2019.10.31

中国の古代思想を読んでみよう(33)『孫子』後編

―第258号「レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

 

★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★ 2019(令和元)年10月31日号(No.258)-191031-「古代中国編―
中国の古代思想を読んでみよう(33)『孫子』後編」

 

◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ 
台風19号他
このたびの災害により被害を受けられました
地域のみなさまに心よりお見舞い申し上げます。
みなさまの安全と一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
 レフティやすお
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ 

 

◇◆◇◆ 古典から始める レフティやすおの楽しい読書 ◆◇◆◇
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2019(令和元)年10月31日号(No.258)-191031-「古代中国編―
中国の古代思想を読んでみよう(33)『孫子』後編」
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「古代中国編―
中国の古代思想を読んでみよう(33)『孫子』後編」 
◆ ビジネス戦略論の参考書 ◆
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 ひさしぶりに、古代中国編・古代思想の33回目。

 四書五経を終え、改めて諸子百家を見てきました。
 道家・道教の代表である老荘列を終え、
孟子に否定・批判された墨楊の思想と言われた楊朱、墨子、
 さらに荀子、韓非子の思想を見てきました。

 さて今回は、いよいよ諸子百家の最終回、
『孫子』の後編です。

前号―

2019(令和元)年9月30日号(No.256)-190930-「古代中国編―
中国の古代思想を読んでみよう(32)『孫子』前編」

 

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◆ ビジネス戦略論の参考書 ◆
 古代中国編―中国の古代思想を読んでみよう(33)
  『孫子』 後編
  ~ 有名な言葉、心に残る言葉 ~
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今回は、まず『孫子』全篇からよく知られた言葉を中心に、
私の印象に残った言葉を一つ一つ見てゆきましょう。

金谷治訳注『新訂 孫子』岩波文庫
および
町田三郎訳『孫子』中公文庫〈BIBLIO〉より。

 

 ●有名な言葉―「風林火山」「呉越同舟」など

【計篇 第一】
【作戦篇 第二】
【謀攻篇 第三】
【形篇 第四】
【勢篇 第五】
【虚実篇 第六】
【軍争篇 第七】
【九変篇 第八】
【行軍篇 第九】
【地形篇 第十】
【九地篇 第十一】
【火攻篇 第十二】
【用間篇 第十三】

 ●戦わないで勝つ、勝てるときしか戦わない

 ●兵法・戦争論の書であり教養書

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● 『孫子』を読む

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本誌は、中国の古代思想を読んでみよう(33)『孫子』後編」です。

『孫子』派、中国の古代思想にあっては、『論語』と並んでよく読まれている書物だと思います。

それは、やはり非常に理論的な兵法書であり、戦争論の名著となっているからでしょう。
そこには活用可能な数々の名言といい、戦略論として様々な面で活用できる普遍性を持っているからでしょう。

たとえば、《兵とは詭道(きどう)なり》という言葉があります。
戦争とは敵の意表を突くことだという意味ですが、要するに、勝つためには手段を選ばず、ということです。

ところが、日本ではこの『孫子』はよく知られていながらも、あまり実戦では活用されなかったようです。
戦国武将・武田信玄はなど旗指物に「風林火山」という『孫子』由来の言葉を用いながら、教科書としては利用しなかったといいます。

武田家の軍書『甲陽軍艦』にも有効性に欠けると指摘しているそうで、信玄の軍師として仕えた京流の軍学者・山本勘助も、同じ観点から否定しているようです。
地理や気象などの自然条件、軍隊の構成や兵器など条件の差異によって、適用しがたい面を持っていたのがわかる、理論よりは実践的技術に関心の強い戦国武将として当然の現象と、浅野裕一(『孫子』講談社学術文庫「第七章 軍争篇」)さんは書いています。

そういう面もさることながら、やはり上に書きましたような手段を選ばず的な姿勢が、日本人的な考え方として受け入れられなかったのではないか、正々堂々と真正面から対戦すべきだといった思想から、という気もします。

現代においても日本の外交を見ますと、根本の部分でずるさに欠けているような気がします。
紳士的な姿勢は大事ですが、国益のためには、表面的なあり方よりも実質をとるという姿勢が重要ではないでしょうか。

 ・・・

では、詳細は本誌で!

