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2011.11.06

最近ネットで話題の「頭がいい人の三大特徴」左利き・近視・アレルギー体質

最近「左利き」に関して、ネットで話題になっているのが、これです。
(元ネタはちょっと前のもののようです。)

【本当に「頭がいい人の三大特徴」が心理学で明らかになる】

Menjoy!(オトコを楽しむための女性マガジン)2011/10/30 23:00 by 中田綾美 

中田綾美氏が《心理学者・内藤誼人氏の『ひそかに人を見抜く技法』を参考に解説》した記事。

《米国ジョンズ・ホプキンス大学の心理学者チームは、12歳の児童を対象とした学力テストで、特に優秀な成績をおさめた400人の特徴について調査を実施》 《その結果、優秀な児童は、以下の3つの特徴を有することが多かった》

(1)近視
(2)左利き
(3)アレルギー体質

【参考】
※ 内藤誼人『ひそかに人を見抜く技法』 大和書房(2009)


というもの。

《人一倍勉強したためという背景もあるのかもしれまれん[ママ]が、優秀な児童では平均の4倍も近視の率が高い》
《“眼鏡=知的”というイメージ通り》
だという。

左利きが世界を救う!? 実は右利きより優秀な男性が多い
(2011/08/22 13:00 by 一ノ瀬都)
でも《左利きの男性が優秀なことを示す調査結果を》紹介したように、
《今回の調査でも、優秀な児童には左利きが多いということが明らかに》なったという。

アレルギー体質に関しては、
《普通の人では気付かないような環境の変化などに敏感に反応するという点が、頭のよさと関係しているのかもしれません》

《3つの特徴と頭のよさとの関係については、科学的な証明がなされたわけではなく、今回の調査結果は統計上のもの》
と断っています。

参考にされた内藤誼人氏の著書『ひそかに人を見抜く技法』を読んでいませんので、よくわからない部分もありますが、
統計と心理学とはどういう結びつきなのか、その辺が私には理解できません。

少なくともこの記事の題名は、正確には「心理学で明らかに」というより、「心理学者が明らかに」と書くべきではないかと思いますが…。


「左利き」に関して言いますと、「左利きには天才が多い」という説や「発達障害・学習障害に左利きの子が多い」という説があります。

要するに、左利きは両極端なのだ、と言われています。

一般に右利きの人は平均的で、言ってみれば、可もなければ不可もない。
極端にできる人もそれほどいないけれど、極端にできの悪い人も少ない。

それに対して左利きの人は、極端にできる人もいれば極端にできない人もいる、ということのようです。

ただ、私の思うに、この発達障害学習障害は、
右利き仕様の認識方法―考え方・教え方
左利き仕様の認識方法―考え方・受け止め方をする人とのギャップによるのではないか、
という見方ができるかもしれない、という気がします。

(それがわかりよければ、右脳思考とか左脳思考とか呼ばれるものと理解されてもいいのですが。)


因みに私の場合は、「近視・左利き」の二点のみ。

少しはひと様より賢い方かとうぬぼれてはいますが、「頭がいい人」とはいいかねるようです。

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※本稿は、レフティやすおの他のブログに転載しています。
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