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2016.05.01

人に勝つ兵法の道-宮本武蔵『五輪書』NHK100分de名著2016年5月

NHK『100分de名著』2016年5月は、宮本武蔵「五輪書」です。

今回初めて読んでみました。

以前から書名は知っていました。
薄っぺらい本だということも。
読む気になれば、すぐに読めると高をくくって、今まで読まずにいたというところです。

今回読んでみますと、色々なことが分かりました。
また著名な古典といえども、色んな見方があるものだと、改めて認識させられました。

 ・・・

名著54 五輪書 第1回 5月2日放送 兵法の道はすべてに通じる
「兵法は全てに通じる」と説く宮本武蔵独自の兵法論を学ぶことで、現実社会を生きる私達にも通じるメッセージを読み解いていく。
第2回 5月9日放送 自己を磨く鍛錬の道
「水の巻」に即して、「自己鍛錬の方法」「専門の道を極める方法」を学んでいく。
第3回 5月16日放送 状況を見きわめ、活路を開け!
戦い方の根本を説く「火の巻」から、現代のビジネスやスポーツ等の分野にも応用できる「状況を見極め、活路をひらいていく方法」を読み解いていく。
第4回 5月23日放送 己が道に徹して、自在に生きよ!
武蔵が「少もくもりなく、まよひの雲の晴れたる所」と表現する「空」のあり様を明らかにし、「より大きなところから自分自身を見つめる視点」や「偏りや歪みから解き放たれた、自在なありよう」がどんなものかを学んでいく。

【講師】魚住孝至(放送大学教授)
【出演】チョウ・ヨンホ(俳優)
【司会】伊集院光,礒野佑子
【語り】山本美穂,【声】宇垣秀成

 

「プロデューサーAのおもわく。」より

「五輪書」は、単に剣術や兵法の書にとどまりません。武蔵自身「何れの道においても人にまけざる所をしりて、身をたすけ、名をたすくる所、是兵法の道なり」と書いている通り、その極意は、社会のあらゆる道にも通じるものであるといいます。... 番組では魚住さんを指南役として招き、「五輪書」を、宮本武蔵の生き様を交えながら、分りやすく解説。武蔵の思想を現代社会につなげて解釈するとともに、現代の私たちが生きていくためのヒントを読み解いていきます。

 

○NHKテレビテキスト「100分 de 名著」
宮本武蔵「五輪書」 2016年5月
独りの道を貫け!
己を磨き続ければ、自在な境地へと達する。

 

 

【講師・魚住 孝至さんの著作】『宮本武蔵「五輪書」 ビギナーズ 日本の思想』宮本 武蔵 魚住 孝至 角川ソフィア文庫 2012/12/25

 

 

『宮本武蔵―「兵法の道」を生きる』魚住孝至 岩波新書 2008/12/19

 

 

【私が読んだ本】 『五輪書』宮本武蔵/著 渡辺一郎/校注 岩波文庫 1985/2

 

 

『実戦 五輪書』柘植久慶/著 原書房 1994
―冒頭に著者が『五輪書』の梗概とみなす「兵法三十五箇条」を置き、その後本編を原文・現代語訳・著書解説で示す。
 剣術経験はないが、ナイフによる“二刀流”の格闘実戦の経験から、武蔵の剣術及び兵法の要点を解き明かす。

 

 

 ●意外に悪評もある古典

『五輪書』について色んな人の本を見ていますと、毀誉褒貶といいますか、「あの本は中身がない」とけなす人もあり、剣豪の書いた古典として名著だという人もあり、と従来の古典のイメージとはずいぶん異なった印象を受けました。

従来古典の名著と言いますと、人により好き嫌いから好悪の評価が分かれることはありますが、これほど著作そのものの価値評価が分かれる例は存知ません。

これはどういうことなのかと自分なりに読んでみますと、「はは~ん」と思うところがあります。
一つは、やはり具体的な記述よりも、精神論的な、基本中の基本といった抽象論的な部分、これは言葉では言い表せないといった記述がある、ということです。

