2024.01.02

明けましておめでとうございます-2024(令和6)年

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

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おめでた気分を吹っ飛ばす、能登半島地震でした。
うちのあるマンションは一応高層住宅なので、長周期地震動というやつで、地上は震度3という発表ですが、かなりのあいだ揺れました。

その後の余震でも震度5クラスの場合、体感はなくとも結構揺れています。
ぶら下げてあるものが揺れています。

今日二日は、何年ぶりか久しぶりに初詣に行ってみようと考えていたのですが、昨日のあの揺れを経験しますと、人混みのなかに出ていくのは、ちょっと怖いなという気持ちになって辞めてしまいました。

 

昨年は私の公式ニュースとしましては、日本左利き協会大路直哉さんという昔からの左利き研究家の久しぶりの著作、
『左利きの言い分 右利きと左利きが共感する社会へ』 PHP新書 2023/9/16

の巻末の「左利きのためのサポートファイル」に、私のメルマガ「左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii」(『まぐまぐ!』登録・解除)が紹介されました。
おかげさまで何人かの新規登録者も獲得できました。
私自身著作はありませんので、こういう形ででもなにかしらの痕跡を残すことができたことを嬉しく思っています。

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ちなみに、「日本左利き協会」のサイトの「左利き便利帳005 :左利きライフ研究家・レフティやすおさんのメルマガとブログ」でも、メルマガ「左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii」と当ブログ「レフティやすおのお茶でっせ」が紹介されています。

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私的には、『ミステリマガジン』2024年1月号(早川書房)という愛読雑誌の読者の投書欄「響きと怒り」欄に掲載されたことでしょうか。
ポケミス70周年記念号の巻末リストに誤りを見つけ報告するとともに(訂正の記事も掲載されました)、ポケミス70年の歴史に関して感想を書いた一つが採用されたものでした。

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コロナ禍以降、何かしら体調不良が続いていました。
が、終わってみれば、それなりになんとかなっていますので、思いのほかなんとかなるものだと思います。
まあ、油断することなく、健康に留意しながら、自分なりにもう少しがんばって生きてみようかと考えています。
昇り龍のように、上昇あるのみで!

今年もよろしくお願い致します。

*参照:ブログ『レフティやすおのお茶でっせ』
2023.9.6
「日本左利き協会」発起人大路直哉さんの新著『左利きの言い分』9月16日発売 (新生活版)

2023.9.20
大路直哉『左利きの言い分 右利きと左利きが共感する社会へ』(PHP新書)買いました (新生活版)

 

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※本稿は、レフティやすおの他のブログ『レフティやすおの新しい生活を始めよう』に転載しています。
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2023.10.15

私の読書論175-出版業界―または本と本屋のこと-楽しい読書352号

古典から始める レフティやすおの楽しい読書【別冊 編集後記】

2023(令和5)年10月15日号(No.352)
「私の読書論175-出版業界―または本と本屋のこと」

 

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◇◆◇◆ 古典から始める レフティやすおの楽しい読書 ◆◇◆◇
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2023(令和5)年10月15日号(No.352)
「私の読書論175-出版業界―または本と本屋のこと」
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 前回に引き続き、本と本屋の世界といいますか、業界について、
 「元本屋の兄ちゃん」として、本好き・読書好きの人間として、
 私なりに考えていることを書いてみようと思います。

 前回は、朝日新聞の記事「本屋ない市町村、全国で26%~」を基に、
 書店が生き残る方法など、私なりの考えを書きました。
 再販制度をやめよとか、雑誌販売についてとか、
 書店の選書について等々。

 今回はその続きで、出版業界における改革について、
 私なりの案を書いてみましょう。

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 - 日本の本は安い!? -

  ~ より良い本作りのために ~

   本の価格を1.5倍に、著者・出版社・書店に厚く配分する
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 ●日本の本は安い!?

以前読んだ雑誌の記事によりますと、
海外の本の値段を日本のそれと比べてみると、
およそ1.5倍だというのです。

どのように比較したかといいますと、
どんな作品だったかは忘れましたが、
日本でも海外でも翻訳されている古典の名作を比較したわけです。

たとえていえば、ドストエフスキーだとか、ですね。
日本なら文庫本で出ていますが、
海外でもポケットブック判で出ていたりするわけです。

それを比較する。
翻訳作品ですから、著書以外に翻訳者の翻訳料も含まれるわけです。
編集や営業やらなんやらの出版社の取り分と、
それに物の本としての原材料費のようなものが加算されます。
そこに、流通業者の取次や書店の取り分が加算されたものが、
最終的な本の値段になるわけです。

日本の本は海外のものに比べて安い、というわけです。
本の値段が安いと何が問題かといいますと、
それぞれの段階で取り分が少なくなる、ということです。
取り分が少なくなれば、それだけ経済的に生活が苦しくなる、
ということになります。

 

 ●本の値段を上げてみれば?

