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2024.12.31

レフティやすおの楽しい読書380号-告知-私の読書論192-私の年間ベスト3-2024年〈リアル系〉『都筑道夫の小説指南』

古典から始める レフティやすおの楽しい読書(まぐまぐ!) 【最新号・告知】

2024(令和6)年12月31日号(vol.17 no.23/No.380)
「私の読書論192-私の年間ベスト3-2024年〈リアル系〉」
『都筑道夫の小説指南―増補完全版』中央公論新社」

 

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今年も一年お世話になりました。

コロナ禍以降、心身共に体調不良もありました。
それでも、コロナ禍も一応収まり、
その後少しずつですが、体調も戻りつつある気がします。

来年もなんとか続けていけそうです。

左利きメルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』ともども
これからもおつき合いの程、よろしくお願いいたします。

レフティやすお <(_ _)>

 

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◇◆◇◆ 古典から始める レフティやすおの楽しい読書 ◆◇◆◇
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2024(令和6)年12月31日号(vol.17 no.23/No.380)
「私の読書論192-私の年間ベスト3-2024年〈リアル系〉」
『都筑道夫の小説指南―増補完全版』中央公論新社」
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 今年も早一年の最終日を迎えました。
 年末年始恒例の「私の年間ベスト3」を。

 その年、もしくは前年に私が読んだ本から
 オススメの「私の年間ベスト3」を選ぶという企画です。

 まずは、「リアル系」から。

 ・・・

 「リアル系」とは、いわゆる論文やエッセイ系の著作、
 実用書のような解説系のものも含めて、を言います。

 それに対して、小説や詩等の文芸作品は「フィクション系」。

 「フィクション」に対しては
 「ノン・フィクション」という言葉があります。

 でも「ノン・フィクション」というと、
 またそれで一つのジャンルのようになってしまうので、
 あえて、どなたかが使っていた
 「リアル系」という言葉を使っています。

 エッセイの中には、フィクションと見まがうような、
 ホラ話的な内容の境界線上の作品もありますけれど。

 まあ、ここでは、論文に準ずるような著作とお考えください。
 言わんとすることは分かりますよね。

 ――と、これは毎度の台詞でした。

 

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 - メルマガの為に読んだ本ばかり?(今年も?) -

  ~ 私の年間ベスト3・2024年〈リアル系〉~

 『都筑道夫の小説指南―増補完全版』都筑 道夫/著 中央公論新社

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 ●2024年の傾向

ここ数年コロナ禍の影響で読書量が減り、少しずつ回復してきましたが、
2020年以降、特にリアル系の読書が減ってしまっています。

今年の読書総数は、60冊どまり――。

リアル系は15冊程度。

今年もまたそのほとんどは、私の二つのメルマガ用に読んだものでした。

ということで、例年通り簡単に分類していきましょう。

 

 ●(1)メルマガ用のお勉強本―中国漢詩、読書、左利き関連

◆メルマガ『古典から始める レフティやすおの楽しい読書』向け――

(以下、略)

241109matikara-shoten_20241211162001

(画像:『2028年 街から書店が消える日 ~本屋再生!識者30人からのメッセージ~』小島俊一/著 プレジデント社 2024/5/22

――<元本屋の兄ちゃん>の<町の本屋>論の参考書の一つ。)

◆メルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』向け――

(以下、略)

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(画像:『左利きの歴史:ヨーロッパ世界における迫害と称賛』ピエール=ミシェル・ベルトラン/著 久保田 剛史/訳 白水社 2024/6/27

――タイトル通り、左利きのフランス人によるヨーロッパ(主にフランス)における左利き迫害の歴史と、その後の少しずつの解放についての著書。訳者も左利き。原著は2008年の第二版。)

 

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(画像:『すみれのスミレの花かご ヴァイオリンのある喫茶室』松野迅/著  未來社 1992/1/1

――左利きのヴァイオリニスト・まつのじん(松野迅)さんの、初エッセイ集。自身の左利きにまつわる話、左利きとヴァイオリンの話などにふれた「涙のひだりきき」という文章を含む。)

