2020.02.15

左右反転小説-左利きになった男(楽しい読書/週刊ヒッキイ・コラボ編)

―「左利きで生きるには 週刊ヒッキイ」第565号 別冊編集後記
―「レフティやすおの楽しい読書」第264号 別冊編集後記

【左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii】
第565号(No.565) 2020/2/15「【左手・左利き用品を考える】右用と左用の違い(39)小説編(2) 左右反転で左利きになった人々(楽しい読書・コラボ編)」

【古典から始める レフティやすおの楽しい読書】
2020(令和2)年2月15日号(No.264)「(週刊ヒッキイ・コラボ編)左利き小説紹介/左右反転で左利きになった人々」

 ・・・

今回のメルマガは、
私の二つのメルマガ
「左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii」
「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」
のコラボ編になっています。

 

▼ここからは「左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii」編です。

 

【読者の皆様へ 嬉しいお知らせ】

ブログ「レフティやすおのお茶でっせ」
2020.2.9
左利きへの配慮がなされた東京書籍・小学校教科書「新しい書写 2年度用」

(新生活版)

で、お知らせしましたように、
長年、私が弊誌等で訴えてきました、

 「小学書写教科書に左手書字例を!」

を実現した教科書が登場します。

東京書籍・令和2年版の小学教科書
「新しい書写」がそれです。

(以下、略)

 

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◆◇◆◇◆ 左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii ◆◇◆◇◆ 
【左利きを考えるレフティやすおの左組通信】メールマガジン

右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして
左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
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第565号(No.565) 2020/2/15「【左手・左利き用品を考える】
右用と左用の違い(39)小説編(2) 左右反転で左利きになった人々
(楽しい読書・コラボ編)」
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【左手・左利き用品を考える】
右用と左用の違い(39)小説編(2) 左右反転で左利きになった人々
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 左手・左利き用品における右用との違いについて― 
 39回目です。

 前回からは単発で、ネタを拾ったときに書くことにしました。

 で、今回は、前回(第561号 2019/12/21)の続きで、
 【左手・左利き用品を考える】というテーマからは
 完全に逸脱したSF、もしくはファンタジー的な小説編
 その2回目です。

 ・・・

第561号(No.561) 2019/12/21「【左手・左利き用品を考える】
右用と左用の違い(38) 小説編:左右反転世界「大喝采」横田順彌」

「大喝采」横田順彌―「押川春浪回想譚」

初出:日本古典SF研究会 会誌〈未来趣味〉第十号(2003年)

・(本編収録単行本)
『押川春浪回想譚』出版芸術社 ふしぎ文学館 2007/5/1

・(本編再録雑誌)
「S-Fマガジン」2019年6月号
「追悼・横田順彌」監修:北原尚彦

《Short Stories◎小説再録》
「大喝采」横田順彌 ―「押川春浪回想譚」、鵜沢龍岳もの短編

┏ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┓
 【左手・左利き用品を考える】
  右用と左用の違い(39) 小説編(2)

   左右反転で左利きになった人々――

  H・G・ウェルズ「プラットナー先生綺譚」
  パット・マーフィー『ノービットの冒険』
┗ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┛

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 ●左右反転で左利きになってしまった人たち

 ・・・

◆ここからは『レフティやすおの楽しい読書』編です。

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◇◆◇◆ 古典から始める レフティやすおの楽しい読書 ◆◇◆◇
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2020(令和2)年2月15日号(No.264)「(週刊ヒッキイ・コラボ編)
左利き小説紹介/左右反転世界に舞い込んだ人々」
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今回は、「左利きで生きるなら 週刊ヒッキイhikkii」との
コラボ編として、左利きの人が登場する物語、
なかでも次元(?)を越え、
結果的に右利きから左利きに転換してしまった人たちのお話を
紹介します。

 ●H・G・ウェルズ「プラトナー物語」

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(画像:「プラットナー先生綺譚」とそれにふれた『左と右の心理学』の該当箇所)

 

(The Plattner Story (The New Review 1896/4)
 「プラトナーの話」宇野利泰訳 『来たるべき世界の物語』
  H.G.ウェルズ短篇集〈第1〉 早川書房編集部編
   ハヤカワSFシリーズ 1961/9/30

 「プラットナー先生綺譚」小野寺健訳 『白壁の緑の扉』
  ボルヘス編バベルの図書館8 国書刊行会 1988/9・収録)

 ●「プラットナー先生綺譚」
 ●左利きになった男

 ・・・

▼ここより『週刊ヒッキイ』編です。

ゴットフリート・プラットナーの体が
  解剖学的に左右逆転しているというくらい
  厳然たる事実も例がないのだが
》p.51

...

さらに異常なのは、
  ゴットフリートが最高の俳優なら別として、
  さいきん右手が左手になってしまったらしい。
  これから(できるだけ公正に)考察してみようと思っている
  出来事があって以来、彼はほとんど左手で右から左へしか
  書けなくなってしまった。
  右手で物を投げることができず、
  食事のときにはナイフとフォークの持ち方に迷っているし、
  路上でもどちら側を通行するのか――
  彼は自転車に乗るのだが――分からなくて、
  いまだに危険で仕方がない。
  しかもこういう出来事が起こる前から
  彼が左利きだった証拠は、ひとつもないのである。
》p.53

 ●プラットナーの左右逆転の秘密

人間をつかまえて、普通の意味での空間で
  ふりまわしてみるわけにもいかない。
  それができれば、その左右も入れ代わるかもしれないのだが。
  どうやってみても、その右は右であり、
  左は左のままなのである。
  むろん、完全に薄くて平たい物の場合なら、
  この実験も可能である。
  紙で、どんな形でもいいから左右の違う形を切り抜いてから、
  持ち上げてひっくり返せば、左右を反対にすることはできる。
  しかし、物が立体となると、そうはいかない。 
  数学者の説によれば、
  立体の左右を反対にできる唯一の方法は、
  その立体を完全に空間の外に出し――
  つまり普通の意味では存在しない状態にしてから、
  どこか空間の外でひっくりかえすことだという。
  たしかに、いささか難解な話だが、
  わずかでも数学理論の知識がある人なら、
  これが真実であることを保証してくれるだろう。
  専門用語を使うなら、
  プラットナーの左右が入れ代わっている事実は、
  彼がわれわれの空間を出ていわゆる第四次元に移動したのち、
  ふたたびこの世界へ戻ってきたことを証明しているのである。
  動機不明の念入りな作り話にたぶらかされたのだ
  と考えないかぎり、われわれは、
  まずこういうことが起こったのだと信じるほかはない。
》pp.55-56

 ●パット・マーフィー『ノービットの冒険』

ワームホールから出てきた人間は、
  はいったときの人間の鏡像なのです。
  はいったときに右利きなら、出てきたときは、左利き。
  もし左頬に決闘の傷痕があったなら、いまは右頬。
  「待ってくれ」とベイリーはいいました。
  「みんなでいっしょにワームホールを通りぬけたが、
  ぼくはいまも右利きさ」/
  「ほんとに?」ロータスがにやりとしました。
  「右手を上げてごらん」/ベイリーは左手を上げました。
  ロータスが笑いだし、
  ポピーがノービットの背中をぽんとたたきます。
  「右手はこっちよ」と彼女は教えました。「あっちが左手」
  (略)
  ベイリーは自分の右手を見つめ、疑惑の目をそそぎながら
  指を曲げたり伸ばしたりしました。
  さっきまで右手だと確信していたものは、いまや左手です。
  首をかしげて、「どうして気がつかなかったんだろう?」
》p.79

...

