2020.06.06

左利き者の証言から~19 川口和久『反逆の左腕』から-週刊ヒッキイ第572号

―『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第572号 別冊編集後記

 

第572号(No.572) 2020/6/6
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その23―
左利き者の証言から~19 川口和久『反逆の左腕』から」

 

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
 ※『週刊ヒッキイ』は、
・ 2014年7月より
  月二回(第一・第三土曜日)の発行に変更しました。
・ 2019年10月より
  第一・第三土曜日の発行は、新規配信
  第二・第四土曜日の発行は、バックナンバーからの再配信
  に変更しました。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 

引き続き、再配信はしばらくお休みとします。

かわりに、
左利きライフ研究30年を記念した“何か”の一つとして、
私のツイッター

「左利きライフ研究30年☆レフティやすお」

で、「#おうち時間 は一人で #本 #読書」ということで、

以前、弊誌で「名作のなかの左利き/推理小説編」と題して、
紹介していました「左利きミステリ」について、
最近発見した作品も含めて紹介する

【#左利きミステリ入門】

を始めました。

5月16日より、毎日1ツイートしています。
一度のぞいてみてください。

●5/16

*参照:
2020.5.24
ツイッターで【左利きミステリ入門】始めました
「お茶でっせ」 「新生活」

 

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右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして
左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
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第572号(No.572) 2020/6/6
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その23―
左利き者の証言から~19 川口和久『反逆の左腕』から」
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 過去の左利きの人たちの言葉を紹介しながら、
 先輩の証言から学ぼう、というテーマの
 19回目です。

 前々回、前回の延長戦のようになりますが、
 サウスポーの野球人のお話です。

 今回は、かつて広島カープのエースとして活躍した
 川口和久投手。

 引退後に出版された異色の野球本で、
 左利き必読ともいうべき、左利きの人の特徴や性格、
 左利きの投手の心理やらなにやらから考察した
 “サウスポー(左腕投手)論”の著書『反逆の左腕』から、
 私がとても気になった部分を紹介します。

 

『反逆の左腕  サウスポー投手、極上の一球は、
  マウンドで自分の世界にはいったときに生まれる』
 川口和久
/著 ネコ・パブリッシング 2001.8

目次
第1章 マウンドの芸術家―サウスポーは勝負だけではなく、投球の美しさを追究する
第2章 左のエースと右のエース―サウスポーは投球術ではなく、感性でバッターを制圧する
第3章 サウスポー使いの名人達―サウスポーは自分の長所を伸ばしてくれる人間には頭が上がらない
第4章 左対左・左対右の醍醐味―サウスポーは最強の敵を相手にしたとき、思いがけない力を発揮する

金田正一、江夏豊、大野豊、新浦寿夫、石井一久…
人々を魅了してきたサウスポーには、
とんでもない個性があった!これは暴論か?あるいは新理論か?
かつてない野球論、ここに誕生。

史上に残る名投手・金田、三振にこだわった・江夏、
現役では工藤、石井など、左投手には右投手にはない魅力がある。
「三振こそ投手の華」を貫いた川口和久が語る新たな投手論。

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~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その23―
  左利き者の証言から ~快適左利きライフのために~ 19
  ◆ サウスポーの《特異性》 ◆
  サウスポーによる、サウスポーのための、サウスポーの本
川口和久『反逆の左腕』から
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 ●川口和久投手について

Player_image


 ●サウスポーは世間の枠に当てはまらない存在

《サウスポーは世間の枠に当てはまらない存在です。》
《平凡を嫌うのです。》
《サウスポーとは、時として頑固で、
 時として義理人情に厚い、アウトローなのです。》

 ●平凡を嫌うことと頑固な一面
 ●未完成さの魅力

 《サウスポーのピッチングには、
  箸にも棒にもかからない部分もあります。それは、
  サウスポーはプロであっても未完成のピッチャーなのです。.../
   逆にその未完成さこそが、
  サウスポーの魅力の一つになってくるのです。
  未完成ということは、とてつもない大投手になる魅力を
  サウスポーは秘めているということです。...》

 《...僕自身が100%自分の野球を理解していたか、
  確信は持ちません。
  でも、理解できないのはサウスポーであるがためだ
  と納得している部分はあります。
  何しろ、感性で投げていたケースも多く、
  どう表現していいかわからない部分が多過ぎるのです。
  そういう部分は今でも持ち合わせています。》

 ●サウスポーの《特異性》

 《野球に関する本は数多く存在していますが、
  サウスポー側からの野球の本は一冊もないはずです。
  その内容の特異性を楽しんでいただければ幸いです。》

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本誌では、「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その23― 左利き者の証言から~19 川口和久『反逆の左腕』から」と題して、「サウスポーによる、サウスポーのための、サウスポーの本」川口和久『反逆の左腕  サウスポー投手、極上の一球は、マウンドで自分の世界にはいったときに生まれる』の序文から、川口さんのサウスポー論を紹介しています。

本誌ではあえて書かなかったことを一つ。

三振を一つ取るにしても、サウスポーの三振は芸術的です。右ピッチャーの投げられない縦のカーブ、いわゆる「ドロップ」を武器に、サウスポー特有のクロスファイヤーを駆使して三振の山を築いてゆくのです。(略)そんなスペシャルなボールを自由自在に操るサウスポーの魅力の虜にならない野球ファンは少なくないと思います。

とおっしゃるのですね。

その後に、感性で投げていた、という発言があるのですが、左利き=感覚的という解釈は間違っていない、少なくてもそういう印象は強いと思われます。

 

よく左利きの人は芸術家肌だ、と言われます。
理詰めではなく、感性で、感覚的にものごとを捉えるタイプだと。

その辺を右脳的と表現することもあるようです。

それが正しい認識かどうかはわかりませんが、私自身、物事を感覚的に捉えるという傾向はあるように感じます。

川口さんのいうところのサウスポー論もそういう性質を反映してのことではないかと思われます。

次回からは、本書からサウスポー投手の側からみた、サウスポー投手および左利きの人の《特異性》を見ていこうと思います。

お楽しみに。

 ・・・

では詳細は、本誌で。

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』

 

『レフティやすおのお茶でっせ』〈左利きメルマガ〉カテゴリ

 

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2020.05.24

ツイッターで【左利きミステリ入門】始めました

私のツイッター
左利きライフ研究30年☆レフティやすお
で、

「#おうち時間 は一人で #本 #読書」ということで、


【#左利きミステリ入門】

を始めました。

Hidarikiki-mystery-oversea-3
海外ミステリ

Hidarikiki-mystery-2
国内ミステリ

 ・・・


●5/16

自粛一部解除とはいえ

#おうち時間 は一人で #本 #読書 !

#左利きライフ研究家 らしく私の趣味を活かして
#海外ミステリ #国内ミステリ から
#左利き の登場人物たちの左利きらしい動作を描いた
#左利きの人 が活躍?する
#左利きミステリ
について紹介する【#左利きミステリ入門】を始めます。



●5/16

【#左利きミステリ入門】001
 
#左利きミステリ とは
#左利きの人 が主要登場人物である物語や
#左利き の性質をトリックに活用した推理小説等の
#ミステリ の総称をいう。


#国内ミステリ ― #東野圭吾『#どちらかが彼女を殺した』
#海外ミステリ ― #エラリー・クイーン『#シャム双子の秘密』
など



●5/16

【#左利きミステリ入門】002

個々の作品を「#左利き を扱うミステリ」と分類することで、一部ネタバレになる場合があります。

ただ、謎解きものでも、大半の作品ではメイン・トリックよりもサブ・トリックとして使われるケースが多く、
鑑賞上、一番のおいしいところでは問題ない、と考えています。



●5/16

【#左利きミステリ入門】003

#左利きミステリ
≪人物別≫分類

#左利き の登場人物を分類すれば、以下の5つのタイプが考えられます――

◆#左利きの探偵
◆#左利きの被害者
◆#左利きの犯人
◆#左利きの容疑者
◆#左利きのその他の事件関係者
例:
○依頼者
○名画の本当の画家
○謎の本の著者
等々