 

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(画像:『すみれのスミレの花かご ヴァイオリンのある喫茶室』松野迅/著  未來社 1992/1/1

――左利きのヴァイオリニスト・まつのじん(松野迅)さんの、初エッセイ集。自身の左利きにまつわる話、左利きとヴァイオリンの話などにふれた「涙のひだりきき」という文章を含む。

 ●(2)その他の古典系のお勉強本
 ●(3)小説や左利き本等の著作のためのお勉強本

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(画像:『都筑道夫の小説指南―増補完全版』都筑 道夫/著 中央公論新社 2023/10/23

――こちらはズバリエンタメ小説の書き方を実地に、多面的に指南する、都筑流創作術の完全増補版。没後20年記念刊行。評論やエッセイ、推理小説を十代から読んできた作家さんだけに生の創作論で楽しい。)


 ●(4)個人的な趣味、仏教や空海・弘法大師に関する本
 ●私の2023年〈リアル系〉ベスト3候補
 ●私の年間ベスト―2024年〈リアル系〉
 ●小説について思うこと

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今回も冒頭のみの転載です。
冒頭以下は、見出しのみで本文は省略させていただきました。

弊誌の内容に興味をお持ちになられた方は、ぜひ、ご購読のうえ、お楽しみいただけると幸いです。

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2024.12.21

週刊ヒッキイ第677号-告知-『左組通信』復活計画[35]『LL』復刻(8)LL91996年夏号

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』(まぐまぐ!) 【最新号の告知】

第677号(Vol.20 no.22/No.677) 2024/12/21
「ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [35]
『LL(レフティーズ・ライフ)』復刻(8)
LL9 1996(平成8)年 夏号」

 

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  右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして
  左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
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第677号(Vol.20 no.22/No.677) 2024/12/21
「ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [35]
『LL(レフティーズ・ライフ)』復刻(8)
LL9 1996(平成8)年 夏号」
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 今回も、季刊誌『LL(レフティーズ・ライフ)』の復刻です。

 今回も新規入力分で、
 すなわち「ネット初公開!」――ということになります。

┏ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┓

ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [35]

  『LL(レフティーズ・ライフ)』復刻 (8)
 
   (内容紹介)LL9 1996(平成8)年 夏号

┗ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┛      

*(参照)――

・メルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』
第43号(No.43) 2006/8/12
<「国際左利きの日」記念号>「私にとっての左利き活動(3)」
 ■レフティやすおの左利き活動万歳■ ―隔号掲載―
私にとっての左利き活動(3)『LL』の時代
(参照)※『レフティやすおの左組通信』のページ
○レフティやすおの左利き自分史年表
○レフティーズ・ライフ(LL)再録(1)全号目次 

・メルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』
第602号(No.602) 2021/9/4
「創刊600号突破記念―
 私が影響を受けた左利き研究家・活動家(2)第二期・紙の時代―その1」
・ブログ『レフティやすおのお茶でっせ』2021.9.4
私が影響を受けた左利き研究家・活動家(2)第二期・紙の時代1
(創刊600号突破記念)-週刊ヒッキイ第602号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2021/09/post-57d0e5.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/e2aaaa56a6400bcc04d24d46a47d1d03

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 ●『Lefties' Lifeレフティーズ・ライフ』LL9 概要

LL9 1996(平成8)年 夏号 A5版 8ページ

 

前説 The Compliments of the Summer Issue
―工作から始めよう、豊かな体験! ≪ありがとう、手≫
夏休み<アイデア>紙工作特集
 ―その(1)ゴム動力紙パック外輪船/その(2)風力帆掛け段ボール・カー
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左利きの生活 To Live In The Right-Handed World
―あなたの刃はどっち向き? 左利き用ハサミ紹介
左利き用の道具を知っていますか? 使ったことがありますか?
 その9 Left-handed tools & goods
―サウスポー・カッターナイフ/田島製作所 LC504
241221-ll9-southpaw-cn

