4月6日産経新聞の左利きの投書
4月6日の産経新聞朝刊の読者の投書欄「談話室」に、左利きについての投書が掲載されました。
地方によって掲載されるものが異なっている可能性があるので、(大阪版)と書いておきましょう。
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43歳のお母さんの投書です。
ご自身左利きで小さいときはご両親や周りの人が右利きにしようと必死だったそうです。
学校でも左手を使おうものならすぐ注意された。消極的になり、自信を失った。人前で字を書くのが嫌いになったそうです。
でも、それほど辛い思いをしても、今でも左利き。
で、10歳の息子さんも左利き。
息子が左利きと分かってうれしかった。左利きは「個性」。その芽を摘み取ることなく、のびのび育って欲しい。息子は今まで嫌な思いをしたことがないようだ、という。
「まだまだ不便なことが多い世の中だが、息子といっしょに自信を持って生きていきたい」、と結んであります。
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私には、非常にうれしい投書です。
皆さんがこのような考えを持っていただけるとよいのに、とつくづく思います。
ある程度年配の左利きの人なら、大なり小なり似たような経験のあるお話です。
しかし、今でもまだまだ理解が足りないとしかいえないような大人が少なくありません。
私の場合は、小学校入学時に母親が先生に相談し、左利きのままでよいという助言を受け、以来左手で生活してきました。
人は、本来の自分の姿で生活するのが一番快適です。
相田みつをさんの言葉にあるように、トマトはトマトでいいのです。
メロンにならなくてもいいのです。
嘘偽りのない、素直な自分であれれば、最高です。
お互い、自信を持って生きてゆきましょう!
※本稿は、gooブログ「レフティやすおの新しい生活を始めよう!」に転載しています。
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