たいていの有機化合物――タンパク質や、糖類など――は、
  右旋性と左旋性の二種類の分かれます。
  地球上では、右旋性の形態がふつうです。
  人間の体内の酵素も、
  その形態を消化できるように進化してきました。
  だから、一度もワームホールをくぐったことのない人間は、
  左旋性の分子を消化することができません。
  右旋性の酵素で左旋性の糖類を消化しようとするのは、
  右足に左足の靴をはこうとするようなもの――
  どうしてぴったり合わないのです。左旋性の食物は、
  右旋性の食べ物に適応した人間にとって有害ではないが、
  ぜんぜん栄養になりません。/さあ、
  これでみなさんにもそのあたりの苦労がおわかりでしょう。
  ワームホールを一度くぐりぬけた旅行者は、
  自分の消化酵素に一致する分子からできた左旋性の食物を
  とらなくてはなりません。さいわい、
  宇宙船に積まれた食料も(同じジャンプをした結果)、
  やはり左旋性に変わっています。
  けれども、旅行者が目的地に着いたときは、
  注意して自分に適当な食料を見つけなくてはなりません。
  この必要性が、ファール・ステーションをはじめ、
  星間旅行者が集まる場所のコックたちを
  悩ませているのです。
》p.80

 

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(画像:『鏡の国のアリス』と鏡の向こうのミルクの味のエピソードを扱う『非対称の起源』のくだり) 

 ・・・

◆ここからは『レフティやすおの楽しい読書』編です。

 ●宇宙を舞台にした冒険物語

『ノービットの冒険―ゆきて帰りし物語』パット・マーフィー
浅倉久志訳 ハヤカワ文庫SF 2001/6/1

 ●〈バベルの図書館〉H・G・ウェルズ編『白壁の緑の扉』

 ・・・

さて、今回は初めての試みでした。

やはりというべきか、
思ったようにはいきませんでした。

もう少し考えて、練り直した方がよかったなあ、という感じです。

でも、
また機会があればチャレンジしてみたいものです。

 

*その他の参考・引用文献:

・『鏡の国のアリス(広瀬正小説全集4)』広瀬正 集英社文庫 改訂新版 2008/10/17

・『左と右の心理学 からだの左右と心理』マイケル・C・コーバリス、イヴァン・l・ビール 白井常、鹿取廣人、河内十郎共訳 紀伊國屋書店 1978.3.31

・『新版 自然界における左と右』マルティン・ガードナー 坪井忠二・小島弘訳 紀伊國屋書店 1992/5/1

・『非対称の起源―偶然か、必然か』クリス・マクマナス/著 大貫 昌子/訳 講談社 ブルーバックス 2006/10/21

・『鏡の国のアリス』ルイス・キャロル 矢川澄子訳 金子國義絵 新潮文庫 1994/9/28

・『法月綸太郎の冒険』法月綸太郎 講談社文庫 1995/11/7

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というわけで、初の二誌コラボ編でした。

原稿書きの時間節約(手抜き)企画でした。

思いのほかむずかしく、スタイルも確立していないので、まったくの手探りで、結果としてそのままくっつけただけという感じで、それぞれの特色際立たせるということもできませんでした。

とはいえ、懲りずにまたそのうち、もう一度チャレンジしてみたいものです。

 ・・・

では詳細は、本誌で。

*「週刊ヒッキイ」のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』

*「楽しい読書」のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』

 

 

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2020.01.15

レフティやすおの楽しい読書第263号お詫びとお知らせ

―第263号「レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

 

★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★ 2020(令和2)年1月15日号(No.263)「お詫びとお知らせ」

 

 

6時間の遅刻配信です。

 

ごめんなさい!

 

レフティやすお

 

 

理由は本文を参照のこと。

 

 

◇◆◇◆ 古典から始める レフティやすおの楽しい読書 ◆◇◆◇
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2020(令和2)年1月15日号(No.263)「お詫びとお知らせ」
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 例年通りですが――

 

 

 遅くなりましたが、

 

 新年明けましておめでとうございます。

 

 旧年中はお世話になりました。
 本年もよろしくお願い申し上げます。

 

 レフティやすお

 

 

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 お詫びとお知らせ
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まずはお詫びから――

 

 

さて本来ですと、前年に私が読んだ本からお勧めの
「ベスト3ぐらい」を紹介するところですが、

 

年末からPCの調子が悪く、
13日にやっと復旧。
ところが今度は体調不良で、
どうもうまくいきません。

 

ということで、
勝手ながらしばらくお休みさせていただくことにします。

 

どうもすみません <(_ _)>

 

 

以前からも度々ミスが続いたりしていました。

 

ホントは3月からといいたいところですが、
それでは自分が我慢できないでしょうから、
2月から通常通りとしたいと考えています。

 

 ・・・

 

で、お知らせです。

 

 

(以下略)

 

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お知らせの内容は、購読者だけの秘密です。

 

本誌をご覧ください。

 

(やっぱり購読してほしいですからね。)

 

 ・・・

 

では、詳細は本誌で!

 

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』

 

 

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2019.12.31

私の読書論127-読書生活書籍購入50年(6)50代以降リアル編ベスト3(後)

―第262号「レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★ 2019(令和元)年12月31日号(No.262)「私の読書論127-
読書生活書籍購入50年(6)50代以降リアル編ベスト3(後編)」

 

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◇◆◇◆ 古典から始める レフティやすおの楽しい読書 ◆◇◆◇
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2019(令和元)年12月31日号(No.262)「私の読書論127-
読書生活書籍購入50年(6)50代以降リアル編ベスト3(後編)」
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 今回は、5月、6月、7月、11月、12月前半に続き、
 「読書生活&書籍購入50年」の6回目。

 前回は、50代以降の
 【私のお気に入り「リアル編」「世界の四聖編」ベスト3】
 と題して、その前半をお届けしました。

 今回は、いよいよその後編です。

 

5月、6月、7月、11月、12月の1回目から5回目までの内容は、
以下の『お茶でっせ』の「別冊 編集後記」からご想像ください。

2019.5.15
私の読書論119-読書生活&書籍購入50年
―第247号「レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2019/05/post-1105af.html

2019.6.15
私の読書論120-読書生活&書籍購入50年(2)私のお気に入り
―第249号「レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2019/06/post-f1834b.html

2019.7.15
私の読書論121-読書生活書籍購入50年(3)短編集が好き
―第251号「レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2019/07/post-dab17f.html

2019.11.15
私の読書論125-読書生活書籍購入50年(4)
リアル編初期(20代前半)ベスト3
―第259号「レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2019/11/post-a3d937.html

2019.12.15
私の読書論126-読書生活書籍購入50年(5)リアル編-50代以降世界の四聖編ベスト3(前)
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2019/12/post-cd9e66.html

 

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 私の読書論127-
 ― 令和の時代に向けて ~ 50年史という昔話 ―
  読書生活書籍購入50年(6) 
  【私のお気に入り「リアル編」
    50代以降・世界の四聖編ベスト3】(後編)
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しあわせに生きるための助言本

