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2005.11.10

「利かず腕」鍛えましょう―平成10年の産経新聞から

kikazuude
これは、平成10(1998)年の6月17日(水)の産経新聞の朝刊に掲載されていた「編集部から」という囲み記事です。

実は今、色々な資料を整理しているところです。
メルマガを始めて感じたのですが、少しはまとまった文章を書こうとすると、やはり資料が必要です。
そこで手持ちの資料の整理を始めたわけです。(そのうち、ホームページ『左組通信』で「左利き資料室」というページにまとめてみようかと思っています。いつになるかわかりませんが…。)

一応十五年に渡ってコツコツと集めた資料があります。集めたというよりは、偶然手に入れたものを自然にプールした、というところです。たいしたものはありませんが、ここに紹介するのもそんな断片のひとつです。

* 「利かず腕」鍛えましょう―「編集部から」:産経新聞 平成10(1998)年6月17日 *

で、「利かず腕」って何? というと、それは非「利き腕」を表すこの記事の筆者(O)氏の造語です。
すなわち、右利きの人なら左腕、左利きの人なら右腕、ということになります。

「利き腕の支援腕(バックアップ)」として、折を見て鍛えておきましょう、という提案です。若いときから心がけていれば、事故や病気など、いざというときに役に立つというわけです。

さっそく「利かず腕」をテストしてみると、

(1)はしを持てるほどの器用さがない。
(2)右手ほどに重い物を持てず、瞬発性もない。
(3)持続力がなく、疲れやすい。

なかでも、(3)が意外でした、という。

このテストを通して、

左利きが社会施設に対して日常感じる不便さ、半身不随になった高齢者のリハビリの大変さも体験でき、やさしい福祉社会づくりへのヒントをいくつか得ました。
ぜひ、お試しを!
とあります。

*

既に7年が過ぎています。
この記事を書いた(O)さんはその後どうしてらっしゃるのでしょうか。
少しは「利かず腕」を使えるようになられたでしょうか。
それとももうこの記事のことなど忘れてしまわれたでしょうか。

また、この記事を読んだ人の中で、実際に「利かず腕」を鍛錬した人はどれぐらいいらしたでしょうか。

さて、あなたもきょうからチャレンジしてみます?

※本稿は、gooブログ「レフティやすおの新しい生活を始めよう!」に転載して、gooブログ・テーマサロン◆左利き同盟◆に参加しています。

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