言葉では言い表せない、文章では書けない、といった記述が何カ所か見られます。
例―

一流の太刀筋、此書に書き顕はすもの也。此道いづれもこまやかに心の儘(まま)にはかきわけがたし。》「水の巻」
此儀濃(こま)やかに書分けがたし。》「火の巻」<一 三つの先といふ事>
さまざま心のゆく所、書付くるにあらず。》「火の巻」<一 つかをはなすといふ事>
今初而(はじめて)此利を書記す物なれば、あと先とかきまぎるる心ありて、こまやかにいひわけがたし。》「火の巻」
(岩波文庫『五輪書』渡辺一郎/校注より)

というように再三書かれていて、確かに言葉では言い表し難いことも多いとは思いますが、そうはいってもそこを表現するのが著作というものでしょう、という気もします。

もう一つは、やはり読む側の期待値というものが非常に高いという面があり、それに比較するとどうなんだ、という問題があるのでしょう。
なんと言いましても宮本武蔵と言えば、「巌流島の決闘」や京都・一乗寺下がり松での兵法家・吉岡一門との戦い等を思い起こす、生涯無敗の剣豪ですので、その奥義をしたためた書となりますと、おのずから期待も高まるものです。

ところが、一対一の戦いよりは、もっと大きな集団の戦いについて書いていたり、どうも剣術の本というより「兵法の書」になっているわけです。
また、剣術指南書というより、心の持ち方やものの学びについての抽象的・精神論的な大きなくくりの書になっています。

具体的な記述もあるのですけれど、(例えば、「水の巻」での刀の持ち方や構えといったこと等)、全体に心構えの重要性を述べたり、鍛練を求める言葉で締めくくったり、これは書き著せないので口伝するとしたり、今一つすっきりしない面もあります。
こういったところが評判を下げる要素なのかな、という気がします。

口伝となる部分は、理解できます。
人により体格も力量も違い、経験も理解力も異なります。
戦いの場も状況も様々であり、そこに共通して通用する何か魔法のような極意や秘伝があるとは思えません。
ケース・バイ・ケースで、マン・ツー・マンでなければ伝えられないものがあるはずです。

全体を通じていえば、未完成?な部分(「空の巻」には具体的な解説がありません。これは元々「ない」のか、あるいは「空」=「無い」の意なのか)もあり、写本自体の精度が悪いのか(私が読んだのは、いわゆる細川家本による)、はたまた元々名文家ではなかったのか、文人といわれる著述家の先生方から見れば、言葉遣いや言い回し等にものの足りなさを感じるところがあるのかもしれません。

 

 ●まことの兵法の道とは

講師の魚住さんの著作『宮本武蔵―「兵法」の道を生きる』によりますと、武蔵は『五輪書』以前に、いくつかの剣術書を書いているようで、『五輪書』は必ずしも今私が上に書いたような若書きのような著作ではなさそうです。

24歳で円明流という一流をたて、『兵道鏡』という剣術の奥義書を書いて、有力な弟子に与えていたそうです。
その後、29歳で例の巌流島での佐々木小次郎との決闘に勝ち、それ以後「天下一」の剣豪として、決闘の類は辞め、兵法の道を究める方向に進んだようです。

剣術だけでなく、書や画、茶の湯等広く教養を身に付けていった、と言います。

そして50代に入り、弟子の稽古の備忘録として書かれた14カ条のもの(魚住さんがいうところの『兵法書付』)があり、それは『兵道鏡』をさらに一歩進めたものでした。
60歳を前にして武蔵は、熊本・細川家の客分となり、『兵法三十五箇条』を藩主に呈上します。

