバラ利き手調査や
アネット尺度(イギリスの利き手研究家の使用した利き手テスト)では、
社会的文化的影響を強く受けている日本人の利き手を正しく判断できない
という考えによって作成されています。

文字や絵を書/描く動作、およびナイフやスプーンあるいは箸を使う
といった摂食に関わる動作を割愛して、
いわゆる「矯正」の影響を省こうとしています。
(八田武志・中塚善次郎氏によって作成された故、
 その頭文字をとってこう呼ばれているようです。)

※参照―八田武志『左ききの神経心理学』医歯薬出版 1996.11

220412hidarikiki-no-sinkeisinrigaku

 

以下の動作においてあなたはどちらの手を使いますか。

▼調査項目:

1・消しゴムはどちらの手に持って消しますか?
2・マッチをするのに軸はどちらの手に持ちますか?
3・ハサミはどちらの手に持って使いますか?
4・押しピンはどちらの手に持って押しますか?
5・果物の皮をむくときナイフはどちらの手に持ちますか?
6・ネジまわしはどちらの手に持って使いますか?
7・クギを打つときカナヅチはどちらの手に持ちますか?
8・カミソリ、または口紅はどちらの手に持って使いますか? 
9・歯をみがくとき歯ブラシはどちらの手に持って使いますか?
10・ボールを投げるのはどちらの手ですか?  

▼判定基準:

左手の場合には、-1点、
どちらでもないとき(どちらともいえない場合)は、0点、
右手の場合は、+1点、
 を配点する。

その合計点数が、
-4点以下は、左利き、
+8点以上は、右利き、
それ以外(-3~+7)は、両手利き、
 とします。

さて、あなたは右利き、それとも左利き、あるいは両利き、
いずれに判定されましたか。
以下の中で当てはまる番号に投票してください。

*投票者の利き手別で選択肢を用意しています。
ご自身でご自分の利き手を右もしくは左と、
どちらか判断した上で投票してください。

*一言言わせて、という方は投票後に表示されます一番下の
「ご意見ボード」をご利用ください。
もっと言わせて、という方は掲示板もご利用ください。
貴方のご意見ご感想をお聞かせください

1 (右利きの投票者)+10~+8
2 ( 〃 )+7~+4
3 ( 〃 )+3~-3
4 ( 〃 )-4~-10
5 (左利きの投票者)+10~+8
6 ( 〃 )+7~-3
7 ( 〃 )-4~-7
8 ( 〃 )-8~-10

現在の結果を見る(ご意見ボードはこちら)

------------------------------------------------------------------
初出締め切り時(2007.2.25)の投票結果

実施期間2007.1.28-2.24(4週間・総数t33/R8:L25)
------------------------------------------------------------------

1 (右利きの投票者) +10~+8 1
2 (   〃   ) +7~+4 5
3 (   〃   ) +3~-3 1
4 (   〃   ) -4~-10 1
5 (左利きの投票者) +10~+8 8
6 (   〃   ) +7~-3 4
7 (   〃   ) -4~-7 2
8 (   〃   ) -8~-10 11

ご意見ボードへの書き込み
(ご意見はありません)

------------------------------------------------------------------

 ★ ★ ★

------------------------------------------------------------------
途中経過(2007/12/22 t=278, R=125, L=153)
------------------------------------------------------------------

1 (右利きの投票者) +10~+8  30
2 (   〃   ) +7~+4   33
3 (   〃   ) +3~-3   34
4 (   〃   ) -4~-10  28
5 (左利きの投票者) +10~+8  36
6 (   〃   ) +7~-3   30
7 (   〃   ) -4~-7   31
8 (   〃   ) -8~-10  56

------------------------------------------------------------------
途中経過(2009/01/22 t=573, R=267, L=306)
------------------------------------------------------------------

1 (右利きの投票者) +10~+8  73
2 (   〃   ) +7~+4   72
3 (   〃   ) +3~-3   56
4 (   〃   ) -4~-10  66
5 (左利きの投票者) +10~+8  76
6 (   〃   ) +7~-3   73
7 (   〃   ) -4~-7   66
8 (   〃   ) -8~-10  91

------------------------------------------------------------------
途中経過(2009/06/26 t=783, R=365, L=418)
------------------------------------------------------------------

1 (右利きの投票者) +10~+8  103
2 (   〃   ) +7~+4   90
3 (   〃   ) +3~-3   77
4 (   〃   ) -4~-10  95
5 (左利きの投票者) +10~+8  102
6 (   〃   ) +7~-3   102
7 (   〃   ) -4~-7   92
8 (   〃   ) -8~-10  122

------------------------------------------------------------------
途中経過(2016.9.19 t=1108, R=518, L=590)
------------------------------------------------------------------

1 (右利きの投票者) +10~+8 145
2 (   〃   ) +7~+4 124
3 (   〃   ) +3~-3 117
4 (   〃   ) -4~-10 132
5 (左利きの投票者) +10~+8 156
6 (   〃   ) +7~-3 139
7 (   〃   ) -4~-7 135
8 (   〃   ) -8~-10 160

ご意見ボードへの書き込み(ご意見はありません)
------------------------------------------------------------------

 ★ ★ ★

------------------------------------------------------------------
最終結果( t=1170, R=544, L=626)
------------------------------------------------------------------

1 (右利きの投票者) +10~+8 152
2 (   〃   ) +7~+4 132
3 (   〃   ) +3~-3 122
4 (   〃   ) -4~-10 138
5 (左利きの投票者) +10~+8 164
6 (   〃   ) +7~-3 150
7 (   〃   ) -4~-7 143
8 (   〃   ) -8~-10 169

ご意見ボードへの書き込み(ご意見はありません)

Enq37-37hn

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~過去に実施した主な<左利きプチ・アンケート>~

第1回 左利きイメージ調査
第2回 左利きで困ったこと(物理的バリア編)
第3回 左利きの子に右手使いを試みるか否か
第5回 左利き?と思うのはどんな仕草ですか
第7回 左利きでも字は右手で書くべきか
第11回 「利き手(左利き)の矯正」という言葉をどう思いますか
第17回 学校での配膳は左利きの子も伝統的ルールに従うべきか
第29回 左手での毛筆(習字/書道)は是か非か?
第32回 非利き手使い指導を受けたことがありますか

●利き手調査テスト関連アンケート
第14回 貴方の利き目は右左どちらですか
第20回 利き手調査1回目―側性係数を調べてみよう
第22回 エディンバラ利き手調査
第23回 利き手調査3回目―H.N.きき手テスト
第24回 利き手調査第4回chapman利き手テスト
第28回 利き足を調べてみよう・チャップマン利き足テスト

(自己申告による利き手別の投票アンケート)
第33回 新版・利き手調査第1回―利き手テスト側性係数を調べる
第35回 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査
第37回 新版・利き手調査第3回―H.N.きき手テスト
第39回 新版・利き手調査第4回-chapman利き手テスト
第41回 新版・利き手調査第5回 マクマナスの利き手テスト
第46回 利き手テストと意識の一致度は?
第49回 新版・利き目は右左どちらですか?
第51回 新版・利き足は右左どちらですか―利き足テスト

○最近のアンケート
第34回 あなたの父母は右利きor左利き?
第36回 利き手は変えられると思いますか
第38回 LYグランプリ2006 があったら…
第40回 スポーツで左利きは有利だと思いますか
第42回 左利きの日はどっちがいい?
第43回 タレントさんの左手使いは気になりますか
第44回 じゃんけん、ポン!はどっち?
第45回 左利きのための生活技術指導者・コーチは必要か?
第47回 左利き(利き手)研究会は必要?参加協力する?
第48回 「ぎっちょ」は差別的な言葉だと思いますか?
第52回 利き手をケガしたとき不便を感じましたか?

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2022.7.7 (追記)

初出締め切り時(2007.2.25)の投票結果をみますと、
右利きの投票者に関しては、
8人中5人が右利きより(+7~+4)で、
私自身、違和感はありませんでした。

ところが、左利きの投票者の結果を見ますと、8,4,2,11で、
「右利き」に分類される人(8+4)と
「左利き」に分類される人(11+2)で、ほぼ拮抗しています。

この傾向はどういうところにあるのでしょうか。

私の考えでは、俗に「左利き」といわれる人は、
何かしら一つの動作が左使いであれば、
「あなた、左利き?」と訊かれたりする、
という経験があるように思います。

例えば、TOKIOの国分太一さんのように、
食事の際のみ左(箸使いやスプーンが左)という人でも、
世間的には「左利き」の人と認識する人がいる、ようなものです。

そういう風に見ていきますと、大半の動作が右であっても、
何か一つでも左使いであれば、自分は「左利き」と考える、
というケースもあるのかな、ということですね。

 ・・・

最終結果をみますと、右利き・左利きそれぞれの投票者で、
それぞれの両端に当たる人が一番多くなっています。

1 (右利きの投票者) +10~+8 152
4 (   〃   ) -4~-10 138

5 (左利きの投票者) +10~+8 164
8 (   〃   ) -8~-10 169

といいましても、その実数は、逆の投票者とあまり大差がありません。
特に左利きの投票者で、ほぼ同数(164:169)といってもいいほどです。

右利きの投票者にしろ左利きの投票者にしろ、
その中間の人が少なめになっています。「( 」こんな感じです。

両極端がほぼ同数というアンケート結果については、
正直、私には、どう解釈すればいいのかよくわかりません。

先ほども書きましたように、「左利きの人」の場合には、
「あなた、左利き?」認識の問題があるのかもしれません。

それにしても、うーん、やっぱり、
もう一つ理解しがたいものがあります。

このアンケートが成功なのかどうかも、本当のところわかりません。
そういう意味では残念な結果になっているともいえそうな気がします。

 ・・・

 次回は、新たに「第24回 利き手調査第4回 chapman利き手テスト」
 を紹介します。
 アンケート投票者の利き手別に投票するタイプの新版を紹介します。

 <左利きプチ・アンケート>
  第24回 利き手調査第4回 chapman利き手テスト

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<左利きプチ・アンケート>
●利き手調査テスト関連アンケート
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第14回 貴方の利き目は右左どちらですか
第20回 利き手調査1回目―側性係数を調べてみよう
第22回 エディンバラ利き手調査
第23回 利き手調査3回目―H.N.きき手テスト
第24回 利き手調査第4回chapman利き手テスト
第28回 利き足を調べてみよう・チャップマン利き足テスト

