文学を考える-私の読書論64
(画像:新潮文庫版・北杜夫著『怪盗ジバコ』とその続編『怪盗ジバコの復活』、後者の一編「禿頭組合」が収録された日本人作家によるホームズ・パロディ集『シャーロック・ホームズに再び愛をこめて』ミステリー文学館編 光文社文庫)
埴谷雄高「新潮文庫版・北杜夫著『怪盗ジバコ』解説」から
―第145号「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記
★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★
2015(平成27)年2月15日号(No.145)-150215-
「私の読書論-64- -文学を考える- 」
本誌では、新潮文庫版・北杜夫著『怪盗ジバコ』の埴谷雄高「解説」を基に、文学について語っています。
北さんの「軽小説」または「大人の童話」のようなエンタメ系の小説であっても、文学である限り、その有用性には変わりないのだというお話です。
純文学が高尚で、エンタメはただの時間つぶしと考える人もあるかも知れませんが、「無用の用」という点では五十歩百歩。
人生に何が必要で何が不要かという議論も、結局は人それぞれというのが、とどのつまりの結論でしょう。
・・・
詳細は本誌で!
*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』
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*本誌でふれた本:
・埴谷雄高氏の解説が掲載されている
北杜夫著『怪盗ジバコ』新潮文庫(1987.6.25)
・山中康裕氏の解説が掲載されている
北杜夫著『さびしい王様』新潮文庫(改版 1981/9/29)
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