2021.02.15

私の読書論141-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(5)ハヤカワ文庫の50冊(3)NVの数々-楽しい読書288号

 ―第288号「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★ 2021(令和3)年2月15日号(No.288)
「私の読書論141-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(5)
ハヤカワ文庫の50冊(3) 」

 

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◇◆◇◆ 古典から始める レフティやすおの楽しい読書 ◆◇◆◇
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2021(令和3)年2月15日号(No.288)
「私の読書論141-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(5)
ハヤカワ文庫の50冊(3)NVの数々」
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 またまた久しぶりに、
 「私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年」
 に戻ります。

 ハヤカワ文庫創刊が7月でしたから、
 まだ「50周年」の一年は過ぎていないので、
 良しとしましょう。

 昨年、1970(昭和45)年に創刊された早川書房の文庫
 「ハヤカワ文庫」が50周年を迎え、
 15歳からの私の読書生活52年のほぼ全てをカバーしている
 「ハヤカワ文庫」のお気に入りや、読んできた本の内、
 心に残る本を紹介してきました。

 ※ すべて今現在私の手元にある本から選んでいます。

   過去に持っていたけれど、押し出し整理法により、
   処分した本は除外しています。

  (図書館で借りて読んだものも除外しています。)

 前回までのおさらい――

私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年

【1】2020(令和2)年9月15日号(No.278)
「私の読書論135-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(1)」
2020.9.15
私の読書論135-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(1)
-楽しい読書278号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2020/09/post-93a384.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/3df333247f5640e098891d55ddaaccd5
【最初の6冊】
1.SF『征服王コナン』ロバート・E・ハワード
団 精二/訳(荒俣宏さんの若い頃の翻訳者名)
2.NV『ローズマリーの赤ちゃん』アイラ・レヴィン
高橋 泰邦/訳

3.NV『女王陛下のユリシーズ号』アリステア・マクリーン
村上 博基/訳

4.HM『重賞』ディック・フランシス
菊池 光/訳

5.HM『死の接吻』アイラ・レヴィン
中田 耕治/訳

6.FT『夢の10セント銀貨』ジャック・フィニイ
山田 順子/訳

 

【2】2020(令和2)年10月15日号(No.280)
「私の読書論136-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(2)」
2020.10.15
私の読書論136-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(2)
私のお気に入り7-楽しい読書280号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2020/10/post-0f243e.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/56a232216e800eaf561dd1f4904b2cce
【私のお気に入り7】
(1)ジャック・フィニイ『ゲイルズバーグの春を愛す』
福島 正実/訳 ハヤカワ文庫FT 1980/11/1

(2)ゼナ・ヘンダースン『果しなき旅路』
深町 眞理子/訳 ハヤカワ文庫SF 1978/7/1

(3)ロバート・F・ヤング『ジョナサンと宇宙クジラ』
伊藤 典夫/訳 ハヤカワ文庫SF 2006/10/6

(4)ロバート・ネイサン『ジェニーの肖像』
井上 一夫/訳 ハヤカワ文庫NV 1975/3/1

(5)シャーリイ・ジャクスン
『野蛮人との生活―スラップスティック式育児法』
深町 眞理子/訳 ハヤカワ文庫NV 1974/5/1

(6)クレイグ・ライス『スイート・ホーム殺人事件』
長谷川 修二 ハヤカワ・ミステリHM文庫 1984/10/1

(7)ルイス・ギルバート『フレンズ―ポールとミシェル』
村上 博基/訳 ハヤカワ文庫NV 1973/7/1

 

【3】2020(令和2)年11月15日号(No.282)
「私の読書論137-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(3)
【私のお気に入り7】に続くもの ハヤカワ文庫の50冊(1)」
2020.11.15
私の読書論137-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(3)
ハヤカワ文庫の50冊(1)-楽しい読書282号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2020/11/post-3a6f3e.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/85364a4c9cf932ced296000daefccee2
◎準【私のお気に入り7】
 ――続編および同一作家の他の名作・佳作
1’(8)『夢の10セント銀貨』ジャック・フィニイ山田 順子/訳
(ハヤカワ文庫FT 1979/2/1)

2’(9)『血は異ならず』ゼナ・ヘンダースン, 宇佐川晶子他/訳
(ハヤカワ文庫SF 1977/12/1)。

3’(10)『時をとめた少女』ロバート・F・ヤング 小尾芙佐,
深町眞理子, 岡部宏之, 山田順子/訳 (ハヤカワ文庫SF 2017/2/23)

5’(11)『山荘綺談』シャーリイ・ジャクスン 小倉多加志/訳
(ハヤカワ文庫NV モダンホラー・セレクション 1972/6/1)

7’(12)『続・フレンズ―ポールとミシェル』ルイス・ギルバート
村上 博基/訳 (ハヤカワ文庫NV 1981/2/1)

(13)ロバート・J・ソウヤー『フレームシフト』内田昌之/訳
ハヤカワ文庫SF 2000/3/1 (文庫SF)

(14)エイミー・トムスン『ヴァーチャル・ガール』田中一江/訳
ハヤカワ文庫SF 1994/10/1 (文庫SF)

(15)ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア
『たったひとつの冴えたやりかた』浅倉久志/訳 ハヤカワ文庫SF
1987/10/1 (文庫SF)

(16)ポール・アンダースン『魔界の紋章』豊田有恒/訳
ハヤカワ文庫SF 1978/2/1 (文庫SF)

(17)ウィリアム・ホープ・ホジスン『異次元を覗く家』団 精二/訳
ハヤカワ文庫SF 1972/5/1 (文庫SF)

(18)ロバート・A・ハインライン『夏への扉』福島 正実/訳
 (文庫SF)

(19)ダニエル・キイス『アルジャーノンに花束を〔新版〕』
小尾芙佐訳 ハヤカワ文庫NV 2015/3/13 (文庫NV)

(20)カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』土屋政雄/訳
ハヤカワepi文庫 2008/8/1 (epi文庫)

 

【4】2020(令和2)年12月15日号(No.284)
「私の読書論138-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(4)
ハヤカワ文庫の50冊(2)SF系の拾遺」
2020.12.15
私の読書論138-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(4)
ハヤカワ文庫の50冊(2)SF系の拾遺-楽しい読書284号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2020/12/post-6dcf8b.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/d5d58cdf2b456f12649ebad3b8f8c3d5
SF系の拾遺――シリーズもの三つ
▼C・L・ムーア +(イラスト)松本零士
<ノースウェスト・スミス>シリーズ
(21)『大宇宙の魔女』仁賀克雄訳 ハヤカワ文庫 SF36 1971/9/1

(22)『異次元の女王』同 ハヤカワ文庫 SF62 1972/9/1

(23)『暗黒界の妖精』同 ハヤカワ文庫 SF82 1973/2/1

<処女戦士ジレル>シリーズ
(24)同 ハヤカワ文庫 SF139 1974/3/1

▼ポール・アンダースン&ゴードン・R・ディクスン
 <ホーカ>シリーズ +(イラスト)天野嘉孝(あまの よしたか)
(25)『地球人のお荷物』稲葉明雄・伊藤典夫訳 ハヤカワ文庫 SF68
1972/9/1

(26)『くたばれスネイクス』稲葉明雄・他訳 ハヤカワ文庫SF
1987/6/1

(27)『がんばれチャーリー』宇佐川 晶子訳 ハヤカワ文庫SF
1988/10/1

▼火浦功<みのりちゃん>シリーズ +(イラスト)いしかわ じゅん
(28)『日曜日には宇宙人とお茶を』ハヤカワ文庫JA190 1984/7/1

(29)『大冒険はおべんと持って』ハヤカワ文庫JA234 1987/1/1

「文庫JA」
(30)『S-Fマガジン・セレクション1981』早川書房編集部編

(31)『美亜へ贈る真珠〔新版〕』梶尾真治 ハヤカワ文庫JA
2016/12/20

「文庫NV」
(33)『時の地図 上・下』フェリクス・J・パルマ 宮崎 真紀訳
ハヤカワ文庫 NV 2010/10/8

 

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  ◆ 「お子ちゃま」読者時代からのお友達 ◆
  私の読書論141-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(5)
   ―― ハヤカワ文庫の50冊(3) NVの数々 ――
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 ●「文庫NV」とは

(略)

 ●「文庫NV」から選んでみると――冒険小説

まずは、冒険小説から――冒険小説といえば、本場はイギリス。
イギリス人作家のふたりから始めましょう。

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(画像:ハヤカワ文庫NV(書影)『ナヴァロンの要塞』『女王陛下のユリシーズ号』アリステア・マクリーン)

 

(34)『ナヴァロンの要塞』アリステア・マクリーン
平井 イサク/訳 1977/2/1

(略)

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(画像:ハヤカワ文庫NV(書影)『スペイン要塞を撃滅せよ』『トルコ沖の砲煙』『パナマの死闘』セシル・スコット・フォレスター(海の男ホーンブロワー・シリーズ 2,4,5))

 

(35)『スペイン要塞を撃滅せよ』セシル・スコット・フォレスター
 高橋 泰邦/訳
(ハヤカワ文庫 NV 58 海の男ホーンブロワー・シリーズ 2)1973/12/1

『トルコ沖の砲煙』高橋 泰邦/訳
(ハヤカワ文庫 NV 70 海の男ホーンブロワー・シリーズ 4)1974/6/1

『パナマの死闘』高橋 泰邦/訳
(ハヤカワ文庫 NV 80 海の男ホーンブロワー・シリーズ 5)1974/11/1

(略)

 ●「文庫NV」から選んでみると――ホラー:アンソロジー

ホラー部門では、先に挙げている2冊以外に
アンソロジーを――

(36)『闇の展覧会〔1〕〔2〕』カービー・マッコーリー編

『闇の展覧会〔1〕』では、
スティーヴン・キングの中編「霧」が名作。

(略)

『ナイトヴィジョン スニーカー』キング他
ハヤカワ文庫NV―モダンホラー・セレクション 1990/5/1

キング、ダン・シモンズの中短編と、
ジョージ・R・R・マーティンの
89年度世界幻想文学大賞中篇部門賞受賞作「皮剥ぎ人」収録。

「皮剥ぎ人」がいい。
アメリカの田舎のまちを牛耳るボスと対決する探偵のお話と、
人狼ものをミックスした傑作中編。

 ●「文庫NV」から選んでみると――ホラー:マシスン

(略)

『激突!』リチャード・マシスン 小鷹 信光/訳
ハヤカワ文庫 NV 37 1973/3/1

(略)

(37)『地球最後の男』リチャード・マシスン 田中 小実昌/訳
ハヤカワ文庫 NV 151 モダンホラー・セレクション 1977/9/1

(略)