(自己申告による利き手別の投票アンケート)
第33回 新版・利き手調査第1回―利き手テスト側性係数を調べる
第35回 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査
第37回 新版・利き手調査第3回―H.N.きき手テスト
第39回 新版・利き手調査第4回-chapman利き手テスト
第41回 新版・利き手調査第5回 マクマナスの利き手テスト
第46回 利き手テストと意識の一致度は?
第49回 新版・利き目は右左どちらですか?
第51回 新版・利き足は右左どちらですか―利き足テスト

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 「★600号までの道のり」は、お休みです。

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本誌では、「ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [15] <左利きプチ・アンケート> 全公開(15)「利き手調査」その3-2 第37回新版・利き手調査第3回―H.N.きき手テスト」と題して、今回も全紹介です。

利き手調査のアンケートの3種類目のその2回目です。

今回は、投票者の自己申告による利き手別に投票していただいたものです。
自己認識と実際の結果とのあいだに違いがあるのかどうかを確認しようという試みです。

最終的には、私自身、どう考えればよいのかよくわからない結果になっています。
どのように判断すればよいのでしょうか。
おわかりの方、教えてください。

 ・・・

弊誌の内容に興味をお持ちになられた方は、ぜひ、ご購読のうえ、お楽しみいただけると幸いです。

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2022.05.21

『左組通信』復活計画[13]<左利きプチ・アンケート>(13)利き手調査(2)第35回-週刊ヒッキイ第619号

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第619号 別冊編集後記

第619号(No.619) 2022/5/21
「ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [13]
<左利きプチ・アンケート> 全公開(13)
「利き手調査」その2-2
 第35回 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査」

 

★彡
 ~お知らせ~
あらたな左利き・利き手の科学研究書登場! ★彡

5月16日、

八田武志/著『左対右 きき手大研究』DOJIN文庫

が発売されました。

2008年に出版された旧著・DOJIN選書版『左対右 きき手大研究』に、
その後の研究とメディアの取材や問い合わせのあった話題を
6項目追加、加筆した文庫版です。

左利きや利き手の新たな科学研究書が刊行されていないなかで、
まずは<最新>の科学研究書といえるかもしれません。

旧著を未読の方はもちろん、旧著をお持ちの方も
機会があれば手に取っていただきたいと思います。

*参照:『レフティやすおのお茶でっせ』2022.5.19
利き手と左利きの科学的研究書・八田武志『左対右 きき手大研究』加筆・文庫版発売

(「新生活」版)  

 

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  左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
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第619号(No.619) 2022/5/21
「ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [13]
<左利きプチ・アンケート> 全公開(13)
「利き手調査」その2-2
 第35回 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査」
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 <利き手調査アンケート>編の5回目です。

利き手調査の種類では、

前原勝矢『右利き・左利きの科学』講談社/ブルーバックス 1989/6/1

 に紹介されていたものを利用した
 「第20回 利き手調査1回目―側性係数を調べてみよう」
 についで、

asahi.com <be on Sunday>
「ののちゃんのDo科学/なぜ右利きが多いの?」
https://www.asahi.com/edu/nie/tamate/kiji/TKY200510110089.html

 を利用した
 「第22回 エディンバラ利き手調査」の再版
 「第35回 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査」
 を紹介します。

 

第607号(No.607) 2021/11/20
「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その18)
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [9]
 <左利きプチ・アンケート> 全公開(9)
利き手調査アンケート編について」

2021.11.20
『左組通信』復活計画[9]<左利きプチ・アンケート>全公開(9)
利き手調査-週刊ヒッキイ第607号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2021/11/post-704e5d.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/3b856686f18f324f7a5b3603d4f92249

第613号(No.613) 2022/2/19
「ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [10]
<左利きプチ・アンケート> 全公開(10)「利き手調査」その1
 第20回 利き手調査1回目―側性係数を調べてみよう 」

2022.2.19
『左組通信』復活計画[10]<左利きプチ・アンケート>(10)
利き手調査(1)第20回-週刊ヒッキイ第613号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2022/02/post-86d257.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/9481895bb9dfd4e2a3c430b0a7db8e3b

第615号(No.615) 2022/3/19
「ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [11]
<左利きプチ・アンケート> 全公開(11)
「利き手調査」その1-2(新版・再版)
第33回 新版・利き手調査第1回―利き手テスト側性係数を調べる
再版第33回 新版・利き手調査第1回―利き手テスト側性係数を調べる」

2022.3.19
『左組通信』復活計画[11]<左利きプチ・アンケート>(11)
利き手調査(1-2)第33回 新版・再版-週刊ヒッキイ第615号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2022/03/post-2ef3cc.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/fcce0e7e48aedb43127645dff37d299a

第617号(No.617) 2022/4/16
「ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [12]
<左利きプチ・アンケート> 全公開(12)
「利き手調査」その2 第22回 エディンバラ利き手調査(訂正版)」

2022.4.16
『左組通信』復活計画[12]<左利きプチ・アンケート>(12)
利き手調査(2)第22回-週刊ヒッキイ第617号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2022/04/post-e61494.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/0221d9e295aa40ff485f0c3edba7c2fd

 

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2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その21)
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [13]
  <左利きプチ・アンケート> 全公開(13)
  「利き手調査」アンケート編・その2-2
  第35回 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査
┗ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┛      

 ●「利き手調査」アンケート編・その2-2

「第22回 エディンバラ利き手調査(訂正版)」の再版としての
「第35回 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査」を
紹介します。

「エディンバラ利き手調査」については、
以下の本文中で説明しています。
そちらをご覧ください。

新版では、投票者の利き手別にアンケートに答えていただくように
改変しました。

投票者ご自身の認識と結果のあいだにずれがあるのかどうか
を確認できるのではないか、という考えからです。

220516enq35

 ●第35回 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

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左利きを考える レフティやすおの左組通信
 Lefty Yasuo's HIDARIGUMI Announcement
 
  <左利きプチ・アンケート>
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<左利きプチ・アンケート>

第35回 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査

(初出)2006.11.26 (最終)
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<左利きプチ・アンケート>
第35回 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査
------------------------------------------------------------------

「第33回新版・利き手調査第1回―利き手テスト側性係数を調べる」
に続く、利き手別に投票する新版利き手調査アンケートの第二弾!
第22回エディンバラ利き手調査(訂正版)の新版です。

・・・

利き手の判定法として歴史のある「エディンバラ利き手調査」が
広く活用されるようです。

1971年、
エディンバラ大学心理学教室の教授Oldfield氏が作成したもので、
「計量心理学的な手続きを踏まえて作成された最初のきき手テスト」
だそうです。
(八田武志/著『左ききの神経心理学』医歯薬出版1996刊 による)

ここでは、昨年(2005)10月9日のasahi.com の<be on Sunday>
「ののちゃんのDo科学/なぜ右利きが多いの?」
で紹介されたものを採用しています。

Asahi-nono-nazemigikikiga-s

利き手といいつつ、利き足・利き目にもふれており、
単なる「利き手」というより「利き側」テストとしての役割が
追加されています。

あなたの身体全体の「利き」の偏りの度合を知ることができる、
といえるでしょう。

ちなみに、
八田武志/著『左ききの神経心理学』で紹介されているものは、
このうちの「手」の部分、
正味「利き手」についての十項目を取り上げています。

220412hidarikiki-edinburgh

220412hidarikiki-no-sinkeisinrigaku

 ・・・

それぞれの項目でどちらの側(の手、足、目)を使うかを調べ、
その点数により、あなたの利き手/利き側、およびその利き手度
(ラテラリティ係数=側性係数 Laterality Quatient:LQ)
を判定するものです。

▼調査項目:
1 書く 
2 描く 
3 投げる 
4 はさみ
5 歯ブラシ  
6 ナイフ 
7 スプーン 
8 ほうき 
9 マッチをする 
10 箱を開ける 
11 蹴る時の足 
12 片目で見る時

▼判定方法:
ほとんどの場合に使う方に「1点」、
常に決まって使う、好みがはっきりしている場合は「2点」、
どちらも使う人は、両方に「1点」。

 常に右・・・(右2)
 ほとんど右・(右1)
 両方・・・・(右1:左1)
 ほとんど左・(左1)
 常に左・・・(左2)

右左それぞれの側の点数を合計し、
その合計点の(右-左)を(右+左)で割り、
その「プラス」「マイナス」で、「右利き」「左利き」と判定。
その値が、あなたの利き手度(ラテラリティ係数=側性係数
Laterality Quatient:LQ)です。

