2020.07.31

新潮・角川・集英社<夏の文庫>フェア2020から(1)『東京奇譚集』-「楽しい読書」第275号

 ―第275号「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★ 2020(令和2)年7月31日号(No.275)
「新潮・角川・集英社<夏の文庫>フェア2020から (1)
【新潮文庫の100冊 2020】から―『東京奇譚集』村上春樹」

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◇◆◇◆ 古典から始める レフティやすおの楽しい読書 ◆◇◆◇
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2020(令和2)年7月31日号(No.275)
「新潮・角川・集英社<夏の文庫>フェア2020から (1)
【新潮文庫の100冊 2020】から―『東京奇譚集』村上春樹」
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 今年も毎夏恒例の新潮・角川・集英社の
 <夏の文庫>フェア2020から――。

Natunobunnko

 

新潮文庫の100冊
https://100satsu.com/

角川文庫 カドフェス2020
https://kadobun.jp/special/kadofes/

集英社文庫 ナツイチ2020
http://bunko.shueisha.co.jp/natsuichi/
(よまにゃチャンネル)
http://bunko.shueisha.co.jp/natsuichi/yomanyachannel/

 

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 ◆ 2020テーマ「あの作家の新たな作品を」+「新顔作家」 ◆
  新潮・角川・集英社<夏の文庫>フェア2020から (1)
  【新潮文庫の100冊 2020】から―『東京奇譚集』村上春樹
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 ●<夏の文庫>フェアでなにを読むか

選ぶ条件
1.未読の名作から
2.懐かしの再読本(懐かしの作家をもう一度)
3.“新顔”作家を探せ

 ●【新潮文庫の100冊 2020】の古典・名作
 ●【角川文庫 カドフェス2020 夏おすすめ本】の古典・名作
 ●【集英社文庫 ナツイチ2020】の古典・名作
 ●今年のテーマ「あの作家の新たな作品を」+「新顔作家」

 ●【新潮文庫の100冊 2020】から―『東京奇譚集』村上春樹

今回は、新潮文庫から――

┏ 三社 <夏の文庫>フェア 今年の作品 ━ ━ ┓

【新潮文庫の100冊 2020】から―
 『東京奇譚集』村上春樹

Toukyoukitannshu-2

┗ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┛

文藝春秋から7月18日に発売された
村上春樹『一人称単数』という本の帯にこうあります。

《6年ぶりに放たれる、8作からなる短篇小説集

 短篇小説は、ひとつの世界のたくさんの切り口だ
 世界は流れていく 物語が光景をとどめる》

 ●『東京奇譚集』について

【新潮文庫の100冊 2020】から―
 『東京奇譚集』村上 春樹 (著)

新潮文庫該当サイト:
https://www.shinchosha.co.jp/book/100156/

「偶然の旅人」(初出「新潮」2005年3月号)
「ハナレイ・ベイ」(初出「新潮」2005年4月号)
「どこであれそれが見つかりそうな場所で」
(初出「新潮」2005年5月号)
「日々移動する腎臓の形をした石」(初出「新潮」2005年6月号)
「品川猿」(書き下ろし)

 ・・・

これらのお話における奇譚の部分は、
数学の幾何の問題を解くための
補助線の役割のようなものではないか、
というのが私の感想です。

数学の幾何の問題を解くときに、
問題の図形には示されていないが、
そこに適切な補助線を引くとわかりやすくなる、
といいます。

 

人生を考えるときも、それと同じ理屈ではないか、
という気がします。

人生という不可解なものを理解する上で、
現実にはない不思議なもの(奇譚)という補助線を引くことで、
わかりやすいものになる、謎が解ける、
ということではないでしょうか。

一見あり得ないものだけれど、それを付加することで、
人生の謎の部分、隠れていた部分があからさまになる、
あるいは理解しやすいものになる、というような。

そういう気がしました。

 ・・・

(以下、略)

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本誌では、「新潮・角川・集英社<夏の文庫>フェア2020から (1)【新潮文庫の100冊 2020】から―『東京奇譚集』村上春樹」ということで、三社<夏の文庫>フェアからの一回目でした。

 

本誌本文でも書いていますが、私が村上春樹さんを初めて読んだのは、「プールサイド」という短編でした。
講談社の宣伝用?の文庫サイズの雑誌『IN★POCKET』1983年10月号(創刊号)に連載されていた短編の一つで、のちに『回転木馬のデッドヒート』という短編集に収録されました。

この短編が面白くて、その後当時出ていた長編をデヴュー作から順に読んでいきました。
初めの二編の印象が良く、次々と読み継いでゆきました。

ただ、だんだんと「ちょっと違う」という私の好みとのずれ?のようなものを感じ始めたような気がします。
この違和感が一応追いついたところで、その後、離れてゆくことにつながったように思います。

今回は、久しぶりの村上春樹ということで、ちょっと私の好みに沿った奇譚集を取り上げました。

【新潮文庫の100冊 2020】から―『東京奇譚集』

上に、本誌本文の一部を転載しました。
人生を考えるための補助線としての奇譚――偶然の一致や霊的なものなどの不可思議な出来事――を通して人生を観る、考えさせるということでしょうか。

 

Inpocket198310

*参照:
・『IN★POCKET』1983年10月号(創刊号)講談社

 

・村上春樹『回転木馬のデッドヒート』講談社文庫

 

・村上春樹『一人称単数』文藝春秋 2020/7/18

 

 

というわけで、今回は三社<夏の文庫>フェアから、新潮文庫の、私にとって久しぶりの作家さんとの出会いとなった村上春樹『東京奇譚集』の紹介でした。

 ・・・

詳細は本誌で!

