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2026.05.09

【最新号】楽器~左利きの世界(40)再左鍵ハモ(4)特別編-キーボード逆置き左手弾き-週刊ヒッキイ第709号

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』(まぐまぐ!)

【別冊 編集後記】

第709号(Vol.22 no.9/No.709) 2026/5/2
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その25―
 楽器における左利きの世界(40)再び左用鍵盤ハーモニカに挑む(4)
特別編・左手で逆置きミニキーボードを弾くと……」

 

 

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◇◆◇◆◇◆ 左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii ◆◇◆◇◆◇
  【左利きを考える レフティやすおの左組通信】メールマガジン

  右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして
  左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
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第709号(Vol.22 no.9/No.709) 2026/5/2
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その25―
 楽器における左利きの世界(40)再び左用鍵盤ハーモニカに挑む(4)
特別編・左手で逆置きミニキーボードを弾くと……」
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 「再び左用鍵盤ハーモニカに挑む」の四回目というところですが、
 今回は「特別編」として、
 自前のミニキーボードをある条件で弾いた(?)お話を――。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  ◆ <めざせ!実現!!左用ピアノ!!!>プロジェクト ◆

 {左利きの人は左利き用の楽器で演奏しよう!}

- 「左利きに優しい社会」づくりは左用楽器の普及から! -

 左利きと楽器演奏について考える

  「左用鍵盤ハーモニカ」再び(三たび?四たび?)(4)

 <特別編>左手で逆置きミニキーボードを弾くと……
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 ●逆向きに置くと、左利き用の鍵盤配置になる?

以前どこかで書いたと思うのですが、ミニキーボードを逆向きにおいて、
「左手(腕・手・指)」の自然な動きで弾いてみたら、どうなるか?
にチャレンジしてみました。

(正確にいいますと)そこまでいうほどのことではないのですが、
単に、ミニキーボードを上下といいますか、左右といいますか、
手前側を向こう側に、向こう側を手前側に置いて、
とにかく本来とは逆向きにおいて、弾いてみた、ということです。

 

前回の【別冊 編集後記】編では、『レフティラボ:Lefty Labo』の
鍵盤ハーモニカ記事から拝借した、鍵盤ハーモニカを上下?前後?
逆向きに演奏する画像と、筆者が体験したミニキーボードの逆向き左手
「ドレミ」演奏?の際の話を紹介しています。

第707号(Vol.22 no.7/No.707) 2026/4/4
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その25―
 楽器における左利きの世界(39)再び左用鍵盤ハーモニカに挑む(3)」
2026.4.4
【別冊 編集後記】楽器における左利きの世界(39)再び左用鍵盤ハーモニカに(3)-週刊ヒッキイ第707号

 

この『レフティラボ:Lefty Labo』の記事中の画像――鍵盤ハーモニカを
逆向きに演奏する画像をヒントにした、というわけではありません。
2025512-lefty-labo-hidarikikihiki

(画像:『レフティラボ:Lefty Labo』の「左利きにとっての鍵盤ハーモニカ|快適に弾くための改造アイデア」より、鍵盤ハーモニカを上下逆に置き、演奏する画像(一部加工))

 

以前、自分の40年ぐらい前のカシオのミニキーボード(CASIO PT-280)を
久しぶりに出してみて、ふっと思ったのです。
ピアノやオルガンなどは逆向きにおいて弾く、
というわけにはいきません。
でも、このキーボードなら弾きにくいにしても、弾けないわけではない。
ので、やってみてもおもしろいのでは、と思ったのです。

 

(ミニキーボード)通常の置き方――右利き用の鍵盤配置

┏━━━━━━━━━━━━↑上側(向こう側)
┣━━━━━━━━━━━━
┃~ドレミファソラシド~~(鍵盤)
┗━━━━━━━━━━━━↓下側(手前側)
……→→→ → →→→→(右利き用を普通に「左手」で弾くとき)
……小薬中 人 親中人親
……指指指 指 指指指指

 

↓(上下逆向きに置く)――左利き用?の鍵盤配置

 

……小薬中人 親 中人親
……指指指指 指 指指指
……←←←← ← ←←←(「左手」で弾くとき)
━━━━━━━━━━━━┓↑下側
~~ドシラソファミレド~┃(鍵盤)          
━━━━━━━━━━━━┫
━━━━━━━━━━━━┛↓上側

 

