2021.07.17

『左組通信』復活計画[8]<左利きプチ・アンケート>全公開(8)第10回-週刊ヒッキイ第599号

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第599号 別冊編集後記

第599号(No.599) 2021/7/17
「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その17)
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [8]
 <左利きプチ・アンケート> 全公開(8)第10回」

-- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --

一つお知らせ
といいますか、
報告し忘れていたことを。

以前、杖突き生活中と報告したかと思います。

6月にようやく、また自分の足だけで歩けるようになりました。
約一か月の杖突き生活でした。
(百円ショップの150円商品でしたが、非常に役に立ってくれました。)

ご心配をお掛けしました。
まだまだ回復途上ではありますが、
ご報告まで。

 

 

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 ※『週刊ヒッキイ』は、
・ 2014年7月より
  月二回(第一・第三土曜日)の発行に変更しました。
・ 2019年10月より
  第一・第三土曜日の発行は、新規配信
  第二・第四土曜日の発行は、バックナンバーからの再配信
  に変更しました。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

引き続き、再配信はしばらくお休みとします。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◆◇◆◇◆ 左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii ◆◇◆◇◆◇
【左利きを考えるレフティやすおの左組通信】メールマガジン

  右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして
  左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第599号(No.599) 2021/7/17
「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その17)
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [8]
 <左利きプチ・アンケート> 全公開(8)第10回」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
------------------------------------------------------------------
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [8]
 <左利きプチ・アンケート> 全公開(8)
第10回 過去のアンケートで最も興味深いのは何ですか
------------------------------------------------------------------

 「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年」
 の17回目です。

 2004年年頭から2009年年末までの更新し続けたホームページ
 『レフティやすおの左組通信』復活計画として、
 メイン・コンテンツを順に全面的に
 このメルマガで再生・復活させる、の8回目です。

 

┏ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┓

2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その17)

ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [8]

  <左利きプチ・アンケート> 全公開(8)
 
  第10回 過去のアンケートで最も興味深いのは何ですか

┗ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┛

 

 ●<左利きプチ・アンケート> 全公開(8)

今回も、
アンケート作成サイト<プチ・アンケート>のサイトから
削除され、現在見ることのできない初期のアンケートのうち、
「第10回 過去のアンケートで最も興味深いのは何ですか」
を紹介します。


アンケート投票者による「ご意見ボードへの書き込み」の転載は、
著作権等の観点から今回は割愛しました。
ご了承ください。

 

 ●第10回 過去のアンケートで最も興味深いのは何ですか

210716lh-enq10

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
左利きを考える レフティやすおの左組通信
 Lefty Yasuo's HIDARIGUMI Announcement
 
  <左利きプチ・アンケート>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
------------------------------------------------------------------
(初出)2004.12.4(最終)2005.8.30/2007.11.16
------------------------------------------------------------------
<左利き・プチアンケート>
第10回
過去のアンケートで最も興味深いのは何ですか
------------------------------------------------------------------
第10回 過去のアンケートで最も興味深いのは何ですか

今年3月から始めました左利きに関するアンケートですが、
早いもので10回目を迎えました。
そこで今回は、十回目を記念して今までのアンケートを振り返って、
過去のアンケートの中で一番興味深かった(あるいは興味深い)
と思われるものは何かをお伺いします。

以下にあげる9回のアンケートの中で最も興味深かったものは
どれでしょうか。
過去のアンケートの詳細をご存じでない方は、
題名を見てこれはと思うものをひとつ選んでください。
(今回は利き手別投票ではありません。)

*一言言わせて、というお方は投票後に表示されます一番下の
「ご意見ボード」をご利用ください。
もっと言わせて、というお方は掲示板もご利用ください。
貴方のご意見ご感想をお聞かせください。

1 左利きのイメージ調査  (左右利き手別投票)
2 左利きで困ったこと(物理的バリア編) (左右利き手別投票)
3 左利きの子に右手使いを試みるべきか否か  (左右利き手別投票)
4 貴方の好きな左利きの呼び名は何ですか? (左右利き手別投票)
5 左利き?と思うのはどんな仕草ですか
6 生まれ変わってくる時は右利きor左利き?  (左右利き手別投票)
7 左利きでも字は右手で書くべきか?  (左右利き手別投票)
8 左と右を間違うことがありますか  (左右利き手別投票)
9 左手(左利き)用ハサミを知っていますか (左右利き手別投票)

 

結果/ご意見ボードを見る

*このアンケートは、(2004.11.7-12.4)まで(4週間)に渡って
実施されました。

------------------------------------------------------------------
投票結果(初出締切時)
初出・実施期間2004.11.7-12.4(4週間)総数7
------------------------------------------------------------------

1 左利きのイメージ調査
                     左右利き手別投票 0
2 左利きで困ったこと(物理的バリア編)
                   左右利き手別投票 0
3 左利きの子に右手使いを試みるべきか否か
                     左右利き手別投票 4
4 貴方の好きな左利きの呼び名は何ですか?
                     左右利き手別投票 1
5 左利き?と思うのはどんな仕草ですか
                              1
6 生まれ変わってくる時は右利きor左利き?
                     左右利き手別投票 0
7 左利きでも字は右手で書くべきか?
                     左右利き手別投票 0
8 左と右を間違うことがありますか
                     左右利き手別投票 0
9 左手(左利き)用ハサミを知っていますか
                     左右利き手別投票 1

------------------------------------------------------------------

ご意見ボードへの書き込みに対するコメント

------------------------------------------------------------------

↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

2021.7.12(追記)

この回は、
過去のアンケートの総括という意味合いで実施したつもりでしたが、
思いのほか反響がなく、大失敗という回でした。

まあ、まだ「歴史」になっていなかったということでしょうか。
このメルマガ自身まだまだ読者数がなく、
アンケート企画自体が成立していない時代だった、とも言えます。

アンケートのラインアップをみますと、
それぞれ左利きの問題を考える上で重要なものが含まれている、
といえるでしょう。

今やればまた違った反響が得られるのかもしれません。

また時代の変化も当然そこには認められるでしょう。
もう一度やってみてもいいのかもしれませんね。

 ・・・

ご意見の書き込みがほとんどなく、
私の感想がほとんどになりました。

ご意見としては、「ぎっちょの語源は?」というものと、
「左利きで困ったことといえば食器の配膳でした」というものでした。

後者についての私のコメントは――

 家の食卓での亡き母の言葉
 ―自分の食べやすいように並べ替えたらええねんで、
 を思い出しました。 04/11/28 23:29:29

 ・・・

【レフティやすお】やっちゃんの感想
下の記事でも書いたのですが、
自分としては過去の9回を振り返る良い企画だと思ったのですが…。
個人的思い込みだったようで、残念です。

かろうじて
第3回の「左利きの子に右手使いを試みるべきか否か」4票でトップ
となりました。
これは、左利きの問題を考えるとき「永遠のテーマ」となります。

理由はやはり、
左利きというものが一様でないというところにあります。

右利きの大半はみな一様に似通っているといわれます。
利き手だけでなく、利き足にしろ利き目にしろ言語脳にしろ、
右利きは右なら右、左脳なら左脳と決まっている比率が高いそうです。
言語脳と利き手をつかさどる方の脳半球が一致する人が非常に多い
といわれます。

それに対し、左利きでは、利き手の運動をつかさどる脳半球と
言語脳が一致しない場合があったりします。一致する人もいます。
言語脳だけ見ても、右利き同様左脳にある人、
両方にまたがっている人、右脳にある人と3パターンあるそうです。

そういうわけで、比較的右手使いを受け入れやすい
という人もいる反面、受け付けにくい人もいるという結果になります。

左利きの成因が明らかになり、そのメカニズムが解明されない限り、
こうだという絶対的な答を出すことはできません。

私のように様々な利き手判定テストにおいて
左利き度が高いとされた人には、右手使いはかなりの負担になります。

反面、こんなことができるということもあり、
人間の能力の奥深さを感じます。

それだけに親御さんはしっかりとお子さんの利き手を見極め、
その子の能力を見極めてあげる必要があります。

そして、最も重要なことは利き手がどうであれ、
不自由することのない世の中を作ることです。
右利きでなくても、手が多少不自由であろうとも、
みんなが安心して暮らせるユニバーサルデザインを踏まえた社会に
作り変えるべきなのです!

―2004.12.3―

*関連する「レフティやすおのお茶でっせ」の記事
2004.11.30 すべってしまった第10回左利きアンケート
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2004/11/10.html

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

――次回からは、
  「利き手調査アンケート」を各種紹介してゆこうと考えています。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

本誌では、「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その17)
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [8]
 <左利きプチ・アンケート> 全公開(8)第10回」
と題して、今回も全紹介です。

今回の第10回アンケート「 過去のアンケートで最も興味深いのは何ですか」は、過去10回のアンケートのまとめ的な回でした。

でも、まだまだこの<左利きプチ・アンケート>自体が知られていない状況で、あまり意味のない回となっています。
残念なことですが、そういうわけで今回はスルーでいいかもしれませんね。

 ・・・

本誌をご購読の上でお楽しみいただけると幸いです。

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』

 

『レフティやすおのお茶でっせ』〈左利きメルマガ〉カテゴリ

 

| | Comments (0)

2021.07.03

左利きの人生を考える(9)見えない差別(2)書写教科書-週刊ヒッキイ第598号

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第598号 別冊編集後記


第598号(No.598) 2021/7/3
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24―
 左利き本のために――左利きの人生を考える(9)
 見えない差別―個別事例(2)書写教科書」


 


600号☆彡
 ☆彡
☆彡


弊誌もいよいよ600号に近づいています。


このままで行けば、8月7日に到達です。


(ちなみに、翌週の8月13日は「国際左利きの日」でもあります。)


記念に何かふさわしい企画を考えてみようと思います。


「こんなことをやってみたら」というリクエスト、
もしくはご提案がございましたらお寄せください。


レフティやすお


 


★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★


 ※『週刊ヒッキイ』は、
・ 2014年7月より
  月二回(第一・第三土曜日)の発行に変更しました。
・ 2019年10月より
  第一・第三土曜日の発行は、新規配信
  第二・第四土曜日の発行は、バックナンバーからの再配信
  に変更しました。


☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆


引き続き、再配信はしばらくお休みとします。


 


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◆◇◆◇◆ 左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii ◆◇◆◇◆◇
【左利きを考えるレフティやすおの左組通信】メールマガジン

  右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして
  左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第598号(No.598) 2021/7/3
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24―
 左利き本のために――左利きの人生を考える(9)
 見えない差別―個別事例(2)書写教科書」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 以前「ダイバーシティ」という言葉についての様々な文章において
 左利きの観点から見た時に感じた「左利き/利き手差別」とは、


 「見えない差別/隠れた差別/意識されない差別」ではないのか


 という疑問について考える二回目です。


 今回も、個々の事例を挙げて、
 「見えない差別/隠れた差別/意識されない差別」
 としての<左利き差別>について考えてみましょう。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24―
  (左利き本のために)――左利きの人生を考える(9)
  ◆ 「見えない差別/隠れた差別/意識されない差別」 ◆
   ~ 個別事例 書写教科書における左利き差別 ~  
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 ●「見えない差別/隠れた差別/意識されない差別」


「見えない差別/隠れた差別/意識されない差別」
について改めてふれておきます。


 <左利き差別>が
 「見えない差別/隠れた差別/意識されない差別」だ


というのはなぜか、といいますと、


それは、生まれたときから右利き仕様の<右利き社会>に
どっぷりとつかって生活してきた左利きの人にとっては、
その<右利き社会>が「普通」になってしまっていて、
それが実は「差別」なのだ、
という事実に気づいていないのではないか、という現実にあります。


 


前回は「はさみ(ハサミ/鋏)」について書きました。


ハサミは身近にあってよく使うものでありながら、
その実態が正確に理解されていない道具でもあるのです。


「ハサミ」は、刃のかみ合わせであったり、
指を入れる持ち手部分の形状であったり
使用するときに右手で持つか左手で持つかという、
持つ手の左右の違いにあわせて、
「右手用」と「左手用」の2種類のハサミがあるということです。


「右手用」ハサミは、右手で使うときに都合の良い刃のかみ合わせと
持ち手の形状を持っている。
「左手用」ハサミは、左手で使うときに都合のよい物になっている、
というのが実態です。


同様に、世の中の道具や機械の多くは、
それぞれ使用時の手にあわせた設計が為されているということです。


そしてそれらの多くは、常に右手を使う人を想定して作られている、
というのが現実です。


 