▼計算式:
「(右の総点数)-(左の総点数)」(これをxとする)
÷「(右の総点数)+(左の総点数)」(これをyとする)
=(+)or(-)・(x/y)

【例】
「プラス(+)何%」の場合は、
右利きで、その右利き度は、何%となります。

 +(数値a)= 右利き、右利き度 a×100 %
 -(数値b)= 左利き、左利き度 b×100 %

 ・・・ ・・・ ・・・

では、あなたの利き手度はいくらだったでしょうか。
以下の中で当てはまる番号に投票してください。

*投票者の利き手別で選択肢を用意しています。
ご自身でご自分の利き手を右もしくは左と、
どちらか判断した上で投票してください。

*一言言わせて、という方は投票後に表示されます一番下の
「ご意見ボード」をご利用ください。
もっと言わせて、という方は掲示板もご利用ください。
貴方のご意見ご感想をお聞かせください。

1 (右利きの投票者)80~100
2 (   〃   )30~79
3 (   〃   )29~-29
4 (   〃   )-30~-100
5 (左利きの投票者)60~100
6 (   〃   )59~-29
7 (   〃   )-30~-79
8 (   〃   )-80~-100

 

現在の結果をみる (ご意見ボードはこちら)

------------------------------------------------------------------
投票結果 実施期間2006.11.26-12.23(4週間・総数31/R11:L20
------------------------------------------------------------------

1 (右利きの投票者)80~100  2
2 (   〃   )30~79   2
3 (   〃   )29~-29     2
4 (   〃   )-30~-100 5
5 (左利きの投票者)60~100  6
6 (   〃   )59~-29  3
7 (   〃   )-30~-79 6
8 (   〃   )-80~-100 5

 

2006.11.25 ---------------------------

1 (右利きの投票者)80~100 133
2 (   〃   )30~79 122
3 (   〃   )29~-29 133
4 (   〃   )-30~-100 116
5 (左利きの投票者)60~100 116
6 (   〃   )59~-29 119
7 (   〃   )-30~-79 115
8 (   〃   )-80~-100 122

ご意見ボードへの書き込み(一件)

 

【現在の結果】---------------------------

http://personal-dictionary.com/enq/view/view.asp?EID=49760

<左利きプチ・アンケート>
第35回新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査

1 (右利きの投票者)80~100 144
2 (   〃   )30~79 127
3 (   〃   )29~-29 143
4 (   〃   )-30~-100 118
5 (左利きの投票者)60~100 120
6 (   〃   )59~-29 122
7 (   〃   )-30~-79 117
8 (   〃   )-80~-100 128

ご意見ボードへの書き込み(一件)

------------------------------------------------------------------

↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

2022.5.18(追記)

結果について見ておきましょう。

投票者別にみますと、右利き・左利きともに、
「右利き」(1)、あるいは「左利き」(6)と
判定される人が、最も多いという結果になっています。

当然と言えば当然ですが、
思いのほか、その他の「中間的な人」や「逆の利きを示す人」がいた
ともいえます。

これは一つには、目や足を含めた身体全体の利き側を問うている
という面もあるのではないか、と思われます。

手・腕のみに限れば、また違った結果が表れていたかもしれません。

利き手と利き目・利き足の相関関係は、
それぞれおよそ60-70%程度、
と以前どこかで聞いたことがあります。

右手利きでも左目利きや左足利きの人、
左手利きでも右目利きや右足利きの人が、
三人に一人ぐらいはいるという計算ですね。

 

欄外「お知らせ」でも書きました、
つい先日出版された、八田武志さんの2008年の旧著、
DOJIN選書『左対右 きき手大研究』の文庫版の加筆された分に
「第3章 きき手の諸相 (3)きき足ときき手――大規模メタ分析」
という項目があり、そこにドイツ・ルール大学の
「右足ききでない人の発生率ときき手の関係」
という研究の結果が示されています。

 

<「右か左か」での分類>――左足きき:12.1%
<「左、右、両方」での分類>
 ――「左と両方の足」=(非右足きき):23.7%

・左手ききで左足きき ⇒ 60.1%
・右手ききで左足きき ⇒ 3.2%

《きき手研究からの、
 ざっくりとした左きき人口が約10%であるとすると、
 きき手ときき足が一致しない人は三分の一程度しかいないことになる。
 右手でボールを投げる右ききは、
 ほとんどが右足でボールを蹴るということだ。》p.77

とありました。

*参照:
八田 武志/著『左対右 きき手大研究』DOJIN文庫 2022/5/16

220518hattatakesi-hidarikiki-2

それと、以前も書いたかもしれませんが、
利き手を判定したいと考える人には、
自分で「右利き」「左利き」と利き手を決めきれない傾向があり、
こういう利き手テストの類いに興味を持ち、試してみようとする、
という心理が働くのかもしれません。

そういう「中間的な人」が結果として分散されて、
こういう結果につながるのかもしれません。

今後また色々なテストの結果が明らかになりますので、
お楽しみに!

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<左利きプチ・アンケート>
●利き手調査テスト関連アンケート
------------------------------------------------------------------

第14回 貴方の利き目は右左どちらですか
第20回 利き手調査1回目―側性係数を調べてみよう
第22回 エディンバラ利き手調査
第23回 利き手調査3回目―H.N.きき手テスト
第24回 利き手調査第4回chapman利き手テスト
第28回 利き足を調べてみよう・チャップマン利き足テスト

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利き手調査のアンケートの2種類目のその2回目です。
アンケート投票の選択肢の違いです。
どうすれば、それぞれの人々の利き手の傾向の違いを数値化できるのか、にチャレンジしているというところでしょうか。

とにかく昨今いわれているように、ダイバーシティだとか多様性とか、それぞれの人の持ち味を活かす生き方のできる社会を作るには、まずは本人自身が自分の真の姿を認識することであり、そこで初めて社会全体がまわりの人々の多様性を容認することにつながるのではないか、と考えています。

まずは、「汝、自身を知れ」です。
利き手というのも、そういうものだと考えています。

 ・・・

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2022.04.16

『左組通信』復活計画[12]<左利きプチ・アンケート>(12)利き手調査(2)第22回-週刊ヒッキイ第617号

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第617号 別冊編集後記

第617号(No.617) 2022/4/16
「ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [12]
<左利きプチ・アンケート> 全公開(12)
「利き手調査」その2 第22回 エディンバラ利き手調査(訂正版)」

 

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「利き手調査」その2 第22回 エディンバラ利き手調査(訂正版)」
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 <利き手調査アンケート>編の3回目です。

第607号(No.607) 2021/11/20
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第613号(No.613) 2022/2/19
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<左利きプチ・アンケート> 全公開(10)「利き手調査」その1
 第20回 利き手調査1回目―側性係数を調べてみよう 」

2022.2.19
『左組通信』復活計画[10]<左利きプチ・アンケート>(10)
利き手調査(1)第20回-週刊ヒッキイ第613号
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第615号(No.615) 2022/3/19
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<左利きプチ・アンケート> 全公開(11)
「利き手調査」その1-2(新版・再版)
第33回 新版・利き手調査第1回―利き手テスト側性係数を調べる
再版第33回 新版・利き手調査第1回―利き手テスト側性係数を調べる」

2022.3.19
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  「利き手調査」アンケート編・その2
  第22回 05.10.30-11.26
  利き手調査2回目―エディンバラ利き手調査
┗ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┛      

 ●「利き手調査」アンケート編・その2

利き手調査アンケートの第二弾です。

今回は、広く普及して利き手を調べるテストとして活用されてきた、
利き手テストの代表格の「エディンバラ利き手調査」を紹介しています。

 

 第22回 05.10.30-11.26
  利き手調査2回目―エディンバラ利き手調査

当初、「4 はさみ」の調査項目を欠落するというミスをしてしまい、
役の立たぬものを配信してしまい、
読者からのご指摘を受け、改めて「訂正版」を発行したものでした。

今回は、訂正版を初めに、
後段で「初出」版の異なる文章の部分のみ紹介しています。

 

 ●第22回 利き手調査2回目―エディンバラ利き手調査

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
左利きを考える レフティやすおの左組通信
 Lefty Yasuo's HIDARIGUMI Announcement
 
  <左利きプチ・アンケート>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
------------------------------------------------------------------
<左利きプチ・アンケート>第22回 エディンバラ利き手調査
(初出)2005.10.30(最終)
------------------------------------------------------------------
<左利きプチ・アンケート>第22回 エディンバラ利き手調査(訂正版)
------------------------------------------------------------------
Enq22-s

(画像:今は亡きホームページ『レフティやすおの左組通信』のメイン・コンテンツの一つ<左利きプチ・アンケート>「第22回 エディンバラ利き手調査(訂正版)」のページのヘッド部分) 

10月9日のasahi.com の<be on Sunday>「ののちゃんのDo科学」で
「なぜ右利きが多いの?」という記事が掲載されました。
この中で、利き手の判定法として「エディンバラ利き手調査」が
紹介されています。

Asahi-nono-nazemigikikiga-s

(画像:asahi.com「ののちゃんのDo科学 なぜ右利きが多いの?」記事の冒頭(一部加工)) 

それぞれの項目でどちらの側(の手、足、目)を使うかを調べ、
その点数により、あなたの利き手/利き側、およびその利き手度
(ラテラリティ係数=側性係数 Laterality Quatient:LQ)
を判定するものです。