そこで、本の値段を上げてやれば、それぞれの取り分が増え、
余裕ができ、やたらと仕事をしなくても生活が楽になるわけです。

本を書く人(著者や翻訳家など)は、
じっくり時間をかけて作品と取り組むことができます。

出版社は、下手な鉄砲数撃ちゃ当たるとばかりに、
本をやたら点数出す必要もなくなります。
売れる本の冊数が少なくなっても一冊当たりの取り分が増えれば、
その分補うことができます。

こうして著者や出版社側の条件をよくすることができます。
すると、よりよい作品が生まれる可能性が高まります。

 

次に、流通側です。

流通側の取次は、現状では基本的に本を動かせば(送品・返品)、
お金が入ることになっています。
また、どちらかといえば、比較的大きな会社がやっていますので、
現状でも本さえ出版され、時に売れれば、もうけは出るはずです。

取次は現状のままでも本の値段が上げれば、
もちろん、取り分も少しは上がるはずです。

 

問題は、今急速に減少している本屋さん(書店)です。

パパママストア的な地方の小さな書店や、
それに毛が生えたような中小の書店でも、
本が売れにくい現状で、一方で出版社がやたら本の点数を出すので、
一冊の本をじっくりと時間をかけて売ることができにくくなっています。
新刊本でいい本があったとして、
次々と本が送られてくるので、限られたスペースでは置ききれず、
一定の期間でどんどん本を置き換えていくことになり、
口コミで徐々に読者が増えてきている状態になったとしても、
すでに地元の本屋さんには現物がない、という状況が生まれてきます。

また、都市部の繁華街にある大手の有力書店でも、
店舗の賃貸料が高騰し、本屋の取り分だけでは
もうけが出ない状況になってきています。

そこで今、新刊書店では、粗利の多い他の物品販売と組み合わせたり、
カフェなどを併設したりして、
もうけの取り分を増やすように工夫しています。

しかし、これも新たな業態への転換といっていいわけで、
新たな勉強が必要になります。

もちろん他の業界でも同じようなことが起きています。
何も書店だけのことではありません。
しかし、従来から大きく変化している業界の一つであることは事実です。

 

 ●本の価格を1.5倍に

まずは、本の価格を50%ほど値上げします。

で、増やした分の20%を書店の取り分に、
10%を著者に、15%を出版社に、残りの5%を取次に、と分配する。

細かな数字は別にして、大雑把に言ってこんな感じです。

現状では書店のもうけが少なすぎる(22%程度)ので、
専門家を雇うというのが、むずかしくなっています。
パパママストアや店主とアルバイトやパートさんでやっている、
という小さな本屋さんも少なくありません。

すると専門家は店主ぐらいで、後は経営はおろか、
本の知識も十分でない人が店頭に立つ、ということになります。
なにしろ本はあらゆるジャンルにまたがっているのですから。
文学は分かっても科学は分からないとか、
絵本や児童書、学習参考書が分からない、
今はやりのゲーム本やコミックが分からない、
ビジネス書や教養書や実用書のなんたるかが分からないとか、
専門書に至っては……。

スーパーの粗利が25%ぐらいといわれています。
22%ならそれほど変わらないじゃないか、といわれるかもしれません。
本は置いておいても腐らないし、毎日入れ替える必要もないだろう、と。

実は本も生ものなのです。
旬というものがあります。
雑誌はもちろん、新刊書籍であっても。

コロナ禍の際に、怪しげな内容のものも含めて、
いろんな感染症の本が出ました。
タイムリーにその時その時、読者が求めているものを供給する、
というのも出版の在り方です。

人気作家の売れ行き良好書や人気シリーズ、
古典だ名作だといった定番商品だけ置いていても、商売にはなりません。

インチキ本や怪しい本も色々出版されますし、ボーダーの本もあります。
そんななかで、
新しい時代の名著名作をフォローしていかなくてはいけません。
見極めるための勉強が必要になります。

本が売れない時代だといわれながらも、
一方で、爆発的に売れる本――ベストセラーが生まれることもあります。
何が売れるか分からない部分があります。
だからこそ、下手な鉄砲式に出版社はあれこれと点数を出すのです。

書店のことはその辺にして、次に進みましょう。

 

 ●より良い本作りが可能に

出版社と著書について。

著者の取り分は、印税と呼ばれて、平均10%といわれていました。
ところが、昨今ではこれがだんだんと下がってきているといわれます。
特に新規の(実績のない)著者の場合はかなり押さえられる、と。

これではいい本を書こうとしても、時間をかけて資料を準備し、
文章を推敲し、よりよい原稿にしようすることがむずかしくなります。

日本の場合は、出版エージェントといった職業がないので、
多くの作家が個別に出版社と交渉することになります。
どうしても作家側の力関係は弱くなり、
専業作家は数をこなすような仕事になり、自転車操業になってしまい、
よりよい作品を生み出すことがむずかしくなります。

出版社は、本の部数が出れば出るほど、一点の本が売れれば売れるほど、
もうけが増えるようになっています。
ベストセラーのような本が出れば、初めてもうけが増えるのです。

本が売れないといわれる時代になり、一点当たりの売上部数が減り、
本の価格が低ければ、もうけも減ってしまいます。
そこで、本の点数を増やして一発を当てようとするのです。
あるいは、数でなんとかもうけを出そうとします。
著者への印税を押さえ、経費を節減して。

出版社が点数を出す理由の一つに、
各書店の売場の割り当てを確保する、という意味合いもあります。

大手といわれる出版社の場合、
新刊売場の自社の面積を確保・維持するために
毎月同数の本を出す必要があるわけです。

そのため、常に一定の水準の本を確保するというのはむずかしいもので、
実績のある人に原稿を依頼するということが多くなります。
結果、同じ著者の似たような本があちこちから出る、
という現象がおきます。