この置き方をしますと、
鍵盤の並びは通常の「右利き用」とは正反対の配置となります。

右から左へと音階があがっていく左利き用の鍵盤配置になるのですね。

260404-mini-keyb

Casio-pt280

260502-casio-pt280-gaykumuki

(画像:筆者の40年ほど前のミニキーボードCASIO-PT280を上下左右逆向きに置く)

 

 ●「親指から小指へ」と動かすだけで……

指の使い方は、以前YouTubeでみたのを記憶で書いていますので、
再確認していないので、正しいかどうかよくわかりません。

ただ、この方法で弾いてみますと
(横線を右から左へと引いていく(←)のと同じ方向です!)、
左手の親指から小指へ「ドレミファ~」というふうに弾いていくとき、
とにかく気持ちが良かったのです。

いやあ、実に爽快でした。

まだまだぎこちなく、一音ずつ弾く(押す?)だけのことですが、
それだけでとにかく「快感!」――気持ちいいのです。
自分の指の動きで、低音から高音へと、音が出るのですから。

「利き手である左手の自然な動きで、低音から高音へと弾いてゆく」
ただそれだけのことが、こんなにも気持ちいいというのは?

通常ですと、左手で「ドレミファソラシド」を弾くときは、
小指から弾いていくようです。

これは「あまり気持ちのいい動作ではない」と
強度の左利きの筆者は感じます。

人間の手というものは、親指から小指へと動かすものです。

例えば、人が右手から指折り数えるとき。
親指から順に一、二、三、と折っていって小指で五となります。
両手で数えるときは、その続きを左手で数えますが、
引き続き、(左手の)小指から六、薬指が七、というふうには数えま……
せんよね。
また(左手の)親指から順に六、人差し指で七、というふうに数えます。
これが自然な指の使い方です。

 

(右手から指折り数えるとき)

(左手  |(右手
てのひら)|てのひら)
始→→→→|←←←←始
678910|54321 
親人中薬小|小薬中人親

 

実際に、右利き用の「普通」のピアノなどは、
「ドレミ……」を右手親指から始める配置になっています。
それが右利きの人の利き手である、
右手指の「自然な動き」に合わせた配置なのですから、当然ですよね。

右手の親指から始める自然な動きに合わせて、
音階が上がってゆくのです。
その音を耳にして心が伸びやかになってゆきます。
右利きの人には最高の設定でしょう。

 

それなら、左利きの人の場合は、やはり利き手の自然な動きである
左手親指スタートで、低音から高音へと演奏したいものです。

そしてそれは、右利きの人たちが今までずっとやってきたことと、
左右が逆転するだけで、本質的に同じことなのです。

 

 ●まつのじんさんの左利きサイトから

鍵盤の並びについては、以前紹介しました
まつのじん(松野迅)さんの左利きサイトの記事にもありました。

*参照:
第683号(Vol.21 no.6/No.683) 2025/4/5
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その25―
 楽器における左利きの世界(30)
左利きのヴァイオリニストまつのじん(5)」

2025.4.5
週刊ヒッキイ第683号-楽器における左利きの世界(30)まつのじん(5)

 

左利き用のピアノをつくって演奏している
クリストファー・シードChristopher Seedさんの演奏動画

220401christopher-seed-the-left-handed-p

を紹介する部分で、

 《下図の上は、私たちが日ごろ目にしているキーボードの並び順です。
  白鍵(前鍵)は、左側から右側へ〔ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・
  ド〕と並び、音程が上昇します。
  この動画で使用されているキーボードの白鍵(前鍵)は、
  下図の下のように、右側から左側へ
  〔ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド〕と配置されています。
  それに添って黒鍵(後鍵)の並び方も逆仕様となっています。
  左側に向かって音程が上昇します。》

と、あります。
演奏の仕方についても左右の手を入れ換えて演奏すると書かれています。

 《下図の中央ように、(原則として)上段〔高音域〕の音符を左手が
  担当し、下段〔低音域〕の音符を右手が演奏することになります。
  こうなりますと、
  【音程の方向性と楽譜の地図(ながれ)が一致しない】
  と感じられませんか? 
  楽器のつくりと同様、楽譜のしつらえも「右(手)利き脳」に即して
  発想され、そして発達・発展してきたことがわかります。》

そして、結びの言葉として、

《この動画のような楽器が身近にあれば、
  私はもっと鍵盤楽器のお稽古を励んだことでしょう。(o^^o)》

と。

 

