私の読書論178-私の年間ベスト3-2023年〈リアル系〉(前編)-楽しい読書357号
古典から始める レフティやすおの楽しい読書【別冊 編集後記】
2023(令和5)年12月31日号(No.357)
「私の読書論178-私の年間ベスト3-2023年〈リアル系〉(前編)」
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2023年もおしまいです。
今年も一年本当にご愛顧ありがとうございました。
コロナ禍以降、色々とあちこち体調不良が出ていますが、
終わってみると、思いのほか頑張れているので、
来年も精一杯頑張って続けてゆく所存です。
よろしくお願いいたします。
レフティやすお <(_ _)>
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◇◆◇◆ 古典から始める レフティやすおの楽しい読書 ◆◇◆◇
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2023(令和5)年12月31日号(No.357)
「私の読書論178-私の年間ベスト3-2023年〈リアル系〉(前編)」
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今年も早一年の最終日となりました。
年末年始恒例の「私の年間ベスト3」を。
その年、もしくは前年に私が読んだ本から
オススメの「私の年間ベスト3」を選ぶという企画です。
まずは、「リアル系」から。
・・・
長くなりすぎましたので、途中で半分に分けることになりました。
というわけで、今回は「前編」です。
・・・
「リアル系」とは、いわゆる論文やエッセイ系の著作、
実用書のような解説系のものも含めて、を言います。
それに対して、小説や詩等の文芸作品は「フィクション系」。
「フィクション」に対しては
「ノン・フィクション」という言葉があります。
でも「ノン・フィクション」というと、
またそれで一つのジャンルのようになってしまうので、
あえて、どなたかが使っていた
「リアル系」という言葉を使っています。
エッセイの中には、フィクションと見まがうような、
ホラ話的な内容の境界線上の作品もありますけれど。
まあ、ここでは、論文に準ずるような著作とお考えください。
言わんとすることは分かりますよね。
――と、これは毎度の台詞でした。
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- メルマガの為に読んだ本ばかり? -
~ 私の年間ベスト3・2023年〈リアル系〉(前編) ~
ニーチェ「血でもって書く」→ 私「汗をかく」
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●2023年の傾向
ここ数年コロナ禍の影響で読書量が減り、少しずつ回復してきましたが、
2020年同様で、特にリアル系の読書が減ってしまっています。
そこで、例年なら二回に分けて発表してきましたこのリアル系でしたが、
今回は一回で終了です。(予定では……。ウソ書きました。二回になってしまいました!)
15冊程度しか読んでいないうえ、
そのほとんどを私の二つのメルマガ用に読んできたものでした。
例年通り内訳をみておきましょう。
●(1)メルマガ用のお勉強本―中国漢詩、読書、左利き関連
◆メルマガ『古典から始める レフティやすおの楽しい読書』向け――
・『中国の隠遁思想 陶淵明の心の軌跡』小尾郊一 中公新書902 1988/12/1
2023(令和5)年10月31日号(No.353 xNo.352)
「中国の古典編―漢詩を読んでみよう(25)陶淵明(2)
「飲酒二十首」から「序」と代表作「其の五」」
2023.10.31
中国の古典編―漢詩を読んでみよう(25)陶淵明(2)「飲酒二十首 其の五」-楽しい読書353号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2023/10/post-7e3a1c.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/fb0ed419e609fae5ca4d419eb039fc2a
・『文学のレッスン』丸谷才一 聞き手・湯川豊 新潮文庫 2013/9/28
2023(令和5)年3月15日号(No.338)
「私の読書論168-丸谷才一『文学のレッスン』から(1)」
2023.3.15
私の読書論168-丸谷才一『文学のレッスン』から(1)-楽しい読書338号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2023/03/post-a5ffed.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/aeb4fbdcc4586cd16650027aa268dc7a
2023(令和5)年5月15日号(No.342)
「私の読書論170-丸谷才一『文学のレッスン』から(2)」
2023.5.15
私の読書論170-丸谷才一『文学のレッスン』から(2)-楽しい読書342号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2023/05/post-484913.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/73a80988fd042284cb712d8a510cdc80
・『トップセールスが絶対やらない営業の行動習慣』渡瀬謙 日本実業出版社 2023/5/26
2023(令和5)年6月15日号(No.344)
「私の読書論171-渡瀬謙のビジネス書の新刊
『トップセールスが絶対やらない営業の行動習慣』から」
2023.6.15
私の読書論171-渡瀬謙『トップセールスが絶対やらない営業の行動習慣』から-楽しい読書344号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2023/06/post-929a0f.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/59ae185f3daf8eebaec62cad6639e4f4