*本誌のお申し込み等は、下↓から
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2020.07.15

私の読書論134-「いつか読む本」こそ買おう!-「楽しい読書」第274号

 ―第274号「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★ 2020(令和2)年7月15日号(No.274)
「私の読書論134-「いつか読む本」こそ買おう!」

 

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◇◆◇◆ 古典から始める レフティやすおの楽しい読書 ◆◇◆◇
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2020(令和2)年7月15日号(No.274)
「私の読書論134-「いつか読む本」こそ買おう!」
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 今回は、ネットで偶然目にした情報から
 気になった発言を取り上げて
 読書と本の購入について、私の考えを書いてみましょう。

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  ◆ 本と読書は将来への投資 ◆
  私の読書論134-「いつか読む本」こそ買おう!
   未来へ生きる人には必ず「いつか」は来る
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 ●「いつか読む本」

日垣隆『つながる読書術』講談社現代新書– 2011/11/18

からの文章(未確認)

200517-p54-eyk5i8nu0aaxggf

 

保存してあった画像から書き起こしますと、

 《街の書店でも、インターネット書店でも、
  いざ購入という際に、思い出しましょう。
  「いつか読む本」は、
  なるべく買わない方がいいということを。
  プロでもない限り、
  「いつか」は来ないと思った方が現実的です。
  ただし、前と違って、買いそこなっても、
  必要が生じたら入手できる――というのが、
  現代ネット社会の良き点でしょう。》

 ●「いま必要な本」は「今が旬」の本?
 ●「いつか読みたい」と思う本こそ買うべきだ
 ●ベストセラーから考えると……
 ●「買うべき本」とは
 ●「いつか」はきっと来る
 ●「いつかのために」は、◎

「いつか」は必ず来るのです。

「いつかのために」は、
長い目で見れば、とても大切なことなのです。

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本誌は、「私の読書論134-「いつか読む本」こそ買おう!」と題して、ネットで見た言葉への反論?を紹介しています。

それは、
《「いつか読む本」は、なるべく買わない方がいい》
《プロでもない限り、「いつか」は来ないと思った方が現実的》
という内容です。

しかし、必ずしもプロでなくても、人は未来・将来・明日のことを考えながら生きているのですから、必ず「いつか」は来るというのが、私の持論です。

それが、私の過去50年あまりの読書生活からの経験則とでもいうものでしょう。

そこで、あえて、ラストの言葉を転載しました。

 ・・・

詳細は本誌で!

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2020.06.30

中国の古典編―漢詩を読んでみよう(3)『楚辞』(1)-「楽しい読書」第273号

 ―第273号「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★ 2020(令和2)年6月30日号(No.273)
「中国の古典編―漢詩を読んでみよう(3)『楚辞』(1)」

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◇◆◇◆ 古典から始める レフティやすおの楽しい読書 ◆◇◆◇
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2020(令和2)年6月30日号(No.273)
「中国の古典編―漢詩を読んでみよう(3)『楚辞』(1)」
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 今回は、「中国の古典編―漢詩を読んでみよう」の3回目。

 前々回は、「漢詩とはなにか」について。

2020(令和2)年4月30日号(No.269)
「中国の古典編―漢詩を読んでみよう(1)漢詩とはなにか」

2020.4.30
中国の古典編―漢詩を読んでみよう(1)漢詩とはなにか
-「楽しい読書」第269号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2020/04/post-4871b8.html

 前回は、中国最古の詩集『詩経』を。

2020(令和2)年5月31日号(No.271)
「中国の古典編―漢詩を読んでみよう(2)『詩経』から」

2020.5.31
中国の古典編―漢詩を読んでみよう(2)『詩経』から
-「楽しい読書」第271号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2020/05/post-55a373.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/8784e67564bc9f86246c8785c366a2f2

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◆ 中国最古の詩集 ◆
 中国の古典編―漢詩を読んでみよう(3)
  『楚辞』(1)
  ~ 『楚辞』とは何か ~
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 ●『楚辞』とは何か

日常的、現実的なテーマの『詩経』に対し、
『楚辞』は、空想的、非日常的。

「離騒」では、

 《この地上では自分の離騒が実現しそうにないので、
  天国にのぼって理想をかなえてくれる人物をさがすという、
  空想的、幻想的な内容になっています。》

   一海知義『漢詩入門』より

 ●屈原

 《民衆に人望のあった屈原の命日、五月五日に、
  人々は屈原の遺体が水神の竜に食われぬようにと、
  竹の筒に米を入れて川に流し、
  それが端午の節句の粽(ちまき)の起源だ
  という説があります。》

   一海知義『漢詩入門』より

 ●代表作「離騒」

入谷仙介『漢詩入門』によりますと、

 《代表作の「離騒」は、屈原が国を追われて
  その悲しみをまぎらわすために、
  四方の世界へ空想的な旅をし、
  最後は竜にひかせた車に乗って、
  天上はるかに去っていくという、
  雄大な構想になっています。》

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 ● 漢詩の入門書等を読む

▲★『漢詩入門』一海知義/著 岩波ジュニア新書 1998.6.22

★『漢詩を読む 1 『詩経』、屈原から陶淵明へ』
江原正士、宇野直人/著 平凡社 2010/4/20
―漢詩の歴史をたどるシリーズ全4巻。第1巻は『詩経』から屈原の
 『楚辞』、漢や三国時代を経て東晋の陶淵明まで。
 俳優・声優の江原正士が専門家の宇野直人を相手に、代表的な詩
 を対話形式でわかりやすく読み解く。

▲★『漢詩入門』入谷仙介/著 日中出版 1979/01
―漢詩の有名作をたどりながら、その歴史と構造を解く漢詩入門。

★『中国の古代文学(一)神話から楚辞へ』白川静/著 中公文庫
BIBLIO 1980.9.10
―中国文学の原点『詩経』と『楚辞』の古代歌謡を『記紀万葉』と
 対比して考察する。文学の原点である神話が、中国では『書経』
 に人間の歴史として書き変えられ定着していると解説する。

 ●『楚辞』を読む

★『詩経・楚辞』目加田誠/訳 平凡社〈中国古典文学大系・15〉
昭和44 (1969)
―『詩経』の翻訳と解説。(後半は『楚辞』)

▲★『新書漢文大系・23・楚辞』星川清孝/著 鈴木かおり/編
 明治書院 2004.6.20
―原文に書下し文と解説・背景を伏したコンパクトな入門書。

 ▲マークは、本文で取り上げた本
 ★マークは、筆者のおすすめ本です。本選びの参考にどうぞ。
 (基本的に、筆者が“偶然”手にしたものを取り上げています。)

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本誌は、「中国の古典編―漢詩を読んでみよう(3)『楚辞』(1)」」と題して、について、中国で二番目に古い詩集『楚辞』を紹介しています。

『楚辞』は、揚子江(長江)下流域の楚という国の歌の辞(ことば)の意で、屈原という一人の詩人の作品を中心にまとめられたものです。

屈原は、貴族の出身で国王の側近として国事にも仕えていましたが、他の寵臣の讒言によって追放され、二度目には入水自殺したという悲劇の人物です。

そういう背景に基づく詩ですので、なかなか心に迫るものがあります。

現代にも通じるものがあります。
一度は読んでほしいものです。

 ・・・

詳細は本誌で!