 

せめて本の価格が高くなれば、
経費を差し引いたその分、もうけの幅が増えます。

本のもうけが増えれば、
ムダに本の出版点数を増やす必要もなくなります。
いい本だけを出そう、とすることが可能になります。

 

 ●「軽い」本は電子版で

今の出版社は、先ほども書きましたように
「下手な鉄砲数撃ちゃ当たる」というような傾向を感じます。
とにかく点数を出して一発当ててやろう的な。
この業界は一発当たれば一気に儲かる、
という仕組みになっているそうです。

しかし、実際にはそんなに玉はないものです。
確かにネットにはいろんな文章があります。
名のある人が色々と書いているのは事実です。
それらを適当にまとめても本になります。
そんな風に作られた本もかなりあります。

あるいは、
昔なら総合雑誌などに一本の記事として出されたような文章が、
色々と実例やデータを交えたり、
イラストや図表をいれてよりビジュアル的にわかりやすく読みやすく、
ズバリ言えば水増しをして一冊にまとめる、
といった本作りもされています。

そういう私から見ると、軽い本が多く出されています。
こういう本は紙の本で出す必要はありません。
どうしても出したいのなら、電子版で出せば、
資源の無駄遣いも減るだろうと思います。

それでも売れるような「良い本」と認められれば、
その時点で「紙で残す」という選択肢を採ればいいのです。

電子版についていいますと、
日本の電子版は紙の本に比べてお高いようです。

といいますか、紙の本の方が安いという言い方もできますね。

 

 ●「良い本」を作れる環境を!

まとめ的にいいますと、
現状ではまず本の値段を上げてそれぞれの取り分を増やす。

そうして、著者・出版社の「良い本」を作れる環境を整え、
書店がそれらの「良い本」をじっくり時間をかけて売れる状況にする。

――というところでしょうか。

 ・・・

書店の改革といいますか、最近の書店の傾向といいますか、
カフェを併設するとか、専門店化するといったことについては、
また次の機会に考えて見たいと思います。

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本誌では、「私の読書論175-出版業界―または本と本屋のこと」と題して、今回も全文転載紹介です。

今回は、主に書店側から出版社・著者について考えてみました。

ふだんから思っていることの一つが、本を出しすぎじゃないか、ということでした。
35年ほど前、本屋さんで働いていたころから感じていることです。
当時で、年間4万点ぐらいだったかと思います。
それでも多いと感じていたのですが、今では8万点を越えているそうです。
それでも最近では少し反省されたのか、横ばいになっているとか。

色々なレベルの本が出るのはいいことですが、点数が多くなりますと一般の書店では置ききれません。
売れる前に返品せざるを得ないというケースも出てきます。
そうしないと毎月次々と新刊が送られてくるからです。
この本は売れると持っても、次の新刊が出て来ると考えなければいけなくなります。

お客様が新聞の書評など切り抜いて、この本ありますか、と来られるのは、本が出てたいてい二ヶ月後ぐらいです。
書評が新聞や雑誌に出るころには、書店の店頭にはない、というケースも少なくありません。
その際、注文を出してもこの段階では返品にまわっているケースが多く、出版社品切れで帰ってくることもよくありました。

本を選んで出して欲しい、というのが書店員側の希望でしたね。
今も同じです。
著者や編集者のみなさまでどうしても出したい本があるというのなら、まずは電子版で出して、ようすを見るというのをオススメしたいものです。
それで「売れ(てい)る」となったら、紙で出す、というぐらいでちょうどいいのではないか、という気がします。

 ・・・

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』

『レフティやすおのお茶でっせ』
〈メルマガ「楽しい読書」〉カテゴリ

 

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2023.08.10

自転車用ヘルメット買いました!Shinmax自転車ヘルメット57-62cmAFモデル

もう何年になるでしょうか。
父が亡くなる前年のことです。
自転車で老人センターから帰る途中、坂道を登り切れず、転倒。
左側頭部を打ち、脳挫傷に。
で、右半身不随に……。
リハビリで歩けるようにはなったのですが、右手は箸も使えず字も書けず。

持病はあったのですけれど、そうはいっても結局、死を早めたのでは……、という気持ちでいます。

以来、いずれは自分も自転車用のヘルメットを! と考えていました。

もう何年も前から、高齢者には補助金が出る、とも聞いていましたが、なかなか購入までは踏み切れませんでした。
まだまだ着用している人を見ることも少なかったので、恥ずかしさもありましたから。

この4月から大人も着用が努力義務となり、いい機会だと思い、色々探してみました。

近くの自転車店にも「4月からおとなも着用が努力義務に」といったポスターは貼ってあるのですが、それらしい大人用のヘルメットはあまり置いていませんでした。
子供用のと、おとなも使えるサイズのものが置いてある程度で、しかもあまりバリエーションもなく、スポーツ・タイプ(?)のカッコイイ派手めなものばかりでした。