 ●「文庫NV」から選んでみると――ホラー・幻想など

(略)

『ドラキュラのライヴァルたち』マイケル・パリー/編
小倉 多加志/訳 ハヤカワ文庫―NV 1980/9/1

(略)

(38)『地図にない町 ディック幻想短篇集』
フィリップ・K・ディック 仁賀 克雄/編・訳
ハヤカワ文庫 NV 122 1976/8/1

(略)

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(画像:ハヤカワ文庫NV(書影)『闇の展覧会〔1〕〔2〕』カービー・マッコーリー編、『ナイトヴィジョン スニーカー』、『地球最後の男』『激突!』リチャード・マシスン、『ドラキュラのライヴァルたち』マイケル・パリー/編、『地図にない町 ディック幻想短篇集』フィリップ・K・ディック)

 

 ●「文庫NV」から選んでみると――サスペンス

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(画像:ハヤカワ文庫NV(書影)『堕ちる天使』ウィリアム・ヒョーツバーグ、『GATACA(上)(下)』フランク・ティリエ)

(略)

(39)『堕ちる天使』ウィリアム・ヒョーツバーグ 佐和 誠/訳
ハヤカワ文庫NV 1981/2/1

(略)

次に、〈左利きミステリ〉でもあるフランスの作品で、

(40)『GATACA(上)(下)』フランク・ティリエ 平岡 敦/訳
ハヤカワ文庫NV 2013/5/24

シリーズもので、前作の謎?を明らかにする部分は、凄い。
楽しみな連作のようです。

今回は、左利きにまつわるお話で、凶悪な殺人者が生まれるのは、
遺伝的な要素があるのだという。
で、左利きもその特徴の一つだと。
(この辺は左利きの私には非常に面白くない部分ですが。)

映画化もされたようで、左利き研究20年のイギリス人科学者の著書
『非対称の起源』(クリス・マクマナス 講談社ブルーバックス)

という左利きの研究書の中でもふれていたという記憶があります。

お話は面白いのでその辺はオススメです。

 ・・・

今回はこの辺で。
次回は、いよいよ「文庫ミステリ」編です。

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本誌では、「私の読書論141-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(5) ハヤカワ文庫の50冊(3) 」と題して、ハヤカワ文庫の読書歴とともに、“ハヤカワ文庫の50冊”の3回目として「文庫NV」から冒険もの、ホラー系、サスペンスもののを紹介しています。

コメントの類いは基本省略しています。

もうすぐ50冊になってしまうのですが、まだまだ書きたい本、
紹介したい本があるので、どうなるのでしょうか。

まあ、最悪は、「ハヤカワ文庫の100冊」にすれば済む問題ですので。

お楽しみに! ということで……。

 ・・・

では、詳細は本誌で!

*本誌のお申し込み等は、下↓から
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2021.01.15

私の読書論140-私の年間ベスト3・2020年(後)フィクション系-楽しい読書286号

2021(令和3)年、
年明け第一発目の「レフティやすおの楽しい読書」です。

今年もよろしくお願いいたします。 (゚゚)(。。)ペコッ

コロナ第三波が拡大真っ最中ですが、
おうち時間を大切に!

本でも読んで、力をためる時間にしましょう。

そして、
転んでもただ起きない、不撓不屈の精神で乗り切りましょう!

レフティやすお

 

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◇◆◇◆ 古典から始める レフティやすおの楽しい読書 ◆◇◆◇
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2021(令和3)年1月15日号(No.286)
「私の読書論140-私の年間ベスト3・2020年(後編)
フィクション系
『泥棒はスプーンを数える』ローレンス・ブロッグ」
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 恒例のその年、もしくは前年に私が読んだ本から選んだ
 「私の年間ベスト3」です。

 今回は「フィクション系」から。

 小説・詩等の文芸作品を「フィクション系」と呼んでいます。
 一部のエッセイは、分類が難しいものもありますが、
 その辺は私の判断で。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 - 本屋さん絶滅の危機と名探偵の決り事 -
  ~ 私の年間ベスト3・2020(後編)フィクション系 ~
  『泥棒はスプーンを数える』ローレンス・ブロッグ/著
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 ●傾向と分類

<クリスマス・ストーリーをあなたに>
<夏の文庫>

(略)

 ●(1)メルマガ用のお勉強の本

(略)

 ●(2)それ以外の古典の名作

(略)

 ●(3)小説や左利き本等著作のための勉強本

<左利きミステリ入門>(1)(2)
<シャーロック・ホームズのライヴァルたち>(3)(4)

(略)

 ●(4)個人的な趣味の本

(海外ミステリ)
(海外ホラー・怪奇小説系)

(略)

 ●私の年間ベスト3・2020(後編)フィクション系

━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━
[初読]から―

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(画像:[書影]『泥棒はスプーンを数える』ローレンス・ブロッグ)

 

1.『泥棒はスプーンを数える』ローレンス・ブロッグ
田口 俊樹/訳 集英社文庫 2018/9/2

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(画像:[書影]『刑罰』フェルディナント・フォン・シーラッハ)

 

2.『刑罰』フェルディナント・フォン・シーラッハ
 酒寄 進一/訳 東京創元社 2019/6/12

 

[再読]から―

Yabanjin

(画像:[書影]『野蛮人との生活―スラップスティック式育児法』)

 

3.『野蛮人との生活―スラップスティック式育児法』
シャ-リイ・ジャクスン 深町 眞理子/訳 ハヤカワ文庫NV 1974/5/1

 

*2020年末に出た
『短編ミステリの二百年4』小森収編 創元推理文庫 2020/12/21

 

に、『野蛮人との生活』の一編「家じゅうが流感にかかった夜」が収録されています。
ぜひ、ご一読を!

 

━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━

(略)

 ●私の今年2019年〈フィクション系〉ベスト1

 ☆彡 ★彡 ☆彡 ★彡 ☆彡 ★彡 ☆彡 ★彡 ☆彡 ★彡 

  ~ 本屋さん絶滅の危機と名探偵の決り事 ~
  『泥棒はスプーンを数える』ローレンス・ブロッグ
    田口 俊樹/訳 集英社文庫 2018/9/2

 ★彡 ☆彡 ★彡 ☆彡 ★彡 ☆彡 ★彡 ☆彡 ★彡 ☆彡

(略)

 ●ベスト3以外の作品について――「左利き」

200406hidarite-no

(画像:[書影]ベスト3以外の作品――『左手のための小作品集─100のエピソード─』)

・『左手のための小作品集─100のエピソード─』
J・ロバート・レノン 李 春喜/訳 関西大学出版部 2020/2/6

(略)

 ●ベスト3以外の作品について――ホラー冒険もの

199081nightworld

(画像:[書影]ベスト3以外の作品――『ナイトワールド(上下)』F・ポール・ウィルスン、『マンハッタンの戦慄(上下)』F・ポール・ウィルスン)

・『ナイトワールド(上下)』F・ポール・ウィルスン
広瀬 順弘/訳 扶桑社ミステリー 1994/3/1

・『マンハッタンの戦慄(上下)』F・ポール・ウィルスン
大滝 啓裕/訳 扶桑社ミステリー 1990/8/1

(略)

 ●ベスト3以外の作品について――アンソロジー

201221tanpen-misuteri-no-200nen-14

(画像:[書影]ベスト3以外の作品――『短編ミステリの二百年1~4』小森収編 創元推理文庫)

・『短編ミステリの二百年1』小森収編 創元推理文庫

(略)

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本誌では、「私の読書論140-私の年間ベスト3・2020年(後編)フィクション系『泥棒はスプーンを数える』ローレンス・ブロッグ」」と題して、2020年に読んだ本の中から、今回はフィクション系の本から「私のベスト3」を選び紹介しています。

詳細は本誌をお読みください。

書名は上げています。
知ってる人は知っているで、わからない人は読んでみましょう!

一言だけ書きますと、『泥棒はスプーンを数える』は、<元・本屋の兄ちゃん>として本屋さんの気持ちがわかるということが、大きな魅力になっているシリーズだということもあります。

このシリーズのファンには、ミステリが好きというよりも、本が好き、本にまつわるお話が好きというファンがきっと多いのだろうと思います。

 

本に限らずですが、リアル店舗で商品を確認してネット検索で安値の商品を注文する→「かしこい消費者の買い物」と言えるのかもしれません。
でも、何かしら心にひっかるものを感じる人もいるのでは?

いいカッコするつもりでも良心的な人間を演じるつもりもないのですが、私はそういう一人です。
できる限り、リアル店舗重視でありたいと考えています。
(昔、お店で働いていたという経歴も影響していると思います。)

それが、目先の利益ではなく、回り回って、自分の生活を潤すことになるような気がしています。
特に地元の身近なお店を利用することが、経済のみならず地方の活性化にもつながると思います。

お店の経営も成り立つし、地元の雇用も増えるし、税収も安定するし、と……。

(うちの近くでも、大型総合スーパーが進出し、商店街や小さな個人店が衰退し、その後、隣町に超大型ショッピングモールができ、総合スーパーも落ち目になり閉店、一気に買い物が不便なまちになってしまった、ということがありました。)

ネット販売によって、地方の小さな店でも経営的にやっていけるようになった、という面もあるとは思いますが……。

 ・・・

では、詳細は本誌で!

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2020.11.30

クリスマス・ストーリーをあなたに~(10)「ファンダーハーフェン老人の遺言状」ペン-楽しい読書283号

 ―第282号「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★ 2020(令和2)年11月30日号(No.283)
「クリスマス・ストーリーをあなたに~(10)
「ファンダーハーフェン老人の遺言状」メアリー・E・ペン」

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◇◆◇◆ 古典から始める レフティやすおの楽しい読書 ◆◇◆◇
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2020(令和2)年11月30日号(No.283)
「クリスマス・ストーリーをあなたに~(10)
「ファンダーハーフェン老人の遺言状」メアリー・E・ペン」
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 毎年、この時期恒例の
 「クリスマス・ストーリーをあなたに」の10回目です。

 昨年は、<クリスマスの夢…と悲劇>と題して、
 ジョー・ネスボ『その雪と血を』という
 ちょっと悲しいラストの現代ミステリの短い長編でした。

 今年はまた古典に戻りましょう。

 そして、いかにも伝統的なクリスマス・ストーリーらしい
 ハート・ウォーミングなラストを迎える短編を!