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』

 

*参照: 金谷治訳注『新訂孫子』岩波文庫 2000/4/14
―原文・読み下し文・訳注・現代語訳・(巻末)語句索引:有名な語句等を調べるのに重宝。

 

町田三郎訳『孫子』中公文庫〈BIBLIO〉改版 2001/11/25
―読み下し文・訳注・現代語訳。「原文」なしがマイナスか。

 

『孫子』浅野裕一/著 講談社学術文庫 1997/6/10
―1972年、山東省臨沂県銀雀山漢墓出土の竹簡版を元にした翻訳。
 欠如を「宋本十一家注本」で補う。竹簡本に合わせ、「火攻篇」
 と「用間篇」を入れ替え、全体のまとめの内容を持つ「火攻篇」
 を末尾に配している。

 

 

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2019.10.15

私の読書論124-蔵書と人生

―第257号「レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

2019(令和元)年10月15日号(No.257)
「私の読書論124-蔵書と人生」

 

10月12日は、台風19号が日本に襲来、
各地で大きな被害を出しました。

16号の千葉での被害も相当なものがありました。

私も昨年は台風21号で怖い思いをしました。

東日本大震災以来、といいましょうか、
近年、災害の規模が大きくなってきています。

数十年に一度といった天災が頻発しています。

 

多くの被災された方々には
心からお見舞い申し上げます。

これといって力のない私には、
ただ言葉を贈ることしかできません。

一日も早く平穏な生活に戻られることを心からお祈りいたします。

 

13日、
ラグビー日本代表はうれしい勝利を挙げ、
ワールド・カップ史上初のベスト8進出を決めてくれました。

被災者の皆様方にもきっと力となったことと思います。

 

ラグビー日本代表、
ならびに被災者の皆様方に、
(横田順彌の明治SF小説に登場する)
早稲田大学応援団長の虎髭将軍・吉岡信敬ばりに、
心から声援を送りたいと思います。

奮えー(フレー)!奮えー(フレー)!

レフティやすお 

 

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2019(令和元)年10月15日号(No.257)
「私の読書論124-蔵書と人生」
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 今回は、蔵書と人生について考えてみます。

 乾くるみさんの小説

 『セカンド・ラブ』(文春文庫 2012/5/10)

 

 のなかにこんな一節があります。
 
 《「この本、サトやん、全部読んだの?」/(略)
  「ええ、いちおう」/
  「本なんて、一回読んじゃえば、
   それで終わりなんじゃないのか」/
  「まあ、読み返すことなんて滅多にないですけど。
   でも手元に残しておきたいじゃないですか。
   これまで生きてきた証として」/
  「これがサトやんの人生ってわけか」》p.184

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 さて、私の場合も……。

 

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 私の読書論124-
 ― 蔵書と人生 ―
   生きてきた証としての蔵書
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 ●三つの本棚のほとんどが文庫本で埋まっている
 ●かなり猛烈な読書家
 ●『白鳥の歌なんか聞こえない』の場合

庄司薫『白鳥の歌なんか聞こえない』(中公文庫 改版 2002/10/10)
新潮文庫 2012/3/28

 

《大きな天井までとどく本棚を眺めた。/
  「これ、みんな読んだの?」と彼がきいてきた。/
  「(え?)」/
  「ふうん。大変だ。」と、彼は、でも相当にあっさり言った。
  「でも、ぼくは、もうこんなに本を読んだよ。」/
   ぼくは、彼がその両手をいっぱいに拡げて、
  本棚にあてはめるようにしているのを眺めて、
  なんとなくニコニコしてしまった。/
  「十年ぐらいかかるかな。」と、彼は溜息をついた。/
  「うん、そうだなあ。」》新潮文庫 p.198

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 ●“もの”の力
 ●“もの”に転換された人生
 ●重い遺産
 ●傑作だけ読んでいても世界はわからない

《「傑作だけを読もうとする人間は気に入らない。
  それは世界を知らない証拠だ」》p.275

  『ネルーダ事件』ロベルト・アンプエロ 宮﨑真紀訳
    ハヤカワ・ミステリ 2014/5/1

 

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本誌では、乾くるみさんの小説『セカンド・ラブ』にあった言葉を基に、蔵書と人生について考えてみました。

私も数量的には多読家ではありませんが、本が友達という読書家です。

自分の蔵書は、やはり「これが私の生きる道」ならぬ、「私の生きてきた道」といえるでしょう。

読書は自分の頭ではなく、他人の頭で考えることである。

といったのは、ショウペンハウエルです。

「思索」より―ショウペンハウエル『読書について 他二篇』斎藤忍随訳 岩波文庫)

 

しかし、我々のような凡人にとっては、読書こそが「生きた、読んだ、考えた」私の人生なのです。

 ・・・

では、詳細は本誌で!