▼調査項目:
1 書く 
2 描く 
3 投げる 
4 はさみ
5 歯ブラシ  
6 ナイフ 
7 スプーン 
8 ほうき 
9 マッチをする 
10 箱を開ける 
11 蹴る時の足 
12 片目で見る時

▼判定方法:
ほとんどの場合に使う方に「1点」、
常に決まって使う、好みがはっきりしている場合は「2点」、
どちらも使う人は、 両方に「1点」。

 常に右・・・(右2)
 ほとんど右・(右1)
 両方・・・・(右1:左1)
 ほとんど左・(左1)
 常に左・・・(左2)

右左それぞれの側の点数を合計し、
その合計点の(右-左)を(右+左)で割り、
その「プラス」「マイナス」で、「右利き」「左利き」と判定。
その値が、あなたの利き手度
(ラテラリティ係数=側性係数 Laterality Quatient:LQ)です。

▼計算式:
「(右の総点数)-(左の総点数)」(これをxとする)
÷「(右の総点数)+(左の総点数)」(これをyとする)
=(+)or(-)・(x/y)

【例】
「プラス(+)何%」の場合は、右利きで、
その右利き度は、何%となります。

 +(数値a)= 右利き、右利き度 a×100 %
 -(数値b)= 左利き、左利き度 b×100 %

 ・・・ ・・・ ・・・

では、あなたの利き手度はいくらだったでしょうか。
以下の中で当てはまる番号に投票してください。

*今回は利き手調査のため、利き手別投票ではありません。(手の
不自由な方は、それぞれの判断で考慮の上、投票に参加不参加を決
定してください。)

*一言言わせて、という方は投票後に表示されます一番下の「ご意
見ボード」をご利用ください。もっと言わせて、という方は掲示板
もご利用ください。貴方のご意見ご感想をお聞かせください。

1 90以上~100
2 80以上
3 50以上
4 0以上
5 0
6 0以下
7 -40以下
8 -80以下
9 -90以下~-100

現在の結果をみる
________________________________________

●利き手調査テスト関連アンケート
第14回 貴方の利き目は右左どちらですか
第20回 利き手調査1回目―側性係数を調べてみよう
第22回 エディンバラ利き手調査
第23回 利き手調査3回目―H.N.きき手テスト
第24回 利き手調査第4回chapman利き手テスト
第28回 利き足を調べてみよう・チャップマン利き足テスト

(自己申告による利き手別の投票アンケート)
第33回 新版・利き手調査第1回―利き手テスト側性係数を調べる
第35回 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査
第37回 新版・利き手調査第3回―H.N.きき手テスト
第39回 新版・利き手調査第4回-chapman利き手テスト
第41回 新版・利き手調査第5回 マクマナスの利き手テスト
第46回 利き手テストと意識の一致度は?
第49回 新版・利き目は右左どちらですか?
第51回 新版・利き足は右左どちらですか―利き足テスト

その他のアンケートを見る ↓
 <左利きプチ・アンケート>目次
________________________________________

※アンケートを訂正しました。
先のアンケートには、エディンバラ利き手調査の項目に
(4 はさみ)が抜けていました。
改めて、修正版をアップしました。

先にご協力いただきました方々には、謹んでお詫び申し上げます。
どうもすみませんでした。
修正版での再投票をお願いいたします。
 ―レフティやすお(10月30日14時14分)

*このアンケートは、10月29日発行のメルマガ
「左利きで生きるには 週刊ヒッキイ」第五号で、先行紹介、
および投票受付が実施されました。
が、調査項目の記述に不備があり、
30日午後、訂正の上、再投票をお願いしています。
*「初出」版は下に掲載しています。↓

==================================================================
投票結果
実施期間2005.10.30-11.26(総数:13)
------------------------------------------------------------------
1 90以上~100 2
2 80以上 2
3 50以上 0
4 0以上 1
5 0 0
6 0以下 1
7 -40以下 1
8 -80以下 3
9 -90以下~-100 3

==================================================================

1 1 90以上~100 7
2 2 80以上 12
3 3 50以上 2
4 4 0以上 4
5 5 0 3
6 6 0以下 5
7 7 -40以下 6
8 8 -80以下 5
9 9 -90以下~-100 5

==================================================================
<左利きプチ・アンケート>第22回 エディンバラ利き手調査(訂正版)
http://personal-dictionary.com/enq/view/view.asp?EID=37060

1 90以上~100 164
2 80以上 125
3 50以上 201
4 0以上 163
5 0 168
6 0以下 160
7 -40以下 182
8 -80以下 130
9 -90以下~-100 140

16:14 2012/06/21 (2016.9.11)

*参照:
・『レフティやすおのお茶でっせ』2005.10.11
「ののちゃんのDo科学」なぜ右利きが多いの?

「新生活」版

asahi.com「ののちゃんのDo科学」なぜ右利きが多いの?

------------------------------------------------------------------

↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

2022.4.7(追記)

結果について見ておきましょう。

今回は、ご意見がありませんでしたので、コメントの紹介はありません。

2012年6月の最終結果をみますと、
両端の、強い利き手の偏りのある人が少なく、どちらかといいますと、
中間的な人が多いようです。

私が思うところでは、
こういうテストを受けてみよう、という気持ちになるのは、
利き手の傾向がはっきりしている人よりも、
どちらかよくわからない人に多いのではないか、ということです。

その結果、中間的な人が多くなっているのでないか、
という疑いですね。

今後、他の調査結果も追々紹介しますので、
そういう傾向が強く出てくるのかどうか、検討してみてください。

 ・・・

次回、この利き手調査の新版を紹介します。

「第35回 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査」

素晴らしいことに、
調べてみますと、この<プチアンケート>はまだ稼働しているようです。

まだ確認していませんが、
稼働するなら改めて受付できるように、
投票URLを公表、投票の場を設置しよう、と思います。

以前に投票済みの方もいらっしゃるでしょうけれど、
新たに読者になられた方もいらっしゃるでしょうから、
累計になりますが、少しは変化も見られるかもしれません。

現在こういう場がないようですので、おもしろいかもしれません。

昔、「ミクシィmixi」の左利きコミュニティで
私の「利き手調査」アンケートが紹介され、
大量のメンバーが参加されたことがありました。

今は稼働している投票の場がないので、投票はありませんが、
場があればまた変わるのかなと思ったりしています。

------------------------------------------------------------------
<左利きプチ・アンケート>
●利き手調査テスト関連アンケート
------------------------------------------------------------------

第14回 貴方の利き目は右左どちらですか
第20回 利き手調査1回目―側性係数を調べてみよう
第22回 エディンバラ利き手調査
第23回 利き手調査3回目―H.N.きき手テスト
第24回 利き手調査第4回chapman利き手テスト
第28回 利き足を調べてみよう・チャップマン利き足テスト

(自己申告による利き手別の投票アンケート)
第33回 新版・利き手調査第1回―利き手テスト側性係数を調べる
第35回 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査
第37回 新版・利き手調査第3回―H.N.きき手テスト
第39回 新版・利き手調査第4回-chapman利き手テスト
第41回 新版・利き手調査第5回 マクマナスの利き手テスト
第46回 利き手テストと意識の一致度は?
第49回 新版・利き目は右左どちらですか?
第51回 新版・利き足は右左どちらですか―利き足テスト

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 「★600号までの道のり」は、お休みです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

本誌では、「ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [12] <左利きプチ・アンケート> 全公開(12)「利き手調査」その2 第22回 エディンバラ利き手調査(訂正版)」と題して、今回も全紹介です。

利き手調査(利き手テスト)の第二弾、エディンバラ利き手調査のアンケートです。

今回のものは、asahi.com の<be on Sunday>「ののちゃんのDo科学」で掲載されました「なぜ右利きが多いの?」という記事から流用しました。

八田武志『左ききの神経心理学』(医歯薬出版 1996/11/1)

などで紹介されている利き手調査のみの10項目のものとは異なり、利き足や利き目についての項目を含めた12項目の調査です。

220412hidarikiki-edinburgh

220412hidarikiki-no-sinkeisinrigaku

(画像:八田武志『左ききの神経心理学』の本と、そこに紹介されているエディンバラ利き手テスト) 

利き手と利き足・利き目は連動している人が多く、60~70%程度の相関関係にあるといいます。
そういう意味では、身体全体の「利き側」を調査する部分があり、そういう意味ではこちらの方が少し興味深いかもしれません。

今では、利き手だけのバージョンも必要かもしれない、という気持ちになっています。

 ・・・

弊誌の内容に興味をお持ちになられた方は、ぜひ、ご購読のうえ、お楽しみいただけると幸いです。

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』

 

『レフティやすおのお茶でっせ』〈左利きメルマガ〉カテゴリ

 

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2022.03.19

『左組通信』復活計画[11]<左利きプチ・アンケート>(11)利き手調査(1-2)第33回 新版・再版-週刊ヒッキイ第615号

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第614号 別冊編集後記

第615号(No.615) 2022/3/19
「ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [11]
<左利きプチ・アンケート> 全公開(11)
「利き手調査」その1-2(新版・再版)
第33回 新版・利き手調査第1回―利き手テスト側性係数を調べる
再版第33回 新版・利き手調査第1回―利き手テスト側性係数を調べる」

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◆◇◆◇◆ 左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii ◆◇◆◇◆◇
【左利きを考えるレフティやすおの左組通信】メールマガジン