250405-2019813-matunojin-hidarikiki-14

250405-2019813-matunojin-hidarikiki-15

(画像:松野仁さんのサイトの左利きページ内の、左利き用のピアノをつくって演奏しているクリストファー・シード(Christopher Seed)さんの演奏動画に関連した説明中の説明画像――鍵盤の並びの違いと楽譜の記述の問題)

 

 ●身体と心の問題

結論としては、やはりこの弾き方――親指スタートで低音から高音へ、
利き手の自然な動きに合わせて音階が上がってゆく――がベストだ、
という気がします。
これは、身体と心の問題です。

左利きに関して、これに似たような体験が一つありました。
それは、筆者にとって初めての左利き用品である、左手用カメラ
「京セラ サムライSAMURAI Z2-L」を手にしたときです。

200826kyousera-samurai-z2l

カメラ屋さんで試しに持たせてもらったその瞬間、
初めて手にしたにもかかわらず、ピタッときたのです。
このフィット感はなんともいえない経験でした。
自分の身体に一部の隙もなくはまっている、そんな感じでした。
もうずっと昔から使っているかのような。
一発でこれだ、と思いました。
それ以来、左利きの友人知人にこの感覚を知ってもらいたくて、
左利き用品を探しては紹介するようになりました。

左利きは自分の身体に合った左利き用品を! と。

カメラの時は身体の問題でした。
今回は、身体だけではなく、身体から心へのアプローチとなります。

 

身体が紡いだ音によって、心が伸びやかになるのです。

「ドレミファソラシド」を左手指の自然な動きの中で、
低音から高音へと展開してゆくさまは、充実感そのものでした。

(もちろん練習不足で実際には演奏にもなっていない、
単なる音の“不連続”でしたが。)

自分の手指から音が生まれる実感はなんともいえないものです。
右手で弾いていたときのぎこちなさとは違い、同じぎこちなさでも、
利き手の自然な指使いで音階が進んで行くのは素敵な体験でした。

筆者の持論である「利き手は心につながっている」を、
鍵盤操作とそこから発する音によって、実感できた気がしました。

 

 ●この快感、またはびっくり感を例えると――

ほかの体験でこの感覚を例えるならば、なんでしょうか。

筆者の経験から一つ上げるなら、近眼で初めて眼鏡を掛けたとき、
世界ってこんなにクリアーだったんだと思ったこと。
今まではボウーっとしたピンボケの世界に住んでいたのが、
すっきりクリアーな世界にかわったこと。
これもけっこう衝撃的でした。
ちょっと印象は違うのですが、びっくり感は同じようなものでしょう。

 

右利きの人たちは、利き手の自然な動きで演奏し、その音を通して
心の充実を感じているのでしょう。

これを右利きの人たちは日常的に味わっているのです。

今回も改めて、「右利きの人たちはいい思いをしているのだ」
と実感しました。

 ・・・

一部の左利きの人は、この社会を右利きが多数派であるゆえに、
右利きの人たちに都合の良い、右利き優先、右利き偏重の
「右利き社会」だと呼んでいます。

右利きの人たちは、自分に都合の良い右利き用品や機械類やシステムに
囲まれて気持ちよく生活しているのに対して、
左利きの人は、左利き向きではない右利き用品や機械類やシステムに
囲まれて、自分なりの工夫をしながらやりくりして対応して生きている
のです。
昨今では一部の道具類など、個人使用に関しては、左利き用品などが
普及し始めて、生活向上の機会が増えてきました。

しかし、社会の基本が右利き仕様であることは変わりなく、
その左利きの人の不便さを筆者は色んな比喩で説明してきました。

ある時は靴を例に挙げて、左右を逆に履く人はいないとか、
手袋を逆にはめれば……とか。

分かったようで分かりづらいものがありましょう。
でも、この「自分自身の左手の自然な動きから生まれる音階の心地よさ
――身体の動きとともに心を解放させるような音階の高まり」
これは、何物にも替えがたいものを感じました。

みなさんもぜひとも味わっていただきたいものです。

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本誌では、「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その25― 楽器における左利きの世界(40)再び左用鍵盤ハーモニカに挑む(4)特別編・左手で逆置きミニキーボードを弾くと……」と題して、今回は全紹介です。

【最新号】編は、メルマガ本文の全文転載です。

【別冊 編集後記】は、【別冊 編集後記】編↓ で、
2026.5.2
【編集後記】楽器~左利きの世界(40)再左鍵ハモ(4)特別編-キーボード逆置き左手弾き-週刊ヒッキイ第709号

 ・・・

弊誌の内容に興味をお持ちになられた方は、ぜひ、ご購読のうえ、お楽しみいただけると幸いです。

 

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※本稿は、レフティやすおの他のブログ『レフティやすおブログ【左利きライフ研究家:元本屋の兄ちゃん】』に転載しています。
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2026.05.07

【最新号】中国の古典編―漢詩を読んでみよう(38)顔延之-楽しい読書410号

古典から始める レフティやすおの楽しい読書(まぐまぐ!)

