私の読書論73-代表的海外文学入門~集英社文庫ポケットマスターピース
―第163号「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記
★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★
2015(平成27)年11月15日号(No.163)-151115-
「私の読書論73- 初心者のための代表的〈海外文学〉入門
~集英社文庫「ポケットマスターピース」~」
本誌では、10月27日に発売されました、『カフカ』『ゲーテ』の二点を第一回配本とする、集英社文庫ヘリテージシリーズ「ポケットマスターピース」という企画を紹介するとともに、古典や読書について思うところを書いています。
詳しくは本誌をお読みいただくとして、全13巻のラインナップを紹介しておきましょう。
10/27 01カフカ 多和田葉子 編 (編集協力) 川島隆
10/27 02ゲーテ 大宮勘一郎 編
12/17 03バルザック 野崎歓 編 (編集協力) 博多かおる
2016.1 04トルストイ 加賀乙彦 編 (編集協力) 乗松亨平
2016.2 05ディケンズ 辻原登 編 (編集協力) 猪熊恵子
2016.3 06マーク・トウェイン 柴田元幸 編 (編集協力) 中垣恒太郎
2016.4 07フローベル 堀江敏幸 編 (編集協力) 菅谷憲興
2016.5 08スティーヴンソン 辻原登 編 (編集協力) 中和彩子
2016.6 09E・A・ポー 桜庭一樹+鴻巣友希子 編 (編集協力) 池末陽子
2016.7 10ドストエフスキー 沼野充義 編 (編集協力) 高橋知之
2016.8 11ルイス・キャロル 鴻巣友希子 編 (編集協力) 芦田川祐子
2016.9 12ブロンテ姉妹 桜庭一樹 編 (編集協力) 侘美真理
2016.10 13セルバンテス 野谷文昭 編
フローベル以外は、何かしら読んでいる作家です。
ブロンテ姉妹は、真ん中のエミリの『嵐が丘』だけですね、既読は。
私の好みの作家を挙げますと、マーク・トウェイン、スティーヴンソン、ポー、ドストエフスキー辺りでしょうか。
期待しています。
カフカは、『変身』を若い頃に新潮文庫で、その後何年か前、光文社古典新訳文庫で。
同じ時期に『訴訟』(光文社古典新訳文庫)、他に岩波文庫とちくま文庫の短編集を一、二冊読んでいる程度です。
ゲーテは、若い頃に『ウェルテル』、何年か前に『ファウスト』を読んだ程度。
この企画は、入門あるいは再入門にうってつけと言えるでしょう。
・・・
詳細は本誌で!
*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』
*本誌で紹介した本:『カフカ ポケットマスターピース 01』フランツ・カフカ/著 多和田葉子/訳 集英社文庫 ヘリテージシリーズ 2015/10/27
『ゲーテ ポケットマスターピース02』ゲーテ/著 大宮勘一郎 粂川麻里生 松井尚興/訳 集英社文庫 2015/10/27
*参考:
『レフティやすおのお茶でっせ』:2012.5.2
確かな場所など、どこにもない―100分 de 名著 カフカ『変身』2012年5月
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