  右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして
  左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第615号(No.615) 2022/3/19
「ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [11]
<左利きプチ・アンケート> 全公開(11)
「利き手調査」その1-2(新版・再版)
第33回 新版・利き手調査第1回―利き手テスト側性係数を調べる
再版第33回 新版・利き手調査第1回―利き手テスト側性係数を調べる」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 前回に続き、<利き手調査アンケート>編の2回目です。
 今回は、前回の
 「第20回 利き手調査1回目―側性係数を調べてみよう」
 の「新版・再版」を紹介しましょう。

 「第20回」当時は、創刊後まもなく、購読者数も限られており、
 アンケート結果もたいした投票を得られず、
 アンケートとして成立していないようなものでした。

 その後読者数も三桁となり、
 少しは意味のある結果が得られるようになったのを機に、
 投票の方法を「自己申告の利き手別」に変えた「新版」を、
 さらにその「再版」を実施しました。

 ここではその両方の結果を紹介します。

◆利き手調査アンケートについてのバックナンバー――

第607号(No.607) 2021/11/20
「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その18)
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [9]
 <左利きプチ・アンケート> 全公開(9)
利き手調査アンケート編について」

2021.11.20
『左組通信』復活計画[9]<左利きプチ・アンケート>全公開(9)
利き手調査-週刊ヒッキイ第607号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2021/11/post-704e5d.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/3b856686f18f324f7a5b3603d4f92249

第613号(No.613) 2022/2/19
「ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [10]
<左利きプチ・アンケート> 全公開(10)「利き手調査」その1
 第20回 利き手調査1回目―側性係数を調べてみよう 」

2022.2.19
『左組通信』復活計画[10]<左利きプチ・アンケート>(10)
利き手調査(1)第20回-週刊ヒッキイ第613号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2022/02/post-86d257.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/9481895bb9dfd4e2a3c430b0a7db8e3b

┏ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┓
2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その20)
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [11]
  <左利きプチ・アンケート> 全公開(11)
  「利き手調査」アンケート編・その1-2(新版・再版)
 ・第33回 新版・利き手調査第1回―利き手テスト側性係数を調べる
 ・再版第33回
    新版・利き手調査第1回―利き手テスト側性係数を調べる
┗ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┛      

 ●「利き手調査」アンケート編・その1-2

 第20回 05.9.4-10.2
利き手調査1回目―側性係数を調べてみよう

は、出版当時、一般向けに書かれた本で、
廉価で手軽に手に入る、左利き・利き手に関する科学解説書だった

前原勝矢『右利き・左利きの科学』講談社/ブルーバックス 1989/6/1

220219migikikihidarikikinokagaku

に、利き手とは何か、どのように判定するのか、
を科学的に調べる方法として、紹介されていたものです。

このときは、
それぞれの調査票の結果の数値別に投票するようにしていました。
投票者の利き手の傾向が見えるアンケートでした。

今回の、新版・再版では、それらの数値を
投票者各自の自己申告の利き手別に投票をお願いしました。

実際の意識と調査の現実との「差」を確認したい、というものでした。

 

 ●再版(第33回)
  新版・利き手調査第1回―利き手テスト側性係数を調べる

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
左利きを考える レフティやすおの左組通信
 Lefty Yasuo's HIDARIGUMI Announcement
 
  <左利きプチ・アンケート>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
------------------------------------------------------------------
再版・第33回 (初出)09.8.23
元版・第33回 (初出)2006.10.27(最終)09.8.20
------------------------------------------------------------------
<左利きプチ・アンケート>
再版(第33回)
新版・利き手調査第1回―利き手テスト側性係数を調べる
------------------------------------------------------------------

Enq33-sin

一口に「左利き」と言っても、
実はどう定義するかは非常にむずかしいものだそうです。
辞書を引いてみますとだいたい、右手より左手が得意なこと、
またその人を指すといった解釈が出ています。

では、具体的にどんなことができれば得意と言えるのでしょうか。

また、科学者はどういう人を左利きと定義しているのでしょうか。

一般に、利き手を研究している科学者は、
利き手テストという質問紙による利き手の判定を行っています。

この利き手テストによる、利き手・利き側調査というものは、
研究者の考え方により、
どういう動作がより正確にその人の利き手・利き側を表すのか
という判断が微妙に異なり、調査項目に違いが出てきます。

当然、その判定結果にも、微妙な差が生まれます。

そこで、いくつかのテストを重ねることで、
ご自分の利き手・利き側がより正確に判定できるものと考えます。

<左利きプチ・アンケート>では、
五種類の利き手テストを紹介しており、その第一弾で、
「第20回 利き手調査1回目―側性係数を調べてみよう」
の利き手別投票による新版です。

 ・・・

前原勝矢著『右利き・左利きの科学』で紹介されている、
側性係数(LQ)を調べて、あなたの利き手を確認してみましょう。

この本によりますと、利き手は、右または左と二分されるものではなく、
右に近い両手利き、左に近い両手利きというように、
右手利きと左手利きは連続しているものであり、
「便宜上側性係数(LQ)マイナス30以下」を「左利き」としています。

側性係数(LQ)とは、利き手調査票にある十項目の動作において、
実際に使うのが右・左・両方のいずれであるかを答え、
それを計算式によって数値化したものをいいます。

・<利き手調査票>―いつも使う手はどちらですか、
右手か左手のどちらかに○印を記入して下さい。
右手と左手をほとんど同じように使う場合には“両手”に
○印を記入して下さい。

1 文字を書く 
2 ハシをつかう 
3 絵をかく
4 ボールを投げる
5 ハサミをつかう
6 歯ブラシをつかう
7 スプーンをつかう
8 短いホーキをつかう
9 マッチをする
10 ビンのフタをひねる

・側性係数を求める式 LQ=100×(右-左)÷(右+左+両手)

(右手の項目数)から(左手の項目数)を引き、
それを(右手の項目数)と(左手の項目数)と
(両手の項目数)を足したもので割り、100をかけます。

左手が八項目で、右手が二項目あると、
(2-8)÷(2+8)×100=-6÷10×100=-60
左手が八項目で、両手が二項目なら、
(0-8)÷(8+2)×100=-8÷10×100=-80

よって、すべての動作を右でする人は、LQ=プラス100。
逆にすべてを左でする人はLQ=マイナス100、となります。

 

14~15歳男性の調査結果によると、
すべての動作を右手で行う人(典型的な右利き)がもっとも多く、
全体の49%で、逆にすべてを左手で行う人は約5%となっています。

その間に、次に多いLQ値がプラス90~81の人がいて、
以下漸減して反対極に
(典型的な左手利きに当たる)若干の盛り上がりがある、
という構図です。

では、あなたの側性係数はいくらでしょうか。
以下の中で当てはまる番号に投票してください。

 

*投票者の利き手別で選択肢を用意しています。
ご自身でご自分の利き手を右もしくは左と、
どちらか判断した上で投票してください。

*一言言わせて、という方は投票後に表示されます一番下の
「ご意見ボード」をご利用ください。
貴方のご意見ご感想をお聞かせください。

 *このアンケートは、09.8.23-10.24まで9週間(予定)に渡って
『左組通信』「<左利きプチ・アンケート>第33回」で実施されます。

1 (右利きの投票者)80~100
2 ( 〃 )30~79 
3 ( 〃 )29~-29
4 ( 〃 )-30~-100
5 (左利きの投票者)60~100
6 ( 〃 )59~-29
7 ( 〃 )-30~-79
8 ( 〃 )-80~-100

現在の結果を見る(ご意見ボードはこちら)

 ※ご意見ボードへの書き込みは、
 ↓のプチアンケートのURLからご覧になれます。

------------------------------------------------------------------
投票結果
実施期間2009.8.23-10.24(9週間・総数/R:L
------------------------------------------------------------------

<左利きプチ・アンケート>再版第33回 新版・利き手調査第1回―
利き手テスト側性係数を調べる
http://personal-dictionary.com/enq/view/view.asp?EID=57769

1 (右利きの投票者)80~100 124
2 (   〃   )30~79  149
3 (   〃   )29~-29 115
4 (   〃   )-30~-100 137
5 (左利きの投票者)60~100 116
6 (   〃   )59~-29 113
7 (   〃   )-30~-79 128
8 (   〃   )-80~-100 102

==================================================================

 

------------------------------------------------------------------
【元版】
<左利きプチ・アンケート>第33回
新版・利き手調査第1回―利き手テスト側性係数を調べる
------------------------------------------------------------------

Enq33-moto

利き手・利き側調査というものは、研究者の考え方により、
どういう動作がより正確に利き手・利き側を表すかの判断が
微妙に異なり、調査項目に違いが出てきます。
当然、その判定結果にも、微妙な差が生まれます。

そこで、いくつかのテストを重ねることで、
ご自分の利き手・利き側がより正確に判定できるものと考えます。
今回から四つの利き手・利き側調査、
利き手テストの新版アンケートを順次実施します。

 ・・・

「第20回利き手調査1回目―側性係数を調べてみよう」の新版です。

今回は、それぞれ「自己申告の利き手別」に投票をお願いします。
前回は、利き手に関わらず、
それぞれの数値別に投票していただきました。この点が異なります。

自己申告の利き手・利き側との間の相違を調べて見たい、と思います。
ご自分では「右/左利き」と考えていても、
実際の数値は異なったものとなるかもしれません。
その点を確認してみましょう。

*(以下、【再版】との重複箇所を省略)

------------------------------------------------------------------
投票結果
実施期間2006.9.24-10.27(5週間・総数125/R68:L57
------------------------------------------------------------------

