最初の一冊の選び方(5)文学は西洋から日本まで連続している
私の読書論-25-初心者のための読書の仕方を考える(8)
最初の一冊の選び方(5) 文学は西洋から日本まで連続している
―第67号「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記
◆古典から始める レフティやすおの楽しい読書◆
2011(平成23)年10月15日号(No.67)-111015-
私の読書論-25-初心者のための読書の仕方を考える(8)
最初の一冊の選び方(5) 文学は西洋から日本まで連続している
本の選び方から始まり、文学の連続性についてへ発展?してしまいました。
次回からは、もう一度振り出しに戻って、本の選び方を考察してみましょう。
脱線?しないように、大まかなところを書いておきます。
・・・
本の選び方には、まず実際に書店なり図書館で物としての本に当たる方法[現物法]と、
ガイド本や目録など本のカタログを当たる、ネット書店の情報を当たるといった情報検索法、
実際に読んだ本の中身から情報を拾い上げる方法[文中取得法]、
他には、直接人に尋ねたり、薦めてもらう方法があります。
一番原始的な方法は現物に当たるものですが、実はこれが最も有効です。
何しろ自分の目で確認できるからです。
まずは、この現物法から始め、私なりの方法を紹介します。
以下、順にそれぞれの方法を取り上げてゆきます。
ご自分で自分に最も相応しいと思われる、いい方法を選んでいただければよいかと思います。
ではまた。
●本誌本文でふれた本から~
『三月は深き紅の淵を』恩田陸/著 講談社文庫 2001.7.15
―誰が書いたか不明の謎の稀覯本を巡る、読書好きの面々による読書談義・創作談義が面白い、異色のミステリ。
『ギリシャ神話 神々の愛憎劇と世界の誕生』新人物往来社/編 新人物往来社 ビジュアル選書 2010.6.24
―絵画や写真を多用した目で見るギリシア神話入門書。「第三部トロイア戦争」等で基礎知識を!
『世界文学の歴史』阿部知二/著 河出書房新社・<河出世界文学>カラー版 1989.10.10
―このメルマガを書くとき参考にしている文学史の本。
《古代ギリシアから現代まで、人間の歴史とのかかわりで見る文学の流れ。
あらためて文学とは何かを問いつつ、世界文学へのグローバルな展望を試みる。》
世界文学の歴史
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※本稿は、『レフティやすおの作文工房』より
2011.10.15「最初の一冊の選び方(5)文学は西洋から日本まで連続している」を転載したものです。
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