 

左利きの本だなぁ その7 お楽しみ編
―ロスワイラー『赤毛のサウスポー』集英社文庫/集英社
―≪日米プロ野球女性サウスポー対決その二≫
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右側の席から/左側の席から (読者のお便りコーナー)
Letters from the right/left side seats―左利き用品メーカーより

 

┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 LL9 1996(平成8)年 夏号
┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛

(以下、略)

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最新号の告知でした。
冒頭と見出し(と参照記事と文献資料)の紹介です。

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2024.12.15

レフティやすおの楽しい読書379号-告知-私の読書論191-<町の本屋>論(8)産経新聞記事11/9産経WESTより

古典から始める レフティやすおの楽しい読書(まぐまぐ!)

【最新号・告知】

2024(令和6)年12月15日号(vol.17 no.22/No.379)
「私の読書論191-<町の本屋>論(8)産経新聞記事11/9産経WEST
「消えてゆく本屋さん~」より」

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◇◆◇◆ 古典から始める レフティやすおの楽しい読書 ◆◇◆◇
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2024(令和6)年12月15日号(vol.17 no.22/No.379)
「私の読書論191-<町の本屋>論(8)産経新聞記事11/9産経WEST
「消えてゆく本屋さん~」より」
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 昨年9月から散発的に綴ってきました、本屋さん減少を嘆く
 <元本屋の兄ちゃん>による<町の本屋>論の8回目となります。

 

【過去7回の<私の「町の本屋」論>】

(1)2023(令和5)年9月15日号(No.350)
「私の読書論174-消えゆく書店と紙の本」
【別冊 編集後記】『レフティやすおのお茶でっせ』2023.9.15
私の読書論174-消えゆく書店と紙の本-楽しい読書350号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2023/09/post-f7ab5e.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/a65f07da56cc868147fbd49d01c3c4bf

(2)2023(令和5)年10月15日号(No.352)
「私の読書論175-出版業界―または本と本屋のこと」
【別冊 編集後記】『レフティやすおのお茶でっせ』2023.10.15
私の読書論175-出版業界―または本と本屋のこと-楽しい読書352号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2023/10/post-d8d8ec.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/7b9a38985fcfd574650e4c54eba355c1

(3)2023(令和5)年11月15日号(No.354)
「私の読書論176-読書週間に関する新聞記事から思ったこと」
【別冊 編集後記】『レフティやすおのお茶でっせ』2023.11.15
私の読書論176-読書週間に関する新聞記事から思ったこと
-楽しい読書354号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2023/11/post-7462e0.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/d498bde194e54d8e97a5d018d683f607

(4)2023(令和5)年12月15日号(No.356)
「私の読書論177-個性的な本屋の作り方を学ぶ
―『美しい本屋さんの間取り』から」
【別冊 編集後記】『レフティやすおのお茶でっせ』2023.12.15
私の読書論177-個性的な本屋の作り方を学ぶ―
『美しい本屋さんの間取り』-楽しい読書356号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2023/12/post-bf19e5.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/79bec3e02805048065d5ea41387e2c55

(参考書)
『美しい本屋さんの間取り』エクスナレッジ X-Knowledge 2022/12/29
『美しい本屋さんの間取り』(Amazonで見る)

 

(5)2024(令和6)年5月15日号(vol.17 no.5/No.366)
「私の読書論184-がんばれ!町の本屋さん」
【別冊 編集後記】『レフティやすおのお茶でっせ』2024.5.15
私の読書論184-がんばれ!町の本屋さん-楽しい読書366号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2024/05/post-5a5bc2.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/8a1d7f9a2989edbd174487963269b52b

(6)2024(令和6)年9月15日号(vol.17 no.16/No.373)
「私の読書論188-<町の本屋>論(6)産経新聞8/12朝刊記事より」
【別冊 編集後記】『レフティやすおのお茶でっせ』2024.9.15
私の読書論188-<町の本屋>論(6)産経新聞8/12朝刊記事より-楽しい読書373号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2024/09/post-4d9a04.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/7555773c70cfe4846b3dc367dbf5493c