しかるに、私たち左利きは、
そういう現実の中にどっぷりつかっているので、
その実態に気づかないまますごしていることが多いのです。


 


 ●「(手で)字を書く」(書字)という行為


そんな<右利き社会>の典型の一つが
「字を書く」という行為でしょう。


昔は「字は右手で書くもの」といわれ、
「書」の先生はみな右手で書くように指導していました。


昔は、左利きの子は、その他の行為や動作でも
右手使いに変えさせられることが多くありました。


特に箸を使うことと字を書くことの二つは、
右使いに変更をさせられる二大行為でした。


 


「左利きは左利きのままで」
と考える親御さんが増えている現代ではありますが、
一部には、
「他のことは左利きのままでいいが字を書くことだけは右手で」
と考える親御さんがいます。


理由は、「字は右手で書くようにできていて、
右手の方が書きやすく、書き順(筆順)も正しく覚えられる」
といったところでしょうか。


私にいわせれば、右手と左手が同等の能力であれば、
右手用ならば右手が都合がいいでしょうけれど、
互いの手に能力差がある場合には、当然異なってきます。


能力の優る方の手を使う方が自然です。


いかに使いやすい道具といっても、能力の劣る方の手で、
字を書くというような複雑な作業をこなすのは難易度が増します。


 


また、利き手には、「能力」以外にも「好み」があります。


「好み」というのは、左右二つある器官の内
どちらを「好んで」用いるか、優先的に使うかというものです。


どちらを使ってもおかしくない状況で、
「つい左手を出してしまう、自然と左手を使ってしまう」
というものが、「好み」といわれる性質です。


この「好み」というものも影響してきます。
字を書くという目的を持った恣意的な行動においては、
そういう「好み」は制御できるかもしれません。


しかし、メモを走り書きするといった状況や、
何となくいたずら書きをするといった場合には、
きっと利き手の方が活躍することでしょう。


自然体であれば、人は利き手を使うものでしょう。


字も利き手で書く方が、
身体的には何かと都合がいいのではないかと考えます。


 


 ●字を書く左利き児童――学校の現場


字を書くと言う行為も、
少しずつ左利きは左手でいいと考える人が増えています。


学校でも左利きの子が
そのまま左手で字を書くことを容認するように変わっています。


ネットで検索しますと、現場の学校の先生方が
独自に左利きの児童のために工夫している例が報告されています。


ネットを検索しますと、
左利き児童のための字の書き方についての研究論文なども
いくつか散見できます。


また、
左手で鉛筆を持つイラストや写真を教室の掲示板に掲揚している、
といった報告も見られます。


 


 ●書写教科書における左利き差別


このように変化が著しい昨今ではありますが、
それでも変わらない差別があります。


<左利き差別>において、
今も生きている最大の差別が、「学校教科書」です。
学校の教科書で、
字を書くことを教える「書写」という科目の教科書があります。


この教科書の内容が非常に問題です。


書字における左利きの存在を無視している事態だ、
と考えています。


過去に弊誌でも再三書いてきました。


色覚障碍者のためにカラーユニバーサルデザインが導入されていたり、
男女差別につながらないように、
男児と女児の両方を姿勢のモデルに使い分けしたり、
それぞれの差別につながらないような工夫がなされていました。


ところが、書字における「利き手」に関しては、
全く無視されていました。


男女のモデルを分けるように、
字を書くときの「鉛筆の持ち方」や「手の位置」など、
「右手例」と「左手例」を併用することは
そんなに難しいことではないはずです。


ところが、まるで「字を書くのは右手」と決まっているかのように、
「右手例」のみ掲載されてきました。


 


これでは、左利きのお子さんをお持ちの親御さんは
不安に陥ることでしょう。


従来のように問答無用で
「左利きは(右使いに)直すもの」とされていた時代なら
それでよかったのでしょうけれど、今は違います。


ところが、肝心の学校の教科書の実態は、
完全に「左利きの存在を否定している」のですから。


 


 ●「受け入れる時代」へ


しかしこの状況にもようやく風穴があきました。


昨年初めて、令和二年度版の東京書籍の小学一年の書写教科書に
「左手書字例」が掲載されました。


また一つ
「見えない差別/隠れた差別/意識されない差別」解消に向けての
第一歩となりました。


まだまだ小さな一歩ですが、変革が始まりました。


参照:『お茶でっせ』2020.2.9
左利きへの配慮がなされた東京書籍・小学校教科書「新しい書写 2年度用」


 


200204-tousho-atarasiishosha-shosha_1


 


200204-toushoatarasiishoshapage03_ph112x


200204-hidarite-kakudai-page03_ph112x


200204-toushoatarasiishoshapage03_ph122x


200204-toushoatarasiishoshapage03_ph132x


(画像(1)表紙(2,3)鉛筆の持ち方例(4)毛筆の諸道具の置き位置例(5)左右に両側に配置された文字練習枠例:左手書事例のイラストを付して左利き児童への配慮がなされた東京書籍・小学校教科書「新しい書写 2年度用」)


こちらの最後に書いていますように、



『お茶でっせ』2020.2.24
左利き対応への要望は「理不尽なクレーム」か?


 


「●受け入れる時代――教科書採択についての議事録より」


令和2~5年度使用の小学校教科書
【家庭】「東京書籍」採択についての
「掛川市教育委員会定例会議事録」にこうあります。


委員:右利きの包丁の使い方、左利きの包丁の使い方それぞれが
  載っている。
 委員:一昔前なら修正しなければいけないとされたものが、
  現在では多様性、違うものを受け入れられる時代となった。
  今までは駄目と言われたことでも、
  今からは受け入れる時代になっていることがしっかりわかった。

 


信に微々たる足取りではありますが、
学校教科書にも確実に変化が始まっています。


 


 ●物事の「理解」について
 
ここでもう一度、物事の「理解」について考えてみましょう。


『お茶でっせ』2019.12.2
渡瀬謙の新刊『トップ営業を生み出す最強の教え方』を読む


の中で私はこんなことを書いています。


 ・・・


◆人間には三種類ある


人間には三種類あるといいます。


(上の人)初めからわかっている人
(中の人)教えられて気づく人
(下の人)教えられてもわからない人


『論語』やアリストテレス『ニコマコス倫理学』や
江國香織の小説『こうばしい日々』に登場します。


洋の東西を超えて、人間の評価として考えることは同じ、
ということでしょう。


 


◎:上の人
論) 生まれながらにして知る人
ニ) 自ら悟る人
こ) はじめから知っている人


○:中(次)の人
論) 学びて知るもの
ニ) 語る人に耳を傾け従う人
こ) 途中で気がつく人


×:下の人
論) 困(くる)しみて学ばざる民(たみ)
ニ) 自ら悟ることもなく、
   他人の言葉を聞いて心に刻むこともない人
こ) 最後までわからない人



◎ 初めから分かっている人
 ↓
○ 言われて気付く人
 ↓
× 最後まで学ばない人


まあ一応、これは倫理的な意味での評価ということになります。


 


*(注)人間の三種類について


・『論語』【季氏 第十六】(9)
――道徳(人の道)についての理解のしかたで4段階に振り分ける


《孔子曰く、生まれながらにして之を知る者は、上なり。(以下略)》


『論語 増補版』加地伸行/全訳注 講談社学術文庫 2009/9/10


 


・『ニコマコス倫理学』「第一巻 第四章」
――ヘシオドス『仕事と日々』からの引用


《あらゆることを自ら悟るような人は、もっともすぐれた人(以下略)》


『ニコマコス倫理学(上)』アリストテレス/著
渡辺邦夫・立花幸司/訳 光文社古典新訳文庫 2015/12/8


 


・『こうばしい日々』
――黒人の教師が、アメリカに移住してきた日本人少年に話した、
 人種差別に関しての言葉


《「一つのことを、はじめから知っている人もいるし、(以下略)》


『こうばしい日々』江國香織/著 新潮文庫 1995/5/30


 ・・・


◆技術と技能の違い


次に、私は工業高校の出身で、
今でも覚えていますが、最初に専門の授業で教えてもらったのは、
「技術と技能の違い」でした。


「技術」とは、言葉で教えることができるもの
「技能」とは、言葉だけでは教えられないもので、
 身をもって獲得するもの


そういう意味の説明でした。


例えば、野球で変化球の投げ方をこう握ってこう投げる、
と言葉で教えることはできますが、
実際に投げられるようになるためには、
自分のからだで投げてみて練習しなければ身につきません。


頭で覚えるのが技術なら、身体で覚えるのが技能、
という説明もできるかもしれません。


 ・・・


先の左利きの人の<右利き社会>での
右利き仕様の道具・機械類についての現状理解に関しても、
この3種類を当てはめることができるのではないでしょうか。


「右手(右利き)用」だと、
 (上)最初から知っている(気付く)人
 (中)教えられて気付く人
 (下)教えられても気付かない(理解できない)人


 


ハサミの構造の違いは、教えることができることで、技術的な面。
ハサミを「つい利き手で使ってしまう」という事実は、技能的な面、
といえるでしょう。


 


前回、昔、私が左利き差別の問題として
道具類の右利き仕様一辺倒について問題提起するたびに、
右利きの人たちからいわれた言葉として
「右手を使えば済む問題」という話題を出しました。


この辺の理解の欠如を考えていますと、
ものごとの理解の問題としての上に述べました「人間の三種類」や、
「技術と技能の意味の違い」といったことを
思い浮かべてしまうのです。


 


一見単純に見えることでも実際に真の理解を得るためには、
相当な困難があるということです。


<左利き差別>が
「見えない差別/隠れた差別/意識されない差別」だ
という事実をしっかり肝に銘じた上で、
取り組んでいかなければならない、と改めて言い聞かせているのが、
昨今の私です。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


本誌では、「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24―
 左利き本のために――左利きの人生を考える(9)
 見えない差別―個別事例(2)書写教科書」
と題して、今回も全紹介です。


 ・・・


本誌をご購読の上でお楽しみいただけると幸いです。


*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』


 


『レフティやすおのお茶でっせ』〈左利きメルマガ〉カテゴリ


 


 

| | Comments (0)

2021.06.19

『左組通信』復活計画[7]<左利きプチ・アンケート>全公開(7)第9回-週刊ヒッキイ第597号

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第597号 別冊編集後記

第597号(No.597) 2021/6/19
「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その16)
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [7]
 <左利きプチ・アンケート> 全公開(7)第9回」

 

600号☆彡
 ☆彡
☆彡

弊誌もいよいよ600号に近づいています。

このままで行けば、8月7日に到達です。

(ちなみに、翌週の8月13日は「国際左利きの日」でもあります。)

記念に何かふさわしい企画を考えてみようと思います。

「こんなことをやってみたら」というリクエスト、
もしくはご提案がございましたらお寄せください。

レフティやすお

 

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
 ※『週刊ヒッキイ』は、
・ 2014年7月より
  月二回(第一・第三土曜日)の発行に変更しました。
・ 2019年10月より
  第一・第三土曜日の発行は、新規配信
  第二・第四土曜日の発行は、バックナンバーからの再配信
  に変更しました。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

引き続き、再配信はしばらくお休みとします。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◆◇◆◇◆ 左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii ◆◇◆◇◆◇
【左利きを考えるレフティやすおの左組通信】メールマガジン

  右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして
  左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第597号(No.597) 2021/6/19
「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その16)
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [7]
 <左利きプチ・アンケート> 全公開(7)第9回」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
------------------------------------------------------------------
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [7]
 <左利きプチ・アンケート> 全公開(7)
第9回 左手(左利き)用ハサミを知っていますか
------------------------------------------------------------------

 「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年」
 の16回目です。

 2004年年頭から2009年年末までの更新し続けたホームページ
 『レフティやすおの左組通信』復活計画として、
 メイン・コンテンツを順に全面的に
 このメルマガで再生・復活させる、の7回目です。

┏ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┓
2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その16)
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [7]
  <左利きプチ・アンケート> 全公開(7) 
  第9回 左手(左利き)用ハサミを知っていますか
┗ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┛

 ●<左利きプチ・アンケート> 全公開(7)

今回も、
アンケート作成サイト<プチ・アンケート>のサイトから
削除され、現在見ることのできない初期のアンケートのうち、
「第9回 左手(左利き)用ハサミを知っていますか」を紹介します。


アンケート投票者による「ご意見ボードへの書き込み」の転載は、
著作権等の観点から今回は割愛しました。
ご了承ください。

 