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2020.06.25

ツイッター【#左利きミステリ入門】30回、ついにホームズものに突入!

以前、↓で紹介しましたように、

2020.5.24
ツイッターで【左利きミステリ入門】始めました


ツイッター左利きライフ研究30年☆レフティやすおで5月16日からは始めました
【#左利きミステリ入門】
ですが、

ついに30回となり、いよいよアーサー・コナン・ドイルのホームズものに突入しました。

最初のホームズものは、左利きが犯人の「ボスコム谷の謎」。

【#左利きミステリ入門】030/#アーサー・コナン・ドイル「#ボスコム谷の謎」1

Tw-hidarikikimystery-30-holmes-600

これは、世界三大推理小説名短編集の一つ、ホームズもの最初の短編集『シャーロック・ホームズの冒険』の一編です。

また、この作品は「犯人が左利き」とバラしてもなんの問題もない、数少ない?作品の一つです。

次のホームズものは、第二短編集から「依頼人が左利き」の「黄色い顔」です。


ホームズ関連第三弾は、35回からジュリアン・シモンズの伝記『コナン・ドイル』から、ホームズの推理法を学んだ恩師の講義についてです。

第四弾は、1999年のクリスマス・デイの犯罪を描く、エドワード・D・ホックのホームズ・パスティーシュ「クリスマスの陰謀」です。

お楽しみに!



第一短編集:
『シャーロック・ホームズの冒険【新訳シャーロック・ホームズ全集】』日暮雅通訳 光文社文庫

第二短編集:
『シャーロック・ホームズの回想【新訳シャーロック・ホームズ全集】』日暮雅通訳 光文社文庫

ドイル伝記:
ジュリアン・シモンズ『コナン・ドイル』深町真理子訳 創元推理文庫

ホームズ・パスティーシュ:
『エドワード・D・ホックのシャーロック・ホームズ・ストーリーズ』日暮雅通他訳 原書房

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2020.06.15

私の読書論133-本と読書の話題-松岡正剛、佐藤勝対論集『読む力』から(3)

 ―第272号「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★
2020(令和2)年6月15日号(No.272)「私の読書論133-
本と読書の話題-松岡正剛、佐藤勝対論集『読む力』から(3)」

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◇◆◇◆ 古典から始める レフティやすおの楽しい読書 ◆◇◆◇
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2020(令和2)年6月15日号(No.272)「私の読書論133-
本と読書の話題-松岡正剛、佐藤勝対論集『読む力』から(3)」
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 前回までは、松岡正剛、佐藤勝の両氏の対論集
 
 『読む力 現代の羅針盤となる150冊』中公新書ラクレ 2018/4/9

200515-yomutikara

 の第一章「子どもの頃に読んだのは」から、本好きであろう
 ご両人の子供時代の読書経験について見てきました。

 今回は、第二章以降の「本のガイド」である本書の軸の部分?
 から、
 私の気になった部分をピックアップしてみようと思います。
 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  ◆ “知の系譜”をたどる ◆
  私の読書論133-
   本と読書の話題あれこれ
    ~ 松岡正剛、佐藤勝対論集『読む力』から (3) ~
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 ●「現代の羅針盤となる150冊」のうちの100冊

 ●「通俗本」

ファラデー『ロウソクの科学』

p.160
《松岡 海外でいえば、イギリスの化学者・物理学者の
   マイケル・ファラデーは、電磁誘導、電気分解の法則を
   発見するなど、数々の偉大な業績を上げたのみならず、
   『ロウソクの科学』(1861年)のような、
   一般の人の科学に対する興味をかきたててやまない名著を
   残しているわけです。
 佐藤 確かにファラデーは重要です。私が子どもの頃は、
   読書好きの小学生は必ず読んでいた。》

p.181
《松岡 通俗本だからこそ、世界中の少年少女を、いや大人をも
   科学の神髄に目覚めさせる力を持ちえたのです。》

 ●読書には見取り図(読書ガイド)が必要だ

【気になった部分】――

「第三章 ナショナリズム、アナーキズム、神道、仏教……」

・読書には見取り図が必要だ

p.83
《佐藤 松岡さんが一か月で精読できる本は何冊ぐらいですか。
 松岡 何冊と数えたことはないですね。
   僕は一冊ずつ読むというわけではなく、
   関係する書物三〇冊くらいを図形のように配置して
   ほぼ同時に読むような読み方をしています。
   そのうち、読む必要がないと思ったものは途中でやめて、
   これは重要だと思った本は、目次から最後までじっくりと
   精読するような読み方です。
 佐藤 そうした読み方を可能にするためにも、まず、
   体系立てた学術的な知識が必要ですよね。
   読書には見取り図が必要です。》

 ●紙の本の利用法

「第四章 民族と国家と資本主義」

・フットノート(脚注)のあるなし

p.125
《佐藤 日本のアカデミズムではフットノートがないものは
   学術書として認定されない。
   居酒屋談義と同じ扱いになります。》

・紙の本はなくならない

pp.145-146
《松岡 本はコストパフォーマンスもいいし、折ったり、
   赤線を引いたりしながら読めます。
   ダブルページ(見開き)単位で
   内容を追っていけるのもいい。スクロールでは、
   かなり段落を短くしないと読みにくい。
 佐藤 僕も「本は汚く読め」と言っています。
 松岡 賛成。『読書の技法』の冒頭に書いていましたね。
   僕も「本はノートにしろ」
 佐藤 どうしても綺麗に読みたければ、二冊買えと。
   一冊は書き込んで、一冊は保存用にすればいいのだから。》