★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡
 ☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡

-クリスマス・ストーリーをあなたに (10)- 2020
  ~ 伝統的な、愛と善意の季節にふさわしい古典の短編 ~
   「ファンダーハーフェン老人の遺言状」
    メアリー・E・ペン 小林晋/訳

 ☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡
★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡

 

201127xmas1

(画像:現在手元にある、過去に紹介したクリスマス・ストーリーの本)

 

 ●過去の ~クリスマス・ストーリーをあなたに~

クリスマス・ストーリーの紹介もついに11回目となりました。

最初は、2008年12月のクリスマス号として、
ディケンズ『クリスマス・キャロル』の紹介でした。

その後は、2011年から毎年11月の末に、
「クリスマス・ストーリーをあなたに」と題して
お気に入りのクリスマス・ストーリーを紹介してきました。

 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ 

2008(平成20)年12月クリスマス号(No.11)-081206-
『クリスマス・キャロル』善意の季節

『クリスマス・キャロル』ディケンズ/著 中川敏/訳 
集英社文庫 1991/11/20
―訳者の解説と木村治美の鑑賞など、資料も豊富。

 

~「クリスマス・ストーリーをあなたに」~

1◆2011(平成23)年11月30日号(No.70)-111130-善意の季節
『あるクリスマス』カポーティ

・『誕生日の子供たち』トルーマン・カポーティ/著 村上春樹/訳
文春文庫 2009.6.10
―クリスマス短編「あるクリスマス」「クリスマスの思い出」収録
 「―思い出」はクリスマスの懐かしい、でもちょっと切ない思い
 出を振り返る愛情あふれる物語で、少年に与えられたクリスマス
 の贈り物、「ある―」は逆に、少年が与えたクリスマスの贈り物
 の思い出話といえる抒情的名編

善意の季節『あるクリスマス』カポーティ
『お茶でっせ』版

 

2◆2012(平成24)年11月30日号(No.94)-121130-  
クリスマス・ストーリーをあなたに~
 アガサ・クリスティー『ベツレヘムの星』から

・『ベツレヘムの星』アガサ・クリスティー/著 中村能三/訳
ハヤカワ文庫―クリスティー文庫(2003/11/11)
―おススメ短篇「水上バス」を含む、クリスマスにまつわる小説と
 詩を集めた、クリスティーが読者に贈るクリスマス・ブック

クリスマス・ストーリーをあなたに ―第94号
「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記
『お茶でっせ』版 『作文工房』版

 

3◆2013(平成25)年11月30日号(No.117)-131130-  
クリスマス・ストーリーをあなたに~
 『サンタクロースの冒険』ライマン・フランク・ボーム

・『サンタクロースの冒険』ライマン・フランク・ボーム/著
田村隆一/訳 扶桑社エンターテイメント(1994.10.30) [文庫本]
―『オズの魔法使い』の作者ライマン・フランク・ボームの描く
 サンタ・クロースの生涯を描く、サンタさん誕生物語

『サンタクロース少年の冒険』ライマン・フランク・ボーム/著
矢部太郎/イラスト 畔柳和代/訳 新潮文庫 2019/11/28

クリスマス・ストーリーをあなたに~
『サンタクロースの冒険』ボーム
『作文工房』版 『お茶でっせ』版

 

4◆2014(平成26)年11月30日号(No.140)-141130-
「クリスマス・ストーリーをあなたに~
『ひいらぎ飾ろう@クリスマス』コニー・ウィリス」

「ひいらぎ飾ろう@クリスマス」収録短編集:
・『マーブル・アーチの風』コニー・ウィリス/著 大森望/編訳
早川書房・プラチナ・ファンタジイ(2008.9.25)
―もう一つのクリスマス・ストーリー「ニュースレター」も収録

クリスマス・ストーリーをあなたに~
『ひいらぎ飾ろう@クリスマス』コニー・ウィリス ―第140号
「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記
『作文工房』版 『お茶でっせ』版

 

5◆2015(平成27)年11月30日号(No.164)-151130-
「クリスマス・ストーリーをあなたに~
『まれびとこぞりて』コニー・ウィリス」

「まれびとこぞりて」収録短編集:
・『混沌【カオス】ホテル (ザ・ベスト・オブ・コニー・ウィリス)』
 コニー・ウィリス/著 大森望/訳 ハヤカワ文庫SF1938 2014.1.25

クリスマス・ストーリーをあなたに―
「まれびとこぞりて」コニー・ウィリス ―第164号
「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記
『作文工房』版 『お茶でっせ』版

 

6◆2016(平成28)年11月30日号(No.188)-161130-
「クリスマス・ストーリーをあなたに~
ディケンズ『クリスマス・ブックス』から『鐘の音』」

・『クリスマス・ブックス』ディケンズ/著 ちくま文庫 1991/12
―落語調訳「クリスマス・キャロル」小池滋/訳、
 「鐘の音」松村昌家/訳

・『クリスマス・ブックス』田辺洋子/訳 渓水社 2012
―前期(1843-48)のクリスマス中編5編を収録。「クリスマス・キャ
 ロル」「鐘の音」「炉端のこおろぎ」「人生の戦い」「憑かれた男」

クリスマス・ストーリーをあなたに~
ディケンズ『クリスマス・ブックス』から『鐘の音』 ―第188号
「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記
『作文工房』版 『お茶でっせ』版

 

7◆2017(平成29)年11月30日号(No.212)-171130-
「クリスマス・ストーリーをあなたに~(7)
「クリスマス・プレゼント」梶尾真治」

「クリスマス・プレゼント」収録短編集:
・『有機戦死バイオム』梶尾真治/著 ハヤカワ文庫JA 1989.10

クリスマス・ストーリーをあなたに~(7)
「クリスマス・プレゼント」梶尾真治
―第212号「レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記
『作文工房』版 『お茶でっせ』版

 

8◆2018(平成30)年11月30日号(No.236)
「クリスマス・ストーリーをあなたに~(8)
『昔なつかしいクリスマス』ワシントン・アーヴィング」

・『昔なつかしいクリスマス』ワシントン・アーヴィング/著
ランドルフ・コールデコット/挿絵 齊藤昇/訳 三元社 2016.12.1
―1920年刊『スケッチ・ブック』第5分冊(クリスマス編)を基に、
 コールデコットの挿絵をつけて1876年に刊行された。

クリスマス・ストーリーをあなたに~(8)
『昔なつかしいクリスマス』ワシントン・アーヴィング
―第236号「レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記
『お茶でっせ』版 『新生活』版

 

9◆2019(令和元)年11月30日号(No.260)
「クリスマス・ストーリーをあなたに~(9)
『その雪と血を』ジョー・ネスボ」

・『その雪と血を』ジョー・ネスボ/著 鈴木恵/訳
 ハヤカワ・ミステリ文庫 2018/11/20
―ノルウェーを代表するサスペンス作家が描くパルプ・ノワール。
 第8回翻訳ミステリー大賞および第5回読者賞をダブル受賞した。

クリスマス・ストーリーをあなたに(9)『その雪と血を』ジョー・
ネスボ ―第260号「レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記
『お茶でっせ』版 『新生活』版

 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

【古典編】
 チャールズ・ディケンズ『クリスマス・キャロル』『鐘の音』
 ワシントン・アーヴィング『昔なつかしいクリスマス』
 ライマン・フランク・ボーム『サンタクロースの冒険』

【現代編】
 トルーマン・カポーティ「あるクリスマス」「クリスマスの思い出」
 アガサ・クリスティー「水上バス」
 コニー・ウィリス「ひいらぎ飾ろう@クリスマス」
 「まれびとこぞりて」
 梶尾真治「クリスマス・プレゼント」
 ジョー・ネスボ『その雪と血を』

 

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 ●作家と作品について

メアリー・E・ペン
「ファンダーハーフェン老人の遺言状」
Old Vanderhaven's Will(1880)

傑作短篇
(商人として成功した祖父は夢を追う孫に宣告をくだした……)

『ミステリマガジン』2020年1月号(738)
 (2019年11月25日発売) 掲載

(略)

 ●(ストーリー)15年前
 ●クリスマス前
 ●クリスマス・イブ
 ●本編について

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☆彡★彡 最後に、御願い! ☆彡★彡

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まぐまぐ大賞2020 投票受付中!【12/6(日)締切】
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今年もまぐまぐ大賞というのをやっています。
最初っから諦めるのではなく、
機会のある限りチャレンジしたいと考えています。
投票にご協力を!

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本誌では、「クリスマス・ストーリーをあなたに~(10)「ファンダーハーフェン老人の遺言状」メアリー・E・ペン」と題して、『ミステリマガジン』2020年1月号(738)掲載のメアリー・E・ペンの昔ならではの心温まる傑作短篇クリスマス・ストーリー「ファンダーハーフェン老人の遺言状」を紹介しています。

本編については、本誌本文で紹介していますように、雑誌The Argosy誌1880年12月号に掲載されたクリスマス・ストーリーです。
19世紀の小説らしいクリスマスストーリーの古典の一つといってよいでしょう。
機会があれば、ぜひ一読を!

私はクリスマス・ストーリーが好きで、こうして毎年「これは!」という作品を紹介してきました。

これもひとえに、少年時代に『ミステリマガジン』で出会ったクリスマス・ストーリー特集の小説のあれこれを楽しく読んだという記憶からです。

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(画像:数年前に手に入れた『ミステリマガジン』クリスマス・ストーリー特集号)

 

昨今の『ミステリマガジン』は、どうも<ミステリ専門誌>色が強くなりすぎているように思います。
昔の『ミステリマガジン』の編集方針が少し変わっていた、という見方もできますけれど。

かつての『ミステリマガジン』は、<海外ミステリ専門誌>といいつつ、海外ミステリの紹介のみでなく、広く海外文化(主にアメリカでしたが)の紹介を心掛けている、という感じの<教養雑誌>でした。
まあ、それだけ、海外情報が手に入りにくい時代でもあり、誰もがそういう情報を求めていたとも言えるのかもしれません。

欧米の作家は、たいてい生涯に一つはクリスマス・ストーリーを書いているといわれます。

日本では、クリスチャンでなくてもクリスマスを祝うという風習があります。
宗教色抜きで、それでいて、子供と家族で、恋人とカップルで、と、愛とか平和とかの一つの象徴として、一つの風物として定着してしまったというところでしょう。

ところが意外に、文学の世界では、クリスマス・ストーリーの存在が定着していないように感じます。

宗教的な、あるいは翻訳物では毎年それなりに新しい作品が紹介されているようです。
また、一部のロマンス小説などでは和製の作品もいくつか見られます。

しかし、この時期にクリスマス・ストーリーが大いに話題になる、ということもありません。
クリスマス・プレゼントしてクリスマスの本が贈られる、という話もほとんど聞きません。

(私が本屋さん時代は、この時期になりますと、本をプレゼント用に包装するサービスを利用するお客さまがかなりいらっしゃったものでした。
 私も下手ながら、工夫をこらして包装させていただいたものでした。
 今はどうなんでしょうね。)

それはやっぱり、淋しく感じます。
一部の人だけのお楽しみではなく、広く親しまれるように、これからも毎年「これは!」というクリスマス・ストーリー作品を紹介してゆくつもりです。

日本でももっとクリスマス・ストーリーが読まれることを願っています。

 ・・・

詳細は本誌で!