 ●左手(左利き)用ハサミについて

5月の弊誌

第594号(No.594) 2021/5/1
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24―
 左利き本のために――左利きの人生を考える(7)
 ダイバーシティと左利き」

で、最近よく耳にする「ダイバーシティ」に関する記事のなかでも
無視されていることが多い左利きについて、
「忘れられていないか、左利き」と紹介しました。

その中で今回取り上げる「左手用ハサミ」を例に
左利き自身も気付いていないのではないかと思われる
左利き差別について書きました。

私の子供時代は、
ハサミ(はさみ/鋏)といえば、基本的に「右手用」オンリーでした。

その後、成長するとともに
「左手(左利き)用ハサミ」というものがあるらしい
とは知りましたが、あくまでもそれは、
一部の専門家の使う「特別なもの」という印象でした。

当然、私のまわりには「左手用ハサミ」などありませんでした。
「左手用ハサミ」など見たこともないというのが本当のところでした。

そういう背景があってこのアンケートとなった、というわけです。

 

 ●第9回 左手(左利き)用ハサミを知っていますか

210618enq9

(画像:今は亡きホームページ『レフティやすおの左組通信』の<左利きプチ・アンケート>の「第9回 左手(左利き)用ハサミを知っていますか」のページのヘッド部分)

 

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
左利きを考える レフティやすおの左組通信
 Lefty Yasuo's HIDARIGUMI Announcement
 
  <左利きプチ・アンケート>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
------------------------------------------------------------------
(初出)2004.11.6(最終)2005.8.30/2007.11.16
------------------------------------------------------------------

<左利きプチ・アンケート>

第9回 左手(左利き)用ハサミを知っていますか

------------------------------------------------------------------

左手(左利き)用ハサミを知っていますか

左利き用の道具として最初に手にするものはハサミではないでしょうか。
昨今では、保育園や幼稚園、あるいは小学校などでハサミの購入に際し、
右手用と左手用のどちらかを選択できるそうです。
「お茶でっせ」の記事や「左組通信」の
「左利きphoto gallery〈HPG3〉左手用(左利き/左きき用)
 はさみ・ハサミ・鋏 (SCISSORS FOR LEFTHADERS) コレクション」
でも紹介したように、
色々な「おけいこハサミ」なるものも発売されています。
私が左利きの人のためのハサミ、左手用のハサミの存在を
初めて知ったのは、箱崎総一氏の「左利き友の会」が
新聞などに取り上げられて話題になった、
1971年頃のことと記憶しています。
しかし、実際に手にしたのはさらに20年が過ぎた1991年のことでした。
思い出話はこれぐらいにして、本題に。

貴方は左手用/左利き用のハサミを知っていますか、
使ったことがありますか、持っていますか。

以下の中から最もふさわしいものをひとつ選んでお答えください。
(持っているが使っていない場合でも
「3持っている」に投票してください。
認知度についての調査ですので、使用状況を調べるものではありません。
買った時点では知らなかった―間違って買った―場合でも「持っている」
状況では、「知っている」より上の認知度と判断します。)

*投票者の利き手別で選択肢を用意しています。
ご自身でご自分の利き手をどちらか判断した上で投票してください。

*一言言わせて、というお方は投票後に表示されます
一番下の「ご意見ボード」をご利用ください。
もっと言わせて、というお方は掲示板もご利用ください。
貴方のご意見ご感想をお聞かせください。

 

1 (右利きの人)知っている
2 (  〃  )使ったことがある
3 (  〃  )持っている
4 (  〃  )知らない
5 (左利きの人)知っている
6 (  〃  )使ったことがある
7 (  〃  )持っている
8 (  〃  )知らない

 

結果/ご意見ボードを見る

------------------------------------------------------------------
投票結果(初出締切時)

実施期間2004.10.10-11.6(4週間) 総数23(右5:左18)
------------------------------------------------------------------

1 (右利きの人) 知っている   4
2 (  〃  ) 使ったことがある 0
3 (  〃  ) 持っている   0
4 (  〃  ) 知らない   1
5 (左利きの人) 知っている   3
6 (  〃  ) 使ったことがある 3
7 (  〃  ) 持っている   12
8 (  〃  ) 知らない    0

------------------------------------------------------------------

ご意見ボードへの書き込みに対するコメント

------------------------------------------------------------------
↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

2021.6.15(追記)

「第9回 左手(左利き)用ハサミを知っていますか」アンケートの
「ご意見ボードへの書き込み」とそれに対する「私のコメント」
を要約しておきます。

また、当時の私の左手ハサミに関する意見も転載しておきます。

 ・・・

【ご意見ボードへの書き込みと私のコメント要約】

・右手用を右手で使う左利きさん――
  左用を意識したことがない、成人してから知った
  農作業用の剪定ハサミを使う場合、左でも右でも使うことができる

――(私のコメント)
  左利きのひとでも右手で右手用のハサミを使う人がいることは
  頭では知っていましたが、実感として把握していませんでした。
  右利きの人でも左手で使えるから「左手用」のハサミと表記すべきだ
  と主張する私としては、
  左利きでも右手でつかえる「右手用」のハサミの存在を
  忘れていたのは、間抜けでした。
  こういう色々な方の意見を知ることができるので、
  このアンケートは非常に有用です。
  (変な自画自賛でごめんなさい。)ここにもひとつ、
  「一様でない左利き」という左利きの問題を考える際の
  難しい点が浮き彫りにされたような気がします。ly

 

・ハサミに関しては「両(手)使い」の左利きさん
  自分以外の家族が使う右用のハサミを
  取った方の手で使うことに慣れているので(ハサミは両手使い)
  改めて左用ハサミを買ったがかえって使いにくかった…

――本来「両利き」はありえない、というのが私の考えで、
  このようにどちらの手でも使えるという場合は「両使い」
  と私は呼んでいます。
  「利き」というのはどちらかがより「利く」という意味で、
  左右の体のどちらかに優越性があることを指す言葉
  と解釈しています。
  どうしてこのような体の偏側性=偏りが生まれたのかというと、
  いざというときに反射的にどちらか一方に避けることによって
  生存率が高まったから、という説があります。
  先にも申し上げたように、
  長年右手用のハサミを左手で使ってきた人の場合は、
  左手用を使うためには少し慣れることが必要です。
  これからは右手では右手用、左手では左手用を使うように
  されてはいかがでしょうか。
  これは右利きの人でも同様で、これが「正しい使い方」です。ly

 

・持っていたが使いこなせなかったという左利きさん――
  左利きだからとプレゼントされたが、
  それまで右利き用しか使ったことがなく、使いこなせなかった

――このような人向けに出ているのが、
  「握りの部分は左手用で刃の合わせは右手用」と同じという
  「右刃左足」等(*注1)と呼ばれるもので、代表的なのは
  「HPG3左手用・左利き用はさみコレクション」(*注2)にも
  掲載しているフィスカースのハサミです。
  これぞまさに「左利き用」と呼ぶべきものかもしれません。ly

210618-f-rl-s-1

210618-f-rl-s-2

210618-f-rl-s-3

(画像:刃の合わせは右手用で持ち手(柄)部分が左手用のフィスカース・ハサミ
    刃も持ち手も左手用の裁ちばさみと刃は右手用で持ち手が左手用のフィスカース・ハサミの比較)

 

(*注1)参照:
左手用ハサミの解説「柄左手鋏」と「総左鋏」 - 美鈴ハサミ株式会社
http://www.misuzu-hasami.co.jp/catalog/hidarite/hidarite-erabu.html

・左手用のハサミには「柄左手鋏」と「総左鋏」があります。
柄左手鋏は柄(足)のみが左手用になっていますが、
刃は普通の右手用のハサミと同じです。
総左鋏は柄(足)が左手用で、刃も逆のものになっています。
(右手用を鏡で映したように)
・右手用ハサミを使ってみる
・柄左手ハサミを使ってみる
・総左手ハサミを使ってみる

――左手用ハサミの選び方を丁寧に解説していて、参考になります。

(*注1)参照:
庄三郎 裁ちばさみ 足左利 260mm 01-450
ブランド: 庄三郎
―柄だけが左手用になっている(刃は右手用)裁ちばさみ

 

(*注2)
 「HPG3左手用・左利き用はさみコレクション」は、
 今は亡き私の左利きホームページ『レフティやすおの左組通信』の
 一コンテンツ。私の持っていた左手用ハサミのコレクションです。

 

・左用を使っている左利きさん――
  右用より使いやすいです

――この使いやすさを、一人でも多くの人に知っていただきたい
  と私は熱望しています。まだまだ商品の存在は知っていても、
  手に入れにくい事もあり、使ったことがないまま、
  その良さを実感されていない方が少なくないと思います。

  先の方のように、慣れない為に良さを実感できない
  という方もいます。しかし使ってみて欲しい。
  最初戸惑いもあるかもしれませんが、
  使っているうちに必ず良さがわかっていただけるもの
  と確信しています。やはり自分の体にあったものが一番です。
  左手使いの左利きの人には左手用の道具が一番です。
  私はそう思っています。もしハサミで実感できなくとも、
  ハサミに限らず、色々な左手用にチャレンジしてみてください。
  必ず「これは」というものに出会えるはずです。
  そして左手用の道具の良さがわかってくると思います。ly

 

・メーカーの宣伝不足を指摘する声――
  サイトでも自社の左手用の製品を紹介していないケースがある。
  全般に宣伝不足な感じがする。

――左手用ハサミの宣伝の一環として、メーカーさんにお願いしたいこと
  クツワの「左手用学童ハサミ」には、「使用上の注意」に、
   ・このはさみは左利き用です。
   ・左利き用ですので右利きの方がご使用される際は
    切りにくい場合があります。
  という断り書きがあり、親切だという話は

  「お茶でっせ」10.25「クツワの左手用学童ハサミ」
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2004/10/post_8.html

  に書いたのですが、
  右手用にも同様の表記が欲しいと思います。
  そうすれば、左利きの人の場合、
  右手用を左手で使っているから切りにくいのだ
  ということがわかります。
  これは重要なポイントだと思うのですが…。
  メーカーさんにお願いしたいものです。ly―(2004.10.30)―

・小学生時代に左手用裁ちばさみを買ってもらった左利きさん
  初めて刃の合わせが反対なことを知った。が、使えなかった。
  右手用を左手で使って、
  持ち手の指の形状が右手用になっているため、
  左手で使うと指が痛くなる右手用をまた使うことになり、
  悲しかった。

――悲しいお話です。こういう方は少なくありません。
  左て用は、私も最初は使いにくさを感じました。
  でも、しばらく使うと慣れます。右手用に慣れたように。
  で、良さがわかりますよ、きっと。
  右利きの人はこんなに楽してたんだって実感すると思います。
  左利きはこんなふうに人の倍の努力を強いられます。
  それだけは右利きの人に知っておいて欲しいなと思います。
  本人が意識している、自覚しているかどうかは別にして、
  そういう目に見えないところで努力している―
  あるいは努力を強いられている?―
  人にはそれなりの敬意を持って接して欲しい。
  これは何事においてもそうで、自分もそうですが、
  なかなか他人にはわからない部分が多く、
  気付かないケースもあります。
  しかしできるだけ思いやる気持ちを持てるように
  努力したいものです。ly―(2004.11.13)―

・中学生のお子さんを持つ親御さん――
  長男(中学1年)のクラスは33人ですが、
  そのうち左利きの子は知っているだけで5人。
  ところが、文房具店に置いている左手(左利き)用ハサミは、
  子供用だけ、なんか変。
  もっと左利き用の道具が増えてもいいと思います。
   06/04/17 15:25:44

【投票結果について】

 

実施期間2004.10.10-11.6(4週間)
投票総数23(右利きの投票者:5/左利きの投票者:18)

最多投票:
1 (右利きの人)知っている ・・・・・4
7 (左利きの人)持っている ・・・・12

右利きの人は、左手/左利き用のハサミを持っていないが、
左利きの人では持っている人が多い

サンプル数の少なさからこれといった結論を出すことはできませんが、
ひとつの傾向としていえることは、やはり当然といえば当然ですが、
右利きの人で左手/左利き用のハサミを持っている、
という人は少ないようです。