 ●翻訳について

「第五章 ラッセル、養老孟司、弘兼憲史」

・翻訳について

p.174
《佐藤 「元の言語で読むべし」などと
   翻訳を否定する人もいますが、これは実に間違った話で、
   絶対に必要なものだと思っています。
 松岡 バベルの塔の崩壊以来、必要です。
 佐藤 翻訳のなかには、必ず解釈が入ってきます。
   この解釈が重要なのです。ただし、解釈は人によって違う。
   ですから本当のことを言うと、
   基本的な書物、重要な書物に関しては、
   複数の翻訳が存在することが望ましいのです。
   読み比べれば、
   内容の把握を誤る危険性は低くなるでしょう。
   「この翻訳者は、なぜこういう訳をしたのか」
   を考えていくと、
   原著がより深く理解できるかもしれません。
 松岡 ロシア文学には、
   米川正夫と亀山郁夫の両方が必要だということ。》

*参照:
【アリストテレス『詩学』】

2020(令和2)年2月29日号(No.265)「私の読書論128-
私の年間ベスト3・2019年(前編)リアル系」

『詩学』アリストテレス/著 三浦洋/訳
光文社古典新訳文庫 2019/3/8

『アリストテレス 詩学/ホラーティウス 詩論』松本仁助・
岡道男/訳 岩波文庫 1997/1/16


【ロバート・ネイサン『ジェニーの肖像』】

2019(平成31)年1月15日号(No.239)-190115-
「私の読書論115-私の年間ベスト2018(後編)フィクション系」

『ジェニーの肖像』ロバート・ネイサン 大友香奈子訳
創元推理文庫 2005/5/23

『ジェニーの肖像』ロバート・ネイサン 井上一夫訳
ハヤカワ文庫 NV 1975/03


 ●複数の視点を持つ

・自分たちの教義を受け入れさせるための戦略

p.179
《松岡 やはり自分たちの教義を正しく落としていくためには、
   「排除」や「無視」では駄目だとわかっているのですね。》

 ●「読む」力が重要

佐藤優「あとがき」

《言語コミュニケーションにおいては、「読む」「聞く」
 「書く」「話す」と言う四つの力が要求される。
 そのうち読む力が基本になるということが
 意外と理解されていない。
 大人になってから外国語を習得する状況を考えてみよう。
 読む力の範囲内で残りの三つの力が発揮されるのである。
 外務省の研修で、ロシア語を徹底的に叩き込まれた際に、
 私はそのことを痛感した。実は、母語においても、
 知的に高度な操作が必要とされる分野においては、
 読む力をつけることが何よりも重要なのである。》

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本誌は、「私の読書論133-本と読書の話題-松岡正剛、佐藤勝対論集『読む力』から(3)」と題して、『読む力』の第二章以降について、気になった部分を抜き出し、私のコメントを付けて説明しています。

 ・・・

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2020.06.10

#OUC48で第9回「集まれエイトちゃん!G8首脳かいぎっ」左利きエイトちゃん

6月6日の「#OUC48」の「#エイトちゃんのおうち時間」で、「#チーム8」の第9回「集まれエイトちゃん!G8首脳かいぎっ」があり、「左利きエイトちゃん」が集まりました。

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200606-9g8

(画像:左利きポーズの左利きエイトちゃんたち)

 

#OUC48 #エイトちゃんのおうち時間 #チーム8
第9回「集まれエイトちゃん!G8首脳かいぎっ」左利きエイトちゃん

 

 

 

いままでからチーム8には左利きが多いといわれていました。

 

*参照:

2018.8.13
8月13日国際左利きの日ILHDとAKB48Team8左利き選抜のことなど
「お茶でっせ」 「新生活」

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』
第523号(No.523) 2018/8/4
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その23―
左利き者の証言から~ (特別編)AKB48チーム8の左利き」

2018.5.13
左利きのAKB48Team8佐藤栞がエア・バイオリン演奏で左弾き
「お茶でっせ」 「新生活」

2016.6.5
AKB48選抜総選挙、暫定21位倉野尾成美・同53位坂口渚沙はTeam8の左利き
「お茶でっせ」 「新生活」

 

↑の2018年当時は、徳島県代表・春本ゆきさんが加入し、史上最多の9人になったというチーム8でした。

その後卒業したメンバーでは、福井県代表・長久玲奈さん、新潟県代表・佐藤栞さん、長崎県代表・寺田美咲さんでした。

一方、昨年の新加入メンバーでは、岡山県代表・蒲地志奈さん。

で現在は、今回の参加メンバーの7人。

 

[出演メンバー]
坂口渚沙(北海道)、小栗有以(東京都)、永野芹佳(大阪府)、蒲地志奈(岡山県)、春本ゆき(徳島県)、行天優莉奈(香川県)、倉野尾成美(熊本県)
[進行]
左伴彩佳(山梨県)

議長・進行役が、名前に「左」が入っているということで左伴さんになったようです。

 

詳細は、このYouTubeを見ていただければ、一目瞭然。

 

まずは「左利きあるある」のお話。

これはよくあることばかりですが、まあ、面白かったですね。

食事の際に隣の右利きの人と肘が当たるとか、字を書くときに手が汚れるとか、急須が使いにくい。
字は右で、と教えられたという人もいました。

左利きの人は右も使えるよね、という発言がありました。

ナイフとフォークの持つ手では、左利きってマナー的にダメって感じがありません?という発言も。

「字は右で」とか「マナー的にダメ」といった発言に関していいますと、この辺は、若い子でもまだまだ左利きの場合は色々な経験をしているようで、考えさせられました。

 

その後は、「性格診断アンケート」がありました。

なんとなく、グズグズになっていましたが、まあ、そんなものでしょう。

 

でも、こういう左利き話は、左利きの人たちにとっては、結構楽しい時間といえるのではないでしょうか。

こういう右利きの人にはどれだけ楽しめるのか、というのは、気になりますね。

 

結論は、「まあ、たまにはいいよね!」という感じでした。

 

「左利きに誇りを持ってますよ」という発言は心に残りました。

そういう気持ちはわかりますね。
別に天狗になってるとか、傲慢とか、自己満足とかではなく、ごくごく自然に自分らしくある/ありたい、という心情の現れですね。

 ・・・

どれぐらいまで視聴回数が伸びるか、というのも楽しみですね。
(エイトは、まだまだ、世間的にはいまいち知られてませんからね。)

AKB48ファンでなくても、左利きや、利き手の問題に興味をお持ちのかたは、ぜひご覧ください。

 

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2020.05.31

中国の古典編―漢詩を読んでみよう(2)『詩経』から-「楽しい読書」第271号

 ―第271号「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

 