●5/17

【#左利きミステリ入門】004

#左利きミステリ
≪人物別≫分類 1

◆#左利きの探偵

【#国内ミステリ】
○検屍官 #ケイ・スカーペッタ
#コーンウェル『#死因』

【#国内ミステリ】
○サウスポー(左腕投手)・沢村
#水原秀策『#サウスポー・キラー』
○青年へルパー #神原淳
#愛川晶『#ヘルたん』



●5/18

【#左利きミステリ入門】004
#左利きミステリ
≪人物別≫分類 1
◆#左利きの探偵

で、間違いがありました。

(×)
【#国内ミステリ】
○検屍官 #ケイ・スカーペッタ
#コーンウェル『#死因』


【#海外ミステリ】です。
失礼しました。

(○)
【#海外ミステリ】
○検屍官 #ケイ・スカーペッタ



●5/19

【#左利きミステリ入門】005

#左利きミステリ
≪人物別≫分類 2

◆#左利きの被害者

【#海外ミステリ】
#アガサ・クリスティー「#厩舎街ミューズの殺人」
『#死人の鏡』収録

【#国内ミステリ】
#東野圭吾『#どちらかが彼女を殺した』
#齋藤栄『#春夏秋冬殺人事件』冬の部

#本
#読書
#左利き



●5/20

【#左利きミステリ入門】006

#左利きミステリ
≪人物別≫分類 3

◆#左利きの犯人

【#海外ミステリ】
#ドイル「#ボスコム谷の謎」
『#シャーロック・ホームズの冒険』収録

#ルブラン「#赤い絹の肩掛け」
『#リュパンの告白』
旧版『#世界短編傑作集2』江戸川乱歩編
収録

#本
#読書
#左利き



●5/21

【#左利きミステリ入門】007

#左利きミステリ
≪人物別≫分類 4

◆#左利きの容疑者
―左利きの犯行と推測され、容疑者とされるが……。

【#海外ミステリ】
#アガサ・クリスティー『#ゼロ時間へ』
同『#検察側の証人』戯曲

【#国内ミステリ】
#我孫子武丸『#8の殺人』

#本
#読書
#左利き



●5/22

【#左利きミステリ入門】008

#左利きミステリ
≪人物別≫分類 5

◆#左利きのその他の事件関係者

【#海外ミステリ】
○依頼人
#ドイル「#黄色い顔」
『#ホームズの回想』

○画家
#オームロッド『#左ききの名画』

【#国内ミステリ】
○作家
#恩田陸『#三月は深き紅の淵を』

#本
#読書
#左利き



●5/23

いよいよ全国的に外出自粛も解除目前!

とはいえまだまだ油断大敵!

#おうち時間 は一人で #本 #読書

#左利きライフ研究家 らしく
#左利き の登場人物たち
#左利きの人 が活躍?する
#左利きミステリ を紹介する

【#左利きミステリ入門】

[009]からは個別の作品を!

まずは #海外ミステリ から。


 ・・・

一日一ツイートでやっています。

これから23日のツイートにもありますように、次回[009]からは、それぞれ個別の作品を取り上げてゆきます。

まずは海外ミステリを。

原則として、今私の知っている範囲で、年代順にツイートしていく予定です。


「左利きミステリ」に関しましては、メルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』で、以前「名作の中の左利き」というテーマで何回か書き、その発展系として、「推理小説編」を二十数回続けたことがありました。

まあ、それらを元にその後に発見した作品を追加してゆきます。

お楽しみに。

--

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2020.05.16

2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(5)その後の30年(4)「左組通信」-週刊ヒッキイ第571号

―『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第571号 別冊編集後記

第571号(No.571) 2020/5/16
2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年
(その5)その後の30年―左利きライフ研究の30年(4)


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第571号(No.571) 2020/5/16
2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年
(その5)その後の30年―左利きライフ研究の30年(4)
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2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年
(その5)その後の30年―左利きライフ研究の30年(4)
 ホームページ「レフティやすおの左組通信」のこと
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 「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年」
 の4回目です。

 「その後の30年―左利きライフ研究の30年」の4回目です。

 前回は、ブランクの後のネットでの活動のお話でした。

 今回は、その中でも今はなきホームページの紹介を。


(1)
第564号(No.564) 2020/2/1
「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年
(その1)初めの30年」

2020.2.1
2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(1)初めの30年
-週刊ヒッキイ第564号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2020/02/post-a8b3b5.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/00be8ff2471350b61738e5f8e0efcae3

(2)
第566号(No.566) 2020/3/7
「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年
(その2)その後の30年―左利きライフ研究の30年(1)」

2020.3.7
2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(2)
その後の30年(1)左手用カメラ-週刊ヒッキイ第566号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2020/03/post-fe5897.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/88bb26fc85ae82e9284a377bbcdbeaf3

(3)
第567号(No.567) 2020/3/21
「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年
(その3)その後の30年―左利きライフ研究の30年(2)」

2020.3.21
2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(3)
その後の30年(2)世界に発信!-週刊ヒッキイ第567号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2020/03/post-e445ac.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/6dc7d2cd154612ea4bcf3545240cc45c

(4)
第569号(No.569) 2020/4/18
2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年
(その4)その後の30年―左利きライフ研究の30年(3)

2020.4.18
2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(4)
その後の30年(3)ブログ開設まで-週刊ヒッキイ第569号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2020/04/post-e8ac3c.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/1557e93e24fb33b4673a8d9453edfd15

┏ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┓
  2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年
  (その5)その後の30年―左利きライフ研究の30年(4)
   ホームページ「レフティやすおの左組通信」のこと
┗ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┛


 ●「目次」リスト

2016.11.10 15:00 で消滅しました
私の「左利き」に関するホームページのタイトル

 左利きを考える レフティやすおの左組通信
 Lefty Yasuo's HIDARIGUMI Announncement

Hidarigumi00

Hidarigumi0002

「左組HIDARIGUMI左利きのページ Lefty's Pages」
「暗亭KURAGARITEIやすおのページ Yasuo's Pages」

左利きのページのみ紹介

--
左利きを考える レフティやすおの左組通信
Lefty Yasuo's HIDARIGUMI Announncement 
目次
(初出)2004.1.7(前回)2009.9.27(最終)2009.11.29

左組HIDARIGUMI左利きのページ Lefty's Pages
--

Hidarigumi-top01-01

 ●コンテンツ・その1「左利き私論」

私の左利きに関する意見、考え方を示す文章

--
【レフティやすおの左利き私論】
● <はじめに> 現状について[左利きを考える]

● <私論1>左利き宣言
左利きのやっちゃんです 私の望み 左利き宣言

● <私論2>右手使いへの変更(左利き矯正)について
・(かつては「左利き矯正」と呼ばれた)
 右手使いを試みる行為について
・「(左利きの)矯正」を死語にしよう
・再び「(左利きの)矯正」を死語にしよう
―生きた言葉として使わないようにしよう

● <私論3>左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ
その1・左利きは自然のままで 
その2・左利きで困るのは…
その3・社会のあり方を変えてゆこう
その4・幼児期には利き手の確立を
その5・子供の良き味方、心の支えになろう
その6・左利きの子にやさしい環境を整えよう
その他・weblog『レフティやすおのお茶でっせ』関連記事

● <私論4>左手で字を書くために 
メルマガ『週刊ヒッキイ』掲載の
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ」その13,14を
転載したものです。

●new! <私論4> 左手で字を書くために(その2)実技編
メルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイ』に掲載した
≪左利き学入門≫「左手書字の研究―実技編」
を転載したものです。
--

ライブドア・ブログ
「左利きライフ研究家レフティやすおの左組通信ブログ」


2018年
「<はじめに>現状について」「<私論1>左利き宣言」の紹介と、
その14年後の解説・一言をつけ加えた記事をアップ

 ●コンテンツ・その2「左組通信」

左利きに関する身近な話題

--
【左組通信】- 左利きの話題
■ <左組通信1> 2004年2月 2004年1月 2003年12月
■ <左組通信2> 2004年4月 2004年5月
■ <左組通信3> 2004年6月 2004年7月
■ <左組通信4> 2005(平成17)年 新年のあいさつ
--

 ●コンテンツ・その3「<左利きプチ・アンケート>」

弊誌、メルマガ「左利きで生きるなら 週刊ヒッキイhikkii」
メイン・コンテンツの一つだった左利きに関するアンケート
第一回から最新回(第64回)まで

Hgenq000

--
【◆<左利きプチ・アンケート>◆】
(最新版は表紙で実施中)

※「R25」2007.12.6 No.170で
「第2回左利きで困ったこと」が
紹介されました! ↓
「ランキンレビュー/右利きが左利きより多いのはなぜ?」

(2009年より、 隔月で新アンケートを追加)

(2009.6.28より、隔月で
過去の受付停止アンケートの焼き直し版を「再版」として実施)

<主なアンケート>
<利き手調査・利き手テスト関連アンケート>
<最近のアンケート>
--

全9コンテンツのうちの3つまでの紹介

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

本誌では、「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その5)その後の30年―左利きライフ研究の30年(4)」と題して、今はなきホームページ「レフティやすおの左組通信」のコンテンツ――左利きについての私の意見・考えをまとめた「レフティやすおの左利き私論」、メルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』のメイン・コンテンツ一つだった左利きについての各種アンケートのページ「左利きプチ・アンケート」について紹介しています。

「<左利きプチ・アンケート>」各回のタイトル紹介は割愛しました。
お知りになりたい方は、本誌をご購読の上、確認してくださいね。

このアンケートに関しましては、それぞれのブログ記事からアンケート内容および現在の結果を見ることができる(はずです)。
個々のアンケートについて本誌からそれぞれのタイトルをネット検索していただければ、見つかるでしょう。

今回は、全9つのコンテンツ中の3つしか紹介できませんでした。
残りの6つ――なかでもメイン・コンテンツになっている、私の愛用左利き用品等の画像を集めた「左利きphoto gallery」、戦後左利き文化史の一面もある「レフティやすおの左利き自分史年表」などは、次回になります。

乞うご期待!