知らない、という回答も一票ですがありました。

身近に左利きの人でもいない限り、
興味を持つことも少ないのは仕方ないことでしょう。

一方、左利きの人では、持っているという方が多数を占めています。

ある意味では当然ともいえますが、
これだけ普及が進んでいるということはうれしいことです。
それぞれのメーカーさんの努力の賜物といえるかもしれません。

特に子供用のハサミでは、右手用と同一価格で販売している製品も多く、
普及を促進する結果につながっていると思います。
小学校や幼稚園・保育園での斡旋もあり、
子供用のハサミの普及は目覚しいものがあると思われます。

左利きの人の中には、右手で右手/右利き用のハサミを使う人も
少なくないことがわかりました。
これは、やはり左手では使いにくかったことが原因のひとつのようです。

そして、左利きの人と一口に言っても、
一くくりにはできないという事の証でもあります。

 

【やっちゃんの感想:左利きの子供とハサミ】

●左利きの子に左手/左利き用ハサミを持たせるべきか

子供用に関しては、
目覚しい普及ぶりを見せる左手・左利き用ハサミですが、
反面、左利きの人が身近にいない、
左利きに対する知識の少ない人のあいだでは、
まだまだ左利きの子に
左手/左利き用ハサミを使わせることに迷いを感じる人もいるようです。

 

曰く、小さいときから左手用を使っていると、右手用が使えなくなり、
社会に出たときに、左手用がない場合に困るのではないか。
常にマイ左手用ハサミを持ち歩かなければならないのでは、
という不安です。

しかし、これも社会のあり方が変化しているわけですから、
次第に問題にならなくなってゆくものです。
現実に、学校でも左手用のハサミが常備されているところが増えている、
請求があれば左利きの社員用に経費で左手用ハサミを購入する事業所も
増えている、と聞いています。

また、確かに右手用を左手で使うと切りにくいことは事実ですが、
その時は右手で使ってみてもいいのです。
あるいは、かつての子供達のように、
ある程度は自然使えるようになるものでもあります。

さらに仕事で必要ということになれば、
当然自分専用の物を使うようになるでしょう。
その場合は、価格の問題だけが残ります。
これも、使用者が増えてくればある程度は改善されるもの
と期待しています。

 

●自分にあった道具を使うことは子供に自信を与え、生きる力を与える

小さい頃から自分の手にあった物を使う便利さ、心地よさを知ることは、
自分の能力を最大限に発揮することが可能になり、
自分自身に対する自信をつけ、
物事に積極的に取り組む子供を作ることにつながります。

右手用のハサミを左手で使うのが当たり前だった、私の子供の頃は、
ハサミが切れないのは自分の不器用のせいと思い込んでいました。
ハサミが右手用のもので、そのせいで切れなかったのだと気付いたのは、
三十も半ばを過ぎて、初めて左手用のハサミを使ってからでした。

左手用のハサミと右手用のハサミがどう違うのかさえ
知らなかったのです。

刃のかみ合わせが違うということ、
それは手の動きの違いによる
力の入れ方の違いに対応しているものなのだ、
ということもその時に知りました。

他にも、片刃の小刀や野球のグローブのことなど、
左利き用品を持たないことで行動が制約されることが
少なくありませんでした。
結果的に消極的な子供になった一因が、ここにあるような気がします。

―2005.2.3―

※左手・左利き用ハサミについては、
左利きphoto gallery〈HPG3〉左手用(左利き/左きき用)
 はさみ・ハサミ・鋏 (SCISSORS FOR LEFTHADERS) コレクションを
ご参照ください。
※左利きのお子さんへの対処については、
左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ
―レフティやすおの左利き私論 3―をご参照ください。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

――次回は、引き続きアンケートの消去分から、
  「第10回 過去のアンケートで最も興味深いのは何ですか」
の紹介を予定しています。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

本誌では、「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その16)
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [7]
 <左利きプチ・アンケート> 全公開(7)第9回」
と題して、
今は亡きホームページ『レフティやすおの左組通信』から、メインコンテンツの一つ<左利きプチ・アンケート>から「第9回 左手(左利き)用ハサミを知っていますか」の回を全転載。

今回は、2004年当時の結果とコメントを紹介しています。
現時点での新たな追記はありませんので、全紹介です。

 ・・・

本誌をご購読の上でお楽しみいただけると幸いです。

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』

『レフティやすおのお茶でっせ』〈左利きメルマガ〉カテゴリ

 

| | Comments (0)

2021.06.05

左利きの人生を考える(8)見えない差別~ -週刊ヒッキイ第596号

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第596号 別冊編集後記

第596号(No.596) 2021/6/5
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24―
 左利き本のために――左利きの人生を考える(8)
 見えない差別/隠れた差別/意識されない差別」

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◆◇◆◇◆ 左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii ◆◇◆◇◆◇ 
【左利きを考えるレフティやすおの左組通信】メールマガジン

右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして
左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第596号(No.596) 2021/6/5
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24―
 左利き本のために――左利きの人生を考える(8)
 見えない差別/隠れた差別/意識されない差別」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

前号は、『左利きで生きるには 週刊ヒッキイ』
 『古典から始める レフティやすおの楽しい読書』のコラボ企画で、

 「楽しい読書コラボ企画:私の読書論144<左利きミステリ>その後」

 として発行しました。

 今回は、また元に戻り通常の発行です。

 

 前回は最近よく耳にする言葉「ダイバーシティ」について、
 左利きの観点から見たお話でした。

 その時に感じた「左利き/利き手差別」とは、

  「見えない差別/隠れた差別/意識されない差別」ではないのか

 という疑問をもう少し突っ込んで考えて見ようと思います。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24―
  (左利き本のために)――左利きの人生を考える(8)
  ◆ 忘れられていないか、左利き ◆
   ~ 「見えない差別/隠れた差別/意識されない差別」 ~  
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 ●「Black Lives Matter」から考えたこと

前回参考にしたサイトの一つである

Black Lives Matter(BLM)とは・意味 (IDEAS FOR GOOD)


「All Lives Matter(すべての命が大切)では?という声」
という節で、

Black Lives Matter運動が続くなかで、
  All Lives Matter(人種に関わらず、すべての命が大切)という
  スローガンを掲げる人たちも現れている。
  もちろん、すべての命が大切であることには違いないのだが、
  ここで「結局すべての命が大事なのだからAll Lives Matterで
  良いじゃないか」と言い切ってしまっていいのだろうか。

とあり、それは、

今回考えるべきなのは、「これまで黒人の命が軽んじられ、
  排他されてきた」という事実があり、それに対抗して
  この運動が起こっているということだ。
「みんな」を持ち出すことで
  本当の問題が見えづらくなってしまうことがある。
  今回の場合とくに、「黒人の命が軽んじられてきた歴史」に
  きちんと目を向け、解消していかなければならないという点で、
  All LivesではなくBlack Lives Matterということに
  意味があるのではないだろうか。

とありました。

 

「左利き」差別問題も同じだと思うのです。

長年「左利きの人たちが軽じられてきた」という歴史があって、
これにきちんと目を向けて欲しい、という気持ちが私たちにはあるのだ、
ということです。

 

 ●左利き差別の問題

私が以前、右利きの人に「左利き差別の問題」を訴えたときに
よく言われた言葉にこういうものがあります。

「左利きゆえに色々と不便なことがある」という私に対して、
「右手もあるのだから、右手を使えば済む問題だ」というのでした。

例えば機械類で――例として自動販売機を上げてみましょうか。

多くの自動販売機では、
コインの投入口は向かって右側にあります。
商品の選択スイッチのボタン類も
向かって右側に並んでいるものもあります。
おつりの返却もそうです。

商品の取り出しもものによっては、左手で扉を左側に開き、
右手で取り出すようになっているものもあります。

カップ式のジュース類などの自販機がそうです。

コインを投入したりおつりをとったり、
向かって右側にあるスイッチ類を扱うのも、
右利きの人にとっては自然な動作でしょう。

 

しかし左利きの私には、
これらの一連の動作はみな左手で行うのが自然な動作になります。

右手でちっぽけなコインを扱うのも結構大変ですし、
向かって右側にあるというだけの理由で、
スイッチやボタン類を扱うのも右手を使うのは、
不自然な動作であり、スムーズにこなすのは難しくはないとしても、
できるできないではなく、意識しなければ思い浮かばない動作です。

無意識に――本能的に、といってもいいかもしれません
――行える動作ではありません。

もちろん、その気になれば
この程度の作業ができないわけではありません。

実際に私は、駅を出るとき、
あらかじめ右手に切符を持って改札機を通るようにしています。

とはいえ、これは
「あらかじめそのように準備している」
という過程を経ています。

意識的に行っている行為なのです。

 

しかし、右利きの人では、どうでしょうか。

そういう意識するしないに関わらず、
「自然な動作ですべてこなして行ける」のではないでしょうか。

そしてこれは、左利きの人が左手で行うときと同じです。

 

意識的に行うか、無意識で行えるか、
この「違い」=「差」が、まさに「差別」そのものなのです。

 

 ●気がつかない差別

このような「差」があるという事実があるにもかかわらず、
私たちはその「差」に気付かないことが多いのです。

右利きの人が気付かないというは、
ある意味では致し方ないことかもしれません。

「当事者でなければ気がつかないこと」というのは、よくあります。

しかし、時に「当事者である左利きの人自身が気がついていない」、
という事実もあるのです。

ここに、左利き差別の問題の重要なポイントがあります。

 

左利きの人は、生まれたときからこの「右利き社会」に住んでいます。
右利きの人に優しい、右利き優先の、右利きに偏向した、
右利き仕様に基づく社会に。

 

そういう状況で暮らしていますと、
右利き仕様が「普通」になってしまい、実はそれが「右利き仕様」だ、
という事実に気付かなくなってしまうのです。

私の子供の頃を思い出せば、ハサミ(はさみ)がそうです。

一般に販売されているものは、みな「右手用」のハサミだったのです。
子供用であれ一般用であれ、右手に持って使うときの自然な動きで、
切りやすくなるように設計された製品だったのです。

それを左手で使うと当然切りにくくなります。

ところが、私はそんなことは知らず、
「ハサミとはこういうものだ」と思い込んでいたのです。

まわりの子供たちがスイスイ切っているのは、みな器用だからで、
私はぶきっちょ(不器用)なのでうまく使いこなせないだけなのだ、と。

だって言うじゃないですか、
「馬鹿とハサミは使いよう」と。

 

ハサミだけではなく、同じ事がそれぞれに言えます。

 

 ●ハサミ(はさみ)における認識

「見えない差別/隠れた差別/意識されない差別」となっている
<左利き/利き手差別>について、
ハサミ(はさみ)からもう少し見ておきましょう。

先ほども書きましたように、
ハサミ(はさみ)には、「右手用」と「左手用」があるのです。

「右利き用」と「左利き用」という人もいますが、
正確には「右手用」と「左手用」です。

もしくは、単に「右用」「左用」でも良いでしょう。

(左利きでも右手で使う人もいますし
 ――「左ききの道具店」の店長さんもその一人(*)、
 その逆もあるかもしれません。
 私も昔は左利きだけど右手用を使っていましたしね。)

*参照:
左利きとハサミの、ちょっとややこしいお話。 左ききの道具店 2018/08/31 09:41

左ききの道具店の店長である私も左利きですが、
 ハサミに関しては「右手用」を「右手」で使っています。

 

Lrscissors

(画像:左手用と右手用ハサミの違い――刃のかみ合わせが逆になる)

 

Hidariteyou-to-migiteyouhasami12

(画像:左手用と右手用ハサミの違いの例――レイメイこどもはさみ)

 

Dsc031208-020tumekirialhlr600

(画像:左手用と右手用ハサミの違いの例――ALHで購入した左右がセットになっている爪切りハサミ)

 

「右手用ハサミ(はさみ)」=
 右手に持って切るときに切りやすい設計になっています
 上にくる刃(人差し指以下の指で操作する)が右側にあり、
 下からくる刃(親指で操作する)とかみ合って切ることができます
 (右手の)親指と人差し指以下の指を握り込むことで、
 上下二枚の刃がそれぞれ他の刃とかみ合う方向に力がはいります
 上から見ますと、上の刃の内側の右側に切り取り線を合わせることで、
 切り取り線にそって切りことができます

 

「左手用ハサミ(はさみ)」=右手用の逆で、
 左手に持って切るときに切りやすい設計
 上にくる刃(人差し指以下の指で操作する)が左側
 下からくる刃(親指で操作する)とかみ合って切る
 (左手の)親指と人差し指以下の指を握り込むことで、
 上下二枚の刃がそれぞれ他の刃とかみ合う方向に力がはいる
 上から見ると、上の刃の内側の左側に切り取り線を合わせることで、
 切り取り線にそって切りことができる

 

この「右用」と「左用」文具の違いについてのサイト
(表記が「右利き用」と「左利き用」になっていますが、
 多分、この方が理解しやすいのではないか、
 という判断なのでしょう。)

2015.06.12
左利き用の文房具あれこれ・・・右利き用との違いとは? [目次contents]
一番求められている左利き文具はズバリ...
左利き用はさみの秘密は「刃のあわせ方」にあり
カッターナイフはスライダーに工夫
定規では数字のふりかたに工夫

 

150612migiteyou-wo-hidartede-987 

(画像:右手用を左手で使うと――コクヨのサイトより)

150612hidariteyou-wo-hidaritedekirutokor

(画像:左手用を左手で使うと――コクヨのサイトより)

 

上記サイトのハサミ(はさみ)の違いについて説明より――

なぜ、刃の合わせを変えるかというと、理由は2つあります。
  1つ目の理由は、紙を切っているところ(切り口)を
  見えるようにするためです。
2つ目の理由は、指の動きに合わせたかみ合わせにすることで、
  力を伝えやすくするためです。
  右利きの場合、親指は左方向に押すようにハンドルを握り、
  残りの指は右に引っ張るように握ります。
  そうすることで、切り口部分の刃のかみ合わせが締まり、
  よく切れます。
  しかし、左利きの人が右利き用のはさみを使うと、
  力の向きが左右逆に伝わってしまい、
  切り口の刃のかみ合わせを広げることになり、切れ味が悪くなります。
  ここが左利き用はさみの最大のポイントです。


昔のかみ合わせのいい加減な安物ハサミの「右用」を左手で使うと、
紙をはさんでしまうだけで、切れないということが多々ありました。

 

 ●「右手でも左手でも使える<両利きハサミ>」?

