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2008.06.26

「左利き」の人の脳の特徴

『ダイヤモンド・オンライン』というサイトに、山元大輔・東北大学大学院生命科学研究科教授/理学部生物学科教授のコラム「「脳」がわかれば「なぜ?」がわかる!」があります。

...「脳」を知ることは、あなたの中にある「なぜ?」を知ることにもなるのです。この連載では、脳のトリビアともいえる意外な脳の姿を紹介していきます。

この【第8回】6月19日付の記事の話です。


「左利き」を矯正された人でも、とっさのときには左手が動く!?
──あきらかに違う、「左利き」の人の脳の特徴

右利き社会の中で「左利きから右利きに矯正された」大人―(青文字部分は原文からの引用。「矯正」という言葉の使用についてはサイドバー等をご参照ください。)

周囲に、子供のころは左利きだったはずなのに、大人になって右利きに変わった人が1人や2人はいるのではないでしょうか。その多くは親に注意され、左利きから右利きに矯正されたケース。親としては、左利きだとなにかと不便だし、箸を左で持つのはみっともないと考えるからです。

そういう人では、「日常生活では確かに右利きなのですが、危険に直面したときや、気が動転した場面では左利きに戻ってしまう」といいます。

これは、「...脳の内部ではまだ左利きのため、とっさのときには本来の左利きが顔を出すと考えられています。」

ということで、脳の構造の話が出ています。
いわゆる言語機能がどちらの脳半球にあるかという話です。

詳細は省略します(詳しくはサイトをご覧ください。)が、左利きの70%は右利きの人と同じだが、少なくとも左利きの人の30%は、「あきらかに右利きの人たちとは異なっている」といいます。

そして、「左利きから右利きに矯正したとしても」、とっさの行動において左利きが顔をのぞかせるのは、このような脳機能の所在が変化しないことが原因である、と締めくくっています。


まあ、左利きに興味のある人なら既存の知識の範囲だろうと思われますが、右利きの人には初耳という方も多いかもしれません。

(個人的には、一部の表現には“異論”がないわけではありませんが、)こういう記事を通して左利きについて知る人も多いのではないかと思い、ここに記録しておきます。

※本稿は、gooブログ「レフティやすおの新しい生活を始めよう!」に転載しています。

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*『R25』ランキンレビュー「右利きが左利きより多いのはなぜ?」でコメントが紹介されました! 

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