週刊ヒッキイhikkii260左利き教本について考える(2)おさらい
(画像:『即効ビジネスマナー』p.126-7)
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第260号(No.260) 2011/5/14「左利きの教本について考える(2)今までのおさらい」
昨年12月以来ということもあり、ウォーミングアップがてら今までのおさらいと、プラス・アルファです。
それぞれの生活技術の実例に対して、一つ一つ「右利きの例かどうかを書き入れる」という、改善案を採用している実例の紹介です。
『行儀作法の教科書』横山験也/著 岩波ジュニア新書
『毎日役立つ!もう悩まない!!即効ビジネスマナー』渡瀬謙/監修 日本文芸社
両書の場合、右手例のイラストに添えて、
(右利きの場合)
という形で、記載しています。
こういう形が定着すれば、左利きの場合の実例はなくても、少なくとも「これは右利きの例である」と確認できます。
よって、左利きの場合は必ずしもこれに従わなくてもよい、と判断を下すことができます。
一歩前進と言えるでしょう。
一気に完璧な改善はできなくても、少しずつ改善していければ、いつの日か…と思います。
千里の道も一歩から。
【追記】22:51
『即効ビジネスマナー』中、「Chapter4イベント・冠婚葬祭のマナー/10テーブルマナー(2)和食」の「箸の取り方」(画像で示した部分です!)
の<椀を持った時の箸の取り方は?>という説明において、「右手・左手」にかえて「利き手・非利き手」という表現を使っています。
これは、非常に適切な方法です。
これなら、「右利き」であろうと「左利き」であろうと、まちがうことはありませんよね。
●《若い世代が知っておくべき作法をイラストでわかりやすく紹介》
『行儀作法の教科書』横山験也/著 岩波ジュニア新書(2010.8.20)
●《20代前半の社会人をターゲットに、ビジネス上のマナーから、
社会人生活全般にかかわる振る舞い方を詳しく解説》
『毎日役立つ!もう悩まない!!即効ビジネスマナー』渡瀬謙/監修 日本文芸社(2011.1)
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※本稿は、gooブログ「レフティやすおの新しい生活を始めよう!」に転載しています。
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