これらは、のちの『五輪書』に通じるものでもあったと言います。

このように、『五輪書』にはその前身となる剣術書の類があり、それらを下敷きに死を目前にした武蔵が己の求めてきた兵法の道を窮める一書に仕立て上げた、というのです。

武蔵が求めたまことの兵法の道とは何か。
それが『五輪書』にしたためられているのです。

「武士道とは、死ぬことと見つけたり」といった言葉がありましたが、武蔵は死ぬことは武士でなくても誰にでもできることであり、本当の兵法の道とはそうではなく、

... 先(ま)づ、武士は文武二道といひて、二つの道を嗜む事、是(これ)道也。縦(たと)ひ此道ぶきようなりとも、武士たるものは、おのれおのれが分際程は、兵の法をばつとむべき事なり。... 武士の兵法をおこなふ道は、何事におゐても人にすぐるゝ所を本とし、あるいは一身の切合(きりあい)にかち、あるいは数人の戦(たたかい)に勝ち、主君の為、我身の為、名をあげ身をたてんと思ふ。是、兵法の徳をもつてなり。... 何時(いつ)にても、役にたつやうに稽古し、万事に至り、役にたつやうにおしゆる事、是兵法の実(まこと)の道也。》「地の巻」

(1)文武両道を備えるように努め、(2)不器用でも自分なりにできる限り努力し、(3)何事においても人に優れ、(4)切り合いに勝ち戦いに勝ち、(5)名を上げ身を立てること、すなわち「人にまさる」を目指して「朝鍛夕練」――日夜精進することだ、と言います。

 

 ●人にまさる

『五輪書』から印象に残った部分を書いてみます。

 ・・・

「地の巻」冒頭、武蔵は兵法を大工にたとえています。(<一 兵法の道、大工にたとへたる事>)

大将は大工の統領だ。
大工の統領は設計から材料選び、人の配置まで心を配って建物を作る。
士卒は大工だ。
自分で道具をどぎ、その道具を駆使して仕事を仕上げる。
兵法も同じだ、と。

そして「地の巻」の最後に、9カ条の兵法の道を行なう法を述べます。
第一に、よこしまになき事をおもふ所
第二に、道の鍛練する所
第三に、諸芸にさはる所
第四に、諸職の道を知る事
第五に、物毎(ものごと)の損得をわきまゆる事
第六に、諸事目利を仕覚ゆる事
第七に、目に見えぬ所をさとつてしる事
第八に、わづかなる事にも気を付くる事
第九に、役にたゝぬ事をせざる事

ひと目見れば分かりますように、正に基本的な事柄ばかりです。

何事にも気を配り、教養を身に付け、視野を広げ、ムダなことはせず、鍛練に励む。
誰でもその気になればできることでもあります。
そうは言ってもそれを究めるとなると、また話が別です。

「人に勝つ」ということは、「人よりもまさる」ことだというわけです。

 

 ●「勝つ」ということ「切る」という思い

武蔵は、まず兵法とは「敵に勝つ」こと、二天一流の目的は「敵を切る」ことだと明確に記しています。
「勝つ」

何(いずれ)にても勝つ事を得る心、一流の道也。》「地の巻」<一 此一流、二刀と名付くる事>
此法をおこなふ事、武士のやくなりと心得て、けふはきのふの我にかち、あすは下手にかち、後は上手に勝つとおもひ、... 一身を以て数十人にも勝つ心のわきまへあるべし。》「水の巻」
剣術実(まこと)の道になつて、敵とたゝかひ勝つ事、此法聊(いささ)か替る事有るべからず。我兵法の智力を得て、直(すぐ)なる所をおこなふにおゐては、勝つ事うたがい有るべからざるもの也。》「火の巻」
物毎(ものごと)に勝つといふ事、道理なくしては勝つ事あたはず。わが道におゐては、少しもむりなる事を思はず、兵法の智力をもつて、いかやうにも勝つ所を得る心也。》「風の巻」<一 他流におゐて、つよみの太刀といふ事>

「きる」

敵をきるものなりとおもひて、太刀をとるべし。》「水の巻」<一 太刀の持ちやうのこと>
いづれのかまへなりとも、かまゆるとおもはず、きる事なりとおもふべし。》「水の巻」<一 五方の構の事>
先(ま)づ太刀をとつては、いづれにしてなりとも、敵をきるといふ心也。》「水の巻」<一 有構無構のおしへの事>
唯人をきりころさんとおもふ時は、つよき心もあらず、勿論よはき心にもあらず、敵のしぬるほどと思ふ義也。》「風の巻」<一 他流におゐて、つよみの太刀といふ事>

