社会を考える“一冊”―3社<夏の文庫>フェア2013から
―第109号「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」
◆ 古典から始める レフティやすおの楽しい読書 ◆ 2013(平成25)年7月31日号(No.109)-130731-
社会を考える“一冊”―3社<夏の文庫>フェア2013から
http://archive.mag2.com/0000257388/20130731120000000.html
本誌では、「社会を考える“一冊”―3社<夏の文庫>フェア2013から」と題して、各社それぞれ一冊ずつ選んで、以下の三点を紹介しています。
『船乗りクプクプの冒険』北杜夫 集英社文庫
『動物農場』ジョージ・オーウェル 高畠文夫/訳 角川文庫
『海底二万里』(上下) ジュール・ヴェルヌ 村松潔/訳 新潮文庫
お詫びです。
いつもは紹介文を書くときは、事前に再読して書くように心掛けていますが、今回は記憶で書いています。
手持ちの本がある『クプクプ』『海底』は、パラパラ読みしてこれはという個所を引用し紹介に努めています。
しかし、本を持っていない『動物農場』は、申し訳ないのですが、立ち読みで済ませています。
本自体の内容には自信を持っていますので、騙されたつもりで読んでいただければ、と思います。
それぞれ社会というもの、文明というもの、人間というものについて考えさせるものがあります。
特に、文化は異なっていても、基層となる人間性は不変であり、普遍だということです。
外国の翻訳ものであれ、人の心を打つのは、その普遍性にあります。
外面の取っつきにくさにひるまずに、この根底にある普遍的なものを読み取る努力を惜しまないで欲しい、と願っています。
--
船乗りクプクプの冒険
動物農場 (角川文庫)
一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)
海底二万里
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