スーパーのイオンなどでも、おとな向けなる商品が一時期置いていましたが、その後いったん売場から消えてしまったり、今ではまた少し置いていたりするようですけれど。

通勤通学用のような地味目で、おっちゃんでもかぶれるような、それでいてあまりダサくもないものを探していました。

仕方なくネットであれこれ探してみました。
「OGK KABUTO(オージーケーカブト) 自転車ヘルメット」などは、日本の会社のもので、東洋人向けの形状でかぶりやすそうでした。
通勤通学用の形状もおとなしく、かつスマートな感じで、色も各種あって良さそうなものがありましたが、お値段もそれなりで、ちょっと……。

外国製のようなものは、西洋人向けになっているものが多く、これは日本人にはちょっとキツいものがあるようです。
西洋人の頭は、同じサイズでも前後に長く横幅が狭い、長円形のものになっています。
東洋人向けは、前後が短く横幅が広めで、正円に近い、まん丸に近いタイプになっています。

 

そんなこんなで、なかなか思ったようなものが見つからず、あっという間に6月に。
そうしてやっと見つけたのがこれでした。

Shinmax 自転車 ヘルメット 大人 街乗り 通勤 通学 CPSC/CE認定済み スクール LEDセフティーライト付 通気&快適 高剛性 調整可能 57~62cm 男性 女性 学生 L/M AFモデル

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樹脂製なので経年劣化のため、表面的には無傷でも三年程度で交換するようにと、書かれていました。
それでも一年につき千円程度という価格になりますので、その程度である程度の安全が確保できると思えば、無理なく購入できました。

通勤通学用で、スポーツ車用のような派手さもなく目立たず、それでいてカッコ良く、買い物や遊びにも使えます。
軽くて(料理秤で測ると、295gぐらい)、アジアン・フィット(東洋人タイプの頭の形)でかぶりやすくなっていました。

ひさし一体型のものを選びました。
以前、知り合いが前方に倒れて、顔を打った(顔面の切り傷を何針か縫い、歯医者にも行ったとか)という話を聞いたことがありました。
たいていは左右どちらか横に倒れるケースが多いのですが、たまに下り坂などで前方に倒れることもあります。
そういうとき、ひさしがあると顔までの間に少しでも距離が保て、何かと助かるのではないか、と思います。

ただ、このヘルメットは空気穴が少なめで、黒一色なので直射日光が強い夏は、ちょっと「暑い」感がありますが……。
黒色ですが、後ろにライトがついているので夜間でも安心できます。

日本語他各国語の説明書も付いていて、顎のベルトの調整も割と簡単で、すんなりかぶれました。
ただ、このベルトの長さを調整して位置決めしてパチンと止めるようになっています。
ところが、以外に簡単に外れるので、着用時、ちょっと気を付けた方がいいかもしれません。

ほかに、薄い布製の袋と予備電池も付いていました。
袋は小さめで、すっぽりとは入りませんし、とっても便利とも言えません。
しかし、かぶっていない時間の方が長いので、無駄にはなりません。

 

コロナ禍以降、毎日夕方一時間程度、近所を散歩しています。
すると、自転車で走ってくる人にも、2,3人はヘルメット着用者を見かけるようになりました。

スポーツ・タイプの自転車に乗ったカッコイイ若者だけではなく、この頃は中高年の利用者もいて、日によっては比率的にも半々程度だったりもします。

ピンクのヘルメットといえば、小学生の女の子もいますが、年配の女性にもいます。
ファッションの一つとして、中高年も自転車ヘルメットが定着すればいいなあ、と思います。

 

涼しくなれば、コロナ禍以前のように、週一程度、本屋巡りなど自転車であちこち走り回ってみたいものです。

 

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2023.01.03

明けましておめでとうございます-2023(令和5)年

(三日になってしまいましたが、)
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

昨年はお医者通い二年目となり、薬がまた一種類増えましたが、なんとか「やれやれ」状態です。
健診の結果は、一応は異常はなく、「健康」でありました。
ただし、糖尿病の数値(空腹時血糖値、HbA1c)が「要注意」状態でした。

他には、昨年もまた、やり残したこと山積みです。
でも、私のメルマガ『古典から始める レフティやすおの楽しい読書』年内最終発行の

・2022(令和4)年12月31日号(No.333)「私の読書論164-
 私の年間ベスト3・2022年リアル系(後編)『生きがい』他」

・【別冊 編集後記】2022.12.31
私の読書論164-私の年間ベスト3・2022年リアル系(後)『生きがい』他-楽しい読書333号

(「新しい生活」版)

の冒頭にも書きましたように、

《やり残したこともたくさんありますが、
 まずは、やり遂げたこと、やり通せたことを思い返し、
 自分を褒めてやりたいものです。》

というわけで、
メルマガを二誌一年完遂ということで、これは褒めておきましょう。

昨年を漢字一文字で示しますと、何はともあれ「やり通した」という意味で、
「通」
でしょうか。

あるいは、「生き延びた」という意味で「延」でしょうか。
人生の「延」長戦で、なんとか結果を出せれば、というところです。

さて、今年の抱負としましては、
「勝負はここからだ!」
としておきましょう。

2022(令和5)年1月3日
レフティやすお <(_ _)>

 

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(画像:2023(令和5)年の年賀状より)

 

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2022.01.01

明けましておめでとうございます-2022(令和4)年

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明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