(略)

 ●実態を広く知らせる必要がある

(略)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

本誌では、「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24― 左利き本のために――左利きの人生を考える(8)見えない差別/隠れた差別/意識されない差別」と題して、
「見えない差別/隠れた差別/意識されない差別」となっている<左利き/利き手差別>についてハサミ(はさみ)を例に考えてみました。

前半部分のみ転載しています。
後半部分は、本誌誌上でご確認ください。
(ご購読者を増やしたいという思いがありますので、全面公開は避けました。ご了承ください。)

正直、今ひとつうまく書けません。
元々論理的な頭を持っているわけでもなく、かといってそれを補うために徹底的に考え抜いたというわけでもなく、行き当たりばったりで書いているというのが、昨今の状況です。
昔はもう少し準備もし、計画性を持って取り組んでいました。
その分、今自分で読んでも納得できるような文章を書いていたように思います。

その頃に比べると、今は本当に行き当たりばったりで、読者の皆様には申し訳ない限りです。

 

でもね、言い訳ではないですが、何十年も一つことに賭けてきた人ってそうはいないと思います。
今の自分はもう進化できず退化の一途ですが、それでも何かしら人に届けたいという気持ちはあります。

だから今も続けて発信し続けているのです。

年齢的にも体力的にも落ち続けている日々ですが、もう少し集中力があれば少しはどうにかなるのでは、という思いもあります。
もうちょっとだけ頑張ってみたいと思う日々です。
(応援よろしく!)

ではでは。

 ・・・

詳細は、本誌で。

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』

 

『レフティやすおのお茶でっせ』〈左利きメルマガ〉カテゴリ

 

| | Comments (0)

2021.05.01

左利きの人生を考える(7)ダイバーシティと左利き-週刊ヒッキイ第594号

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第594号 別冊編集後記

第594号(No.594) 2021/5/1
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24―
 左利き本のために――左利きの人生を考える(7)
 ダイバーシティと左利き」

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◆◇◆◇◆ 左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii ◆◇◆◇◆◇ 
【左利きを考えるレフティやすおの左組通信】メールマガジン

右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして
左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第594号(No.594) 2021/5/1
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24―
 左利き本のために――左利きの人生を考える(7)
 ダイバーシティと左利き」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 今回は「ダイバーシティと左利き(利き手/利き側)」
 について考えてみます。

 近年「ダイバーシティ」という言葉がよく聞かれます。
 日本語で言えば、「多様性」ということなのですが、
 ネットで「ダイバーシティ」だけで調べてみますと、
 男尊女卑の女性差別やLGBT等のジェンダー問題や、
 人種・民族、文化の違いに対する差別などの問題、
 障碍者などの問題にはふれていましたが、
 左利き・利き手の問題にふれているものは見かけませんでした。

 そこで今回は「ダイバーシティ 左利き 利き手」で調べてみました。

 すると……。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24―
  (左利き本のために)――左利きの人生を考える(7)
  ◆ 忘れられていないか、左利き ◆
   ~ ダイバーシティと左利き ~  
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 ●「ダイバーシティ」という多様性についての文章で――

ダイバーシティと左利きについて
ネットで調べていますと、こんなふうに書かれていました。

 《左利きの人が親や教師から矯正されていたのは、一昔前の話。
  最近はダイバーシティの最も身近な例として尊重されることが
  増えています。》

 (テンミニッツTV コラム 2017.03.04
  「右利きにはわからない?左利きの悩み・ストレス」
より)

とありました。

ここでは「ダイバーシティの最も身近な例」とありましたが、
実際に「ダイバーシティ」についてネットで調べてみようとしますと、
最初の方に出てくる記事には、
ジェンダーや人種や障碍者関連について書かれたものは出てきましたが、
左利きについて言及されたものは見つけられませんでした。

ユニバーサルデザインにも左利きが取り上げられていたにも関わらず、
話題になりにくい面がありました。

このダイバーシティに関しては、
それ以上に話題になっていないように感じます。

そこで今回は「ダイバーシティ 左利き 利き手」で調べてみました。

 ●「利き手というダイバーシティ」の場合

「ダイバーシティ 左利き 利き手」で調べてみると
こんな記事が見つかりました。

(1)
2020年12月21日
利き手というダイバーシティ | Q by Livesense (金土太一)

(2)
2014年11月26日
Diversity is beautiful.| 第3回:人生いろいろ、左利きもいろいろ。
-人それぞれの『左利き』事情 (堤 藤成)

 ・・・

(略)

 ●差別の自覚

(略)

 ●左利きは「見えない」差別、「隠れた」差別

(略)

 ●ダイバーシティの視点をポジティブに活かせば……

(略)

 ●コロナ禍での新しい変化と左利きの問題

コロナ禍にあって、「新しい生活様式」ということがいわれています。
テレワークやオンラインなど様々なデジタル化であったり、
一方で、自転車通勤のようなちょっとアナクロな変化であったり、
経済と感染防止の兼ね合いの問題等々。

しかし、左利きの問題は埋没しているように感じてきた一年でした。

昨年は、
「Black Lives Matter(ブラック・ライブズ・マター、BLMと略)」
も話題になりました。

それらに比べると、
「たかが左利き」というふうに見られたのかもしれません。

しかし、それ故に私には悔しい思いでいました。
根っこはいっしょじゃないか、という気がするからです。

 

「ダイバーシティ」に対する真の理解があれば、コロナ禍対策にしろ、
BLMの問題にしろ、ジェンダーの問題にしろ、左利きの問題にしろ、
解決に向かうことは可能なのではないか、
という気がするのですけれど……。

 ・・・

次回は、左利き/利き手差別は
「見えない差別/隠れた差別/意識されない差別」ではないのか、
という部分をもう少し突っ込んで考えてみたい気になりました。

どうなりますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

本誌では、「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24― 左利き本のために――左利きの人生を考える(7) ダイバーシティと左利き」と題して、
ダイバーシティと左利き(利き手)についてネット検索した結果見つけた記事を元に「ダイバーシティと左利き」について考えたことを書いています。

今回は、最初と最後の部分のみ転載公開しています。

 ・・・

詳細は、本誌で。

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』

 

『レフティやすおのお茶でっせ』〈左利きメルマガ〉カテゴリ

 

--

 

| | Comments (0)

2021.04.17

『左組通信』復活計画[6]<左利きプチ・アンケート>全公開(6)第8回-週刊ヒッキイ第593号

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第593号 別冊編集後記

第593号(No.593) 2021/4/17
「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その15)
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [6]
 <左利きプチ・アンケート> 全公開(6)第8回」

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◆◇◆◇◆ 左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii ◆◇◆◇◆◇ 
【左利きを考えるレフティやすおの左組通信】メールマガジン

右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして
左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第593号(No.593) 2021/4/17
「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その15)
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [6]
 <左利きプチ・アンケート> 全公開(6)第8回」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
------------------------------------------------------------------
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [6]
 <左利きプチ・アンケート> 全公開(6)
第8回 左と右を間違うことがありますか
------------------------------------------------------------------

 「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年」
 の15回目です。

 2004年年頭から2009年年末までの更新し続けたホームページ
 『レフティやすおの左組通信』復活計画として、
 メイン・コンテンツを順に全面的に
 このメルマガで再生・復活させる、の6回目です。

 

┏ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┓
2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その15)
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [6]
  <左利きプチ・アンケート> 全公開(6)
  第8回 左と右を間違うことがありますか
┗ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┛

 ●<左利きプチ・アンケート> 全公開(6)

今回も、
アンケート作成サイト<プチ・アンケート>のサイトから
削除され、現在見ることのできない初期のアンケートのうち、
まずは「第8回 左と右を間違うことがありますか」を紹介します。

 

Hgenq000-s

(画像:今は亡きホームページ『レフティやすおの左組通信』の<左利きプチ・アンケート>ページのトップページ)

 

210414eq8

(画像:今は亡きホームページ『レフティやすおの左組通信』の<左利きプチ・アンケート>の第8回 左と右を間違うことがありますかのページのヘッド部分)


アンケート投票者による「ご意見ボードへの書き込み」の転載は、
著作権等の観点から今回は割愛しました。
ご了承ください。

 ●左右盲

左と右を間違う、とっさに判断できない、といった状態を
「左右盲(左右失調)」と呼ぶようです。

ネットには、こんなマンガに関する記事が出ています。

『左右盲』を描いた漫画に共感の声
「自分もこれだ!」「知らなかった…」

この記事のなかで、

《左利きの人は子どものころに「お箸を持つ手が右」と教わり
 混乱するため、左右盲になりやすいといわれています。》

とあります。

私もそういうものではないか、と思っています。

左右の代わりに、

《「〇時の方向」》という教え方もあると紹介されていました。
アナログ時計の文字盤ということでしょう。

しかしこれからは、デジタル時計も多くなり、
これも理解できない、という事態にもなりかねないかもしれませんね。

 

また、こんな記事も。

左右盲の私たちには、別世界が見えているのかもしれない おぺろん 2020/10/02 18:58

 

さらにネットを調べていますと、Amazonにこんな商品も!

