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2011.02.14

右利き・左利き両対応、バッファローBUFFALOジェルマウスパッド

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「右利き・左利き両対応」

画像のこんな記述を見るとつい買ってしまいます。

この製品の特徴は、ジェルの柔らかいリスト・レストとマウスパッドが別々になっていて、マウスパッドの下部(手前)が半円状になり、リスト・レスト側にはそれに沿うような凹みがついていて、半円状のどの位置にでもセッティングできるところです。
自分の好みの位置、好みの角度に合わせておくことができるわけです。
当然、右側でも左側でも自由自在というわけです。

まあ、考えてみれば、左右対称であれば、どんなマウスパッドも「右利き・左利き両対応」と言えるのです。

それでも、あえてこう「書くところに意義がある」わけです。

これを見た人が、マウスを左手使いする人なら、「ほほう~」と感心します。
右手使いの人で、普段から左手使いの人の存在を意識していなかった人なら、「へえ~、左手で使う人もいるのかあ」と驚くことになるでしょう。
左手使いの人がいることに気付いていた人なら、「そうだよね」と同意し、「こういうものがあってもいいよね」と

どちらにしろ、左手で使う人の存在をアピールしているわけです。

これは重要なポイントです。


常日頃、どうしても右利きの人の場合、つい左利きの人や、左手・左側を使う人の存在を忘れがちです。

結果として、右手・右側で使えるものをさも当然こととして受け入れる傾向があります。

そして、左手・左側を使う人の存在を無視して(忘れて)、何かにつけて、右手・右側優先の設計を求めるようになってしまいがちです。

その気はないにしても、左利きや左手・左側を使う人を排斥する結果になります。


そこで、こういう表記が重要になってくるのです。

一見些細なことに見えますが、こういう表記があることで初めて、人を喚起することができるからです。

普段気付いていない人にも、訴えることができます。


右利き・左利きの問題に関わらず、こういうちょっとした気付きの表記を進めることが、多様性の容認・尊重につながるのではないかと思います。

ぜひ、他社も見習ってほしいと思います。

マイノリティの一人である私からのお願いでもあります。

バッファロー BUFFALO ジェルマウスパッド BPDG05BKA 

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※本稿は、gooブログ「レフティやすおの新しい生活を始めよう!」に転載しています。
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