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2015.09.13

左利きネタ話:左利きに関する10の科学的事実

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(画像:Twitterから)

「海外の科学的研究に基づく左利き特有の10の事実」というネット記事↓を見ました。

左利きに関する10の科学的事実

以下に項目のみ挙げておきます。

10. 精神的な問題を抱える確率が右利きよりも高い
9. 恐がりが多い
8. 聖書では左利きは神に選ばれし「救出者」
7. 音の聞こえ方が違う
6. お金持ちになれる
5. けんかに強い
4. アレルギー体質の人が多い
3. 空間認識度が高い
2. アルコール依存症になりやすい
1. 不眠症が多い


私自身に照らして言えば、

10. 精神的な問題 ○(内向型の人間)
9. 恐がり ○(なのに、ホラー好き!?)
7. 音の聞こえ方 △(どっちかというと耳悪い方?)
6. お金持ち ×(貧乏人)
5. けんか ×(弱いというか、ダメ、逃げる)
4. アレルギー体質 ×(なし)
3. 空間認識度 △(特に意識なし)
2. アルコール依存症 ×(一切飲まず、拒否症/逆依存症?)
1. 不眠症 ×(なし)

一つ二つあるかなというだけで、特にこれと言って該当するわけではありませんね。
まあ、それはそういうものでしょう。

一律に左利きだからこうだ、と決めつけられるわけではありません。

なぜなら――

科学的事実と言っても、人間は要素一つ一つで生きてるわけではないので、統合された存在であり、個別の要素がそのまま発揮されるというわけではないのですから。
それに、統計的にこうだという話で、即一人一人の個別の事例に合致するものではないのですから。

こういうのは、言ってみえば、話のネタ提供以上でもなければ、それ以下でもない、ってことで。

左利きや利き手/側に関する科学的研究はドンドン続けて欲しいのですが、一般の人は細部の事実にあまり振り回されないことも大切です。

それと言葉や表現に惑わされないことも大事ですね。
事実をしっかり把握するように努めましょう。


で、ツィッターでも書いたのですけど――
一言言えば、最後の締めの文章に、

しかし、やっとその状況も変わろうとしてきている。今では、左利き用のはさみ、机、ペンなどが発売されるようになってきた。
とあります。
なにかしら自然と状況が変化してきたように書かれていますが、実際には《[状況も変わろうとしてきている]じゃなくて、変えようと努力してきた先人たちの成果なのだよ!》と私は言いたいのです。

左利きにあこがれるとか、左利きフェチという人もいます。
しかし、実際には、生活上の不便もあれば、精神的な負担もあります。

努力して変えて行こうとしない限り、こういうものはなかなか変化しないものなのです。
特に左利きに対する負の意識――否定的、忌避的な考え方といったものは。

それを克服してゆくには、まだまだ時間がかかることでしょう。

でも、いつの日にか……。


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※本稿は、gooブログ「レフティやすおの新しい生活を始めよう!」に転載しています。
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