恋物語の古典~『シャクンタラー』カーリダーサ
―第154号「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記
★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★ 2015(平成27)年6月30日号(No.154)-150630-
「インド文学の最大傑作『シャクンタラー』カーリダーサ/作」
本誌では、カーリダーサの傑作戯曲「シャクンタラー」を取り上げています。
インドの王様と仙人の養女の恋物語です。
サンスクリット劇の決まりに則ったというハッピー・エンドのお話です。
以前古代ギリシアの「ダフニスとクロエー」を紹介しましたが、お話の内容そのものは、まったく異なりますが、紆余曲折はあっても最後はハッピー・エンドという筋立ては、現代人から見ますとちょっと物足りなさを感じさせます。
それだけ現代人は、人間として純でなくなっているのかもしれませんね。
そんな現代こそ、原点的な恋物語を楽しんでみるのも一興でしょう。
・・・
詳細は本誌で!
*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』 --
*本誌で取り上げた本:『シャクンタラー姫』カーリダーサ/作 辻直四郎/訳 岩波文庫 1981
『筑摩世界文学大系9 インド・アラビア・ペルシア集』筑摩書房 1974
―「シャクンタラー」カーリダーサ/作 田中於莵弥/訳、「サンスクリット抒情詩」(田中於莵弥/訳)に、カーリダーサ/作「雲の使い」「季節のめぐり」より、いくつかの詩編収録。
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