2013.12.29

『左利き情報局 a.k.a. クラブレフティ』プレオープン

以前メルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』読者さんからいただいた情報に『クラブレフティ』がリニューアルされています、というものがありました。

『クラブレフティ』は、左利きの問題を社会学的に考察した、必読の名著『見えざる左手―ものいわぬ社会制度への提言』、左利き用品通販で有名なフェリシモ・左ききカタログとの共著である左利きの入門書というべき『左ききでいこう!―愛すべき21世紀の個性のために』の著者・大路直哉氏による左利きと利き手に関するサイトです。

『左ききでいこう!!―愛すべき21世紀の個性のために』大路直哉・フェリシモ左きき友の会/編著 フェリシモ出版
『見えざる左手―ものいわぬ社会制度への提言』大路直哉/著 三五館 (1998/10)
 

一年が終わる頃になって、そう言えば…、と思い出し閲覧してみました。

『左利き情報局 a.k.a. クラブレフティ』


正直に言いますと、「プレオープン」ということもあるのですが、閲覧できる部分が少なく、残念です。
志は高いのですが、まだ追いついていないというのが現状のようです。

あえて悪口を言えば、お前の宣伝ばっかりやないか! に近い状況になっています。
(こんな悪態を吐かれたくなければ、さっさと更新しろ! ですね。
人のことは言えませんが…。自戒を込めて!)

サイトから―

2013.11.21「左利き情報局 a.k.a. クラブレフティ」プレオープンしました。現在、このトップページの「メディア紹介」「左利き書道」および「プロフィール」が閲覧可能です。今後も、できるかぎり急ピッチで更新してまいりますので、ブックマークをよろしくお願いします。

サイトをお手伝いしてくださる方を募集されています。
われこそは、という方は申し出られてはいかがでしょうか。

 ・・・

そう言えば、左利きの情報ポータルサイトを目指すという『ヒダリキックマガジン』さんも、思いのほか更新が進んでいないようです。
(昨日お知らせしましたように、
2013.12.28 ヒダリキックインタビュー02-左利きギター専門店谷口楽器(前編)
 インタビュー記事が出ているなど、ボチボチと更新されています。ガンバレ!)

こちらも人材不足というのが本当のところのようです。

私にもある程度理解できることなのですけれど、個人で始める分には、ある程度まではなんとかなるのです。
あらかじめ準備できますし、不足分は情熱で補えます。

ただ「よりよいものを!」と思うと、やはりなかなか大変です。
しかも継続して更新し続けるとなると…。


特に左利きに関していいますと、都市伝説とでも言いたくなるような、生半可な情報が数多く世間には流布しています。
これを正したい、という思いがあればある程、事態がややこしくなります。

学問的に見ても、学者さんの間でも定番となる学説がない、と言ってもいいぐらいに、分からないことが多く、解釈の異なる部分があるからです。

また、商品の紹介をするにしても、モデルチェンジが多く、商品の改良や機能追加等の進化は必然のこととはいえ、少し経てば情報が古くなってしまいます。
これの更新は、悩みの種です。

お手伝いしてくれる人がどうしても必要でしょう。


私も本当はホームページのリニューアルをなんとかしたいと思ってはいるのですが、手つかずのままです。
理由は、上記のような点ですね。

来年への課題です。

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※本稿は、gooブログ「レフティやすおの新しい生活を始めよう!」に転載しています。
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2013.09.29

ヒダリキックマガジンに左利きライフ研究家インタビュー

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このたび(9月25日)、左利きに興味のある人ならだれでも気軽にアクセスできる、左利きのポータルサイト「ヒダリキックマガジン」に、私のインタビュー記事がアップされました。

