左利きの大関・琴奨菊関、10年ぶりの日本出身力士優勝
遅くなりましたが――。
左手で高々と塩をまくことで以前から左利きの相撲取りとして知られていた、大関・琴奨菊(31、佐渡ケ嶽)関が大相撲初場所で、ようやく初優勝を遂げました。
(画像:塩をまく琴奨菊関)
琴奨菊関おめでとうございます。
2016年1月24日、両国国技館で行われた千秋楽で、大関・豪栄道を突き落としで下して、14勝1敗で悲願の初優勝を飾ったのですが、日本出身力士の賜杯は、なんと2006年初場所の栃東以来10年ぶりとのことです。
(日本国籍を持つ力士の優勝は、平成24年夏場所、日本に帰化したモンゴル出身旭天鵬関があります)
ちなみに琴奨菊関のこの初優勝は、新入幕から66場所目で、元関脇の旭天鵬関に次いで、歴代2位のスロー記録だそうです。
取組前に見せる集中力を研ぎ澄ませる琴奨菊関のルーティンは「琴バウアー」と呼ばれるそうで、呼吸を整え、平常の呼吸のままで挑むということのようです。
ラグビー日本代表の五郎丸選手同様、流行となるかどうかは分かりませんが。
ネットで左利きらしい画像を探しましたが、なかなかそれらしいものは見つかりませんでした。
見つけてきたのが以下のものです。(勝手に借用して、ごめんなさい!)
(画像:琴奨菊関の手形)
(画像:琴奨菊関の始球式?)
手形も左手のようですね。
右利きと思われる力士でも左手手形の人もいますので、一概には言えないようです。
でも、多くの力士は右手手形ですし、左利きの元横綱・朝青龍関は左手手形なので、利き手で押す人が多いようです。
さて、来場所も好成績を出せば、晴れて横綱の可能性も……。
来場所は大阪場所です。
大阪の街にも大相撲の部屋の幟が立ち始めています。
ぜひ大阪の地で、日本出身力士の横綱誕生を期待しています。
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※本稿は、gooブログ「レフティやすおの新しい生活を始めよう!」に転載しています。
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