 

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』

 

 

 

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2019.09.30

中国の古代思想を読んでみよう(32)『孫子』前編

―第256号「レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

 

★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★ 2019(令和元)年9月30日号(No.256)-190930-「古代中国編―
中国の古代思想を読んでみよう(32)『孫子』前編」

 

◇◆◇◆ 古典から始める レフティやすおの楽しい読書 ◆◇◆◇
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2019(令和元)年9月30日号(No.256)-190930-「古代中国編―
中国の古代思想を読んでみよう(32)『孫子』前編」
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「古代中国編―
中国の古代思想を読んでみよう(32)『孫子』前編  
◆ ビジネス戦略論の参考書 ◆
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 ひさしぶりに、古代中国編・古代思想の32回目。

 四書五経を終え、改めて諸子百家を見てきました。
 道家・道教の代表である老荘列を終え、
 孟子に否定・批判された墨楊の思想と言われた楊朱、墨子、
 さらに荀子、韓非子の思想を見てきました。

 さて今回は、いよいよ諸子百家の最終回、『孫子』の登場です。

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◆ ビジネス戦略論の参考書 ◆
 古代中国編―中国の古代思想を読んでみよう(32)
  『孫子』 前編
  ~ 古代兵法・軍学の理論書 ~
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 ●『孫子』――古代兵法・軍学の書
 ●二人の孫子と二つの『孫子』
 ●『孫子』――戦術・戦略論
 ●谷沢永一《敵を瞞(だま)して勝つのが戦争》
 ●13編の内容
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● 『孫子』を読む
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 ● 『孫子』原典・注釈書を読む

▲★『新訂 孫子』金谷治訳注 岩波文庫 2000/4/14
―原文・読み下し文・訳注・現代語訳・(巻末)語句索引:
 有名な語句等を調べるのに重宝。
 「銀雀山漢墓竹簡・孫子兵法」の残存部分と照合した新訂版。

 

▲★『孫子』町田三郎訳 中公文庫〈BIBLIO〉改版 2001/11/25
―読み下し文・訳注・現代語訳。「原文」なしがマイナスか。

 

★『中国の思想 孫子・呉子』村山孚/訳 徳間書店 1996/4/1
―『孫子』『呉子』(ともに全訳)『尉繚子』『六韜』『三略』
 『司馬法』『李衛公問対』の「武経七書」の翻訳(一部抄訳)と
 解説。『孫ぴん兵法』(抄訳)を付録として収録。

 

★『孫子』浅野裕一/著 講談社学術文庫 1997/6/10
―1972年、山東省臨沂県銀雀山漢墓出土の竹簡版を元にした翻訳。
 欠如を「宋本十一家注本」で補う。竹簡本に合わせ、「火攻篇」
 と「用間篇」を入れ替え、全体のまとめの内容を持つ「火攻篇」
 を末尾に配している。

 

 ● 参考書

 

★『孫■(ぴん)兵法―もうひとつの『孫子』』金谷治/訳
ちくま学芸文庫 2008/10/8
―1972年、山東省臨沂県銀雀山漢墓から出土した竹簡によって復元
 された戦国時代後期の孫ぴんの兵法書と推定される著作の翻訳。

 

★『アミオ訳 孫子[漢文・和訳完全対照版]』守谷淳監訳・注解
 臼井真紀訳 ちくま学芸文庫 2016/4/6
―18世紀後半、中国に派遣されたイエズス会の宣教師アミオにより
 フランス語に翻訳された。ナポレオンが『孫子』を読んでいたと
 いう伝説を生んだとも言われる。独自解釈を含む翻訳。

 

★『[現代語訳]孫子』杉之尾宜生/編著 日経ビジネス人文庫 2019/1/8
―防衛大学卒で元陸上自衛隊員で、防衛大教授も務めた軍事専門家
 による翻訳。独自のレイアウトでわかりやすく解説。

 

 ● 『孫子』入門書・解説書を読む

 

★『孫子 解答のない兵法 書物誕生 あたらしい古典入門』  
平田昌司/著 岩波書店 2009.4
―中国語研究者の手になる入門書。アミオ版にも触れている。

 

▲★『400字で読み解く明快人間史』谷沢永一 海竜社 2004
―400字で要約する人間文化史。
 短いことはよいことだと信じ、古典の要約ではなく、
 役立つ智恵のみを絞り上げた人類の英知の考課表。

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本誌は、中国の古代思想を読んでみよう(32)『孫子』前編」です。

今回は、著者・孫子と著作『孫子』に関する概要の紹介でした。

以前、テレビ番組のNHK・Eテレ『100分de名著』で『孫子』を取り上げたときのブログ記事がありますので、それをあげておきましょう。

2014.3.4
戦わずして勝つ『孫子』~NHK100分de名著2014年3月

『孫子』は、『論語』と並んで、現代でも人気の中国古代思想の書です。
「孫子の兵法」として、部下を動かす方法であったり、勝つための戦略の立て方であったり等々、ビジネスの現場でも有効なヒントがあるようです。

座右の書としている人も少なくないようです。

分量的にも小著で、比較的気軽に手に取れるのではないではないでしょうか。
ぜひ、ご一読を!

 ・・・

さて、諸子百家もいよいよこの『孫子』、次回の後編で終了です。

今後の予定は、今のところ決まっていません。

できれば、苦手での分野ではありますが、詩を取り上げてみようかと考えています。
漢詩・唐詩ですね。

さてその辺はまだ先のお話です。
お楽しみに。

 ・・・

では、詳細は本誌で!