210414-t

(画像:(Amazonより)「左右盲」 右 左 分かりやすくなる 左右を混乱しない
みぎ ひだり 確認 判断する 左右失調 上下 逆さ Tシャツ)

《・あなたはミギとヒダリが分かりにくいですか?
  それは「左右盲」または「左右失調」といいます。
  これを着たら二度と みぎ・ひだり こんらんしないです
 ・左右盲で左右を判断するのは苦手な人は
  これで「みぎ」と「ひだり」が分かりやすくなる》

・ブランド: 左右を二度と混乱しないように
「左右盲」 右 左 分かりやすくなる 左右を混乱しない
みぎ ひだり 確認 判断する 左右失調 上下 逆さ Tシャツ

 

 ●第8回 左と右を間違うことがありますか

 

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
左利きを考える レフティやすおの左組通信
 Lefty Yasuo's HIDARIGUMI Announcement
 
  <左利きプチ・アンケート>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
------------------------------------------------------------------
(初出)2004.10.9(最終)2005.8.10/2007.11.16
------------------------------------------------------------------

<左利きプチ・アンケート>

第8回 左と右を間違うことがありますか

------------------------------------------------------------------

第8回左と右を間違うことがありますか

左と右を間違うことがありますか

左利きの人で「よく左と右を間違う」という人がいます。
単に言葉を言い間違う場合もあれば、
実際に左と右を間違えている場合もあります。
言葉と身振りで方向が異なっている場合もあります。
ふだんは間違わないのにとっさに判断するときに限って間違う
という人もいます。

バスガイドさんのような例を除けば、
比較的右利きの人でこういう話を聞くことは少ないようです。
(バスガイドさんは左手をかざして、右をご覧くださいと言うように、
向かい合っているお客様の左右の方向に合わせて説明する。
日常でもその癖が出て間違うことがあるという。)

原因として、幼児期にお箸を持つほうが右、お茶碗を持つほうが左、
という左右を教える方法にあると考える人もいます。
実際のところは不明ですが…。

さて貴方は、左と右を間違えることはありますか。
あるとすればどんなときでしょう。
下記の中からひとつを選んでお答えください。

*投票者の利き手別で選択肢を用意しています。
ご自身でご自分の利き手をどちらか判断した上で投票してください。

*一言言わせて、というお方は投票後に表示されます一番下の
「ご意見ボード」をご利用ください。
もっと言わせて、というお方は掲示板もご利用ください。
貴方のご意見ご感想をお聞かせください。

 

1 (右利きの人)比較的よく間違う方だ
2 ( 〃 )たまに間違うことがある
3 ( 〃 )とっさのときに限って間違う
4 ( 〃 )ほとんど間違わない
5 (左利きの人)比較的よく間違う方だ
6 ( 〃 )たまに間違うことがある
7 ( 〃 )とっさのときに限って間違う
8 ( 〃 )ほとんど間違わない

 

結果/ご意見ボードを見る

*このアンケートは、
(2004.9.12-10.9)まで(4週間)に渡って実施されました。

 

------------------------------------------------------------------
投票結果(初出締切時)

実施期間2004.9.12‐10.9(4週間) 右7:左15=22
------------------------------------------------------------------

1 (右利きの人) 比較的よく間違う方だ 1
2 ( 〃 ) たまに間違うことがある 2
3 ( 〃 ) とっさのときに限って間違う 1
4 ( 〃 ) ほとんど間違わない 3
5 (左利きの人) 比較的よく間違う方だ 4
6 ( 〃 ) たまに間違うことがある 2
7 ( 〃 ) とっさのときに限って間違う 2
8 ( 〃 ) ほとんど間違わない 7

------------------------------------------------------------------

 

ご意見ボードへの書き込みに対するコメント

------------------------------------------------------------------

↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

2021.3.(追記)

「第8回 左と右を間違うことがありますか」アンケートの
「ご意見ボードへの書き込み」とそれに対する「私のコメント」
を要約しておきます。

 ・・・

 <とっさに左右を間違う>

 <身体的特徴で判断できる>

*参照:
・第360号(No.360) 2013/4/20「名作の中の左利き~推理小説編15~
左利きの会の謎『朝霧高原殺人事件』和久峻三」
・2013.4.25
左利きの会と赤かぶ検事『朝霧高原殺人事件』
~左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii360号
「新生活」版

『朝霧高原殺人事件』―赤かぶ検事シリーズ 和久峻三 光文社文庫
1991/12/1

 <教えてもらうとき、動作の説明が混乱する>

 <左右を間違う少年の話>

*『左手のパズル (絵物語・永遠の一瞬) 』
萩尾 望都/著 東 逸子/イラスト 新書館 1995/7/13

210416hidariteasigiri

(画像:<左利きミステリ>左手のペンだこ『朝霧高原殺人事件』―赤かぶ検事シリーズ 和久峻三 光文社文庫、
 左と右を間違う左利きの少年『左手のパズル (絵物語・永遠の一瞬) 』萩尾 望都/著 東 逸子/イラスト 新書館)

210416asigiri

210416hidarite

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

本誌では、「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その15)
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [6]<左利きプチ・アンケート> 全公開(6)第8回」
と題して、
<左利きプチ・アンケート 第8回 左と右を間違うことがありますか>を紹介しています。

今回も、全公開です。

ただし、今年(2021年)の追記だけは省略しています。

当時のご意見と私のコメントのまとめ、および現時点での私の意見等も本誌の方でご覧ください。

 ・・・

詳細は、本誌で。

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』

 

『レフティやすおのお茶でっせ』〈左利きメルマガ〉カテゴリ

 

| | Comments (0)

2021.04.03

左利きの人生を考える(6)「シスコーン」パッケージの利き手配慮-週刊ヒッキイ第592号

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第591号 別冊編集後記

第591号(No.591) 2021/3/20
「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その14)
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [5]
 <左利きプチ・アンケート> 全公開(5)」

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◇◆◇◆ 左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii ◆◇◆◇◆ 
【左利きを考えるレフティやすおの左組通信】メールマガジン

右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして
左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第592号(No.592) 2021/4/3
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24―
 左利き本のために――左利きの人生を考える(6)
「シスコーン」パッケージの利き手配慮」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 今回は「ダイバーシティ」について書いてみようと考えていましたが、
 予定を変更して、
 最近の話題から「シスコーン」のパッケージの利き手対応について
 書いてみます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24―
  (左利き本のために)――左利きの人生を考える(6)
  ◆ 話題のニュース ◆
   ~「シスコーン」のパッケージの利き手配慮~  
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 ●「シスコーン」のパッケージの話題

3月17日のハフポスト日本版で、


「左利きの子も出しやすい。シスコーンの配慮がすごかった。」

という記事が出ました。

私は知人から報告を受けましたが、
いつも左利きの話題を提供しているガボちゃんのブログ


「右乗りの影響かは分からないけど」

でも紹介していました。

--
これからの経済
2021年03月17日 09時56分 JST | 更新 2021年03月17日 10時05分 JST
左利きの子も出しやすい。シスコーンの配慮がすごかった。
パッケージの四隅にある赤と青のマーク。
この意味は何?子どもに優しいデザインが、SNSで話題になっています。
--

シスコーンのパッケージが、
《どんな利き手の子どもにもやさしいデザインを取り入れている》
と話題になっているというもの。

 《「シスコーンBIG」の包装袋で、
  おもて面の左上には「みぎききの人 左手」と書かれ、
  キャラクターのシュガーちゃんが赤い丸を持っている。
  反対側の右上には「ひだりききの人 右手」と書かれ、
  別のキャラクターのチョコ兄やんが青い丸を持つ。

  同様に、おもて面の左下には「ひだりききの人 左手」、
  右下には「みぎききの人 右手」と書かれ、
  対角線上に同じキャラクターと同じ色の丸が描かれている。》

ここまでは、上記の本文中にもありますように、

 《シスコーンを製造・販売する日清シスコの担当者によると、
  左手と右手を添える位置を示した『持ち手マーク』は
  子どもが器にシスコーンを注ぎやすくするために考案され、
  2018年から採用しているという。》

2018年に弊誌でも紹介しています。

メルマガ『左利きで生きるには週刊hikkii』
第530号(No.530) 2018/11/17「【左手・左利き用品を考える】
右用と左用の違い(28) パッケージ編(2) シスコーン」

『レフティやすおのお茶でっせ』2008.11.27
右用と左用の違い(28)パッケージ編(2)シスコーン
-左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii第530号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2018/11/282--hikkii530-.html

 

Sisukon2s

(画像:2018年のシスコーンの利き手表示・上部)
2image2

(画像:2018年のシスコーンの利き手表示・全体)

 

 ●話題となった新たな改良点

今回の改良点といいますか、話題の中心は、
パッケージ背面の解説
「お子様ひとりでチャレンジ!シスコーンを注いでみよう!」
にあります。

イラスト入りで『持ち手マーク』の説明をしています。

 《<そそぎやすい持ち手マーク>
  「みぎききの人はあかを両手で持って
   サッサッサッとふりながらそそいでね!」
  「ひだりききの人は、あおを両手で持って
   サッサッサッとふりながらそそいでね!」》

(画像:上記サイトより無断借用
210317ciscornbb1eetcv

ハフポストサイトの画像=「そそぎやすい持ち手マーク」の解説部分 
210317ciscornbb1eer4t

ハフポストサイトのの画像=「ちょっとそそぎたいときは」の解説部分
  *画像は、「別冊編集後記」で公開しています。)

 

 《この説明の通りに袋を持つと、
  右利きの人は袋を左に傾けて、
  左利きの人は右に傾けてフレークを注ぐことができる。》

というもの。

 ●「ちょっとずつそそぎたいときは...」

(略)

 ●利き手配慮の情報

(略)

 ●「一つの成功体験に」という思い

(略)

 ●「成功体験」の積み重ねが自信につながる

(略)

 ●他社の利き手配慮の例

(略)

 ●右利き対応のみの例

(略)

 ●利き手に対する見方が変わってきた

というわけで、今回は、パッケージにおける利き手配慮、
およびそれに関する世間の反響についてみてみました。 

こういう利き手に配慮する企業の試みが評価される、
というのも利き手に対する見方が変わってきた、という現れでしょう。

ユニバーサル・デザインにも左利きへの配慮がうたわれていました。

一見些細なことですが、些細なことほど重要なものです。

ベンジャミン・フランクリンは、

《人間の幸福というのは、
  たまたま起こるすばらしい幸運からでなく、
  毎日の生活の中での些細な出来事から生まれるものである》

   『フランクリン自伝』鶴見俊輔訳 旺文社文庫 1967

『フランクリン自伝(新装版)』鶴見俊輔/翻訳・解説 土曜社 2015/7/22

と述べています。

 ・・・

(略)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

本誌では、「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その14)ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [5]<左利きプチ・アンケート> 全公開(5)」と題して、
日清シスコのシスコーンの利き手配慮のパッケージについて「ハフポスト日本版」でのニュースを紹介しています。

2018年の利き手マーク入りのパッケージに関しましては、本文中にも書いていますように、弊誌ですでに紹介済み。
今回は2019年に改良された点――パッケージの利き手マークの使い方?についての説明がパッケージの裏面に追加――について、消費者から評価されているという話題です。

私が改良のニュースを知ったのは、昨年の夏、日本左利き協会のツイッターのリツィートでした。
その後、報告しようと思いつつそのままでした。
すると、今月17日の「ハフポスト日本版」で紹介されました。

そこで、昨今の世間における左利きに対する見方の変化の一端として、今回は“進化し続ける”企業の左利き・利き手配慮の実例として紹介することにしました。

 ・・・

詳細は、本誌で。

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』

 

『レフティやすおのお茶でっせ』〈左利きメルマガ〉カテゴリ

 

| | Comments (0)

2021.03.20

『左組通信』復活計画[5]<左利きプチ・アンケート>全公開(5)-週刊ヒッキイ第591号

 『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第591号 別冊編集後記

第591号(No.591) 2021/3/20
「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その14)
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [5]
 <左利きプチ・アンケート> 全公開(5)」

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◇◆◇◆ 左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii ◆◇◆◇◆ 
【左利きを考えるレフティやすおの左組通信】メールマガジン

右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして
左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第591号(No.591) 2021/3/20
「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その14)
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [5]
 <左利きプチ・アンケート> 全公開(5)」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
------------------------------------------------------------
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [5]
 <左利きプチ・アンケート> 全公開(5)第5回・第6回
------------------------------------------------------------

 「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年」
 の14回目です。

 2004年年頭から2009年年末までの更新し続けたホームページ
 『レフティやすおの左組通信』復活計画として、
 メイン・コンテンツを順に全面的に
 このメルマガで再生・復活させる、の5回目です。

┏ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┓
2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その14)
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [5]
  <左利きプチ・アンケート> 全公開(5)
  第7回 左利きでも字は右手で書くべきか?
┗ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┛

 ●<左利きプチ・アンケート> 全公開(5)

今回も、
アンケート作成サイト<プチ・アンケート>のサイトから
削除され、現在見ることのできない初期のアンケートのうち、
まずは「第7回 左利きでも字は右手で書くべきか?」を紹介します。


アンケート投票者による「ご意見ボードへの書き込み」の転載は、
著作権等の観点から今回は割愛しました。
ご了承ください。

 ●第7回 左利きでも字は右手で書くべきか?

Hgenq000_20201217235401

(画像1.今は亡きホームページ『レフティやすおの左組通信』の<左利きプチ・アンケート>ページのトップページ)

210313-eq7_20210318173401

(画像2.今は亡きホームページ『レフティやすおの左組通信』の<左利きプチ・アンケート>の第7回左利きでも字は右手で書くべきか?のページのヘッド部分)

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
左利きを考える レフティやすおの左組通信
 Lefty Yasuo's HIDARIGUMI Announcement
  <左利きプチ・アンケート>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
------------------------------------------------------------
(初出)2004.9.11(最終)2005.11.1/2007.11.16
------------------------------------------------------------
<左利きプチ・アンケート>
第7回 左利きでも字は右手で書くべきか?
------------------------------------------------------------
左利きでも字は右手で書くべきか?

