年間100冊以上読む生活
―第97号「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記
★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★
2013(平成24)年1月15日号(No.97)-130115- 私の読書論-41- 新年特別編~年間100冊以上読む生活
本誌では、「年間100冊以上読む生活」について書いています。
年間100冊以上本を読もうという気になった、そもそもの動機というのは?
実際私がそういう気になったのは、ブログやメルマガを書くようになって、ものをよく知らないと感じるようになったからでした。
知らないものは知らない、と突っ張るのは簡単ですが、それではバカにされても文句は言えません。
そこで一念発起、古典を読んでみようと思ったのです。
本を読むのは好きだったので、簡単だろうと思われるかもしれません。
でも好きな本を読むのと、古典を読むのはやはりちょっと違います。
これはどなたも感じることでしょう。
しかし、やってみると―
やっぱりしんどいものはシンドイ!
でも、だんだんと慣れてくるのは事実です。
しかも、理解が進んできます。
そうしますと、少しずつ楽になって来る。
これもまた、事実です。
ここで「方針を立てる」ということが重要になってきます。
一定のガイドに沿って読み進めますと、グッと理解の度合いが変わって、進化してきます。
すると、確実に楽になって来るのです。
知識が重層的になり、物事を総合的に捉える態度が身に付き、視界が広がってきます。
そうすれば、もうこちらのものです。
そうやって、理解が進めば、面白さが出て来ます。
分かれば楽しくなるのは道理です。
するとさらに加速が付いてきます。
ターボですね。
ここまでくればもうしめたものです。
まあ、どれぐらいでこうなるかは、人それぞれでしょうけれど。
騙されたと思ってやってみてください。
何事もやってみなければ、どうにもなりませんから。
*本誌で紹介した本:
奥野宣之『「処方箋」的読書術 ―心を強くする読み方、選び方、使い方』(角川oneテーマ21)
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