私の読書論118-読書の仕方あれこれ~ペラペラ読み
―第245号「レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記
★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★
2019(平成31)年4月15日号(No.245)-190415-
「私の読書論118-読書の仕方あれこれ~ペラペラ読み」
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私の読書論118-
― 紙の本だからできること ―
読書の仕方あれこれ ~「ペラペラ読み」
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●松岡正剛さんの読み方あれこれ
●「臨本応変」
●読みの要訣
●読み取りの4段階
●本は読むもの
●どう読むかが大事
●ペラペラ読みで大体のところはわかる
●本屋さん時代の失敗
●「ペラペラ読み」の効果
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本誌は、「私の読書論118-読書の仕方あれこれ~ペラペラ読み」です。
松岡正剛さんの著書『千夜千冊エディション 本から本へ』(角川ソフィア文庫)から、「第三章 読みかた指南」の<前田勉『江戸の読書会』1661夜>にある文章を引用し、あれこれと思うところを述べています。
まこと、本の読み方には色々ありまして、一番オーソドックスなのは、当然のように最初のページから最後まで読み通す方法です。
しかし、一度はそうやって通読したうえで、より深い理解を促すには、また違った読み方があると考えられます。
また、そうではなく、初めからもっと違った形の読み方もあるのでしょう。
本の種類やその時の読者の状況、コンディションによっては。
たとえば、風邪で寝込んでいるときなど、特別痛みがあるとか身体に重大な異常があるというのではなく、単純に身体を安静にしていなければならないというようなときには、軽い本でも読んで時の経つのを待つということがあります。
そういう時は、2月に取り上げましたように、サマセット・モームが『読書案内―世界文学―』(西川正身訳 岩波文庫)で書いていますように、
《もっとも、よみごたえのある探偵小説五、六冊と、それに湯たんぽの用意がありさえすれば、(略)わたしたちは鼻かぜくらいなんだといって、平然としていことができるだろう。》
というように、お気に入りの推理小説でも読んでいるのがいいでしょう。
またお勉強の場合なら、同一テーマの複数の本を用意し、あれこれ摘まみ読みするのも一法です。
で、私のおススメの方法として、「ペラペラ読み」を紹介しています。
まあ、これにも二通りありまして、一旦通読したものをまた取り上げる場合と、全く初見の本を取り上げる場合とがあります。
(ええーっ、詳細につきましては本誌を見てていただくのがいいのですけれど……。)
というわけで、今回は本の読み方について書いてみました。
・・・
では、詳細は本誌で!
*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』
*参照:
『千夜千冊エディション 本から本へ』松岡正剛 角川ソフィア文庫 2018/5/25
『読書について 他二篇』ショウペンハウエル/著 斎藤忍随/訳 岩波文庫 1960
『読書案内 ―世界文学―』サマセット・モーム 西川正身訳 岩波文庫 1997.10.16 "BOOKS AND YOU" 1940
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