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2004.06.05

第3回アンケート結果報告「左利きの子に右手使いを試みるべきか否か」

遅くなりましたが、第3回プチアンケート「左利きの子に右手使いを試みるべきか否か」結果報告です。

実施期間:4月25日~5月22日(4週間) 
投票総数:54(右:8/左:44) 絶対賛成:0、積極的賛成:5、消極的賛成:28、絶対反対:21

1 (右利きの人)絶対賛成―必ず成功する、やるべきだ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0
2 (  〃  )積極的賛成―積極的に試みるべき、ダメでもともとできればプラスになる・・・・・・・・・・ 1
3 (  〃  )消極的賛成―基本的には反対だが、現状では試みるだけなら否定はしない・・・・・・・ 6
4 (  〃  )絶対反対―プラスにならない、成功しても失敗しても問題が残る、自然に任せるべき・ 1
5 (左利きの人)絶対賛成―必ず成功する、やるべきだ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0
6 (  〃  )積極的賛成―積極的に試みるべき、ダメでもともとできればプラスになる・・・・・・・・・・ 4
7 (  〃  )消極的賛成―基本的には反対だが、現状では試みるだけなら否定はしない・・・・・・・22
8 (  〃  )絶対反対―プラスにならない、もし万一成功しても問題が残る、自然に任せるべき・・・20

回答別では「消極的賛成」が最多です。

利き手別に見ると、右利きの人では「消極的賛成」が多いのに対し、左利きの人では「絶対反対」とほぼ同数になっています。

左利きの人の意見によると、右手使いに成功しても、弊害を感じる人が少なくありません。中途半端は両手使いになり、新しいことを始めるときにどちらの手を使うべきか迷う、とっさに右左の区別がつかないなど。無理な「矯正」は心身ともに弊害があると訴える方もいました。

賛成意見は、両手が使えることは便利で、挑戦してみる価値がある、というもの。

―まとめ―
・基本的には、右利きであれ左利きであれ、自然に任せてそれぞれの利き手を生かすべきである。
・左利きといっても、両利き的な要素を持つ人もあり、利き手を判別する意味で右手使いを試してみても良いのではないか。
・現状の右利き偏重社会ではもし右手が使えればそれに越したことはないし、両手が使えれば便利である。
・試す場合は訓練ではなく、遊びの一環としてみんなで楽しんでやるのが良い。もし、本人が嫌がる場合は即座に止める。
・右手使いができるようになっても、それなりに悩みの種がある。

何かのお役に立てれば幸いです。

*アンケートの詳細ならびに私の意見は「レフティやすおの左組通信」〈左組〉「左組通信2」をご覧ください。

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