【最新号】

2026(令和8)年4月30日号(vol.19 no.8/No.410)
「中国の古典編―漢詩を読んでみよう(38)
顔延之「還至梁城作」「夏夜呈従兄散騎車長沙」」

 

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◇◆◇◆ 古典から始める レフティやすおの楽しい読書 ◆◇◆◇
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2026(令和8)年4月30日号(vol.19 no.8/No.410)
「中国の古典編―漢詩を読んでみよう(38)
顔延之「還至梁城作」「夏夜呈従兄散騎車長沙」」
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 「中国の古典編―漢詩を読んでみよう」38回目は、元嘉期の詩人の
 顔延之を取り上げます。

 平凡社の江原正士、宇野直人/著『漢詩を読む』のシリーズ第二巻
 『漢詩を読む 2 謝霊運から李白、杜甫へ』を参考にすすめています。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

◆ 見識も才能もある、ぼろ家に住む貴族 ◆

 中国の古典編―漢詩を読んでみよう(38)

  ~ 生前は大詩人 ~ 
 
  顔延之「還至梁城作」「夏夜呈従兄散騎車長沙」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

今回の参考文献――

『漢詩を読む 2 謝霊運から李白、杜甫へ』
 江原正士、宇野直人/著 平凡社 2010/11/26
「一、元嘉期の詩人たち」より
(Amazonで見る)『漢詩を読む 1 『詩経』、屈原から陶淵明へ』

260228-kansi2

 

 ●顔延之という人

顔延之(がん えんし 384-456)という人は、

《生前は大詩人の定評があったのですが、今日ではすっかり埋もれて
  しまいました。ただ読めばわかりますように、たいへん立派な詩を
  作った人ですので、ぜひここで再評価したいと思っています。》p.34

だということで、今回取り上げて見ようと思います。

謝霊運さんより一つ年上で、ほぼ同時代、東晋から宋王朝に移る頃に
青春時代を過ごした人で、謝霊運さんと同じ貴族で親しく、詩のやり取り
もしていたといいながら、謝霊運さんとは正反対で、ぼろ家に住み、
馬車ではなく、牛の引く車で動くという、財産や物質面に執着がない、
名誉など精神面に重きを置く人だったのでしょう、と。

見識も才能もあり、政府から重用された高官だった。
昔の「竹林の七賢」の阮籍(げんせき)のような生き方をした人で、
彼をまねて大酒を喰らい、政敵ばかりでなく自分の理解者や上司にも
暴言を吐く、という人柄。

 

 ●「還至梁城作」

東晋末期、三十歳で官職についた二年後に大抜擢を受けた顔延之さん。
のちに南朝の宋王朝を建てる将軍の劉裕(りゅうゆう)が、功績を挙げて
東晋から高い称号を授けられたとき、その使節となった顔延之が、
その行き帰りに作った詩が評判となり、以後栄転してゆくことに――。

題名にある河南省の梁城(りょうじょう 魏の都だった古都)についたとき
の大宴会で一座の人に詠んだ、社交的な色彩の強い詩。

歴史上の場所や人物が登場する、いわゆる「詠史詩」の性格もある。
戦国時代ゆかりの場所で、周辺を見て、それにちなんだ事件や人物を
思い出しながら作った詩。

 ・・・

 還至梁城作  還(かえ)りて梁城(りようじよう)に至(いた)るの作(さく)
顔延之

 

眇黙軌路長 眇黙(びようもく)として軌路(きろ)長(なが)く
憔悴征戍勤 憔悴(しようすい)して征戍(せいじゆ)に勤(つと)む
昔邁先徂師 昔(むかし) 邁(ゆ)きしとき
          徂師(そし)に先(さき)だち
今来後帰軍 今(いま) 来(きた)るとき 帰軍(きぐん)に後(おく)る

 どこまでも静かに馬車の道は続いている
 私は疲れてやつれながらも、遠征して守りにつく務めに励んでいる
 以前、都から北へ向かった時には
 朝廷の北伐の軍に先立って意気揚々と進んだものだが
 南に戻る今は、帰る軍隊に遅れをとってしまっている