(1)哲学者の幸福論
(2)宗教関係の聖人に関する本
(3)心理学者や精神科医等の心理学や精神科学系のものや
 お偉い先生方の人生相談・エッセイ等の本

これらのうちから(2)の「世界の四聖編」を紹介します。

「前編」では『論語』を紹介しました。
今回「後編」では、残りの2点を紹介します。

 

 ●歴史的人物としてのブッダと原始仏教

*参照:
『スッタニパータ』
―『ブッダのことば―スッタニパータ―』中村元/訳 岩波文庫

2014(平成26)年9月30日号(No.136)-140930-
「原始仏教(2)原始仏典(1)スッタニパータ(前編)」
2014.9.30 今生における幸せを求める教え
―原始仏教(2)原始仏典(1)スッタニパータ(前編)
 ―第136号「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2014/09/21-2095.html

2014(平成26)年10月31日号(No.138)-141031-
「原始仏教(3)原始仏典(1)スッタニパータ(後編)
2014.10.31 心が澄む、清らかになる教え
―原始仏教(3)原始仏典(1)スッタニパータ(後編)
 ―第138号 別冊 編集後記
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2014/10/31-1acb.html

 

『ダンマパダ』(漢訳『法句経』の名で知られる)
―『ブッダの真理のことば 感興のことば』中村元/訳 岩波文庫

2015(平成27)年1月31日号(No.144)-150131-
「原始仏教(4)原始仏典(2)『ダンマパダ』(前編)」
2015.1.31 人生の指針~生き方の知恵―
原始仏教(4)原始仏典(2)『ダンマパダ』(前編)
 ―第144号 別冊 編集後記

2015(平成27)年2月28日号(No.146)-150228-
「原始仏教(5)原始仏典(2)『ダンマパダ』(後編)」
2015.2.28 人生の指針~生き方の知恵
―原始仏教(5)原始仏典(2)『ダンマパダ』(後編)
 ―第146号別冊 編集後記
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2015/02/52-234c.html

 

『マハーパリニッバーナ・スッタンタ』
(ブッダの死とその前後の出来事が語られる)
―『ブッダ最後の旅―大パリニッバーナ経』中村元/訳 岩波文庫
1980/6/16

2015(平成27)年3月31日号(No.148)-150331-
「原始仏教(6)原始仏典(3)『大パリニッバーナ経』(前編)」
2015.3.31 自灯明・法灯明~自己を頼る・法を頼る
―原始仏典3『大パリニッバーナ経』(前)
 ―第148号 別冊 編集後記
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2015/03/3-0821.html

2015(平成27)年4月30日号(No.150)-150430-
「原始仏教(7)原始仏典(3)『大パリニッバーナ経』(後編)」
2015.4.30 怠ることなく努めよ
―原始仏典(3)『大パリニッバーナ経』(後)
 ―第150号 別冊 編集後記
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2015/04/3-4566.html

 

 ●『原始仏典(初期仏典)』から『スッタニパータ』

*参照:

・2014(平成26)年9月30日号(No.136)-140930-
「原始仏教(2)原始仏典(1)スッタニパータ(前編)」

2014.9.30 ―第136号 別冊 編集後記
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2014/09/21-2095.html

・2014(平成26)年10月31日号(No.138)-141031-
「原始仏教(3)原始仏典(1)スッタニパータ(後編)」

2014.10.31  ―第138号 別冊 編集後記
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2014/10/31-1acb.html

 

 ●プラトン“ソクラテス対話篇”から「クリトン」

2008(平成20)年12月号(No.12)-081231-
『ソクラテスの弁明』まとわりつく虻
2008.12.31『ソクラテスの弁明』まとわりつく虻
―第11号「楽しい読書」別冊編集後記
http://ameblo.jp/lefty-yasuo/entry-10181058245.html

2012(平成24)年5月31日号(No.82)-120531-
プラトン『饗宴』
2012.5.31 自分の割符・片割れを求めて
『饗宴~恋について~』プラトン
―第82号「楽しい読書」別冊編集後記
http://ameblo.jp/lefty-yasuo/entry-11262828027.html

 

 ●「世界の四聖編」ベスト3ぐらい

~【「世界の四聖編」ベスト3ぐらい】(順位はありません)~~

(1)『論語』
(2)『原始仏典(初期仏典)』から『スッタニパータ』
(3)プラトン“ソクラテス対話篇”から「クリトン」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

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(1)
『論語 増補版』加地伸行・全訳注 講談社学術文庫 2009.9.10
―《儒教学の第一人者が『論語』の本質を読み切り、独自の解釈、
 達意の現代語訳を施す。漢字一字から検索できる「手がかり索引」
 等を増補した決定新版! 》

(2)
『ブッダのことば―スッタニパータ―』中村元/訳 岩波文庫
1958/1/1, 1984.5.16 
―最古の聖典。第4章、第5章が最も古い部分といわれる。《人間と
 して正しく生きる道が対話の中で具体的に語られる》

(3)
『ソクラテスの弁明・クリトン・エウチュプロン』プラトン/著
山本光雄/訳 角川文庫 1954, 改版1968
―裁判当日の朝を描いた「エウチュプロン―敬虔について―」、裁
 判における「弁明」、その後の処刑を待つ日、脱獄を進める友人
 との対話「クリトン―なすべきことについて―」を収録。巻末に
 80ページ弱の訳注、解説などが付されていて初心者に優しい。

『ソークラテースの弁明・クリトーン・パイドーン』プラトーン
/著 田中美知太郎/訳 池田美恵/訳 新潮文庫 改版2005
―初期の「弁明」から魂の不滅をテーマにした中期の「パイドーン」
 まで、ソクラテスの裁判から刑死までを扱った作品を収録。

 ・・・

では、詳細は本誌で!

 

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』

 

 

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2019.12.23

辻邦生・北杜夫『完全版 若き日と文学と』―『星の王子さま』をめぐって

今年の忘れ物です。
書いたのに、アップするのを忘れていたもの。

 

辻邦生・北杜夫、そしてトーマス・マンサン=テグジュペリのファンの人は必読の一書です。

 

 ・・・

 

9月27日、消費税増税前、久しぶりに本屋をのぞいてみました。
本も増税の対象になっているからです。
もし何か気になる本があれば、上がる前に買っておきたいですからね。

 

最近は本屋さんもめっきりと減って、毎日のように立寄るという機会も少なくなりました。

 

あれこれ棚を見ていると、棚差しの一冊の本が目に飛び込んできた。

 

それがこれ

辻 邦生・北 杜夫『完全版 若き日と文学と』中公文庫 2019/7/23

 

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やじきた(弥次喜多)ならぬ、つじきた(辻北)の対談集です。

 

このお二人は、旧制松本高校の同級生で、長年の親友であり、文学仲間でもありました。
その友情の証ともいうべきものとしては、↓のような本も出ています。

 

『若き日の友情―辻邦生・北杜夫往復書簡』辻 邦生・北 杜夫 新潮文庫 2012/10/29

 

 ・・・

 

私が日本で一番好きな作家が北杜夫さんです。
(一番好きだといいながら、全著作を読んだわけでもなく、もちろん持っているわけでもありません。
 それでも一番好きな作家であることに変わりはありません。
 それじゃあダメだ、といわれるかもしれませんけれど……。)

 

だから、すぐに手に取りました。

 

帯に「没後20年」とありますので、これは辻邦生さんの「没後20年」を記念した新刊ということになります。
でも、私にとっては、久方ぶりの「北さんの新刊」です!