★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★ 2020(令和2)年5月31日号(No.271)
「中国の古典編―漢詩を読んでみよう(2)『詩経』から」

 

 

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◇◆◇◆ 古典から始める レフティやすおの楽しい読書 ◆◇◆◇
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2020(令和2)年5月31日号(No.271)
「中国の古典編―漢詩を読んでみよう(2)『詩経』から」
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 今回は、「中国の古典編―漢詩を読んでみよう」の2回目。

 

 前回は、

 

2020(令和2)年4月30日号(No.269)
「中国の古典編―漢詩を読んでみよう(1)漢詩とはなにか」

 

2020.4.30
中国の古典編―漢詩を読んでみよう(1)漢詩とはなにか
-「楽しい読書」第269号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2020/04/post-4871b8.html

 

 で、「漢詩とはなにか」について見てきました。

 

 

 今回は、中国最古の詩集『詩経』を取り上げます。

 

 『詩経』は、以前「中国の思想編」で、
 四書五経の一つとして紹介しました。

 

2016(平成28)年4月30日号(No.174)-160430-「古代中国編―
中国の古代思想を読んでみよう(6)詩経を読む(前編)」

 

2016.4.30 古代中国思想編(6)詩経を読む(前編)
―第174号「レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2016/04/6-a99b.html

 

2016(平成28)年5月31日号(No.176)-160531-「古代中国編―
中国の古代思想を読んでみよう(7)詩経を読む(後編)」

 

2016.5.31 古代中国思想編(7)詩経を読む(後編)
―第176号「レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2016/05/7-1014.html

 

 

 今回は、文学書の一つの詩集として取り上げてみます。

 

 今回も、一海知義さんの『漢詩入門』を参考に書いてゆきます。

Kansi-iwanamij


一海知義『漢詩入門』岩波ジュニア新書 1998.6.22

 

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◆ 中国最古の詩集 ◆
 中国の古典編―漢詩を読んでみよう(2)
  『詩経』から
  ~ 桃と花嫁―「桃夭」 ~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 ●『詩経』とは何か

 

2016(平成28)年4月30日号(No.174)-160430-「古代中国編―
中国の古代思想を読んでみよう(6)詩経を読む(前編)」

 

から

 

--
 ●『詩経』の解釈

 

  《... 『詩経』の歌は神々の物語を欠く代わりに、人間は、
   個人的にも集団的にも、実に多様また詳細に観察され、あ
   るいは民謡として、あるいは抒情詩として、あるいは風刺
   詩として表現されている。... 》p.127-8

 

     (竹内照夫『四書五経入門』)
--

 

 ●『詩経』の基本型
 ●『詩経』「桃夭」

 

『白川静 漢字の世界観』「第四章 古代歌謡と興の方法」

 

  《... 謡(うた)ってみようと感じた「そのこと」「そのおも
   い」を詠むために、まず歌い手や詠み手が何かを思いおこ
   すことがおこります。このとき先行するイメージや言葉の
   動きの初動が「興」というものです。》p.121

 

  《... 歌謡にはそれが生まれたときのさまざまな本来の原風
   景や原体験のようなものがあるはずなのですが、その原風
   景や原体験は【興的な方法】(原文傍点)によって、当時の
   呪能性とともによびおこせるようになっているのだろうと
   いうことです。》p.132

 

一海知義『漢詩入門』より

 

「桃夭」

 

(原文) (読み下し)
桃之夭夭  桃(もも)の夭夭(ようよう)たる
灼灼其華  灼灼たり 其の華
之子于帰  之(こ)の子(こ) 于(ゆ)き帰(とつ)ぐ
宜其室家  其(そ)の室家(しつか)に宜(よろ)しからん

 

桃之夭夭  桃の夭夭たる
有■(ふん)其実  有(まこと)に蕡(ふん)たり 其の実
之子于帰  之の子 于き帰ぐ
宜其家室  其の家室に宜しからん

 

桃之夭夭  桃の夭夭たる
其葉蓁蓁  其の葉 蓁蓁(しんしん)たり
之子于帰  之の子 于き帰ぐ
宜其家人  其の家人(かじん)に宜しからん

 

(訳)
桃の木の若々しさよ。燃え立つようなその花よ。
桃の花のようなこの娘は、いまお嫁にゆく。
とつぎ先にふさわしいいい嫁御(よめご)になることでしょう。

 

桃の木の若々しさよ。はちきれんばかりのその実よ。
桃の実のようなこの娘は、いまお嫁にゆく。
とつぎ先にふさわしいいい嫁御になるでしょう。

 

桃の木の若々しさよ。ふさふさと繁ったその葉よ。
桃の葉のように豊かなこの娘は、いまお嫁にゆく。
その嫁ぎ先にふさわしいだろう。
とつぎ先の人々にもいい嫁御になるでしょう。

 

 《三千年も前の人々なのに、
  たいへんよく計算して詩を作っていることがわかります。》

 

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本誌は、「中国の古典編―漢詩を読んでみよう(2)『詩経』から」と題して、『詩経』の一編「桃夭」を例に取り上げて説明しています。

 

『詩経』は以前「中国古代思想」編で取り上げています。
それを振り返りながら、漢詩の一例という文学作品として解釈しています。

 

 ・・・

 

詳細は本誌で!

 

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』

 

『レフティやすおのお茶でっせ』

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 ● 漢詩の入門書を読む

 

一海知義『漢詩入門』岩波ジュニア新書 1998.6.22

 

『漢詩を読む 1 『詩経』、屈原から陶淵明へ』江原正士、宇野直人/著 平凡社 2010/4/20
―漢詩の歴史をたどるシリーズ全4巻。第1巻は『詩経』から屈原の『楚辞』、漢や三国時代を経て東晋の陶淵明まで。俳優・声優の江原正士が専門家の宇野直人を相手に、代表的な詩を対話形式でわかりやすく読み解く。

 

『漢詩入門』入谷仙介/著 日中出版 1979/01
―漢詩の有名作をたどりながら、その歴史と構造を解く漢詩入門。

 

 ● 『詩経』の概説書・その他を読む

 

『中国の古代文学(一)神話から楚辞へ』白川静/著 中公文庫BIBLIO 1980.9.10
―中国文学の原点『詩経』と『楚辞』の古代歌謡を『記紀万葉』と対比して考察する。文学の原点である神話が、中国では『書経』に人間の歴史として書き変えられ定着していると解説する。

 

『白川静 漢字の世界観』松岡正剛/著 平凡社新書440 2008.11.14

 

竹内照夫『四書五経入門 中国思想の形成と展開』平凡社ライブラリー320 2000.1.24
「第四章 風雅の起り―『詩経』」

 

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2020.05.24

ツイッターで【左利きミステリ入門】始めました

私のツイッター
左利きライフ研究30年☆レフティやすお
で、

「#おうち時間 は一人で #本 #読書」ということで、


【#左利きミステリ入門】

を始めました。

Hidarikiki-mystery-oversea-3
海外ミステリ

Hidarikiki-mystery-2
国内ミステリ

 ・・・


●5/16

自粛一部解除とはいえ

#おうち時間 は一人で #本 #読書 !