 ・・・

では詳細は、本誌で。

*本誌のお申し込み等は、下↓から
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2020.05.02

左利き者の証言(18)投打「二刀流」の先人(2)関根潤三-週刊ヒッキイ第570号

―『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第569号 別冊編集後記

第570号(No.570) 2020/5/2
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その23―
左利き者の証言から~18 投打「二刀流」の先人(2)関根潤三」


☆彡

新型コロナウイルスが、世界中で猛威をを奮っています。

日本でも緊急事態宣言が為されました。

日々、心が暗くなる毎日です。

この新型コロナウイルスへの恐怖から、
色々と不安になって、
体調を狂わせている人もいらっしゃるかもしれません。

日赤のホームページで
「心の健康を保つために」という注意が紹介されています。

http://www.jrc.or.JP/


「赤十字NEWSオンライン版」から
「社会を分断する 「不安」の感染」 にあげられていた

 「不安」から心を守る 5つの方法

を転載します。

--
落ち着きを取り戻すために、
次のような方法を試してみましょう。

[1]
まずはリラックス。
ほっとする時間を作ろう
[2]
熱中できたり
心が晴れる活動に時間をさく。
運動も効果的!
[3]
この「騒ぎ」から一歩引いて、
別の視点を持つ人と話をしてみる
[4]
「その情報は正しい?」
冷静に情報の信頼性を考えよう
[5]
食べて(健康的な食事)、
寝て(質の良い睡眠)、
自分をいたわろう

つい陥ってしまいがちな「不安」の感染に気づき、
セルフケアに努めましょう!
--


実は、私自身がそうでした。

そこで、メルマガの原稿書きに励んでいます。
というか、励もうと心掛けています。

少しは気分が落ち着いたかもしれません。


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第570号(No.570) 2020/5/2
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その23―
左利き者の証言から~18 投打「二刀流」の先人(2)関根潤三」
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 過去の左利きの人たちの言葉を紹介しながら、
 先輩の証言から学ぼう、というテーマの
 18回目です。

 が、今回は、ちょっと趣向を変えて、
 前回の延長戦のようになります。

 先日、亡くなられました、
 もう一人の左利きの「投打二刀流」の先人、
 関根潤三さんを取り上げます。

 関連書籍を当たる機会がないままに、
 ネットの情報だけで書いています。

 ご容赦ください。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その23―
  左利き者の証言から ~快適左利きライフのために~ 18
  ◆ 投打「二刀流」の先人・2 ◆
  投手として打者として、史上初オールスター選出
2リーグ分立直後の名選手・関根潤三
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 ●戦後の投打「二刀流」関根潤三
200409-sekine-junzou1963

200409-junzo_sekine_1959

◆関根潤三(せきね・じゅんぞう)
1927年3月15日 - 2020年4月9日
東京都出身、法政大卒
プロ野球選手-投手・外野手(近鉄、巨人)
プロ野球監督(大洋、ヤクルト)
プロ野球解説者

 ●二流の二刀流?

--
半世紀以上前の成績とはいえ、
規定投球回数と規定打撃を6回ずつクリア。
関根潤三はNPB史に残る選手なのだ。
--

--
投手時代は選手数が足りなかった
1950、51年に一塁を15試合守っただけ。
代打で起用されることはあったが、ずっと投手だった。
そして打者に転向した1957年に2試合だけ登板しているが、
その後は一度も投げていない。
 そういう意味では「二刀流」ではなく
「投手から野手に転向した選手」ではあった。
しかし両方で一流の成績を残した稀有な選手だった。
--

*参照:
酒の肴に野球の記録
[投打で球宴出場、軽妙洒脱な解説。
関根潤三の近鉄愛と江戸っ子ぶり。]
広尾晃
2020/04/11 09:00
https://number.bunshun.jp/articles/-/843151

関根 潤三 - 殿堂入りリスト|公益財団法人野球殿堂博物館
成績詳細
http://www.baseball-museum.or.jp/baseball_hallo/detail/result_146.html


 ●左利きの二塁手

旧制中学時代、
--
後任監督から二塁手として抜擢されたのが転機となり、
試合に出場できるように成った。
しかし左利きの二塁手が二塁のベースカバーで
併殺を完成させるのは難があったが、
それでも関根は3度成功させた記憶がある、
と『さらば、愛しきプロ野球…。』の中で語っている。
--

*参照:『ウィキペディア(Wikipedia)』
https://ja.wikipedia.org/wiki/関根潤三

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本誌では、「左利き者の証言から~18 投打「二刀流」の先人(2)関根潤三」と題して、前回に引き続き、投打二刀流選手の先人で、先日亡くなられた左利きの名手・関根潤三さんを取り上げました。

大谷翔平選手以前に、オールスターに投手として野手として、ファン投票による選出を成し遂げたという希有な選手でした。
投打同時に大活躍というのではなく、どちらかといえば、投手として活躍したのち、打者として(強肩の外野手として)大活躍したといいます。

6年ずつ規定投球回数と規定打席数を満たしたという、投打でレギュラー選手だったいいます。

私が知っているのは、主に野球解説者としてのソフトな語り口の紳士というイメージですね。

左利き(左投げ)の二塁手として活躍したというエピソードは以前何かで聞いたことがありました。
これもすごいことです。

 ・・・

では詳細は、本誌で。

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2020.04.18

2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(4)その後の30年(3)ブログ開設まで-週刊ヒッキイ第569号

―『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第569号 別冊編集後記

第569号(No.569) 2020/4/18
2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年
(その4)その後の30年―左利きライフ研究の30年(3)

 

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右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして
左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
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第569号(No.569) 2020/4/18
2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年
(その4)その後の30年―左利きライフ研究の30年(3)
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2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年
(その4)その後の30年―左利きライフ研究の30年(3)
 ブログ「レフティやすおのお茶でっせ」開設まで
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 「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年」
 の4回目です。

 「その後の30年―左利きライフ研究の30年」の3回目です。

 前回までは、紙での活動の時代のお話でした。

 今回はブランクの後の、ネットでの活動のお話です。

(1)
第564号(No.564) 2020/2/1
「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年
(その1)初めの30年」

2020.2.1
2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(1)初めの30年
-週刊ヒッキイ第564号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2020/02/post-a8b3b5.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/00be8ff2471350b61738e5f8e0efcae3

(2)
第566号(No.566) 2020/3/7
「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年
(その2)その後の30年―左利きライフ研究の30年(1)」

2020.3.7
2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(2)
その後の30年(1)左手用カメラ-週刊ヒッキイ第566号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2020/03/post-fe5897.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/88bb26fc85ae82e9284a377bbcdbeaf3

(3)
第567号(No.567) 2020/3/21
「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年
(その3)その後の30年―左利きライフ研究の30年(2)」

2020.3.21
2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(3)
その後の30年(2)世界に発信!-週刊ヒッキイ第567号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2020/03/post-e445ac.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/6dc7d2cd154612ea4bcf3545240cc45c

 

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  2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年
  (その4)その後の30年―左利きライフ研究の30年(3)
   ブログ「レフティやすおのお茶でっせ」開設まで
┗ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┛

 

 ●21世紀にパソコン生活で再開へ

2002年、友人限定ミニ・ホームページ
「レフティやすおの部屋」の〈左利き〉ページ
(目次)
1 「左組」 ――左利き活動の記録
2 ぼくの愛用左利き用品 ――愛用している左利き用品の紹介
3 左利き川柳 ――左利き生活をネタにした川柳
4 左利きの本だなぁ ――左利き本の紹介

 ●左利き本の原稿を書く

2003年
『驚き桃の木左利き』目次
はじめに
 1 左利きを考える
 2 左利きの本を出す
第1部 マイ・ヒストリー〈LL〉以前
 ――子供時代から左利き生活を振り返る
第2部 季刊誌〈LL〉
    「レフティーズ・ライフ/左利きの生活」から
 ――〈LL〉全号の記事紹介
第3部 〈LL〉以後 HP《レフティやすおの部屋》から
 1 左利き川柳
 2 左利きの生活
 3 ぼくの愛用左利き用品
 4 左利きの本だなぁ
 ――ミニ・ホームページの記事紹介
第4部 ちょっと便利なおまけ集
 ――左利き用品リスト、お仲間サイト紹介、左利き参考文献

(86ページ、92520文字)

 ●色々な左利きのサイト
 ●ブログ「レフティやすおのお茶でっせ」開設

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本誌では、「左利きライフ研究の30年(3)ブログ「レフティやすおのお茶でっせ」開設まで」と題して、21世紀になってパソコンを手にし、そこで始めることになったネットでの活動と、その裏での活動を紹介しています。

「雀百まで踊り忘れず」ということわざがありますように、私も左利き活動を忘れれることができず、またぞろネットでぼちぼちと始めることになりました。
始めは、友人向けの細々とした個人ホームページだったものに、左利きのページを追加し、徐々に記事を増やしていきました。

それでも、URLを公開することなく、何人かの友人にのみ知らせるだけでした。

昔から作家に対する憧れもあり、自分の左利き本を作ってみたいという気持ちになりました。
一般の人でも左利き本を出版されているという事実を知ったからでした。

一方で、ネットの世界において、さまざまな人が左利きサイトをやっていて、それらを読むうちに、やっぱり自分ももう少し本格的なものをつくろう、という気になりました。
そして、この本の原稿をもとに、本格的に左利きのホームページを作ることにしました。

それに先立ち、ブログを開設。
自分のホームページの紹介をしようと考えたのです。

 ・・・

では詳細は、本誌で。

 