昨年は、4月からぎっくり腰になり、腰痛と左足痛となり、
一旦治ったと思うと、
10月にはまたまた加齢から来る体調不良となり、
お医者さんに通っています。

年末にはまたまた腰痛(および左足痛)が再発、
時折「ヒリッ」と来る感じ。
今回は比較的軽症で助かっています。

でも、ほんのちょっとしたことでダメになるので、
ガックリきていますね。

去年は自粛した初詣を今年は、と思っていたのですが、
体調不良で今年もパスしようかと思っています。

以前は、「もう若くはない」と加齢は感じていましたが、
自分が「年寄りになった」という自覚はありませんでした。

しかし、ケガをして病気になり、
もう自分の体が「年寄りの体になっている」
と認識するようになりました。


今年は、健康に留意して一年を過ごしたいと思います。

2022(令和4)年1月1日

レフティやすお <(_ _)>

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2021.08.25

笑福亭仁鶴さんの思い出―ラジオで“デビュー作”を朗読してもらう

上方落語を代表する関西芸能界の大御所、
笑福亭仁鶴さんが17日にご逝去されました。
謹んで哀悼の意を表します。

YouTube
【訃報】上方落語の発展に生涯を捧げた落語家 笑福亭仁鶴さん死去
2021/08/20

さて、私にとって仁鶴師匠は、私の“デビュー作”を朗読してくださった方でした。
私が何歳だったでしょうか。
二十歳前後でしょうか。

ラジオの番組――深夜(といっても午後11時から翌1時まで、だったと思います。)の
OBCラジオ大阪の「ヒットでヒット バチョンといこう」(だったかな)の
パーソナリティーをされていたとき、
「メルヘン・コーナー」という聴取者からの投稿作品を朗読するコーナーがありました。
400字詰め原稿用紙二、三枚程度の作品です。

これを投稿して採用され、仁鶴師匠に朗読していただいたのです。

「ブタとサルの話」という「さるかに合戦」風の昔話的な作品でした。

腹を減らしたサルが柿の実のなった木の下を通ったとき、
サルが枝の上で柿の実を食べているを見て、一つおくれと頼んだのに、
食べかけた実を投げつけてきたので、
怒ったブタがそれを投げ返すと見事命中し、サルはお尻から落下。
それ以来、ブタはブーブーと鳴き、サルのお尻は真っ赤っか。
――といったお話でした。

今でもはっきり覚えているのは、読み終えた仁鶴師匠の感想です。

本当に腹が減っていたら、たとえかじりかけの実でも、
投げ返さずに食べてしまうものだろう、
という意味の発言をされました。

なるほど。

戦後の食糧難の時代に育ち盛りをすごされた方の言葉として、
実感がありました。


その時にもらったデニム生地の手提げ袋「バチョンバッグ」は
今もどこかに大切にしまってあります。
番組名と当時の各曜日のパーソナリティの名前が印刷されていました。

当時もう一人の人気若手落語家、
大学出でスマートな印象の桂三枝さん(現・六代目桂文枝師匠)とは違って、
仁鶴師匠は、エラの張った四角い顔でちょっと泥臭いようなイメージがあり、
私と同じ左利きで工業高校出身ということも手伝って、
あの独特のキャラクターが好きでした。

人間国宝の桂米朝師匠ともども「上方落語の四天王」と称された
師匠の六代目松鶴さんがなくなられたとき、七代目襲名の話があったのに、
「松鶴」は松竹芸能の看板だから吉本興業の自分が継ぐものではない、
と仁鶴師匠が固辞されたそうです。
筋を通すというのか、誠実な性格を著わすエピソードでしょう。

米朝師匠同様、自分の手で「仁鶴」という名を大きくしたいと思われたのか、
あるいは単に自分の名に愛着があったということかもしれません。

昔あったという歌声喫茶でロシア民謡をよく歌っていたという仁鶴師匠。
大ヒット曲「おばちゃんのブルース」とか
深夜の定期便トラック運転手の歌「花の定期便」とかも味があります。

大塚食品「ボンカレー」のCMとか、
NHKの土曜日お昼の「バラエティー生活笑百科」もよく見ていました。

今でも読売テレビの「大阪ほんわかテレビ」のタイトルコールは
仁鶴師匠の声のまま放送されています。

次回の放送はどうなるのか、楽しみ半分寂しさ半分です。

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読売テレビ「大阪ほんわかテレビ」

笑福亭仁鶴師匠のご逝去にあたり、心からご冥福をお祈り申し上げます

突然の悲報に接し、悲しみにたえません。1993年の番組開始当初からご出演いただき、 番組の父のような存在として、 出演者・スタッフ全員を温かい笑顔で包み込んでくれていました。
2017年より番組への出演をお休みされており、 再び元気な姿で仁鶴師匠が戻って来られる日を、皆心待ちにしておりましたが、 残念ながらこのようなことになり、あまりにも突然のことで言葉が見つかりません。
謹んでお悔やみ申し上げます。

大阪ほんわかテレビ スタッフ一同

8月27日(金)放送
なお、今週の放送は1時間全編に渡り、 仁鶴師匠のこれまでの様々な名場面とともに、出演者の皆様と ほんわかテレビらしく明るく仁鶴師匠を偲ぶ特別企画をお送りする予定です。


YouTube
おばちゃんのブルース(1969年12月)

大阪は第二の故郷 笑福亭仁鶴(1970年11月)