 

北さんも没後、いくつかの本があれやこれやと復刊・再刊され、単行本未収録の作品が単行本となったり、再編集ものが出たりしました。
(今も出ています。たとえば―『どくとるマンボウ青春の山』ヤマケイ文庫 2019/9/14)

 

私もポツポツと何冊か新規に、あるいは買い直しをしたものでした。
(置き場所が限られていて、何冊かを残して、押し出し整理法により、処分したものがありましたので。)

 

 ・・・

 

1970年に出版された『若き日と文学と』の増補・完全版だそうです。
文庫版は1974年に出ているそうです。

 

私がちょうど北さんを愛読していた頃でもあり、記憶にはあります。

 

買っていたかも、と思いつつも目次をのぞいてみました。

 

最初に目に飛び込んできたのが、「『星の王子さま』とぼくたち」という文章です。
早速そのページを見ると、『星の王子さま』とサン=テグジュペリについて語り合っています。

 

北さんが『星の王子さま』が好きなことは知っていました。
辻さんも女子学生に人気があるので大学の授業に使ったといい、二人のこの本を巡る文学論になってゆきます。

 

 ・・・

 

私も『トム・ソーヤーの冒険』と並んで『星の王子さま』が好きで、サン=テグジュペリが好きだったので、この対談を収めた本書は「絶対の買い」でした。

 

(『トム・ソーヤー』でも、著者は「まえがき」で子供だけでなく大人にも読んでもらいたい、昔自分がどんな子供でどんなふうに考えどう感じたか、どんな遊びを楽しんだかを思い出してもらいたい、という意味のことを書いています。
 一方、『王子さま』の方は、誰もはじめは子供だったが、それを忘れずにいる人は少ない、と書き、「子どもだったころのレオン・ウェルトに」と献辞を書き換えています。
 どちらの本も、子供向けに書かれていますが、本当は子供の心を持った大人に向けて書かれたものなのかもしれません。)

 

家に帰って、調べてみましたところ、若い頃には買っていませんでした。
多分辻さんのお話は難しいと感じていたのでしょう。

 

今回も、「この章があったから買った」と言っても過言ではありません。

 

私の大好きな作家が、私の大好きな作品と大好きな作家について思い入れたっぷりに語っているのですから、これは最高です!

 

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*参照:メルマガ『レフティやすおの楽しい読書』

 

2008(平成20)年2月号(No.2)-080229-
大人も楽しい『トム・ソーヤーの冒険』

 

2008(平成20)年4月号(No.4)-080430-
星になった少年『星の王子さま』

 

 ・・・

 

それぞれの『星の王子さま』との出会いから始まり、その印象と内容について語り合います。

 

たとえば、「飼いならす」という言葉について、原語で読んでいる辻さんがフランス語ではこうで、こういう意味を含んでいるから、どうだこうだ、といったように……。

 

なかなか深い対話です。
感性で読む北さんに対して、理屈で跡づける理性派文学者の辻さんという印象を受けました。

 

最後に、北さんは、『星の王子さま』で、ラスト・シーンに《イカれちゃったんですよ》と語っておられます。
辻さんも《うん、いいね。実にいい》と同感されています。

 

確かに美しい、でも淋しいシーンです。

 

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ここだけに限りません。

 

そして、(あれやこれや背景となる事柄について深読みしなくても、ストーリーそのものを)素直に読んでも、とてもいいお話だと思っています。

 

 ・・・

 

久しぶりにうれしい本との出会いでした。

 

ネットでは教えてくれませんでした。
普段から色んな本を「オススメ」をしてくれるのに、肝心なところでは役に立たないものです。

 

やっぱり本屋さんが近くにないと、困りますね。

 

 

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2019.12.15

私の読書論126-読書生活書籍購入50年(5)リアル編-50代以降世界の四聖編ベスト3(前)

―第261号「レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★ 2019(令和元)年12月15日号(No.261)「私の読書論126-
読書生活書籍購入50年(5)リアル編
-50代以降・世界の四聖編ベスト3(前編)」

 

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◇◆◇◆ 古典から始める レフティやすおの楽しい読書 ◆◇◆◇
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2019(令和元)年12月15日号(No.261)「私の読書論126-
読書生活書籍購入50年(5)50代以降リアル編ベスト3(前編)」
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 今回は、5月、6月、7月、そして11月に続き、
 「読書生活&書籍購入50年」の5回目。

 前回は、私の読書初期、20代前半に読んだ、
 その後の「私をつくった本・かえた本」とも言うべき
 著作を紹介しました。

 今回は、
 50代以降の【私のお気に入り「リアル編」ベスト3】を。
 
5月、6月、7月の1回目から3回目までの内容は、
以下の『お茶でっせ』の「別冊 編集後記」からご想像ください。

2019.5.15
私の読書論119-読書生活&書籍購入50年 ―第247号「レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

2019.6.15
私の読書論120-読書生活&書籍購入50年(2)私のお気に入り ―第249号「レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

2019.7.15
私の読書論121-読書生活書籍購入50年(3)短編集が好き ―第251号「レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

 

11月の前回、4回目―

2019(令和元)年11月15日号(No.259)「私の読書論125-
読書生活書籍購入50年(4)初期(20代前半)リアル編ベスト3」

~【私のお気に入り「リアル編」初期(20代前半)ベスト3】~~~

「私をつくった本/かえた本」といえる根本の、
私が心動かされた部分は、いつの時代となっても変化はない
昔の本だけど読んで損はない

(1)相場均『性格―素質とのたたかい』中公新書 昭和38(1963)
―性格の悩みを克服する手がかりになった本

(2)『知的生産の技術』梅棹忠夫/著 岩波新書・青版722(1969)
―読書も含めて、知的生産に関する諸技術を説く古典的名著

(3)箱崎総一『左利きの秘密』立風書房・マンボウブックス 1979
―(左利きの)自分が間違っているのではなく、
 (左利きを差別する)社会が間違っているのだ、
 と気付かせてくれた本

2019.11.15 ―第259号「レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

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 私の読書論126-

 ― 令和の時代に向けて ~ 50年史という昔話 ―

  読書生活書籍購入50年(5) 

  【私のお気に入り「リアル編」
    50代以降・世界の四聖編ベスト3】(前編)

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 ●50代以降の「リアル編」三種
 ●幸福人生への助言本

しあわせに生きるための助言本
(1)哲学者の幸福論
(2)宗教関係の聖人(世界の四聖)とその教えに関する本
(3)心理学者や精神科医等の心理学や精神科学系のものや
 お偉い先生方の人生相談・エッセイ等の本

串崎真志『悩みとつきあおう』『心は前を向いている』(ともに、岩波ジュニア新書)

 