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2020.04.04

左利き者の証言(17)投打「二刀流」の先人・川上哲治-週刊ヒッキイ第568号

―『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第568号 別冊編集後記


第568号(No.568) 2020/4/4
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その23―
左利き者の証言から~17 投打「二刀流」の先人・川上哲治」


 


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 ※『週刊ヒッキイ』は、
・ 2014年7月より
  月二回(第一・第三土曜日)の発行に変更しました。
・ 2019年10月より
  第一・第三土曜日の発行は、新規配信
  第二・第四土曜日の発行は、バックナンバーからの再配信
   に変更しました。


☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★


 


4月以降も、再配信はしばらくお休みとします。


新型コロナウイルスの影響ではない(と信じています?)ので、
ご安心ください(笑)。


左利きライフ研究30年を記念した
“何か”に時間を割きたいので、ご了承ください。


 


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左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
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第568号(No.568) 2020/4/4
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その23―
左利き者の証言から~17 投打「二刀流」の先人・川上哲治」
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 過去の左利きの人たちの言葉を紹介しながら、
 先輩の証言から学ぼう、というテーマの
 昨年12月以来の久しぶりの17回目です。


 今回は、前回同様


 ジェームス・ブリス、ジョセフ・モレラ著
 『左利きの本――右利き社会への挑戦状』
 (原著 The Left-handaers' Handbook)
草壁焔太訳(講談社 1980(昭和55).12)


 「第二部日本編/第七章 スポーツ界のスーパースターたち」


 から川上哲治さんを紹介しましょう。

Hidarikikinohon-kawakamitetuha2

 


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その23―
  左利き者の証言から ~快適左利きライフのために~ 17
  ◆ 投打「二刀流」の先人 ◆
  「赤バット」川上哲治
ジェームス・ブリス、ジョセフ・モレラ著
 『左利きの本――右利き社会への挑戦状』
 草壁焔太訳 講談社 1980(昭和55).12より
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 


 ●戦前の投打「二刀流」川上哲治


「第七章 スポーツ界のスーパースターたち」
「(2)赤バット、青バット」の項


第二部著者・草壁焔太
 


左腕が最大の栄光に輝くスポーツといえば、
  いわずとしれた野球である。/
  日本のプロ野球で、左の存在を最初に輝かせたのは、
  打撃王といわれた巨人の四番打者川上哲治だった。
  この赤バットに対し、青バットをふるって
  ホームラン狂時代を作りだした大下弘もまた左バッターで、
  この二人が日本プロ野球のその後の大ブームを
  作りだしたことは、だれも否定しないだろう。
》P.181

 


 ●「野球では左利きがいかせる」


第二部著者・草壁焔太
 


私はかつて川上氏にインダビューしたことがある。
  巨人軍から誘いが来たとき、その金額が
  当時の中学出の給料にくらべて多額であることにも驚いたが、
  「自分は左利きで、ほかの職業では有利とはいえない。
  しかし、野球では左利きがいかせると思い、将来、
  職業野球がどうなってゆくか、なんの確信もなかったが、
  入団することにした」と語っていた。
》p.182

Hidarikikinohon-kawakamitetuha

 


 ●右利きから左利きに


『ウィキペディア(Wikipedia)』「川上哲治」


 


元々は右利きであったが、
  5歳の時に砂利道で転んで右腕を負傷する。
  経過が悪く完治に半年ほどかかったことから、
  左腕を重点的に使う生活を送り、
  治る頃には左利きに矯正されていた。
  その後しばらくは左投げ右打ちだった。

 


 ●「頑固な左利き」


第二部著者・草壁焔太
 


監督となってからも、隙を見せない統帥力を発揮して
  九連覇を達成した。
  ゴルフもはじめから左打ちという強度で頑固な左利きで、
  その頑固を技術に活かし、
  管理統帥にも活かした左利きである。
》p.182

 


 ●川上さんはゴルフも左打ち


「(3)左利きプロ・ゴルファーの登場」の項


第二部著者・草壁焔太
 


ゴルフは左利きに最も陽の当たらぬスポーツといってよい。
  左利きの先覚者も少なく、
  左利きの人々もみな右打ちを教えられた。
  プロの安田春雄が左利きの右打ちである。/
  今井邦雄というハンデ2のアマチュア・プロゴルファーが、
  四十年代に左利きゴルフの先導者として現われた。
  当時は川上哲治をのぞいて左利きの野球選手も
  ゴルフではほとんど右で打っていたが、
  今井は
  「王選手は右でもけっこう飛ばすが、野球ほど飛ばない。
  左で打てばもっと飛ぶ」といっていた。
  利き腰で打たなければ、どうしても無理がある。
》p.186

 


昭和22年生まれで49年デビュー、
左利きプロゴルファー江原利次の言葉
 


「右で打つことが左利きの人にとってよいならば、
  右利きの人はみな左で打つべきだ」
》p.187

 


 


 ●〈日本レフティゴルフ協会〉会長の川上さん


デイヴィッド・ウォルマン 梶山あゆみ訳
『「左利き」は天才? 利き手をめぐる脳と進化の謎』日経新聞社
2006.7


 


「第11章 日本の左利き、大集合」 


軽井沢に来た本当の目的は、
  左利きに関する根本的な真理を学ぶことだった。
  初日のディナーの席で、ぼくは伝説の野球選手、
  川上哲治に左と右の問題を尋ねてみた。川上は、(略)
  膝に乗せた手に目を落とした。

 


  「左利きには何か非凡な才能があると思う。
   それが何かはわからないが……たぶん、
   芸術性に関係しているんじゃないか」

 


  それから、自分は座禅をするのだと言葉を継いだ。
  何やら深遠さに満ちた瞬間が訪れそうな予感。
  老境に入り、少し酔った日本の野球の神様が、
  珠玉の言葉を伝えてくれようとしている。
  もしかしたら、
  ついにサウスポーの涅槃へと通じる扉の鍵が
  渡されるのではないか。
  左利きと、たとえば禅の悟りとの間には
  何かつながりがあるのでしょうか?

 


  「いいや」と川上。
  「それに、左利きの人も右利きの人も
   なにも違いはないよ。私の見るかぎりでは」/

 


  えっ、そんなばかな。》pp.184-185

 


 ●左利きの人と右利きの人の違い


結局は、得意とする手/腕が違っているだけで、
それでどう違うと言われても、案外何もないのかもしれません。


(略)


大事なことは、


 右利きの人だけではなく、
 左利きの人にも都合の良い環境をいかに築いていくか


にあるのです。


 


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本誌では、「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その23―左利き者の証言から~17 投打「二刀流」の先人・川上哲治」と題して、川上哲治さんの左利き談義について書いています。


今でこそ、大谷翔平選手の「二刀流」は有名ですが、戦前は、結構こういう選手がいたようです。
プロの選手には、元々高校野球で「エースで4番」という人が多いものエス。
それなりの才能のある人だったということですが、戦前のプロ野球では選手不足もあって、投手と野手を兼任するケースもあったようです。


もちろん、その中でも活躍できる人は限られていたようです。


そんな投打「二刀流」の先人の一人が、川上哲治選手でした。
とはいえ、私ぐらいの年齢では、名選手としてよりも、もうすでに選手を引退して監督さんになり、名監督としての時代しか知りません。


改めてその成績を調べてびっくりしたものでした。


1980(昭和55)年に出版された、ジェームス・ブリス、ジョセフ・モレラ著『左利きの本――右利き社会への挑戦状』草壁焔太訳(講談社)を参照して、川上さんの左利き談義を紹介しています。


1994年に設立された〈日本レフティゴルフ協会〉会長もつとめた人でもあり、まさに日本のスポーツ界を代表する左利きの一人といえるでしょう。


 


そんな人物の左利きに関するお言葉はなかなか重さを感じさせますが……。


左利きの謎を探るべく世界中を駆け巡った科学ジャーナリスト・ウォルマンさんの質問に答えた川上さんの言葉は、なかなかでした。


 ・・・


では詳細は、本誌で。


 


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2020.03.21

2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(3)その後の30年(2)世界に発信!-週刊ヒッキイ第567号

―『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第566号 別冊編集後記

第567号(No.567) 2020/3/21
「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年
(その3)その後の30年―左利きライフ研究の30年(2)」

 

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 ※『週刊ヒッキイ』は、
・ 2014年7月より
  月二回(第一・第三土曜日)の発行に変更しました。
・ 2019年10月より
  第一・第三土曜日の発行は、新規配信
  第二・第四土曜日の発行は、バックナンバーからの再配信
   に変更しました。

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3月から再配信を復活させる予定でしたが、
しばらくお休みとします。

左利きライフ研究30年を記念した
“何か”に時間を割きたいので、
ご了承ください。

 

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第567号(No.567) 2020/3/21
「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年
(その3)その後の30年―左利きライフ研究の30年(2)」
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2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年
(その3)その後の30年―左利きライフ研究の30年(2)
 『モノ・マガジン』左利き特集号が参考書に!
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 前々号、前号に引き続き、
 「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年」
 の3回目です。

 「その後の30年―左利きライフ研究の30年」の2回目です。

 前回は、私の左利き活動・左利き研究のきっかけとなった
 左手用カメラ「京セラ・サムライZ2-L」との出会い
 について書きました。

 今回はその続きです。

 

