『嵐にしやがれ』「左利きの大変さのニノ」のことpart2
6月13日、先の記事でも書きましたように、
・2015.06.11
『嵐にしやがれ』次回予告「左利きの大変さのニノ」のこと
6月6日放送日テレ(NTV)系の『嵐にしやがれ』で、先週の予告にあった「二宮和也の小っちゃな野望 左利きの大変さを世の中の人に知ってもらいたい!」が放送されました。
時間を間違えていて、気がつくともう11時過ぎでした。
内容をサイト放送内容で調べると、↓ のようでした。
(画像:『嵐にしやがれ』のサイトから)
ニノの「左利きはつらいよmovie」だそうで、ゲストとして左利きの芸能人(小島よしお、あばれる君、大林素子、菊地亜美)ら街の左利きの人に聞いて多かった意見をコント風に紹介したそうです。
前回の記事でも書きましたが、やはり予想通りと言いましょうか、
<左利きツラいよランキング第1位>は、<駅編>で、“駅の自動改札”でした!
まあ、街の一般の人の意見による<ツラいよ>編というと、そういうところに落ち着くのかなあ、という感じですね。
ネットで調べて見ますと、トランプ、ボールペン等にも触れていたそうです。
●左利きツラいよランキング
以下、私のサイトで触れている、5位までのそれぞれの例を挙げておきます。
◆5位<オフィス編>“テーブル付のイス”
*『お茶でっせ』記事:
・2011.05.07
左手書字者用台付きパイプ椅子のある風景
・2007.3.16
左利き用メモ台付折り畳み式パイプ椅子
◆3位<BBQ編>“カメラのシャッター”
左手/左利きでも使いやすいカメラについては、今までいくつも書いています。
『お茶でっせ』記事:
・2014.10.20
左利きの憂鬱における左手・左利き用カメラの情報
・2014.10.27
左手・左利き用カメラの情報Twitterに書いたこと
●左右共用 オープンプラットフォームカメラ【オリンパス OLYMPUS AIR A01】
2015.04.11
左手でも使えるシンメトリックデザイン一眼カメラOLYMPUS AIR A01
●左右共用カメラ【キヤノン PowerShot N/N2】
*『お茶でっせ』「PowerShot N」の記事:
・2013.1.28
左(利き)右(利き)の手を選ばないカメラCANON PowerShot N
・2013.1.30
左利きも楽しめる新カメラ、キヤノンPowerShot N4月下旬発売
・2013.4.26
注文しました!左手でもシャッターを切れる!キヤノンPowerShot N
・2013.5.15
届きました!左右共用カメラ・キヤノンPowerShot N
・2013.9.11
左利きが使いやすいカメラ1-PowerShot N~左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii380号
・2013.11.7
LGPJ18左利きが使いやすいカメラ3変化~左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii388号
・2015.3.18
左利きにも優しいシンメトリーデザイン・カメラCanon PowerShot N改良機PSN2
*左利きメルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』:
・第380号(No.380) 2013/9/7 「レフティ・グッズ・プロジェクト
<左手・左利き用品を考える>第17回 カメラ<1>キヤノンPowerShot N」
・第388号(No.388) 2013/11/2「レフティ・グッズ・プロジェクト
<左手・左利き用品を考える>第19回 カメラ<3>変化~」
●左手専用カメラ【京セラ・サムライ SAMURAI Z2-L】
*『レフティやすおの左組通信』
・左利きphoto gallery〈HPG4〉世界初 左手用カメラ/京セラKYOCERA サムライSAMURAI Z2-L
*『レフティやすおのお茶でっせ』
・2004.8.5 今は昔 世界初左手用カメラ、京セラ サムライSAMURAI Z2-L
◆2位<ファミレス編>“スープバーなどにあるレードルというお玉”
*『お茶でっせ』記事:
・2012.10.01
ガストのスープ用オタマが左右両注ぎ用に!
2013.03.28
第7回<LYグランプリ>2013発表~左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii356号
*左利きメルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』:
第356号(No.356) 2013/3/23「<左利きプチ・アンケート>第7回<LYグランプリ>2013 読者大賞発表」
▼第7回<LYグランプリ>2013▼
【審査員大賞】「左利きの事」部門: 左利きの悩み解消
・ガスト スープ用お玉(レードル)の形状改善
4位の<ボウリング編>“ボウリング場にある球は基本右利き用”については、私はやらないので触れたものがありません。
また、<駅編>“駅の自動改札”についても、ふれたものがありません。
これは、特に単独記事として書いていないだけで、機会がある範囲で触れていたかと思います。
●「嵐」の中の左利きの人
サイトに「嵐の中で唯一の左利きの二宮」とありましたが、確かに「利き手」に関してはそうかもしれませんが、櫻井翔さんは↓の動画でもありますように、「足は左利き」です。
【嵐】櫻井翔は元々左利き!?『もしかしたら矯正されたかもしれない、、、』 【カフェ嵐ちゃん】
また、大野智さんは、以前テレビ番組で拳銃の射的をやっていたとき、右目をつぶって照準を合わせていたと記憶しています。もしそうなら、「左目利き」と思われます。
ネットの情報によれば、「元々左利きだったのをお母さんが右にかえた」とあります。
([大野智]大野くんが左利きだったのをお母さんが右利きに直したのは ...
2011年4月15日のARASHIDISCOVERY ラジオレポ にて言ってました)
放送でも、「昔、左利きだった、すごいちっちゃいとき。親が治したんだ」と告白したとか。
(相葉雅紀くんラジオ『レコメン』にのみーん家って畳なのかな&嵐さん『オリスタ』6/22号 )
一般には「利き手」といった言い方がされますが、実際には「利き手」だけでなく、足や目や耳といった身体の左右対称の各器官に「利き側」といったものがあり、多くの人ではそれらは相関性が高いのです。
ところが、一部にはそうでない人もいて、利き側に“ねじれ”のある人もいるのです。
(クロスドミナンスcross-dominanceといった言い方をします。)
左利き・右利きだけでなく、私は「中間的な人」と呼んで区分けしています。
●「矯正」「直す/治す」という表現について
最後にどうしても書いておきたいこと。
「左利きを右利きに変える」ことを指して、「矯正」とか「直す/治す」という表現を使うことはやめて欲しい、とお願いしています。
右使いが「正しい」とは言い切れません。
右利きの人にとっては右使いが当たり前のことであっても、右利きが多数派であっても、だからといって右利きが正義でもないし正解でもありません。
また、左利きは欠点でも間違ったことでもありません。
もちろん「病気」ではありません。
「矯正」や「直す/治す」といった表現は明らかに不適切です。
これらの表現は、左利きの人を蔑む表現になります。
よく考えて欲しいと思います。
▼参照記事:
2012.6.11
【左利きライフ研究家レフティやすおのできるまで】第1回
(【「左利き(利き手)の矯正」について】)
・『レフティやすおの左組通信』
<レフティやすおの左利き私論2>右手使いへの変更(矯正)について
・『レフティやすおのお茶でっせ』
「利き手(左利き)の矯正」という言葉の使用について
他、etc...
▼アンケート:
・「矯正」という言葉の不使用のお願いアピールについて
(『左組通信』表紙、『お茶でっせ』サイドバーにて)
『左組通信』<左利きプチ・アンケート>第11回
・「利き手(左利き)の矯正」という言葉をどう思いますか
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※本稿は、gooブログ「レフティやすおの新しい生活を始めよう!」に転載しています。
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