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2020.09.19

左利きライフ研究30年(8)「左組通信」4「左利き川柳」前-週刊ヒッキイ第579号

『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第579号 別冊編集後記


第579号(No.579) 2020/9/19
2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年
(その8)その後の30年―左利きライフ研究の30年(7)


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☆彡 【15周年】 ☆彡 Happy Birthday!


2005.9.28 の創刊から、15年が経過しました。


ずっと15周年とは気がつきませんでした。
つい昨日、気付きました。


「15周年記念」なんて、
急に思いついても何もできません。


今回も、前回からの引き続きで、
今はなきホームページの紹介です。


これからもよろしく! (゚゚)(。。)ペコッ


レフティやすお


 


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◆◇◆◇◆ 左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii ◆◇◆◇◆ 
【左利きを考えるレフティやすおの左組通信】メールマガジン


右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして
左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
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第579号(No.579) 2020/9/19
2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年
(その8)その後の30年―左利きライフ研究の30年(7)
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2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年
(その8)その後の30年―左利きライフ研究の30年(7)
 ホームページ「レフティやすおの左組通信」のこと(4)
  コンテンツ・その5「左利き川柳」(前編)
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 「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年」
 の8回目です。


 「その後の30年―左利きライフ研究の30年」の7回目です。


 前回(7月)に引き続き、今回も、
 今はなきホームページの紹介の4回目です。


 


┏ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┓
  2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年
(その8)その後の30年―左利きライフ研究の30年(7)
ホームページ「レフティやすおの左組通信」のこと(4)
    コンテンツ・その5「左利き川柳」(前編)
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 ●コンテンツ・その5「左利き川柳」

これは比較的新しいコンテンツで、


「麗風亭康翁(れいふうてい・やすおう)」


という筆名を使っています。


左利きの特徴や、左利きで苦労することなどをネタに
川柳にしています。


これも自分でいうのもなんですが、結構面白いので、
左利きの人なら、共感していただけるものがいくつもある
と思います。


--
★彡 新作追加(08.07.2)
【左利き川柳】 川柳で読む左利き
〈左利きへのエール 〉〈右利き社会〉〈左利きの生活〉
〈自動改札〉〈左手筆記〉〈幼き日〉〈左箸〉〈お花見〉
〈春・新人〉〈左利きの世界観〉
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Hidarigumi-hgsenryuu-01


 


Hidarigumi-hgsenryuu-02


 


Hidarigumi-hgsenryuu-03


 


Hidarigumi-hgsenryuu-04


(画像:ページ・トップから前半の作品紹介まで)


 


今回良い機会ですので、全作紹介しておきましょう。


初めに新作を紹介しています。


そのあと、前半では作品のみを紹介し、
後半は同じ作品を解説付きで紹介しています。


スペースの関係で、後半の解説付きの部分を紹介します。


今回は、その(前編)として、新作と前半の3題を紹介します。


↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 


 


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(初出)2002.10.10/04.3.31(最終)08.8.16


【左利き川柳】麗風亭 康翁(レフティやすお)


  左利きにまつわる人生の喜怒哀楽を川柳に綴ってみれば…
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〈新作〉


◆使えるね その一工夫で 左右なし


~ちょっとした工夫で、
 右手でも左手でも使えるものになってる製品がある、
 これはうれしい!


 


◆裏見ても 切り口マーク 右は右


~お菓子の袋、右側に切り口のマークが印刷されていたので、
 思わず裏返してみたが、やはり右側に切り口マークが…。


(2008.8.16)
※初出:『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』
第146号(No.146) 2008/8/16「左手書字の研究―実技編(7)」


 


◆きみは右ぼくは左で肘ゴッツン!


~あるあるーっ! せやけど、狭い日本が悪いんや!
 "譲り合う心一つで事故はゼロ"。


◆次は右今度は左と逆教え


~人間カーナビは難しい! 逆教えてるつもりやないんやけど…。


(2008.7.2)
※初出:『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』
第140号(No.140) 2008/7/5
「<左利きQ&A>(20)工夫で左右兼用」


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「左利き川柳」<新作>は、
左利きを考えるメルマガ
『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』誌上で、
随時公開される予定です。
ご登録は ↓ からどうぞ!
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解説


〈左利きへのエール〉
◆左手にペン持て箸持て自信持て


文字通り、ほかに言うことなし。
左利きであることを明らかにしてゆこう。
恥ずかしいことではないのだ、普通の事なのです。
自然な姿です。自信を持って胸を張って生きて行こう!