(前々号)
第564号(No.564) 2020/2/1
「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年
(その1)初めの30年」

2020.2.1
2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(1)初めの30年
-週刊ヒッキイ第564号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2020/02/post-a8b3b5.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/00be8ff2471350b61738e5f8e0efcae3

(前号)
第566号(No.566) 2020/3/7
「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年
(その2)その後の30年―左利きライフ研究の30年(1)」

2020.3.7
2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(2)
その後の30年(1)左手用カメラ-週刊ヒッキイ第566号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2020/03/post-fe5897.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/88bb26fc85ae82e9284a377bbcdbeaf3

 

┏ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┓
  2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年
  (その3)その後の30年―左利きライフ研究の30年(2)
   『モノ・マガジン』左利き特集号 ~ 世界に発信!
┗ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┛

 ●左利き活動のきっかけ
左手専用カメラ、
「京セラ・サムライZ-L」廉価版「Z2-L」シリーズ
《自分の能力を目いっぱい活かしたいなら、
 自分の身体に合った道具を使わなければダメだ》

 ●『モノ・マガジン』左利き特集号が参考書に!
1991年3月
『モノ・マガジン』左利き特集号 1991年4月2日号 No.188
「特集/左を制するものは時代を制す/左利きの商品学」
Mono-magazine199142

 

Mono-magazine199142-cot

 

 ●左利きライフ研究へ
《左利きの人は、身体に合った道具である、
 左手・左利き用品を使おう》という左利き用品普及運動から、
「生命」「生活」「人生」3つの領域全般に渡る左利きの研究へ

 ●きっかけはある相談

 ●『Lefties' Lifeレフティーズ・ライフ』創刊
1994(平成6)年40歳

 ●世界に発信!

「左組」季刊誌『Lefties' Lifeレフティーズ・ライフ』紹介――

 

・1994年10月
『モノ・マガジン』「11月2日号 No.278」
左利き編集者氏によるコラム「左利き生活向上委員会」に

 

Mono-magazine1991112

 

・1995年6月
イギリス「Left-handers Club」レフトハンダーズクラブ
機関誌『The Left-Hander』no.20 に「LHC of JAPAN」として

 

The-lefthander-1995-no20

 

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本誌では、左手用カメラSAMURAIを手にして左手・左利き用品に目覚めた私が、左利き用品普及活動を始めたこと、
それが、心理的・精神的な面も含めた「左利きライフ研究」に進んだきっかけと、その後に始めた季刊誌「LL」のこと、
「LL」によって「世界に発信」することになったいきさつについて書いています。

ネットもない時代においては、まあまあよくやった方ではないか、と自画自賛しています。

もちろん、もっとやれたこともあったと思います。
A新聞から電話取材を受けたこともありましたし、もっと積極的になっていれば、また違った展開になっていたとも思います。

でも、性格的に前に出るタイプではなく、そこまでの行動には走れませんでした。

 

思えば何年か前も、『マツコの知らない世界』というテレビ番組からも連絡が来ていたものです。
その時も、テレビに出て話をする柄ではない、とお断りしました。

その辺が自分の弱いところでもありますが、まあ、これも左利き同様、そういう風に生まれついたのだということで……。

 

もう済んでしまったことでもあります。
今更何を言っても仕方のないことですよね。

 ・・・

では詳細は、本誌で。

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2020.03.07

2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(2)その後の30年(1)左手用カメラ-週刊ヒッキイ第566号

―『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第566号 別冊編集後記


第566号(No.566) 2020/3/7
「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年
(その2)その後の30年―左利きライフ研究の30年(1)」


 


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 ※『週刊ヒッキイ』は、
・ 2014年7月より
  月二回(第一・第三土曜日)の発行に変更しました。
・ 2019年10月より
  第一・第三土曜日の発行は、新規配信
  第二・第四土曜日の発行は、バックナンバーからの再配信
   に変更しました。


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3月から再配信を復活させる予定でしたが、
思いのほか、予定が進まず、
ペースが回復できそうもないので、もう一月お休みして
4月からとします。


ご了承ください。


 


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第566号(No.566) 2020/3/7
「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年
(その2)その後の30年―左利きライフ研究の30年(1)」
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2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年
(その2)その後の30年―左利きライフ研究の30年(1)
 左手用カメラ「京セラ・サムライZ2-L」との出会い
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 前々号に引き続き、
 「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年」
 の二回目です。


 今回は、「その後の30年」で、
 いよいよ「左利きライフ研究30年」に入ります。


 まずは、
 左利きライフ研究を始めるきっかけとなった体験から。


(前々号)
第564号(No.564) 2020/2/1
「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年
(その1)初めの30年」


2020.2.1
2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(1)初めの30年
-週刊ヒッキイ第564号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2020/02/post-a8b3b5.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/00be8ff2471350b61738e5f8e0efcae3


 


┏ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┓
  2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年
  (その2)その後の30年―左利きライフ研究の30年(1)
   左手用カメラ「京セラ・サムライZ2-L」との出会い
┗ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┛


 ●運命の時――


1990(平成2)36歳の年末12月30日
―左手用カメラ「京セラ・サムライZ2-L」を買う


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(画像:パンフレットから)


 


 ●『週刊プレイボーイ』の記事


「ぐぁんばれカメラ」より


ニューコンセプトカメラの元祖、サムライの第2世代。
 すっごくコンパクトになったボディは、
 とても持ちやすいカタチだ。(略)
 (左利き用のZ2-Lも同価格であるぞ)

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 ●生まれて初めての左手・左利き用品との出会い


弊誌『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』
第144号(No.144) 2008/8/2
「<左利きQ&A>(21)カメラと左利き」
「左利き講座<左利きQ&A>(21)カメラと左利き」
より転載


初めて手にしたのに、まるで何年も前から使っていたかのように、
手にも身体にもピタッとくるのです。

左手に持つと、自然にシャッターに指が掛かります。
左目にファインダーをあてる。
即、シャッターが切れる…。

そのフィット感は、ぞくぞくするくらいに感動的なものでした。

「完璧」という言葉はこういうときに使うものだ、と実感しました。

 


それまでのカメラでは、
カメラを持って構えるときもシャッターを切るときも、
カメラも身体も、なぜか他人のもののような、
ガラス越しのような隔絶感?(というのでしょうか)、
違和感がありました。

ところがこのカメラには、
そういう壁(障壁)が感じられませんでした。

その後、実際に使っていても、全くしっくりと馴染んでいて、
「自分が写真を撮っている」
「自分の写真が撮れている」という実感があります。

自分という「主体」を感じさせる、とでも言うのでしょうか。

 


◆左手用カメラの使用感


以前読んだ脳科学者・久保田競先生の著書
『脳を探検する』によりますと、

利き手と非利き手の役割分担というものを考えますと、
利き手は「作用する手」、非利き手は「感覚の手」だそうです。

だから、これはという構図でカメラを構え、
ここぞという瞬間にシャッターを切るという一連の動作は、
器用な利き手である「作用の手」で、

逆に、一眼カメラでレンズを調節するのは、
非利き手である「感覚の手」の役割にこそふさわしいのです。

*参照:
『脳を探検する』久保田競 講談社 1998/3


 ●<利き手は心につながっている>


◆利き手では、反復練習で身につく作業より、心の作業を!


楽器演奏


右利き人がなぜ利き手で、直接音を出す源である弦を扱うのか、
という点から考えますと、
これはやはり、
利き手が心(感情・魂など)とつながるものだから、
情動としての演奏に欠かせない、ということではないか
と思うのです。

カメラの場合


心の動きをダイレクトに反映する肝心要の作業である、
被写体を画面に捉える手の動きと、
その瞬間を逃さずシャッターを切る指の動きにこそ、
利き手を用いるべきではないか、と思います。

 


 ●自分が自分らしくなる


「やっぱり身体に合った道具がいちばん!」


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本誌では、左利き活動とおよびその後の左利きライフ研究のきっかけとなった、生まれて初めての左手左利き用品である、左手用カメラ「京セラ・サムライZ2-L」との出会いと、そのときに感じた印象と感想について書いています。


さらに、そこからの考察であり、私の持論となった<利き手は心につながっている>について書いてみました。


かなりの部分をここにも転載しておきました。


とにかく、このときの私の感動は忘れられないものでした。


騙されたと思って、左利きの人はこの左手用カメラを手にとって、写真を撮ってみてください。
ご理解いただけるはずです。
(今、このカメラを手に入れるのはむずかしいかもしれませんが、時折、左手で使える製品が登場します。
 そういうときに手に取ってみてください。)


 


 ●「慣れたら一緒」は嘘――靴を左右入れ替えて履く人はいない


左手左利き用品について話せば、右利きの人のみならず左利きの人でも、世の中には、使いもせずにあれこれ論評する人がいます。


何かといえば、「慣れたら一緒」と、さも分かったようなことをいう人もいます。


しかし、実際に使ってみればわかります。
身体に合った製品は、慣れる必要などないのです。


もちろん、個体差もありますし、新しいシステムには“慣れる”必要もあります。
ただ、それとこれとは意味が違います。


 


いってみれば、靴の右左を逆に履くか、そのまま右は右、左は左として履くか、の違いのようなものです。
靴だって最初に履くときはならす必要があります。
しかし、左右を逆に履くときに比べれば、履き慣らすのに時間はかかりません。


「慣れたら一緒」なんて嘘です。
利き手に合わない道具を使うのは、靴を左右入れ替えて履くようなものです。


道具というものは、本来の設計通りに使えば、慣れる必要などないのです。
靴でいえば、靴は作られたままに、きちんと右は右、左は左と入れ替えずに、素直にそのまま履きましょう、ということです。


人は誰も「身体に合った道具・製品がいちばん」で、「身体に合った道具・製品を使いましょう」、ということです。


 ・・・


では詳細は、本誌で。


*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』


 


 

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2020.02.24

左利き対応への要望は「理不尽なクレーム」か?

