古典入門書としての少年少女名作全集(前)私の読書論-62-古典を考える
―第139号「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記
★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★
2014(平成26)年11月15日号(No.139)-141115-
「私の読書論-62- -古典を考える-
入門書としての少年少女名作全集(前編)」
本誌では、『とっぴんぱらりのぷぅ ―田中芳樹のブックガイド―』をネタに、古典の入門書としてかつて各出版社から出版されていた<少年少女名作全集>について書いています。
私の場合は、次回紹介したいと思っていますが、少しだけ書いておきます。
私は、小学生時代は、ほとんど読書というものを経験していません。
わが家は、本のない家庭でした。
学校の教科書を学校で読むだけ。
あとは、小学館の学習雑誌『小学○年生』を一年から六年まで読んでいただけです。
ほかには、唯一<少年少女文学全集>的なものの、日本編の一つを読んだだけでした。
これは、実は今も持っています。
宝物ですね。
ですから、私の読書生活は中学校時代から始まりました。
ここでも、実は一時的に読むだけでした。
学校の図書室にあったSF(当時は、<空想科学小説>と呼ばれていました。)や、ミステリのお子様向けシリーズを、時々読んだぐらいでした。
特に、冬の、学期で言えば三学期が多かったですね。
外に出るのが嫌だったからでしょうか。
このようなシリーズ物も、言ってみれば<少年少女文学全集>的なものです。
元々は大人向けの作品をダイジェストしたものだったのです。
そこで、小説のおもしろさを知った、と言えるでしょう。
それが、高校生時代になって、毎日本を読むような<読書家>に育てたのでした。
*本誌で取り上げた本:
『とっぴんぱらりのぷぅ ―田中芳樹のブックガイド―』
田中芳樹/著 光文社 (2009/1/21)
--
詳細は本誌で!
*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』
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