#左利きライフ研究家 らしく私の趣味を活かして
#海外ミステリ #国内ミステリ から
#左利き の登場人物たちの左利きらしい動作を描いた
#左利きの人 が活躍?する
#左利きミステリ
について紹介する【#左利きミステリ入門】を始めます。



●5/16

【#左利きミステリ入門】001
 
#左利きミステリ とは
#左利きの人 が主要登場人物である物語や
#左利き の性質をトリックに活用した推理小説等の
#ミステリ の総称をいう。


#国内ミステリ ― #東野圭吾『#どちらかが彼女を殺した』
#海外ミステリ ― #エラリー・クイーン『#シャム双子の秘密』
など



●5/16

【#左利きミステリ入門】002

個々の作品を「#左利き を扱うミステリ」と分類することで、一部ネタバレになる場合があります。

ただ、謎解きものでも、大半の作品ではメイン・トリックよりもサブ・トリックとして使われるケースが多く、
鑑賞上、一番のおいしいところでは問題ない、と考えています。



●5/16

【#左利きミステリ入門】003

#左利きミステリ
≪人物別≫分類

#左利き の登場人物を分類すれば、以下の5つのタイプが考えられます――

◆#左利きの探偵
◆#左利きの被害者
◆#左利きの犯人
◆#左利きの容疑者
◆#左利きのその他の事件関係者
例:
○依頼者
○名画の本当の画家
○謎の本の著者
等々



●5/17

【#左利きミステリ入門】004

#左利きミステリ
≪人物別≫分類 1

◆#左利きの探偵

【#国内ミステリ】
○検屍官 #ケイ・スカーペッタ
#コーンウェル『#死因』

【#国内ミステリ】
○サウスポー(左腕投手)・沢村
#水原秀策『#サウスポー・キラー』
○青年へルパー #神原淳
#愛川晶『#ヘルたん』



●5/18

【#左利きミステリ入門】004
#左利きミステリ
≪人物別≫分類 1
◆#左利きの探偵

で、間違いがありました。

(×)
【#国内ミステリ】
○検屍官 #ケイ・スカーペッタ
#コーンウェル『#死因』


【#海外ミステリ】です。
失礼しました。

(○)
【#海外ミステリ】
○検屍官 #ケイ・スカーペッタ



●5/19

【#左利きミステリ入門】005

#左利きミステリ
≪人物別≫分類 2

◆#左利きの被害者

【#海外ミステリ】
#アガサ・クリスティー「#厩舎街ミューズの殺人」
『#死人の鏡』収録

【#国内ミステリ】
#東野圭吾『#どちらかが彼女を殺した』
#齋藤栄『#春夏秋冬殺人事件』冬の部

#本
#読書
#左利き



●5/20

【#左利きミステリ入門】006

#左利きミステリ
≪人物別≫分類 3

◆#左利きの犯人

【#海外ミステリ】
#ドイル「#ボスコム谷の謎」
『#シャーロック・ホームズの冒険』収録

#ルブラン「#赤い絹の肩掛け」
『#リュパンの告白』
旧版『#世界短編傑作集2』江戸川乱歩編
収録

#本
#読書
#左利き



●5/21

【#左利きミステリ入門】007

#左利きミステリ
≪人物別≫分類 4

◆#左利きの容疑者
―左利きの犯行と推測され、容疑者とされるが……。

【#海外ミステリ】
#アガサ・クリスティー『#ゼロ時間へ』
同『#検察側の証人』戯曲

【#国内ミステリ】
#我孫子武丸『#8の殺人』

#本
#読書
#左利き



●5/22

【#左利きミステリ入門】008

#左利きミステリ
≪人物別≫分類 5

◆#左利きのその他の事件関係者

【#海外ミステリ】
○依頼人
#ドイル「#黄色い顔」
『#ホームズの回想』

○画家
#オームロッド『#左ききの名画』

【#国内ミステリ】
○作家
#恩田陸『#三月は深き紅の淵を』

#本
#読書
#左利き



●5/23

いよいよ全国的に外出自粛も解除目前!

とはいえまだまだ油断大敵!

#おうち時間 は一人で #本 #読書

#左利きライフ研究家 らしく
#左利き の登場人物たち
#左利きの人 が活躍?する
#左利きミステリ を紹介する

【#左利きミステリ入門】

[009]からは個別の作品を!

まずは #海外ミステリ から。


 ・・・

一日一ツイートでやっています。

これから23日のツイートにもありますように、次回[009]からは、それぞれ個別の作品を取り上げてゆきます。

まずは海外ミステリを。

原則として、今私の知っている範囲で、年代順にツイートしていく予定です。


「左利きミステリ」に関しましては、メルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』で、以前「名作の中の左利き」というテーマで何回か書き、その発展系として、「推理小説編」を二十数回続けたことがありました。

まあ、それらを元にその後に発見した作品を追加してゆきます。

お楽しみに。

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2020.05.15

私の読書論132-本好きになる子供時代の経験とは?-松岡正剛、佐藤勝の場合(2)

★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★ 2020(令和2)年5月15日号(No.270)「私の読書論132-
本好きになる子供時代の経験とは?-松岡正剛、佐藤勝の場合(2)」

 

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◇◆◇◆ 古典から始める レフティやすおの楽しい読書 ◆◇◆◇
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2020(令和2)年5月15日号(No.270)「私の読書論132-
本好きになる子供時代の経験とは?-松岡正剛、佐藤勝の場合(2)」
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 今回も、松岡正剛、佐藤勝の両氏の対論集