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』

『レフティやすおのお茶でっせ』

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2020.10.15

私の読書論136-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(2)私のお気に入り7-楽しい読書280号

 ―第280号「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★ 2020(令和2)年10月15日号(No.280)
「私の読書論136-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(2)」

 

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◇◆◇◆ 古典から始める レフティやすおの楽しい読書 ◆◇◆◇
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2020(令和2)年10月15日号(No.280)
「私の読書論136-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(2)」
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 今年は、1970(昭和45)年に創刊された早川書房の文庫
 「ハヤカワ文庫」が50周年を迎えた年です。

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(画像:『ミステリ・マガジン』2020年9月号ハヤカワ文庫創刊50周年特集と30周年文庫フェア目録)

 ということで、前回に引き続き今回も、
 私の読書生活51年のほぼ全てをカバーしている
 「ハヤカワ文庫」を取り上げます。

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  ◆ 「お子ちゃま」読者時代からのお友達 ◆
  私の読書論135-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(2)
   ――【私のお気に入り7】――
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 ●【私のお気に入り7】への道
 ●読書初期の「名作」

ハヤカワ文庫では、
どうしてもSFとNVが主体になってしまいますね。

基本的に外国人作家の作品を読んできましたから。

前回も書きましたように、50年前私は高校2年生で、
夏休みから海外ミステリ専門誌であった『ミステリ・マガジン』を
定期購読し始め、ハヤカワの本を読み始めていた時期でした。
(時に『SFマガジン』もつまみ読みしていました。)

創刊はSFから始まり、NVが加わり、という展開でした。

自分自身読書を始めた初期に当たり、
どうしてもこのころ読んだ本が印象に強く残っています。

そこで、そういう時期の本が
お気に入りの中心になってしまうのも当然かもしれません。

 ・・・

では、
【私のお気に入り7】それぞれについて書いていきましょう。

まずは、一覧を。

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(画像:【私のお気に入り7】背文字―文庫のジャンルがわかる―と表紙―表紙絵の持つ力も影響があるかな?―)

 

【私のお気に入り7】
1.ジャック・フィニイ『ゲイルズバーグの春を愛す』
福島 正実/訳 ハヤカワ文庫FT 1980/11/1

 

2.ゼナ・ヘンダースン『果しなき旅路』
深町 眞理子/訳 ハヤカワ文庫SF 1978/7/1

 

3.ロバート・F・ヤング『ジョナサンと宇宙クジラ』
伊藤 典夫/訳 ハヤカワ文庫SF 2006/10/6

 

4.ロバート・ネイサン『ジェニーの肖像』
井上 一夫/訳 ハヤカワ文庫NV 1975/3/1

 

5.シャーリイ・ジャクスン
『野蛮人との生活―スラップスティック式育児法』
深町 眞理子/訳 ハヤカワ文庫NV 1974/5/1

 

6.クレイグ・ライス『スイート・ホーム殺人事件』
長谷川 修二 ハヤカワ・ミステリHM文庫 1984/10/1

 

7.ルイス・ギルバート『フレンズ―ポールとミシェル』
村上 博基/訳 ハヤカワ文庫NV 1973/7/1

 

 ●1.ジャック・フィニイ『ゲイルズバーグの春を愛す』
 ●2.ゼナ・ヘンダースン『果しなき旅路』
 ●3.ロバート・F・ヤング『ジョナサンと宇宙クジラ』
 ●4.ロバート・ネイサン『ジェニーの肖像』
 ●5.シャーリイ・ジャクスン
   『野蛮人との生活―スラップスティック式育児法』
 ●6.クレイグ・ライス『スイート・ホーム殺人事件』
 ●7.ルイス・ギルバート『フレンズ―ポールとミシェル』

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(画像:【私のお気に入り7】+それらの作家のもう一つのお気に入り本、もしくは続編本) 

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本誌では、「私の読書論136-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(2)私のお気に入り7-楽しい読書280号」と題して、ハヤカワ文庫をの読書歴を思い返しながら、【私のお気に入り7】を紹介しています。

本文でも書きましたように、基本創刊初期の本がお気に入りになってしまっています。

しかも、そのうちの

 ジャック・フィニイ『ゲイルズバーグの春を愛す』
 シャーリイ・ジャクスン『野蛮人との生活』

 ゼナ・ヘンダースン『果しなき旅路』
 ロバート・F・ヤング『ジョナサンと宇宙クジラ』

は、最初に短編を読み、印象に残った作家のそれらの作品等をまとめたものでもあるのです。

先の二つが『ミステリ・マガジン』、後の二つが『SFマガジン』で、知った作品であり作家たちです。

 

ここ数年、色々と昔読んだ本を再読しているのですが、意外に当時の印象と変わらないものが多く、驚いています。
当時「よかったな」と思い、そのまま残してある本を、その後再読しても「やっぱりいい」ということなんです。

作品そのものがすばらしいというべきか、私自身に成長がないというべきか、あるいは童心を失っていないというべきか?

単純に作品そのもの力だと思うのですが、私自身の問題かどうかは、まあ、それはそれでいいとしましょう。

私の精神が、感受性がいつまでも変わることなく若いままだ、ということにしておきましょう。
(最初の刷り込みという考え方もあるかもしれませんけれど……。)

個々の本の紹介は本誌でご確認ください。

 ・・・

では、詳細は本誌で!

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』

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2020.09.15

私の読書論135-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(1)-楽しい読書278号

 ―第278号「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記


★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★ 2020(令和2)年9月15日号(No.278)
「私の読書論135-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(1)」


 


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◇◆◇◆ 古典から始める レフティやすおの楽しい読書 ◆◇◆◇
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2020(令和2)年9月15日号(No.278)
「私の読書論135-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(1)」
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 今年は、1970(昭和45)年に創刊された早川書房の文庫
 「ハヤカワ文庫」が50周年を迎えた年です。


 ということで、今回は、
 私の読書生活51年のほぼ全てをカバーしている
 「ハヤカワ文庫」を取り上げます。


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  ◆ 「お子ちゃま」読者時代からのお友達 ◆


  私の読書論135-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(1)


   ――最初の6冊――


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 ●1970年以前
 ●ハヤカワ文庫の歴史


1970年8月、ハヤカワ文庫が創刊
最初は、SF文庫


1972年1月、NV文庫創刊


1973年3月、JA文庫創刊


1976年4月、ミステリ(HM)文庫が創刊


1977年4月、NF文庫創刊


1978年9月、ハヤカワ文庫Jr創刊


1979年2月、FT文庫創刊


1989年1月、ミステリアス・プレス文庫創刊


1999年10月、「ダニエル・キイス文庫」創刊


2003年10月? クリスティー文庫創刊


2001年5月、<ハヤカワepi文庫>創刊


*参照:
・『ミステリマガジン』(HMM)2020年9月号(no.742)
「特集/ハヤカワ文庫創刊50周年」


・『ハヤカワ文庫創刊30周年記念フェア解説目録』(非売品)


 


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 ●最初の6冊(創刊第一弾ラインアップ本から)


【最初の6冊】
1.SF『征服王コナン』ロバート・E・ハワード
2.NV『ローズマリーの赤ちゃん』アイラ・レヴィン
3.NV『女王陛下のユリシーズ号』アリステア・マクリーン
4.HM『重賞』ディック・フランシス
5.HM『死の接吻』アイラ・レヴィン
6.FT『夢の10セント銀貨』ジャック・フィニイ


1.
征服王コナン―英雄コナン・シリーズ (ハヤカワ文庫SF) (日本語) 文庫 – 1970/1/1
ロバート・E.ハワード (著), 団 精二 (翻訳)


 


2.
ローズマリーの赤ちゃん (ハヤカワ文庫 NV 6) (日本語) 文庫 – 1972/1/1
アイラ・レヴィン (著), 高橋 泰邦 (翻訳)


 


3.
女王陛下のユリシーズ号 (ハヤカワ文庫 NV (7)) (日本語) 文庫 – 1972/1/1
アリステア・マクリーン (著), 村上 博基 (翻訳)


 


4.
重賞 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 12-3)) (日本語) 文庫 – 1976/4/1
ディック・フランシス (著), 菊池 光 (翻訳)


 


5.
死の接吻 (ハヤカワ・ミステリ文庫 20-1) (日本語) 文庫 – 1976/1/1
アイラ・レヴィン (著), 中田 耕治 (翻訳)


 


6.
夢の10セント銀貨 (ハヤカワ文庫 FT 2) (日本語) 文庫 – 1979/2/1
ジャック・フィニイ (著), 山田 順子 (翻訳)


 ・・・


以上が私の今手元にある【最初の6冊】です。


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 ・・・


次回は、続編で【私のお気に入り7】を紹介します。


 


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本誌では、「私の読書論135-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(1)」と題して、ほぼ私の読書歴に匹敵するこの半世紀を、ハヤカワ文庫を通して回顧してみます。


その一回目として、ハヤカワ文庫の各ジャンル別の創刊の歴史と、それぞれのジャンルの今私の持っている本【最初の6冊】を紹介しています。


思い出深い本ばかりです。


年寄りの昔話ですが、私にとってはつい昨日のような、とても印象に残っている本達です。


本を読み始めたばかりの、若い頃の情熱といったものが、強い印象につながっているのでしょう。
何事も最初の経験というものは、大きなウエートを持っているものです。


個々の思い出話などは本誌でご確認ください。


 ・・・


では、詳細は本誌で!