2月17日に見たネットニュースにカチンときたので、書いてみます。

このようなニュースの取り上げ方に、多数派・主流派の傲慢さ、おごりのようなものを感じてしまうのは、少数派・非主流派の左利きである私のひがみでしょうか。

 

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 (カチンときたニュース)
 ●左利き対応の要望は「理不尽なクレーム」か?
 ●お店の格により対応は違う?
 ●「事前に一言尋ねれば済む」問題では?
 ●「普通」って何?――
時代によって、構成員によって「標準」は変わる
 ●左利きに配慮した教科書の登場
 ●他社の左利き対応の状況について
 ●受け入れる時代――教科書採択についての議事録より
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カチンときたニュース

定食屋でクレームをつけた男性客 意味不明な内容に「出禁にすべき」

---
和食の配膳位置といえば、ご飯茶碗を左手前、汁物を右手前に配置するのが一般的だろう。
中には利き手によって配置を変える人もいるが、飲食店などで利き手を把握してもらうことは難しい。
『Yahoo!知恵袋』では定食屋で起こった出来事について相談が寄せられている。

■左利きの男性客がクレーム
定食屋で遭遇した出来事についてつづった投稿者。
隣に座った男性客が注文を済ませ、店員からトレイに乗った料理が提供された際に「ちょっと、右利き前提で置いてるけどこの置き方だと左利きの人は食べづらいでしょうが」とクレームを付けていたという。

■さらに言葉は続き…
男性の言葉はまだ続き、「左利きは茶碗を右手で持つでしょ? 
右手が味噌汁の器に当たらないようにご飯を右、味噌汁を左にして持ってくるのが普通でしょ。
おたくらは客を相手にしてるんだから」ときつく当たっていたそうだ。
もちろん、店員は男性が左利きであることは知りもしないため、「店内中がドン引きしていた」と状況を振り返り語った。

■「出禁にすべき」との意見も
サービス業とはいえ、来店する客の利き手まで気にしている余裕はないだろう。
この投稿を受けて、ユーザーからは
「単なるクレーマーです。出入り禁止にするレベルだと思います」
「世間一般は右利きが多いからご飯は左に置くのが普通でしょう」
と店員に同情する声が多く寄せられた。

■お客様は神様?
今回の件のように、客という立場を利用して理不尽なクレームをつけるケースは少なくない。
しらべぇ編集部が全国の20~60代の男女1,365名を対象に調査を実施したところ、全体の6.3%が「お客様は神様だから偉そうにしてもいいと思う」と回答。
数値としては1割以下だが、「お客様は神様」という概念を持つ人は一定数いるようだ。

男性を接客していた店員はもちろん、投稿者含め周りにいた客も不快な思いをしたに違いない。
自らの行動を省みるべきだろう。
(文/しらべぇ編集部・稲葉 白兎)
---

 

 ●左利き対応の要望は「理不尽なクレーム」か?

私自身は、「お客様は神様」だという意識はありませんが、「お客さんはみな同じ人間であり、平等な権利を持つ存在だ」というふうには考えています。

ここでは、私は、左利き対応についての要望を、単純に「理不尽なクレーム」と一緒にする感覚が怖い、と思います。

まず最初にいわなければならないことは、「同じ料金を払っていて、同じレベルのサービスを受けられないのはおかしい」ということです。

右利きの人も左利きの人も同じ料金を払っている。
にもかかわらず、左利きの人は「そのままでは食べにくい」という一段下の異なる対応をされている、というが現実です。

そもそも配膳における食器類の置き方は、食べる人が「食べやすいように、粗相をしないように」という配慮から考え出されたものです。
右利きの人が多数派なので、「右利き仕様の置き方」が「標準」とされている、ということです。

 

今回のケースのように、左利きの人への対応を求める意見を「理不尽なクレーム」と受け止める人は、たぶん右利きの人でしょう。

右利きの人の多くは、自分が運良く主流派の右利きに生まれ、主流派の右利き故に、右利き偏重の現状の社会にあって恵まれた立場にある、という事実を認識していないのです。

左利きの人は誰も、左利きに生まれようとして生まれてきたのではありません。
同様に、右利きの人もそうです。
偶然の結果です。

自分自身が、社会の主流派に属し、恵まれた立場にあると自覚していれば、おのずからその事実に感謝の気持ちを抱き、そうではない人に対する思いやりの気持ちも生まれるでしょう。

少数派の非主流派の人からの要望や要求を直ちに「理不尽なクレーム」扱いをするのは、やはり間違っているのではないでしょうか。

あまりこういう書き方はしたくないのですけれど、もしこれが障害者からのクレームならば、ネットの反応も違ったものになっているのではないでしょうか。
建前で物を言う人も多いので。

ところが、左利きの問題となりますと、左利きに対する認識不足もあり、単なるわがままとか自分勝手と受け止める人も多いようです。

 

このお客さんの言い方にも問題はあったかもしれません。

ただ、そういう事情は抜きにして、単純に「左利き対応への要望」を「不当なこと」でもあるかのように取り上げるのは間違っている、と思います。

 

 ●お店の格により対応は違う?

もちろん、店には格というものがあります。
そこらの定食屋で、左利き対応を求めるのは、現状の社会通念では、「野暮」というものかもしれません。

しかし、ある程度の格の店なら、お客さんに合わせて配慮しても罰は当たらないでしょう。

たとえば、銀座の名店、ミシュラン三つ星の常連「すきやばし次郎」は、店主自身が左利きということもあり、客をみて、左利きの客には、左向きに寿司を出すといいます。

 

--
 《左利きのお客には握りを「ノ」の字のように斜めに置き、
  つかみやすくする……。》
宇佐美伸/著『すきやばし次郎 鮨を語る』文春新書 2009.10.20

 というもの。

 ふつうにぎりずしを並べる際は、
 右手(に持った箸)で取りやすいように、

 「\\\…」

 という角度に並べます。

 ところが、二郎さんは、相手に合わせて出すというのです。

 《山本:(略)真っ直ぐに置かずに、
  客が手でつまみやすいように、
   ちょっと角度をつけて置かれます。
   (略)あれは意識して置かれているんですよね。
  二郎:はい。
  山本:その最初の一個を左利きで召し上がるお客様だったら、
  すかさず二個目からは……。
  二郎:左に向けます。》
山本益博/著『至福のすし―「すきやばし次郎」の職人芸術』新潮新書 2003
--

(左利きメルマガ)『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』  第539号(No.539) 2019/4/6
 「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その23―
 左利き者の証言から~11 左利きの寿司職人・すきやばし次郎(後)」
より

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この場合は、お客さんを目の前にした寿司屋さんならでは、という特殊な条件もありますけれど。

 
 ●「事前に一言尋ねれば済む」問題では?

「店員が客の利き手を知らないのは当然」と受け取る感覚も、どうかという気がします。

「サービス業とはいえ、来店する客の利き手まで気にしている余裕はないだろう。」

なるほど、お昼時、大勢の客が殺到する様な定食屋さんではいちいちお客さんの利き手まで確認していられないかもしれません。

しかし、入店時に、「何人さまですか」とか「おタバコは?」などと確認して、席までお客さんを案内するような店なら、そのときに、あるいは、注文をとるときに、「右利きでお食べですか、左ですか」と訊いてもいいのではないでしょうか。

一人一人に「右利きか左利きか」と訊かなくても、グループなら「左利きの方はいらっしゃいますか」と訊く。

一人に訊く場合でも、「左利きで召し上がりますか」。
もっと簡単に「左で召し上がりますか」でも理解できるでしょう。

いちいち訊くのは面倒だというのなら、店頭の目に立つところに「左利き対応をお望みの方はその旨お申し付けください」と張り出すなり、メニューの始めにでも明記しておくという方法もあるでしょう。

 

もちろん現状では、「右利きに決まってるやろ、当たり前やないか」と「ふざけたこと聞くな」というバカにするようなお客さんも出てくるでしょうけれど。

 

しかし、いずれは、格の高いお店なら、お客さんの利き手を確認して配膳する、というサービスを標準とするところも出てくることでしょう。

今でも、あるレストランでは、予約の際にちゃんと「利き手は?」と訊いてくれて、当日には、ナイフとフォークを左右入れ替えてあり、食べやすく嬉しかった、という意見をネットで見かけた記憶があります。

 

そういえば、ステーキの焼き加減をお客さんの好みに合わせてくれるようなレストランなら、お客さんの利き手を確認して、ナイフとフォークの並べ方をかえるぐらいのサービスは、当然のこととして対応できるでしょう。

 