200515-yomutikara

 
 『読む力 現代の羅針盤となる150冊』中公新書ラクレ 2018/4/9

 から、両氏が本好き、読書好きになったきっかけや、
 のちに読書の達人になるに至るまでの
 子供時代の読書経験について

 「第一章 子どもの頃に読んだのは」

 からのぞいてみます。

  読書好きになる方法
  子供を読書好きにする方法
 
 が、導き出せるかもしれません。

 今回は、松岡さんの中学生時代の名伯楽について、
 それぞれの大学時代、および、本について、など。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  ◆ 読書の名伯楽 ◆
  私の読書論132-
  本好きになる子供時代の経験とは?
    ~ 松岡正剛、佐藤勝 両氏の場合 (2) ~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 ●松岡さんの名伯楽―両親
 ●松岡さんの名伯楽―小学校の先生

pp.28-30
 《松岡 そこでは、自分が選んだものと、他の人間が
    入れた本との「競い合い」も生まれるでしょう。
    本はそうやって読むものだ、
    という教え方をしたんです。
    (略)
    先生は、「他のやつが選んだものも読んでみろ。
    そうすると、友達のこともよくわかるし、
    その本のこともわかる」と言ってましたね。/
     実際、自分は深く考えもせずにリンカーンとか
    フランクリンとかの伝記を読んだのに、
    友人には鉱物図鑑に夢中になる奴がいる。
    どうしてそういうものをセレクションしたのか、
    ブラウジングしてきたのかというのは、
    子ども心にも興味深いのですね。
    そんなことを感じながら、友達の選んだ本も読む。
    「読み手ごと本を読む」というスタイルが、
    そのときにちょっとだけですが
    芽生えた気がしています。
  佐藤 それこそ「編集工学」の原点ではないでしょうか。》

 ●本とは何か

p.29
 《松岡 本って中身だと思われているけれど、
    著者や表紙の雰囲気や発刊時期や
    タイトルの付け方やサブタイトルも重要です。
    それらを含めて本と出会うべきなんですね。となると、
    本にはいろいろなナビゲーターやブラウザーがいた。
    読者はそんな体験を含んで養われれます。
    本は著者自身が「動かして」いるわけではなくて、
    版元がありエディターという人がいて、
    本棚に入っている。それらがブラウザーとして働いて、
    著者たちを登場させ、組み合わせている。
    そんな意識を、なんとなくその小学校の先生から
    植え付けられた感じがするのです。》

●松岡さんの名伯楽―中学校の国語の先生

pp.30-31
 《松岡 そういういろんなジャンルの本を読ませて、
    解説するという授業だったのです。
    それをやってわかってきたのは、
    知識というものはどこかに格納されている、
    必ず何かにファイリングされているのだということです。/
     つまり、誰かの思想というものは、
    どこかにムニュッと剥き出しになってあるのではなくて、
    先生の推挙や解説とともに一冊の本の中にある。
    (略)
    本の中に仕舞われていたものを、藤原先生が
    (略)
    僕らに語るわけなんですね。
    先生がなぜそれらの本を持ち出すのかといえば、
    そこにある思想や知識やその他諸々を、
    僕らに提起するためではないのかというふうに、
    思えてくるわけです。》

 ●同級生との切磋琢磨――松岡さんの場合
 ●同級生との切磋琢磨――佐藤さんの場合

pp.32-33
 《松岡 本がなければ、人は思想を話すことはできません。/
    もっと言えば、そもそもリテラシーというものは、
    口語ではなく文章語なんですね。ということは、
    リテラルな言語は本以外からはなかなか出てこない。
    なのに、そこをみんなネグって
    知ったかぶりになったことが、結果的に読書力を落とす
    原因になっているのではないか。
    佐藤流の書き方は、そんなことまで考えさせてくれる。》

 ●佐藤優:書評での引用について――

・佐藤優:書評での引用について――
書評を書く際の鉄則として、引用のない書評は書かない。

「引用のない書評は相当警戒しないといけない」

pp.39-40
 《佐藤 書評で引用するということは、
    そこでとても重要な判断を下しているわけですよ。
    言い方を変えると、あえて引用すべき部分を見定めて、
    それに対して、地の文で自らの論評を加えてゆくのが
    フェアで、読者にとっても親切な書評なのではないかと
    思うのだけれど、(略)
  松岡 (略)引用とか、あるいは本歌取りとか、転位、
    デペイズマンするということは、思想の書き換えに
    連なる重要な営みにほかなりません。
    そのときに「本歌」を隠したりすれば、
    その思想が信用を得るのは難しいでしょうね。
  佐藤 少なくとも、追跡できるスタイルにしないといけない。
    学術論文だったら、フットノート(脚注)で
    追跡できるんです。
  松岡 トレーサビリティーがのこりますよね。》

p.54
 《松岡 作者の顔のどこをカットアップしたか、
    というのが引用ですよね。
    その人とどういうアイコンタクトを取ったか
    ということがもろに現れますから、
    引用者のインテリジェンスが
    問われることになるのですが、
    その重要性があまり認識されなくなっている。
  佐藤 地の文には、オリジナリティーがある。
    他人の文章をカギ括弧をつけて持ってくるのは、
    コピーにすぎない。だから他人のテキストの内容でも
    極力地の文に丸めてほしい。
    そういう単純な発想に象徴されるように、
    私には、何か本を出す側が
    自縄自縛になっているように思えてならないのです。》

 ●マーキング読書法とノートの抜き書き

・松岡正剛:マーキング読書法について――

自分で入手した本に自在にマーキングする愉しみ。

p.50
 《佐藤 マーキングはとても大事な読書術の一つです。
    僕も『多読術』やイシス編集学校では、
    マーキング読書法を勧めています。読書にはそもそも
    コンデンセーションやコンプレッションが必要です。
    本自体も濃縮や圧縮が起こっています。
    本を読むということは、それを解凍する作業でもある。
    冷凍食品は、解凍しない限りは食べられない、
    味もわからない。それと同じです。マーキングは、
    それをさらにわかりやすく促進する方法ですね。/
     著者が、どんなコンデンスの仕方をしているのかを
    解けるかどうかも、読書の難しさであり、
    醍醐味でしょうね。》