男・赤壁周庵先生 笑福亭仁鶴(1971年11月)

花の定期便 (笑福亭仁鶴)(1972年4月)

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2021.01.01

新年明けましておめでとう!2021(令和3)年1月1日

昨年は色々お世話になりました。

 

コロナ禍で大変な一年になってしまいましたね。

でも、世界がどうなろうと、日本がどうなろうと、やっぱり私たちは生きてゆくしかないのです。

死すべき人間として生まれてきた限り、一日一日死に向かって今このときを生きていくしかないのです。

だからこそ、一年一年区切りを付けながら、流されることなくその日々を、希望を胸に生きてゆくのです。

また新しいこの一年に、夢を抱き、期待しながら……。

 

また今年もよろしくお願いしたします。

それぞれ各人の持てる力の限り、明るい未来に向けて、ゆっくりでもいい、歩んでいきましょう!

いつかきっと、きっといつの日にか、輝ける地にいたる日が来ることを祈って。

 

◎私の読書メルマガ昨年の最終号から――

古典から始める レフティやすおの楽しい読書
https://www.mag2.com/m/0000257388.html

2020(令和2)年12月31日号(No.285)
「私の読書論139-私の年間ベスト3・2020年(前編)リアル系
現代にも通用する古典エッセイ『モンテーニュ』宮下志朗」

 

あの星を見つづけるんだ。星によって導かせるのだ。けっして星を見失ってはいけない。》『翼よ、あれがパリの灯だ(下)』「第二部 ニューヨークからパリへ」p.67

この場合の「星」は、夢や希望を意味する比喩ではなく、現実の方位を確認するための「星」なのですが、比喩的に読んでもふさわしいものがあると感じています。

夢を失ってはいけない、自分の目指す方向を見失ってはいけない、ということ。

210101tubasayo

『翼よ、あれがパリの灯だ(上下)』チャールズ・オーガスタス・リンドバーグ/著 佐藤 亮一/訳 旺文社文庫 昭和44(1969).11.1

 

 

 

レフティやすお

 

 

2021nengalefty-yasuo (画像:2021(令和三)年レフティやすお年賀状)

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2019.02.17

内向型ビジネスライター渡瀬謙の集大成的?新著『コミュ力ゼロからの「新社会人」入門』

久しぶりに友人で左利き仲間の渡瀬謙さんの新刊が出ました。
(といってもほぼひと月経ってしまいましたが……。)

内向型の人向けのビジネス自己啓発書で有名になった彼が、今度は「内向型人間」(コミュ力不足もその一面である)を「コミュ力(りょく)ゼロ」と言い換えて、社会人となる不安を解消させる「新社会人」入門書として、コミュ力養成および働く人としての心掛けをまとめたものです。

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(画像:本書とあいさつ文)

『コミュ力ゼロからの「新社会人」入門』渡瀬 謙・インプレス 2019.1

 

まずはご本人からの告知文―

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『コミュ力ゼロからの「新社会人」入門』(渡瀬 謙・インプレス)
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人づきあいに自信のない人が、
いかにしてコミュニケーション能力を身に付けるかを徹底解説。
もともと口下手・あがり症・内向型の著者が身に付けた、
意外に簡単な人づきあいの方法とは?
・会話が苦手で悩んでいる・・・
・イヤな上司とどう付き合うか?
・そもそも社会に適応できるか不安・・・
そんな方にお勧めします。

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目次
第1章 社会に出る不安がなくなる7つの考え方
第2章 コミュニケーションがラクになる7つのメソッド
第3章 これで安心! しゃべりが苦手な人のための7つの「会話の基本」
第4章 職場で「適度な距離感」をキープする9つの「人間関係のつくり方」
第5章 苦手なシチュエーションを乗り切る8つの会話テク
第6章 口ベタ・人見知りでも自信を持って成果を出せる5つの視点
第7章 不安があるからこそ成長できる6つの心構え

 ・・・

本書は、社会人になる自覚が十分にできていなかった――人付き合い苦手でコミュ力不足で就職するのが不安だった彼が、実際に就職してから学んだ社会人としての「働く人」として必要な心構えを、新社会人のためにわかりやすくレクチャアする、という内容です。

細目が示されていないのでわかりにくいのですが、内容的には、彼の過去の著作に書かれていた事柄が多数出てきます。

それらのことがらは、彼の過去の著作で何度も繰り返し語られてきた“真実”だったということです。

目次を見て、それらをまとめている、という印象を持ったので、敢えて彼の「集大成的な著作」と呼んでみたのです。

 

彼の主な著作から本書に関連するものを見ておきましょう。

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(画像:渡瀬謙の代表的な本)

 

【内向型人間】の代表的な本、および営業職に関する本、会話系のいくつかの著作です。

【内向型人間】の本:

『内向型営業マンの売り方にはコツがある―ムリに自分を変えないほうがうまくいく!』大和出版 2009

 

『お茶でっせ』記事:2009.3.4
お知らせ:友人渡瀬謙の新著「内向型営業マンの売り方にはコツがある」

 

『内向型人間の人づきあいにはコツがある』大和出版

 