*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』


 


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2020.08.15

ツイッター【左利きミステリ入門】まとめ(2)-「楽しい読書」第276号

 ―第276号「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★ 2020(令和2)年8月15日号(No.276)
左利きの本を読む~ツイッター【左利きミステリ入門】まとめ(2)
×左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii(No.577)

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◇◆◇◆ 古典から始める レフティやすおの楽しい読書 ◆◇◆◇
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2020(令和2)年8月15日号(No.276)
左利きの本を読む~ツイッター【左利きミステリ入門】まとめ(2)
×左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii(No.577)
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左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii
×
レフティやすおの楽しい読書

コラボ編

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左利きの本を読む~ツイッター【左利きミステリ入門】

まとめ 2 ■030 ~ ■043
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今回は、
わが左利きメルマガ「左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii」
とのコラボです。

「週刊ヒッキイ」で以前「名作で読む左利き」という
左利きの人が登場するいくつかの文学作品を取り上げて
紹介する企画がありました。

その発展系として、
左利きの人が登場する「左利きミステリ」
を紹介する企画を続けました。

この企画終了後に新たに発見した作品もまとめて、
改めて過去から時代を追う形で紹介する企画を
ツイッターで始めました。

まだまだ
発展途上ではありますが、
紹介済みの部分をまとめておくことにしました。

基本は「左利き」がテーマですが、
「本(主に小説)をネタにしたお話」ということで、
この読書メルマガでも取り上げておこうと思います。

 

★☆彡 ★☆彡 ★☆彡 ★☆彡 ★☆彡 ★☆彡 ★☆彡

【#左利きミステリ入門】まとめ(2) ■030 ~ ■043

★☆彡 ★☆彡 ★☆彡 ★☆彡 ★☆彡 ★☆彡 ★☆彡

 

5月16日から私のツイッター

左利きライフ研究30年☆レフティやすお
https://twitter.com/lefty_yasuo

で、「#おうち時間 は一人で #本 #読書」ということで、

【#左利きミステリ入門】
https://twitter.com/hashtag/左利きミステリ入門?src=hashtag_click

を始めました。

今回は、そちらの「まとめ」編となります。

左利きメルマガ「左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii」と
もう一つの読書メルマガ「レフティやすおの楽しい読書」との
コラボ編でもあります。

(メルマガ用に一部形式を改めました。)

関連する書影や該当本文の画像などは、
それぞれのツイッターのページにあります。

参考にご閲覧いただければ、嬉しく思います。

 ・・・

[まとめ(1) ■001 ~ ■022]は、

「左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii」577号

をご覧ください。

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』
https://www.mag2.com/m/0000171874.html

 

―■001~022の概要―

001,002 「#左利きミステリ入門」(とは何か、について)
003 ≪人物別≫分類 (左利きの登場人物についての5分類)
004-008 ≪人物別≫分類1-5 (分類5種とそれぞれの実作例)
009,010 ポー「黄金虫」(これより一作ずつの実例)
011,012 『旧約聖書』「士師記」(左利きの“暗殺者”)エホデ
013-016 『棠陰比事』 (中国宋時代の判例集の左利き事例)
017-022 フランクリンの(左手からの)請願書

 ・・・

■023
異色

【海外ミステリ】1841(アメリカ)
エドガー・アラン・ポー「悪魔に首を賭けるな 教訓のある話」1

習慣によって身の破滅を招く男――
原因は、母親固有の具体的欠点
左利きによる打擲と貧乏だった!

 

■024
エドガー・アラン・ポー「悪魔に首を賭けるな」2

『ポオ短編全集III』野崎孝訳 創元推理文庫

 

彼の母親の肉体的欠陥から生まれたものだ。
悲しいかな、この女は運悪く左ききだった...
子供を左から右へひっぱたいたって甲斐ないこと。

 

■025
ファンタジー

【海外ミステリ】1871(イギリス)
ルイス・キャロル『鏡の国のアリス』1

ご存知『不思議の国のアリス』の作者による
鏡のなかの左右反転世界での冒険

 

■026
ルイス・キャロル『鏡の国のアリス』2

矢川澄子訳 金子國義 イラスト 新潮文庫

 

「あの鏡のお家に住んでみる気はない、キティ? 
あっちでもあんた、ミルクもらえるかしら。
鏡のなかのミルクなんて、おいしくなさそう――」

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参照『非対称の起源―偶然か、必然か』帯絵
講談社ブルーバックス

 

■027
ショートショート

【海外ミステリ】19世紀?(アメリカ)
マーク・トウェイン〈玉突屋のおやじ〉
『ちょっと面白い話』大久保博編訳

 

ひと勝負やるか とおやじ
おれの腕前を見て
「よし結構。それならおれは左手で突こう」

 

■028
マーク・トウェイン〈玉突屋のおやじ〉2

「左手でもそれだけ突けるんだから、
右手で突いたら、いったいどれだけ突けるんだい?」
「いやあ、だめさ」とおやじは言った。
「おれはもともと左ギッチョなんだ」

 

■029
番外

マーク・トウェイン『ちょっと面白い話』大久保博編訳

 

多数派は常に間違っている
自分が多数派にまわったと知ったら
それは必ず行いを改める(か、一息いれて反省する)時だ

マーク・トウェインは左利き―
『神々の左手―世界を変えた左利きたちの歴史』
スタジオタッククリエイティブ

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 ・・・

*『レフティやすおのお茶でっせ』
2020.6.25
ツイッター【#左利きミステリ入門】30回、
ついにホームズものに突入!
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2020/06/post-9d083a.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/c0c4c1894787d7547280b8d6d847f87c

 ・・・

■030
ホームズの名推理

【海外ミステリ】1891(イギリス)
アーサー・コナン・ドイル「ボスコム谷の謎」1
『シャーロック・ホームズの冒険』収録

左利きの犯人 外科医の傷跡証言から

 

■031
ドイル「ボスコム谷の謎」2

『シャーロック・ホームズの冒険
【新訳シャーロック・ホームズ全集】』日暮雅通訳 光文社文庫

「外科医の検死報告にあった傷の状態は...
真後ろから殴っているのに、傷は頭の左側にあった。
...これはどうみたって左ききの人物の犯行としか考えられない。」

 

■032
ホームズの名推理

【海外ミステリ】1893(イギリス)
アーサー・コナン・ドイル「黄色い顔」1
『シャーロック・ホームズの回想』

留守中に来た依頼人の忘れ物から 左利きだ、と

 

■033
ドイル「黄色い顔」2

『シャーロック・ホームズの回想
【新訳シャーロック・ホームズ全集】』日暮雅通訳

「しかも焦げているのはパイプの右側だから、左ききだ。
きみのパイプをランプにかざしてごらんよ。
右ききだから、左側を火にさらすことになるだろう。」

 

■034
ドイル「黄色い顔」3

2005.9.17
依頼人は左利き―ホームズの名推理「黄いろい顔」より
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2005/09/post_4893.html

2011.9.24
推理小説と左利き:週刊ヒッキイhikkii278名作の中の左利き
~推理小説編1
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2011/09/hikkii2781-f03e.html

依頼人の忘れ物から推理

 

■035
ホームズの名推理

ジュリアン・シモンズ『コナン・ドイル』1

彼はエディンバラ大学医学生時代、外来診療実習生として、
エディンバラ病院の外科医でもあった恩師
ジョーゼフ・ベル博士の診療室での“講義”で
推理法を身につけた。

 

■036
ホームズの名推理

ジュリアン・シモンズ『コナン・ドイル』2
深町真理子訳 創元推理文庫

新しい患者がはいってくると、ベル博士はずばりと言う。―
「この人は #左利き で、靴直し職人だ」それから、
それを説明して... (続く)

 

■037
ホームズの名推理

ジュリアン・シモンズ『コナン・ドイル』3

恩師の推理―
「この人は #左利き で、靴直し職人だ」
「ズボンのひざ...右側のほうが、
左側よりもはるかにすりきれかたが激しい...
底革を打つのに、左手を使っている証拠だよ」

 

■038
ホームズ・パスティーシュ

【海外ミステリ】1899年クリスマスデイ[1999(アメリカ)] 
エドワード・D・ホック「クリスマスの陰謀」1

『エドワード・D・ホックの
シャーロック・ホームズ・ストーリーズ』日暮雅通他訳

 

■039
エドワード・D・ホック「クリスマスの陰謀」2

『エドワード・D・ホックの
シャーロック・ホームズ・ストーリーズ』日暮雅通訳 原書房

「でも、執事があの人だということが、
どうやってわかったんですか?」
「彼が左利きだという...

 

■040
ホック「クリスマスの陰謀」3

「左利きだという明らかな事実が...
首攻めをしたときも、左手を使って...
写真でも...左手に銃を持って」

 

Dsc08131-2

 

■041
SFファンタジー

【海外ミステリ】1896(イギリス)
H・G・ウェルズ「プラットナー先生綺談」1
『バベルの図書館8白壁の緑の扉』収録

四次元世界に飛ばされたのち戻ってきたら
右利きから左利きへ肉体の左右が逆転した男の話

 

■042
H・G・ウェルズ「プラットナー先生綺談」2

ボルヘス編『バベルの図書館8白壁の緑の扉』
小野寺健訳 国書刊行会

ゴットフリート・プラットナーの体が
解剖学的に左右逆転しているというくらい
厳然たる事実も例がないのだが

 

■043
ウェルズ「プラットナー先生綺談」3

私のメルマガで紹介
2020年2月15日
左利きで生きるには週刊ヒッキイhikkii 565号
レフティやすおの楽しい読書 264号

左右反転小説-左利きになった男
(楽しい読書/週刊ヒッキイ・コラボ編)
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2020/02/post-386af3.html

 ・・・

[043-]インターバル

7/9
【左利きミステリ入門】【海外ミステリ】編

前回で、19世紀までの部が終了しました。

今までに発見したものはすべて紹介しました。

私の知らない抜けがあると思います。
お気づきの方はご連絡ください。

20世紀の部まで、しばらくお休みをいただきます。

よろしく!

 

7/13
【左利きミステリ入門】【海外ミステリ】インターバル

19世紀末から20世紀初頭にかけて、
ドイルのホームズものの雑誌連載短編探偵小説の成功により、
二匹目のドジョウを目指す多くの模倣者が出現しました。
いわゆる シャーロック・ホームズのライヴァル たちです。

 ・・・

以上、「左利きミステリ入門」まとめ(2) でした。

 

 ●多様性に一つとしての左利き

 ●優れた作家は左利きの特徴を捉えている

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

本誌では、「左利きの本を読む~ツイッター【左利きミステリ入門】まとめ(2)」と題して、ツイッターで発表した「左利きミステリ入門」の23回~43回までを紹介しています。

最後の〆の言葉「●多様性に一つとしての左利き/●優れた作家は左利きの特徴を捉えている」を除いてすでに公開済みの内容ですので、ここにもすべて転載しました。

最後の部分だけは、本誌でご閲読をお願いいたします。

特別なことは書いていません。
普段から口にしているような内容です。

でも、いいたいことは書いています。
ぜひ、お読みください。

 ・・・

詳細は本誌で!