(7)2024(令和6)年11月15日号(vol.17 no.20/No.377)
「私の読書論190-<町の本屋>論(7)産経新聞記事10/27朝刊記事
「書店が消えない処方箋」より」
【最新号・告知】『レフティやすおのお茶でっせ』2024.11.15
レフティやすおの楽しい読書377号-告知-
私の読書論190-<町の本屋>論(7)産経新聞10/27朝刊記事より
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2024/11/post-6b5805.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/22c8bc62482c03566e741b6b67100f12

(参考書)
『2028年 街から書店が消える日 ~本屋再生!識者30人からの
メッセージ~』小島俊一/著 プレジデント社 2024/5/22
『2028年 街から書店が消える日』(Amazonで見る)

241109matikara-shoten_20241211162001

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 - 私の読書論191 -

  ~ がんばれ!町の本屋さん <私の「町の本屋」論>8 ~

  産経新聞11月9日記事・産経WEST「消えてゆく本屋さん~」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 ●産経新聞(産経WEST)の記事――「消えてゆく本屋さん~」より

「秋の読書推進月間」中の産経新聞(産経WEST)の
本屋の減少に関する記事が掲載されました。

 

消えてゆく本屋さん 国も警鐘鳴らす 背景には「薄利多売」な慣習も
2024/11/9 18:49
横山 由紀子
https://www.sankei.com/article/20241109-OT4WXWIVT5NNVAVRT3IWSVEYZM/

今回は↑の記事をもとに記事内容を紹介しながら、
私の意見を書いてゆきましょう。

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(画像:産経新聞11月9日記事「消えてゆく本屋さん~」より、全国で減少が続く書店だが、思わぬ本と出合えるなどネット書店にはない魅力がある =大阪市 の画像)

 ・・・

(以下、略)

241109sankeiwest

(画像:同記事より、出版物の推定販売金額 書店の店舗数 のグラフ)

 ●本はどこで買えばいいの?
 ●書店減少の背景――(1)電子出版(2)雑誌(3)流通

241109

(画像:同記事より、出版業界の流通システム の画像)

 ●書店の在り方
 ●作家・今村翔吾さんの試みと、書店の楽しみ
 ●多彩な書店の展開=旧態依然の出版流通構造の結果
 ●改革待ったなし

 ●問題点と改革について

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今回も冒頭のみの転載です。
冒頭以下は、見出しのみで本文は省略させていただきました。

 ・・・

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2024.12.07

週刊ヒッキイ第676号-告知-楽器における左利きの世界(27)まつのじん(2)

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』(まぐまぐ!)

【最新号・告知】

第676号(Vol.20 no.21/No.676) 2024/12/7
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その25―
 楽器における左利きの世界(27)
左利きのヴァイオリニストまつのじん(2)」

 

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  右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして
  左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
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第676号(Vol.20 no.21/No.676) 2024/12/7
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その25―
 楽器における左利きの世界(27)
左利きのヴァイオリニストまつのじん(2)」
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 前回は、左利きのヴァイオリニスト・まつのじんさんのサイト

 <まつのじんWebsite> 平和ねがいて 弦なりやまず
http://mjin.m1001.coreserver.jp/

 から一回目として、「まつのじん」さんについて知る意味で、
 「ゴーシュからの左右考」2019年7月27日
 を取り上げ、紹介しました。

 今回は当初の予定では、いよいよレフティのページ

 「左ききは、アカン!? WHO is LEFTY■(?の倒立像)」
(2019年8月13日)
http://mjin.m1001.coreserver.jp/%e3%83%92%e3%83%80%e3%83%aa%e3%82%b9%e3%83%88/