・『仕事・人間関係・人生が好転する!「内向型の自分を変えたい」と思ったら読む本』渡瀬謙 大和出版 2017

*参照:『お茶でっせ』2017.01.30
なりたい自分になる『「内向型の自分を変えたい」と思ったら読む本』渡瀬謙

・『内向型人間の人づきあいにはコツがある』大和出版 2009/11/14

*参照:『お茶でっせ』2009.12.12
今週の週刊ヒッキイ―第201号「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ<特別編>」

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第201号(No.201) 2009/12/12「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ<特別編>」
 原点に戻って―最初につまずかないこと または、左利き人間の生き方にはコツがある

 ●「世界の四聖」の共通点
 ●孔子の言行録『論語』

『論語 増補版』加地伸行・全訳注 講談社学術文庫 2009.9.10
―《儒教学の第一人者が『論語』の本質を読み切り、独自の解釈、
 達意の現代語訳を施す。漢字一字から検索できる「手がかり索引」
 等を増補した決定新版! 》

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本誌は、「私の読書論126-読書生活書籍購入50年(5)50代以降リアル編ベスト3(前編)」と題して、50代以降に読んだリアル編の本約750冊の中から、「世界の四聖」編として「ベスト3」ぐらいを選び、その第一弾として『論語』を紹介しています。

『論語』はご存知のように、約2500年前の古代中国の聖人・孔子の言行録で、死後に弟子たちによって編纂されたものです。

弊誌では、創刊号および「中国の古代思想を読んでみよう」(前・後編)で取り上げています。

一番初めに感動を覚えたのは、冒頭「学而」編の一等最初、よく時代劇の寺子屋のシーンで子供たちが一斉に朗読する「子(し)曰(のたま)わく、学びて時に之(これ)を習う。亦(また)説(悦・よろこ)ばしからずや。」の、あのことばですね。

子曰く、学びて時に之(これ)を習う。
  亦(また)説(悦・よろこ)ばしからずや。
  朋(とも)遠方より来る有り。亦(また)楽しからずや。
  人知らずして[いか]らず。亦(また)君子ならずや。
》加地伸行・全訳注『論語』講談社学術文庫 2004

冒頭から、学ぶことや習うことの喜び、友との再会の楽しさをうたい、他人に評価されなくてもいいじゃないか、という。

まさに孔子ならではの発想、といえるのではないでしょうか。

もちろんそのほかにも、色々と気付かせられることが書かれています。
パラパラでいいので、手元に置いて、時々合間合間にひもといて欲しい本です。

 ・・・

では、詳細は本誌で!

 

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』

 

 

 

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2019.11.30

クリスマス・ストーリーをあなたに(9)『その雪と血を』ジョー・ネスボ

―第260号「レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

 

★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★ 2019(令和元)年11月30日号(No.260)
「クリスマス・ストーリーをあなたに~(9)
『その雪と血を』ジョー・ネスボ」

 

◇◆◇◆ 古典から始める レフティやすおの楽しい読書 ◆◇◆◇
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2019(令和元)年11月30日号(No.260)
「クリスマス・ストーリーをあなたに~(9)
『その雪と血を』ジョー・ネスボ」
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 毎年、この時期恒例の
 「クリスマス・ストーリーをあなたに」の9回目です。

 昨年は、正確には「クリスマス・ストーリー」ではなく、
 ディケンズの『クリスマス・キャロル』以前の古典、
 小説といいますか、エッセイ風の作品、
 ワシントン・アーヴィングの『昔なつかしいクリスマス』
 を紹介しました。

 今回は、また現代編で、しかもエンタメ。

 昨年文庫化された翻訳作品です。

 

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-クリスマス・ストーリーをあなたに (9)- 2019

  ~ クリスマスの夢…と悲劇 ~

   『その雪と血を』ジョー・ネスボ

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 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

~過去の私のおススメの〈クリスマス・ストーリー〉~

【短篇】
トルーマン・カポーティ
 「あるクリスマス」「クリスマスの思い出」

1◆2011(平成23)年11月30日号(No.70)-111130-善意の季節
『あるクリスマス』カポーティ

・『誕生日の子供たち』トルーマン・カポーティ/著 村上春樹/訳
文春文庫 2009.6.10
―クリスマス短編「あるクリスマス」「クリスマスの思い出」収録
 「―思い出」はクリスマスの懐かしい、でもちょっと切ない思い
 出を振り返る愛情あふれる物語で、少年に与えられたクリスマス
 の贈り物、「ある―」は逆に、少年が与えたクリスマスの贈り物
 の思い出話といえる抒情的名編

 

アガサ・クリスティー「水上バス」

2◆2012(平成24)年11月30日号(No.94)-121130-  
クリスマス・ストーリーをあなたに~
 アガサ・クリスティー『ベツレヘムの星』から

・『ベツレヘムの星』アガサ・クリスティー/著 中村能三/訳
ハヤカワ文庫―クリスティー文庫(2003/11/11)
―おススメ短篇「水上バス」を含む、クリスマスにまつわる小説と
 詩を集めた、クリスティーが読者に贈るクリスマス・ブック

 

コニー・ウィリス
 「ひいらぎ飾ろう@クリスマス」「まれびとこぞりて」

4◆2014(平成26)年11月30日号(No.140)-141130-
「クリスマス・ストーリーをあなたに~
『ひいらぎ飾ろう@クリスマス』コニー・ウィリス」
5◆2015(平成27)年11月30日号(No.164)-151130-
「クリスマス・ストーリーをあなたに~
『まれびとこぞりて』コニー・ウィリス」

「ひいらぎ飾ろう@クリスマス」収録短編集:
・『マーブル・アーチの風』コニー・ウィリス/著 大森望/編訳
早川書房・プラチナ・ファンタジイ(2008.9.25)
―もう一つのクリスマス・ストーリー「ニュースレター」も収録

「まれびとこぞりて」収録短編集:
・『混沌【カオス】ホテル (ザ・ベスト・オブ・コニー・ウィリス)』
 コニー・ウィリス/著 大森望/訳 ハヤカワ文庫SF1938 2014.1.25

 

【中編】
チャールズ・ディケンズ『クリスマス・キャロル』
チャールズ・ディケンズ『鐘の音』

0◆2008(平成20)年12月クリスマス号(No.11)-081206-
『クリスマス・キャロル』善意の季節

6◆2016(平成28)年11月30日号(No.188)-161130-
「クリスマス・ストーリーをあなたに~
ディケンズ『クリスマス・ブックス』から『鐘の音』」

・『クリスマス・キャロル』ディケンズ/著 中川敏/訳 
集英社文庫 1991/11/20
―訳者の解説と木村治美の鑑賞など、資料も豊富。

・『クリスマス・ブックス』ディケンズ/著 ちくま文庫 1991/12
―落語調訳「クリスマス・キャロル」小池滋/訳、
 「鐘の音」松村昌家/訳

・『クリスマス・ブックス』田辺洋子/訳 渓水社 2012
―前期(1843-48)のクリスマス中編5編を収録。「クリスマス・キャ
 ロル」「鐘の音」「炉端のこおろぎ」「人生の戦い」「憑かれた男」

 

【長編】
ライマン・フランク・ボーム『サンタクロースの冒険』

3◆2013(平成25)年11月30日号(No.117)-131130-  
クリスマス・ストーリーをあなたに~
 『サンタクロースの冒険』ライマン・フランク・ボーム

・『サンタクロースの冒険』ライマン・フランク・ボーム/著
田村隆一/訳 扶桑社エンターテイメント(1994.10.30) [文庫本]
―『オズの魔法使い』の作者ライマン・フランク・ボームの描く
 サンタ・クロースの生涯を描く、サンタさん誕生物語

 

【追記】2019.12.1-----
新潮文庫12月の新刊で、この作品が新訳で登場しています。

『サンタクロース少年の冒険』
ライマン・フランク・ボーム/著 畔柳和代/訳 矢部太郎/イラスト 2019/11/28

 

カバーと挿絵はなんと矢部太郎さんが担当。

以下に、動画でコメントが!

