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2024.09.14

日清チキンラーメンひよこちゃんは左利き?

日清のチキンラーメンひよこちゃんのカレンダーの9月の分を見て、ふと気付いたのです。

なんとカップヌードルを食べるときに、フォークを左手に持っているではありません。
向かって右側の手?に持っていますからね。

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(画像:日清食品2024年ひよこちゃんカレンダー――9月カップヌードルを左手に持ったフォークで食べるひよこちゃん)

ほかのを見てみたら、残っている分では、6月のカレーメシを食べるときに、スプーンを左手に持っていました。

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(画像:日清食品2024年ひよこちゃんカレンダー――6月カレーメシを左手に持ったスプーンで食べるひよこちゃん)

これは、「ひよこちゃんは左利き」ということでしょう!

テレビかなにかで見た「おとなのひよこちゃん」(?)は、右手で食べてたような記憶があります。
そちらは別人なのでしょうか。

少なくともかわいい方のひよこちゃん(?)は、ここで見た限り「左利き」のようです。

 

 ●日清食品のテレビCMには左利きのタレントさんが多かった

思えば日清食品は、過去のテレビCMで、多くの左利きのタレントさんを起用してきました。

世間的にはまだまだ左利きが忌避されていた1970年代後半から、山城新伍さんと川谷拓三さんとコンビを組んだ「どん兵衛」CMでの「左手箸」の共演がありました。

私はこのCMを見て大いに勇気を与えられたものでした。
他の左利きの人たちも同様だったのではないか、と想像します。

*参照:2009.8.16
8月14日「どん兵衛」CM等で活躍の山城新伍さん(70歳)死去 「新生活」版

 

その後も、上の記事の中にも書いていますように、普段は右利きだけれど食べるときは左利き・左手箸の国分太一さんが長らくチキンラーメンのCMに出演されていました。

他にも日清のCMには、小池栄子さん等も出演していたかと思います。

 

*参照:
・2023.11.18
『左組通信』復活計画(25)左利き自分史年表(2)1972-1979―世界が間違っている-週刊ヒッキイ第653号

1977(昭和52)23歳 (TV CM)日清食品「どん兵衛」 テレビCM始まる  「きつねうどんから おあげとったら何になると思う」…
 「ただの素うどん」出演:山城新吾、川谷拓三
――左利きコンビが左手にお箸を持って「どん兵衛」を食べるCMは
とても好ましく、左手箸の左利きの人に大いに勇気を与えた。
日清食品「どん兵衛きつね」――

「どん兵衛」はヒットした。最大の要因はテレビCMだった。山城新伍と川谷拓三のひょうきんコンビのCMが人気を呼び、売り上げが急上昇したのである。小品を擬人化したどん兵衛というネーミングがあったからこそ、あのかけ合い漫才のCM世界が生まれたのだと思う。山城新伍の突っ込みと川谷拓三のぼけ具合が絶妙だった。
 / 発売二年目の一九七七(昭和五十二)年に売り上げ数量が一億食を超えた。きつねうどんの発祥の地は大阪である。根強いうどん人気もあってか、その年の二月の調査で、西日本ではカップヌードルを抜き第一位になってしまった。もちろんしばらくして巻き返しにあったが、一瞬でもカップヌードルの牙城を崩したのはすごいことだった。...
》p.78

――『カップヌードルをぶっつぶせ!――創業者を激怒させた二代目社長のマーケティング流儀』安藤宏基(あんどう・こうき) 中央公論新社 2009.10.7
「第2章 創業者とうまく付き合う方法/パッケージ戦力第二弾。ドンブリ型容器の「どん兵衛きつね」がヒット。「どんくさくてもいい」。社内の猛反対を押し切って商品名に。」より

・2023.12.16
『左組通信』復活計画(26)左利き自分史年表(3)1980-1990―左利き用品に目覚めるまで-週刊ヒッキイ第655号

1980(昭和55)26歳 4/5(映画)『ミスターどん兵衛』山城新吾企画・製作・脚本・監督・主演、共演川谷拓三、他 ――山城新吾と川谷拓三の日清どん兵衛のCMがヒットし、映画に。

1980-mrdonbei-p_20240913172901

(画像:映画『ミスターどん兵衛』山城新吾企画・製作・脚本・監督・主演、共演川谷拓三、他 のポスター)

*CMキャラクター関連記事:
2008.3.3
左手書字するドナルドは左利き?
(「新生活」版)

Mcd

 

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※本稿は、レフティやすおの他のブログ『レフティやすおの新しい生活を始めよう』に転載しています。
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