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2004.09.22

歯磨きは両手で―ラディアス歯ブラシ右手用左手用

歯医者さんに行って歯を診てもらったときに、「あなたは左利きですね」と指摘されたという方がいます。
どうして利き手がわかるのかというと―。
人はたいてい利き手で歯ブラシを持って歯を磨く。ところが利き手と反対の側の歯は磨きやすいが、同じ側は磨きにくい。そのためそちら側には歯垢が残り虫歯になりやすい。そこで虫歯のある方が利き手だろう、というのです。 
 
歯の健康はそのままからだの健康につながり、脳の健康にもつながる、というのは9.15の記事「『脳を探検する』久保田競」で紹介した本のなかにも書かれていました。

歯がなくなると噛む力が低下し、それにより消化不良から体力が低下します。また歯並びが悪くなると発音が悪くなり、コミュニケーションがうまく行かなくなります。すると脳も使われ方が少なくなり、脳力が低下する。

というわけで、歯を磨くときはできるだけ両手を使って、それぞれにブラシを持つ手と逆の方の歯を磨くのが良いそうです。左側は右手で右側は左手で。

さて歯ブラシはどういうものが良いのかというと、硬いものはダメでやわらかめの毛で軽く磨く方が良い。あまり力を入れて磨きすぎると、歯の表を覆っているエナメル層を削ってしまってかえって虫歯を作ってしまうというのです。
また柄はよくしなるもので必要以上の力を入れても吸収してくれるものが良い。またブラシはオーヴァル型で複数の歯と歯茎を同時に磨ける大型のものを使えば作業時間の短縮にもなるので良いそうです。

そこでアメリカ製のラディアス歯ブラシRADIUS TOOTHBRUSH SERIES というのが良いといいます。

これは「左利き用品」としても昔からよく紹介されてきたものです。
radiusmg.jpg
『モノ・マガジン』1991年4月2日号 <左利き特集号>の記事と『LEFTHANDER MAGAZINE』カタログ

実は(当然ながら)左手用と右手用があり、それぞれ利き手に応じた形に作られています。手に持ったとき、歯の面と理想的とされる45度の角度になるように設計されているという優れものです。また柄が弾力のあるゴムで、歯に負担をかけないつくりになっています。

右手用左手用の両方を買い揃えて、左右の手を使って(右脳も左脳も刺激しながら)歯を磨き、歯と脳の両方の健康を促進させましょう!

* ラディアス歯ブラシ「SCUBA・Z」一般用、「ラディアスキッズ」子供用
輸入元:株式会社メッカ > アスレティックケア用品 > Radius 歯ブラシ 

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