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』

 

 

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2019.09.15

私の読書論123-追悼・横田順彌-明治SFを読む

―第255号「レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

 

★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★ 2019(令和元)年9月15日号(No.255)
「私の読書論123-追悼・横田順彌-明治SFを読む」

 

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◇◆◇◆ 古典から始める レフティやすおの楽しい読書 ◆◇◆◇
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2019(令和元)年9月15日号(No.255)
「私の読書論123-追悼・横田順彌-明治SFを読む」
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 今回は初めての試みとして、
 今年2019年1月4日に亡くなられたSF作家で、
 古典SF研究家で明治文化研究家の
 ヨコジュンこと横田順彌さんの追悼号とします。

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 私の読書論123-
 ― 追悼・横田順彌 ―
   ヨコジュンの明治SFを読む
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 ●追悼・横田順彌
Sf-2019-06-20196no733

2019年4月25日発売の
「S-Fマガジン」2019年6月号

 

 ●横田順彌さんの訃報――
 ●ヨコジュンの思い出

(最初の著書)
ハヤカワ文庫JA版『宇宙ゴミ大戦争』1977

 

 ●明治SF

(最初の明治SF、新潮文庫書き下ろし長編)
『火星人類の逆襲』 新潮文庫 1988/5

 

 ●『人外魔境(ロストワールド)の秘密』

(続編)
『人外魔境(ロストワールド)の秘密』(新潮文庫 1991/2)

 

 ●『時の幻影館―秘聞 七幻想探偵譚』

*横田順彌明治小説コレクション 日下三蔵編 柏書房
『時の幻影館・星影の伝説』 2017/8/1
―≪日本SFの祖・押川春浪と門人・鵜沢龍岳が遭遇する数々の摩訶不思議―SFの奇才にして古典SF研究の第一人者・横田順彌が贈る、科学と綺想、怪奇と幻想に満ちた“空想科学探偵譚”!≫

 

『夢の陽炎館・水晶の涙雫』 2017/9/1
―≪永久機関研究者の執念、日露戦争生還兵の予言、絵から抜け出す幽霊、南極探検に端を発する怪事件、押川春浪と鵜沢龍岳が挑む超常現象!SF、ミステリ、幻想…“空想科学探偵譚”復刻第2弾! ≫

 

『風の月光館・惜別の祝宴』 2017/10/1
―≪帝都を襲う怪事件―SFミステリ連作ここに大団円。科学か?迷信か?押川春浪、鵜沢龍岳が挑む不可思議事件簿。そして伊藤博文、乃木希典ら明治の英傑を巻き込む陰謀の驚愕の真相とは―“空想科学探偵譚”最終章。 ≫

 

 ●悲しく切ない、不可思議な人間の心情

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本誌では、私のヨコジュンの著書の中でお気に入りである、明治SFについて書いています。

とにかく一度は読んでいただきたい、としかいえません。

他のジャンルの著書に関しては、雑誌「SFマガジン」連載中に時々読んでいた「日本SFこてん古典」「近代日本奇想小説史」ぐらいで、ハチャハチャSFなどの作品は未読です。
機会があれば、それらに触れてみるのも一興かと思っています。

しかししかし、やはり押川春浪&鵜沢龍岳シリーズが一番楽しいというのが、私の感想です。
残念ながら本を持っていないのですが、何度読み返しても飽きないお話です。

ちなみに私が持っているのは、『火星人類の逆襲』『人外魔境(ロストワールド)の秘密』だけです。
(残念!)

 ・・・

では、詳細は本誌で!

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(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』

 

 

 

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2019.08.15

私の読書論122-空海/弘法大師に関する本

―第253号「レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

 

★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★ 2019(令和元)年8月15日号(No.253)-190815-
「私の読書論122-空海/弘法大師に関する本」

 

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◇◆◇◆ 古典から始める レフティやすおの楽しい読書 ◆◇◆◇
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2019(令和元)年8月15日号(No.253)-190815-
「私の読書論122-空海/弘法大師に関する本」
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 前回まで「読書生活書籍購入50年」ということで、
 本にまつわる思い出話をしてきました。

 今回は、従来のお話の続きはお休みして、

 数ある本の中でも最近、といいますか、
 かなり以前から興味を持っていた

 「空海/弘法大師」に関する本について書いてみます。

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 私の読書論122-
 ― お大師さんと私 ―
   「空海/弘法大師」に関する本
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 ●お大師さんの生まれ変わり
 ●弘法大師・空海
 ●教科書等の空海評
 ●『三教指帰』
 ●その他の空海関係文庫本
 ●2016年、高野山開創1200年
 ●妄想――小説「空海の冒険」

 

