ロバート・F・ヤング新短篇集『時をとめた少女』2月23日発売
映画『君の名は』等の人気に乗ろうと言うのか、手持ちの時間SFの類の作品集を次々企画に乗せているようです。
昨年末には、梶尾真治新版短篇集『美亜へ贈る真珠〔新版〕』が《12月緊急刊行決定!》されました。
『美亜へ贈る真珠〔新版〕』梶尾真治/著 (ハヤカワ文庫JA)2016/12/20
今度は、ヤングの新短篇集『時をとめた少女』が登場します。
『時をとめた少女』ロバート・F・ヤング/著 (ハヤカワ文庫SF)2017/2/23
小尾 芙佐、深町 眞理子、山田 順子、岡部 宏之/訳
たぶん、以前『SFマガジン』に掲載されたもの――たとえば、ヤング特集号(S-Fマガジン 1972年06月号 (通巻160号)
)とか――を編集したものでしょう。
(多くの訳者名が出ているからです。)
ヤングは、〈ボーイ・ミーツ・ガール時間SF!〉とどこかの本の惹句にありましたが、まさにそう呼ぶのがふさわしい一連の小説群が日本では受けています。
三上延さんの『ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~』(メディアワークス文庫 2012/6/21)でとりあげられ、人気が再燃したようです。
その後、ながらく出版予定のみ掲げられていた傑作選とも言うべき短篇集『たんぽぽ娘』が出版されました。
さらに、短篇を長編に書き改めたものが2作出版されました。
『ビブリア―』で気になった人たちというのは、あの一作だけで、残念ながら他の作品には興味を抱かなかったようで、私のようなオールド・ファンが期待したほど評判にはなりませんでした。
それでも、今回こういう形で新たな短篇集が出版されるというのは、やれやれ(一安心)、という思いです。
楽しみです。
【ロバート・F・ヤング短篇集】 『たんぽぽ娘』伊藤典夫/編訳 (河出文庫)2015/1/7
『ジョナサンと宇宙クジラ』伊藤典夫/編訳 (ハヤカワ文庫SF)2006/10
『ピーナツバター作戦』桐山 芳男/訳 (青心社Seishinsha SF Series)2006/12
【ロバート・F・ヤング長篇化作品】 『時が新しかったころ』中村 融/訳 (創元SF文庫)2014/3/22
『宰相の二番目の娘』山田 順子/訳 (創元SF文庫)2014/10/31
(他にも、ヤングの短篇が収録されているアンソロジーがいくつかあります。)
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