塾の新聞折り込みチラシに見る左手書字例
同様の例は、過去にも何度か取り上げて来ました。
2008.4.10
学習塾のチラシに見る左手書字の子供
(ココログ「お茶でっせ」版)、(goo「新生活」版)
2009.3.26
学習塾のチラシに見る左手書字の子供-part2
(ココログ「お茶でっせ」版)、(goo「新生活」版)
上↑の記事にも書きましたように、
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ただ一つこれは確実だといえることは、世間一般の左利きに対する「違和感」や「マイナス」イメージが、確実に払拭されてきた、ということでしょう。/左利きの子供を広告に使うことが全く自然なこととなっている、ということでしょう。--
今回も結論は同じです。
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左利きがいいとか悪いとか、右利きが便利で得だとか、そういう見方は、大人の勝手な思い込みにすぎません。/大人が勝手に左利きだなんだと子供にラベルを貼って、自分たちの考えで決め付けてしまうことのほうが重大な問題なのです。/本人にとって、どういう対応が自分らしく主体性を発揮できることなのかどうか、ということが大切なのです。--
それが、その子供にとっての幸福な生き方・在り方につながっている、ということです。
・・・
私はもっぱら
「利き手は心につながっている」
と言い続けています。
それが自分の実感だからです。
なぜ多くのギターやバイオリンが、右手で弦を弾くようになっているのか?
なぜ大抵のカメラのシャッターは、右手で押すようになっているのか?
これらの問いに答えられますか?
ピント合わせや絞りはいい写真を撮るための重要な要素の一つです。
ギターも一見すれば、弦を押さえる指の方が難しそうです。
それでもやっぱり右手でシャッターを押し、右手で弦を弾く。
それは多数を占める人たちは、右手が利き手で、こちらを使いたいからです。
なぜか? 心が欲するから。
心にグッとくる、いい写真を撮りたければ、
ハートを揺さぶる、いい音楽を聴かせたければ。
それが、心の表現だからです。
そして、私たちは、無意識に感じ取っているからです。
自分らしさは、利き手を活かした生活をエンジョイしている時に最もよく発揮される、と。
・・・
このような事例は、かつて考えられていたように、
左利きの存在は特別なものではなく、ごく日常的なものであり、決して無視することができないものである、
ということを明らかにしていると言えるでしょう。
これからは、そういう認識に立ち、多様性を受け入れて互いに尊重する「共生社会」に突入している、という事実に立った生き方が必要でしょう。
《植物は、その本来の性質に従って育つことができなければ死んでしまう。人間も同じだ。―『一市民の反抗』》『ソロー語録』岩政伸治/編訳 文遊社/「木と植物」p.29より
今、映画が上映中で再び話題となっている『もしドラ』―『もし 高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』
の大本でもあるドラッガー風に言いますと、《不得手なことの改善に時間を使うな》《自らの強みを生かせ》ということになりますが…。
※ 参照:
2009.3.1
求人広告チラシのイラストに見る左利き
(ココログ「お茶でっせ」版)、(goo「新生活」版)
【左手書字】について:
~『左利きを考える レフティやすおの左組通信』~
<私論4> 左手で字を書くために
<私論4> 左手で字を書くために(その2)実技編
~『レフティやすおのお茶でっせ』~
カテゴリ:左手書字
2011.4.21 左手で(それらしい)字を書く方法(左手書字考)1ペンを持つ手の構え
(ココログ「お茶でっせ」版)、(goo「新生活」版)
『ソロー語録』岩政伸治/編訳 文遊社 2009.10
【ドラッガー関連の本】
『もし 高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』岩崎夏海/著 ダイヤモンド社 2009.12.4
『マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則』P・F・ドラッカー/著 上田惇生/訳 ダイヤモンド社 2001.12.14
『明日を支配するもの―21世紀のマネジメント革命』P・F・ドラッカー/著 上田惇生/訳 ダイヤモンド社 1999.3
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※本稿は、gooブログ「レフティやすおの新しい生活を始めよう!」に転載しています。
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