*おススメの〈空海伝〉

『沙門空海』渡辺照宏・宮坂宥勝 ちくま学芸文庫 1993/5/1
―従来の伝説的な偉人としての〈弘法大師伝〉から脱却し、より客観的な、〈人間空海〉像を描こうとした一時代を画した伝記。

 

『空海入門 弘仁のモダニスト』竹内信夫 ちくま学芸文庫 2016/10/6
―上記の著作により空海に興味を持つようになったフランス文学者の手になる新たな空海研究に基づく伝記。

 

『空海入門』加藤精一 角川ソフィア文庫 2012/4/25
―空海の著作からその思想の解説を含む一般的、標準的な空海伝。

 

※未読ですが……最近のものから

『眠れないほど面白い 空海の生涯: 1200年前の巨人の日常が甦る!』由良弥生 王様文庫 2019/1/30
―ペラペラッと見た限りでは、一般向け文庫版の偉人伝としてはめずらしい400ページを超える「力作」。一部オリジナルな視点を導入しているようですが、参考文献など見ますと、しっかりした著作を挙げていて、信頼できそうな印象です。

 

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Kuukai1 

(画像:本誌でふれた空海の本)

 

Kuukai2 

(画像:ここ2、3年に買った空海の本の中から)

 

 ・・・

本誌では、「私の読書論122-空海/弘法大師に関する本」と題して、今までに読んだり買ったりした空海の本について書いています。

今手元にある空海に関する本も30冊ほどになりました。
半分も読んでいないのが現状ですが、ボチボチ買い集めた本がもうそんなになっています。

もちろん、図書館で借りて読み、でも買うほどではないと判断した本もいくつもあります。

ですから、今までに私が手にとった本の数は50冊ぐらいにはなるのでしょうか。

そのうちからいくつか紹介しています。
おススメしている本もあります。

そして、時おり弊誌等で書いているように、こんな本を書きたいという妄想も書いています。

妄想に終わらないようにしたいものですけれど……。

 ・・・

では、詳細は本誌で!

 

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2019.07.15

私の読書論121-読書生活書籍購入50年(3)短編集が好き

―第251号「レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

 

★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★ 2019(令和元)年7月15日号(No.251)-190715-
「私の読書論121-読書生活書籍購入50年(3)短編集が好き」

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◇◆◇◆ 古典から始める レフティやすおの楽しい読書 ◆◇◆◇
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2019(令和元)年7月15日号(No.251)-190715-
「私の読書論121-読書生活書籍購入50年(3)短編集が好き」
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 前回に引き続き、「読書生活&書籍購入50年」と題して、

 私の読書生活および書籍購入50年の歴史から
 少しひもといてみましょう、というお話の3回目

 今回は「短編集が好き」というテーマで。

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 私の読書論121-
 ― 令和の時代に向けて ~ 50年史という昔話 ―
  読書生活書籍購入50年(3) 
   小説編「短編集が好き」
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 ●約3000冊から小説編「短編集が好き」
 ●最初は「雨月物語」お子様版
 ●「雨月物語」に始まる短編好み
 ●求める本の傾向
 ●ラフカディオ・ハーン『怪談・奇談』
 ●ポーの代表的名作短編集
 ●各社「文庫解説目録」
 ●怪奇小説アンソロジー
 ●短編小説の魅力
 ●おススメの短編集

 ・・・

本誌では、本誌では、50年の読書生活書籍購入の歴史の中から、短編集好きについて書いています。

きっかけと理由(原因?)について、当初どんなものを読んでいたか、好みについて、など。

最後に、最近読んだ短編集からおススメを一冊紹介しています。

 

短編小説といいますと、「人生の一瞬を切り取った」ものといった表現をされますが、O・ヘンリーのように種も仕掛けもある作品からこれといったストーリーもない単なる日常スケッチのようなお話まで色々です。
私はどちらも好きです。

長編はどうしてもストーリーが強くないと読みづらいところがあります。
短編はその辺は自由ですよね。

全体を見通せるという意味で、体力もないし頭をよくないし、その癖作品のでき――特に全体的なバランスが気になる私には短編が向いているように思います。

 

お昼、ほぼ毎日一本、何かしら短編集から読んでいますね。

夜は長編小説です。
で、早朝は朝読で、思想・哲学関係の難しいもの、硬いもの、重いものを読んでいます。

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(画像:半世紀以上前の講談社『少年少女新世界文学全集 37 日本古典編〈2〉』)

 

Kaidan 

(画像:井上洋介さんのカバー絵が気に入って後年買い直した旺文社文庫版『怪談』)

 

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(画像:ほぼ半世紀前の『怪奇小説傑作集』全5巻)

 

 ・・・

では、詳細は本誌で!