◾左利きライフ研究家20年! レフティやすお インタビュー

4ページになります。

最近の若い人はご存知ないであろう、と思い、あれやこれや昔話も含めて、私の二十年超の活動をたどりながら、左利きについて語っています。

お暇な時にのぞいてやってください。

【主な質問】
1p[2]・左利きライフ研究家として情報発信をしていこうと思ったきっかけ
2p[3]・右利きの人間から見て、左利きには変わり者が多い?
 [7]・利き手の矯正について
3p[8]・『利き手は心につながっている』という言葉
 [9]・左利き専用の愛用品、おすすめ左利きグッズ
4p[10]・左利きにまつわるおすすめ書籍
 [11]・今後の左利きに関する情報発信


画像をご覧いただけばわかりますように、私の顔がいきなり登場しますので、見てびっくりなさらぬように!
ご用心、ご用心!

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※本稿は、gooブログ「レフティやすおの新しい生活を始めよう!」に転載しています。
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2013.08.04

左利き情報ポータルサイト「ヒダリキックマガジン」始まる

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左利き系のサイトが、最近また少しずつですが増えてきているように感じます。
こういうものはある程度周期的に現れるようで、一時期下火になっていたのですけれど。

SNSでは左利きのコミュニティのようなものが色々あるようですが、誰もが気軽に見に行ける、アクセスできるものはあまりなかったように思います。

かつての「JSC(ジャパン・サウスポー・クラブ)」のような親睦グループ的なネット上の集まりがあった時期ほどではないにしても、個々にバラバラにではありますが、左利きをメイン・テーマとしたサイトが出てきています。

それらはたいてい個人のものなのですが、個人でもかなりの書き込み量を持つものが出てきています。

それらのうち、私が「これは!」と感じたものをおいおい紹介していこうと思っています。
(まあ、いつになるかは分かりませんが、私が紹介するまでは是が非でも続けていただきたいものです。)

それらのなかから、私の方に連絡をいただいたものを一つ紹介しておきます。


 ●左利き情報ポータルサイト「ヒダリキックマガジン」

7月17日から左利きに関心のある人なら誰でもが気軽にアクセスできる、
左利き情報ポータルサイト「ヒダリキックマガジン」
が始まりました。

左利きのモノ、ネタ、ヒトを紹介していくメディアです。/左利きのヒトの生活をちょっぴり豊かする情報を配信していきます!

Facebook
左利き情報サイト「ヒダリキックマガジン」

左利きの<モノ>、<ネタ>、<ヒト>の各カテゴリごとに左利きの情報を集めています。

ツィッターを利用してそれぞれのことがらにコメントできるようです。

まだ始まったばかりなので、これからですね。
左利きの人(強い左利き傾向を持つ人も、弱い左利きの人も)のみならず、身近に左利きがいる人、左利きの知り合いのいる人、左利きにあこがれている人、左利きを“食わず嫌い”している人―色んな人がアクセスして、左利きへの関心を抱く人の輪が広がってゆけばいいかなあ、と思います。

現実には左利きに関心を持つ人左利きに関して問題意識を持って見る人は、まだ決して多くはありません。
こういうサイトを通じてそういう人が増えてくれることを願っています。

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※本稿は、gooブログ「レフティやすおの新しい生活を始めよう!」に転載しています。
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2012.10.25

テレビの威力か?HPジュール・ヴェルヌ・コレクションにアクセス急増!

わがサイト『左組通信』の<ジュール・ヴェルヌ・コレクション>のページに20日夜以来アクセスが急増しました。

これはTBSテレビ『日立 世界ふしぎ発見!』「フランスの夢と技術 空想は世界を変えた!」でジュール・ヴェルヌの生地ナントにある遊園地レ・マシーン・ド・リル(島の機械たち)を紹介したことによるもののようです。

放送時間である20日21時以降、アクセスが急増!