 を見ながら左利きとヴァイオリン演奏について色々と考えてみよう、
 というところでしたが、

 まつのじん(松野迅)さんの初めてのエッセイ集
 『すみれのスミレの花かご ヴァイオリンのある喫茶室』という
 本を図書館で見つけ、その本から、

 「II マイ・プライベート・ライフ」<涙のひだりきき>

 という、ご自身の左利きの経験を語る文章を紹介しながら、
 ヴァイオリンにおける左利き演奏について等々、
 色々と考えてみたいと思います。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 ◆ <めざせ!実現!!左用ピアノ!!!>プロジェクト ◆
 {左利きの人は左利き用の楽器で演奏しよう!}
- 「左利きに優しい社会」づくりは左用楽器の普及から! -

 左利きと楽器演奏について考える
   左利きのヴァイオリニスト・まつのじん(松野迅)さん(2)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 ●<左利き者の証言>――ヴァイオリニスト松野迅さんの場合

以前、左利きの有名人のみなさまの「左利きに関する発言」を
ご自身がお書きになられた文章などを引用する形で紹介する企画
「左利き者の証言」を何回か掲載してきました。

今回は、その
 <左利き・右弾きヴァイオリニスト・まつのじん(松野迅)>さん
バージョンというところでしょうか。

 

*松野迅『すみれのスミレの花かご ヴァイオリンのある喫茶室』
  未來社 1992/1/1
(Amazonで見る)

241207sumire-no-hankago

「II マイ・プライベート・ライフ」<涙のひだりきき> より

松野迅さんは、1960(昭和35)年1月30日、大阪生まれ。
8歳からヴァイオリンを始め、13歳で音楽界へデヴュー。
その後京都市立芸術大学音楽学部を卒業、という履歴で、
現在ソリストとして日本のみならず世界中で活躍されている、
というところです。

 

 ●子供時代から、僕は左利きだ

冒頭

 《子供時代から、僕は左利きだ。いわゆるサウスポーである。》p.95

と始まります。

コンサート後のサインセールのとき、

 《「あら、迅さんってサウスポーよ」、「本当だ、ぎっちょだね」、
  「ヴァイオリンはどうだった?」……。》p.95

とささやくように声をひそめてさわいでいるとか、また

 《それにしても、あれでよく、すらすらと書けるわよねぇ》p.95

という褒めているのか、けなしているのかわからない言葉も。

これはよくわかります。
私自身もよく言われる言葉です。

一番ひどかった例は、私が左手で字を書いているのを見た年配の人から、
「気持ち悪い」と言われたことがありましたね。

ここの文章は、最近の言葉(本書は1992年の出版です)ですので、
このままの言葉だったかもしれませんが、
ひょっとすると本にする上でかなり抑えた表現をされている?
のかもしれません……。

 

●『左利きの歴史』の記述

『左利きの歴史:ヨーロッパ世界における迫害と称賛』
ピエール=ミシェル・ベルトラン/著 久保田 剛史/訳 白水社 2024/6/27
原著:2008年
(Amazonで見る)

240627-hidarikiki-no-rekisi

(以下、略)

*参照:『レフティやすおのお茶でっせ』2024.7.3
新しい左利き本『左利きの歴史:ヨーロッパ世界における迫害と称賛』
発売される
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2024/07/post-e66fa0.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/ac7d7db2ecd5202dfc09793ee5d2d96e

 

 ●左利きのままで育つ
241207sumire-no-hankagohidarikiki

(画像:松野迅『すみれの花かご ヴァイオリンのある喫茶室』(未來社)より「涙のひだりきき」の章の冒頭のくだり)

 ●右利き社会と左利き用品について
 ●鏡文字の話、食事の話など
 ●左利きとヴァイオリン演奏について――音を出すのが右手
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(画像:松野迅『すみれの花かご ヴァイオリンのある喫茶室』(未來社)より、左利きとヴァイオリン演奏についてのくだり)

 ●左手の動きと右手の動き
 ●左利き特有の演奏上の苦労について
 ●余談――左利きの人への共感、等

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最新号の告知でした。
冒頭と見出し(と参照記事と文献資料)の紹介です。

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