私の投書が『ミステリ・マガジン』読者欄に掲載されました
(画像:読者欄“響きと怒り”)
(画像:贈られてきた掲載誌とポケミス最新刊)
何十年振りかで私の投書が雑誌に掲載されました。
(思い起こせば、36歳のときの小学館の広報誌以来ですね。
ということは正確に言えば、24年ぶりでしょうか。)
先月創刊700号を迎えた、私の愛読誌である『ミステリ・マガジン』2014年7月号読者欄“響きと怒り”です。
ここに載るのは、四回目ぐらい?ですが、
二十代以来でしょうか。
ここ十年ぐらい、新聞の読者の投書欄(左利きについて)、およびこの雑誌の読者欄(趣味のミステリについて)に何度か投書していますが、悲しいかな、空振りばかりでした。
久しぶりにヒットです。
先月号(2014年6月号)で創刊700号を迎えた『ミステリ・マガジン』の愛読者として、<私の思い出のコラム>について書いた文章です。
【創刊700号記念特大号】
『ミステリマガジン』2014年6月号(700号)
【投書掲載号】
『ミステリマガジン』2014年7月号(701号)
文面を転載しておきます。
↓のブログ記事の一部を省略してまとめたものです。
『レフティやすのお茶でっせ』2014.5.7
『ミステリマガジン』2014年6月号創刊700号と思い出のコラム
(1)は私の元原稿。
(2)掲載文面。
(1)
『ミステリマガジン』創刊700号をおめでとうございます。
購入は2010年6月号<ディック・フランシスの弔祭>追悼号以来。
高二の夏休み、1970年9月号<E・S・ガードナー追悼特大号>(173号)で出会って以来十二、三年?定期購読。
その後は仕事の多忙、巨匠たちの死、モダン・ホラーの流行等の理由で購読中止。
以後、図書館で借りて読む状況です。
それでもポケミス1500番、400号、500号(601号は買いそびれ)は持っています。
今回は「思い出のコラム」―私も都筑さん瀬戸川さん雨さん…小鷹パパイラス船長等皆様と同様。
他にはカー「陪審席」。
片岡義男「マッドMAD自身」他、平尾圭吾「紐育の日本人」(BNで読んだ?)―アメリカを感じさせるコラムが記憶に残っています。
特筆すべきは太田博編集長の各号前節です。ミステリのなんたるかを教えられました。
《ミステリの中に探偵小説あり、サスペンス小説あり、クライム・ストーリーあり、ハードボイルドあり、幻想と怪奇を専らにする小説などがあると考えたほうが、英米の形にこだわらないアンソロジストたちが現実に考えているように、無理がないと思われます。》『ミステリマガジン』1970年9月(173)号
これからも日本のミステリ界をリードする専門誌であり続けてください。
(2)
《ミステリマガジン》創刊七〇〇号をおめでとうございます。購入は二〇一〇年六月号「ディック・フランシスの弔祭」追悼号以来。高二の夏休み、一九七〇年九月号「E・S・ガードナー追悼特大号」(一七三号)で出会って以来十二、三年? 定期購読。その後は仕事の多忙、巨匠たちの死、モダン・ホラーの流行等の理由で購読中止。以後、図書館で借りて読む状況です。それでも一九八八年一月「ポケミス1500番記念」号、四〇〇号、五〇〇号は持っています。
今回は「思い出のコラム」――私も都筑さん瀬戸川さん雨さん……小鷹パパイラス船長等、皆様と同様。他にはカー「陪審席」、片岡義男他、平尾圭吾「紐育の日本人」――アメリカを感じさせるコラムが記憶に残っています。特筆すべきは太田博編集長の各号前節です。ミステリのなんたるかを教えられました。
〈ミステリの中に探偵小説あり、サスペンス小説あり、クライム・ストーリーあり、ハードボイルドあり、幻想と怪奇を専らにする小説などがあると考えたほうが、英米の形にこだわらないアンソロジストたちが現実に考えているように、無理がないと思われます。〉
《ミステリマガジン》これからも日本のミステリ界をリードする専門誌であり続けてください。
「趣味」カテゴリの記事
- 中国の古典編―漢詩を読んでみよう(22)西晋時代の文学者-楽しい読書343号(2023.05.31)
- 私の読書論170-丸谷才一『文学のレッスン』から(2)-楽しい読書342号(2023.05.15)
- 中国の古典編―漢詩を読んでみよう(22)建安の七子、竹林の七賢-楽しい読書341号(2023.04.30)
- 私の読書論169-<左利きミステリ>第4回 国内編(後)-週刊ヒッキイ640号×楽しい読書340号コラボ企画(2023.04.15)
- 私の読書論169-<左利きミステリ>第4回 国内編(前)-週刊ヒッキイ640号×楽しい読書340号コラボ企画(2023.04.15)
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 中国の古典編―漢詩を読んでみよう(22)西晋時代の文学者-楽しい読書343号(2023.05.31)
- 私の読書論170-丸谷才一『文学のレッスン』から(2)-楽しい読書342号(2023.05.15)
- 中国の古典編―漢詩を読んでみよう(22)建安の七子、竹林の七賢-楽しい読書341号(2023.04.30)
- 私の読書論169-<左利きミステリ>第4回 国内編(後)-週刊ヒッキイ640号×楽しい読書340号コラボ企画(2023.04.15)
- 私の読書論169-<左利きミステリ>第4回 国内編(前)-週刊ヒッキイ640号×楽しい読書340号コラボ企画(2023.04.15)
「海外ミステリ」カテゴリの記事
- 私の読書論167-愉快で…な老人探偵小説『木曜殺人クラブ~』他-楽しい読書336号(2023.02.15)
- 私の読書論166-私の年間ベスト3・2022年フィクション系(後)初読編-楽しい読書335号(2023.01.31)
- 私の読書論165-私の年間ベスト3・2022年フィクション系(前)総リスト&再読編-楽しい読書334号(2023.01.15)
- クリスマス・ストーリーをあなたに~(12)-2022-「飾られなかったクリスマス・ツリー」-楽しい読書331号(2022.11.30)
- <週刊ヒッキイ>×<楽しい読書>コラボ企画:私の読書論161-左利きミステリ-ホームズのライヴァルたち-週刊ヒッキイ第628号(2022.10.15)
「国内ミステリ」カテゴリの記事
- 私の読書論169-<左利きミステリ>第4回 国内編(後)-週刊ヒッキイ640号×楽しい読書340号コラボ企画(2023.04.15)
- 私の読書論169-<左利きミステリ>第4回 国内編(前)-週刊ヒッキイ640号×楽しい読書340号コラボ企画(2023.04.15)
- 私の読書論165-私の年間ベスト3・2022年フィクション系(前)総リスト&再読編-楽しい読書334号(2023.01.15)
- 私の読書論152-私の年間ベスト3・2021年フィクション系(前)-楽しい読書310号(2022.01.15)
- 私の読書論151-私の年間ベスト3・2021年リアル系(後)-楽しい読書309号(2021.12.31)
Comments