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』

 

本誌で紹介した本:

『怪談・奇談』ラフカディオ・ハーン 田代三千稔訳 角川文庫 1956/11/10

 

『黒猫・黄金虫』エドガー・アラン・ポー 刈田元司訳 旺文社文庫 1966

 

『怪奇小説傑作集 1 英米編 1 [新版]』創元推理文庫 2006/1/31

 

『夜想曲集: 音楽と夕暮れをめぐる五つの物語』カズオ・イシグロ 土屋政雄訳 ハヤカワepi文庫 2011/2/4

 

 

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2019.06.30

2019年岩波文庫フェア「名著・名作再発見!」小さな一冊...

―第250号「レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

 

★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★ 2019(令和元)年6月30日号(No.250)-190630-
「2019年岩波文庫フェア「名著・名作再発見!」小さな一冊...」

 

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「2019年 岩波文庫フェア「名著・名作再発見!」
  小さな一冊をたのしもう」

 ●2019年の岩波文庫フェア 
 ●読んでるからといって…
 ●小さな一冊から
 ●芥川龍之介の王朝もの
 ●『今昔物語』に材をとった作品3点
 ●「羅生門」
 ●4作品について
 ●いつの時代も変わらぬ人の心

●芥川龍之介『羅生門・鼻・芋粥・偸盗』を読む

 

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(画像:『図書』5月号フェア一覧と手持ちの本、龍之介本と今昔物語本)
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弊誌も、創刊以来12年、通算250号となりました。
いつもご愛読ありがとうございます。

これからも変わらぬ応援よろしくお願い致します。

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今月末の本誌は、従来の「中国の古典思想」の紹介をお休みして、2019年岩波文庫フェア「名著・名作再発見!」小さな一冊...」の紹介です。

過去に何度か岩波文庫のフェアを取り上げたことがあります。

今回久しぶり?に取り上げました。

 

「小さな一冊を楽しもう」というキャッチフレーズがいいですよね。

どうも世の中は「大は小を兼ねる」で、小よりも大を重んじる傾向があります。

確かにそういう面があることは事実ですが、必ずしも常に大が小よりも優れているとは限りません。
小ゆえに役に立つというケースもあるでしょう。

昔から「一円を笑うものは一円に泣く」と言います。

小さいからこそ全体を見通すことも可能になります。

人間の力というものは、常に大きなものに対応できるというものではありません。
個人の持つ能力は人それぞれですが、小ならばこそ、誰にでも手に届くという面もあるでしょう。

 

私は昔から体力に自信がないので、どちらかといいますと、小著を好む傾向にあります。

前号の「読書生活書籍購入50年」の時に選びました諸作は、ほぼ小著ばかりでした。

小著は「取っ掛かりやすく、読了しやすい」という長所があります。
小著は、「読書の入口」として最適です。

ぜひ、これらの小著をちょっと心に留め置いていただきたいと思います。
そして機会が見つけて、ぜひ手にとってのいただきたいものです。

 

さて本誌では、芥川龍之介の王朝ものの短編集『羅生門・鼻・芋粥・偸盗』を読んでいます。
冒頭の3作品は、ほぼ50年ぶりの再読となったものです。

相変わらずの切れの良さを感じさせる芥川龍之介の作品でしたが……。

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では、詳細は本誌で!

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』

 

●芥川龍之介『『羅生門・鼻・芋粥・偸盗』を読む

芥川竜之介『羅生門・鼻・芋粥・偸盗』岩波文庫 改訂版 2002/10/16
―「王朝もの」第1巻。

 

芥川龍之介『羅生門・鼻・芋粥』角川文庫 改版 新装版 2007/6/23
―学生時代からの初期の小説・感想などの作品集。

 

安西篤子『「今昔物語」を旅しよう―古典を歩く6』講談社文庫 1998/02
―古典『今昔物語』のそれぞれのお話の舞台を歩き、お話にまつわるあれこれを綴るエッセイ。龍之介「羅生門」の読み解きも。

 

『今昔物語』福永武彦/訳 ちくま文庫 1991/10/24
―本朝の部より、訳者が選んだ155篇を 第1部 世俗 第2部 宿報 第3部 霊鬼 第4部 滑稽 第5部 悪行 第6部 人情 第7部 奇譚 第8部 仏法 に再構成した現代語訳。「羅生門」「鼻」「芋粥」の基となった作品も収録。

 

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2019.06.15

私の読書論120-読書生活&書籍購入50年(2)私のお気に入り

―第249号「レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

 

★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★

2019(令和元)年6月15日号(No.249)-190615-
「私の読書論120-読書生活&書籍購入50年(2)私のお気に入り」

 

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 ●約3000冊からのお気に入り
 ●フィクション編――小説ベスト3

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(画像:『トム・ソーヤーの冒険』『星の王子さま』『ジェニーの肖像』)

 ●フィクション編――+α

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(画像:3点+『神々の消えた土地』『TUGUMI』『ブロードウェイの天使』)

(画像:『神々の消えた土地』『ダフニスとクロエー』)

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(画像:デイモン・ラニアン ブロードウェイ物語) 

