第5回アンケート「左利き?と思うのはどんな仕草ですか」の結果発表
大変遅くなってしまいましたが、私のもうひとつのサイト「レフティやすおの左組通信」の表紙で毎月行っている(正確には4週毎に新しいものに変わっている)アンケートの前回、第5回「左利き?と思うのはどんな仕草ですか」の結果を発表しておきます。
―結果発表― 実施期間2004.6.20-7.17(28日間) 投票総数:31
1 | 字を書く | 16 |
2 | 箸を使う | 8 |
3 | ハサミ、ナイフや包丁などの刃物類を使う | 1 |
4 | (ものを)手渡す、差し出す、(ボールなどを)投げる | 1 |
5 | (ものを)取る、受け取る、拾う | 2 |
6 | (ラケット・棒などを)振る、(かなづちなどを)打つ、叩く | 0 |
7 | (タオルや雑巾などを)絞る、(紐などを)よる、(針金などを)ひねる、ねじる | 0 |
8 | その他(具体的にお書きください) | 3 |
結果を見ると圧倒的に「字を書く」が選ばれました。
ほぼ過半数を占めています。
これは日常の生活で比較的多く目にする行為で、しかも目立ちやすい行動でもあるから当然だったかもしれません。
箸を持つことは食事の機会に限られるわけで、どんな場面でも目にする行為というわけではありませんし、その他の行動も、一瞬に終わってしまうと気がつく暇がないということになります。
なんとなく身のこなしで、という答えが「その他」としてありました。
利き手の判定、判別という観点から見れば、この辺が案外一番確かかもしれません。
橋使いにしろ、字を書くという行為にしろ、左利きの人は右手を使うように教えられる場合があります。
(昔はこれを左利きの「矯正」と呼び、左手を使いことを悪いこと、いけない行為、無作法な、あるいは見苦しい行為と考え、改めさせることが正しいこととされていました。)
そこで私は、人から教えてもらって身に付ける行為に関しては、利き手の判定からははずして考える方が良いという意見です。
あくまでも自然に振舞う行為の中から利き手を見定める方が良いと思います。
私の予想としては、上から順番に減った行くかな、という感じを持っていました。
一応は利き手判定テストの類を参考に、選択肢を考えました。そのときに利き手判定の要素として、重要度の高いとされている行為を順に取り込んで見ました。
意外に「刃物類」の票数が少なく感じました。左手・左利き用の刃物類の普及率がまだまだ低く、仕方なく右手を使用する人もいるということでしょうか。
もちろん、人前で包丁等を使う機会が少ないということもありましょう。
また、日本料理では右手で包丁を使う用に指導されるそうです。
昔、左利きのなのに右手で包丁を使う練習をしている板前さんを見ました。よく手を切ってしまうのだと嘆いていました。
私個人としては、向きが一定にそろっていればお造りがどっち向きでもかまわないように思うのですが…。
左利きのお寿司の職人さんとお話したときも、いわれなければ、握りの並べる向きなどもまったく気がつきませんでした。
右利きの職人さんのものといっしょに並べるとすぐに気がつくよ、というお話でした。
*
「レフティやすおの左組通信」ではただいま第6回アンケート「生まれ変わってくる時は右利きor左利き?」を今週いっぱいまで実施中です。
次週からは引き続き、第7回アンケート「左利きでも字は右手で書くべきか?」実施の予定です。
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