1(右利きの投票者)80~100 18
2(   〃  )30~79  18
3(   〃  )29~-29 14
4(   〃  )-30~-100 18
5(左利きの投票者)60~100 14
6(   〃  )59~-29 10
7(   〃  )-30~-79 16
8(   〃  )-80~-100 17

 

*【再版】実施直前までの投票結果(2009年8月20日現在)

1(右利きの投票者)80~100 112
2(   〃  )30~79  108
3(   〃  )29~-29 103
4(   〃  )-30~-100 105
5(左利きの投票者) 60~100  91
6(   〃  )59~-29 85
7(   〃  )-30~-79 107
8(   〃  )-80~-100 104

 

------------------------------------------------------------------
『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』
第193号(No.193) 2009/8/22
「<左利きプチ・アンケート>【再版】第33回」
------------------------------------------------------------------
◇c(^0^)y レフティやすおの ( ..)φメモ◇ 
 「第33回 新版・利き手調査第1回―利き手テスト側性係数を調べる」
 現在の結果を見て―
------------------------------------------------------------------

「第33回 06.9.24 新版・利き手調査第1回―
利き手テスト側性係数を調べる」
のアンケートの8/20現在の結果は、上記の通りです。

総投票数は、815名。
内訳は、右利きの投票者が428名、左利きの投票者が387名。

全般に右利きの人の方が票数が多く、
これはひとえに、未知への興味というのでしょうか、
自分の利き手を確認しておきたい、という
学問的な研究に則った、
自分の利き手というものを知らないからこそ知りたい、
知っておかなければ―、という気持ちの表れか、と私には思われます。

 

自己申告が右利きの人では、全体に大きな差はありません。

これは、自己申告が「右利き」という人の中には、
小さい頃に「右手を使うように」という指導を受けて、
何かにつけて右手を使うことの多くなった人が、
多く含まれているのかもしれません。

自己申告が左利きの人では、当然のことですが、
左利き傾向を示す人が多くなっています。

 

実際にこの利き手テストを試みようとする人たちのなかには、
自分で自分の明確な利き手がわからない、
という人もかなりの数含まれているようです。

その結果、実際の利き手の偏りの分布とは
異なった結果が現れているように思われます。

 

もっと多くの方に参加していただければ、
また違った結果が出て来るのだろうと思います。

【再版】のほうでは、もっと多くの方の参加を期待しています。
よろしくお願い致します!

------------------------------------------------------------------

* [【新版】受付停止時点での結果(11:28 2010/05/01)]

<左利きプチ・アンケート>第33回新版・利き手調査第1回―
利き手テスト側性係数を調べる
http://personal-dictionary.com/enq/view/view.asp?EID=48498

1 (右利きの投票者)80~100   133
2 (   〃   )30~79    128
3 (   〃   )29~-29   119
4 (   〃   )-30~-100 121
5 (左利きの投票者)60~100   107
6 (   〃   )59~-29   104
7 (   〃   )-30~-79  123
8 (   〃   )-80~-100 119

------------------------------------------------------------------

↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

2022.3.17(追記)

今ではどうのような理由から再版を出したのか、記憶が消えています。
調べ直す時間的余裕がなく、またいつか確認を取りたいと思います。

最終的な結果を見て、
<自己申告「右利き」>のかたの投票が予想より多く、
驚いた記憶があります。

また実際の各数値が、
どの項目でも意外に変化が出ていないのも驚きでした。

全般的にみますと、
<自己申告「右利き」>では(+)数値の高い方が多く、
<自己申告「左利き」>では(-)数値の高い方が多く、
そういう意味では、間違いはないといえます。

ただもっと顕著な差がある結果を予想していたので、
意外でした。

その後の複数の他の利き手テストの結果を見ていきますと、
また改めて「何か」が見えてくるように思います。

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<左利きプチ・アンケート>
●利き手調査テスト関連アンケート
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第14回 貴方の利き目は右左どちらですか
第20回 利き手調査1回目―側性係数を調べてみよう
第22回 エディンバラ利き手調査
第23回 利き手調査3回目―H.N.きき手テスト
第24回 利き手調査第4回chapman利き手テスト
第28回 利き足を調べてみよう・チャップマン利き足テスト

(自己申告による利き手別の投票アンケート)
第33回 新版・利き手調査第1回―利き手テスト側性係数を調べる
第35回 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査
第37回 新版・利き手調査第3回―H.N.きき手テスト
第39回 新版・利き手調査第4回-chapman利き手テスト
第41回 新版・利き手調査第5回 マクマナスの利き手テスト
第46回 利き手テストと意識の一致度は?
第49回 新版・利き目は右左どちらですか?
第51回 新版・利き足は右左どちらですか―利き足テスト

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 「★600号までの道のり」は、お休みいたします。
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本誌では、「ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [11] <左利きプチ・アンケート> 全公開(11)「利き手調査」その1-2(新版・再版)」と題して、今回も全紹介です。

前回紹介しました「第20回 利き手調査1回目―側性係数を調べてみよう」の投票の方法を「自己申告の利き手別」に変えた「新版・再版」を紹介しています。

1989年出版当時、左利きおよび利き手についての科学を一般向けに解説した廉価な新書本前原勝矢『右利き・左利きの科学』(講談社/ブルーバックス 1989/6/1)に紹介されていたものを取り上げています。

近年こういう手の本に適当なものがなく、左利きの知識の多くがネットの情報に負うところとなっています。
よく言われますように、ネットの情報は玉石混淆のものが多く、自分の主張に合うもののみを取り上げていたり、自己の経験に基づく偏ったものであったり、といった科学的とはいえないものも含まれています。

220219hidarikikikikite

4月に、日本の利き手研究の第一人者といわれる神経心理学専攻の大学教授・八田武志さんの2008年に出版されました一般向けの科学的研究書『左対右 きき手大研究』の文庫版が出版されます。
新たな話題も追加されるそうなので、現時点で最新の科学解説書になりそうで、期待しています。

『左対右 きき手大研究(仮題)』八田 武志 DOJIN文庫 2022/4/22

*参照:
『レフティやすおのお茶でっせ』2022.2.22
利き手と左利きの科学的研究書・八田武志『左対右 きき手大研究』増補版?文庫化4月22日発売

「新生活」版

 ・・・

弊誌の内容に興味をお持ちになられた方は、ぜひ、ご購読のうえ、お楽しみいただけると幸いです。

*本誌のお申し込み等は、下↓から
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2022.02.19

『左組通信』復活計画[10]<左利きプチ・アンケート>(10)利き手調査(1)第20回-週刊ヒッキイ第613号

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第613号 別冊編集後記

第613号(No.613) 2022/2/19
「ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [10]
<左利きプチ・アンケート> 全公開(10)「利き手調査」その1
 第20回 利き手調査1回目―側性係数を調べてみよう 」

 

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◇◆◇◆◇◆ 左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii ◆◇◆◇◆◇
【左利きを考えるレフティやすおの左組通信】メールマガジン

  右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして
  左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
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第613号(No.613) 2022/2/19
「ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [10]
<左利きプチ・アンケート> 全公開(10)「利き手調査」その1
 第20回 利き手調査1回目―側性係数を調べてみよう 」
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 昨年11月以来、お待たせの

 「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その18)
  ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画」
 の
 「<左利きプチ・アンケート> 全公開 利き手調査アンケート編」
 です。

第607号(No.607) 2021/11/20
「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その18)
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [9]
 <左利きプチ・アンケート> 全公開(9)
利き手調査アンケート編について」

2021.11.20
『左組通信』復活計画[9]<左利きプチ・アンケート>全公開(9)
利き手調査-週刊ヒッキイ第607号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2021/11/post-704e5d.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/3b856686f18f324f7a5b3603d4f92249

 これは、
 2004年年頭から2009年年末まで更新し続けたホームページ
 『レフティやすおの左組通信』復活計画として、
 メイン・コンテンツを順に全面的に
 このメルマガで再生・復活させる、というもので、
 メイン・コンテンツの最大のものといってよいでしょう、
 <左利きプチ・アンケート>を順に再掲してきました。

 今回からは、その中でも一番の人気を博したと言っても過言ではない
 「利き手調査」アンケートのあれこれを再掲していく予定です。

┏ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┓
2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その19)
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [10]
  <左利きプチ・アンケート> 全公開(10)
  「利き手調査」アンケート編・その1
  第20回 05.9.4-10.2
  利き手調査1回目―側性係数を調べてみよう
┗ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┛      

 ●はじめに

前回、「利き手調査」、「利き手テスト」とは何か?
について説明しました。

改めて説明しておきますと――
(八田武志『左ききの神経心理学』による)

人間の左右の大脳の機能差(ラテラリティ)を研究するとき、

 《研究対象である人間のきき手が重要な要因として関係し、
  その判定は標準化された検査で実施すべきである》(p.v)

といい、

 《「きき手はこれこれの方法で決めました」》

という手続きが必要で、その結果生まれたのが「利き手テスト」です。

複数の片手作業をそれぞれどちらの手で行うかを問う質問紙を作成して、
その回答に基づいて利き手を判定するもので、
「エディンバラ利き手テスト」と呼ばれるものが、代表的なものでした。

「エディンバラ利き手テスト」の他に、
『左ききの神経心理学』で紹介されているものとして、「アネット尺度」、
「H.N.利き手テスト」、「ポラック・コレンきき手テスト」、
当時最新のものとして「チャップマンきき手テスト」がありました。