要するに、「事前に一言尋ねれば済む」問題、でもありますからね。

仮に左利き対応することになっても、現場が大混乱するということはないでしょう。

なぜなら、左利きはせいぜい10%程度といわれています。
左利き対応するお客さんの数も、それぐらいでしょう。

残りの大半のお客さんは今まで通りの対応でいいのですから。

 

結局、そういう少数派への配慮を当然のことと考えられるかどうかの人間性の問題です。

あるいは、人間としての優しさの違い、という言い方もできるでしょうか。

 

 ●「普通」って何?――時代によって、構成員によって「標準」は変わる

「世間一般は右利きが多いからご飯は左に置くのが普通でしょう」というのも、気になります。

確かにそれが多数派であることは確かですが、だからといって、常にそれが「正解」とは限らないのも事実です。

先にも書きましたが、今の「正式」とされる配膳は、必ずしも「絶対的な正しい」作法ではない、ということです。

右利きの人が多数派なので、それにあわせた一般的な場における「標準」になっているだけのことです。

 

それは、「標準語」が「正しい日本語」で、「方言」が「間違った日本語」だ、というわけではないように、一つの標準を意味しているだけのことです。

 

社会における「標準」というのは、社会における「最大公約数」ではないでしょうか。

「偶数」のみの数のグループにおける最大公約数は「偶数」です。
たとえば、6と12なら、最大公約数は6で、偶数。

しかし、一つ奇数が入ると、その数のグループの最大公約数は、「奇数」になります。
先の6と12のグループに、9という奇数が入ると、その数のグループの最大公約数は3という奇数です。

最大公約数はそのように、構成する数という要素により異なってきます。

社会の標準も、構成員が様々に変化すれば、標準も変化するのです。

 

構成員が「右利きの人のみ」なら、標準は「右利き仕様のみ」でいいでしょう。
しかし、左利きの人が加われば、それでは困ります。

「右利き仕様のみ」ではなく、左利きにも不都合のない「左右両方で使えるもの」になって欲しいのです。

これからは、多様性の時代です。

男女同権とか、障害者や社会的弱者に優しい社会になっていくべきでしょう。

 

食事の際の対応にしましても、同じです。

8月13日「国際左利きの日」に、左利きの人に敬意を表し、左利きの人が食べやすいように「お箸を左右逆さまに置くイベント」を実施する
LEFTEOUS(facebook) という活動がありました。

そういう考えを拡げ実践しようという人たちもいます。

 

私にいわせれば、こういう「○○が普通」といった物言い自体に多数派・主流派のおごりが感じられます。

昔、何かの会や団体では、(下は児童会や生徒会から始まり、たいていの男女が関わる団体では)「会長は男性、副会長が女性」というのが、当たり前だったことがあります。

さらにいえば、今たいていのお店には、「盲導犬・介助犬以外の動物の入店はお断りします」とあります。

昔は、盲導犬であろうが介助犬であろうが、動物の入店は断られたものでした。
どのような種類の動物であろうと、動物の入店がダメなのは「普通」であり「当たり前」だったものです。

 

このように時代によって、「普通」の中身は変わります。

昔は、問答無用で「左利きは直すもの」とされました。

しかし今では、左利きという性質が、脳神経系に関わる固有の性質で、意思でどうにかなるものではない、という事実が知られるようになり、左利きは左利きのままでいい、という考えが普及してきました。

 

そして、左利きの人のために左利き用に道具を普及させようと、2月10日は「左利きグッズの日」という記念日も知られるようになりました。

*参考:
『レフティやすおのお茶でっせ』2020.2.8
2020年2月10日は令和初の〈左利きグッズの日〉-文末に嬉しい情報あり

 

これからの時代は、多様性の容認の時代と言われています。
「みんなのためのデザイン」を目指すというユニバーサルデザインの考え方には、左利きの人も含まれています。

ところが、まだまだ左利きへの理解が不十分なケースが見られます。
左利きへの理解も含めて、まずは「心のバリアフリー」が必要です。

 
 ●左利きに配慮した教科書の登場

左利きへの理解を進める意味でも重要だ、と私が考えていることに「学校教科書に左利きの事例を入れるという」事項があります。

学校教科書は誰もが目にするものであり、教科書に書かれていることは物事の基準となるもの、と考えられます。

そこに記載されるということは、その時点で「左利きが公認された」という意味を持ちます。

 

学校教科書、なかでも小学一年生の書写教科書に、学問の道具ともいうべき「字を書く」という技術の例として、左手書き・左利きの例を入れるということが重要だ、と考えています。

従来は、右手書き・右利きの例だけでした。
まるで、左手で字を書く人がいないかのように、もしくは、左手で字を書くことはいけないことであるかのように。

 

しかし左手書字例が実現すれば、時代を担う子供たちが教科書の左右の例を見ることで、世の中には右手で字を書く人もいれば、左手で字を書く人もいるのだという事実を知り、左利きへの理解も進むでしょう。

それだけではなく、左利き以外の様々な多様性への理解にもつなげて行くことができるのではないでしょうか。

 

そして今年初めて、東京書籍の令和2年版小学一年書写教科書で、左手に鉛筆を持つ左利きの写真例が掲載されたものが登場します。

『レフティやすおのお茶でっせ』2020.2.9
左利きへの配慮がなされた東京書籍・小学校教科書「新しい書写 2年度用」

に書いています。

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(画像:東京書籍令和2年版小学一年書写教科書の左手書き・左利き例) 

右手・左手どちらの持ち方も掲載
 右利きの持ち方の写真のみが掲載されていたこれまでの教科書では、左利きの子供たちは写真を頭の中で反転させて、それを自分の手指で再現しなければなりませんでした。
 そこで、左利きの写真を載せることで不要な負担をなくすよう配慮しました。

東京書籍の書写教科書サイトにあります。

私にいわせれば、当たり前のことなのですが、それがやっと実現したというのが、現状です。

 

 ●他社の左利き対応の状況について

左利き対応に限って、小学書写教科書を五社についてネットで見てみました。

東京書籍は、すでに報告していますように、左手書字例を写真で入れる等の対応をしています。

学校図書は、「硬筆学習用の書き込み欄を、教材文字の真下に配置することで、利き腕を問わず、教材文字が手で隠れないようにしました。」 日本文教出版は、「教科書への書き込み欄を手本文字の下に配置し,右利きでも左利きでも手本を見ながら書けるようにレイアウトが工夫されている。」

この二社は、書き込み欄の位置を工夫しています。

教育出版は、「教師向け指導資料」としてPDFで、「〔硬筆編〕見落としがちな左利きの持ち方の指導」「〔毛筆編〕姿勢,筆の持ち方,左利きの指導例」というように、教師向けの資料でのみ対応しています。

光村図書出版は、特に記載がありませんでした。

 

これだけでいうのはどうかという気もしますが、世間の左利きへの関心はまだまだ低く、左利きに対する正しい認識も不足していると、私には思われます。

 

 ●受け入れる時代――教科書採択についての議事録より

最後に、こういう言葉を紹介しておきましょう。

こちらの小学校教科書採択についての議事録より

掛川市教育委員会定例会議事録
(1) 令和2~5年度使用の小学校教科書採択について
【家庭】「東京書籍」

委員:右利きの包丁の使い方、左利きの包丁の使い方それぞれが載っている。
 委員:一昔前なら修正しなければいけないとされたものが、現在では多様性、違うものを受け入れられる時代となった。
  今までは駄目と言われたことでも、今からは受け入れる時代になっていることがしっかりわかった。

 

200207tousho-kateika 

(画像:東京書籍の家庭科の教科書の左手例) 

 

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2020.02.15

左右反転小説-左利きになった男(楽しい読書/週刊ヒッキイ・コラボ編)

―「左利きで生きるには 週刊ヒッキイ」第565号 別冊編集後記
―「レフティやすおの楽しい読書」第264号 別冊編集後記

【左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii】
第565号(No.565) 2020/2/15「【左手・左利き用品を考える】右用と左用の違い(39)小説編(2) 左右反転で左利きになった人々(楽しい読書・コラボ編)」

【古典から始める レフティやすおの楽しい読書】
2020(令和2)年2月15日号(No.264)「(週刊ヒッキイ・コラボ編)左利き小説紹介/左右反転で左利きになった人々」

 ・・・

今回のメルマガは、
私の二つのメルマガ
「左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii」
「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」
のコラボ編になっています。

 

▼ここからは「左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii」編です。

 

【読者の皆様へ 嬉しいお知らせ】

ブログ「レフティやすおのお茶でっせ」
2020.2.9
左利きへの配慮がなされた東京書籍・小学校教科書「新しい書写 2年度用」

(新生活版)

で、お知らせしましたように、
長年、私が弊誌等で訴えてきました、

 「小学書写教科書に左手書字例を!」

を実現した教科書が登場します。

東京書籍・令和2年版の小学教科書
「新しい書写」がそれです。

(以下、略)

 

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◆◇◆◇◆ 左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii ◆◇◆◇◆ 
【左利きを考えるレフティやすおの左組通信】メールマガジン