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』

 

『レフティやすおのお茶でっせ』

〈メルマガ「楽しい読書」〉カテゴリ

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ツイッター【左利きミステリ入門】まとめ(1)-週刊ヒッキイ第577号

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第577号 別冊編集後記

第577号(No.577) 2020/8/15
左利きの本を読む~ツイッター【左利きミステリ入門】まとめ(1)
×レフティやすおの楽しい読書(No.276)

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◇◆◇◆ 左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii ◆◇◆◇◆ 
【左利きを考えるレフティやすおの左組通信】メールマガジン

右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして
左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第577号(No.577) 2020/8/15
左利きの本を読む~ツイッター【左利きミステリ入門】まとめ(1)
×レフティやすおの楽しい読書(No.276)
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左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii
×
レフティやすおの楽しい読書

コラボ編

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左利きの本を読む~ツイッター【左利きミステリ入門】

まとめ 1 ■001 ~ ■029
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今回は、
わが読書メルマガ「レフティやすおの楽しい読書」
とのコラボです。

以前「名作で読む左利き」という
左利きの人が登場するいくつかの文学作品を取り上げて
紹介する企画、そして、それに続いて、
左利きの人が登場する「左利きミステリ」
を紹介する企画を続けました。

企画終了後に新たに発見した作品もまとめて、
改めて過去から時代を追う形で紹介する企画を
ツイッターで始めました。

まだまだ
発展途上ではありますが、
紹介済みの部分をまとめておくことにしました。

基本は「左利き」がテーマですが、
「本(主に小説)をネタにしたお話」ということで、
読書メルマガの方でも取り上げておこうと思います。

 

★☆彡 ★☆彡 ★☆彡 ★☆彡 ★☆彡 ★☆彡 ★☆彡

【#左利きミステリ入門】まとめ(1) ■001 ~ ■029

★☆彡 ★☆彡 ★☆彡 ★☆彡 ★☆彡 ★☆彡 ★☆彡

 

5月16日から私のツイッター

左利きライフ研究30年☆レフティやすお
https://twitter.com/lefty_yasuo

で、「#おうち時間 は一人で #本 #読書」ということで、

【#左利きミステリ入門】
https://twitter.com/hashtag/左利きミステリ入門?src=hashtag_click

を始めました。

今回は、そちらの「まとめ」編となります。

左利きメルマガ「左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii」と
もう一つの読書メルマガ「レフティやすおの楽しい読書」との
コラボ編でもあります。

(メルマガ用に一部形式を改めました。)

関連する書影や該当本文の画像などは、
それぞれのツイッターのページにあります。

参考にご閲覧いただければ、嬉しく思います。

 ・・・

●5/16
https://twitter.com/lefty_yasuo/status/1261558636200857600

自粛一部解除とはいえ

#おうち時間 は一人で #本 #読書 !

#左利きライフ研究家 らしく私の趣味を活かして
#海外ミステリ #国内ミステリ から
#左利き の登場人物たちの左利きらしい動作を描いた
#左利きの人 が活躍?する
#左利きミステリ
について紹介する【#左利きミステリ入門】を始めます。

 ・・・

~~【#左利きミステリ入門】~~

■001
左利きミステリとは、左利きの人が主要登場人物である物語や
左利きの性質をトリックに活用した推理小説等の
ミステリの総称をいう。


国内ミステリ ― 東野圭吾『どちらかが彼女を殺した』
海外ミステリ ― エラリー・クイーン『シャム双子の秘密』
など

 

■002
個々の作品を「左利きを扱うミステリ」と分類することで、
一部ネタバレになる場合があります。

ただ、謎解きものでも、
大半の作品ではメイン・トリックよりも
サブ・トリックとして使われるケースが多く、
鑑賞上、一番のおいしいところでは問題ない、と考えています。

 

■003
左利きミステリ ≪人物別≫分類

左利き の登場人物を分類すれば、
以下の5つのタイプが考えられます――

◆左利きの探偵
◆左利きの被害者
◆左利きの犯人
◆左利きの容疑者
◆左利きのその他の事件関係者
例:
○依頼者 ○名画の本当の画家 ○謎の本の著者 等々

 

■004
左利きミステリ ≪人物別≫分類 1 ◆左利きの探偵

【海外ミステリ】
○検屍官 ケイ・スカーペッタ コーンウェル『死因』

【国内ミステリ】
○サウスポー(左腕投手)・沢村 水原秀策『サウスポー・キラー』
○青年へルパー・神原淳 愛川晶『ヘルたん』

 

■005
左利きミステリ ≪人物別≫分類 2 ◆左利きの被害者

【海外ミステリ】
アガサ・クリスティー「厩舎街(ミューズ)の殺人」
『死人の鏡』収録

【国内ミステリ】
東野圭吾『どちらかが彼女を殺した』
齋藤栄『春夏秋冬殺人事件』冬の部

 

■006
左利きミステリ ≪人物別≫分類 3 ◆左利きの犯人

【海外ミステリ】
ドイル「ボスコム谷の謎」
『シャーロック・ホームズの冒険』収録

ルブラン「赤い絹の肩掛け」
『リュパンの告白』/旧版『世界短編傑作集2』江戸川乱歩編
収録

 

■007
左利きミステリ ≪人物別≫分類 4 ◆左利きの容疑者
―左利きの犯行と推測され、容疑者とされるが……。

【海外ミステリ】
アガサ・クリスティー『ゼロ時間へ』
同『検察側の証人』戯曲

【国内ミステリ】
我孫子武丸『8の殺人』

 

■008
左利きミステリ ≪人物別≫分類 5
 ◆左利きのその他の事件関係者

【#海外ミステリ】
○依頼人 ドイル「黄色い顔」『ホームズの回想』収録

○画家 オームロッド『左ききの名画』

【#国内ミステリ】
○作家 恩田陸『三月は深き紅の淵を』

 

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Hidarikiki-mystery-2

 ・・・

●5/23
https://twitter.com/lefty_yasuo/status/1264099137047474176

いよいよ全国的に外出自粛も解除目前!

とはいえまだまだ油断大敵!

#おうち時間 は一人で #本 #読書

#左利きライフ研究家 らしく
#左利き の登場人物たち
#左利きの人 が活躍?する
#左利きミステリ を紹介する

【#左利きミステリ入門】

[009]からは個別の作品を!

まずは #海外ミステリ から。


『レフティやすおのお茶でっせ』2020.5.24
ツイッターで【左利きミステリ入門】始めました
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2020/05/post-781897.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/36f14c0868ce07b4ed38c644742c980c

 ・・・

■009
ここでもポーは先駆者だった!?

【海外ミステリ】1843年(アメリカ)
エドガー・アラン・ポー 暗号解読宝探し小説「黄金虫」1

左利きの従僕の左右取り違えで、一度は宝探しに失敗するが……

『ポオ短編全集IV』丸谷才一訳

 

■010
ポー「黄金虫」2

「おまえ、自分の右手と左手の区別がつくか?」
「...薪を割るのがおらの左手ですだ」
「なるほど、#左利き だもんね。
じゃあ、お前の左の眼は左手と同じ側にあるんだ。」

 

■011
世界最古級? 左利きミステリ

【海外ミステリ】紀元前
『旧約聖書』「士師記」第3章12-30
左利きの暗殺者〈モアブの王エグロン殺し〉

マイケル・バーズリー『左ききの本』TBS出版会 西山浅次郎訳
十三章「エホデ――ベンヤミンのジェイムズ・ボンド」

 

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■012
『旧約聖書』「士師記」左利きのエホデ 2

第3章
15 ベニヤミン人ゲラの子なる左手利捷のエホデ是なり
16 両刃の剣を作らせ...
21 エホデ左の手を出し右の股より剣を取りてその腹を刺せり

『文語訳旧約聖書II歴史』岩波文庫

 

■013
裁判実例集

【海外ミステリ】1207年(中国・南宋時代)
『棠陰比事』1 
桂万栄/編纂 駒田信二/訳「9 利手の左右」「10 傷跡の深浅」

江戸時代「本朝棠陰比事物語」として翻訳され、
翻案ものが編まれた

『棠陰比事』岩波文庫

 

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■014
『棠陰比事』2
桂万栄/編纂 駒田信二/訳

「9 利手の左右」
囚人たちに食事をさせてその利手(ききて)を調べたところ、
彼だけが左手で匕(さじ)や箸を使ったので、
この男が殴り殺したと...

平凡社『中国古典文学大系39』

 

■015
『棠陰比事』3

「10 傷跡の深浅」
傷が右臂(ひじ)にあるのが不審であった。
そこで食事をあたえて利手を調べてみたところ、
誣告であることが明らかになったのである。

 

■016
『棠陰比事』4
左利きミステリ 情報源

有栖川有栖『ミステリ国の人々』日本経済新聞出版社
「ディー判事――ロバート・ファン・ヒューリック」

「この中でただ一人、左利きのお前が犯人だ」
などという推理が出てくるのだから。

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■017
ショートショート

【海外ミステリ】18世紀(アメリカ)
ベンジャミン・フランクリン
「フランクリンの請願書(左手からのお願い)」1

バーズリー『左ききの本』
ブリス、モレラ『左利きの本』草壁焔太訳
コレン『左利きは危険がいっぱい』

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■018
フランクリンの請願書 2

バーズリー『左ききの本』TBS出版会 西山浅次郎訳

「教育の監督権を有する関係者に対する請願書」

「私の不幸な運命に対して情深い配慮を...
すべての子どもに同等に注意と愛情を...左の手拝」

 

■019
フランクリンの請願書 3

ブリス、モレラ『左利きの本』講談社 草壁焔太訳

 

“教育を監督主導する人々への嘆願書”

左手についての...深刻な問題をとりあげ軽いタッチで、
彼は左利きへの合理的な理解と同情を訴えた。

 

■020
フランクリンの請願書 4

コレン『左利きは危険がいっぱい』文藝春秋 石山鈴子訳

左手利き(の彼は)...
左手利きの人々にのしかかるプレッシャーに抗議して、
「教育を監督する方々へのお願い」と題した文章を書いている。

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■021
フランクリンの嘆願書 5

1971(昭和56)年
阿刀田高 ショートショート「兄弟」が類似した内容だ!

...双生児の兄弟、
姿形だって真実鏡に映したように二人はよく似ていた。

『新装版・最期のメッセージ』講談社文庫

 

 

■022
フランクリンの請願書 6

阿刀田高「兄弟」
親の愛情の優劣の例の元ネタ?