サンタクロース少年の冒険 新刊案内のサイト

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 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

~「クリスマス・ストーリーをあなたに」9 [2019] ~

『その雪と血を』ジョー・ネスボ/著 鈴木恵/訳
 ハヤカワ・ミステリ文庫 2018/11/20

―ノルウェーを代表するサスペンス作家が描くパルプ・ノワール。
 第8回翻訳ミステリー大賞および第5回読者賞をダブル受賞した。

 

 

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 ●『その雪と血を』ジョー・ネスボ
 ●犯罪小説×クリスマス・ストーリー
 ●雪のオスロの街で……
 ●悲しいけれど美しいラスト
 ●「物事は解釈である」――自分の物語を生きる
 ●まずは読んでほしい

 

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―『その雪と血を』の続編ではないが、共通する世界の物語―

『真夜中の太陽』ジョー・ネスボ/著 鈴木恵/訳
ハヤカワ・ミステリ 2018/8/7

 

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本誌では、毎年この時期恒例の、私のお気に入りの、あるいは「これは」という代表的なクリスマス・ストーリーを紹介しています。

今年は「クリスマス・ストーリーをあなたに~(9)『その雪と血を』ジョー・ネスボ」」と題して、ノルウェーの世界的ベストセラー・ミステリ作家の評判の高いパルプ・ノワールを紹介しています。

ミステリのあらすじ紹介は、ネタバレとしてあまり書けないものなのです。
でも書かないと伝えられない。
痛し痒しというところで。

今回は、かなりのところまで書いてしまいました。
そうしなければ、良さを伝えることができないからです。

 

この小説の主人公のように、人間は皆、自分なりに物語を作って生きているのでしょうか。

人生も歴史も、この世の出来事も世界そのものも、「何事も解釈だ、解釈に過ぎない」という考え方があります。

人は自分なりの解釈で物語を作り主人公を演じている――それを生きているのでしょうか。

うーん、わかりません。

 ・・・

では、詳細は本誌で!

 

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』

 

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2019.11.15

私の読書論125-読書生活書籍購入50年(4)リアル編初期(20代前半)ベスト3

―第259号「レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

 

★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★

2019(令和元)年11月15日号(No.259)

「私の読書論125-読書生活書籍購入50年(4)リアル編初期(20代前半)ベスト3」

 

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◇◆◇◆ 古典から始める レフティやすおの楽しい読書 ◆◇◆◇
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2019(令和元)年11月15日号(No.259)「私の読書論125-
読書生活書籍購入50年(4)リアル編初期(20代前半)ベスト3」
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 今回は、5月、6月、7月以来の「読書生活&書籍購入50年」の
 4回目。
 今回は、【私のお気に入り「リアル編」ベスト3】を。
 
1回目―

2019(平成31)年5月15日号(No.247)-190515-
「私の読書論119-読書生活&書籍購入50年」

15歳、中学3年の三学期から50年
その間に読んだ本は、約3000冊 買った本は、約1300冊
ここ15年で1500冊読む

2回目―

2019(令和元)年6月15日号(No.249)-190615-
「私の読書論120-読書生活&書籍購入50年(2)私のお気に入り」

約3000冊からのお気に入り「フィクション編」

~【私のお気に入り 小説ベスト3】~~~~~~~~~~~~
(1)『トム・ソーヤーの冒険』マーク・トウェイン
(旺文社文庫 1969/5)鈴木幸夫/訳 
(角川文庫 2005/1/1) 大久保博/訳
『トム・ソーヤーの冒険―トウェイン完訳コレクション』

(2)『星の王子さま』サン=テグジュペリ
『星の王子さま―オリジナル版』内藤濯/訳 岩波書店 2000/3/10
(新潮文庫 2006/3/28) 河野万理子/訳

(3)『ジェニーの肖像』ロバート・ネイサン
(井上 一夫/訳 ハヤカワ文庫 1975/3)
(大友香奈子/訳 創元推理文庫 2005/5/23)

~【私のお気に入り 小説ベスト3+α】~~~~~~~~~~
(4)『神々の消えた土地』北杜夫/著 新潮文庫 1995/8
(5)『TUGUMI(つぐみ)』吉本ばなな/著 中公文庫 1992/3/1
(6)『ブロードウェイの天使』デイモン・ラニアン/著
 加島祥造/訳 新潮文庫 1984/08

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3回目―

2019(令和元)年7月15日号(No.251)-190715-
「私の読書論121-読書生活書籍購入50年(3)短編集が好き」

約3000冊から小説編「短編集が好き」
15歳から自分好みの短編集を読む
(一冊目)ラフカディオ・ハーン
『怪談・奇談』(田代三千稔訳 角川文庫 1956/11/10)
(二冊目)エドガー・アラン・ポー
『黒猫・黄金虫』(刈田元司訳 旺文社文庫 1966)
(三冊目)『怪奇小説傑作集』全5巻 創元推理文庫
『怪奇小説傑作集 1 英米編 1 [新版]』(創元推理文庫 2006/1/31)

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(最近読んだおススメの短編集)
『夜想曲集: 音楽と夕暮れをめぐる五つの物語』カズオ・イシグロ
 土屋政雄訳 ハヤカワepi文庫 2011/2/4

 

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 私の読書論125-
 ― 令和の時代に向けて ~ 50年史という昔話 ―
  読書生活書籍購入50年(4) 
  【私のお気に入り「リアル編」初期(20代前半)ベスト3】
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 ●「リアル編」
 ●初期「リアル編」ベスト3の1―相場均『性格』
 ●生きる希望のとっかかり
(1)
相場均『性格―素質とのたたかい』中公新書 昭和38(1963)

 

 ●初期「リアル編」ベスト3の2―梅棹忠夫『知的生産の技術』
(2)
『知的生産の技術』梅棹忠夫/著 岩波新書・青版722(1969)
 読書も含めて、知的生産に関する諸技術を説く古典的名著。

 

 ●初期「リアル編」ベスト3の3―箱崎総一『左利きの秘密』
(3)
箱崎総一『左利きの秘密』立風書房・マンボウブックス 1979

 

 ●昔の本だけど読んで損はない

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本誌は、「私の読書論125-読書生活書籍購入50年(4)リアル編初期(20代前半)ベスト3」です。

今年五、六、七月に「読書生活&書籍購入50年」と題して、昔話を語りました。
前回は、私のお気に入り「フィクション編」の小説ベスト3でした。
今回はその続編で、「リアル編」のベスト3として、初期(20代前半)の3冊を紹介しています。

これらの本は、「私をつくった本・かえた本」としての意味もある3冊でした。

 ・・・

では、詳細は本誌で!