左利きのお子さんに対して、
左利きを右手使いにするべきだと考える人は徐々に少なくなっています。
しかし、他の動作はともかく字を書くことに関しては、
書道の先生ならずとも、
字は右手で書くべきだという人が少なくありません。
主に右利きの人に多い意見ですが、左利きの人にも見られます。
この場合はご自分が右手使いの方に多いようです。
理由としては、左手では字は書きにくい、
字は右手で書くようにできている、というところです。

ある字の書き方を教えるサイトの先生も、
左利きでもきれいな字を書くのなら右手で、と教えています。

左利きの子であっても、お箸はともかく字だけは右手で、
もしくは、男の子はいいが女の子はカッコ悪いからやはり右手で、
という意見の親御さんもおられます。

また状況により、時と場合により、
右手と左手を使い分けるべきだという人もいます。
人前では右手で書き、私的な場面では左手を使って良い。
あるいは、習字・書道などの毛筆書きの大きな字などは右手で行い、
同じ毛筆でも小筆や通常の鉛筆やボールペンなどで字を書くときは
左手を使う、というような使い分けをすればよいというのです。

さて貴方は、
左利きの場合でも「字は右手で書くべきだ」と思われますか、
それとも「左手で良い」と考えておられますか。
次の中からいずれかひとつを選んでお答えください。

*投票者の利き手別で選択肢を用意しています。
ご自身でご自分の利き手を右もしくは左と、
どちらか判断した上で投票してください。

*一言言わせて、というお方は投票後に表示されます
一番下の「ご意見ボード」をご利用ください。
もっと言わせて、というお方は掲示板もご利用ください。
貴方のご意見ご感想をお聞かせください。

 

1(右利きの人)「やはり右手で」
2( 〃 ) 「女の子は右手で」
3( 〃 ) 「状況により右手と左手の使い分けを」
4( 〃 ) 「左手でよい」
5(左利きの人)「やはり右手で」
6( 〃 ) 「女の子は右手で」
7( 〃 ) 「状況により右手と左手の使い分けを」
8( 〃 ) 「左手でよい」

 

結果/ご意見ボードを見る

*『レフティやすおのお茶でっせ』9.9
「脳の性差と非利き手使い」で、
「女の子は右手で」に関して脳の性差から私なりに考察してみました。
(2004.9.9)
*このアンケートは、
(2004.8.15-9.11)まで(4週間)に渡って実施されました。

当アンケートの受付は終了しました。
あしからずご了承ください。

 

投票結果(初出締切時)
実施期間 2004.8.15-9.11(4週間)3:14=17

1 (右利きの人)「やはり右手で」 0
2 ( 〃 ) 「女の子は右手で」 0
3 ( 〃 ) 「状況により右手と左手の使い分けを」 1
4 ( 〃 ) 「左手でよい」 2
5 (左利きの人)「やはり右手で」 2
6 ( 〃 ) 「女の子は右手で」 0
7 ( 〃 ) 「状況により右手と左手の使い分けを」 0
8 ( 〃 ) 「左手でよい」 12

―その後の変化―

1(右利きの人)「やはり右手で」 10 [+10
2( 〃 ) 「女の子は右手で」 0
3( 〃 ) 「状況により右手と左手の使い分けを」 1
4( 〃 ) 「左手でよい」 3 [+1
5(左利きの人)「やはり右手で」 2
6( 〃 ) 「女の子は右手で」 0
7( 〃 ) 「状況により右手と左手の使い分けを」 1 [+1
8( 〃 ) 「左手でよい」 14 [+2
 (投票数変動確認日:2005.11.1)

2005年8月9日より、(1)番の投票が大きく伸びています。(0→10)
いつ頃からか、正確な記録を取っていないのでわかりませんが、
最近のことのようです。

1(右利きの人)「やはり右手で」 47 [+37
2( 〃 ) 「女の子は右手で」 0
3( 〃 ) 「状況により右手と左手の使い分けを」 2 [+1
4( 〃 ) 「左手でよい」 4 [+1
5(左利きの人)「やはり右手で」 3 [+1
6( 〃 ) 「女の子は右手で」 0
7( 〃 ) 「状況により右手と左手の使い分けを」 3 [+2
8( 〃 ) 「左手でよい」 16 [+2
2006.5.10

1(右利きの人)「やはり右手で」 121 [+74
2( 〃 ) 「女の子は右手で」 0
3( 〃 ) 「状況により右手と左手の使い分けを」 3 [+1
4( 〃 ) 「左手でよい」 8 [+4
5(左利きの人)「やはり右手で」 6 [+3
6( 〃 ) 「女の子は右手で」 0
7( 〃 ) 「状況により右手と左手の使い分けを」 4 [+1
8( 〃 ) 「左手でよい」 26 [+10
2007.9.19

1(右利きの人)「やはり右手で」の投票が
極端に多数になっています。
一因に
特定の人物による長期間にわたる集中的な複数投票の疑いがあります。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

2021.3.17 (追記)

(略)

 ●教科書に掲載された左手書字例

弊誌でもずっと「左手書字例を教科書に」という
プロジェクトを実施していましたように、
従来、学校の教科書では、まるで左手で字を書く人がいないかのように、
もしくは、「字を書くのは右手」と決まっているかのように、
「右手で字を書く例」のみが掲載されていました。

しかし昨年、令和2年版の小学1年生の書写教科書で、
「左手で字を書く例」が、写真で掲載されたものが登場しました。

東京書籍 2年度用小学一年「あたらしい しょしゃ」

新しい書写 | 2年度用 小学校教科書のご紹介 | 東京書籍 - 東書Eネット
https://ten.tokyo-shoseki.co.jp/text/shou/shosha/introduction/page03.html

『レフティやすおのお茶でっせ』2020.2.9
左利きへの配慮がなされた東京書籍・小学校教科書
「新しい書写 2年度用」
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2020/02/post-0fbe38.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/dd08c16d81a211f5c60266bf57191f20

200204-toushoatarasiishoshapage03_ph112x

(画像3.東京書籍サイトより2年度用小学一年「あたらしい しょしゃ」P4-5「左手で字を書く例」)

 

200204-hidarite-kakudai-page03_ph112x

(画像4.東京書籍サイトより2年度用小学一年「あたらしい しょしゃ」P4-5「左手で字を書く例」の黄色枠「左手例」の拡大図)

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

本誌では、「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その14)ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [5]<左利きプチ・アンケート> 全公開(5)」と題して、

今回も、全公開です。
<左利きプチ・アンケート 第7回 左利きでも字は右手で書くべきか?>を紹介しています。

ただし、今年(2021年)の追記だけは省略しています。

当時のご意見と私のコメント、および現時点での私の意見等も本紙の方でご覧ください。

最後に書き足した「●教科書に掲載された左手書字例」は転載しておきます。

*『レフティやすおのお茶でっせ』2020.2.9
左利きへの配慮がなされた東京書籍・小学校教科書「新しい書写 2年度用」

 ・・・

詳細は、本誌で。

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』

 

『レフティやすおのお茶でっせ』〈左利きメルマガ〉カテゴリ

 

 

| | Comments (0)

2021.03.06

左利きの人生を考える(5)左利きへの「違和感」と「慣れ」-週刊ヒッキイ第590号

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第590号 別冊編集後記

第590号(No.590) 2021/3/6
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24―
 左利き本のために――左利きの人生を考える(5)
 左利きに関する「違和感」と「慣れ」について」

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◇◆◇◆ 左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii ◆◇◆◇◆ 
【左利きを考えるレフティやすおの左組通信】メールマガジン

右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして
左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第590号(No.590) 2021/3/6
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24―
 左利き本のために――左利きの人生を考える(5)
 左利きに関する「違和感」と「慣れ」について」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「左利き本のために――左利きの人生を考える」

1.
第580号(No.580) 2020/10/3
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24―
 左利き本のために――左利きの人生を考える(1)」
2020.10.3
左利きの人生を考える(1)「左利きライフ」ってなんだ?
-週刊ヒッキイ第580号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2020/10/post-74d0ad.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/9fd4faf107df28e356f39f62a2c1c2b2

2.
第582号(No.582) 2020/11/7
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24―
 左利き本のために――左利きの人生を考える(2)
 「わたしの彼は左きき」の時代:1970年代(1)」
2020.11.7
左利きの人生を考える(2)「わたしの彼は左きき」の時代:
1970年代(1)-週刊ヒッキイ第582号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2020/11/post-2a8f44.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/0ca665ee810b3e7d76930fa440e09892

3.
第584号(No.584) 2020/12/5
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24―
 左利き本のために――左利きの人生を考える(3)
 「わたしの彼は左きき」の時代:1970年代(2)」
2020.12.5
左利きの人生を考える(3)「わたしの彼は左きき」の時代:
1970年代(2)-週刊ヒッキイ第584号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2020/12/post-353947.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/7c9eecb41a1cf9d7029f1365375460d6

4.
第588号(No.588) 2021/2/6
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24―
 左利き本のために――左利きの人生を考える(4)
 「わたしの彼は左きき」の時代:1970年代(3)」
 ――1970年代は日本における左利き観の転換期だった
2021.2.6
1970年代は左利き観の転換期「わたしの彼は左きき」の時代
-週刊ヒッキイ第588号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2021/02/post-be0a5a.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/25ecbd3c5e0310ed2de154eec14acfef
左利き年表◆ 1970年代は日本における左利きの転換期 ◆

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24―
  (左利き本のために)――左利きの人生を考える(4)
  ◆ 「心のバリアフリー」 ◆
   ~左利きに関する「違和感」と「慣れ」~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 ●左利きの人を見たときに感じる「違和感」とは?

*参照:
『五体不満足 完全版』乙武 洋匡 (講談社文庫 2001/4/4)

210305gotaifumanzoku

(画像:(書影)『五体不満足 完全版』乙武 洋匡 講談社文庫)

210305gotai-kikite

(画像:『五体不満足 完全版』より、乙武さんの左利き発言の部分)

 

第589号(No.589) 2021/2/20
「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その13)
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [4]
 <左利きプチ・アンケート> 全公開(4)」

●左利きに関する「違和感」と「慣れ」
 ●20年ほど前の経験――「気持ち悪い」
 ●『五体不満足』における「慣れ」について

210305gotai-nare

(画像:『五体不満足 完全版』より、「違和感」と「慣れ」発言の部分)

 


 ●子供の頃の環境
 ●「他人を認める心」→「心のバリアフリー」
 ●「慣れ」の先には?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

本誌では、「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その24―
 左利き本のために――左利きの人生を考える(5)
 左利きに関する「違和感」と「慣れ」について」
と題して、
私の経験と供に、左利きの人の仕草を目にしたときに感じる「違和感」と「慣れ」について紹介しています。

今回は、内容はすべて省略しています。

詳しくお知りになりたい方は本誌をご購読ください。
無料で、登録できますので、よろしくお願い申し上げます。

 

次回の予告だけ。
次回は最近よく聞く「ダイバーシティ」という言葉について考えて見ようと持っています。

日本語で言えば「多様性」という意味で、「誰もが平等に」「多様な人材を認め、活用する」といった意味に使われているようなのです。

でも、どうも私には左利きが忘れられているように思うのですけれど……。

 ・・・

詳細は、本誌で。

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』

 

『レフティやすおのお茶でっせ』〈左利きメルマガ〉カテゴリ

 

 

--

 

 

| | Comments (0)

2021.02.20

『左組通信』復活計画[4]<左利きプチ・アンケート>全公開(4)-週刊ヒッキイ第589号

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第589号 別冊編集後記


第589号(No.589) 2021/2/20
「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その13)
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [4]
 <左利きプチ・アンケート> 全公開(4)」


 


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◇◆◇◆ 左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii ◆◇◆◇◆ 
【左利きを考えるレフティやすおの左組通信】メールマガジン

右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして
左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第589号(No.589) 2021/2/20
「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その13)
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [4]
 <左利きプチ・アンケート> 全公開(4)」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
------------------------------------------------------------
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [4]
 <左利きプチ・アンケート> 全公開(4)第5回・第6回
------------------------------------------------------------


 「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年」
 の13回目です。


 2004年年頭から2009年年末までの更新し続けたホームページ
 『レフティやすおの左組通信』復活計画として、
 メイン・コンテンツを順に全面的に
 このメルマガで再生・復活させる、の4回目です。


 


┏ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┓


2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その13)


ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [4]


 <左利きプチ・アンケート> 全公開(4)
 
  第5回 左利き?と思うのはどんな仕草ですか
  第6回 生まれ変わってくる時は右利きor左利き?