参照:
<右手と左手>の立場を語る「兄弟」~
『イソップを知っていますか』阿刀田高
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2012/07/post-6a7a.html

阿刀田高「兄弟」とLYGP2012...
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2011/12/lygp2012-hikkii.html

 ・・・

*『レフティやすおのお茶でっせ』
2020.6.25
ツイッター【#左利きミステリ入門】30回、
ついにホームズものに突入!
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2020/06/post-9d083a.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/c0c4c1894787d7547280b8d6d847f87c

 ・・・

以上で、22回分まで終了です。

「まとめ(2) ■023 ~ ■043」は、
本日12時発行の「レフティやすおの楽しい読書」No.276で、
ご覧ください。

『古典から始める レフティやすおの楽しい読書』
https://www.mag2.com/m/0000257388.html

―■023~043の概要―

023,024 エドガー・アラン・ポー「悪魔に首を賭けるな」
025,026 ルイス・キャロル『鏡の国のアリス』
027-029 マーク・トウェイン「(玉突屋のおやじ)」

[6/25] #左利きミステリ入門 030(いよいよホームズものに突入)

030,031 アーサー・コナン・ドイル「ボスコム谷の謎」
032-034 アーサー・コナン・ドイル「黄色い顔」
035-037『コナン・ドイル』ジュリアン・シモンズ (伝記から)
038-040 エドワード・D・ホック「クリスマスの陰謀」
 (ホームズ・パスティーシュ)
041-043 H・G・ウェルズ「プラットナー先生綺談」

[7/9] インターバル (前回で、19世紀までの部が終了)
[7/13] インターバル
(いわゆる シャーロック・ホームズのライヴァルたち へ)

 ●左利きの痛み

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

本誌では、「左利きの本を読む~ツイッター【左利きミステリ入門】まとめ(1)」と題して、ツイッターで発表した「左利きミステリ入門」の1回~22回までを紹介しています。

最後の〆の言葉「●左利きの痛み」を除いてすでに公開済みの内容ですので、ここにもすべて転載しました。

最後の部分だけは、本誌でご閲読をお願いいたします。

特にこれといった特別な内容ではありません。
普段から書いていることばかりですけれど……。

 ・・・

では詳細は、本誌で。

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』

 

『レフティやすおのお茶でっせ』〈左利きメルマガ〉カテゴリ

 

 

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2020.06.25

ツイッター【#左利きミステリ入門】30回、ついにホームズものに突入!

以前、↓で紹介しましたように、

2020.5.24
ツイッターで【左利きミステリ入門】始めました


ツイッター左利きライフ研究30年☆レフティやすおで5月16日からは始めました
【#左利きミステリ入門】
ですが、

ついに30回となり、いよいよアーサー・コナン・ドイルのホームズものに突入しました。

最初のホームズものは、左利きが犯人の「ボスコム谷の謎」。

【#左利きミステリ入門】030/#アーサー・コナン・ドイル「#ボスコム谷の謎」1

Tw-hidarikikimystery-30-holmes-600

これは、世界三大推理小説名短編集の一つ、ホームズもの最初の短編集『シャーロック・ホームズの冒険』の一編です。

また、この作品は「犯人が左利き」とバラしてもなんの問題もない、数少ない?作品の一つです。

次のホームズものは、第二短編集から「依頼人が左利き」の「黄色い顔」です。


ホームズ関連第三弾は、35回からジュリアン・シモンズの伝記『コナン・ドイル』から、ホームズの推理法を学んだ恩師の講義についてです。

第四弾は、1999年のクリスマス・デイの犯罪を描く、エドワード・D・ホックのホームズ・パスティーシュ「クリスマスの陰謀」です。

お楽しみに!



第一短編集:
『シャーロック・ホームズの冒険【新訳シャーロック・ホームズ全集】』日暮雅通訳 光文社文庫

第二短編集:
『シャーロック・ホームズの回想【新訳シャーロック・ホームズ全集】』日暮雅通訳 光文社文庫

ドイル伝記:
ジュリアン・シモンズ『コナン・ドイル』深町真理子訳 創元推理文庫

ホームズ・パスティーシュ:
『エドワード・D・ホックのシャーロック・ホームズ・ストーリーズ』日暮雅通他訳 原書房

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2020.05.24

ツイッターで【左利きミステリ入門】始めました

私のツイッター
左利きライフ研究30年☆レフティやすお
で、

「#おうち時間 は一人で #本 #読書」ということで、


【#左利きミステリ入門】

を始めました。

Hidarikiki-mystery-oversea-3
海外ミステリ

Hidarikiki-mystery-2
国内ミステリ

 ・・・


●5/16

自粛一部解除とはいえ

#おうち時間 は一人で #本 #読書 !

#左利きライフ研究家 らしく私の趣味を活かして
#海外ミステリ #国内ミステリ から
#左利き の登場人物たちの左利きらしい動作を描いた
#左利きの人 が活躍?する
#左利きミステリ
について紹介する【#左利きミステリ入門】を始めます。



●5/16

【#左利きミステリ入門】001
 
#左利きミステリ とは
#左利きの人 が主要登場人物である物語や
#左利き の性質をトリックに活用した推理小説等の
#ミステリ の総称をいう。


#国内ミステリ ― #東野圭吾『#どちらかが彼女を殺した』
#海外ミステリ ― #エラリー・クイーン『#シャム双子の秘密』
など



●5/16

【#左利きミステリ入門】002

個々の作品を「#左利き を扱うミステリ」と分類することで、一部ネタバレになる場合があります。

ただ、謎解きものでも、大半の作品ではメイン・トリックよりもサブ・トリックとして使われるケースが多く、
鑑賞上、一番のおいしいところでは問題ない、と考えています。



●5/16

【#左利きミステリ入門】003

#左利きミステリ
≪人物別≫分類

#左利き の登場人物を分類すれば、以下の5つのタイプが考えられます――

◆#左利きの探偵
◆#左利きの被害者
◆#左利きの犯人
◆#左利きの容疑者
◆#左利きのその他の事件関係者
例:
○依頼者
○名画の本当の画家
○謎の本の著者
等々



●5/17

【#左利きミステリ入門】004

#左利きミステリ
≪人物別≫分類 1

◆#左利きの探偵

【#国内ミステリ】
○検屍官 #ケイ・スカーペッタ
#コーンウェル『#死因』

【#国内ミステリ】
○サウスポー(左腕投手)・沢村
#水原秀策『#サウスポー・キラー』
○青年へルパー #神原淳
#愛川晶『#ヘルたん』



●5/18

【#左利きミステリ入門】004
#左利きミステリ
≪人物別≫分類 1
◆#左利きの探偵

で、間違いがありました。

(×)
【#国内ミステリ】
○検屍官 #ケイ・スカーペッタ
#コーンウェル『#死因』


【#海外ミステリ】です。
失礼しました。

(○)
【#海外ミステリ】
○検屍官 #ケイ・スカーペッタ



●5/19

【#左利きミステリ入門】005

#左利きミステリ
≪人物別≫分類 2

◆#左利きの被害者

【#海外ミステリ】
#アガサ・クリスティー「#厩舎街ミューズの殺人」
『#死人の鏡』収録

【#国内ミステリ】
#東野圭吾『#どちらかが彼女を殺した』
#齋藤栄『#春夏秋冬殺人事件』冬の部

#本
#読書
#左利き



●5/20

【#左利きミステリ入門】006

#左利きミステリ
≪人物別≫分類 3

◆#左利きの犯人

【#海外ミステリ】
#ドイル「#ボスコム谷の謎」
『#シャーロック・ホームズの冒険』収録

#ルブラン「#赤い絹の肩掛け」
『#リュパンの告白』
旧版『#世界短編傑作集2』江戸川乱歩編
収録

#本
#読書
#左利き



●5/21

【#左利きミステリ入門】007

#左利きミステリ
≪人物別≫分類 4

◆#左利きの容疑者
―左利きの犯行と推測され、容疑者とされるが……。

【#海外ミステリ】
#アガサ・クリスティー『#ゼロ時間へ』
同『#検察側の証人』戯曲

【#国内ミステリ】
#我孫子武丸『#8の殺人』

#本
#読書
#左利き



●5/22

【#左利きミステリ入門】008

#左利きミステリ
≪人物別≫分類 5

◆#左利きのその他の事件関係者

【#海外ミステリ】
○依頼人
#ドイル「#黄色い顔」
『#ホームズの回想』

○画家
#オームロッド『#左ききの名画』

【#国内ミステリ】
○作家
#恩田陸『#三月は深き紅の淵を』

#本
#読書
#左利き



●5/23

いよいよ全国的に外出自粛も解除目前!

とはいえまだまだ油断大敵!

#おうち時間 は一人で #本 #読書

#左利きライフ研究家 らしく
#左利き の登場人物たち
#左利きの人 が活躍?する
#左利きミステリ を紹介する

【#左利きミステリ入門】

[009]からは個別の作品を!

まずは #海外ミステリ から。


 ・・・

一日一ツイートでやっています。

これから23日のツイートにもありますように、次回[009]からは、それぞれ個別の作品を取り上げてゆきます。

まずは海外ミステリを。

原則として、今私の知っている範囲で、年代順にツイートしていく予定です。


「左利きミステリ」に関しましては、メルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』で、以前「名作の中の左利き」というテーマで何回か書き、その発展系として、「推理小説編」を二十数回続けたことがありました。

まあ、それらを元にその後に発見した作品を追加してゆきます。

お楽しみに。

--

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2020.03.31

私の読書論130-私のベスト3[2019]フィクション系(2)~横田順彌明治小説コレクション全3巻

―第267号「レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★ 2020(令和2)年3月31日号(No.267)「私の読書論130-
私の年間ベスト3・2019年フィクション系(2)」

 

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◇◆◇◆ 古典から始める レフティやすおの楽しい読書 ◆◇◆◇
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2020(令和2)年3月31日号(No.267)「私の読書論130-
私の年間ベスト3・2019年フィクション系(2)」
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 前回は、
「私の年間ベスト3・2019年フィクション系(1)」
 でした。

2020(令和2)年3月15日号(No.266)「私の読書論129-
私の年間ベスト3・2019年フィクション系(1)」

2020.03.15
私の読書論129-私のベスト3[2019]フィクション系(1)
~ベスト3ぐらい
―「レフティやすおの楽しい読書」第266号
『レフティやすおのお茶でっせ』版

『新生活』版

 

 今回は、「フィクション系」の2回目、終了です。

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 - 現代の古典SF -
  ~ 私の年間ベスト2019 フィクション系 (2)~
  横田順彌明治小説コレクション全3巻
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前回のおさらい――
 ●(1)メルマガ用のお勉強の本
●(2)それ以外の古典の名作
 ●(3)小説や左利き本等著作のための勉強本
 ●(4)個人的な趣味の作品
 ●2019年に読んだ〈フィクション系〉ベスト3ぐらい
--
というわけで、
いよいよベスト3の紹介です。

 

 ●1位―横田順彌明治小説コレクション全3巻

(1)横田順彌明治小説コレクション全3巻 日下三蔵編 柏書房 2017

『時の幻影館・星影の伝説』 2017/8/1
―≪日本SFの祖・押川春浪と門人・鵜沢龍岳が遭遇する数々の摩訶
 不思議―SFの奇才にして古典SF研究の第一人者・横田順彌が贈る、
 科学と綺想、怪奇と幻想に満ちた“空想科学探偵譚”!≫