検索キーワードは、ズバリ「蒸気で動く家」であり「ジュール・ヴェルヌ」です。
ヤフーやグーグルの検索でも、わがサイトのページは幸い上位にあるようで、お陰さまでアクセスが増えたようです。

翌日以降はグッと減ってはいますが、今でも普段より多めの閲覧が続いています。
見ていただけるのは、うれしいものです。

ただ、一言書いておきますと、わがサイトでこの「蒸気で動く家」の情報をさがされても、ふれているのは一か所だけで、事実上ムダです。
ヴェルヌの邦訳作品や関連書に関する情報ならば、いくらかは手に入りますが…。
(最近は、ソフトがないので、更新できないままになっています。
新しい情報が抜けていますが、ご了承ください。)

 

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(画像:表紙イラストを描かれたイラストレーター・影山徹氏のブログより)

この夏、村松潔氏の訳で、新潮文庫から上下二巻の『海底二万里』の新訳本が出ています。
訳注が何十ページも付いており、なかなかの力作(力訳?)です。

・『海底二万里』(上・下) 村松潔/訳 (新潮文庫 2012/8/27)―挿絵112点完全収録の決定版

 

映画化の帯が付いていますので、その関係での出版でしょうけれど、ヴェルヌ・ファンとしてうれしい限りです。
ただ、欲を言えば、ついでに本邦初訳の他の作品も含めていただければよかったのですけれど、それは高望みというものでしょうか。

 

テレビのこの遊園地のことを見ましても、フランス本国でもヴェルヌ作品再評価の機運があるように思います。

この機会に日本でもジュール・ヴェルヌの再評価が進むと良いなと思います。
そして、新たな作品が翻訳されることを願ってやみません。

遅れてきたヴェルヌ・ファンと自称されている杉本淑彦氏の著作『文明の帝国 ジュール・ヴェルヌとフランス帝国主義文化』(山川出版社 1995)の巻末には、およそ100ページにわたって、ヴェルヌ<驚異の旅>シリーズ、数十作のあらすじが紹介されています。
これらを見ますと、まだまだ面白そうな作品が未紹介のままになっています。

ぜひ、勇気ある、先見の明のある出版社が、志ある編集者、翻訳家の皆様が翻訳出版にチャレンジされんことを!

・杉本淑彦/著『文明の帝国 ジュール・ヴェルヌとフランス帝国主義文化』(山川出版社 1995)

 

◆何度も映画化されたジュール・ヴェルヌの世界的名作<ベスト3> (1)地底旅行《地底に広がる驚異の世界での冒険》
(2)海底二万里《ネモ船長の孤独な戦い》
(3)八十日間世界一周《明治初期の日本にも立ち寄る世界一周レース》

地底旅行(岩波文庫)
八十日間世界一周(岩波文庫)

 

◆日本の“お子様向け”ヴェルヌ<ベスト3> (1)十五少年漂流記(二年間のバカンス)《ご存知!孤島漂流物》
(2)地底旅行
(3)神秘の島(ミステリアス・アイランド)《ネモ船長の最期》

二年間のバカンス―十五少年漂流記(集英社文庫<ジュール・ヴェルヌ・コレクション>)【完訳版】
十五少年漂流記(新潮文庫)【ダイジェスト版】

ミステリアス・アイランド〈上・下〉(集英社文庫<ジュール・ヴェルヌ・コレクション>)

 

 

◆私の初読ヴェルヌ<ベスト3> (1)アドリア海の復讐《ヴェルヌ版「モンテクリスト伯」》
(2)地底旅行
(3)悪魔の発明《マッド・サイエンティストの…》

 

アドリア海の復讐〈上・下〉(集英社文庫<ジュール・ヴェルヌ・コレクション>)

 

悪魔の発明(創元SF文庫)

 

 

◆私の最近初読再読ヴェルヌ<ベスト3> (1)二十世紀のパリ《“没”にされていた初期の意外な一作》
(2)海底二万里
(3)地底旅行

 

二十世紀のパリ(集英社)

 

 

◆私のその他のおススメ、ヴェルヌ<ベスト3> (1)気球に乗って五週間《驚異の旅・第一作》
(2)ドクター・オクス《短編集「ドクター・オクス」「ザカリウス師 」「ラトン一家の冒険」「永遠のアダム」》
(3)サハラ砂漠の秘密《晩年の作品》

