【編集後記】中国の古典編―漢詩を読んでみよう(37)山水詩の祖・謝霊運(2)-楽しい読書408号
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【別冊 編集後記】
2026(令和8)年3月31日号(vol.19 no.6/No.408)
「中国の古典編―漢詩を読んでみよう(36)山水詩の祖・謝霊運(2)」
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2026(令和8)年3月31日号(vol.19 no.6/No.408)
「中国の古典編―漢詩を読んでみよう(36)山水詩の祖・謝霊運(2)」
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「中国の古典編―漢詩を読んでみよう」37回目は、第3シーズン?の
謝霊運の二回目です。
平凡社の江原正士、宇野直人/著『漢詩を読む』のシリーズ第二巻
『漢詩を読む 2 謝霊運から李白、杜甫へ』を参考にすすめていきます。
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◆ 「景」の描写から「情」の描写へ ◆
中国の古典編―漢詩を読んでみよう(37)
~ 山水詩の祖・謝霊運 ~
(2)「遊赤石進汎海」「石壁精舎環湖中作」
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今回の参考文献――
『漢詩を読む 2 謝霊運から李白、杜甫へ』
江原正士、宇野直人/著 平凡社 2010/11/26
「一、元嘉期の詩人たち」より
(Amazonで見る)『漢詩を読む 1 『詩経』、屈原から陶淵明へ』
●謝霊運「遊赤石進汎海」
宋王朝となり、軍出身の官僚が幅をきかせる時代となりましたが、
名門貴族出身の謝霊運には財力があり、それなりの力はあったようです。
謝霊運は、「赤石(せきせき)」(浙江省の臨海地区)に別荘を持ち、
滞在中、舟遊びをしたそうで、次の「遊赤石進汎海」は、
左遷された永嘉で作ったもので、まったく暗い影がなく、
海での舟遊びの楽しさを記録したもので、
海をテーマにした中国では珍しい詩だ、といいます。
大陸国家である中国では海は“世界の果て、縁(へり)”のような感覚で、
《最後に諦めて行く場所だった》(p.24)と。
ところが謝霊運は、あちこちで土木建築工事をしていて、それは
《一種の庭造りの発想で》、《山、川、湖などの自然を、自分の好みに
合うように改造していた》ので、《海のとらえ方も独特なものになって
い》る、といいます(p.25)。
山水詩の一環で、前半で景色を述べ、終盤で思想感情を。
・・・
「遊赤石進汎海」
赤石(せきせき)に遊(あそ)び
進(すす)んで海(うみ)に汎(うか)ぶ 謝靈運
(以下、略)
●謝霊運「石壁精舎環湖中作」
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本誌では、「中国の古典編―漢詩を読んでみよう(37)山水詩の祖・謝霊運(2)」と題して、「謝霊運」の漢詩の紹介の二回目です。
今回も冒頭のみの転載です。
冒頭以下は、見出しのみで本文は省略させていただきました。
・・・
謝霊運さんの山水詩を2回にわたって紹介しました。
参考にしている『漢詩を読む 2 謝霊運から李白、杜甫へ』の宇野さんの解説によりますと、謝霊運さんは山水詩を完成させた人だそうです。
山水詩は、はじめに自然の情景描写プラスその後に思想や感情を描くという手法だといいます。
本紙本文でも書いていますが、筆者にはこの二段構えのつながり方が今ひとつピンとこない部分がありました。
前半の自然描写は良いなあと思うのですが……。
(歴史にも詳しくない、詩心のないド素人の発言ですので、その辺は割り引いてお読みくださいね。)
*参考書:(Amazonで見る)『漢詩を読む 1 『詩経』、屈原から陶淵明へ』 江原正士、宇野直人/著 平凡社 2010/11/26
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