『お茶でっせ』記事:2009.12.12
今週の週刊ヒッキイ―第201号「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ<特別編>」 左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii 第201号(No.201) 2009/12/12「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ<特別編>」  <特別編>原点に戻って―最初につまずかないこと または、左利き人間の生き方にはコツがある

 

『“内向型”のための雑談術―自分にムリせずラクに話せる51のルール』大和出版 2010

 

『お茶でっせ』記事:2010.6.18
渡瀬謙の新著『“内向型”のための雑談術』届く

 

『仕事・人間関係・人生が好転する!「内向型の自分を変えたい」と思ったら読む本』 大和出版 2017

 

『お茶でっせ』記事:2017.1.30
なりたい自分になる『「内向型の自分を変えたい」と思ったら読む本』渡瀬謙

 

 

【営業系】:

『「しゃべらない」営業の技術』PHPビジネス新書 PHP研究所 2010

 

『トップセールスが絶対言わない営業の言葉』日本実業出版社 2017.6

 

 

【会話系】:

 

『相手が思わず本音をしゃべり出す「3つの質問」』日本経済新聞出版社

 

『お茶でっせ』記事:2011.7.13
渡瀬謙の新刊『相手が思わず本音をしゃべりだす「3つの質問」』届く

 

『あなたの評価をガラッと変える たった3秒の声がけ習慣』WAVE出版 (2012/5/16)

 

『お茶でっせ』記事:2012.5.23
小さな努力で大きな効果:渡瀬謙『あなたの評価をガラッと変える たった3秒の声がけ習慣』

 

『朝5分! 読むだけで「会話力」がグッと上がる本』永岡書店 (2014/2/17)

 

『お茶でっせ』記事:2014.3.16
なんための会話か?~渡瀬謙『朝5分! 読むだけで「会話力」がグッと上がる本』

 

『口ベタ、あがり症、人見知りのための「質問」で会話を盛り上げる方法』渡瀬謙(大和書房 2016/6/22)

 

『お茶でっせ』記事:2016.7.5
内向型トップセールスマン渡瀬謙の新刊『―「質問」で会話を盛り上げる方法』

 

――他多数。

 ・・・

本書では基本的に「営業社員」を例に説明されています。
それは「コミュ力」が一番必要と考えられている職種だからです。

しかし、本書は必ずしも営業職に限られるものではありません。

社会人の窮極の目的である、「働き続ける人」としての考え方(第1章)、会話の基本・場面場面でのテクニック(第2,3章)、人間関係の築き方(第4章)、成果を出せる視点(第5章)、成長できる心構え(第6章)を解説しています。

彼は、普段は社会人向けの営業職に関するセミナーの講師をしていますが、高校生相手に講演したこともあれば、大学生に営業を教えたこともあるといい、そこに本書が生まれた要因の一つがあります。

 

そういえば、こういう本も出していました。

『新入社員ヒロと謎の育成メールの12ヵ月』集英社(2011.3.4)
(ラノベふうに描いた新入社員の一年の成長物語を通して営業職とは何かを教える。)

 

*『お茶でっせ』記事:2011.3.4
新社会人奮闘記ラノベ 渡瀬謙『新入社員ヒロと謎の育成メールの12ヵ月』

 ・・・

会話に関して言いますと、「会話上手は聞き上手」という言葉があります。

こんな名言もあります。

自然は人間に舌をひとつ、耳をふたつ備えてくれた。なぜかというと、人は自分の喋る量の二倍だけ相手の話を聞くように、つくられたからだ。―エピクテイタス―》(加島祥造『会話を楽しむ』より)

本書でも、聞き上手はコミュニケーション上手と書いています(p.45)。
きっかけは「過去の質問」とも。

そして、

話題を提供して聞くことに徹すれば、理想の会話ができる》「第三章」p.99

とも。

こういうテクニックの会話は、仕事上の付き合い――適度な距離を持った関係には良いのですが、もう一歩進んだ関係をつかむには、すなわち信頼感の伴う会話には今一つでしょう。

 

英米文学者で詩人、のちに『タオ―老子』(ちくま文庫)の現代詩訳で〈伊那谷の老子〉と呼ばれた、私の敬愛する加島祥造さんの(先にも挙げた)『会話を楽しむ』(岩波新書 1991)

 

にこう書いています。

いい会話に必要なのは知性ではなく、開いた心――受け入れる心だ、と。

開いた心は、相手の人を自分と対等のものとして受け入れる。同じ人間どうしと認め合う。/「会話」という尊い人間交流の磁場は、「人間対等観」と「開いた心」の二本柱が大切なのだ。この二点をわずかでも心にしまっている人たちが、会話の生命力を維持してゆく。

本書でも、

良好なコミュニケーションというのは、相手に対する思いやりが必要だということです。》「第四章」p.113

といい、
相手から信頼されるために、相手の気持ちにフォーカスすることといいます。

真のコミュニケーション能力というのは、相手から信頼される力のことです。》「第七章」p.210

と。

そして、「おわりに」にこんな文章があります。

自分の個性を認めて等身大でいることこそが、自分にもストレスがなく、相手からも受け入れてもらえる最大のコツなのです。》p.222

じっくりとかみしめたいものです。

 ・・・

私が「いいなあ」と思った点は、朝のあいさつをきっかけとして紹介していること。

AKB48のチーム8に「挨拶から始めよう」という曲があります。
(歌詞を引用すると著作権に触れるのできませんけれど。)

