読書は難しくない
―第91号「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記
★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★
2012(平成24)年10月15日号(No.91)-121015- 私の読書論-38- 読書の決まり(その1)
本誌では、
ダニエル・ペナック/著『ペナック先生の愉快な読書法―読者の権利10ヶ条』浜名優美 木村宣子 浜名エレーヌ/訳 藤原書店 第2版(2006/10)
を取り上げています。
ちょっと変わった読書論・読書術の本です。
何が、といいますと―おっと、それは本誌で。
この本にある、【読者の権利10ヵ条】を見ていますと、とにかくこんなふうに考えると、読書というものは難しくないと思われてきます。
何事にも生真面目な日本人は、つい<読書=勉強>という見方をしてしまいがちです。
<勉強>とは、「強いて勉める」と書きます。
がんばって成し遂げようと努力する、という意味なんですね。
だからつい力が入ってしまいます。
でも、読書というものは、実はそんなに力を入れて行わなければならないものではないのですね。
簡単に言えば、力を入れなくてもいい、力はいらない。
そういうことを教えてくれる本です。
「読書は難しくない」「読書は難しくない」「読書は難しくない」。
呪文のように、三度唱えてみましょう。
そうすれば、読書は難しくなくなります。
(ホントかな?)
*本稿は、アメブロ『レフティやすおの作文工房』より「読書は難しくない」を転載しています。
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