*参照:八田武志『左ききの神経心理学』医歯薬出版 1996/11/1

 

 ●「利き手調査」アンケート編・その1

 第20回 05.9.4-10.2
利き手調査1回目―側性係数を調べてみよう

出版当時、一般向けに書かれた本で、
廉価で手軽に手に入る、左利き・利き手に関する科学解説書だった

前原勝矢『右利き・左利きの科学』講談社/ブルーバックス 1989/6/1

に紹介されていたもの。

利き手とは何か、どのように判定するのか、
を科学的に調べる方法として、紹介されていたものです。

220219kikite

(画像:前原勝矢『右利き・左利きの科学』から「利き手調査」についてのページ) 

 

 ●第20回 利き手調査1回目―側性係数を調べてみよう

Enq20

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左利きを考える レフティやすおの左組通信
 Lefty Yasuo's HIDARIGUMI Announcement
 
  <左利きプチ・アンケート>
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(初出)2005.10.2(最終)2007.6.21
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 アンケート実施期間(2005.9.4-10.1)
 [2007/09/21 コメント受付停止]

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<左利きプチ・アンケート>
第20回 利き手調査1回目―側性係数を調べてみよう
------------------------------------------------------------------

一口に「左利き」と言っても、
実はどう定義するかは非常にむずかしいものだそうです。
辞書を引いてみるとだいたい、右手より左手が得意なこと、
またその人を指すといった解釈が出ています。

では、具体的にどんなことができれば得意と言えるのでしょうか。
また、科学者はどういう人を左利きと定義しているのでしょうか。

前原勝矢著『右利き・左利きの科学』
(講談社ブルーバックス 1989年刊)で紹介されている
側性係数(LQ)を調べて、あなたの利き手を確認してみましょう。

この本によりますと、
利き手は右または左と二分されるものではなく、
右に近い両手利き、左に近い両手利きというように、
右手利きと左手利きは連続しているものであり、
「便宜上側性係数(LQ)マイナス30以下」を「左利き」としています。

側性係数(LQ)とは、
利き手調査票にある十項目の動作において、
実際に使うのが右・左・両方のいずれであるかを答え、
それを計算式によって数値化したものをいいます。

 

・<利き手調査票>―
いつも使う手はどちらですか、
右手か左手のどちらかに○印を記入して下さい。
右手と左手をほとんど同じように使う場合には
“両手”に○印を記入して下さい。

1 文字を書く 
2 ハシをつかう 
3 絵をかく
4 ボールを投げる
5 ハサミをつかう
6 歯ブラシをつかう
7 スプーンをつかう
8 短いホーキをつかう
9 マッチをする
10 ビンのフタをひねる

 

・側性係数を求める式
 LQ=100×(右-左)÷(右+左+両手)

よって、
すべての動作を右でする人は、LQ=プラス100。
逆にすべてを左でする人はLQ=マイナス100、となります。

14~15歳男性の調査結果によると、
すべての動作を右手で行う人(典型的な右利き)がもっとも多く、
全体の49%で、
逆にすべてを左手で行う人は約5%となっています。

その間に、次に多いLQ値がプラス90~81の人がいて、
以下漸減して反対極に(典型的な左手利きに当たる)
若干の盛り上がりがあるという構図です。

では、あなたの側性係数はいくらでしょうか。
以下の中で当てはまる番号に投票してください。

*今回は利き手調査のため、利き手別投票ではありません。
(手の不自由な方は、それぞれの判断で考慮の上、
投票に参加不参加を決定してください。)

*一言言わせて、という方は投票後に表示されます
一番下の「ご意見ボード」をご利用ください。
もっと言わせて、という方は掲示板もご利用ください。
貴方のご意見ご感想をお聞かせください

1 90以上~100
2 70以上
3 50以上
4 0以上
5 0
6 0以下
7 -30以下
8 -70以下
9 -90以下~-100

 

*このアンケートは、
(2005.9.4-10.1)まで(4週間)に渡って実施されました。
現在、新規投票の受付も行っています。ぜひ投票にご参加ください。
順次、経過報告を追加してゆきます。

------------------------------------------------------------------
投票結果(初出締切時)
実施期間2005.9.4-10.1(総数:15)
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1  90以上~100 2
2  70以上 1
3  50以上 0
4  0以上 2
5  0 0
6  0以下 1
7  -30以下 3
8  -70以下 1
9  -90以下~-100 5

ご意見ボードへの書き込みに対するコメント(4件)

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↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

2022.2.17(追記)

当時のコメントから――
(「ly」:私レフティやすおのコメント)

・人にはそれぞれ(自分の意志で)変えた部分と
(他人によって)変えさせられた部分があるわけですが、
それもふくめて、自分の可能性もしくは本質というものが
はっきりと出て来るのではないかと思います。ly11:50 2005/09/05

・(《右利きに近い両手使い》という人に向けて)
これはかなり微妙ですね。
ある研究者によれば、世の中の人は(典型的な)右利きと
非右利きに分かれるともいいます。
その非右利きといわれる人の中に、左利きも含まれるというわけです。
ヒトは右利きになる因子を持っているとする<右利き因子説>によると、
右利きになる因子を持っている人は右利きに、
右利き因子を持たない人は偶然によってどちらにもなる、
と考えられていますが…。
ただ、調査項目の妥当性というものも考慮すべきではないか
とも思います。
その辺もこれからいくつかの調査票を紹介することで実証してゆければ
と思います。
もうひとつ、本人が意識していないところの
自分の潜在的な利き手・利き側というものが、
これによって顕在化する可能性もあると思います。
各人の側性係数を知ることによって、
自分の中にある右手(あるいは左手)使いの可能性
というものもご理解いただけるでしょう。
右手(あるいは左手)使いに比較的簡単になじむ人もいれば、
そうでない人もいるということが実感してもらえるのではないでしょうか。
ly11:44 2005/09/05

 

――幼少期に右使いに(「矯正」)されたが、のちに自分で左に戻し、
「両利き」に近いけれど、メインは左手という人や、
意外に「両手を使う」の項目があり驚く、という人もいました。

頭で考えていた「自分の利き手」との認識のギャップに気付く人もあり、
こういう利き手テストの持つ意義のようなものを感じました。

当時のコメントにも書きましたが、
利き手についての右利き因子説によりますと、
「強度の右利き/典型的な右利き」の人は、せいぜい半数程度で、
それ以外の人は、両手がある程度使える人や
右手も左手もどっちもどっちの人であったり、
左手が得意な人だったりする、というのです。

私の仮説は、
大脳の偏りと、それより下部の神経系の偏りとの複合の結果が、
その人の利き手になっているのではないか、というものです。

(a)大脳が「右利き」で、下部の神経系も「右利き」なら
「強度の右利き・典型的な右利き」
「右」+「右」=「(強)右」

(b)大脳が右利きで、下部の神経系が左利きなら、
あるいは、
大脳が左利きで、下部の神経系が右利きなら(すなわち混合利きの場合)
「弱い右利き」もしくは「弱い左利き」で、ある程度どちらも使える
「右」+「左」、「左」+「右」=「右>左」、「左>右」、「左=右」

(c)大脳が「左利き」で、下部の神経系も「左利き」なら、
「強度の左利き・典型的な左利き」
「左」+「左」=「(強)左」

本当のところはわかりませんけれど。

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<左利きプチ・アンケート>
●利き手調査テスト関連アンケート
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第14回 貴方の利き目は右左どちらですか
第20回 利き手調査1回目―側性係数を調べてみよう
第22回 エディンバラ利き手調査
第23回 利き手調査3回目―H.N.きき手テスト
第24回 利き手調査第4回chapman利き手テスト
第28回 利き足を調べてみよう・チャップマン利き足テスト

(自己申告による利き手別の投票アンケート)
第33回 新版・利き手調査第1回―利き手テスト側性係数を調べる
第35回 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査
第37回 新版・利き手調査第3回―H.N.きき手テスト
第39回 新版・利き手調査第4回-chapman利き手テスト
第41回 新版・利き手調査第5回 マクマナスの利き手テスト
第46回 利き手テストと意識の一致度は?
第49回 新版・利き目は右左どちらですか?
第51回 新版・利き足は右左どちらですか―利き足テスト

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 「★600号までの道のり」(11)第221号 ~ 第240号

第221号(No.221) 2010/7/24「<左利きプチ・アンケート>第66回
利き手・利き足・利き目はどっち?」
 ●<左利きプチ・アンケート>● ..第四土曜日掲載
  第66回 利き手・利き足・利き目はどっち?