 

振策睠東路 策(むち)を振(ふる)つて東路(とうろ)を睠(かへり)み
傾側不及群 傾側(けいそく)すれども群(ぐん)に及(およ)ばず
息徒顧将夕 徒(と)を息(やす)ましめて
          顧(かへり)みるに将(まさ)に夕(ゆふべ)ならず
極望梁陳分 望(のぞ)みを極(きは)むれば
          梁(りょう)・陳(ちん)分(わか)る

 馬にむちを振るって東への帰り道を見つめ
 身を乗り出すようにして先へと急ぐが
  行ってしまった兵士たちに追いつけない
 従う者たちを休ませて見回すと
  いつしか日が暮れようとしていて
 視線の届くかぎり見渡すと、梁と陳の国境が目に入る

 

故国多喬木 故国(ここく)に喬木(きようぼく)多(おお)く
空城凝寒雲 空城(くうじよう)には寒雲(かんうん)凝(こ)る
丘壟塡郛郭 丘壟(きゆうろう)に郛郭(ふかく)塡(み)ち
銘志滅文無 銘志(めいし)は滅(めつ)して文(ぶん)無(な)し
木石扃■幽闥 木石(ぼくせき)は幽闥(ゆうたつ)を扃■(とぎ)し
黍苗延高墳 黍苗(しよびよう)は高墳(こうふん)に延(の)ぶ

 古い都のここ梁城には高い木が多い
 人けのない町の上空には、冬の寒々とした雲が垂れ込めている
 盛り土をした墓が、城壁の外に連なっている
 墓の銘文は時代を経てすり減り、文字の形をなしていない
 木や石が墓の入口を覆い隠してしまっている
 黍やその他、雑草の茎が高い墓の上にはびこっているではないか

 

惟彼雍門子 惟(おも)ふ 彼(か)の雍門子(ようもんし)の
吁嗟孟嘗君 孟嘗君(もうしようくん)を吁嗟(うさ)せしむるを
愚賎同堙滅 愚賎(ぐせん) 同(おな)じく堙滅(いんめつ)す
尊貴誰独聞 尊貴(そんき) 誰(たれ)か独(ひと)り聞(きこ)えん
曷為久遊客 曷(なん)為(す)れぞ 久遊(きゆうゆう)の客(かく)
憂念坐自殷 憂念(ゆうねん) 
          坐(そぞ)ろ自(おのづか)ら殷(さかん)なる

 そこで私は思う。昔、戦国時代の雍門周が、
  人の命の短さやはかなさを述べて、孟嘗君を悲嘆に暮れさせたことを
 愚かな者、身分の低い者は皆消えてゆく
 そして身分の高い尊い人、立派な人も例外ではなく
 その中で誰が語り継がれるというのか、そんな人はいない
 さていったいどういうわけで、長旅を続けるこの私は、
 悩み事や心配が止めようもなく盛んに湧き起こり、
  深まってゆくんだろう

 

《――「愚賎(ぐせん) 同(おな)じく堙滅(いんめつ)す/尊貴(そんき)
   誰(たれ)か独(ひと)り聞(きこ)えん」のあたりなどちょっと引っ
   かかりますよね。
 そうですね。表面的には“身分の高下に拘わらず、人はみんな、やがて
 人生を終える”というのですが、仕官して二年、抜擢されて名誉の旅、
 そんな中で感性の鋭い人ですから、朝廷の内部事情への嫌悪感とか、
 やがて軍閥が天下を取る予感とか、いろいろ感じ取ったんでしょうか。
 「愚賎」は深読みすれば、朝廷で時代の流れを読み取れない人への
 風刺かもしれませんね。》pp.39-40

まあ誰も皆、「死すべき人間」で、いかに高名な偉人といえども、
時の移り変わりとともに、権力の座も移行してゆくわけで、
王様や皇帝のような絶対的な権力者といえども、死ねば元も子もない。
どんなに立派な墓を建ててはみても、時とともに荒廃してゆくわけで、
こういう詩にもつながってゆくのでしょう。

 