『夢の陽炎館・水晶の涙雫』 2017/9/1
―≪永久機関研究者の執念、日露戦争生還兵の予言、絵から抜け出
 す幽霊、南極探検に端を発する怪事件、押川春浪と鵜沢龍岳が挑
 む超常現象!SF、ミステリ、幻想…“空想科学探偵譚”復刻第2弾! ≫

『風の月光館・惜別の祝宴』 2017/10/1
―≪帝都を襲う怪事件―SFミステリ連作ここに大団円。科学か?迷
 信か?押川春浪、鵜沢龍岳が挑む不可思議事件簿。そして伊藤博
 文、乃木希典ら明治の英傑を巻き込む陰謀の驚愕の真相とは―
 “空想科学探偵譚”最終章。≫

 

 ●2位―『わたしを離さないで』カズオ・イシグロ

(2)『わたしを離さないで』カズオ・イシグロ/著
 土屋政雄/訳 ハヤカワepi文庫 2008.8 [2005]

 

語り手キャシーの友人でもあるトミーへのルーシー先生の言葉――

 

「大して助けにはならないかもしれないけれど、
  覚えておいて、ヘールシャムにも少なくとも一人、
  別の考えの人がいる。絵が描けても描けなくても、
  物が作れても作れなくても、あなたはとてもいい生徒。
  これまで出会った誰にも負けないいい生徒。
  そう思っている人間が一人いるということをね」
》p.46

 ・・・ 

そのとき、
  わたしは胸に赤ちゃんを抱いているところを想像しながら、
  曲に合わせてゆっくり体を揺らしていました。
  いえ、単なる想像だけならまだよかったのですが、
  極り悪いことに、赤ちゃんに見立てた枕を抱いていました。
  そして、目を閉じ、リフレーンを一緒に歌いながら、
  スローダンスを踊っていました。/
  「オー、ベイビー、ベイビー、わたしを離さないで……」/
  (略)マダムが立っていたではありませんか。/
  一瞬、わたしはショックで硬直しました。(略)
  実に奇妙なことが起こっていました。(略)
  その位置から頭を一方に傾げ、
  ドアの内側を覗き込むようにして、わたしを見ていました。
  そして……泣いていたのです。/
  わたしを夢見心地から引き戻したのは、いま思うと、
  マダムのしゃくりあげるような
  泣き声だったのかもしれません。
》pp.112-113

 

老夫婦の冒険行『忘れられた巨人』カズオ・イシグロ/著
 土屋政雄/訳 ハヤカワepi文庫 2017.10 [2015]

 

「教えておくれ、お姫様」爺さんが言っている。
  「おまえは霧が晴れるのを喜んでいるかい」/
  「この国に恐怖をもたらすものかもしれないけど、
   わたしたち二人には、ちょうど間に合ったって感じね」/
  「わたしはな、お姫様、こんなふうに思う。
  霧に色々と奪われなかったら、私たちの愛は
  この年月をかけてこれほど強くなれていただろうか。
  霧のおかげで傷が癒えたのかもしれない」/
  「いまはもうどうでもよくなくって、アクセル? (略)
  島へ渡してもらいましょう。最初一人なら、つぎはもう一人。」
  (略)
  「わかったよ、お姫様。
   だが、もう一度だけ抱きしめさせておくれ」
  (略)
  「じゃ、さようなら、アクセル」/
  「さようなら、わが最愛のお姫様」
》p.477

 

連作短編集
『夜想曲集: 音楽と夕暮れをめぐる五つの物語』
カズオ・イシグロ/著 土屋政雄/訳 ハヤカワepi文庫 2011/2/4

 ●3位―『ブロードウェイの天使』デイモン・ラニアン

『ブロードウェイの天使』デイモン・ラニアン 加島祥造/訳
 新潮文庫 1984.8

今回は、正統派で、「ブロードウェイの天使」を推しましょう。

その小さな女の子(ドール)ってのは
  まさしくちっちゃな人形(ドール)で、(略)
  こんなチビだけども、またえらくかわいいんだ。(略)
  その子はまるで歩道を引きずられるみたいな様子さ。
  それなのにその小さな子が泣きわめくどころか、
  にこにこ笑っているんだ。どうも不思議に思えるほどさ。

 

おれたちが誰だかわかったらしい。
  マーキーはおれたちひとりひとりに順ぐりに笑いかけるぜ。
  それからその小っちゃな手をベソ公にさしのべようとする。/
  (略)なぜってマーキーはそのほうへ首をめぐらして、
  いかにも耳をすましている様子なんだ、
  そしてそれからおれたちにもう一度ほほえんで、
  はっきりとこうささやくのさ――「マーキーのダンス」/
   それから手を伸ばして、いつも彼女が踊るときのように、
  自分のスカートをつまみあげようとする。
  だけどその雪みたいに白い手は雪みたいに軽くゆっくりと
  胸の上に落ちる。そしてマーキーはこの世じゃあ二度と
  ダンスを踊らなくなっちまうのさ。

 ・・・

ポプラ社〈百年文庫〉第40巻『瞳』収録

(紹介文)

人間の心をみつめる濁りのない目。愛しいいのちの物語。
競馬の「ノミ屋」をしている「ベソ公」は、
 名も知らぬ小さな女の子をとつぜん預けられ途方に暮れる。
 少女の純真な心が大人を動かしていくラニアンの『ブロードウェイの天使』

『百年文庫 40 瞳』ラニアン/著 チェーホフ/著 モーパッサン/著 ポプラ社 2010/10/12

『短編ミステリの二百年1』小森収編 創元推理文庫 2019/10/24

「ブッチの子守歌」(直良和美訳)収録
解説「短編ミステリの二百年/第一章 雑誌の時代に」
<2 アメリカン・ユーモアとミステリの接近>で、
ラニアンについて約9ページ

 

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*参照:『ブロードウェイの天使』について
2019(令和元)年6月15日号(No.249)-190615-
「私の読書論 120-読書生活&書籍購入50年(2)私のお気に入り」

2019.6.15
私の読書論120-読書生活&書籍購入50年(2)私のお気に入り
―第249号「レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記
『レフティやすおのお茶でっせ』版
『新生活』版

 

 ●私の今年2019年〈フィクション系〉ベスト1
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  ~ 現代の古典SF ~
  横田順彌明治小説コレクション全3巻 日下三蔵編 柏書房
   第一巻『時の幻影館・星影の伝説』

 

   第二巻『夢の陽炎館・水晶の涙雫』

 

   第三巻『風の月光館・惜別の祝宴』

 

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鵜沢龍岳、黒岩四郎、黒岩時子ら、押川春浪とその仲間たちが
初登場するシリーズ短編第一作「蛇」 

「〈冒険世界〉の鵜沢龍岳です」/
  「やあ、きみが龍岳君か。いつも、小説を読んでいるよ。
  きみのことは、春浪さんから聞いている」/
  黒岩が、にこやかに答えた。/
  「あっ、いかん。自己紹介をするのを忘れた。黒岩四郎です。
  これは、妹の時子といって、女子高等師範の学生です」/
  「はじめまして」/時子と紹介された女学生が、
  小さな声でうなずきながらいった。
》p.19

 

「龍岳君。時子は女のくせに、
  〈冒険世界〉を読んでおってね。
  きみの小説にすっかり夢中になっておるのだよ。
  前から、会ってみたいといっておったが、
  こんなところで会えるとは思わなかったな。
  時子、どうだ、龍岳君は想像以上にいい男ではないか?
  押しかけ女房になるか」/黒岩が、妹を冷やかした。
》p.19

 

長編第一作『星影の伝説』より 

「ぼく自身は、長くて、あと五年の命と思っています。
  静乃さん、あなたは、今度の危機を乗り越えるのに、
  ぼくの何年分の精気を必要とするのですか? 
  三年分で足りませんか。もし足りるなら、それをあげます。
  ぼくは、あなたと二年だけ一緒に暮らせれば、
  もう思い残すことはない」/潮風がいった。/
  「ぼくの精気を吸収なさい。
  ぼくは、あなたのために死ぬのなら、なんの悔いもない。
  そのかわり、ひとつだけ、あなたにおねがいがあります」/
  「なんでしょうか?」/静乃がいった。/
  「ぼくという人間が、この世の中に存在したという証を、
  あなたの手で残していただきたいのです」/
  潮風が、思いきったように、語気強くいった。/
  「……はい。よろこんで」/
  静乃が、溢れる涙の顔で、うなずいた。

 

長編第三作『惜別の祝宴』  
全レギュラー総出演の完結編

 

龍岳が緊張した表情で、呟きながら春浪の顔を見た。/
  「またもや、大事件だよ」/
  春浪が、相変わらず重い口調でいう。/
  「わたし、新婚旅行は取り止めにしましてよ。
  ねえ、龍岳さん」/時子が目を輝かせて、龍岳にいった。/
  「いや、その必要はありませんよ。
  時子さん、ひっかかりましたな」/
  春浪の声が明るくなり、笑顔になった。/
  「咢堂先生たちは、ぜひ黒岩君と龍岳君の結婚を、
  われわれと一緒に祝わせてくれと、のことです。
  時子さんは、また首無美人の死体発見でも
  期待しておったのでしょう」/
  「そんなこと、ありませんでしたよ」/
  みごとに、心の中を見抜かれた時子が、
  顔を赤くしてうつむいた。
》p.431

 

以下、略――

 

200305-2019best3f

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本誌では、2019年に読んだ本のなか――2019年に刊行された本というわけではありません、念のため――フィクション系の60冊ほどから、私のオススメのベスト3を紹介しています。

ここでは、引用部分の一部を紹介しています。

それ以外の文章は本誌で!

本誌をご購読の上でご覧いただけると、嬉しく思います。
(やっぱり購読してほしいですからね。)

 ・・・

本誌でも書いていますが、1位が三巻本というのはどうなのか、と。

でも、昨年読んだ本の中で、このシリーズがいちばん楽しかったというのも事実です。
ならば、それでいいのではないでしょうか。

著者の横田さんが亡くなられた年ということもあり、感謝の気持ちも働いている、とも言えそうです。

2位のイシグロの『わたしを離さないで』も、ベタな感じもしますが、よいと思ったので、これでいいでしょう。
他にも『日の名残り』や『忘れられた巨人』も非常によいお話でした。
『わたし――』がこの二編を上回ったのは、老人の思い出話より、若い人の成長の日々を描いたものの方が、読者として心に痛いからでしょうか。

3位の再読からの『ブロードウェイの天使』デイモン・ラニアンも、お気に入りの作家の作品で、これにこだわるのも、初めて出会った高校生時代のことを思い出してしまうから、かもしれません。

人生は(曖昧となった/なりつつある?)記憶のなかにある、のでしょう。

 ・・・

では、詳細は本誌で!

 

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』

 

 

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