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』

 

 

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2019.10.31

中国の古代思想を読んでみよう(33)『孫子』後編

―第258号「レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

 

★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★ 2019(令和元)年10月31日号(No.258)-191031-「古代中国編―
中国の古代思想を読んでみよう(33)『孫子』後編」

 

◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ 
台風19号他
このたびの災害により被害を受けられました
地域のみなさまに心よりお見舞い申し上げます。
みなさまの安全と一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
 レフティやすお
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ 

 

◇◆◇◆ 古典から始める レフティやすおの楽しい読書 ◆◇◆◇
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2019(令和元)年10月31日号(No.258)-191031-「古代中国編―
中国の古代思想を読んでみよう(33)『孫子』後編」
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「古代中国編―
中国の古代思想を読んでみよう(33)『孫子』後編」 
◆ ビジネス戦略論の参考書 ◆
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 ひさしぶりに、古代中国編・古代思想の33回目。

 四書五経を終え、改めて諸子百家を見てきました。
 道家・道教の代表である老荘列を終え、
孟子に否定・批判された墨楊の思想と言われた楊朱、墨子、
 さらに荀子、韓非子の思想を見てきました。

 さて今回は、いよいよ諸子百家の最終回、
『孫子』の後編です。

前号―

2019(令和元)年9月30日号(No.256)-190930-「古代中国編―
中国の古代思想を読んでみよう(32)『孫子』前編」

 

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◆ ビジネス戦略論の参考書 ◆
 古代中国編―中国の古代思想を読んでみよう(33)
  『孫子』 後編
  ~ 有名な言葉、心に残る言葉 ~
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今回は、まず『孫子』全篇からよく知られた言葉を中心に、
私の印象に残った言葉を一つ一つ見てゆきましょう。

金谷治訳注『新訂 孫子』岩波文庫
および
町田三郎訳『孫子』中公文庫〈BIBLIO〉より。

 

 ●有名な言葉―「風林火山」「呉越同舟」など

【計篇 第一】
【作戦篇 第二】
【謀攻篇 第三】
【形篇 第四】
【勢篇 第五】
【虚実篇 第六】
【軍争篇 第七】
【九変篇 第八】
【行軍篇 第九】
【地形篇 第十】
【九地篇 第十一】
【火攻篇 第十二】
【用間篇 第十三】

 ●戦わないで勝つ、勝てるときしか戦わない

 ●兵法・戦争論の書であり教養書

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● 『孫子』を読む

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本誌は、中国の古代思想を読んでみよう(33)『孫子』後編」です。

『孫子』派、中国の古代思想にあっては、『論語』と並んでよく読まれている書物だと思います。

それは、やはり非常に理論的な兵法書であり、戦争論の名著となっているからでしょう。
そこには活用可能な数々の名言といい、戦略論として様々な面で活用できる普遍性を持っているからでしょう。

たとえば、《兵とは詭道(きどう)なり》という言葉があります。
戦争とは敵の意表を突くことだという意味ですが、要するに、勝つためには手段を選ばず、ということです。

ところが、日本ではこの『孫子』はよく知られていながらも、あまり実戦では活用されなかったようです。
戦国武将・武田信玄はなど旗指物に「風林火山」という『孫子』由来の言葉を用いながら、教科書としては利用しなかったといいます。

武田家の軍書『甲陽軍艦』にも有効性に欠けると指摘しているそうで、信玄の軍師として仕えた京流の軍学者・山本勘助も、同じ観点から否定しているようです。
地理や気象などの自然条件、軍隊の構成や兵器など条件の差異によって、適用しがたい面を持っていたのがわかる、理論よりは実践的技術に関心の強い戦国武将として当然の現象と、浅野裕一(『孫子』講談社学術文庫「第七章 軍争篇」)さんは書いています。

そういう面もさることながら、やはり上に書きましたような手段を選ばず的な姿勢が、日本人的な考え方として受け入れられなかったのではないか、正々堂々と真正面から対戦すべきだといった思想から、という気もします。

現代においても日本の外交を見ますと、根本の部分でずるさに欠けているような気がします。
紳士的な姿勢は大事ですが、国益のためには、表面的なあり方よりも実質をとるという姿勢が重要ではないでしょうか。

 ・・・

では、詳細は本誌で!

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』

 

*参照: 金谷治訳注『新訂孫子』岩波文庫 2000/4/14
―原文・読み下し文・訳注・現代語訳・(巻末)語句索引:有名な語句等を調べるのに重宝。

 

町田三郎訳『孫子』中公文庫〈BIBLIO〉改版 2001/11/25
―読み下し文・訳注・現代語訳。「原文」なしがマイナスか。

 

『孫子』浅野裕一/著 講談社学術文庫 1997/6/10
―1972年、山東省臨沂県銀雀山漢墓出土の竹簡版を元にした翻訳。
 欠如を「宋本十一家注本」で補う。竹簡本に合わせ、「火攻篇」
 と「用間篇」を入れ替え、全体のまとめの内容を持つ「火攻篇」
 を末尾に配している。

 

 

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2019.10.15

私の読書論124-蔵書と人生

―第257号「レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

2019(令和元)年10月15日号(No.257)
「私の読書論124-蔵書と人生」

 

10月12日は、台風19号が日本に襲来、
各地で大きな被害を出しました。

16号の千葉での被害も相当なものがありました。

私も昨年は台風21号で怖い思いをしました。

東日本大震災以来、といいましょうか、
近年、災害の規模が大きくなってきています。

数十年に一度といった天災が頻発しています。

 

多くの被災された方々には
心からお見舞い申し上げます。

これといって力のない私には、
ただ言葉を贈ることしかできません。

一日も早く平穏な生活に戻られることを心からお祈りいたします。

 

13日、
ラグビー日本代表はうれしい勝利を挙げ、
ワールド・カップ史上初のベスト8進出を決めてくれました。

被災者の皆様方にもきっと力となったことと思います。

 

ラグビー日本代表、
ならびに被災者の皆様方に、
(横田順彌の明治SF小説に登場する)
早稲田大学応援団長の虎髭将軍・吉岡信敬ばりに、
心から声援を送りたいと思います。

奮えー(フレー)!奮えー(フレー)!

レフティやすお 

 

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◇◆◇◆ 古典から始める レフティやすおの楽しい読書 ◆◇◆◇
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2019(令和元)年10月15日号(No.257)
「私の読書論124-蔵書と人生」
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 今回は、蔵書と人生について考えてみます。

 乾くるみさんの小説

 『セカンド・ラブ』(文春文庫 2012/5/10)

 

 のなかにこんな一節があります。
 
 《「この本、サトやん、全部読んだの?」/(略)
  「ええ、いちおう」/
  「本なんて、一回読んじゃえば、
   それで終わりなんじゃないのか」/
  「まあ、読み返すことなんて滅多にないですけど。
   でも手元に残しておきたいじゃないですか。
   これまで生きてきた証として」/
  「これがサトやんの人生ってわけか」》p.184

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 さて、私の場合も……。

 

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 私の読書論124-
 ― 蔵書と人生 ―
   生きてきた証としての蔵書
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 ●三つの本棚のほとんどが文庫本で埋まっている
 ●かなり猛烈な読書家
 ●『白鳥の歌なんか聞こえない』の場合

