私の読書論101-私の年間ベスト2017(前編)リアル系
―第215号「レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記
★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★
2018(平成30)年1月15日号(No.215)-180115-
「私の読書論101-私の年間ベスト2017(前編)リアル系」
本誌では、「私の読書論101-私の年間ベスト2017(前編)リアル系」と題して、昨年読んだ本のうち、リアル系の45冊の中からおススメの一冊を選んでいます。
内要は、本誌を見てのひ・み・つ――ということですが、サービスで「ベスト3ぐらい」をネタばらししておきましょう。
◆『諸子百家―儒家・墨家・道家・法家・兵家』湯浅邦弘 中公新書 2009/3/1
―初心者向けに「諸子百家」全般について、標準的な選択で、一般的な基礎知識を簡潔にまとめています。
◆『人生論ノート』三木清 新潮文庫 改版 1978/9
―非業の死を遂げたといってもいい思想家・哲学者。
人生についての箴言等、気になる言葉や文章が並んでいます。
小著ですので、気軽に手に取っていただけるものです。
◆『幸福について―人生論―』ショーペンハウアー 橋本文夫訳 新潮文庫 1958/3/12
―ラッセル『幸福論』を読む際に参考として読んだものです。
名言や箴言が好きな人にはたまらない魅力がある一冊。
ちょっと辛口のユーモアに含まれた確かな言葉が心に響きます。
「三大幸福論」にも負けない名著。1851年「処世術箴言」の全訳。
*新訳本:
『幸福について』ショーペンハウアー 鈴木芳子訳 光文社古典新訳文庫 2018/1/11
―上記の本が半世紀以上前の翻訳で、一部訳文に馴染みにくい表現もあり、新訳本がどうなっているか、楽しみです。
◆『ニュートンとアインシュタイン』石原藤夫 ハヤカワ文庫JA 1983/3
―人生を考える上でも、興味深い伝記であり、かつ学問の成果を解説しています。
現行本で簡単に手に入る状況なら、これを一位に推していたかも、という本です。
次点ということで。
〈特別篇〉
◆『弘法大師空海と出会う』川﨑(さき)一洋 岩波新書 2016/10/21
―伝説の部分にも触れていて、真実の「人間・空海」のみならず、信仰の対象となっている「お大師さん」にも出会える本でした。
さて、「ベスト1」は?
・・・
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(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』
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