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本誌は、「私の読書論120-読書生活&書籍購入50年(2)私のお気に入り」です。

 

読書生活&書籍購入50年の2回目です。

 

今回は、この50年の間に読んだ約3000冊のなかから「フィクション編 小説ベスト3+α」と題して、お気に入りの小説を取り上げています。

 

最終的に今回は6点挙げています。

 

番号を振っていますが、必ずしも順位というわけではありません。
(上位3つはそうかもしれませんけれど。)

 

どれもみな非常に気に入っている作品で、何度も読み返しているといっていいでしょう。

 

全巻通読は2回というものもありますが、でも部分的には何度も手に取り、ペラペラやっている作品たちです。

 

もしお読みでない作品がありましたら、ぜひこの機会に手に取ってください。
損はしないと思います。

 

みんな短い長編もしくは中編ぐらいのものが多いので、量的に読むのがしんどいということはないでしょう。
(最後の一つは短編集ですし……。)

 

 

こういう「思いのこもった本」について語る文章って、書いているうちにあれもこれもと書きたくなるのですよねぇ。

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では、詳細は本誌で!

 

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』

 

*参照:
マーク・トウェイン『トム・ソーヤーの冒険』 ―恋あり冒険ありイタズラありの男の子のロマンてんこもりの大人も楽しめる名作。
(旺文社文庫 1969/5)鈴木幸夫/訳
―桜井誠さんの挿絵入りの思い出の一冊。

 

(角川文庫 2005/1/1) 大久保博/訳
『トム・ソーヤーの冒険―トウェイン完訳コレクション』

 

(集英社文庫ヘリテージシリーズ 2016/3/18)
『ポケットマスターピース06 マーク・トウェイン』柴田元幸/編 ―今人気ナンバー1の英米文学翻訳家、柴田元幸訳『トム―』(新潮文庫版に少し手を入れた最新?版)『ハックルベリー・フィンの冒険(抄訳)』(新工夫の翻訳、この仕事の延長が単行本で出ている)他に、《指紋犯罪捜査の原点『阿呆たれウィルソン』、紀行文『赤毛布外遊記(抄)』等トウェインのマルチな魅力が満載》。解説代表作から手に入れにくい作品も読める。巻末に解説・資料。

 

 

『ジェニーの肖像』ロバート・ネイサン/著 井上 一夫/訳 ハヤカワ文庫 1975/3
―貧しい無名青年画家と少女の時を超える愛の物語。恋愛ファンタジーの名作。

 

『ジェニーの肖像』ロバート・ネイサン/著 大友香奈子/訳 創元推理文庫 2005/5/23
―妻を亡くし幼子を抱える童話作家と、妻であり母であった女性を思わせる海の精との日々を描く『それゆえに愛は戻る』を併録

 

 

『神々の消えた土地』北杜夫/著 新潮文庫 1995/8
―《幻の処女作を四十年ぶりに完成した瑞々しい長編》。太平洋戦争末期の信州を舞台に描く北杜夫版『ダフニスとクロエー』。
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『TUGUMI(つぐみ)』吉本ばなな/著 中公文庫 1992/3/1
―病弱なのに傍若無人な少女と語り手の〈ひと夏の思い出〉ものの名作。

 

 

『ブロードウェイの天使』デイモン・ラニアン/著 加島祥造/訳 新潮文庫 1984/08
―O・ヘンリーと比べられる、ジャーナリスト出身作家による、『野郎どもと女たち』他の映画やミュージカルにもなった小悪党たちの恋あり冒険ありの泣き笑い人生をコミカルに描いた短編物語の傑作選集。

 

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2019.05.31

中国の古代思想を読んでみよう(31)『韓非子』後編

―第248号「レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

 

★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★ 2019(平成31)年4月30日号(No.246)-190430-「古代中国編―
中国の古代思想を読んでみよう(30)『韓非子』前編」

 

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 ●貝塚茂樹の『韓非』評伝のまえに
 ●為政者の統治術としての政治思想―「法術」
 ●「勢」
 ●人間不信?の思想家
 ●貝塚茂樹著『韓非』
 ●『韓非子』による成語

 

● 『韓非子』を読む
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本誌は、「中国の古代思想を読んでみよう(31)『韓非子』後編」です。

 

『韓非子』の2回目、後編です。

 

本誌末尾でも書きましたが、今回も(?)思うようにお勉強が進まず、中途半端な紹介になってしまいました。

 

『韓非子』の内容紹介のみならず、秦の始皇帝による中国統一に及ぼした影響、その辺の歴史的な動きなど、さらに貝塚茂樹『韓非』の評伝を読んでの感想も書きたかったのですけれど、そこまで行き着けませんでした。

 

『韓非子』そのものも全文を読むところまで行かず、その辺でも中途半端でした。

 

また『韓非子』が現代においてもビジネス書の自己啓発本等で、ビジネス・リーダーの読本として、『論語』や『孫子』以上に活用されていると言われるのはどういうところか、といったことにも触れてみたかったのですけれど……。

 

 

いずれ機会をつくって再チャレンジしたいものです。
(と思うだけで終わっていることが、今までにもたくさんありそうですけれど。)

 

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では、詳細は本誌で!

