本を読まない権利―読みたくない本も時にある
―第95号「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記
★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★
2012(平成24)年12月15日号(No.95)-121215-
私の読書論-40- 読書の決まり(その3)
本誌では、今回も『ペナック先生の愉快な読書法―読者の権利10ヶ条』を基に、10カ条それぞれについてもう少し突っ込んで書いていこうということで、まずは第一条「1.読まない権利」について書いています。
『ペナック先生の愉快な読書法―読者の権利10ヶ条』
ダニエル・ペナック/著 浜名優美 木村宣子 浜名エレーヌ/訳
藤原書店 第2版(2006/10)
【読者の権利10ヵ条】
あるいは読者が絶対に持っている権利
1.読まない権利
2.飛ばし読みする権利
3.最後まで読まない権利
4.読み返す権利
5.手当たり次第に何でも読む権利
6.ボヴァリズムの権利
(小説に書いてあることに染まりやすい病気)
7.どこで読んでもいい権利
8.あちこち拾い読みする権利
9.声に出して読む権利
10.黙っている権利
文中読みたくなかった本として、二点例をあげています。
書名は挙げませんでしたが、この二冊はホントに途中で気分が悪くなって読むのをやめた本と、立ち読みだけで嫌になった本とです。
まあ、こういう意味だけではないと思うのですが、実際「読まない権利」というのも、重要な読書人の権利の一つでしょう。
では、また次回―。
(この調子で書けば、あとまだ9回いけるなあ、って!?)
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