 ●「夏夜呈従兄散騎車長沙」

題名にもある二人の知人宛の個人的なメッセージなれど、
二重の意味があるといいます。

「還至梁城作」よりもずっと後の作で、ある程度朝廷での生活を経て、
暴言により一時左遷された時期に作られたもの。

《或る夏の夕暮れ時から夜にかけてさまざまな風物を見たり聞いたりし
 て、季節の変化に心を打たれ、親しい友人に会いたくなった心境を綴っ
 ています。》p.41

二人への手紙に付録として同封したものではないか、そのため、表面的に
読んだのでは分からない暗号がいくつかある、といいますが……。

「従兄散騎」の「散騎」は官職名で従兄の顔敬宗(がんけいそう)、
「車長沙」は車が名字。

 ・・・

 夏夜呈従兄散騎車長沙
 夏夜(かや) 従兄(じゆうけい)散騎(さんき)と(しやちようさ)
     とに呈(てい)す
顔延之

 

炎天方埃鬱 炎天(えんてん) 方(まさ)に埃鬱(あいうつ)
暑晏闋■塵紛 暑(しよ) 晏(く)るれば塵紛(じんふん)闋■(や)む
独静闕偶座 独(ひと)り静(しづ)かにして偶座(ぐうざ)を闕(か)き
臨堂対星分  堂(どう)に臨(のぞ)んで星分(せいぶん)に対(たい)す

 燃え立つように暑い日、
  まったく埃が立ちこめるように煩わしく鬱陶しい
 ところがその暑さも日が暮れると、土ぼこりもすっかりおさまった
 今は一人静かにここにいて、共に座る相手もなく
 広間の前に出て、夜空に広がる星を見つめている

 

側聴風薄木 側(ほの)かに聴(き)く
         風(かぜ)の 木(き)に薄(せま)るを
遙睇月開雲  遙(はる)かに睇(み)る
         月(つき)の 雲(くも)を開(ひら)くを
夜蝉当夏急  夜蝉(やせん)は夏(なつ)に当(あた)つて急(きゆう)に
陰虫先秋聞  陰虫(いんちゆう)は
         秋(あき)に先(さきだ)つて聞(きこ)ゆ

 私はじっと耳を澄ます 夜風の木々にあたってたてたかすかな音に
 はるか遠くに眺められる、月が雲を開いて現れるようすが
 夜の蝉は夏の季節にあたってせわしく鳴き続け、
 こおろぎは秋にならないのに声が聞こえる

 

歳候初過半 歳候(さいこう) 初(はじ)めて半(なか)ばを過(す)ぐ
荃■蕙豈久芬 荃■蕙(せんけい) 
         豈(あに) 久(ひさ)しく芬(かを)らんや
屛居惻物変  屛居(へいきよ)して物(もの)の変(へん)ずるを惻(いた)み
慕類抱情殷  類(るい)を慕(した)うて情殷(じよういん)を抱(いだ)く

 季節は今や、春夏と、一年の半ばをすぎたところである
 そうなると春以来の香り草も、
  これからずっと香っているというわけにはゆくまい
 引きこもって暮らしていると、
  万物が移り変わってゆくことにひときわ心が痛む
 親しい友のあなたたちを懐かしみ、会えない悩みを抱くのだ

 

九逝非空思  九逝(きゆうせい)
         空(むな)しく思(おも)ふに非(あら)ざれども
七襄無成文 七襄(しちじよう) 文(ぶん)を成(な)す無(な)し

 何度もあなた方を思い出して心を向けるが、
  ただ何となく思っているわけではない
 何度も推敲して作り直しても、あなた方に送るに値する
  立派な作品を完成させることが出来ないままだ
 

初めの二句に暗号が――「埃鬱」「塵紛」の埃や塵が気になるといい、
「塵埃」は俗世間、政治の社会や役人の社会のたとえ。
左遷中も顔延之は式典や宴会に引っぱり出されていて、この日も暑い中
引っぱり出され、夕方にやっと落ち着いたところ、と。

夜蝉~以下にも暗号が――

《つまり高潔な人格である私が暑い夏に焦りを
 感じている一方、次の季節の虫も出て来ている、これは“時代の変化に
 先立って小者たちが騒いでいる”といったところでしょうか。》p.42

「荃■蕙(せんけい)」も暗号で、『楚辞』以来、高邁な理想、固い節操の
たとえで屈原がよく使っていた、といいます。

《“私の人生ももう半ばを過ぎ、高邁な理想ももう長くはないかなあ”
 ということ、もしくは“王朝がもう全盛期を過ぎ、その立派なあり方も
 長くはなさそうだ”という予感を友人たちに伝えたのでしょうか。》p.43

