私の年間ベスト2015(前)リアル系『四書五経入門』-私の読書論74
―第165号「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記
★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★
2015(平成27)年12月15日号(No.165)-151215-
「私の読書論74-私の年間ベスト2015(前編)リアル系
竹内照夫『四書五経入門』」
本誌では、今年私が読んだ本から〈リアル系〉の50冊余の本から、おススメの一冊を紹介しています。
今年の一押しとして選んだのは、
★☆★竹内照夫『四書五経入門 中国思想の形成と展開』(平凡社ライブラリー)
でした。
この本とともに20冊ほど気になった本を挙げています。
その中から、他のおススメ(第二位以下)をいくつか紹介しておきましょう。
★野間文史『五経入門 中国古典の世界』(研文選書)
こちらは、五経のみの入門書。
★渡辺照宏『涅槃への道 仏陀の入滅』(ちくま学芸文庫 2005.12.10)
『マハーパリニッバーナ・スッタンタ(大パリニッバーナ経)』の渡辺訳版です。
ブッダ(釈尊/お釈迦様)の死出の旅と、死後の弟子たちを描いたこの経典自体がお気に入りで、中村元訳で読んでいました。
こちらの方もまた違った訳文で、これもいいと思いました。
ついでに書いておきますと、本誌では取り上げていませんが、
『ブッダの最期のことば』田上太秀 NHK出版 2013.6.25
昨年読んだ
『ブッダ最後の旅をたどる』奈良康明 大法輪閣 2012/9/6
も興味深い本でした。
他には、
★加島祥造『「おっぱい」は好きなだけ吸うがいい』(集英社新書 2014/12/17)
わが敬愛する伊那谷のタオリスト・英米文学者・詩人の加島氏の『老子』に至る文学遍歴を語る本書がよかったですね。
★池上英洋『官能美術史 ヌードが語る名画の謎』(ちくま学芸文庫 2014/11/10)
私にとっては少し珍しい一冊かもしれません。
美術書というのでしょうか。
まあ、単に美女のヌードが興味の中心とも言えますが…。
・・・
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(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』
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