 

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』

 

*参照: 『中国古典文学大系 5 韓非子 墨子』平凡社 1968/4/1
全訳『韓非子』柿村峻/訳・解説。他『墨子』。

 

『中国の思想 1 韓非子』西野広祥、市川宏/訳 徳間書店 1996.3
―抄訳。韓非子の人間観と法術の理論を代表する諸篇から選び、乱世統一の基礎となった思想の本質に迫る。

 

『韓非』貝塚茂樹/著 講談社学術文庫 2003/4/10
―東洋史家による韓非子の評伝。従来の『史記』の記述に疑問を提起し、荀子の弟子説ではなく、管仲の影響を考慮し、『韓非子』を読み説く。『老子』以前の黄老思想から法家への思想の発展がそのまま『韓非子』に記されていると読む。

 

 

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2019.05.15

私の読書論119-読書生活&書籍購入50年


―第247号「レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★
2019(平成31)年5月15日号(No.247)-190515-
「私の読書論119-読書生活&書籍購入50年」

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 ●中学時代に読んでいた本
 ●15歳から一般向けの本を!
 ●昨今の出版状況
 ●ここ15年で1500冊読む
 ●蔵書の整理
 ●本にまつわる昔話
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本誌は、「私の読書論119-読書生活&書籍購入50年」です。

当初書こうとしていたことからは少しずれましたが、まあ、こんなものでしょう。

つらつらと書いていますと――

過去に「私をつくった本・かえた本」といったテーマで、高校生時代あたりまで書いたかと思います。

それとダブりそうになったので、少し方向を変えました。

途中で出版状況に関する愚痴も出て、またまた長くなりましたが、本音ですのでご勘弁を。


本が唯一の趣味である私にとって、だんだんと住みにくい世の中になりつつあるようです。

本屋さんがなくなるのは、本当につらい。
生きている楽しみがなくなるのですから。

モノからVRといいますか、e化といいますか――電子化されていくのは世の必然なのかもしれませんが、モノ派もまだ生き残っているのです。

なかでも出版業界は、真剣に改革の方法を考えてほしいものです。
破たんした制度にこだわっていると、業界自体が消滅しかねません。
そういう結果に至らないためにも、今のうちに有効な手を打っていただきたいものです。

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では、詳細は本誌で!

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』

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*今読んでいる本:―「毎日が日曜日」の私は一日、本を読んだり見たりしています。

『韓非』貝塚茂樹/著 講談社学術文庫 2003.4.10
―『韓非子』の著者・韓非の評伝、その人と思想について。講談社版「人類の知的遺産」シリーズの一冊(1982)の文庫化。


★弊誌の月末発行分の『韓非子』のためのお勉強本。

『詩学』アリストテレス/著 三浦洋/訳 光文社古典新訳文庫 2019.3.20
―ギリシャ悲劇をめぐるストーリーの創作についての古典的論文。

『アリストテレース 詩学 ホラーティウス 詩論』松本仁助・岡道雄/訳 岩波文庫 1997.1.16/2015.5.15(20刷)
―芸術論・創作論の古典とローマ時代の詩人の詩作のついての古典。

★上記二冊は、私自身の創作のためのお勉強本。併読しています。一つの訳文で理解しにくい場合も別の訳に触れることでなんとなくイメージできそうに感じる。

『どくとるマンボウ医局記』北杜夫/著 中公文庫 1995.3.18/2012.6.25(改版)
―『どくとるマンボウ青春記』につづく医局時代を綴るユーモア・エッセイ。


★私の青春時代、最も敬愛する作家であった北氏の没後、読み残しや再読を続けているうちの一冊。

『有栖川有栖の密室大図鑑』有栖川有栖/文 磯田和一/画 創元推理文庫 2019.3.22
―海外国内各20作ずつ本格ミステリの密室ものの名作を図解とともに紹介する読書ガイド。ネタばらしはないのでご安心のほどを。


★一日二、三作ずつポチポチと読んでいる。意外に既読が少なく、海外もので12作。国内は3作のみ。これを機に読んでみようと思う。

『アデスタを吹く冷たい風』トマス・フラナガン/著 宇野利泰/訳 ハヤカワミステリ文庫 2015.6.15
―かつて二度復刊希望アンケートでNO.1になったという伝説の名作短編集。上記の『密室大図鑑』にも選ばれている「北イタリア物語」(別タイトル・玉を懐いて罪あり)を含む。


★一日一編ずつ惜しむように楽しみながら読んでいる。

 

 

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