庄司薫『白鳥の歌なんか聞こえない』(中公文庫 改版 2002/10/10)
新潮文庫 2012/3/28

 

《大きな天井までとどく本棚を眺めた。/
  「これ、みんな読んだの?」と彼がきいてきた。/
  「(え?)」/
  「ふうん。大変だ。」と、彼は、でも相当にあっさり言った。
  「でも、ぼくは、もうこんなに本を読んだよ。」/
   ぼくは、彼がその両手をいっぱいに拡げて、
  本棚にあてはめるようにしているのを眺めて、
  なんとなくニコニコしてしまった。/
  「十年ぐらいかかるかな。」と、彼は溜息をついた。/
  「うん、そうだなあ。」》新潮文庫 p.198

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 ●“もの”の力
 ●“もの”に転換された人生
 ●重い遺産
 ●傑作だけ読んでいても世界はわからない

《「傑作だけを読もうとする人間は気に入らない。
  それは世界を知らない証拠だ」》p.275

  『ネルーダ事件』ロベルト・アンプエロ 宮﨑真紀訳
    ハヤカワ・ミステリ 2014/5/1

 

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本誌では、乾くるみさんの小説『セカンド・ラブ』にあった言葉を基に、蔵書と人生について考えてみました。

私も数量的には多読家ではありませんが、本が友達という読書家です。

自分の蔵書は、やはり「これが私の生きる道」ならぬ、「私の生きてきた道」といえるでしょう。

読書は自分の頭ではなく、他人の頭で考えることである。

といったのは、ショウペンハウエルです。

「思索」より―ショウペンハウエル『読書について 他二篇』斎藤忍随訳 岩波文庫)

 

しかし、我々のような凡人にとっては、読書こそが「生きた、読んだ、考えた」私の人生なのです。

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では、詳細は本誌で!

 

*本誌のお申し込み等は、下↓から
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2019.09.30

中国の古代思想を読んでみよう(32)『孫子』前編

―第256号「レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

 

★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★ 2019(令和元)年9月30日号(No.256)-190930-「古代中国編―
中国の古代思想を読んでみよう(32)『孫子』前編」

 

◇◆◇◆ 古典から始める レフティやすおの楽しい読書 ◆◇◆◇
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2019(令和元)年9月30日号(No.256)-190930-「古代中国編―
中国の古代思想を読んでみよう(32)『孫子』前編」
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「古代中国編―
中国の古代思想を読んでみよう(32)『孫子』前編  
◆ ビジネス戦略論の参考書 ◆
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 ひさしぶりに、古代中国編・古代思想の32回目。

 四書五経を終え、改めて諸子百家を見てきました。
 道家・道教の代表である老荘列を終え、
 孟子に否定・批判された墨楊の思想と言われた楊朱、墨子、
 さらに荀子、韓非子の思想を見てきました。

 さて今回は、いよいよ諸子百家の最終回、『孫子』の登場です。

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◆ ビジネス戦略論の参考書 ◆
 古代中国編―中国の古代思想を読んでみよう(32)
  『孫子』 前編
  ~ 古代兵法・軍学の理論書 ~
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 ●『孫子』――古代兵法・軍学の書
 ●二人の孫子と二つの『孫子』
 ●『孫子』――戦術・戦略論
 ●谷沢永一《敵を瞞(だま)して勝つのが戦争》
 ●13編の内容
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● 『孫子』を読む
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 ● 『孫子』原典・注釈書を読む

▲★『新訂 孫子』金谷治訳注 岩波文庫 2000/4/14
―原文・読み下し文・訳注・現代語訳・(巻末)語句索引:
 有名な語句等を調べるのに重宝。
 「銀雀山漢墓竹簡・孫子兵法」の残存部分と照合した新訂版。

 

▲★『孫子』町田三郎訳 中公文庫〈BIBLIO〉改版 2001/11/25
―読み下し文・訳注・現代語訳。「原文」なしがマイナスか。

 

★『中国の思想 孫子・呉子』村山孚/訳 徳間書店 1996/4/1
―『孫子』『呉子』(ともに全訳)『尉繚子』『六韜』『三略』
 『司馬法』『李衛公問対』の「武経七書」の翻訳(一部抄訳)と
 解説。『孫ぴん兵法』(抄訳)を付録として収録。

 

★『孫子』浅野裕一/著 講談社学術文庫 1997/6/10
―1972年、山東省臨沂県銀雀山漢墓出土の竹簡版を元にした翻訳。
 欠如を「宋本十一家注本」で補う。竹簡本に合わせ、「火攻篇」
 と「用間篇」を入れ替え、全体のまとめの内容を持つ「火攻篇」
 を末尾に配している。

 

 ● 参考書

 

★『孫■(ぴん)兵法―もうひとつの『孫子』』金谷治/訳
ちくま学芸文庫 2008/10/8
―1972年、山東省臨沂県銀雀山漢墓から出土した竹簡によって復元
 された戦国時代後期の孫ぴんの兵法書と推定される著作の翻訳。

 

★『アミオ訳 孫子[漢文・和訳完全対照版]』守谷淳監訳・注解
 臼井真紀訳 ちくま学芸文庫 2016/4/6
―18世紀後半、中国に派遣されたイエズス会の宣教師アミオにより
 フランス語に翻訳された。ナポレオンが『孫子』を読んでいたと
 いう伝説を生んだとも言われる。独自解釈を含む翻訳。

 

★『[現代語訳]孫子』杉之尾宜生/編著 日経ビジネス人文庫 2019/1/8
―防衛大学卒で元陸上自衛隊員で、防衛大教授も務めた軍事専門家
 による翻訳。独自のレイアウトでわかりやすく解説。

 

 ● 『孫子』入門書・解説書を読む

 

★『孫子 解答のない兵法 書物誕生 あたらしい古典入門』  
平田昌司/著 岩波書店 2009.4
―中国語研究者の手になる入門書。アミオ版にも触れている。

 

▲★『400字で読み解く明快人間史』谷沢永一 海竜社 2004
―400字で要約する人間文化史。
 短いことはよいことだと信じ、古典の要約ではなく、
 役立つ智恵のみを絞り上げた人類の英知の考課表。

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190929sonsi

本誌は、中国の古代思想を読んでみよう(32)『孫子』前編」です。

今回は、著者・孫子と著作『孫子』に関する概要の紹介でした。

以前、テレビ番組のNHK・Eテレ『100分de名著』で『孫子』を取り上げたときのブログ記事がありますので、それをあげておきましょう。

2014.3.4
戦わずして勝つ『孫子』~NHK100分de名著2014年3月

『孫子』は、『論語』と並んで、現代でも人気の中国古代思想の書です。
「孫子の兵法」として、部下を動かす方法であったり、勝つための戦略の立て方であったり等々、ビジネスの現場でも有効なヒントがあるようです。

座右の書としている人も少なくないようです。

分量的にも小著で、比較的気軽に手に取れるのではないではないでしょうか。
ぜひ、ご一読を!

 ・・・

さて、諸子百家もいよいよこの『孫子』、次回の後編で終了です。

今後の予定は、今のところ決まっていません。

できれば、苦手での分野ではありますが、詩を取り上げてみようかと考えています。
漢詩・唐詩ですね。

さてその辺はまだ先のお話です。
お楽しみに。

 ・・・

では、詳細は本誌で!

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