屛居~以下も、

《“隠居しているからこそ、政治状況を敏感に感じ取って
 しまう”という意味にも取れます。》p.43

最後の二句は、二人へのメッセージ。

「九逝」「七襄」には出典があり、
「九逝」は『楚辞』(九章―抽思)の

《旅人の魂がひと晩のうちに九回
故郷に飛んで行く、つまり望郷の強さを表わします。》p.43

「七襄」は『詩経』(小雅―大東)の

《織女星が丹念に織物を織ること、
それが転じて、何度も推敲して詩文を作ることを言います。》p.43

 

 ●宇野直人さんの顔延之の詩への解説

《これらの二首は、顔延之の作品では比較的、彼本来の美質、感受性や
 才能の良い部分が出ているものだと思います。こういう詩をずっと作り
 続けていれば彼の名声は今日まで不滅だったと思いますが、朝廷で重用
 されて、本来と少し違う公の顔で生きることを強いられたのかなあ。》p.44

一方、宴会などで詠んだ詩は、見識の高さゆえにテクニックに走った
というか、朝廷の環境を軽く見てルーティンワークに安住してしまった、
という見方をされています。

友人に贈る詩に関しては、

《或る程度、自分の思いを込め、心情が吐露できた》(江原正士)p.44
《二十歳年上の陶淵明とも親しく、朝から晩まで酒を酌み交わして、
 別れ際にぽんと大金を渡して去った、という故事もあります。》p.44

 ・・・

今回、ネットで顔延之さんとその詩について調べようとしたのですが、
あまりこれといった情報を集められなかった、
というのが本当のところです。

まあ、その辺が宇野さんの言うところの、
今日では忘れられた詩人というところなのでしょう。

この二首は詩としてはなかなかなものだという気はしますが、
いまひとつと言えば、いまひとつなのかも、という思いもあります。

――というところ、今回はこのへんで。

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本誌では、「中国の古典編―漢詩を読んでみよう(38)顔延之「還至梁城作」「夏夜呈従兄散騎車長沙」」と題して、今回も全文転載紹介です。

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【別冊 編集後記】は、【別冊 編集後記】編↓ で、
2026.4.30
【編集後記】中国の古典編―漢詩を読んでみよう(38)顔延之-楽しい読書410号

 

 ・・・

弊誌の内容に興味をお持ちになられた方は、ぜひ、ご購読のうえ、お楽しみいただけると幸いです。

 

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2026.05.02

【編集後記】楽器~左利きの世界(40)再左鍵ハモ(4)特別編-キーボード逆置き左手弾き-週刊ヒッキイ第709号

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』(まぐまぐ!)

【別冊 編集後記】

第709号(Vol.22 no.9/No.709) 2026/5/2
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その25―
 楽器における左利きの世界(40)再び左用鍵盤ハーモニカに挑む(4)
特別編・左手で逆置きミニキーボードを弾くと……」

 

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◇◆◇◆◇◆ 左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii ◆◇◆◇◆◇
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  右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして
  左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
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第709号(Vol.22 no.9/No.709) 2026/5/2
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その25―
 楽器における左利きの世界(40)再び左用鍵盤ハーモニカに挑む(4)
特別編・左手で逆置きミニキーボードを弾くと……」
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 「再び左用鍵盤ハーモニカに挑む」の四回目というところですが、
 今回は「特別編」として、
 自前のミニキーボードをある条件で弾いた(?)お話を――。

 

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  ◆ <めざせ!実現!!左用ピアノ!!!>プロジェクト ◆

 {左利きの人は左利き用の楽器で演奏しよう!}

- 「左利きに優しい社会」づくりは左用楽器の普及から! -

 左利きと楽器演奏について考える

  「左用鍵盤ハーモニカ」再び(三たび?四たび?)(4)

 <特別編>左手で逆置きミニキーボードを弾くと……
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 ●逆向きに置くと、左利き用の鍵盤配置になる?