 

とにかく、人生で一番大事なポイントかもしれません。
あいさつとは、あなたという存在を認めましたよ、という合図なのです。

 

そして、一番印象に残ったのは、何と言っても最後の「第七章のまとめ」《得意を伸ばすことがゴールへの近道》という一言です。

人はどうしても欠点に気を取られがち、特に若い人はまわりの大人から「欠点を直せ」という指導を受けがちです。
しかし、どうしてもそれは回り道になりやすいものです。

欠点を直そうとして、本来の持ち味(長所)を殺してしまったという話は、プロ野球のコーチ経験者からもよく聞きます。
二軍の若手選手を早く一軍に送り出すには、まず長所を伸ばす――「○○ができる」といったセールスポイントを持たせることだといいます。

 ・・・

本書を読み終えて――「新社会人として大事なことは何か」といいますと、それは「自分にウソをつかず、ありのままの姿で、与えられた仕事を全力でやりぬくこと」ということでしょうか。

そして、一人前の社会人となるために一番大切なことは、自分の得意を伸ばすことだ、と思います。

 

左利き仲間で友人・渡瀬謙の著書についての記事 (◆印:ビジネス書/□印:口ベタ・あがり症の“内向型”営業マンのための営業本
○『左利きの人々』渡瀬けん=名義)
◆□2016.7.5 内向型トップセールスマン渡瀬謙の新刊『―「質問」で会話を盛り上げる方法』

◆□2016.3.11 相手の話を引き出す渡瀬謙〈無敵〉雑談術の本『超一流の 相手にしゃべらせる雑談術』『負けない雑談力』

◆2014.12.7 買い手の気持ちに寄り添う商談術:渡瀬謙『相手の「買う!」を自然に引き出す4ステップ商談術』を読む

◆2014.3.16 なんための会話か?~渡瀬謙『朝5分! 読むだけで「会話力」がグッと上がる本』

◆2013.10.7 臆病は慎重!… 渡瀬謙『内向型人間のリーダーシップにはコツがある』

・2013.8.19 雑学フェアにて~渡瀬けん著『左利きの人々』:<国際左利きの日>情報3

◆2013.3.7 渡瀬謙『元リクルートNo.1の 日本で一番"効率"のよい営業法 このムダをなくすだけで、グングン売上が伸びる!』

◆2012.5.23 小さな努力で大きな効果:渡瀬謙『あなたの評価をガラッと変える たった3秒の声がけ習慣』

◆□2012.2.26 克服ではなく付き合う姿勢で:渡瀬謙『「あがり症営業マン」がラクに売るための6つの習慣』

・2011.12.31 雑学文庫フェアで『左利きの人々』が…

◆2011.7.13 渡瀬謙の新刊『相手が思わず本音をしゃべりだす「3つの質問」』届く

◆2011.6.10 流れ星に願い事…渡瀬謙『たった5秒のあいさつでお客様をザクザク集める法』

◆【渡瀬謙/監修『毎日役立つ!もう悩まない!!即効ビジネスマナー』日本文芸社2011.1】
・2011.5.19 週刊ヒッキイhikkii260左利き教本について考える(2)おさらい

◆2011.3.4 新社会人奮闘記ラノベ 渡瀬謙『新入社員ヒロと謎の育成メールの12ヵ月』

◆□2010.6.28 実践で学ぶ本、渡瀬謙『営業は口ベタ・あがり症だからうまくいく』

◆□2010.6.18 渡瀬謙の新著『“内向型”のための雑談術』届く

◆□【『内向型人間の人づきあいにはコツがある』大和出版】
・2009.12.12 今週の週刊ヒッキイ―第201号「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ<特別編>」  

左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii第201号(No.201) 2009/12/12「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ<特別編>」  <特別編>原点に戻って―最初につまずかないこと または、左利き人間の生き方にはコツがある

◆□2009.3.4 お知らせ:友人渡瀬謙の新著「内向型営業マンの売り方にはコツがある」

・2008.12.29 左利き本の新刊『左利きの人々』渡瀬けん著

 

 

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2019.01.01

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

新しい年を(も?)良い年にしましょう。


「テッペンとったんでぇ~!」

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(画像:年賀状2019)


【AmazonのKindleで本を出す】

(読書メルマガの「私の読書論」が100回を超えたので、
 そのベスト的なものを、と考えています。
 それが成功したら、念願の左利きの本を!)

を今年の目標に、頑張ります。


年賀状にも書きましたように、
前だけを見て、猪突猛進で行こうと考えています。

もう私たちの世代は、人生の第二ラウンド
――人によれば、第三だったり、
 第四だったりするかもしれませんけれど――
ですので、

今さらまわりの目を気にすることなく、
自分の信じる道を進めばいいのだ、と思います。


2018(平成31)年1月1日

レフティやすお


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2018.01.02

2018(平成30)年、明けましておめでとうございます!

昨年も色々とお世話になりました。

今年もよろしくお願い致します。


2018nenga2ly


(画像:2018(平成30)年 年賀状)


例年、今年の抱負を掲げてきました。
しかし、ここんところ、どうも実現できないままに終わるケースが続いており、今年は思い切って「不言実行」で行くことにしました。

さて、今年は納得のいく一年となりますでしょうか。


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