 ●「読者に伝える側」の課題

<「伝えたい相手」のない思想は、つまらない>といいます。

pp.51-52
 《松岡 読ませるためには、読者の身体とか、表情とか、
    そのときの目つきとかが、
    まざまざとイメージできるような作り方をしないと、
    駄目だと思うのです。
    本に著される思想とか知識とかというものは、
    リフレクターが介在したり、
    何かと鏡像関係を結んだりすることで、
    大きく変わってくるものです。「伝えたい相手がいる」
    「読者の顔が見える」ことによって、
    初めてブラウザーを的確に働かせることができる。
    伝えたい相手がいないメディアは、やっぱりつまらない。
  佐藤 そう思います。なぜこんなにくそ忙しいのに
    大学の仕事をするのかと言えば、
    それを伝えたい学生がいるからなのです。
    全員かどうかは別として(笑)。》

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

本誌では、「私の読書論132-本好きになる子供時代の経験とは?-松岡正剛、佐藤勝の場合(2)」と題して、少年時代から本好きにさせた先生や学友についての話と、二人の書評や読書法のことなどについて紹介しています。

それらに対する私のコメントについて、一つだけ紹介しておきましょう。

「●佐藤優:書評での引用について――」の節で書いた文章です。

オリジナルの文章というのは、
必ずしも個人のものと限らないような気がします。

 

名言とか格言とかいったものは、
人類共有の財産でもあるわけで、
それをそのまま引用できることが基礎的な教養でもあり、
そこからどう一歩踏み出した文章を書けるかが、
その著者の持つ筆力であり、才能でしょう。

 

引用はオリジナルであり、
その引用からの進化した一歩もまたオリジナルだ、
ということです。

 

私のコメント類は、本誌購読者のみのお楽しみです。
ぜひ、ご購読のほどを!

 ・・・ 

では、詳細は本誌で!

 

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』

 

『レフティやすおのお茶でっせ』

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2020.04.30

中国の古典編―漢詩を読んでみよう(1)漢詩とはなにか-「楽しい読書」第269号

―「レフティやすおの楽しい読書」第269号

★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★
2020(令和2)年4月30日号(No.269)
「中国の古典編―漢詩を読んでみよう(1)漢詩とはなにか」


☆彡

新型コロナウイルスが、世界中で猛威をを奮っています。

日本でも緊急事態宣言が為されました。

日々、心が暗くなる毎日です。

この新型コロナウイルスへの恐怖から、
色々と不安になって、
体調を狂わせている人もいらっしゃるかもしれません。

日赤のホームページで
「心の健康を保つために」という注意が紹介されています。

http://www.jrc.or.JP/


「赤十字NEWSオンライン版」から
「社会を分断する 「不安」の感染」 に
あげられていた

 「不安」から心を守る 5つの方法

を転載します。

--
落ち着きを取り戻すために、
次のような方法を試してみましょう。

[1]
まずはリラックス。
ほっとする時間を作ろう
[2]
熱中できたり
心が晴れる活動に時間をさく。
運動も効果的!
[3]
この「騒ぎ」から一歩引いて、
別の視点を持つ人と話をしてみる
[4]
「その情報は正しい?」
冷静に情報の信頼性を考えよう
[5]
食べて(健康的な食事)、
寝て(質の良い睡眠)、
自分をいたわろう

つい陥ってしまいがちな「不安」の感染に気づき、
セルフケアに努めましょう!
--


実は、私自身がそうでした。

そこで、メルマガの原稿書きに励んでいます。
というか、励もうと心掛けています。

少しは気分が落ち着いたかもしれません。


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◇◆◇◆ 古典から始める レフティやすおの楽しい読書 ◆◇◆◇
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2020(令和2)年4月30日号(No.269)
「中国の古典編―漢詩を読んでみよう(1)漢詩とはなにか」
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 昨年10月をもちまして、

 「古代中国編―中国の古代思想を読んでみよう」は終了。


2019(令和元)年10月31日号(No.258)-191031-「古代中国編―
中国の古代思想を読んでみよう(33)『孫子』後編」


 今月からは「中国編」は変わりませんが、
 「漢詩編」となります。

 詩は得意ではないのですが、これもお勉強ということで。

 結構知っている言葉や言い回し、故事成語が出てくる
 というのも、「古代思想編」と同じです。

 知らないうちに耳にしている、という詩の一節があるものです。

 それらの原典を改めてみておくことにより、
 中途半端な知識を確かなものに変える、
 ということも大切です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆ 漢詩はリズム ◆
 中国の古典編―漢詩を読んでみよう(1)
  漢詩とはなにか
  ~ 有名な言葉とその出典としての漢詩 ~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 ●「漢詩」を学ぶことは、「人」を知ること

唐の時代の詩人・杜甫「春望」

国破山河在
城春草木深
感時花濺涙
恨別鳥驚心
烽火連三月
家書抵万金
白頭掻更短
渾欲不勝簪

国破れて山河在り
城春にして草木深し
時に感じては花にも涙を濺(そそ)ぎ
別れを恨んでは鳥にも心を驚かす
烽火(ほうか)三月(さんげつ)に連なり 
家書万金に抵(あた)る
白頭掻けば更に短く
渾(す)べて簪(しん)に勝(た)へざらんと欲す


*参考
一海知義『漢詩入門』岩波ジュニア新書 1998.6.22

 ●「漢詩」とは?
 ●漢詩のリズム
 ●リズムを知れば、読みやすくなる

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

本誌では、「中国の古典編―漢詩を読んでみよう(1)漢詩とはなにか」と題して、中国の、日本でいう「漢詩」を読んでみようというシリーズの第一回目「漢詩とは何か」です。

日本でいう「漢詩」というのは、「漢文で書いた詩」を意味します。
中国では「旧詩」というそうです。
中国で「漢詩」とは、「漢代の詩」を指します。
「唐代の詩」を「唐詩」と呼ぶように。

このように、日本と中国では同じ漢字を使っていても意味が違っていたり、ずれがあるそうです。

その辺が難しくしている面がありますが、リズムを知れば読みやすくなるそうです。

私は詩が苦手で、図書館も休館中ということで勉強もままなりませんが、ぼちぼちと勉強していこうと思います。

 ・・・ 

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