以前どこかで書いたと思うのですが、ミニキーボードを逆向きにおいて、
「左手(腕・手・指)」の自然な動きで弾いてみたら、どうなるか?
にチャレンジしてみました。

(正確にいいますと)そこまでいうほどのことではないのですが、
単に、ミニキーボードを上下といいますか、左右といいますか、
手前側を向こう側に、向こう側を手前側に置いて、
とにかく本来とは逆向きにおいて、弾いてみた、ということです。

 

前回の【別冊 編集後記】編では、『レフティラボ:Lefty Labo』の
鍵盤ハーモニカ記事から拝借した、鍵盤ハーモニカを上下?前後?
逆向きに演奏する画像と、筆者が体験したミニキーボードの逆向き左手
「ドレミ」演奏?の際の話を紹介しています。

第707号(Vol.22 no.7/No.707) 2026/4/4
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その25―
 楽器における左利きの世界(39)再び左用鍵盤ハーモニカに挑む(3)」
2026.4.4
【別冊 編集後記】楽器における左利きの世界(39)再び左用鍵盤ハーモニカに(3)-週刊ヒッキイ第707号

この『レフティラボ:Lefty Labo』の記事中の画像――鍵盤ハーモニカを
逆向きに演奏する画像をヒントにした、というわけではありません。

2025512-lefty-labo-hidarikikihiki

以前、自分の40年ぐらい前のカシオのミニキーボード(CASIO PT-280)を
久しぶりに出してみて、ふっと思ったのです。
ピアノやオルガンなどは逆向きにおいて弾く、
というわけにはいきません。
でも、このキーボードなら弾きにくいにしても、弾けないわけではない。
ので、やってみてもおもしろいのでは、と思ったのです。

 

(ミニキーボード)通常の置き方――右利き用の鍵盤配置

┏━━━━━━━━━━━━↑上側(向こう側)
┣━━━━━━━━━━━━
┃~ドレミファソラシド~~(鍵盤)
┗━━━━━━━━━━━━↓下側(手前側)
……→→→ → →→→→(右利き用を普通に「左手」で弾くとき)
……小薬中 人 親中人親
……指指指 指 指指指指

 

↓(上下逆向きに置く)――左利き用?の鍵盤配置

 

……小薬中人 親 中人親
……指指指指 指 指指指
……←←←← ← ←←←(「左手」で弾くとき)
━━━━━━━━━━━━┓↑下側
~~ドシラソファミレド~┃(鍵盤)          
━━━━━━━━━━━━┫
━━━━━━━━━━━━┛↓上側

 

この置き方をしますと、
鍵盤の並びは通常の「右利き用」とは正反対の配置となります。

右から左へと音階があがっていく左利き用の鍵盤配置になるのですね。

260404-mini-keyb

Casio-pt280

260502-casio-pt280-gaykumuki

(画像:筆者の40年ほど前のミニキーボードCASIO-PT280を上下左右逆向きに置く)

 

 ●「親指から小指へ」と動かすだけで……

(以下、略)

 ●まつのじんさんの左利きサイトから

*参照:
第683号(Vol.21 no.6/No.683) 2025/4/5
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その25―
 楽器における左利きの世界(30)
左利きのヴァイオリニストまつのじん(5)」

2025.4.5
週刊ヒッキイ第683号-楽器における左利きの世界(30)まつのじん(5)

 

250405-2019813-matunojin-hidarikiki-14

250405-2019813-matunojin-hidarikiki-15

(画像:松野仁さんのサイトの左利きページ内の、左利き用のピアノをつくって演奏しているクリストファー・シード(Christopher Seed)さんの演奏動画に関連した説明中の説明画像――鍵盤の並びの違いと楽譜の記述の問題)

 

 ●身体と心の問題

 ●この快感、またはびっくり感を例えると――

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【編集後記】本誌では、「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その25― 楽器における左利きの世界(40)再び左用鍵盤ハーモニカに挑む(4)特別編・左手で逆置きミニキーボードを弾くと……」と題して、ミニキーボードを逆起きして左手弾きしたときのことを紹介しています。

この【編集後記】では、冒頭と見出しのみの紹介です。
(*注:メルマガの本文は、一週間後にこのブログで別途、【最新号】として全文公開します。)

詳しくは本誌本文をお読みいただきたいのですけれど、とにかく、利き手の自然な動き――親指から順位「ドレミ」を弾くというだけのことで、しかも、たどたどしく断続的に音を出しているだけなのですが、それだけでもとても気持ちが良いのでした。
YouTubeの動画を見て5本指でキーボードを弾く(といいますか、鳴らす)だけのことですが、通常の右弾きの左手弾きでは得られない感覚、気持ちよさなのです。

やはり利き手を利き手らしく動かす、というのは大事なことなのですね。

だからこそ、右利きの人たちは、右手で親指から順に「ドレミ」を弾いているのです。
改めてやってみて気付きました。

 ・・・

弊誌の内容に興味をお持ちになられた方は、ぜひ、ご購読のうえ、お楽しみいただけると幸いです。

 

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