・『静かな営業 「穏やかな人」「控えめな人」こそ選ばれる30の戦略』渡瀬謙 PHP研究所 2023/7/20
2023(令和5)年8月15日号(No.348)
「私の読書論173-友人・渡瀬謙の新刊・
静かな人のための『静かな営業』を読んでみた」
2023.8.15
私の読書論173-友人の新刊・
静かな人のための『静かな営業』を読んでみた-楽しい読書348号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2023/08/post-a3c1f9.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/18d2f67eff14d96378e59e618cd888a3
・『図説 本の歴史(新装版)』樺山紘一/編 河出書房新社 ふくろうの本/世界の文化 2022/4/23
・『世界の美しい本屋さん』清水玲奈 エクスナレッジ 2015/4/18
・『美しい本屋さんの間取り』エクスナレッジ X-Knowledge 2022/12/29
2023(令和5)年12月15日号(No.356)
「私の読書論177-個性的な本屋の作り方を学ぶ
―『美しい本屋さんの間取り』から」
2023.12.15
私の読書論177-個性的な本屋の作り方を学ぶ―
『美しい本屋さんの間取り』-楽しい読書356号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2023/12/post-bf19e5.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/79bec3e02805048065d5ea41387e2c55
2023(令和5)年11月15日号(No.354)
「私の読書論176-読書週間に関する新聞記事から思ったこと」
2023.11.15
私の読書論176-読書週間に関する新聞記事から思ったこと
-楽しい読書354号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2023/11/post-7462e0.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/d498bde194e54d8e97a5d018d683f607
2023(令和5)年10月15日号(No.352)
「私の読書論175-出版業界―または本と本屋のこと」
2023.10.15
私の読書論175-出版業界―または本と本屋のこと-楽しい読書352号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2023/10/post-d8d8ec.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/7b9a38985fcfd574650e4c54eba355c1
◆メルマガ『週刊ヒッキイhikkii×楽しい読書』コラボ企画――
・『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ブレイディみかこ 新潮文庫 2021/6/24
2023(令和5)年7月15日号(No.346)
「週刊ヒッキイhikkii×楽しい読書コラボ企画:
新潮・角川・集英社<夏の文庫>フェア2023から(1)新潮文庫
左利きライフ研究家が読む――ブレイディみかこ
『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』」
2023.7.15
[新潮・角川・集英社]<夏の文庫>フェア2022から(1)新潮文庫
『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』-楽しい読書346号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2023/07/post-e456f6.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/0b8a7ee570ee5e37305515ff046faddc
『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』
第646号(No.646) 2023/7/15
「週刊ヒッキイhikkii×楽しい読書コラボ企画:
新潮・角川・集英社<夏の文庫>フェア2023から(1)新潮文庫
左利きライフ研究家が読む――ブレイディみかこ
『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』」
2023.7.15
左利きライフ研究家が読む――ブレイディみかこ『ぼくはイエローで…』
-週刊ヒッキイ第646号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2023/07/post-e456f6.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/bef4ad5a52cfa242388eb430fbc39b3f
◆メルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』向け――
・『初心者のためのキーボード講座 ゼロから始められるあんしん入門書』自由現代社 2022.8.30
第643号(No.643) 2023/6/3
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その25―
楽器における左利きの世界(13)キーボード演奏での指使い」
2023.6.3
[左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ(25)]
楽器における左利きの世界(13)キーボード演奏での指使い
-週刊ヒッキイ第643号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2023/06/post-5691ca.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/12dd668304395546320d2e53f4c38893