何事に置いても、目的をしっかりと持つことが重要です。
ゴールをしっかりと見極められないと、何をしていいのか分かりません。

武蔵は、「人をきる」こと、「敵に勝つ」ことを根本に置いて話を組み立てています。
その辺がこの書が明快なものにしている点でしょう。

反面、そのためなら手段を選ばずといった姿勢も見られ、文人からは評判が悪いのかもしれません。

勝負において勝利を至上とする考えは、『孫子』の兵法にも通じる当然の戦略でもあると思うのですけれど……。

 

 ●心は空

「風の巻」で、他流との違いを書いています。
ここで、

我兵法のおしへやうは、初而(はじめて)道を学ぶ人には、其わざのなりよき所をさせならはせ、合点のはやくゆく理を先におしへ、心の及びがたき事をば、其人の心をほどくる所を見わけて、次第次第に深き所の理を後におしゆる心也。》「風の巻」<一 他流に、奥表といふ事>

といい、しかし、自分の教える兵法に特別な「奥口」はないといいます。

武蔵は、奥義や入口も構えの極意もない、ただ心の持ち方、兵法の徳をわきまえること、これが兵法における肝心なことだ、といいます。

我一流におゐて、太刀に奥口なし、構(かまえ)に極(きわま)りなし。唯心をもつて其徳をわきまゆる事、是兵法の肝心也。》「風の巻」

これが、最後の未完と思われる「空の巻」につながります。

空といふ心は、物毎のなき所、しれざる事を空と見たつる也。勿論空はなきなり。ある所をしりてなき所をしる、是則ち空也。... 武士は兵法の道を慥(たしか)に覚へ、其外(そのほか)武芸を能(よ)くつとめ、武士のおこなふ道、少しもくらからず、心のまよふ所なく、朝々時々におこたらず、心意二つの心をみがき、観見二つの眼をとぎ、少しもくもりなく、まよひの雲の晴れたる所こそ、実の空としるべき也。》「空の巻」

体力・精神力・知力など稽古や勉強を重ね、経験を積み、すべての面で人間力を磨き上げることが、勝つことにつながるという、宮本武蔵の言葉は、やはり思いものを感じます。

誰もが思いつくような当たり前のこと、基本中の基本かもしれませんが、それを言葉に書き著すことが大事です。
書いたものがあれば、時にこれを復習することができます。

頭の中で分かったつもりでいるとは、大きな違いがあります。
チェックするものがある事の重要さを認識しておくべきでしょうね。

フランクリンが『自伝』で書いているように、十三徳を表にして毎日チェックした、というのと同じです。
管理の際にリストと突き合わせてチェックしたり、巡回のたびにサインや印鑑を押したりするのと何でしょう。

 

 ●武道具は手にあふやうにあるべし

私が一番心に残った言葉は、

人まねをせず共、我身に随ひ、武道具は手にあふやうにあるべし。》「地の巻」<一 兵法に武具の利を知るといふ事>

道具は自分の身に合ったものを使え、という教えです。

私は左利きで、世の多くの道具は右利きの人が右手で使う、あるいは右構えで使うことを前提としたもので、その点でいつも物足りなさを感じています。

「物足りなさ」と少し穏やかな表現をしていますが、本当はもっと腹正しく憤りを感じています。
剣豪や士卒のように、直接命を賭けてる、命をやりとりしているわけではないのですが、実際に生活の不便さや時には身の危険にも発展する問題でもあるのですから。

道具は大切です。
自分に合ったものでなければ、色々と問題があります。

右利きの人は、もうそれだけで有利です。
ところが、自分が恵まれた存在であることをこれらの人の多くが意識していません。

恵まれた存在であることの自覚がないので、他の人の苦労が見えないのです。

原始時代は自分で使う道具は自分で作ったのでしょうね。
その時代の方がよかった、というつもりはありませんけれど、考え込んでしまう事実でもあります。

 ・・・

さて、今回はどのようなお話が展開するのか楽しみです。

 

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