左利き活動の第一弾を作った「プリントゴッコ」、完全に終了
2008年(平成20年)に、プリントゴッコ本体の販売が終了した、あの「プリントゴッコ」、完全に終了、というニュース!
《平成24年(2012年)12月28日をもってプリントゴッコ事業を終了いたします。》
まだ一年ありますが、非常にさびしいことです。
私にとっては、これは思い出多い、感傷的になるニュースです。
今、私はネットで左利きの活動をしています。
しかし、そもそもは、紙媒体で始めたものでした。
その第一弾は、この「プリントゴッコ」を利用したハガキによる通信でした!
(1992-平成4年1月1日、ハガキ大の「左組通信」創刊0号発行。(*))
理想科学のサイトにある「プリントゴッコのあゆみ」(画像参照)によりますと、
1977年(昭和52年)に『プリントゴッコB6』が発売されたのが始まり。
それまで一般の人が手軽にできる印刷と言えば、せいぜいガリ版ぐらいでした。
それも結構むずかしい。
道具が必要で、しかもガリ切りなどはコツが要りました。
それが、このセットを使えば、ごく簡単に印刷が可能になる!
特に、年賀状などの挨拶状は、手作りしてこそ味わいがあるというもの。
これはまさにそういう需要にピッタリでした。
1986年(昭和61年)には高精細印刷が可能な『プリントゴッコB6ハイメッシュセット』発売。
1991年(平成3年)、重ね刷りに便利な「位置あわせ」機能つきの『プリントゴッコPG-10スーパー』が発売されます。
これで多色刷りが簡単になりました。
私も、この「プリントゴッコ」を年賀状作成のために購入したのですが、これを使えば簡単に印刷できるわけで、何かに使えるのではないか、とすぐに考えました。
そして、当時スタートを考えていた左利きの会『左組』の通信用(『左組通信』)に利用することにしました。
まあ、結果的には、ハガキの分量では書ききれないことが多く、コピーを利用した新聞へと進化してゆき、さらに小冊子スタイルの季刊誌『LL』に発展するのですが。(*)
そういう歴史を作れたのも、この「プリントゴッコ」のおかげでした。
今も棚の上に放りあげてありますが、
ご苦労様でした、と感謝の言葉を贈ります。
ホントにありがとう!
(*)『左利きを考える レフティやすおの左組通信』
「レフティやすおの左利き自分史年表(1990年目覚め)」参照
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※本稿は、gooブログ「レフティやすおの新しい生活を始めよう!」に転載しています。
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