 

気球に乗って五週間
ヴェルヌ全集〈24〉ドクター・オクス (1969年) (集英社コンパクト・ブックス)

 

サハラ砂漠の秘密

 

 

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2010.06.07

Timelineレフティやすおの左利き自分史、閲覧数500突破

昨夜、タイムライン「レフティやすおの左利き自分史」を更新中、
@nifty Timelineから「タイムラインの閲覧数が500になりました」とお知らせが届きました。

lefty-yasuoさんが作成した「レフティやすおの左利き自分史」の閲覧数が 500PVを達成しました。おめでとうございます!

思いのほか早かった気がします。
開設以来10日ぐらいでしょうか。
(5月26日-6月6日)

更新は、最初を入れて3回目。
年表は、誕生から1983年まで来ました。

書き込んだ「できごと」数は、前回23から39まで。

グラフの下段の、「社会」「本」といった項目が増えてきました
それだけ、この時代になって左利きが世間的に認知されてきた表れでしょうか。
(このタイムラインは、ホームページ『左利きを考える レフティやすおの左組通信』の「レフティやすおの左利き自分史年表」を参照して作成しています。)

レフティやすおの左利き自分史



写真がまだないのがちょっとさびしい気がします。
タレントさんの写真や本の書影など入れたいのですが、著作権やら何やらをうるさく言われないかとちょっと気にしています。

次回は1000件でお知らせが入ります。
さて、いつになりますか?

ではでは。

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※本稿は、gooブログ「レフティやすおの新しい生活を始めよう!」に転載しています。
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2010.05.31

TimeLineレフティやすおの左利き自分史 始める

2010年05月26日、@niftyにTimeLineというのがあると知り、面白そうなので始めてみました。

ホームページ『左利きを考える レフティやすおの左組通信』の「レフティやすおの左利き自分史年表」を参照して作成しています。


当日は、「できごと」7項目入力。
昨夜さらに「できごと」を23項目まで追加。

年表にして、誕生から1973年ごろまで来ました。

5月31日00時21分、「タイムラインの閲覧数が100になりました」とお知らせメールが来ました。

順調に閲覧数も伸びているようで、うれしいです。
最近は更新が滞っているせいもあり、ホームページのほうの閲覧が伸びていないだけに。

こちらは追加情報も入れています。
より詳しいものになっていますよ!


レフティやすおの左利き自分史

内容は、

このタイムラインについて
左利きに生まれた私の左利きにまつわる自分史とその間の社会での出来事を左利きの文化史としてまとめる。
by lefty-yasuo

縦軸には[文字モード]を使用し、「現象」欄として「私・人・もの・社会」に分類。
それぞれに該当する左利きの事項を記入しています。

詳細はズバリ、タイムラインそのものをご覧ください。


それぞれの「できごと」(点、および吹き出し)をクリックしていただくと、事項解説がご覧になれます。

「年・日付・時刻」等について―
古いものは、「年」も不確かなものが多く、推定年で付しています。
「日付・時刻」は、さらに詳細不明のものが多く、便宜的につけています。
特に「時刻」の表示は、本当なら省きたいところです。

その辺は、適当に解釈してください。

「グラフ」は、このタイムラインではあまり意味がありません。

あえて言えば、上が「個人」で下が「社会」ですので、
グラフの上下幅が広くなるにつれて「左利き」の現象が「個人」から「社会」へと広がりを大きくしている、と判断できそうです。


どなたでも閲覧できて、(確か登録すれば)どなたでもコメントできます。
よろしければ、のぞいてみてください。

私が偶然目にした聞き及んだ、気になった人物・事物・社会の出来事等を取り上げでいるだけですから、私の知らないことは記載されていません。

「左利きの文化史」として記録に留めて置くとよいと思われる社会的な出来事等ございましたら、情報の提供のほうもよろしくお願い致します。

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2009.05.07

新ページ・左手で字を書くために(その2)実技編<私論4>

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ホームページ『レフティやすおの左組通信』に新ページを作成しました。

