中国の古代思想を読んでみよう(28)『荀子』性悪説と異端の儒家
―第242号「レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記
★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★ 2019(平成31)年2月28日号(No.242)-190228-
「中国の古代思想を読んでみよう(28)『荀子』性悪説と異端の儒家」
------------------------------------------------------------
●荀子という人
●荀子を学統からみると
●『荀子』の構成
●『荀子』を問題別にみれば
●『荀子』の思想、四つの特徴
------------------------------------------------------------
本誌は、「中国の古代思想を読んでみよう(28)『荀子』性悪説と異端の儒家」です。
いよいよ諸子百家の思想をたどるこのシリーズも、戦国時代末期の荀子を取り上げることとなり、終りに近づいてきました。
古代中国の思想は、当初は難しいものだろうと思っていました。
(漢字だけでも大変、と。)
それでも読んでいるうちに少しずつですが、完全ではないものの読み下し文(書き下し文)でも読める(読むだけで、理解できるというわけではありません)ようになりました。
何でも慣れるものですね。
理解まで進めばいいのですけれど。
孟子といえば性善説、荀子といえば性悪説、というのがよく知られていますが、実は善か悪かといったそういう正反対の思想というものでもないそうです。
人間の本性というものは……、というのは次回紹介する予定です。
お楽しみに。
・・・
では、詳細は本誌で!
*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』
*参照: 『中国古典文学大系 3』平凡社 1970.1
―全訳『荀子』竹岡八雄・日原利国/訳、竹岡八雄/解説。他『論語』『孟子』『礼記』(抄)。
『荀子』藤井専英/著 井ノ口哲也/編 明治書院 新書漢文大系 25 新版 2004/1/1
―抄訳。本文(書き下し)・解釈(和訳)・背景(解説)からなる。全32篇より70箇所を選ぶ。
『荀子』内山俊彦/著 講談社学術文庫 1999/9/10
―『荀子』の思想の解説書。「性悪説」で名高い人間観や「天人の分」で知られる自然観、「礼の王国」論に見られる国家観等々、現実的かつ合理性に貫かれたその思想像を探る。
『諸子百家』渡辺精一著・解説 小学館・地球人ライブラリー 1996.6.20
――(目次)はじめに、諸子百家以前―天の思想、孔子の思想、老子の思想、荘子の思想、孟子の思想、荀子の思想、韓非子の思想、孫子の思想、百家小伝(墨子、管子、恵施、公孫竜子、蘇秦、張儀、商鞅、申不害、李斯、楊朱、呉子)、解説、リスト・オブ・ブックス
« 右用と左用の違い(31)パッケージ編(5)グリコちょい食べカレー-左利きで生きるには週刊ヒッキイhikkii 第536号 | Main | 左利き者の証言10左利きの寿司職人すきやばし次郎(中)-左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii第537号 »
「趣味」カテゴリの記事
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 2025(令和7)年、明けましておめでとうございます。(2025.01.07)
- レフティやすおの楽しい読書380号-告知-私の読書論192-私の年間ベスト3-2024年〈リアル系〉『都筑道夫の小説指南』(2024.12.31)
- 週刊ヒッキイ第677号-告知-『左組通信』復活計画[35]『LL』復刻(8)LL91996年夏号(2024.12.21)
- レフティやすおの楽しい読書379号-告知-私の読書論191-<町の本屋>論(8)産経新聞記事11/9産経WESTより(2024.12.15)
Comments