〈右利き社会〉
◆わが子より 右利き社会に 愛の鞭
◆親心 あるなら 社会を 変えてくれ


子を思う気持ちから、
右利き社会で生きていく上で不便なことも多いだろうから、
何とか右手使いができるようにならないか
と気をやむ親御さんがいます。


しかし、ホントにその子がかわいいなら、
左利きだから苦労するということのない世の中に変える方が
本筋でしょう。


〈左利きの生活〉
◆鏡見てわが振り直す左利き


鏡の中の自分の姿は右利きに変わっているので、
ふだん見慣れているほかの人の姿とイメージをダブらせて、
自分の動きをチェックするわけです。


◆左手の時計を右に変えたぼく


高校生になったお祝いに父から腕時計をもらったのですが、
時計は左手にするものと教えられたこともあり、
また左利きであることをかくしたい気持ちもあり、
ずっと左手にしていたのですが、
筆記の際に邪魔になるので気になっていました。


左利きであることを隠すのが嫌になったこともあり、
あるときから右に変えました。
それからはあまり邪魔になることもなく、
以来腕時計をするときは必ず右にしています。


◆恵方より持つ手が気になる左利き


2月3日は節分。関西ではこの日に、その年の恵方に向かって
巻き寿司を一本丸かぶりする慣わしがあります。
が、これは比較的最近のことで、海苔業者が拡販のため、
すし屋さんと組んで始めたことと言われています。


左利きの人は、自分のまわりで左手を使っている人がいると
目ざとく察知します。
ふだんからまわりの人の利き手が気になるものなのです。


◆現実をひも付きペンが突きつける


銀行や役所などの受付にボールペンが置いてありますが、
たいていは何処かへ行かぬように紐がつけてあります。
この紐が決まってテーブルの右端に固定されていて、
右利きの人には問題はないのかも知れませんが、
左手使いには非常に不便です。
ある程度長さに余裕があればいいのですが、
中には短すぎて困る場合があります。
私はこの右固定式のひも付きのペンを目にするたびに、
気が重くなり、何か嫌ーな感じがします。
右利き偏重社会という現実が顔を突きつけてくる感じです。


◆「矯正」に負けずにアサガオ左巻き


わが家では子供の頃から毎年裏庭にアサガオを植えていました。
種から育てていくのですが、
蔓が出てくると決まってやる遊びがありました。


前の晩にある程度伸びてきた蔓を
逆回りに支柱や横紐に巻きつけるのです。
そして翌朝見てみると、
また元通りに左巻きに巻きついているわけです。


◆手洗いの蛇口は左栓は右 03.4.23


こういう蛇口と水栓レバーとが
別々になっているタイプの水道の洗面所があります。
これは右利きの人には感じられないかもしれませんが
左利きの人ではちょっとだけ気になります。


◆痛い手をがまんしいしい裁ちばさみ 03.9.25


ボール紙を切るのに、
こそっと母の裁ちばさみを借りたもののしばらく使っていると
手や指が痛くなって来る。
右手に沿うような形状になっている持ち手を、
左手で使っているためなのだが、ホントに嫌になってしまいます。


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 ――以上、「左利き川柳」(前半)の紹介でした。


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本誌では、「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(8)その後の30年(7)「左組通信」4「左利き川柳」」と題して、今はなき私のホームページ『レフティやすおの左組通信』から「左利き川柳」を紹介しています。


今回は、ホームページ復活計画というところで、このブログでも、川柳で詠む左利きライフというコンテンツ「左利き川柳」の前半分にあたる新作と3題(前編)を転載し紹介しました。


さて、どのように感じられましたでしょうか。
ご共感いただければよいのですけれど……。


 ・・・


私の(前半)の推しは――


〈左利きへのエール〉
◆左手に ペン持て 箸持て 自信持て


〈右利き社会〉
◆わが子より 右利き社会に 愛の鞭
◆親心 あるなら 社会を 変えてくれ


これは、正味私の一番の思いを表したものです。


(右利き偏重の社会から左右平等の社会に)「社会をチェンジする」というのが、私の長年の願いです。


(この「チェンジ/Change(変革)」という言葉は、 前アメリカ大統領のオバマさんが出てきたときの、ちょっと古いフレーズですが。他に有名な言葉としては、「Yes We Can!(我々にはできる)」がありましたね。私も「できる」と思っています。)


 ・・・


次回の(後編)でラストに掲げている


〈左利きの世界観〉
◆少数派? それでも世界がまちごてる!


これも、非常に強い思いをこめた川柳なんですけれど。
「(左利きの)自分が間違っている」のではなく、「(左利きを無視する)世界」の方が間違っているのだ、という思いです。


次号もお楽しみに!


 ・・・


上記以外の詳細は、本誌で。


*本誌のお申し込み等は、下↓から
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