「左手で字を書くために(その2)実技編<レフティやすおの左利き私論4>」
 
これは、3月までメルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』に掲載した「左手書字の研究―実技編」を転載、まとめたものです。

「左手で字を書くために<私論4>」(メルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』掲載の「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ」その13,14での書字の考察を転載したもの)の続編でもあります。


まだ未整理なところがあるのは、前ページ同様です。

「縦書き」編のみで、「横書き」の考察に入ったところで終わっています。
(ただ今、鋭意勉強中、勉強が進み次第再開の予定です!)

今回、左手書字の方法についてのアドヴァイスを含む、左利きの子供のための教育保育ガイド本、『左利きの子』(ローレン・ミルソム/著 笹山裕子/訳 東京書籍/刊)が発売されましたので、急遽アップすることにしました。

この本に書かれていることと、共通する点も少なくないと思います。

その点では、ちょっとホッとしている、もしくは自信を持てた、と言える内容です。

左手書字でお悩みの方、またこれから左手書字を考えてみようと思われる方本格的に研究しようという方も一度ご覧なっていただければ、と願っています。


これを機会に、左手で字を上手に書くための方法がある、ということをまず認識してもらいたい、と思っています。

今まで「左利きは文字が書けない」とか「左手ではきれいな字は書けない」、「左利きの人は字が汚いのは当たり前」とか、「上手に書きたければ左利きでも右手で書け」といったことが、まことしやかに言われてきました。

しかし実際は、単に左手での文字の書き方を知らなかっただけのことです。

左手で文字を書く方法を真剣に研究する人がいなかった、また、研究している人がいたとしても、その方法を具体的に教えてくれる人がいなかった、というだけのことです。

左手で上手に字を書く方法は確かにあるのです。


左利きには左利きの書き方があるのです。

そして、その方法には、大きく分けて二つの方法があるということを知って欲しいのです。

一つは、私がここで狙ったような、現行規範に則りながら、なおかつ左利きに書きやすくなる方法を考える方式です。

もう一つは、現行規範にこだわらず、左手で書きやすい全く新しい書き方を目指す方式です。

今はまだどちらが正しい、ということはいえません。

ただ現状では、私のやり方が一番穏やかで波風の立たない方式であり、大半の右利きの人が容認しやすい方向としてはこの辺に落ち着くのではないか、と考えています。

しかし将来的には、もっと大胆な―というか、画期的な方式が生まれてきてもおかしくないし、必要ではないかという気がします。

プロによる研究が本格化することを願っています。

※本稿は、レフティやすおの他のブログに転載しています。
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* 親野智可等・発行「親力で決まる子供の将来」No913 2007/12/26号で紹介されました! 
*『R25』2007.12.06(No.170)"ランキンレビュー"「右利きが左利きより多いのはなぜ?」で紹介されました! 
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『モノ・マガジン』2008.2.2号(No.598)「特集・左利きグッズ大図鑑」で紹介される!
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2008.08.03

100円ショップ・ダイソーHPに「左利き・左手用グッズ」コーナー

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なんと100円ショップの大手ダイソーのホームページの「オススメ商品情報」に、左利き・左手用グッズコーナーが登場しました。

「少数派の左利きさんを応援します!/左利き・左手用グッズ」

世の中の人口の約9割が右利きだと言われています。
ということは、どうしても右利きさんが使いやすい商品の方が多くなるのは当然ですよね。
左利きさんは、調理用具からスポーツ用品、機械類、食事の時に座る位置などと、様々な場面で「困ったなぁ」「不便だなぁ」と感じることがあるはずです。
そんな左利きさんのために、ダイソーから「お悩み解消!?グッズ」と左手用のグッズをそれぞれご紹介します!