右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして
左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
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第565号(No.565) 2020/2/15「【左手・左利き用品を考える】
右用と左用の違い(39)小説編(2) 左右反転で左利きになった人々
(楽しい読書・コラボ編)」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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【左手・左利き用品を考える】
右用と左用の違い(39)小説編(2) 左右反転で左利きになった人々
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 左手・左利き用品における右用との違いについて― 
 39回目です。

 前回からは単発で、ネタを拾ったときに書くことにしました。

 で、今回は、前回(第561号 2019/12/21)の続きで、
 【左手・左利き用品を考える】というテーマからは
 完全に逸脱したSF、もしくはファンタジー的な小説編
 その2回目です。

 ・・・

第561号(No.561) 2019/12/21「【左手・左利き用品を考える】
右用と左用の違い(38) 小説編:左右反転世界「大喝采」横田順彌」

「大喝采」横田順彌―「押川春浪回想譚」

初出:日本古典SF研究会 会誌〈未来趣味〉第十号(2003年)

・(本編収録単行本)
『押川春浪回想譚』出版芸術社 ふしぎ文学館 2007/5/1

・(本編再録雑誌)
「S-Fマガジン」2019年6月号
「追悼・横田順彌」監修:北原尚彦

《Short Stories◎小説再録》
「大喝采」横田順彌 ―「押川春浪回想譚」、鵜沢龍岳もの短編

┏ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┓
 【左手・左利き用品を考える】
  右用と左用の違い(39) 小説編(2)

   左右反転で左利きになった人々――

  H・G・ウェルズ「プラットナー先生綺譚」
  パット・マーフィー『ノービットの冒険』
┗ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┛

200215sayuuhanten

 ●左右反転で左利きになってしまった人たち

 ・・・

◆ここからは『レフティやすおの楽しい読書』編です。

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◇◆◇◆ 古典から始める レフティやすおの楽しい読書 ◆◇◆◇
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2020(令和2)年2月15日号(No.264)「(週刊ヒッキイ・コラボ編)
左利き小説紹介/左右反転世界に舞い込んだ人々」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今回は、「左利きで生きるなら 週刊ヒッキイhikkii」との
コラボ編として、左利きの人が登場する物語、
なかでも次元(?)を越え、
結果的に右利きから左利きに転換してしまった人たちのお話を
紹介します。

 ●H・G・ウェルズ「プラトナー物語」

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(画像:「プラットナー先生綺譚」とそれにふれた『左と右の心理学』の該当箇所)

 

(The Plattner Story (The New Review 1896/4)
 「プラトナーの話」宇野利泰訳 『来たるべき世界の物語』
  H.G.ウェルズ短篇集〈第1〉 早川書房編集部編
   ハヤカワSFシリーズ 1961/9/30

 「プラットナー先生綺譚」小野寺健訳 『白壁の緑の扉』
  ボルヘス編バベルの図書館8 国書刊行会 1988/9・収録)

 ●「プラットナー先生綺譚」
 ●左利きになった男

 ・・・

▼ここより『週刊ヒッキイ』編です。

ゴットフリート・プラットナーの体が
  解剖学的に左右逆転しているというくらい
  厳然たる事実も例がないのだが
》p.51

...

さらに異常なのは、
  ゴットフリートが最高の俳優なら別として、
  さいきん右手が左手になってしまったらしい。
  これから(できるだけ公正に)考察してみようと思っている
  出来事があって以来、彼はほとんど左手で右から左へしか
  書けなくなってしまった。
  右手で物を投げることができず、
  食事のときにはナイフとフォークの持ち方に迷っているし、
  路上でもどちら側を通行するのか――
  彼は自転車に乗るのだが――分からなくて、
  いまだに危険で仕方がない。
  しかもこういう出来事が起こる前から
  彼が左利きだった証拠は、ひとつもないのである。
》p.53

 ●プラットナーの左右逆転の秘密

人間をつかまえて、普通の意味での空間で
  ふりまわしてみるわけにもいかない。
  それができれば、その左右も入れ代わるかもしれないのだが。
  どうやってみても、その右は右であり、
  左は左のままなのである。
  むろん、完全に薄くて平たい物の場合なら、
  この実験も可能である。
  紙で、どんな形でもいいから左右の違う形を切り抜いてから、
  持ち上げてひっくり返せば、左右を反対にすることはできる。
  しかし、物が立体となると、そうはいかない。 
  数学者の説によれば、
  立体の左右を反対にできる唯一の方法は、
  その立体を完全に空間の外に出し――
  つまり普通の意味では存在しない状態にしてから、
  どこか空間の外でひっくりかえすことだという。
  たしかに、いささか難解な話だが、
  わずかでも数学理論の知識がある人なら、
  これが真実であることを保証してくれるだろう。
  専門用語を使うなら、
  プラットナーの左右が入れ代わっている事実は、
  彼がわれわれの空間を出ていわゆる第四次元に移動したのち、
  ふたたびこの世界へ戻ってきたことを証明しているのである。
  動機不明の念入りな作り話にたぶらかされたのだ
  と考えないかぎり、われわれは、
  まずこういうことが起こったのだと信じるほかはない。
》pp.55-56

 ●パット・マーフィー『ノービットの冒険』

ワームホールから出てきた人間は、
  はいったときの人間の鏡像なのです。
  はいったときに右利きなら、出てきたときは、左利き。
  もし左頬に決闘の傷痕があったなら、いまは右頬。
  「待ってくれ」とベイリーはいいました。
  「みんなでいっしょにワームホールを通りぬけたが、
  ぼくはいまも右利きさ」/
  「ほんとに?」ロータスがにやりとしました。
  「右手を上げてごらん」/ベイリーは左手を上げました。
  ロータスが笑いだし、
  ポピーがノービットの背中をぽんとたたきます。
  「右手はこっちよ」と彼女は教えました。「あっちが左手」
  (略)
  ベイリーは自分の右手を見つめ、疑惑の目をそそぎながら
  指を曲げたり伸ばしたりしました。
  さっきまで右手だと確信していたものは、いまや左手です。
  首をかしげて、「どうして気がつかなかったんだろう?」
》p.79

...

たいていの有機化合物――タンパク質や、糖類など――は、
  右旋性と左旋性の二種類の分かれます。
  地球上では、右旋性の形態がふつうです。
  人間の体内の酵素も、
  その形態を消化できるように進化してきました。
  だから、一度もワームホールをくぐったことのない人間は、
  左旋性の分子を消化することができません。
  右旋性の酵素で左旋性の糖類を消化しようとするのは、
  右足に左足の靴をはこうとするようなもの――
  どうしてぴったり合わないのです。左旋性の食物は、
  右旋性の食べ物に適応した人間にとって有害ではないが、
  ぜんぜん栄養になりません。/さあ、
  これでみなさんにもそのあたりの苦労がおわかりでしょう。
  ワームホールを一度くぐりぬけた旅行者は、
  自分の消化酵素に一致する分子からできた左旋性の食物を
  とらなくてはなりません。さいわい、
  宇宙船に積まれた食料も(同じジャンプをした結果)、
  やはり左旋性に変わっています。
  けれども、旅行者が目的地に着いたときは、
  注意して自分に適当な食料を見つけなくてはなりません。
  この必要性が、ファール・ステーションをはじめ、
  星間旅行者が集まる場所のコックたちを
  悩ませているのです。
》p.80

 

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(画像:『鏡の国のアリス』と鏡の向こうのミルクの味のエピソードを扱う『非対称の起源』のくだり) 

 ・・・

◆ここからは『レフティやすおの楽しい読書』編です。

 ●宇宙を舞台にした冒険物語

『ノービットの冒険―ゆきて帰りし物語』パット・マーフィー
浅倉久志訳 ハヤカワ文庫SF 2001/6/1

 ●〈バベルの図書館〉H・G・ウェルズ編『白壁の緑の扉』

 ・・・

さて、今回は初めての試みでした。

やはりというべきか、
思ったようにはいきませんでした。

もう少し考えて、練り直した方がよかったなあ、という感じです。

でも、
また機会があればチャレンジしてみたいものです。

 

*その他の参考・引用文献:

・『鏡の国のアリス(広瀬正小説全集4)』広瀬正 集英社文庫 改訂新版 2008/10/17

・『左と右の心理学 からだの左右と心理』マイケル・C・コーバリス、イヴァン・l・ビール 白井常、鹿取廣人、河内十郎共訳 紀伊國屋書店 1978.3.31

・『新版 自然界における左と右』マルティン・ガードナー 坪井忠二・小島弘訳 紀伊國屋書店 1992/5/1

・『非対称の起源―偶然か、必然か』クリス・マクマナス/著 大貫 昌子/訳 講談社 ブルーバックス 2006/10/21

・『鏡の国のアリス』ルイス・キャロル 矢川澄子訳 金子國義絵 新潮文庫 1994/9/28

・『法月綸太郎の冒険』法月綸太郎 講談社文庫 1995/11/7

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というわけで、初の二誌コラボ編でした。

原稿書きの時間節約(手抜き)企画でした。

思いのほかむずかしく、スタイルも確立していないので、まったくの手探りで、結果としてそのままくっつけただけという感じで、それぞれの特色際立たせるということもできませんでした。

とはいえ、懲りずにまたそのうち、もう一度チャレンジしてみたいものです。

 ・・・

では詳細は、本誌で。

*「週刊ヒッキイ」のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』

*「楽しい読書」のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』

 

 

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