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2024.10.15

レフティやすおの楽しい読書375号-完訳版ヴェルヌ『十五少年漂流記 二年間の休暇』を読む【別冊 編集後記】

今回からメルマガの紹介は、冒頭の部分と、それ以降は「見出し」のみの紹介です。

ここんところ、ずっと本文全文の転載紹介でした。

一生懸命書いた文章なので、一人でも多くの人に読んでいただきたい、との思いからでした。

以前は、まぐまぐ!の方で、バックナンバーの閲覧ができるようになっていました。
それがなくなって久しいのですが、何らかの形で残せたらと思うのです。

あるときの他の方のブログで、メルマガを転載紹介しているのを知り、やってみようかともって始めたのが最初でした。
当初はこれはというどうしても多くの多くの方に知っていただきたい情報のみを紹介していました。

それもやっぱりどうかという気がして、今の形になっています。

 

ただそれをしていますと、せっかく購読していただいている方の楽しみが減る?ような気がします。
いつでも読めるのなら、購読せずともいいのでは? という疑問を抱かせるのではないでしょうか。

そのせいかどうかはわかりませんが、購読者数の減少傾向が続いています。

そこで、今回から時差を設けて発表するように変更しようと考えています。

とにかく色々やってみようと思います。

では、よろしく!

 ・・・

古典から始める レフティやすおの楽しい読書(まぐまぐ!)

【別冊 編集後記】

2024(令和6)年10月15日号(vol.17 no.18/No.375)
「私の読書論189-完訳版『十五少年漂流記 二年間の休暇』
(ジュール・ヴェルヌ 光文社古典新訳文庫)を読む」

 

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◇◆◇◆ 古典から始める レフティやすおの楽しい読書 ◆◇◆◇
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2024(令和6)年10月15日号(vol.17 no.18/No.375)
「私の読書論189-完訳版『十五少年漂流記 二年間の休暇』
(ジュール・ヴェルヌ 光文社古典新訳文庫)を読む」
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 今月は、7月10日に発売されました、光文社古典新訳文庫の
 完訳版『十五少年漂流記 二年間の休暇』ヴェルヌ/鈴木雅生訳
 を読んでみましょう。

 この作品は、子供の頃に読んだいう読者も少なくないと思われます。
 また、大人になって文庫本でも読んだ、
 という人もいらっしゃることでしょう。
 しかし、それらも大半は抄訳本であったりします。

 最近は、子供向けでも完訳本が増えてきました。
 一般向けの文庫本でも完訳版が出ていました。

 それでも文庫の大手、新潮文庫の『十五少年漂流記』は、
 <夏の文庫フェア>でもよく取り上げられています。
 ところがこの本がやっぱり昔ながらの抄訳本(?)なのですね。

 新潮社からは、2015年の8月に、椎名誠・渡辺葉という父娘共訳の
 480ページの完訳本が出ています。

『十五少年漂流記』ジュール・ヴェルヌ/著 椎名誠/訳 渡辺葉/訳
新潮社 2015.8.31
『十五少年漂流記』(Amazonで見る)

 それでも文庫版は、今でも抄訳本のままです。
 「抄訳だからだめだ」とは一概には言えません。
 しかし、完訳が著者のいわんとするところを十全に伝える方法だろう
 ことは、想像に難くありません。

 ということで、今回は、その完訳版の
 『十五少年漂流記 二年間の休暇』を紹介します。

 

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 - 私の読書論189 -

  ~ 完訳版は小説としての味わいが深い! ~

  光文社古典新訳文庫 完訳版『十五少年漂流記 二年間の休暇』
  ヴェルヌ/鈴木雅生訳 2024/7/10 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 ●縮約版(抄訳版)か、完訳版か

夏休みを前に出版されたのが、この完訳版のジュール・ヴェルヌの
“ロビンソンもの”の冒険小説『十五少年漂流記 二年間の休暇』です。

完訳版『十五少年漂流記 二年間の休暇』ヴェルヌ/著 鈴木雅生/訳
光文社古典新訳文庫 2024/7/10 
『十五少年漂流記 二年間の休暇』(Amazonで見る)

240710-15shounen-jv

 

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(画像:私の蔵書から、ジュール ヴェルヌの『十五少年漂流記』文庫版の翻訳書4点――旺文社文庫<特製版>、旺文社文庫カバー付、集英社文庫<ジュール・ヴェルヌ・コレクション>版、新刊の光文社古典新訳文庫版)

 

240710-15shounen-jv-41

(画像:縮約版と完訳版の厚さの違い――左から『十五少年漂流記 二年間の休暇』光文社古典新訳文庫 712ページ、集英社文庫<ジュール・ヴェルヌ・コレクション>版『二年間のバカンス 十五少年漂流記』544ページ、旺文社文庫/縮約版『十五少年漂流記』248ページ)

 

『レフティやすおのお茶でっせ』で、

2024.7.28
光文社古典新訳文庫から完訳版『十五少年漂流記 二年間の休暇』
ヴェルヌ/鈴木雅生訳 が発売
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2024/07/post-579d65.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/8655ac0ebc9b20c696b589d7d66e1b24

という文章でもあれこれ書いていますが、
ここでも改めて完訳版と縮約版の違いについて書いてみましょう。

 ・・・

(以下、略)

 ●私の見解
 ●『十五歳の船長』を補完する
 ●10年前の作品『少年船長の冒険』
 ●少年リーダーの思考と心の動きを描くべき
 ●嵐の果てに陸地に辿り着く少年たち
 ●ロビンソン生活から極悪人との戦い、そして帰還
 ●少年たちの知恵と努力
 ●時代の産物

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上にも書きましたように、今回から最新号発行の告知を中心に内容の一部の紹介のみとしました。

ご意見ご感想がございましたら、御連絡ください。(連絡は、『レフティやすおのお茶でっせ』「プロフィール」欄より)

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※本稿は、レフティやすおの他のブログ『レフティやすおの新しい生活を始めよう』に転載しています。
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