トラックバックについての疑問
最近私のブログにも、ちょくちょくトラックバックが来るようになりました。
それ自体はうれしいので、先方の記事を見に行きます。
で、一渡り読んでみても、まったく私の記事についての記述がありません。
もちろん、リンクもありません。
まったくの一方通行です。
こういうものがいくつか来ています。
(世の中には私以上に粗忽な方がいるようで、昨日などは、同じトラックバックを11本も打って来られた方がいます。かわいそうかもしれませんが、しばらく恥を晒してもらうことにして、放置しています。)
内容をみると、こちらの記事に対してかすってはいますが、少し遠いものもあります。
もちろん有意義な情報を盛り込んだ関連性の高い記事もあります。
それにしても、トラックバックに対する考え方が異なりすぎています。
トラックバックって一方通行でいいんでしょうか。
自分の記事からトラックバックした相手先に行けないのでは発展性がないように思うのですが。
自分の記事は読んで欲しいが、トラックバックした相手の方には行かなくてもいいということなのでしょうか。
それともトラックバックしてもらった方は、トラックバックを打ち返してそれで相互通行可能になる、そういう新しいルールが確立されたのでしょうか。
トラックバックした相手の記事に対するプラスアルファの情報が、自分の記事なのではないでしょうか。それなら、トラックバックした相手に対してのリンクがあってよいのでは、と思います。
それでこそ、ブログのトラックバック機能の良さではないかと思うのですが。
私の考えが間違っているのでしょうか。
―以上の文章は、実は以前に書いてあったものに少し手を入れたものです。
3月3日に届いた「ココログマガジン ☆ 2005年3月号」に「特集:トラックバックのマナーについて」という記事がありました。
ここに、私の疑問に答えるような文章が出ています。
「正しい使い方」とは、自分が記事Aに関連した記事を書いたときにだけ、記事Aに対してトラックバックを打ち、なおかつ自分の記事の中で、記事Aについてのリンクを貼る、という使い方です(よく勘違いする人がいますが、トラックバックを打っただけでは、自分の記事から記事Aへはリンクは貼られませんので、必ず記事中に自分で記事Aへのリンクを貼ってください)。
「間違った使い方」とはその逆、全く関連のない記事に対してトラックバックを打ち、なおかつ自分の記事の中で一切記事Aについて触れないことです。
また、こうもあります。
「正しい使い方」をすれば、事同士が意味で繋がっていき、より深いテキストを構築することができます。これは記事Aの作者にも意味があることだし、記事Aを参考にして書いた他記事にも意味があることですね。
しかし、「間違った使い方」をすれば、記事Aの作者にとっても、その読者にとっても、そしてインターネット全体にとっても不愉快な自体が発生してしまいます。
私の場合はそれぞれ少しでもかすっているので、それはそれでよし、と思います。
しかし、こういうことが続いてくると、正直いい気はしません。 (>_<)
―ということをお伝えしておきましょう。
*
さてさて、ここまで書いたところで、一言注を。
実はこの文章も、かなり前に書いたものです。
その後もずっと悩んでいます。
トラックバックについて調べてみると、ブログについて書いた初心者向け解説書でもブログ・サービス各社のブログに関する説明の中でも、その使い方の説明がかなりあやふやです。
先のココログ・マガジンの記事のように、明確に相手記事への言及とリンクが必須、と書いているものの方が稀になっているようです。
あるサービス会社のように、関連記事を投稿したよという通知機能、と説明している方が大勢を占めているような気がします。
(長い目で見ればどうなるのかは不明ですが、短期的にはアクセス数アップが見込めるこの方が、サービス会社の勢力拡大には都合がいいのかもしれません。)
このように教えられた人が、一方通行トラックバックを打つのは必然でしょう。
というわけで、悩んでいます。
勇気を持って「間違い」を諭すべきか、大勢に従うのか。
To be, or not to be … that is the question. と言うハムレットの名言を思い出してしまいます。
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