堀ちえみは左利き?!
人間ひとつ悪い、痛いところがあると、何も手に付かなくなるものです。
メルマガの原稿書きに忙しかったというのも事実ですが、それとは別に、口の中に傷ができたようで、ものを飲み込むときに痛くて唾も飲み込めないような状況でした。
きょうでもう一週間ぐらいでしょうか。ようやく普通に飲み食いができるようになってきました。
やれやれです。
先の三日ほどは、食事のたびに頭を抱えるほどの痛みでした。
さて、そういうわけでごぶさたの更新になっています。
そのうち書こうと思いつつ、いまだに書けずにいる左利きの記事について、ボチボチと書いてゆきましょう。
まずは、もう旧聞になってしまいましたが、堀ちえみさんの話題から。
* 堀ちえみは左利き?! *
タレントの堀ちえみさんが産経新聞(大阪版・夕刊)に連載中のエッセイ「きょうの空模様」の4月7日分「右腕がピンチ!」で、左利きのお話をされています。
幼いころは左利きだったらしいが、当時は右利きに矯正しなくてはいけないというのが一般的な考え方だったので、早いうちに母親が治したらしい。でもその名残が時々、私の頭の中で混乱を起こす。
例として、独楽回しの紐の巻き方が逆でうまく回せなかったことや編み物がうまく編めないことをあげています。
また、子供さんも五人のうち男の子二人が「完全に左利き」で、娘が「両方利き」だといいます。
私は、自分の経験上、無理に右利きに矯正しようとは思わなかった。左利きだと生活していくうえで多少の不都合はあるかもしれないが、今では左利き用の便利な道具もたくさん売られている。私のように本来左利きとして生まれてきた体に右中心の動きを強いると、必要以上に手に力が入り、今回のようなことになってします。
右腕が使い痛みだというのですが…。
*
ご自身の経験に基づき、左利きに対する考えがしっかりされていて、左利きのお子さんをお持ちの世の親御さん方にも勉強になるのではないでしょうか。
皆様にもぜひ一度目を通していただきたい文章だと思い、紹介させていただきました。
これは私の勝手な推測ですが、多分ちえみさんは、左利きの女性にときに見られる、右手使いになじみやすい左利きの度合いがゆるやかなタイプだったのでしょう。
女性の場合、左右の両脳の機能分化が男性に比べて比較的ゆるやかで、左利きの度合いがきつくなく右手使いになじみやすい人もいる、といわれています。
ちえみさんのお子さんの場合も、男の子二人が「完全に左利き」で娘さんが「両方利き」ということで、どうやらその傾向が見られるようです。
ちなみに、左利きの成因としては、このような家族性の遺伝に関係すると思われるものと、病理的成因と呼ばれる、妊娠中や出産時のトラブル(障害)による、非家族性のものとのふたつがある、という説が有力とされています。
※本稿は、gooブログ「レフティやすおの新しい生活を始めよう!」に転載して、gooブログ・テーマサロン◆左利き同盟◆に参加しています。
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