まだまだ商品点数は十分ではありませんが、この心意気が頼もしく感じられます。

既にこちらでも紹介済みの、「ハサミ 左きき用 大中小」(*1)や、「カレースプーン 左きき用」(*2)のみならず、いつの間にか「直線定規・三角定規」「カッターナイフ」も登場しています。

以前から知っていた「爪きり」、介護用コーナーにあった「スプーン・フォーク」

さらに「ゴルフグローブ」「ゴム手袋」「プロテクター」といった手袋類も集めています。


他にも、私の知るところでは、絵柄が左手に持っても逆立ちしないデザインの「左手・左利き用お箸」(*3)というものもありました。

また、「おはしのけいこ 練習セット/おはしがもてた 子供用」(*4)、「上から見て量れる計量カップ」(*5)なども左右差のない共用品です。

さがしてみれば、そういう商品もあるはず。

とにかく、これからの展開が楽しみです。


※ 参照:

ダイソー・トップページ > オススメ商品情報 > 左利き・左手用グッズ

(*1)「ハサミ 左きき用 大中小」
2004.02.22 百円ショップの左手用ハサミ

(*2)「カレースプーン 左きき用」
2007.06.08 100円ショップの左きき用カレースプーン
お茶でっせ版新生活版
『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』
第83号(No.83) 2007/5/26「<左利きプチ・アンケート>第41回」
「左手・左利き用品ニュース/百円ショップ、ダイソー「左ききカレースプーン」」

(*3)「左手・左利き用お箸」
2005.03.01 百円ショップ・ダイソーの左手・左利き用お箸
お茶でっせ版新生活版

(*4)「おはしのけいこ 練習セット/おはしがもてた 子供用」
2005.07.09 百円ショップのおはしのけいこ(子供用練習箸)
お茶でっせ版新生活版
「ダイソー(100円ショップ)おはしのけいこ 練習セット/おはしがもてた 子供用」 

(*5)「上から見ながら量れる計量カップ」
『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』
第87号(No.87) 2007/6/23「<左利きプチ・アンケート>第42回」
「左手・左利き用品ニュース/上から見ながら量れる、100円ショップの計量カップ」


『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』
第118号(No.118) 2008/2/2「<左利きQ&A>(15)左利き用品って?《1》」
「左利き講座<左利きQ&A>(15)左利き用品って?《1》」
 <『左組通信』左利きphoto gallaryから>
第122号(No.122) 2008/3/1「<左利きQ&A>(16)左利き用品って?《2》」
左利き講座<左利きQ&A>(16)左利き用品って?《2》
 <「お茶でっせ」で紹介した左手・左利き用品>
第127号(No.127) 2008/4/5「<左利きQ&A>(17)左利き用品って?《3》」
「左利き講座<左利きQ&A>(17)左利き用品って?《3》」
 <「週刊ヒッキイ」で取り上げた左手・左利き用品>
『左組通信』
左利きphoto gallery〈HPG3〉左手用(左利き/左きき用)はさみ・ハサミ・鋏 コレクション
左利きphoto gallery〈HPG6〉左手/左利き用文房具(筆記具・定規・その他)

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2006.09.24

左利きメルマガ「週刊ヒッキイ」配信日程変更のお知らせ

◎お知らせ◎ 配信日程の変更について

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii(レフティやすおの左組通信 メールマガジン)』もお蔭様で今月末を持ちまして、創刊一周年となります。

幸い支援者に恵まれ、多くの読者の皆様方にめぐり合うことができました。
発行部数も、当初の予想を上回る数字となっています。

応援、誠にありがとうございました。
感謝いたします。

さて、何度かトラブル等で休ませていただくこともありましたが、ここまでほぼ毎週着実に号を重ねてまいりました。

創刊にあたりましては、二、三ヶ月先を見越した編集方針や、一月分程度の原稿の下書きを用意しておりました。

しかし、それもいつしか底をつき、昨今では毎週毎週その都度その都度、行き当たりばったりの自転車操業で書き綴ることが多くなっておりました。

そこで、このたび一周年を機に配信日程を若干変更します。

従来の完全週刊制から、月四回発行制に変更します。

実質年四回ほどのお休みが増えます。

さらに、アンケートの分離により、年十二回の余裕が生まれます。

伸びきったゴムにならぬよう、先に手を打って置こうという作戦です。
少しでも自由な時間を確保して、より一層練った内容にできるように、という考えからです。

これによりひとつの話題につき、一ヶ月の時間をかけることができる計算になります。
(で、内容はどう変わるのか、大いにお楽しみです。変化なかったりして…!?)

