宝島社から『左利きの本【左利き専用メジャー&定規つき】』8月31日発売
何年も前に出版関係者を含む一部の左利きの人たちの間で企画話が出ていた、“左利きグッズのおまけ付き雑誌”がついに登場します!
宝島社
左利きの本【左利き専用メジャー&定規つき】(e-MOOK)
アマゾン
がそれ。
発売日:2018年8月31日
価格:本体1,180円+税
判型:B5判
ISBN : 978-4-8002-8769-4
雑誌 : 60743-60
《そこの左利きのあなた! 朗報です!
左利きの左利きによる左利きのためのムックが誕生しました。
付録は、「もう我慢しなくていい」左利き専用メジャー&定規。
仕方なく右利き用を使っていた人も、自分のために作られたこのグッズを使ってみてください。作業効率が驚くほど上がる! 死ぬほど測りやすい! など、感激すること間違いなし。
誌面でも左利きの「あるある! 」を刺激する面白コラムを満載。
ぜひその左手で確かめてください!》
(画像:書影が公開されました)
・・・
調べてみますと、2009年の『モノ・マガジン』2009年2月2日号(no.598)●あの名特集が帰って来た! 左利きグッズ大図鑑●(1月16日発売)のあと、菊屋浦上商事の浦上裕生さんや『左利きの人々』の著者・渡瀬謙さんらとのやりとりで、宝島社の編集者さんから提案があったと知らせを受けたものでした。
(画像:『モノ・マガジン』2009年2月2日号特集ページと『左利きの人々』)
当時、おまけつきの雑誌が流行っていて、左利きグッズ(左手・左利き用品)付きの雑誌(ムック本)はどうか、という話題が上がりました。
私も色々おまけを考えたのですが、おまけにできる製品には色んな制約があるようで、適当なものが思い浮かびませんでした。
左利き用といえば、まず思い浮かぶのはハサミですが、これはもう定番中の定番として、いまさらという感じです。
刃物類がありますが、ちょっと危ない面もあります。
比較的安価で、それでいて「ありそうでないもの」、かつ「誰もが一度は欲しいと思うもの」といいますと、結構選択肢の難易度が上がります。
あのときのご仁ならば、苦節10年などといいますが、なんと苦節9年(と数カ月)! の成果となります。
(まさに、Congratulations! おめでとうございます! ですね。)
ようやく適当なものが見つかったようです。
確かに、定規はいくつかの企業から左専用や左右両用など出ています。
でも、左用メジャーはあまり見かけません。
これは良い選択だったと言えそうです。
・・・
左利きの人に使ってほしいのは、もちろんです。
しかしそれ以上に、右利きの人に使ってもらって、普段左利きの人が利き手に合わない道具でどのような不便を感じているか、を体験してもらうというのが、もうひとつの使用法でしょう。
発売の8月31日が楽しみです。
31日じゃなく13日だったら、もっと話題になってたかも……。
*参照:『レフティやすおのお茶でっせ』 2015.12.31
斬新さで人目を引く、左右両用の無印良品・両面目盛の定規15cm
2012.12.06
左利きが使いやすい定規(3)まとめ~左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii341号
●第341号(No.341) 2012/12/1「レフティ・グッズ・プロジェクト <左手・左利き用品を考える>第10回 定規を考える(3)」
▼内容の詳細報告はこちら↓ 2018.9.11
宝島社『左利きの本【左利き専用メジャー&定規つき】』買いました
(画像:本体と付録のメジャーと定規)
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