「アンパンマン」の生みの親、やなせたかしさん死去
もうすでにご存知のことと思いますが、あの「アンパンマン」のやなせたかしさんがお亡くなりになりました。
「アンパンマン」シリーズで知られる漫画家のやなせたかし(本名:柳瀬嵩=読み同じ=)さんが2013年10月13日、心不全のため死去。94歳。
―とのこと。
私にとっては、1961年に発表されたという「手のひらを太陽に」の作詞家であり(作曲:いずみたく)、雑誌『詩とメルヘン』の編集長でもありました。
私の一番の思い出は『詩とメルヘン』です。
一時期愛読していました。
物書きになりたいと思っていた私は、この雑誌に何度か投稿していたのです。
結局掲載されたのは一度だけ。
ただし、それは1978年11月号の「風の広場」という読者のお便り欄でした。
ここで私は、ゼナ・ヘンダースンの<ピープル>シリーズ『果てしなき旅路』(ハヤカワSF文庫 1978)のような作品を書きたい、と書いています。
残念ながらこの夢は実現していませんが、今私はこのように<左利きライフ研究家>として<元本屋の兄ちゃん>として、ブログやメルマガで文章を書いています。
曲がりなりにも文章を書く人間になれたのは、この投書を採用していただけたおかげではないか、と思っています。
ありがとうございました。
もうひと踏ん張りして、なんとか先の夢も実現できるように改めて努力してみようか、という気持ちになりました。
・・・
やなせたかし先生のご冥福を心よりお祈りいたします。
***
(やなせさんの責任編集“最終号”10月19日発売)
・詩とファンタジー 2013年 12月号
(代表作「てのひらを太陽に」他、作品集)
・あれはだれの歌―やなせたかし詩とメルヘンの世界 (瑞雲舎 2005/12)
ユリイカ 2013年8月臨時増刊号 総特集=やなせたかし アンパンマンの心
***
(ゼナ・ヘンダースン)
・果てしなき旅路 (ハヤカワ文庫 SF ヘ 8-1 ピープル・シリーズ)
・血は異ならず (ハヤカワ文庫 SF 500 ピープル・シリーズ)
(ゼナ・ヘンダースン短編集)
・ページをめくれば (奇想コレクション)
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