第222号(No.222) 2010/7/31
「最近の<左利きプチ・アンケート>紹介」
 ●<左利きプチ・アンケート>●
最近の<左利きプチ・アンケート>紹介
第五土曜日は本来お休みですが、最近実施した
<左利きプチ・アンケート>について、紹介を兼ねてふれてみます。

第223号(No.223) 2010/8/7
「<LHM>宣言!“左利き紳士・淑女録”(3)」
━<左利きムーヴメント>宣言!━ ..第一土曜日掲載
  【新企画】“左利き紳士・淑女録”(3)  
(1)実在の人物 編 ■は行-ぷ■
 【プリンセス天功・PRINCESS TENKO】ぷりんせす・てんこう
(2)架空の人物 編 ■さ行-さ■
 【佐伯郁弥】さえき・いくや
 ・新津きよみ/著「左手の記憶」の主人公。小説家。
(新津きよみ/著『左手の記憶』出版芸術社社 2005.11)

第224号(No.224) 2010/8/14
「《矯正/直す》表現に思う(5)言葉より本質?―前編―」
▲左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ▲ ..第ニ土曜日掲載
 ―その17― 《矯正/直す》表現に思う
  (5)言葉より本質? ―前編―
内容:<左利きプチアンケート>再版(第11回)「利き手(左利き)の
矯正・直す」という言葉をどう思いますか のコメントに、
   言葉にこだわるのではなく、その根底にあるものを見極める
   ことが大事、といった内容のものがあります。
   言わんとすることは理解できますが、まずは言葉・表現から
   入る、という道もあります。本質を見極める前に、先に改め
   るべきことがあるのではないでしょうか。

第225号(No.225) 2010/8/21
「名作の中の左利き(番外編)「はさみ」岩井礼子」
≪左利き学入門≫ ■名作の中の左利き■ ..第三土曜日掲載
  ―番外編― 「はさみ」岩井礼子
『最高の贈り物―'98年版ベスト・エッセイ集』
日本エッセイストクラブ/編 文藝春秋(1998.7)・文春文庫版(2001.8)

第226号(No.226) 2010/8/28「<左利きプチ・アンケート>
最近の<左利きプチ・アンケート>の結果から感じたこと(前)」
 ●<左利きプチ・アンケート>● ..第四土曜日掲載
  最近の<左利きプチ・アンケート>の結果から感じたこと(前編)
5/1~ 再版第35回 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査
5/22~ 第65回 洗剤雑巾右手左手どっちがどっち?

第227号(No.227) 2010/9/4
「<LHM>宣言!“左利き紳士・淑女録”(4)」
━<左利きムーヴメント>宣言!━ ..第一土曜日掲載
  【新企画】“左利き紳士・淑女録”(4)
(2)架空の人物 編 ■さ行-さ■【雑賀小太郎】さいか・こたろう
 ・和田竜/著『小太郎の左腕』小学館(2009/10/28)の主人公。
 ■は行-ふ■【藤田三十郎】ふじた・さんじゅうろう
 ・和田竜/著『小太郎の左腕』小学館(2009/10/28)の登場人物

第228号(No.228) 2010/9/11
「《矯正/直す》表現に思う(5)言葉より本質?―後編―」
▲左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ▲ ..第ニ土曜日掲載
 ―その17― 《矯正/直す》表現に思う
  (5)言葉より本質? ―後編―
内容:前回は、「矯正」という単語に過剰な反応を持たず、根底
   に何があるのかを理解する事が大事だ、という意見に対し、
   危険だと書きました。その辺を考えてみましょう。

第229号(No.229) 2010/9/18「名作の中の左利き(9)ポー~左利きの母親」
≪左利き学入門≫ ■名作の中の左利き■ ..第三土曜日掲載
  ―その9― ポー「悪魔に首を賭けるな」~左利きの母親
自分の生きた時代の影響から免れる作家はいません。
その記述の中には、当時の人々の心情や考えの一端が示されています。

第230号(No.230) 2010/9/25
「最近の<左利きプチ・アンケート>の結果から感じたこと(後編)」
 ●<左利きプチ・アンケート>● ..第四土曜日掲載
  最近の<左利きプチ・アンケート>の結果から感じたこと(後編)
6/26~ 再版 第3回 左利きの子に右手使いを試みるか否か と、
7/24~ 第66回 利き手・利き足・利き目はどっち? 

第231号(No.231) 2010/10/2「創刊6年目に当たって」
 『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』創刊6年目に当たって

第232号(No.232) 2010/10/9
「《矯正/直す》表現に思う(6)親御さんへ」
▲左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ▲ ..第ニ土曜日掲載
 ―その17― 《矯正/直す》表現に思う
  (6)左利きの子を持つ親御さんへお願い

第233号(No.233) 2010/10/16
「名作の中の左利き(10)「左ぎっちょクラブ」ギュンター・グラス」
≪左利き学入門≫ ■名作の中の左利き■ ..第三土曜日掲載
  ―その10― 「左ぎっちょクラブ」ギュンター・グラス
ギュンター・グラスの短編小説「左ぎっちょクラブ」
(『僕の緑の芝生』飯吉光夫訳 小沢書店 1993.10.20)

第234号(No.234) 2010/10/23
「<左利きプチ・アンケート>第67回50年後21世紀後半はどんな社会?」
 ●<左利きプチ・アンケート>● ..第四土曜日掲載
第67回 50年後21世紀後半はどんな社会?

第235号(No.235) 2010/10/30
「<LYグランプリ>2011候補・2010年左利きの人・事・物」
 第5回<LYグランプリ>2011読者大賞候補・
  2010年左利きの人・事・物 総ざらい(part1)
   <LYグランプリ>2011候補を総点検。2010年ここまでの
   左利きの人・事・物を総ざらいしてみましょう。

第236号(No.236) 2010/11/6
「<LYグランプリ>2011候補・2010年左利きの人・事・物(2)」
 第5回<LYグランプリ>2011読者大賞候補・
  2010年左利きの人・事・物 総ざらい(part2)

第237号(No.237) 2010/11/13「左利きの教本について考える(1)
 ある幼児向け生活技術教本の不思議(前編)」
▲左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ▲ ..第ニ土曜日掲載
 ―その18― 左利きの教本について考える
  (1)ある幼児向け生活技術教本の不思議(前編)
内容:某社から出版されて、好評だという生活技術を教える図鑑。
   この本の目次にはある注意書きが示されています。
   これが一見当然? その実、非常に恐ろしい!内容で…。

第238号(No.238) 2010/11/20
「名作の中の左利き―番外編―2 夏目漱石『坊っちゃん』は左利き?」
≪左利き学入門≫ ■名作の中の左利き■ ..第三土曜日掲載
  ―番外編―2 夏目漱石『坊っちゃん』は左利き?

第239号(No.239) 2010/11/27「<左利きプチ・アンケート>
再版 第4回 貴方の好きな左利きの呼び名は何ですか?」
 ●<左利きプチ・アンケート>● ..第四土曜日掲載
再版 第4回 貴方の好きな左利きの呼び名は何ですか?
 前回の●<左利きプチ・アンケート>●
  第67回 10.10.23 50年後21世紀後半はどんな社会?

第240号(No.240) 2010/12/4「<LYグランプリ>2011候補・
2010年左利きの人・事・物(3)」
 「第5回<LYグランプリ>2011読者大賞候補・
  2010年左利きの人・事・物 総ざらい(part3)」 

――

 第一土曜は、左利き講座 <左利きムーヴメント>宣言!
  【新企画】“左利き紳士・淑女録”
 第二土曜は、<左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ>
《矯正/直す》表現に思う → 左利きの教本について考える 
 第三土曜は、≪左利き学入門≫ ■名作の中の左利き■
 第四土曜は、<左利きプチ・アンケート>
 第五土曜があるときは、臨時増刊で、バックナンバーの紹介

引き続き、この時期は欄外で、【おまけコーナー】として、
最新の左利き情報をメモ的に紹介していました。

 

*各号のタイトルを見て、「これ気になるなあ、読んでみたいなあ」
 というものがございましたら、リクエストをお願いいたします。
 再配信なり、現時点での加筆・修正を行っての配信など、
 改めてお届けすることも考えています。
 リクエストは、本誌に返信してください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

本誌では、「ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [10] <左利きプチ・アンケート> 全公開(10)「利き手調査」その1 第20回 利き手調査1回目―側性係数を調べてみよう 」と題して、今回も全紹介です。

左利きに関する情報をネット検索していますと、最近は、どうも自分に都合のいいネットの情報を拾ってきて、根拠として持論を述べる傾向が見られます。
かならずしもか科学的かどうか、どうも怪しい情報を引用しているケースが見られるということです。

一般的な左利き・利き手についての科学的な解説書、初歩的な入門書といえるもので、廉価で手に入れやすい本が今はありません。
かつては、今回紹介しましたテストの掲載された、前原勝矢さんの『右利き・左利きの科学』(講談社/ブルーバックス 1989/6/1)のような本がありました。

前原勝矢さんの一部の考え方に異論はありますが、当時も(ある意味では)今も、非常に優れた左利き・利き手(利き側)の解説書でした。
こういう本がその後出版されないというのは、非常に残念です。

八田武志さんの利き手と左利きの科学的研究書、
『左対右 きき手大研究』(化学同人(DOJIN選書 18) 2008.7.20)

は、すでに10年以上前の本ではありますが、内容的には広く読んでいただきたい本です。
一応一般向けの叢書から出された本なのですが、手に入れやすいかといわれると、ちょっと難しいところがあります。

八田武志さんも以前、どこかで書いておられましたが、10年ぐらいたちますと、左利きに関する知識を学んだ人たち(親世代など)が“卒業”し、新たな人たちが左利きについての知識を求めるようになります。
そういう意味からもこれらに変わる本がそろそろ出版されることを期待します。

昨年久しぶりに、「左利きへの応援本」として

加藤俊徳『1万人の脳を見た名医が教える すごい左利き 「選ばれた才能」を120%活かす方法』 (ダイヤモンド社 2021/9/29)

が出版されました。
こういう「左利き応援本」も貴重ですが、やはり利き手・左利きに関して科学的に解説した一般向けの解説書・入門書が欲しいものです。

*参照:『レフティやすおのお茶でっせ』2021.9.16
久しぶり?の左利き本近刊『1万人の脳を見た名医が教える すごい左利き 「選ばれた才能」を120%活かす方法』 「新生活」版

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