・『鍵盤ハーモニカの本』南川朱生(ピアノニマス)春秋社 2023/4/19
第648号(No.648) 2023/9/2
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その25―
楽器における左利きの世界(15)
左利きの知らない 鍵盤ハーモニカの世界」
2023.9.2
[左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ(25)]
楽器における左利きの世界(15)鍵盤ハーモニカの世界(1)
-週刊ヒッキイ第648号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2023/09/post-e4540c.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/b48069538edf0c84d684ff6fd4aa2b8a
・『左利きの言い分 右利きと左利きが共感する社会へ』大路 直哉/著
PHP新書 2023/9/16
第654号(No.654) 2023/12/2
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その25―
楽器における左利きの世界(17)
大路直哉著『左利きの言い分』の音楽家たちについて」
2023.12.2
[左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ(25)]
楽器における左利きの世界(17)『左利きの言い分』の音楽家
-週刊ヒッキイ第654号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2023/12/post-ae5d74.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/be026931242af6380336a9c53468744f
●(2)その他の古典系のお勉強本
・『ツァラトゥストラはこう言った』フリードリヒ・ニーチェ
森 一郎/訳 講談社学術文庫 2023/6/12
以前、光文社古典新訳文庫版の丘沢 静也さんの訳本
『ツァラトゥストラ〈上〉〈下〉』の二巻本で読み、大いに読みやすく、
哲学書というよりは文学書という感じで、楽しめた作品でした。
ただ、二巻本というのは、やはり扱いにくく感じます。
通しで読むだけなら問題はないのですが、何か調べたり、
ペラペラ読みするときは、一巻本の方が便利で扱いやすく思います。
で、改めて新訳本が出たので買いました。
通しではまだ読んでいませんが、ペラペラめくりながら、その都度、
気になるところを読んでいます。
一冊手元にあると、何かと楽しめる良い作品です。
私も以前、『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』で
一部を引用しています。
『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』
第649号(No.649) 2023/9/16
「創刊18周年記念号――明日のために」
『レフティやすおのお茶でっせ』2023.9.16
左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii創刊18周年記念号-第649号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2023/09/post-11afb6.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/c423b47b3f2aa28f44fd87f1e3193b92
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●最後に――明日のために、今書くこと
《およそ書かれたもののなかで、私が愛するのは、
血をもって書かれたものだけだ。血をもって書け。
そうすれば君は、
血こそ精神だということが身に沁みて分かるだろう。》
『ツァラトゥストラはこう言った』フリードリヒ・ニーチェ
森一郎訳 講談社学術文庫 2023/6/12
「第一部 ツァラトゥストラは語る」<読むことと書くこと>p.66
「血でもって書く」とまでは行かないかもしれませんが、
「汗で書く」―「汗をかく」ぐらいなら私にもできそうです。
それぐらいの意気込みで無理せず続けていきたいと思っています。
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(3)小説や左利き本等の著作のためのお勉強本
特になし。
・・・
以上、(前編)でした。
(後編)は、来年第一発になります。ご了承ください。
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本誌では、「私の読書論178-私の年間ベスト3-2023年〈リアル系〉(前編)」と題して、今回も全文転載紹介です。
長くなりすぎましたので、途中で半分に分けることになりました。
というわけで、今回は「前編」です。
今回は、まだ読んだ本を全部紹介し切れていないのですが、本文でも「メルマガの為に読んだ本ばかり?」と書きましたように、今年の場合は、本自体数を読んでいないため、メルマガを書くために読んだ本が大半になっています。
そのため、改めて<ベスト3>に上げるのはどうかと思い、ちょっと気が引けるという感じで、選びにくい状況でした。
次号の(後編)では、「●(4)個人的な趣味、仏教や空海・弘法大師に関する本」を紹介し、その後、いよいよ
「●私の2023年〈リアル系〉ベスト3候補」、「●私の年間ベスト―2023年〈リアル系〉」を紹介します。
お楽しみに!
・・・
*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』
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※本稿は、レフティやすおの他のブログ『レフティやすおの新しい生活を始めよう』に転載しています。
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