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2013.07.17

左利きの悩みと“卒業”(4)~左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii372号

先週の無料左利きメルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第372号のお知らせです。

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第372号(No.372) 2013/7/13「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ―その20― 左利きの悩みと“卒業”(4)本人でない場合(1)」は、
▲左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ▲―その20― 左利きの悩みと“卒業”の4回目本人でない場合(1)―はじめにです。

まずはじめに、左利きの悩みからの卒業現象について、本人とまわりの人(この場合は左利きではない人の場合です)とについて、総論的なものを書いています。

 ●左利きの悩みは本人の悩みである
 ●身体的特性は変えられない
 ●人に対してできることできないこと
 ●ストア派の哲学から、自分の権内にあるものないもの

もろもろの存在のうち、あるものは私たちの権内にあるけれども、あるものは、私たちの権内にはない。意見や意欲や欲求や忌避、一言でいって、およそ私たちの活動であるものは、私たちの権内にあるけれども、肉体や財産や評判や公職、一言でいって、およそ私たちの活動でないものは、私たちの権内にはない。
鹿野治助/訳 エピクテトス「要録 一・一」p.385
そして私たちの権内にあるものは、本性上自由であり、妨げられず、じゃまされないものであるが、私たちの権内にないものは、もろい、隷属的な、妨げられる、他に属するものだ。
鹿野治助/訳 エピクテトス「同 一・ニ」p.385
... つまりそれはなにか私たちの権内にあるものにかかわっているのか、あるいは私たちの権内にないものにかかわっているのかどっちか、というこの第一の、なによりもたいせつなもので、調べたり、吟味したりするのがいい。もしなにか私たちの権内にないものにかかわるものならば、「私にはなにもかかわりがない」という答えが、もう手もとにあるわけである。
鹿野治助/訳 エピクテトス「同 一・五」p.385-6

世界の名著〈第13〉キケロ,エピクテトス,マルクス・アウレリウス (1968年)

鹿野治助/編 中央公論社(1968)より

*『人生談義〈上〉〈下〉』エピクテートス/著 鹿野 治助/訳 (岩波文庫 1958/7/5)
―『世界の名著13』の「語録」は抄録ですが、こちらは全訳。今年初めに復刊されたようです。
セネカやマルクス・アウレリウスと並び称されるストア後期の哲人エピクテートスの語録、提要、断片からなる、人間味あふれる哲学書。
 


 ●元大リーガー・松井秀喜『不動心』の言葉から
 ●権外のことは自分の責任の外にある
 ●影は光によって変わる
 ●本人でない人の場合


【雑談コーナー】
にわかに梅雨が明け、猛暑の日々―。
なついあつです。
いやいや、暑い夏です。

私は去年の夏から、YouTubeのAKB48の水着のPVを横目にパソコンに向かって、元気を演出しています…。

こういうのも楽しみでしょうか?
『AKB48総選挙! 水着サプライズ2013』週刊プレイボーイ編集 集英社(2013/8/5)

詳細は本誌で。

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』

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※本稿は、gooブログ「レフティやすおの新しい生活を始めよう!」に転載しています。
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