【一ヶ月の配信予定】
・第一土曜日:▼左利き講座<左利きQ&A>▼ ―新規企画―
・第二土曜日:▲左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ▲
・第三土曜日:■レフティやすおの左利き活動万歳■
・第四土曜日:●<左利きプチ・アンケート>●

 ※ 第五土曜日のある月は、一週お休みとなります。

■左利き子育て一口メモ■は、従来どおり不定期のカップリング、◎ニュース◎や◎お知らせ◎、■レフティやすおの ( ..)φメモ■等の記事はその都度必要に応じて掲載します。

よろしくご了承ください。

----------
9月23日発行、第49号「<左利きプチ・アンケート>第33回」より、適用しています。

つきましては次週9月30日は、第5土曜日となりますので、一週お休みをいただきます。

この一週間で、来月の大まかな下書きを上げてしまえたら、と願っています。
それを貯金に今年の残り三ヶ月を乗り切りたいものです。

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「左利きで生きるには 週刊ヒッキイ」は、左利きの問題と真剣に取り組むメルマガです。

「ドラゴン桜」で有名な、親野智可等先生の人気教育メルマガ2006/8/23「親力で決まる子供の将来 」・・No668で、紹介されました。

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まぐまぐのページ
・『レフティやすおの左組通信』内「左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii」
----------

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2006.03.25

左利きメルマガ再開、週刊ヒッキイ23号発行

トラブルのせいで二週お休みをいただいた、「左利きで生きるには 週刊ヒッキイ」でしたが、今週復帰しました。

お休みしているあいだに読者登録が減ってはいないかと不安でした。

こんなことでせっかくじりじりと上げていた読者数を落とすのは情けないなあと思っていたのですが、幸い、杞憂に終わりました。

うちの読者は待っていてくださいました。
それどことか、わずか三部ではありますが、発行部数が前回より伸びています。
過去最高です。
気分も最高です!

心から感謝いたします。
本当にありがとうございました。

これからも期待に答えられるように努力いたしますので、かわらぬ応援、よろしくお願いいたします。
あなたの応援が私の力になってゆきます。

左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii 第23号「字は右手で書くものか?(2)」
最新号発行日:2006/03/25 最新号発行部数:94部 (+3)
mag2 ID:0000171874 配信時間:06/03/25 07:50 サイズ:21k

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─目次―
 ━お詫び━
 
 ▲左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ▲ ―隔号掲載―
  ―その13― 字は右手で書くものか?(2)
  <字は右手で書くもの>を検証する 
   《1》文字の歴史から考える―その1―

 ◆ 左手で字を書く・実践編 ◆
  1:正しい持ち方を身に付けよう(2)

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▼次号案内▼
 第24号(No.24) 2006/4/1「左利きは個性か」(予定)

内容:
 ▼レフティやすおの左利き実用講座▼ ―隔号掲載―
  正しい利き手・利き側認識を
   (6)左利きは個性か(予定)  

 左利きを個性として認め、尊重しましょう、というのが、昨今の左利きに対する一般的な対応になってきているようです。
 では、本当に左利きは個性といえるのでしょうか。
 その点を考えてみましょう。

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・『レフティやすおの左組通信』内「左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii」

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※本稿は、gooブログ「レフティやすおの新しい生活を始めよう!」に転載して、gooブログ・テーマサロン◆左利き同盟◆に参加しています。

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