┗ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┛


 


 ●<左利きプチ・アンケート> 全公開(4)


今回も、
アンケート作成サイト<プチ・アンケート>のサイトから
削除され、現在見ることのできない初期のアンケートのうち、
まずは第5回と第6回を紹介します。


 



アンケート投票者による「ご意見ボードへの書き込み」の転載は、
著作権等の観点から今回は割愛しました。
ご了承ください。


 


Hgenq000_20201217235401


(画像:今は亡きホームページ『レフティやすおの左組通信』の<左利きプチ・アンケート>ページのトップページ)

 ●第5回 左利き?と思うのはどんな仕草ですか


これもよくある質問でしょう。
それだけにある意味で根が深い、とも言えそうです。


 


↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓


Penq5-600


(画像:今は亡きホームページ『レフティやすおの左組通信』の<左利きプチ・アンケート>の第5回のページのヘッド部分)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
左利きを考える レフティやすおの左組通信
 Lefty Yasuo's HIDARIGUMI Announcement
 
  <左利きプチ・アンケート>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
------------------------------------------------------------
(初出)2004.8.9(最終)2005.11.1/2007.11.16
------------------------------------------------------------


<左利きプチ・アンケート>


第5回 左利き?と思うのはどんな仕草ですか


------------------------------------------------------------


 左利き?と思うのはどんな仕草ですか


日常生活のなかでいろんな出会いがあります。
左利きの人との出会いも少なくありません。
街でお店で、あるいは学校で職場で、ある人の仕草や動き、
身ごなしなどを目にして「あれ、この人左利き?」
と思う瞬間ってありますよね。
たとえばお昼の時間に偶然席がいっしょになった人が
左手でお箸を使いだしたとか、
お店の店員さんが左手で字を書いていたとか、
キャッチボールを始めたら相手が左投げだったとか、
ハサミを貸してといったら、
左手用だから…と言われてエッと思ったとか、
雑巾の絞り方が違っていたりとか、etc…。


貴方はどんな仕草や動作、
身ごなしで「この人は左利き?」と思いますか。
次のなかからこれが一番目に付く、わかりやすい、確かだ、
と思うものを選んでください。


今回は利き手には関係なくご投票をお願いいたします。


*一言言わせて、
というお方は投票後に表示されます一番下の
「ご意見ボード」をご利用ください。
もっと言わせて、というお方は掲示板もご利用ください。
貴方のご意見ご感想をお聞かせください。


 


1 字を書く
2 箸を使う
3 ハサミ、ナイフや包丁などの刃物類を使う
4 (ものを)手渡す、差し出す、(ボールなどを)投げる
5 (ものを)取る、受け取る、拾う
6 (ラケット・棒などを)振る、(かなづちなどを)打つ、叩く
7 (タオルや雑巾などを)絞る、(紐などを)よる、
 (針金などを)ひねる、ねじる
8 その他(具体的にお書きください)


 


結果/ご意見ボードを見る


 


*このアンケートは、
(2004.6.20-7.17)まで(4週間)に渡って実施されました。


当アンケートの受付は終了しました。
あしからずご了承ください。


 


------------------------------------------------------------
結果発表(2004.8.9)
実施期間2004.6.20-7.17(28日間)
投票総数:31 
------------------------------------------------------------
 
1 字を書く                      16
2 箸を使う                    8
3 ハサミ、ナイフや包丁などの刃物類を使う     1
4 (ものを)手渡す、差し出す、(ボールなどを)投げる 1
5 (ものを)取る、受け取る、拾う          2
6 (ラケット・棒などを)振る、(かなづちなどを)打つ、叩く 0
7 (タオルや雑巾などを)絞る、(紐などを)よる、
 (針金などを)ひねる、ねじる           0
8 その他(具体的にお書きください)        3


------------------------------------------------------------
 
結果を見ると圧倒的に「字を書く」が選ばれました。
ほぼ過半数を占めています。
これは日常の生活で比較的多く目にする行為で、
しかも目立ちやすい行動でもあるから当然だったかもしれません。
箸を持つことは食事の機会に限られるわけで、
どんな場面でも目にする行為というわけではありませんし、
その他の行動も、
一瞬に終わってしまうと気がつく暇がないということになります。


なんとなく身のこなしで、
という答えが「その他」としてありました。
利き手の判定、判別という観点から見れば、
この辺が案外一番確かかもしれません。
箸使いにしろ、字を書くという行為にしろ、
左利きの人は右手を使うように教えられる場合があります。


(昔はこれを左利きの「矯正」と呼び、
 左手を使いことを悪いこと、いけない行為、無作法な、
 あるいは見苦しい行為と考え、
 改めさせることが正しいこととされていました。)


そこで私は、人から教えてもらって身に付ける行為に関しては、
利き手の判定からははずして考える方が良いという意見です。
あくまでも自然に振舞う行為の中から利き手を見定める方が良い
と思います。


私の予想としては、上から順番に減った行くかな、
という感じを持っていました。
一応は利き手判定テストの類を参考に、選択肢を考えました。
そのときに利き手判定の要素として、
重要度の高いとされている行為を順に取り込んで見ました。


意外に「刃物類」の票数が少なく感じました。
左手・左利き用の刃物類の普及率がまだまだ低く、
仕方なく右手を使用する人もいるということでしょうか。
もちろん、
人前で包丁等を使う機会が少ないということもありましょう。
また、日本料理では右手で包丁を使う用に指導されるそうです。


昔、左利きのなのに右手で包丁を使う練習をしている板前さんを
見ました。よく手を切ってしまうのだと嘆いていました。
私個人としては、向きが一定にそろっていれば
お造りがどっち向きでもかまわないように思うのですが…。
左利きのお寿司の職人さんとお話したときも、いわれなければ、
握りの並べる向きなどもまったく気がつきませんでした。
右利きの職人さんのものといっしょに並べるとすぐに気がつくよ、
というお話でした。


 


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


2021.2.16(追記)


(略)


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ 


 


 ●第6回 生まれ変わってくる時は右利きor左利き?


これも面白い要素のある質問だと思います。
左利きの人は左利きをどう思っているのか、窺えそうで。


 


↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓


Penq6-600


(画像:今は亡きホームページ『レフティやすおの左組通信』の<左利きプチ・アンケート>の第6回のページのヘッド部分)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
左利きを考える レフティやすおの左組通信
 Lefty Yasuo's HIDARIGUMI Announcement
 
  <左利きプチ・アンケート>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
------------------------------------------------------------
(初出)2004.8.14(最終)2004.10.16/2007.11.16
------------------------------------------------------------


<左利きプチ・アンケート>


第6回 生まれ変わってくる時は右利きor左利き?


------------------------------------------------------------


生まれ変わってくる時は右利きor左利き?


この次生まれ変わってくるとしたら、


貴方は「右利き」それとも「左利き」のどちらが良いと思いますか。
右利きの人はやはり「右利き」でしょうか。


それとも左利きにあこがれていたから「左利き」の人生を、と望まれますか。
一方、左利きの方はどうでしょう。


不便な思いをすることのない「右利き」でしょうか。


それともやはり「左利き」が良いと思いますか。
いずれかひとつを選んでお答えください。


*投票者の利き手別で選択肢を用意しています。
ご自身でご自分の利き手を右もしくは左と、
どちらか判断した上で投票してください。


*一言言わせて、
というお方は投票後に表示されます一番下の
「ご意見ボード」をご利用ください。
もっと言わせて、というお方は掲示板もご利用ください。
貴方のご意見ご感想をお聞かせください。


 


1(右利きの人)「やはり右利き」
2( 〃 )  「今度は左利き」
3( 〃 )  「どちらともいえない」
4(左利きの人)「やはり左利き」
5( 〃 )  「今度は右利き」
6( 〃 )  「どちらともいえない」


 


結果/ご意見ボードを見る


*このアンケートは、
(2004.7.18-8.14)まで(4週間)に渡って実施されました。


 


------------------------------------------------------------
投票結果(初出締切時)
実施期間2004.7.18-8.14(4週間)総数25
------------------------------------------------------------


1 (右利きの人) 「やはり右利き」    1
2 ( 〃 )   「今度は左利き」    1
3 ( 〃 )   「どちらともいえない」 1
4 (左利きの人) 「やはり左利き」    14
5 ( 〃 )   「今度は右利き」    2
6 ( 〃 )   「どちらともいえない」 6


------------------------------------------------------------
結果発表(2004.10.16)
実施期間2004.7.18-8.14(4週間)
投票総数:25(右利きの人:3/左利きの人:22)
------------------------------------------------------------


 


投票総数が多くないので、
右利きの人に関してはなんとも言いかねますが、
少なくとも左利きの人においては、
圧倒的に「左利き」を選ぶ人が多かったといえます。
およそ三分の二の人が「左利き」を選んでいます。


大なり小なりそれぞれの人が今まで歩んできた
自分の左利きの人生に不便さや不満を持っていながらも、
来世でも「左利き」を選ぶという事実は
何を意味しているのでしょうか。


もちろん人それぞれの考えに裏打ちされたものがあるのでしょう。
一概にどうこういうことはできません。
しかし、何か重いものを感じます。
自分の人生を肯定的に捉えている、
あるいは捉えたい結果ではないでしょうか。
少なくとも否定的に捉えたくないという現れでしょう。


一方で、「どちらともいえない」という意見も
無視できない数字になっています。
やはり現実の生活の中での左利きの不便さや
左利きに対する過去の偏見や差別というものが尾を引いて、
できるものならそれらと無縁な人生を望む
という気持ちもないわけではない、
という迷う気持ちが出ているのでしょうか。


特に、かつては左利きの子に対して、
箸使いや字を書くことを中心に左手使いをやめさせて
右手を使わせる行為が「矯正」*と呼ばれて、
「当然のこと、正しいこと、躾の一環」として行われてきました。
子供が本来もつ固有の自然な性質を無視して、
人為的な変更を強要して来ました。
その結果多くの子供が泣かされてきたことは事実でありながら、
子供の将来のため、という言葉で擁護されて
今日まで、その影響は連綿と続いています。


この行為に対する反発も左利きの人の中には少なくありません。
それが左利きに対するマイナスの評価になり、
来世における利き手の選択にも
迷いを与えることにつながっているのではないかと考えられます。


私自身も、「左利き」に投票しましたが、
これは左利きである自分自身に対する一種の「エリート意識」
「選民―神に選ばれた人―意識」といったものを刺激する
という側面もあります。また、単純に
今まで左利きとして生きてきた自分の人生を否定したくない
という気持ちの表れでもあります。


誰だって自分の人生を無意味なものと考えたくはないでしょう。
だからこそ来世においても有意義な価値ある人生、
楽しい素敵な人生を望んでいるのではないでしょうか。


そこでは、
もうひとつの可能性も追いかけたい気持ちもあるけれど、
もう一度この人生を立派に生き抜いてみたい
という気概もあるのではないでしょうか。


 


*注 
「左利きの矯正」については、「私論2」を参照してください。


私は「矯正」という言葉を使わないようにするべきだ、
と考えています。用語として明らかに誤りであるからです。
もっと簡単に「右手を使う」「右手使いする」といった表現で十分です。
「右手を使わせてみよう」という試行の場合は、
そのまま使うか「右手使いを試みる」で良いのではないでしょうか。
「正しい」「直す」といった意味を持つ「矯正」という言葉を
「左利き」に適用することは不適切なことです。
「左利き」に対する正しい理解を持たない人に、
誤った印象を与えかねません。
「矯正」の言葉の意味を十分理解せずに、単に「変更」の意味で
「“左利き”に対する熟語」として使っている人もみかけますが、
これも問題です。
誤解を与えぬよう、言葉は正しく使いましょう。


 


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


2021.2.16(追記)


(略)


------------------------------------------------------------


↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ 


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


本誌では、「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その13)
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [4]
 <左利きプチ・アンケート> 全公開(4)」
と題して、
アンケートの第5回と第6回を紹介しています。


今回も、全公開です。
ただし、今年(2021年)の追記だけは省略しています。


本誌購読者の皆様向けの特典となるものとして、非公開としておきます。


全公開では、こっちだけ読んでればいいや、ということになりかねません。
これではいけないので……。


 ・・・


詳細は、本誌で。


*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』


 


『レフティやすおのお茶でっせ』〈左利きメルマガ〉カテゴリ


 


 

| | Comments (0)

より以前の記事一覧